2013年10月21日(月) 【発達障害について】

 本日は、朝一で、千両街道で街宣。遠くに台風接近中ということですが、久々に、少し暑い日になりました。

 詳細を書くことはできませんが、ご関係の方々や関係機関等と発達障害についての会話が多い一日でした。夕刻には、内尾グラウンドについても。
 ともかく、いずれも、少しでも、話が前に進んでいかないといけません。


 特に、早期に確認されなかった場合、発達障害に、保護者が気がつくのが、10歳ごろが多いにしても、ここがスルーされて、そのまま中学校に進んだ場合には、保護者も本人も、そこからの対応に苦慮する事態が散見されます。

 かと言って、第三者からの指摘により、支援センターや児童相談所に相談いくということは、保護者にとっては、たいへんな勇気がいることです。非常に動きがとりにくくなります。

 やはり、3才児検診はもちろん、もはや、一斉に、検診を受けるような場面がいるのかもしれませんし、あるいは、親子手帳に明確に記載するなど、通常起こりうる課題としての意識付けが、早ければ早いほど良いと思います。しかも、そのことへの対応は、保護者のみならず、地域や一般の方々にも周知される必要があります。
 加えて、グレーゾーンということで、就学前に、確認できないことも多く、それも複数回、行われる必要があると思います。


 また、特別支援学級の充実ということもあるのですが、むしろ、特別教育支援員の増員確保が重要なように思います。
 専門性やプライバシー等の問題もあり、この部分を地域の方に委ねるというわけにはいかず、やはり、きっちりと制度として、ある意味、先生方を支援することが急務です。


 また、特に、私学に、発達障害傾向のある子ども達が進学しているケースも多々あり、今後も、その増加が予想されます。
 私学において、財政措置をもって、特別支援教育の研修・支援員の確保なども、やはり、制度として行っていく時期が来ていると思います。

 さらに、人権教育といった場合に、発達障害については、ごく身近に起きている、ひとつの考えるべき課題になると思います。

 いずれにせよ、一義的には、保護者、さらに、学校等の公的機関への支援は、欠かせないと思います。対応が遅れれれば、遅れるほど、問題が大きくなっていくこともあり、それも、できるだけ早くです。


 海援隊=『思えば遠くへ来たもんだ』
  http://www.youtube.com/watch?v=cprCkQW7XoA

Copyright (c) 2013 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp