2013年5月21日(火) 【障害のある人の所得向上】 | ||
それにしても、本当に暑い一日でした。
4月から、「国等による障害者就労施設等からの物品の調達の推進等に関する法律」に基づき、「障害者就労施設等からの物品等の調達の推進に関する方針」が、策定されました。 知事部局から全出先事務所に至るまで、障害者支援施設、就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所等が供給する物品及び役務について、昨年度に調達した実績額を上回ることを目標にしています。 ちなみに、昨年度の県の調達実績は、56万9595円です。 なお、4月1日現在で、県内の障害者支援施設は、48。地域活動支援センターが、81。就労継続支援A型事業所が、90。就労継続支援B型事業所が、133。 障害者雇用促進法の特例子会社が、4社。 これに関して、平成24年度7月策定の「岡山県工賃向上計画」も改定し、調達方針を盛り込んで、「岡山県障害のある人の自立に向けた所得向上計画」と計画の名称が変わります。 ちなみに、平成23年度の工賃実績は、就労継続支援A型事業所で、6万6880円(全国平均が、7万1513円)、就労継続支援B型事業所で、1万1077円(同1万3586円)です。 今後、具体的に、岡山県セルプセンターの機能強化や、専門家派遣、研修会開催、農作業分野での受託作業等の拡大、販路の拡大、市町村への働きかけ、経済団体等との連携・協力の推進を行っていくということですが、やはり、物品及び役務について、ある意味のミスマッチの解消は必要になってくると思います。 しかし、一方で、福祉の視点を絶対に忘れることはできません。 いずれにせよ、知事部局から全出先事務所の需要は何か?具体的に、障害者支援施設、就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所等が供給できるものは何か?そこを明確にして、すり合わせる必要があると思います。 具体的には、情報が集約されたサイトの立ち上げを行政が行うということは、あってしかるべきだと思います。 夜には、一般財団法人に移行する桃太郎少年合唱団の理事会。重任ということで、ありがたいような申し訳ないような気持ちです。 桃太郎少年合唱団=『今 始まる』・「あしたの灯」より(第50回定演) http://www.youtube.com/watch?v=8IHnucNdkNU | ||
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