2012年9月29日(土) 【険しいが希望の山】 | ||
今朝は、議員ではなく、岡山ライオンズクラブ会長として、県立聾学校体育祭に、お邪魔しました。
なるほど、校歌で歌われているように、登って行く山の険しさは、想像しきれないものがありますが、それは、可能性が溢れる希望の道です。実に多くの勇気と課題を頂戴しました。 実は、最近は、聾学校という言い方も、全国的にはなくなってきていて、特別支援学校の形に変わっきています。 しかし、その反面、障害の特徴に、きっちりと対応する専門性のある学校の重要性は、むしろ、益々高まっていると思います。 もちろん、特別支援学級が、あるのですが、就労ということを考えると、やはり、特別支援学校、さらには、聾学校の役割は、極めて重要です。 特に、全県学区で、寄宿舎生活を送る子供たちも多く、幼児部からですと、14年間この学校で過ごす子供たちも、少なくありません。 一方で、保護者の方の支援も必要です。子どもが、6年生ですから、もしも・・と、重ねて考えます。現在は、人工内耳等も、進歩してきていますが、たとえば、音のない世界というのがどういうものなのか、我々は、想像はしても、本当には理解できないと感じます。 それでも、少なくとも、能力や個性をきっちりと活かせるような、機会の平等を確保する・・・政治に、それがどこまでできるのだろうと・・・いろいろ考えながら拝見させていただきました。 それにしても、耐震構造化などが、県立学校の中でも、最後になってしまうのが、本当に申し訳ないです。 また、生徒数よりも先生の数の方が多いという状況ですが、やはり、その指導においても、経験、熟練が必要でしょうから、3年ぐらいで転勤になるということで、どういった影響が出るのか。 あるいは、10年以上同じメンバーで育っていく子供たちや保護者の方との関係も、難しい部分があるかもしれません。 ただ、先生方の御労苦も、これはもう、たいへんだと思います。特に、複合的にハンディを背負う子どもたちもおり、先生への支援も欠かせないところです。 なにより、特別支援教育全体にいえることですが、保護者の方々の支援、特に、休日が多いですし、放課後や夏休みも含めての応援が必要だと思います。 さて、迫り来る台風を跳ね返さねば・・・。水位は下がっているか・・・。 今宵は、児島湖水位情報をご活用ください!! http://www.kojimakoinfo.pref.okayama.jp/ 『ボルテスX』 http://www.youtube.com/watch?v=7bUQGFojmEg | ||
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