2006年11月30日(木)【タイトロープ】

 VSCO(被害者サポートセンター岡山)主催の会で、飲酒運転によって肉親を奪われた方々のお話を伺いましたが、あわせて、交通事故によって高次脳機脳障害をもたれた方々の会のお話は、非常に思うところがありました。

 例えば、自分があらゆる法を遵守し、世のため人のため生きていても、ある日、突然、何者かの手によって、一瞬にして、自分あるいは肉親の命が奪われたり、障害を受ける事があるのだということを理解する感性があれば、犯罪被害者支援や障害者自立支援法の問題は、決して、他人事ではないはずです。
 いわんや、老いない人間は一人もいません。

Copyright (c) 2006 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp