2006年5月23日(火) 【老後は故郷で?】

 2時から3時間以上に渡り、産業労働警察委員長の個人レク。各課の課長さんに入れ替わり立ち替わり事業説明を受け、質問するという贅沢な形で、しかし、予定が終わらず、一部後日に。
 機動的な実働の産業振興財団と本庁の関係が、年々分からなくなる感じ。本庁の一部は、リサーチパークに移る方が、組織的にすっきりするのでは?それにしても、委託が多いです。
 特に、2007年問題では、激論。「老後は故郷で」と、リタイアされた方々の岡山へのUターンをいかにサポートするか(就職支援)というのは、一つの大きな課題ではありますが、まずは、県内のリタイアされた方々と企業とのマッチングを最重視すべきでは。
 当面の労働力確保のために、「積極」的にUターンを促す施策というのは、長期的にはいかがなものか?50兆円とも言われる退職金などの団塊マネーを一挙に岡山で放出して下さればという目論見があったとしても、トータルではどうなんでしょう???
 大都市圏では、「出身県民税」として、指定の地方に、幾らか予めまわしておくという手はないものかしら。

 先ほどまで、ある協同組合の研修会で講師をさせて頂き、あれこれと議論。興奮。「国や県の借金が幾らになろうとも、実感として困らない。どうせつぶれないし、行くとこまで行けば、チャラにするんだろう。」という声には、いかように答えるべきか・・・・。これじゃ自己破産のような・・・。
 同時に、岡山市の政令市化、さらには、最後は、15市にという流れで話せば話すほど、「県」は要らなくなります。にもかかわらず、県議会議員定数を積極的に減らさないのはなぜか?

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