2007年11月29日(木) 【二次受傷】

 本日は、生活環境部安全・安心まちづくり推進室の犯罪被害者週間の事業として、県主催の『ゼロからの風』上映会。ちなみに、早稲田大学125周年協賛作品でもあります。
 ちなみに、今年度から、安全安心まちづくりのネットワークづくりで頑張ってきた精鋭の室が、犯罪被害者支援の窓口になっています。

 来年1月に、岡山県幼・小・中・高PTA連合会連絡協議会が、お招きする、飲酒暴走運転による交通事故で、19才の愛息を奪われ、刑法改正による厳罰化に尽力された、鈴木共子さんがモデルの映画です。
 決して安易なお涙頂戴ではなく、加害者の謝罪について、「心がない言葉は、ごみと同じ」という言葉が、胸に突き刺さる、心に苦しい映画でした。これは、加害者だけではなく、一般にも向けられた、被害者の本当の言葉なのだと思います。

 私も、一昨年広島で拝見しましたが、本県では未開催の「生命のメッセージ展」ttp://www.inochi-message.com/の場面には、遺族が多数出演されています。
 知覧とは全く違いますが、メッセンジャーの写真の前で、涙が出ない方が難しいのですが、ある意味、魂が生きている芸術作品でもあり、この催しを開くのは、中途半端な気持ちでは無理です。

 それにしても、仮に、二次受傷になろうとも、様々な事柄について、全てを受け止める覚悟が要るのは、我々議員かもしれません。

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