2005年5月14日(土)【犯罪としての交通「事故」】

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 本日は、婦人会移動総会の見送りなどさせて頂いて、午後からは、わりと真面目に受講しているVSCO(被害者サポートセンターおかやま)の「犯罪被害者支援ボランティア養成講座」で、交通事故被害者のサポートについて。
 平成13年には、刑法第208条の2、危険運転致死傷罪も施行されていますが、業務上過失とはいえ、交通「事故」も、れっきとした犯罪であるという認識が必要です。しかし、加害者と被害者の境が非常に微妙で、事故に遭った誰もが、神様を恨むしかないような運のようなものもあります。ゆえに、誰にとっても、本当に辛いものです。
 特に本日は、県警の方も来られ、特に重大事件の被害者支援に関して、各県警で導入されている「指定被害者支援員制度」の解説もありました。要するに、警察→検察→裁判所という流れの中で、「捜査」を担当する警察が、一番被害者に近いということです。
 こうした時に、犯罪被害者等早期援助団体に、VSCOが指定されていれば、民間からも支援が可能になります。それを目指した活動でもあります。
 なお、9月23日には、「第2回犯罪被害者支援フォーラム」が、シンフォニーホールイベントホールで開催される予定です。
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 cf.交通事故について

    ※誰でも、加害者にも、被害者にもなります。
      特に、交通の結節点、道路の不備、運転手の低いモラル
      の本県は、非常に危険です。

 昨年度 全国では、95万2000件強の交通事故が発生。
      うち死亡は、7358人(24時間以内の死亡)。
      うち負傷は、118万3120人。
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   同  岡山県では、2万1000件強の交通事故発生。
               一日平均58件。
      うち死亡は、159人(24時間以内の死亡)。
               さらに、30日以内に31人が死亡。
      引き逃げ事故 198件。
      交通事故による司法解剖 16件(全部で230件)。
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   人口10万人で比較すると
      岡山県の死亡事故発生率は、全国14位(1位は三重)。
        同   人身事故発生率は、全国 5位(1位は香川)。

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