2012年4月1日(日)
【岡山県は、「きびだんご県」に!!】

 旧年度中は、たいへんにお世話になりまして、誠にありがとうございました。本年度も、どうかよろしくお願い申し上げます!!

 今朝の京橋朝市も、好天に恵まれ、多くの方のご来場でしたが、一方で、南海トラフ地震については、新聞各紙に出ておりますように、想定が変わります。

 もっとも、昨夏、岡山県独自の想定をしており、国の防災会議からの詳細な想定もこれからですので、ハード面の施策は、これからの感は否めず、まずは、防災意識を高める必要があります。


 ところで、向かいの香川県が、「うどん県」になり、高松駅名論争に発展しながらも、うどんだけじゃねーぞ!!と、全国発信の一つの話題提供になっています。

 また、広島県は、『おしい!広島』ということで、イメージ戦略を図ろうとしています。
 以前には、函館がインターネットを上手く使った観光施策で注目され、彦根の「ひこにゃん」などは、もはや、カリスマ的スターといえるでしょう。

 この点、岡山は、後塵を拝していました。インパクトの強い全国発信をという声が強くあります。


 そこで、岡山県としては、この度、観光戦略上、「きびだんご県」と改名することになりました!!
 観光振興審議会の議論の中では、「桃太郎県」という声も根強かったのですが、インパクトでは、「きびだんご県」の方が良かろうということになりました。

 ひとつには、桃太郎発祥の地論争が予想される中、きびだんごは、どう考えても、吉備の団子だろうという強みがあるということが、理由です。
 きびだんご業界は、大喜びだと思いますが、むしろ、岡山の食文化全てのアピールに、つなげていきたいものです。


 キャッチフレーズは、『平成の鬼退治!!岡山に、ついてこられぇ!!』ということらしいのですが、これについては、「ついてきんちゃい!」だろうという、県北代表からの反対もずいぶんありました。

 噂では、知事が、桃太郎の格好をして、観光宣伝に一役買いたいということらしいのですが、ここでは、やはり、ももっち、うらっち、いぬっち、さるっち、きびっち等を前面に押し出すほうが良いと思います。秋には、知事選挙もありますので、あまり生々しいのはどうかと・・・。




 やはり、ももっちが、全国に、きびだんごをばら撒いて、岡山の力強さをアピールするというようなことになりますが、有名人の起用も考えられます。
 いずれにせよ、詳細は、これからです。

 アピール下手と言われる岡山県民ですから、ここは、思い切って、かなり弾けたアピールをしていく必要もあると思います。知恵の出しどころですね。

 なお、岡山空港を「岡山ももたろう空港」に改名するという話も、かなり煮詰まってきました。


 しかし、それにしても、新年度早々、こうしたニュースが、いつも飛び込んでくるのが不思議です。

 以前は、岡山県に油田が発見されたり、パンダの来岡が決まったり、まったく4月1日という日には、なにかあるのか?と、疑いたくなりますね。

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