2005年6月5日(日)
【投げられたところで起きる小法師かな】

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 さすがに一年でも一番日が長いこの時期、朝起き会に向かう午前5時前にはすっかり明るく、京橋朝市では、既に暑い状況でした。地球温暖化の影響か肥満の影響か、年々暑くなります。
 業界的には、つまりはラフな格好をクールビズと言うのですな。
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 三丁目劇場で開催されている岡山市水墨画連盟会長の安藤秀苑先生のご一門の展覧会で、御年80歳になられる先生の瑞々しい感性とあくなきチャレンジ精神に感動を覚えました。特に先生の溌剌とした書で、水墨画に命が宿ります。
 私の持っていた枯れたような水墨画のイメージは、安藤先生の天衣無縫な彩りを知り、良い意味で、吹っ飛んでいます。

 達磨法師のような小法師(こぶし)の水墨画に寄せられた言葉に、我もかくありたいと思います。
 「投げられたところで起きる小法師かな」



 その後、初めて備中高松の宗治祭を訪ねました。なんと今年が、名君清水宗治候の423回忌です。

 天正10年6月4日「秀吉の水攻め」により窮地にたった宗治候は、城兵の命を救う為、備中高松の地で自刃し、後に、秀吉も、名君を称えたと言い、郷土の誇りとなって、様々な奉賛行事があります。
 備中高松城本丸跡もよく整備されていて、日本史の教科書に出てくる話が、ごく身近にあるということを再認識させられました。

 高松・足守といった地域の方々とは、これから少しずつ馴染んで頂ければ良いなぁと切に思います。


 門前を経由して、取って返して、三軒屋の自衛隊協力会総会には、究極の遅刻。懇親会の閉会の万歳三唱の最後のバンザイにやっと間に合いました。


 そこから、自由民主党青年局の全国一斉街頭活動。駅前と天満屋前で、小田、小倉両県議と私の3人だけの参加でした。
 暑い上に、非常に厳しい反応で、非常に疲れました。

 テーマは、北朝鮮拉致問題ですが、中国の対日感情悪化の高ぶりや、昨今の中国人犯罪がある中で、国対国では言うべき事は言うにしても、共生を歌う岡山県民が、岡山在住の中国や韓国、北朝鮮の方々に、敵意を剥き出しにするような事態は、避けて頂きたい旨を申しました。

 特に、中国とは、競争・協調関係になる以外ないように思います。



 これから、JICAの青年招聘事業、中国青年グループの歓送迎式に、家族で参ります。日中関係が冷え込む中、ホームステイの調整や、警備の必要性まで含めて、様々なご労苦があったようです。

 少なくとも、彼らに、この岡山と岡山の人間に良い印象を持って欲しい、それが、我々の子供の世代の日中友好関係の大切な礎になります。

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