2003年9月2日(火)
【唐突ですが、ちょっとロシアまで】

 さて、お伝えいたしておりましたように、明日より来週半ばまで、「財団法人世界青少年交流協会(森義朗会長)」の「ロシア青少年教育視察団」に、団顧問という形で、参加いたします。

 正直に書いて、ロシアは、ちと遠いな、という感じもあります。

 これは、同協会理事である県議会議長より強い推薦(命令?)を頂いたもので、私自身、同協会からは、2回目の海外派遣になります。旅行というより、視察です。


 同協会は、70年から85年まで、日露青年相互交流事業を実施していました(800名の派遣・受け入れ)が、その後中止。今年は、ロシアにおける日本年で、「日本フェスティバル in モスクワ」が開催されることから、事業再開となったものです。

 モスクワでは、市役所、青少年クリエイティヴセンターや、孤児院なども訪問しますが、建都300年になるサンクト・ペテルブルクも訪ねます。すなわち、エルミタージュ美術館に行くということです。
 青年団の関係の方などが、視察団として、行かれるようです。


 議会直前、総裁選前哨戦、予想される解散総選挙と、たいへんに、まずい時期になってしまいましたが、ロシア派遣というチャンスが、生涯にそうそうあることと思えず、敢えて、無茶をさせて頂きたく存じます。

 やはり、世界のスケールを知り、本物を見て感じ、そこから判断するということが、私は、議員の資質としても大切だと思っています。
 本物を見ているのといないのとでは、全く違います。

 個人的には、リタイアしたから、ゆっくりと海外旅行へというのではなくて、幾つになっても、暗中模索すれども、自分だけの喜び以外のどこかに何かに還元される、そういう旅をしたいと思います。


 ばってん、皆様にも、唐突かもしれませんが、結局、出発当日、あと2時間で、海外渡航の準備をする、しかも、視察内容を明確に勉強できていない、機内で勉強という有り様です。
 私自身が慌てております。

 普通こういうのって、1ヶ月前ぐらいから、どきどきしながら、行くのでしょうが、多分、飛行機に乗ってから、どきどきするのでしょう。いまだに、本当に行くんかい?といった状態です。


 なお、私の携帯電話は、信頼と愛で結ばれた妻が、持っているのでございます。

 「ロシアより愛をこめて」という「こころ」特別版が、あるかどうかわかりませんが、ひとまず1週間お休みさせて頂きます。

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