2001年6月6日(水) 【太平洋の国からこんにちは】

 まるで定期試験の前に『ドカベン』全巻を読み始めるように、一般質問の原稿を書かねばと思いつつ、わざと忙しくするわけです。


 本日は、「太平洋混成団」の「交流の夕べ」に、家族で参加させて頂きました。実は、これは、国際協力事業団(JICA)の「青年招へい事業」の一部分(岡山)を財団法人岡山県青年館、備前市青年協議会、岡山県青年団協議会、岡山市青年協議会が、請けたもので、本日初日になります。
 私は、ほとんど青年団の一味(?)のような形の参加です。

 JICAの青年招へい事業「21世紀のための友情計画」は、開発途上国を対象に実施する技術協力の一環として、ASEANをはじめ、アジア、太平洋、アフリカ諸国などから、将来の国造りを担う青年を我が国に、専門分野別に、1ヶ月間招き、それぞれの分野別について学ぶとともに、ホームステイ受け入れ家庭などとの幅広い交流を通じて相互理解を深め、両国の信頼と友情を築くことを目的としています。
 1984年にスタートして以来、100ヶ国近い国から、およそ1万9000人の青年が日本を訪ねています。


 今回は、昨年に引き続き、太平洋混成団(経済開発)が、東京、広島、福岡、大阪と1ヶ月国内を研修で回るうちの1週間を我が岡山で過ごすのです。
 16才から36才の総勢22名。フィジー、キリバス、マーシャル諸島、ミクロネシア、ナウル、ニウエ、パラオ、サモア、ソロモン諸島、トンガ、トゥヴァル、ヴァヌアツという、なんだか楽しくなる、その実、正直どこだろう?という国の方々が、今日から14日(木)まで、岡山に滞在されます。

 「交流の夕べ」では、私は、昨年に引き続き、怪しげな挨拶をさせて頂き、友紀はサモアのフェレテイさんや、トンガのヴェロニカさんに、抱っこしてもらっての国際交流。
 友紀が、生まれて初めて接する外国の方が、サモアとトンガの方であるというところに、さすがに父親の血を感じます。


 明日は、岡山県庁を表敬し、レクを受けられ、後楽園散策、中小企業家同友会の会員の方と交流、夜は青年とボーリング大会。明後日以降は、ホームステイ、備前焼体験、徳永こいのぼり工場、工業技術センター、瀬戸大橋、倉敷チボリ公園、美観地区などなど周られます。
 青年館の武市さんや、備前市の青年団が、大活躍します。


 私自身も、一昨年のアメリカ、昨年のスカンジナビアと期間は2週間ですが、同様の研修に参加したこともあり、彼らにとっての岡山が素晴らしいものになることをことさら強く願います。

 なにがどうというわけではないのですが、遠い太平洋の島の方が、私たちの故郷を一生の思い出にして下さる、それは単純にうれしいことですね。


 ちなみに、友紀は、しまいにゃ泣き出し(どうも外国の方が彼なりにわかるらしい)、泣きやます妻に、妙に偉大なものを感じた、あほ親父でした。

 なんか、とりとめがない内容ですみません。

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