2011年5月19日(木) 【農林水産委員会スタート】

 本日は、美しい朝でしたが、朝から打ち合わせで結局、街宣中止。
 それにしても、議員定数削減議論ですが、やはり、岡山市から議論を喚起する責務を強く感じます。


 本日は、改選初の農林水産委員会。委員長からヒラに格下げになりましたが、かえってフロアにいるほうが自由?に発言できて、本当に楽しいです。執行部サイドは知りませんが・・・。



 少なくとも、フロアから発言が出ないということはありません。

 本日は、今年度の重点施策事業等いろいろ協議・報告事項がありましたが。私が委員長の時よりも、盛り上がりました。


 まず、私が申し上げたのは、重点施策のうち、ブランド確立輸出促進事業について、新たな販路の拡大として、アラブ首長国連邦=「ドバイ(!)」に、現地要人等へプロモーションに行くという話について、どんな戦略があるのか?ということ。
 売り子という名のトップセールス?で、今年は、中近東まで、知事が行かれたいのは分かりますが、こうした海外戦略について、他の部局との連携、なによりも、中四国との連携はどうなっているのか?そもそも、本当のアラブの大富豪が、現地の百貨店に買い物に行くのか?が、疑問ではありますが・・。

 さらに、東日本大震災の対応について、支援を行うことは当然で、敬意を払うが、農林水産部として、所管の農業施設の安全性のチェックを行ったのか?なによりも、なぜ、農業施設である児島湾締め切り堤防の安全確認を国に強く求めないのか?
 さらに、経済的に間接被害が出ている状況で、農林水産業の経営支援はどうするのか?
 国への緊急提案(要望)も必要だが、県としてすべきことがあるのではないか。

 さらに、耕作放棄地があるから鳥獣被害が発生するのか、鳥獣被害が発生するから耕作放棄地ができるのか、鶏と卵のような話ではあるが、現状の鳥獣害防止対策は、既存の農家を前提にした話である。
 一番都合が良い話は、花き園芸が多い新規就農者が、耕作放棄地で就農し、有害鳥獣対策をしてくれることだが、そのためのインセンティブとなる施策は考えられないのか?
 一方で、障害者自立支援方のからみで、収入を得るために、事業所として、農業を行うことも考えられる。福祉と農業の関係について、どのように考えるのか?



 さて、一方で、本日から監査の仕事も始まりました。

 県庁9階の監査事務局から見る岡山の風景は、絶景。耐震構造もさることながら、この際、県庁を移転して、観光商業オフィスビルにしたら、フロアが本当に高く売れそうです。花火大会も、いけます。

 今日のところは、監査の仕事の説明や確認など。忙しいですが、非常に面白くなりそうです。


 夕刻には、有森裕子さんを囲む会。私も、ハートオブゴールドの会員でありますが、阪神淡路大震災の年が、ボランティア元年と言われましたが、今日どうやって生きていくかが精一杯の景気に国内情勢は、NGO活動、さらにその支援の環境としては、少し厳しいものがあるのを感じます。

 むしろ、世界から助けて頂いている状況に、情けは人のためならず、困った時はお互い様を思い知らされています。しかし、そこには、今までのこうした地道なNGO活動があったということでもあります。

 元気で明るく優しく美しい日本の復興を

 村下孝蔵=『この国に生まれてよかった』
  http://www.youtube.com/watch?v=-XVZtdlrU_U&feature=related

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