2004年12月5日(日)
【NPOの側は、本当に行政と協働したいのか】

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 本日は、朝起き会の後、京橋朝市、その後、○○スポ少のソフトボール招待試合にお邪魔し、家族で、○○中学校体育館で行われている○○祭を訪ね、一人で備前に車を走らせ、「子育てネットワーク in 岡山」に。
 子育て支援のネットワークの重要性もさることながら、NPOと行政との協働のあり方について、コーデイネータの「NPOの側は、本当に行政と協働したいのか」という問い掛けこそまさに、問題の本質のように思いました。成熟した市民による活動を行政が後追い、あるいは、むしろ、管理しようとしているのではないでしょうか。
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 降るんか降らんのか、あったかいんか寒いんか、はっきりせぇというような天気です。
 朝市で、唸るような話を伺ったりした後、勧められ、「黄桜」の河童も、びっくりのRACDAの美しい看板娘カッパの写真入卓上カレンダーを購入。家宝にします。文章も、岡山のさくらももこ。


 さて、この度、「岡山県のNPOとの協働の手引き(素案)」が、発表され、パブリックコメントが募集されています。

 パートナーシップ社会の構築に向けて、岡山県とNPOとがどのように連携していくべきかという基本認識や協働事業を行おうとする際の標準的な手法について県としての統一的な考え方を示すもので、私が、本会議で、作成を求めた物です。

 この手引き自体が、協働により作成され、NPO側の声も良く反映されていて、分かり易く非常に良くできています。ところどころニヤッとするような記述もあり、あぁこれはあの方の表現だな、と分かるような部分もあります。
 そしてあっという間に、幾つかの質問項目を思いつきました。

 本日の交流研究会の中で、コーディネータの方が、「NPOの側は、本当に行政と協働したいんでしょうか?」という問い掛けをされました。
 私は、それがまさに問題の本質だと思います。

 12月1日の公益法人制度改革についてのシーズの勉強会でも、2日の(社)被害者支援都民センターでのお話でも、行政は、結局、市民団体の活動を己の成果のようにまとめる習性があり、何かと言えば、管理して存在価値を示そうとする傾向があります。ある意味、時代から取り残されているのは、行政です。

 自由かつ機敏できめ細かいサービスが提供できない行政が、それができるNPOと協働するわけですが、まずは、NPOに頼らざるを得ない行政自体の反省から始めて欲しいものです。

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