2004年5月23日(日) 【NPOシンポ盛会御礼】

 拉致問題の成果に関わりなく、本日は、一日中喋り続けていたような気がします。
 まずもって、NPOシンポに起こし頂いた皆様とご協力を頂いた方々に心の底から感謝御礼申し上げます。


 早朝の○○のスポ少招待ソフトボール大会では、子ども達のプレイを見ながら、移転になったいずみ町交番やスーパー防犯灯、国体の民泊、総合的な学習の時間における英語教育や地域との連携、地域防犯体制、小一グッドスタート事業(補助教員)、来年度からの小学校学区の弾力化、中心市街地活性化等々の様々な話題を本部テントの中で。
 非常に楽しい時間です。

 現地・現場の声をお聞きするには、取材するような気持ちが重要です。実は、「文教委員長ですから県政に速やかに反映させます」などと、己惚れたことを抜かしながらなのですが・・・。

 ちなみに、いわゆる規制緩和で、通う小学校を隣接学区からも選べるとすれば、○○(○○中に進学)は希望が多そうに思います。抽選?になるのかどうかですが、クラス編成や教員加配で、人数が読めないというのは、現場は、かなりたいへんになりそうな弾力化施策です。



 少し詰め込み勉強をして、昼食で打ち合わせ後、「これからのNPO・NGO並びに市民活動を考えるシンポジウム in 岡山」。

 100名以上の皆様に起こし頂き、様々な議論があるも、時間が足りない!!シンポジウムのコーディネーターとしては、反省しきりですが、おもしろかったです。
 風通しの良い自民党としては、是非、2回目が欲しいところ。
 もう少しという感じが残ったところが良いところ?

 ある意味、専門的な分野だけに、一般受けしないのは否めませんが、非常に有益な議論を頂き、閉会後の歓談を含めて、本当に勉強になりました。また、多くの課題を頂戴し、速やかに対応させて頂きます。
 中央の課題については、NPO法生みの親である熊代代議士が頑張って下さいます。


 特に、長野県で検討中の「県税使途指定制度」(納税者が、個人県民税の1%程度を支援したいNPOを指定して、県に出させることが出来る仕組み。選択的納税制とも言えると思います。)について、また、「新世紀夢づくりプラン」の認証NPO数値目標の200を越えた今、「新総合福祉ボランティアNPO会館」で、今からNPOインキュベート施設を作る意味はなんなのか、また、建設はPFI方式による同会館の事実上の管理主体(とりわけNPO部分について)はどこなのか、さらには、同会館が、新規のNPOを重視するなら、「ゆうあいプラザ」を引き続き、NPOサポートの中核施設として利用できないか、シンポで出なかった歓談の中のこれらの課題は、たちまち、6月定例会に運びたいと思います。


 少なくとも、「認定NPO法人の要件緩和」に加えて、「公益法人制度改革」については、一つのテーマとしてのシンポジウムを党中央がしなければ、県連か、青年局でやらなくてはいけないと思います。
 この場合は、NPOはもちろん、公益法人の皆様に声を掛けさせて頂くことになります。

 また、県議レベルで、NPO、NGOの方々との勉強会、懇談会の必要性も感じております。

 さらに、文教委員長として、NPOへの学校施設開放というテーマを頂戴致しました。


 本日のシンポジウムをまとめれば、

 「協働のルール(ルール造りの段階から協働が必要)」が重要になる補助金に絡んだご依頼も多かったですが、「信頼性の確保」のための「情報公開」を前提に、自主財源としての「寄附文化の醸成」(所得控除か税額控除かという大問題がありますが)あるいは、「市井の金融機関の融資の指導」さらには、「企業との連携」といった問題も含めて、いかにNPOが、「自立」し、「自律」するか、まさに量から質が問われる段階に入りました。

 その中で、自民党が、地方と国とが連携し、あるいは、我々若手と地方が、上と中央を突き上げながら、支援施策を推進させて頂きます。

 と、いうことになると思います。


 オカニチさんは、自民党の特に若手の動きに注目して下さっているようですが、このところ自民党若手県議の中心になって、私自身やりたいことをやらさせて頂いちゃってます、という感じがあります。多分、暴走気味です。

 はっきり言って、最近の自民党県連は、地味ながら元気が良いです。なにしろ、県連の二人の若手職員が、特に、頑張っちゃってます。非常に良いことです。

 選挙対策がどうというより、佐藤真治がいないと県連もやってないだろうな、というような政策的な事は、もはやかなり楽しんでやっているように思います。
 良かった。良かった。



 さきほどまで、心情的に非常に近しいある壮年の会で、「縁(えにし)」と題して、県政報告というよりも、私自身の「人となり」を語らさせて頂きました。
 私なりに、政治を語る前に、人間を語らさせて頂くという絶好の機会でした。親父が死んで、そういう話が、できるようになったというより、したくなったのかもしれません。
 特に、今日は、ほとんど政策等について触れませんでした。

 なぜ、自分が政治の道を行くのかは、やはり、自分が歩いて来た道から、お話させて頂かなくていけません。
 そういう意味では、型通りの県政報告ではない、こういう機会を本当にありがたく思います。

 39歳の自叙伝は、あまりに早すぎて生意気ですが、私は、政治に携わるということは、己の生き方そのものであるように思います。政治を語るということは、生き方を語るのと同義です。


 今日も非常に心地良く、大変に疲れました。
 良かった。良かった。

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