2001年4月21日(土) 【NPOのための会計】

 本日は、岡山ろうきんNPO支援フォーラム「NPOのための会計基礎講座」に出席させて頂き、会計について学びました。
 労金ビルというイメージから、自民党的には、いろいろ思うところもあるのですが、労組や生協のメンバーの協同組織の金融機関という理念通り、ことNPOに関する支援は、極めて高く評価されてしかるべきだと思います。

 とりわけ、岡山ろうきんNPO立ち上げ助成制度、NPO法人向け融資制度など、民間の金融機関としては、先駆的な非常に素晴らしい取り組みであると思います。

 さて、会計ということですが、実は、財務諸表もまともに読めないのに、なんで財政が論じられるのかとかねがね思っていたのです。とりわけ、ボランティア、NPO団体の活動で一番重要なのは、会計であるとわかっていながら、自分が分からないので、言及しなかったのです。

 また、民間通所作業所に対して、岡山市が会計面の不備を理由に、補助金について、見直し検討をしているような話も伝え聞いております。

 この点、パソコンのソフトの活用で、ずいぶん楽になるという印象は受けました。ただいかんせん、法律の不備というか、NPO法人の税制優遇と、法人税法の足並みが揃っていないのは、やはりかなり問題だと思います。
 また、行政の支援も、やはり必要に感じました。


 いずれにせよ、個人的には、あまり馴染みのない岡山労働金庫さんですが、誠に時機を得た素晴らしい企画であったと思います。ちなみに、企画協力は、NPOミーツ。こちらの動きも、お見事です。
 岡山NPOサポートネットワーク、岡山県が後援で、県の担当の方も来られていたので、6月議会一般質問も、NPOは、必ず項目に入ると思います。
 (ついでに、国立病院跡地の総合ボランティア福祉会館は、暫時凍結ですが、当座の代替案が、進みそうです。今しばらく内緒でございます。)

 ここらへんで、議員は議員で、うまくNPOと行政をつなぐお役には立てそうで、うれしいです。

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