2001年4月1日(日) 【N・P・O】

 三丁目劇場1周年の式典が、賑やかに行われ、「いっちゃん・くまちゃん」という代議士漫才コンビも登場。ん〜。なんか、すごい。

 本日、岡山NPOサポートネットワークの例会が、開催されました。 税制優遇については、政府案が、28日(水)に通っていたため、3月11日に大阪で出席した野党のNPOフォーラムで得た知識とか、政府案・野党案をまとめた対照表は、昨日は空振り気味でしたが、本日のシーズ松原さんのお話で、政府案は、やはりため息が出るほど、要件が厳しかったことを再認識させられました。

 もっとも、宮沢財務相も、10月1日からの施行のはるか以前から、柔軟な変更の可能性は示しています。本来は、昨日、ここらあたりをもっと両代議士にお願いすべきだったかもしれません。

 超党派の議員立法が、昨秋の加藤政変の影響で、足並みが乱れたことは、事実で、NPOの税制優遇が、政争の具になり、あるいは、私も荷担したのかと思うと、正直やや辛い気持ちです。
 やはり自民党が、充分な認識を持って、真剣にNPO支援のことを考えないと、自民党自体が、NPOの発展の阻害要因になると思います。時代認識、意識を変えないと。


 私は、やはりNPOは、NPO自身のために、non・profitであると同時に、どこまでも、non・politicalであってほしいのです。
 NPOは、特定の政党を支援することはありません。うまく政党を利用こそすれ、是是非非で良いのです。それが、NPOです。勝手に政党が、NPOを支援するだけのことです。
 最終的には、NPOには、政党なんてない時代の方が良いのかもしれません。


 なにか、ふと寂しくなりました。
 サポートネットワークの発起人を集めていた頃が懐かしい。なにか素晴らしいNPOのネットワークが、できていくのを感じる一方で、妙な疎外感。
 私は、政党や政治や行政の側でなく、本当はいつもNPOの側にいたいのです。

 ただ、だからこそ、議員としてやるべきこともあると信じます。

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