2000年10月19日
【新総合福祉ボランティア会館について】

 最近地域を歩いていて、良く尋ねられるのが、南方の国立病院跡地に予定されている新総合福祉ボランティア会館建設計画の進捗具合です。以前に、一部いい加減なことを書いてしまったため、お詫び申し上げ、訂正させて頂きます。
 今日も、要約筆記ボランティアの話から、センターの必要性に話が進み、とりあえず現況を確認しましたので、報告致します。

 平成9年度の行財政改革大綱の中で、当時女性会館の建設等の話もあり、整備はするが、13年度以降に、ということで、「凍結」ではないが、見直しながら進めていくという話があり、これはまだ生きています。
 昨年知事は、自民党の代表質問に対して、具体的に南方の国立病院跡地に計画を進めたい意向を示しました。
 ちなみに、現在地は、県の外郭団体たる土地開発公社が取得し、来年度国立病院は撤去移転します。すなわち、現在の国立病院の建物を使うという話ではありません。一度更地になります。

 本来は、昨年の知事答弁を受けて、今年度は計画段階の詰めに入り、事業評価システムによる検討がなされるはずなのですが、ここが遅れています。
 流れとしては、来年度には、基本設計にかかり、実施設計、着工、工事期間2年で、どんなに早くても平成17年度に開館といったものですが、遅れるとも間に合うとも言えない状況です。
 方向としては、動いてはいるようです。

 いずれにせよ、現在は、基本構想を作成しているわけで、当然設計図も、したがって建設費も分からないという状況です。
 逆に言えば、この段階で、市民、県民の皆さんの声を届けておくべきかもしれません。

 12月議会に向け、要約筆記ボランティアの支援を含め、センター機能の重要性について考えていきたいと思います。どうかご意見をお知らせ下さい。

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