2005年7月19日(火) 【自動車リサイクル工場】

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 幼稚園は今日が、1学期の終業式。我が子が、一日も休まずに、通えたことを誉めてもやりたいし、感謝もしたいです。それにしても、子供達の夏休みって、親にとっては、長いですね〜。
 本日は、生活環境保健福祉委員会の県内調査で、総社と倉敷の備中局管内を回りました。備中局は、以前の振興局でいえば、倉敷、井笠、高梁、新見という県の西半分、非常に南北に長い地域を所管しています。
 本日は、総社市の介護予防拠点施設や玉島ハーバーアイランドの自動車リサイクル工場に、お邪魔しました。
 特に、月1000台の処理能力のある自動車リサイクル工場は、非常に広大なもので、地盤沈下や高潮の危険もありますが、環境ゾーンでもある玉島ハーバーアイランドに進出して頂いたことは、岡山県的には、ありがたいことです。
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   ↓ 詳しくは

 自動車リサイクル法については、「その1935」を参照して頂きたいのですが、今までの課題を解消しながら拡大生産者責任を法体系で処理する法の趣旨に準拠しながら、会社として経営するには、やはり、こうした多額の設備投資とスケールメリットがいるということ自体は、理解できました。

 しかし、一方で、全国5000社に及ぶと言われる解体業者等が全てこうした対応ができるとも思えず、非常に厳し過ぎる現実を感じます。良いことには違いなきですが、法の制定が、多方面に多大な影響を与えます。

 一方で、中古車であれ、廃車であれ、輸出された場合に、彼の国で、いかような処理がなされるのか、いずれこの部分も問題になると思います。

 いずれにせよ、大切なことは、リサイクルも良いですが、それ以前に簡単に捨ててしまわないこと。
 破砕される姿を見ると断末魔の叫びのようにも聞こえ、自動車の恨み節も聞こえてきそうです。
 ただ、使い切ると、これまた、部品取りできなくなったりして、これまた難しいです。

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