2002年10月1日(火) 【リサイクル国体】 | |||||
ここ数日話題にさせて頂いている「岡山市中心部爆音暴走族対策会議」の日程と場所が、とりあえず決まりました。
10月26日(土) 午後3時から5時。場所は、柳町1−4−8(旧出石小学校の南側)みのるガーデンセンタービル2Fのイベントホールです。 当局と調整中ですが、基調報告として、交通対策としては、知事部局の交通対策課、暴走族の取締りなら、県警本部にお願いするということですが、さらに、爆音暴走族対策に具体的に市民が動いた事例の発表、加えて、パネルディスカッション形式で、パネリストとして、地域住民、ホテル旅館業、青年、なにより、コーディネーターが、どうしても必要です。 このあたりの調整をしていくことになりますが、どうか皆様のお知恵をお貸し下さいませ。なにしろ、初めてのことで、こちらもやり方が、わかりません。毎度お馴染みのやっつけ仕事の感は否めません。 「落書き調査隊」の経験も役立ちますが、全てこれからです。 行政主導の暴走族対策会議は、青少年の健全育成が全面に出ていますが、私が、考えているのは、今回の「岡山県暴走族の追放に関する条例」で、もっとも欠落している、いわば被害者と言える「地域住民による抑止」の部分です。 例えば、岡山空港は、ナイトステイが始まっていますが、市内のホテルに泊まられる客室乗務員やパイロットが、爆音で、睡眠不足になっているという現実は、より、大きな災害(人災)の危険を孕んでいるといったようなことが、爆音暴走族には、わかっていません。イメージを含めたトータルで、岡山県の損失は計り知れないのです。 恐怖に屈せず、行政に委ねず、地域から、断固として、「NO」であると自発的に表明することが、今どうしても必要です。 とりあえず、やってみます。 さて、ここのところ、環境、とりわけ、リサイクルに関するお話を多く伺うようになりました。廃ガラスを破砕してモニュメントに活用したり、汚泥を肥料に変えたり、エコタウン構想といったものまで、要するに、静脈産業と言われていたものが、原料が、廃棄物と言われるものであるだけで、実質上は、動脈産業と大差なくなっていると実感します。 まさに、循環型社会というわけですが、いわゆる環境問題について、規制することもさることながら、産業に転換する、端的には、ビジネスとして販路を広げるような仕組みが、どうしても必要になってきます。 消極的に使わない、のに、加えて、積極的にまわす、ことが、重要です。まわすのが、経済の基本です。 個人的には、歩く環境破壊のような人間であるため、法律を羅列したり、ゼロエミッションがどうのとか書くこと自体が、面映ゆいのですが、地域戦略として、「ゴミ」と呼ばれるものが一切ないというシステムへの構造転換を政治が誘導していく必要があると考えます。 この点、これから、重点課題として、勉強して参りますので、皆様のご指導をどうか宜しくお願い申し上げます。 私の個人的な提案ですが、17年晴れの国おかやま国体を「リサイクル国体」と位置付けてはどうでしょうか。メインの桃太郎スタジアム自体が、リユース(?)ですが、これからリニューアルされる岡山県総合グラウンドをリサイクルを通じて美しい自然との共生を図るというテーマで統一するのです。 それで、舗装の仕方一つとっても変わるでしょうし、ベンチやトイレやモニュメントも、自ずと変わってくるでしょう。 そのことは、新しい産業の振興に繋がるでしょうし、岡山の理念を全国に発信することにも繋がります。 バリアフリーや安全確保のために、廃タイヤを利用するといったアイデアが、心憎いばかりに散りばめられているような主会場であれば、これは、なかなかのものではないですか。 | |||||
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