2001年4月29日(日) 【『夢』の川 】 | ||
本日は、いわゆる「朝起き会」と地域のグランドゴルフ大会挨拶の後、百間川で、「川に親しむための基礎講座」を半日受講させて頂きました。 午後からは、会場になった「百間川ふれあいフェスティバル」も雨に見舞われ、作業所などの各売り場の売上も、イマイチだったようで、非常に残念でした。 一方基礎講座は、100人近い小学生や先生方と受講させて頂きましたが、川の基礎知識や救助訓練など9講座にわたる非常に内容の濃いものでした。企画運営された「旭川流域ネットワーク」のご努力に、心から敬意を表させて頂きます。本当にお世話になりましてありがとうございました。 川は言ってみれば、地球の血液にあたるということを楽しく、かつ身をもって認識させて頂くことができました。太陽光をエネルギーとし、地球内だけで水は、循環していますが、自然の作った装置は、なんと物凄いのでしょう。地球は、超巨大なフラスコのようです。 そして、目の前の事象は、因果方法の結果であり、端緒でもある。そう思うと、例えば、今の川の有り様は、確かに恐ろしくもあります。 映画「ふるさと」の加藤嘉なら、「川はのう・・・・、生きとるんじゃ!」と言うでしょう。 また、総量不変の原則の中で、我々は生かされ、互いにやりとりをしています。個人的には、人生はトータルでは、ゼロサムゲーム、最後は、収支ゼロと信じますが、人類全てと自然が、本当に、何もかも共生できるのか、やっぱり、いつも誰かが、何かが、泣かなくてはいけないのかな、川が汚れるように・・・と黄昏れます。 そこで、どうするかが、まさに政治の役目なのですが。 永田町と違う形で、県レベルの自民党でも、動きがあります。ただ、それがどうあれ、私は、当事者とは言えないかもしれません。正直関心の外にありますし、なにより及ばぬところです。 また、衆議員岡山第2選挙区で、非自民の28才の女性の擁立の動きが、あるようです。某参議院が、途中で梯子を外して自分が立つ、などという珍説も出ていますが、これは所詮くだらぬ噂でしょう。 それにしても、いったいなにを対立軸に、政治は動いているのでしょう・・・・・。なんで、そんなに「権力」を欲しがん?皆、何に勝とうとしとん?誰が、どういけんのん?誰かを倒したら、もっとええことができるん? ほんまに世の中を良うしようと思うても、こんなにイザコザになるもんなん? いつ、どこに、循環して、最後は、いつ、どこに、「とばっちり」が来るのでしょうか? 政治の川は、黒沢明の『夢』のラストのタイトルバックのように、淡々と透徹で、しかも切なく儚く、しかしどこまでも優しく、流れていく、そんな人生の川ではなさそうです。 友紀を重ねる子供達の笑顔を見ながら、『夢』の川を思いました。 あんな川を残したい・・・。 | ||
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