2012年11月13日(火) | ||
【災害ボランティア議員連盟研修 福井県 2日目】 | ||
本日は、全国災害ボランティア議員連盟で、驚くほど何重ものチェックを経て、敦賀原発に隣接する「ふげん」へ。
安全に、安く廃炉する原子炉廃止措置研究開発センターになっていますが、その廃炉には、実に、25年750億円かかります。 一方で、破砕帯調査が、行われています。 福井県には、日本の原発施設の四分の一が集中しています。 原発推進賛成、反対の議論はありますが、現実に、40年、原発が存在している地域においては、それで地域が動いてきて、稼働するなら、新しく、より安全なものが良いという考えもあり、あるいは、脱原発にしても、現在進行中の4基の廃炉には、莫大な費用と時間を要するという現実を思い知らされました。 原発を止めたら、今日から安全で、原発が直ちに無くなるものではありません。敢えて言えば、逆に、廃炉中も、防災の観点から、具体的に考えるべきことが多いです。 様々な政治運動的な動きもさることながら、具体的に、防災の観点から、あるものにどう対応するか、特に、国の機構が、ここで大きく変わりましたが、国と県と市町の連係、役割分担については、考えさせられるところが、大きいです。 今までは、原子力災害は無いという前提だったものが、あるという前提に変わったわけですから。そうした観点から、防災体制そのものを考えたとき、岡山は、どうかということです。 確かに、原子力防災というテーマは、岡山単独の命題には、なりにくいですが、常設のオフサイトセンターを見るにつけ、危機感のなさが、我が県の最大の内在的な危険に思えます。 一方で、国際貢献推進条例を作ってきましたが、災害ボランティア派遣や受け入れなど、まだまだ底力を発揮できる余力があるのは、最大の強みだとも思います。 もっとも、AMDA のコーディネーターで、もう一度、イランに飛ぶのは、難しいかなぁ。 馬場俊英=『高校23年生』 http://www.youtube.com/watch?v=YQ1kZFASEaE&feature=related | ||
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