2005年9月28日(水) 【交番不在対策機器】

 朝一で、ある山道の県道に信号機がつかないかと、地元の方と警察と立ち会い。予算の関係もあり、信号は難しいですが、緑色のアイラインとか、少し振動が来る減速マークとか、看板とかいろいろな手があります。どうあれ、横断歩道や信号機の設置は、なかなかに難しいものがあります。

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 さて、今朝の山陽新聞朝刊には、地方行政委員会の部分が見出しになりましたが、指定管理者制度は、新味がなく、おもしろいのは、むしろ、警察答弁でした。

 例により、中央署も中央分署も必要ない、と言われましたが、交番不在対策機器としての「IP電話」の設置を求めた、その答弁については、思うところがあります。今回は、見事な消極答弁でしたが、いつか、具体化すると思います。

 答弁は、以下の通り、
 『次に、IPテレビ電話設置についてでありますが、現在の交番の不在対策機器といたしましては、交番勤務員が不在の際、地元住民の方々から交番にかかってきた加入電話を警察署に転送する「ボイスワープ」を県下107ヶ所の全交番に設置するとともに、来訪者をセンサーで感知して警察署で来訪者に呼び掛け等の対応ができる「音声不在応答システム」を岡山・倉敷市内の17交番に設置するなど、不在時の対応をしているところであります。
 議員ご指摘のIPテレビ電話システムの導入につきましては、今後、検討して参りたいと存じますが、当面は、こうした不在対策機器を有効に活用していきたいと考えているところであります。』
 うーーん、「ボイスワープ」って、要は、NTTのサービスでもあるんじゃないかしらん?やはり、ウルトラ警備隊の時計型の通信機ように、顔が見えると格好良いかも?


 また、「民間交番」の設置を求めた答弁については、『平成18年4月には、市内では、京橋・瓦橋の交番が廃止されます。ただ施設が比較的新しいことなどから、当分の間、パトカー、交番勤務員の「立寄所」として残す』とのこと。
 ただ、『地域住民の皆様方などから、「地域安全パトロールの拠点として使用したい」との申し出がありました場合などは、施設の老朽度、用途、目的等を検討して、前向きに対応したい』ということで、極めて積極答弁でした。
 実は、近々に、奉還町商店街内の旧奉還町交番も、地域の安全ステーションとして蘇ると聞いています。
 京橋、瓦橋と言えば、市内一等地。使いようによれば、かなりおもしろいかも・・・。

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