2004年4月19日(月) 【爆音暴走族】

 陽気でもない春の雨。「春雨」といえば、村下孝蔵・・。

 昨夜午後11時30分頃、所要から帰岡し、桃太郎大通りを行けば、例によって爆音暴走族。といっても、バイクは、一台。下品に言えば、「まだやっとんか、このあほたれが・・・」

 多くの方が、出張等から帰られて、岡山駅に降り立って、桃太郎通りを歩くと、岡山って・・と、様々な意味で思われるのではないでしょうか・・・。


 基本的には、田町交番に集結するということで、中心部の派出所は、空になるわけですが、日曜日。やはり、交番に人はおらず。

 しかも、彼らは、いわゆる所管が、西署から東署に変わる西川の手前、すなわち、西川橋派出所の手前で、Uターンし、マクドナルド前で再び旋回。この繰り返しです。そして、逃避は、いつでも、高島屋裏筋。

 しばらくして、パトカーが来ても、嘲笑うかのように、爆音は止まず。既に、止まっている路面電車の軌道の上で、赤い光が、グルグル回る・・・。

 いったいこんなことを何年続けているのでしょうか。
 警察個々人の努力がどうと言うより、こうなると、仕組みが悪いのではないか、と思えます。
 市民に体を張れと言うのは、酷です。


 実は、JR岡山駅西口から総合グラウンド周辺に、新しい防犯あるいは、通報システムの設置が行われているわけですが、むしろ、桃太郎大通りに、通行人の誰でも、ボタンを押せば、県警と繋がり、爆音暴走族を映し出せるようなシステムが必要なのではないでしょうか。

 また、西川橋派出所は、夜は、パトカーが常駐。直ちに出動する組織に出来ないのでしょうか。
 基本的に、派出所では、シートベルト取り締まりに精を出しても、暴走族を追っかけようとか、注意している姿は、見たことがありません。ここには、縦割り行政があると思われます。

 さらに、タクシーの運転手さんが、一番情報をお持ちだと思いますが、二重駐車等違法駐車や危険な運転をする車両のナンバープレートの確認、通報する仕組みが出来ないのかどうか。


 コースは、爆音暴走行為のメインストリートは、幾つもありはしません。
 通報があり、パトカーが来た時点で、暴走車は、逃走しているのが実際ですが、警察の威信の失墜、不信、犯罪の誘発等、いわゆる、「割れ窓理論」で、この時点で絶たないと、より大きな被害を産みます。


 少なくとも、来年度の国体を迎えるに当たり、既にプレ国体の大会が開かれていくわけですが、宿舎の安眠妨害の影響で、選手が、いつもの力を発揮できないような事態が生じれば、岡山の恥を全国に晒すことになると言わざるを得ません。

Copyright (c) 2004 SHINJI SATO Inc. All rights reserved.satoshin.jp