2002年10月26日(土)
【第1回岡山市中心部爆音暴走族対策会議】

 本日、第1回岡山市中心部爆音暴走族対策会議が開催されました。最悪の場合、参加者4人を想定していましたが、十数人を越え、なにより、少数精鋭で、非常に活発な議論が行われ、極めて有意義な会議でした。
 ご参加頂いた皆様には、心より感謝御礼申し上げます。

 実は、地域の方の参加が予想通り少なかったのですが、新聞をご覧になって、わざわざ市外からお越し頂いた方もおられ、この問題の根深さを痛感すると同時に、この運動の広がりの可能性を感じました。

 もっとも、本日の会議では、それを求めていなかったこともあり、当初の予想通り、具体的な対策そのものを見出すことは出来ませんでしたが、会議を続けることの確認はでき、少しずつ方向性は、見えてくるということで、この一歩は、非常に大きな一歩だと思います。

 前例がないことを開拓するのですから、最初はこんなもんです。基本はあくまで、警察もさることながら、我々自身がなにができるのかであり、当面の模索は避けられません。
 大切なのは、動き始めたことです。点を線に、線を面に、面をうねりに。

 なお、明日の山陽新聞朝刊には、おそらく、ある程度の状況が、掲載されると思います。基本的には、どこに所属の方が参加されたかは、秘密事項です。


 ちなみに、第2回は、早急に開催したいと思いますが、私が直接お話を伺った広島市の担当職員の方を招聘させて頂きたいと考えています。40歳代の方ですが、私が、今まで接してきたあらゆる公務員の中で、もっとも熱い方で、実践者です。素直に、首を垂れたい方です。

 暴走族対策が、警察の対処慮法から、青少年問題として、行政が一丸となって動き出した時、現場の最前線の職員の方の思いと行動は、ひとり、暴走族対策のみならず、青少年対策として、なにより、仕事に取り組む姿勢、さらには、人間の生き様として、私には、本当に、示唆に富んだものだったのです。

 多分、自分自身が、出来ることから動き出すことを考える、そんなヒントが散りばめられた話になるはずです。要するに、他人を責めたり、評価するのでなく、自分がなにをするか、です。人生は神の演劇、その主役は、己自身であります。

 是非とも、講師を招いた第2回会議を実現させます。


 新条例施行後の1ヶ月の重点取締りの最後の土・日です。問題は、来週以降どうなるかです。
 それでも、この時間の桃太郎大通り、やはり異様です。「深夜徘徊」について、いつからこんなに大人の目が緩くなったのでしょうか。マハティールに見せてやりたい・・・・・。

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