2002年4月17日(水) 【落書き調査隊活動す】

 ついに、17日山陽新聞朝刊の社説にまで登場した「落書き調査隊」。
 「落書き調査隊」なる言葉が、初めて登場したのは、3月18日「こころその809」ですが、僅か1ヶ月で、ここまで行ってしまうとは・・・。
 いつも申し上げることですが、結局は、それだけこの問題が深刻であるということの証左です。

 ちなみに、調査隊長は、TVや新聞にかなり出ていますし、平和町北部町内会も結構盛り上がりつつあります。
 しかし、正式な隊員数は何人ですか?と聞かれ、「15人!くらい?」と言っています。うーーん。一応、私は、顧問ということで・・。


 本日は、午後から半日、我が調査隊精鋭(?)2名は、あちこち地域を経巡り、20日の消去活動の調整およびご意見徴集。途中派出所に立ち寄って、意見交換。


 ともかく、問題は、4月1日、条例施行後も、落書きが増え、しかも、やすりで、ショーウィンドウを削るサインまで登場。にもかかわらず、2週間以上一人も、検挙できないという事態です。


 正直に書いて、こうしてある歩くと、市街地の住民は、暴走族、落書き、不法駐車等、結果として何もしない警察に対して、大変な不信感を持っておられることを肌で感じます。
 (私は、努力されていると認識してはいますが。)

 つまりは、人員、予算面、法律上の制限など、できない理由は、市民には、どうでも良いのです。要するに、納税者が、欲しいのは、結果です。
 誰からも愛される警察など、誰も求めてはいません。

 33ナンバー車以外の駐車違反、シートベルト不着用、スピード違反、二段階右折違反を厳しく取り締まることとのアンバランスを誰もが感じています。「悪い奴ほどよく眠る」?


 中途半端に「期待」をさせるのではなく、はっきりと現状で駄目なら駄目と、地域住民に投げ返してもらう方が、地域住民としても、協力できることはあるかもしれません。

 少なくとも、中心部においては、さらなる警察・地域協力のプロジェクトチームが、いるのではないでしょうか?もっともっと、我々が、警察の現状を知り、かつ支援する必要があると思います。
 このままでは、平成17年国体で、とても安心して、県外の方を迎えることはできません。


 もっとも、田町・中央町で暴れ回り警察に取り押さえられる酔客に対応する準備のおかげで、周辺の交番が手薄になる。享楽的に明らかな違法行為、倫理に反する行為を男の甲斐性と楽しむことが、結果として、暴力団の資金源になる。それを容認する。
 要するに、県民自らが、県民の首を絞めている事実も、我々は、認識する必要があります。


 ともあれ、この20日は、町内会における落書きの消去活動。
 岡山ガーディアンズさんのご協力を頂き、いくつかの落書きを消去します。御関心のおあられる方は、是非ご参加ください。心から、お待ち致しております。

 我々の活動が、岡山県市全域に、波紋のように広がることを切に祈ります。


                   記


 平和町北部町内会有志が、岡山ガーディアンズさんにご協力頂き、
下記日程で、「落書き消去活動」を行います。

      2002年4月20日(土)
集合  14時30分
        西川緑道公園平和の像(花時計)前
移動・作業開始
    15時 平和町北部町内会内各所
終了  17時

※ お時間のご都合がつきましたら、是非消去活動にご参加下さいませ。
  当日は、作業用具等は、準備致しておりますので、ペンキがかかって
  も構わないような格好でご参加ください。

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