2011年9月21日(水)
【農業用水の管理強化、児島湾締切堤防の嵩上げを!!】

 まずもって、ソフトボールの全日本総合男子選手権において、平林金属さんの優勝おめでとうございます!
 夏の第32回全日本クラブ男子ソフトボール選手権大会初優勝、第32回全日本クラブ女子ソフトボール選手権大会5連覇のアベック優勝に続いてのビックニュースです。


 台風の接近に、眠れない夜を過ごし、ともかく水曜日恒例のモーニングセミナーへ。



 そして、事務所に最も近い泉田で街宣。まだ台風15号の後姿が見える状態。

 本日は、農林水産委員会。議会開会中の請願陳情等の採択をする重要な常任委員会ですが、私は、改めて、「農業用水の管理強化」と「児島湾締切堤防の嵩上げ」を強く求めました。


 まず、「農業用水の管理強化」ですが、田んぼが宅地に変わり、地域の保水力というのは確実に落ちています。
 それに加えて、自らの自宅の前の農業用水が、いったいどこから流れてきて、どこに流れていくのか?いったい、どこに樋門があり、どこにポンプがあるのか?実際は、たいへんな御努力で管理していただいているのですが、誰が管理されているのか?何かあったら、誰に連絡すれば良いのか?・・・実は、そういうことすら、地域住民が知らないという事があります。

 特に、道路網と同じように、農業用水網のマップがあり、交通が信号機で制御されているように、どこで農業用水は制御されているのかが分かる、そういう仕組みが必要だと思います。




 最近、海抜を表示すべきだということもよく言われるのですが、喫緊の課題として、農業用水の管理強化、もちろん地域全体で守るという意味ですが、それが必要です。

 特に、南区は縦横無尽に農業用水が張り巡らされていて、埋立地、干拓地ばかりですから、そもそも水は田んぼに落ちるように、しかも緩やかに流れていますから、基本的に、水が抜け難い構造になっています。

 そういう意味では、具体的には、可搬式のポンプが多く必要です。特に、今回、大小問わず、ポンプの不調・故障、燃料切れが、たいへん多く発生しました。


 次に、「児島湾締切堤防の嵩上げ」についてですが、そもそも、防災の限界点が、児島湖が一杯になる、さらに、児島湾に水が流れない、その時点で、冠水の覚悟が必要である、というのが、平成16年の台風被害以来の南区を中心にした児島湖流域の実態です。
 そうした意味では、水がめである児島湖の容量そのものを引き上げる必要があります。




 しかし、数年前に、10年間で300億円もかけて完了した国の児島湖の浚渫工事も、基本的には、環境対策で、湖内に、澪筋も彫って、水の流れを作ることが主眼でした。


 そうした中で、ひとつの疑問は、児島湖内にある下水処理センターです。流域の下水や雨水が、ここに集められ、浄化された処理水が、湖内に放流されます。
 そのことは・・・・・


 加えて、旭川ダム、湯原ダムの放流の仕方、ポンプアップ(あるいは樋門増設)等も、対処療法(と言っても、かなり大掛かりですが)としては考えられますが、いずれにしても、ネックは、児島湾締切堤防です。そもそも・・・
 ・・・・・そこで、・・・という話が、最近の街頭演説のテーマになっており、このままでは、外で話す意味がなくなるような気がしてきたので、是非この後については、街頭でお聞き頂ければ幸いです。


 さらに、昼には。教育権おかやま振興議員連盟総会。ただ途中で失礼して、岡山県猟友会の総会へ。本日、他の市町選出の議員と一緒に、顧問に就任させて頂きました。
 有害鳥獣と災害というのも、最近の街宣のテーマのひとつですが、後日、触れさせていただければと存じます。


 実は、・・・・最近、「こころ」を遅くとも2週間後に、ホームページにアップするため、一般質問等のネタバレになるということで・・・。いろんなことに気を遣います。・・・うーん、アップの時期をずらすかなぁ。


 夕刻には、台風が過ぎ去ったことを実感できました。


 今井美樹=『Piece Of My Wish』
  http://www.youtube.com/watch?v=9mTcKx8GHBk&feature=related

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