2011年7月26日(火) 【自転車が拓く 明日の岡山】

 本日は、朝一で浦安で街宣。

 その後、農林水産委員会の県内調査。この時期、県内外への調査(いわゆる議員視察)が続きますが、国外は別にしても、地方議員としては、己の選挙区外の現場を見るということは、本当に大切だと思います。
 他の委員会の調査にも地元議員としてなるべく参加したいのですが、今年は、監査と重なり、ままならぬ部分があります。
 ただ、はっきりしているのは、今年度は、4期目にして、議員にならさせて頂いて、一番県内を経巡り、勉強させていただいている、あるいは、身になっている日々であるということです。




 農林水産委員会は、午前中は、新岡山港から、平成20年に進水した漁業取締船「きび」に乗船してスタート。ちなみに、「きび」の航海速度は、38ノット以上(時速68km以上)と高性能の船です。建造費は、2億3415万円。

 まずは、ナカシマプロペラさんと大学との連携によって、児島湾奥部の環境改善と栄養塩有効利用のために密度流拡散装置によるパイロット試験を行う実施場所へ。
 密度流拡散装置の説明を漁協で、わざわざしていただいたように、海苔養殖の小串に、直結の話ですし、なにより、ぐるり海岸線を見渡しても、私自身なんらかの形で関係している場所が非常に多く、とてもクルージング気分になるわけもありません。

 おそらく、3年前なら、見えなかったことが見えてくるという意味では、議員としての成長なのでしょうが、むしろ怖いような責任を感じます。
 これは、監査でも感じることですが。

 その後、アサリやマテガイが増加という効果が出ているのですが、カキ殻など二枚貝の貝殻を利用した総合的な底質改良事業の現場(吉井川河口干潟)を見つつ、牛窓へ。

 午後からは、新装なった農林水産総合センター水産試験場と国内最大の生産量を誇る三蔵農林さんのマッシュルーム栽培の農場へ。

 加山雄三=『海 その愛』
  http://www.youtube.com/watch?v=NBHarWRG6RI


 夕刻には、おこがましいのですが、バイコロジー運動を進める会の会長として、自転車関係の有志の方にお集まりいただいて、懇談の機会を設けさせて頂きました。
 基本に、「自転車」への熱い思いがあり、たいへんに盛り上がりました。

 中学時代は、親友としばしば渋川まで自転車で行きましたが、昨今は、自動車に頼りがちな生活を反省。それにしても、「岡山と自転車」の切り口で、明るい話題がいくらも創ることができます。
 『自転車が拓く 明日の岡山』に確信を持ちましたが、これからです。

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