2011年3月19日(金) 【岡山に、おいでんせぇ】

 今朝は、朝一で、岡南飛行場へ。
 赤十字飛行隊岡山支隊が、岩手県陸前高田市へ医療品などを届けるため、岡南飛行場から花巻空港へ飛び立つ見送りへ。今までは、緊急救援物資の輸送は、陸路のみでしたが、空路が確保できたことの意義は大きく、なによりも、緊急救援基地、防災拠点である岡南飛行場の存在意義が明確になったことに、大きな意味があります。

 このあたり写真を御覧頂くほうが分かりやすく、是非、ホームページのブログを御覧ください。
http://kappa.saikyou.biz/ (飛ばない場合は、アドレスのコピーの貼り付けでお願いします。)

 岡南飛行場の潜在能力は、まだまだあります。私は、岡南飛行場に、こだわります。


 午後には、松村有乃佳先生の大正琴25周年記念コンサートで、久方ぶりに、西大寺の緑化フェア会場跡の百花プラザに。浮くしい音色と優しい気持ちは、天の川のように、きっと被災地に届くものと信じたいものです。


 さて、義捐金、緊急救援物資の搬送と同時に、我々が冷静に考えることに、いわば疎開先として、岡山県が、被災地の方々をどんどん受け入れるということがあると思います。
 どう考えても、今回の災害は、数ヶ月で終わるような、ブームのような支援活動ではなく、長期継続的に行う必要があるというのは、誰の目にも明らかです。

 県単独の施策では無理ですが、「国策」として、吉備高原都市のような場所に、大規模に移住される方々を受け入れるような大胆な動きが必要ではないか。集団疎開という言葉が適切とは思いませんが、むしろ移住です。

 通常は、都会にいる方が、故郷に還ることが多いわけですが、故郷が壊滅的な打撃を受けてしまった状況で、災害の再来の恐怖の中で、故郷の再生を図ることよりも、岡山県が、第二の故郷になることを選ばれる方がおられるならば、喜んで、岡山県は、故郷にならさせて頂くということです。
 古来より災害が少ない「晴れの国おかやま」なら、それができるはず。我々の愛する岡山ならば。特に、子ども達。岡山に、おいでんせぇ。そう言える岡山県でありたいです。

 さだまさし=『天までとどけ』 http://www.youtube.com/watch?v=mBtdQB07t00

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