2010年7月21日(水) 【県北と県南】

 委員長の仕事としては、宿泊を伴う県内調査の二次会では盛り上げるという役目がありますが、『365歩のマーチ』で更新しても、それでも今朝は、午前4時過ぎから、2ヵ月半ぶりに領収書の整理。ためるときついです。

 昨日は、2004年に誇り高く、合併をしない道を選択し、百年の森林構想を掲げる西粟倉村の村産材使用のモデルハウスや製材施設の調査。

 わざわざ、岡山市内から2時間かけて西粟倉まで行き、兵庫県の佐用ICで降りたわけですが、姫取線もできますが、西粟倉から姫路までが、40分、三宮まで1時間半。津山でも、大阪まで、30分おきの高速バスで2時間少しですから、むしろ関西圏を見るほうが現実的だという事実・・・。県北と県南との関係が、もう少し密になる必要を強く感じました。
 岡山県もさる事ながら、愛する我が政令指定都市・岡山市がそういうことを感じてくれているかしら・・・。県北が栄えなければ、岡山市も栄えません。

 その後、県境を越えて、奈義町のライスクロップ長尾さんを訪ね、寅さん田んぼを見て、津山市堀坂の農事組合法人の概要説明を伺い、鏡野へ。

 本日は、鏡野町長藤の奥津ファームビレッジ「耕心村」から、蒜山ワイナリーを経て、JAまにわダイコン共同選果場から、下湯原温泉ひまわり館で、昼食。真庭市勝山の森林研究所を経て、4時前に県庁に。
 酷暑の中、勝英、津山、真庭管内を大周遊した形になりました。それにしても、岡山県の広大なこと。思い知らされました。


 戻った県庁では、個人的に、旭川ダムの管理について伺い、明後日の委員会に備えて、委員長レク。
 今、重大な関心を持っているのが、防災対策から見た旭川ダムと締め切り堤防の関係ですが、具体的には、笹が瀬川や倉敷川の堤防とポンプ、児島湖と児島湾、さらには、阿部池の潮位、旭川の中州の放置された雑木林など、縦割り行政の中で、総合的に連関して考えられていないのではないか?という課題について、強い不安があります。
 大雨、高潮、旭川ダム放流が、重なってしまった最悪のケースを想定してシュミレーションをしておく必要があるではないかしら???

 夜には、参議院選挙が終わって、自民党県連で反省会。県議と国会議員と山田美香さん。お互いの労をねぎらうにも、課題山積ですが、一致団結して頑張る以外ありません。

 『少年時代』=http://www.youtube.com/watch?v=Ym5qjz6TbLs

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