2009年10月19日(月) 【温暖化と河川災害】

 本日は、朝は、妹尾で街頭演説後、自動車のバッテリーが上がりました。丁度、街宣場所の問面がGSでした。最近のテーマは、堂々たる中央野党・地方多数党の地方議員であらん。

 来週の月曜日からやっと国会開会。敵質を願ったり、足の引っ張り合いをするようなことなく、誇り高き野党の姿を早く見せて頂きたいものです。


 午前中は、ルネスホールで内山下地区の敬老会。美しく年を取られている方が多い、文化の薫り高い地域です。
 ある意味、戦後の復興期から本当に頑張ってこられて、しかし、体が弱ってきて、ある意味、弱い立場にあられる方を苛めるような政治をやってはいけないと、幼稚園児の肩たたきに笑顔される先輩方に誓いました。
 思えば、両方の両親とも、70才を超えたのだなぁ・・・。


 午後には、地盤工学学会中国支部の講演会・『地球温暖化が河川災害に及ぼす影響をどうするか』を会員ではないですが、拝聴させて頂きました。

 特に、温室効果ガスの排出が抑制されたとしても、温暖化や海面上昇は数世紀にわたって続くことを前提に、地球温暖化に関しては、緩和策のみならず、適応策(施設、地域づくりと一体となったもの、ソフト面も)の重層的な対応が必要であるということで、一方で、渇水頻発への対応、河川堤防の浸透の安全性がどの程度確認されているのか?国の出先機関と県や市町村が、どの程度連絡できているのか?考える課題をたくさん頂戴しました。

 どうしても予算が必要なものですが、このあたり政権交代でどのような影響が出るのかしら?


 ところで、事務所前が長椅子を置いたら、縁側のようになったのですが、宅地化が進む中で、河川ではないのですが、向かいの農業用水路も、様々な御意見を頂きます。

 特に、水田の保水性がないため、アスファルト道路から雨水が一挙に流れ込み水が吹いたり、自動車が通りやすいように用水に蓋ができないかという声があったり、ゴミがたまったり等々いろいろあるのですが、基本的に南の水田を潤す大切な水です。
 まずは、安定的に供給する必要があります。

 しかし、異常な集中豪雨が増加する中で、都市型の地下街の浸水同様、近郊型の水の問題として、考えていかなくてはいけない大きな課題です。

 ともあれ、これからの新しい街ならまだしも、浸水を許容するまちづくりを進めるという発想で、小串、甲浦や岡南地区で、施策を進めるのは、難しいものがあります。
 要は、政治の基本は、治水なのだなぁ、としみじみ思います。


 今日は、これから、専門展会で、久々にボーリング大会。ボーリングなんて、何年ぶりかしら・・・。

 『イムジン河』http://www.youtube.com/watch?v=1-eJDL3zLCQ

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