2008年8月31日(日) 【平成20年度総合防災訓練】

 今朝は、平成20年度総合防災訓練。吉井川第1緑地グラウンドで、西大寺地区が中心。いつもよりも、やや規模が縮小されていましたが、岡山空港や自衛隊の連携などは、より実践的になっています。

 果たして、政令指定都市になるとこの訓練は変化があるのかしら。少なくとも、自衛隊を含めて、今日は多くのヘリコプターが飛んできましたが、財政危機の中を強行突破で購入するBELLの最も巨大な消防防災ヘリコプターが、来年は登場するのかしら。来秋の防災訓練を考えるのは、ちと気が早いかな。

 目新しいのは、防災士の方々の参加。岡山県は、中四国の中でも、郵便局長さんが多く講習を受けて資格を取られて、県の組織も立ち上がっています。http://www.bousaisikai.jp/index.html
 県内でも、講習会をとの声が強く、その節には、是非受講させて頂こうと思いますが、今後益々注目されると思います。

 また、AED(自動体外式除細動器)の訓練展示も標準装備で入ってきました。AEDの位置を知っている、蘇生法を知っている、確かに、今後そういう方も増えてくるでしょう。
 少なくとも、AEDのある場所は、広く認知される必要があります。

 一方、自衛隊の炊き出しで、婦人会や赤十字奉仕団の方が、梅干し入りの非常用の御飯(無洗米を個々に袋に入れて大釜で茹でる)を配られるのですが、熱々で、美味しく、実は、私は毎年これを食するのを密かな楽しみにしています。
 今年は、これが、例年の半分の量の半合に・・・。50%カットの影響が、ここにも・・・?


 その分というわけではないですが、市の教育委員会の学校給食機材を使用した炊き出しでのおにぎりと味噌汁を頂戴しました。
 この夏も、小学校で給食の試食会のような会が行われましたが、コンブや煮干しからダシを取られており、地産地消も意識し、健康には良いし、とにかく、給食は美味い!!

 一方で、地域の防災拠点としての学校を考えた時に、食料供給拠点としての学校給食調理室、さらに、地域住民としての職員の方々の勤務地の配慮等、様々な実践的なヒントを頂戴しました。
 「独居老人と学校給食」というのは、ひとつのテーマになりうると常々考えています。


 ところで、炊き出しに舌鼓を打つ頃、県市の両首長が巡回。この2日には、いよいよ政令指定都市化について、総務大臣要望もあることから、市長は、いつも通りの笑顔で、知事も、きっといつも通りの笑顔で・・・・。

 明日は、知事の退職金を2割カットから全額返上に、条例提出を差し替えるためだけに、臨時の総務委員会を開催します。

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