2008年6月25日(水)
【今、岡山県議会がおもしろい】

 誤解を恐れずに言えば、財政危機宣言が発せられて以来、岡山県議会は、非常におもしろいことになっています。

 岡山市の政令指定都市化で、没落の一途を辿っていると思っていた地味な県議会に、良くも悪くも注目が集まって、私も、夜の会合では、お願いですから、県政について、喋らせてください!!という、盛り上がり・・・。皆さん、関心も高いです。

 昨日の消防防災ヘリの継続審査についても、各紙大きく取り上げていますが、県議会との絡みで、ここまで県政が大きく扱われるのは極めて珍しいことです。
 なお、TV等で、私が継続審査に挙手していないのが映っているのは、委員長は、採決に参加しないからです。可否同数になれば、委員長が決することになります。


 本日は、休会日ですが、議会では、「自民党財政再建対策プロジェクト」が立ち上がりました。私も、総務部会長として、メンバーに加わっています。まずは、発会と方向性の確認。

 報酬、期末手当、政務調査費、出県旅費、議員派遣旅費、海外調査旅費、委員会調査旅費、交際費、議員互助会補助金、議員公舎利用料など俎上に上げて、おそらく全てをいっぺんに切り込んでいくことになります。

 なかなか滞っていた議論も、おそらく澱みが一挙にとれて、かえってあっけないほど、改革の第1ラウンドの答が出るはずです。
 私の第2ラウンドは、もちろん、議員定数削減。

 他党の追随を許さない大胆な案にするという雰囲気があるため、こういう時の自民党は、かえって底力があるのではないかという気もしております。集中的に審議して、当局より、先に、議会改革案を示したいところです。

 私も、直ちに決断できる、8月1日の県政懇談会(大陳情団)の縮小化、委員会調査の短縮、さらに、議会棟の活用について申し上げました。
 こういうときは、どんどん通っていくかもしれません。


 私の供託は、先走りにはなりますが、大改革の手付けです。


 昔、「AMDAは、町火消しです。」と菅波先生は、おっしゃいましたが、緊急事態ほど、頭が冴えるタイプというのもあります。
 今、寝惚けていた県議会が、はっきりと起きています。

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