2006年5月19日(金) 【梅雨が来る前に】

 幼稚園は、親子で通園しますが、僅か1年後に年長さんは、子ども達だけで通学するのかと思うにつけ、重なる同じ年頃の子ども達の被害には、心が痛みます。
 岡山県は、遅ればせながら「安全安心まちづくり条例」の策定を進めていますが、今日事件が起きないとも言い切れません。やはり、地域の監視力を高めるしかないわけですが、むしろ郊外が危険となると・・・。
 本格的な梅雨、台風シーズンを前にして気になるのは、一昨年の台風23号による風倒木被害。この11日、台風被害からの復旧工事で片側交互通行状態だった真庭市見尾の国道313号でゆるんだ地盤で新たな土砂崩れ、再び全面通行止めという事態になっています。
 被害面積のうち、昨年度末までに約40%が復旧。今年度中に70%。人家、公共施設、道路等への二次災害のおそれがある危険箇所は早期復旧に努めていますが、被害金額は約65億円で、被害面積5483haのうち、904haは自然復旧で、全てには20年度までかかるという復旧計画。
 一方で、風倒木の有効利用も大きな課題。「風倒木等活用治山施設整備事業」では、県が設置した治山施設において、風倒木等を活用した木製構造物(遊歩道の階段、チップ舗装、案内板、落石防護柵等)が整備されています。
 ちなみに、先日の出石町芸術百科街で注目を集めたスギ材による組立て式建物が、現在、ルネスホールに、展示されています。是非ご覧あれ。県産材の活用として、この木の箱の活用で、おもしろい構想があられるようですが、風倒木も、どねんかならんかなぁ〜。

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