2005年12月20日(火) 【東南海・南海地震】

 本日これより、落書き調査隊長がパネリストとして参加の『割れ窓理論』をテーマとした大阪商工会議所主催「理論から実践へ〜きっとできるまち再生〜」参加のため上方へ。忘年会に間に合うよう帰岡します。
 昨日の備前県民局の管内調査で、地域防災監が「東南海・南海地震」の調査を進めています。ここ4年間の議論ですが、予測される被害総額が東海地震が37兆円に対して、57兆円(阪神淡路大震災が10兆円)と言われるM8以上の巨大地震を周期的に発生させる海溝型地震(阪神淡路は、活断層型で、最大でもM7で、あれで被害範囲は狭いとされるそう)。
 岡山県から150km県内に地震源域があり、30年以内の発生確率は、50〜60%。被害は、21都府県域に及ぶとされます。
 県内の建物被害想定は、振動・液状化被害は8819棟、火災被害が、86668棟、津波も3mを越え、800棟、斜面被害が、500棟と予想されています。
 どうすんねん?ということですが、そういうこともありえますよ、という前提で、行政も民間も家庭も職場も地域も、全ての物事を考えましょうということです。

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