2013年4月1日(月)
    【今年度もどうかよろしくお願い申し上げます。
                 「とりあえず、くまにゃん」?】
==================================
 改まりまして、新年度誠におめでとうございます。本年度もどうかよろしくお願い申し上げます。

 新しいスタートの日でもあり、泉田で街宣。交通量も多く、活気がある朝でした。

 午後には、歯科技工士専門学院の入学式にも出席させて頂きましたが、県庁にも寄ると人事異動で、少し雰囲気が変わっておりました。
 
 ただ、毎年のことですが、正直なところ、引継ぎ等で、今週は仕事にならんかもなという感もあり、同時に、確認もここでしておかないと、物事を有耶無耶にされてしまう危険も感じております。


 ところで、今日、たまたまですが、岡山県の新しいキャッチフレーズというものが耳に入りました。
 本来、発表前の今日、書くべきことではないのですが、議決事項ではない?とはいえ、あまりにも馬鹿馬鹿しいため、認めるべきでないという意を強く持ちました。

 言葉としては、『岡山県 じゃけん。』というものです。
 この言葉の前に、いかにも、「そうは言うても・・・」とか、後ろに、「仕方なかろう」に入りそうで、「そうは言うても、岡山県じゃけん。」「岡山県じゃけん、仕方なかろう」とか言われそうで、実にセンスが無いと思います。
 後発組みにしては、インパクトもセンスも、全く感じられません。


 仮に、百歩譲って、『岡山県 じゃけん。』が許されたとしても、ニコニコ出してきたキャラが、「とりあえず、くまにゃん」と来た日には、呆れ果てて、もう、モノも言えません。
 これが、なんで平気なんだろう・・・。

 だいたいが、岡山県立博物館所蔵の「赤韋威鎧 兜、大袖付(附:唐櫃)(あかがわおどしよろい かぶと・おおそでつき つけたり:からびつ)」をツキノワグマがかぶって、なんで、それが、岡山のキャラクターなのか?なんで、ツキノワグマなんだ・・・。

 つまりは、熊本の「くまもん」と彦根の「ひこにゃん」を合体させて、「くまにゃん」などと言うのは、もはや県民を愚弄しているとしか思えません。だいたい、全然かわいくないし・・・。

 そこで、「とりあえず、」などとつけて、実は、本物のキャラクターは、これでした、などと、桃太郎市のやり方までパクろうということであれば、もはや、県も、恥を知れということではないでしょうか。

 だいたい、ネコでもないのに、兜を被れば、「・・・にゃん」なのか?・・・馬鹿馬鹿しいにも、ほどがあります。これは、絶対にいけません。断固阻止。
 

 それにしても、以前は、岡山県に油田が発見されたり、パンダの来岡が決まったり、4月1日という日には、なにかあるのか?と、まったくをもって不思議です。

 『I Could Have Danced All Night 』
  http://www.youtube.com/watch?v=JZn4-BvJxr8

==================================

2013年4月2日(火) 【花に雨】
==================================
 桜の花を冷たく濡らす雨の一日になりました。
 
 かえって、公式行事が入らないと、事務作業が捗りそうで、捗らないのが不思議です。


 
 自らが要求し議決された予算を執行するという意味では、新年度に入って、やっと伊原木県政が動き出したと言えると思います。

 今までも、予示されていたのですが、昨日、総務部から、2013年度予算の執行方針が各部局に通達されました。項目については、昨年度と基本的に変わらず、真新しさは、全く感じません。

 ただ、岡山県行政的には、「経費節減」を使っており、「コスト」という言葉は、今まではあまり使われておらず、敢えて言えば、民間感覚=コスト意識なのかな、という気はします。
 もっとも、コストがかかるから、行政が行うのではないかという気がしないでもないのですが・・・。


 主要施策の推進については、「教育県岡山の復活」や「岡山の強みを生かした産業振興・雇用創出」など直面している課題に、費用対効果やスピード感を重視しながら全力で取り組む。


 これまで以上に工夫を凝らし、少ないコストで事業効果を上げられるよう努める。

 財政運営の健全化では、これまでの行財政改革の取組みの成果を維持するとともに、コスト意識の徹底を図り、経費支出の効率化に徹し、県税をはじめとした歳入確保に努める。

 経済・雇用対策については、公共事業については、早期に事業効果が現れるよう、迅速かつ計画的な執行を行い、県内事業者の優先調達や県内産資材の優先使用を徹底する。
 中小企業金融円滑化法の終了等に鑑み、単県融資制度の運用に当たっては、中小企業の経営の安定化と企業活動の活性化に資するよう努める。
 企業立地補助制度の拡充を図ったところであり、市町村と連携しながら、積極的な企業誘致活動に取り組む。

 歳入に関する事項、歳出に関する事項は、昨年度と文面変わらず。

 
 こういう日は、すきっとしたミュージカルでも観たいなぁ!!
 音楽座『とってもゴースト』
   http://www.youtube.com/watch?v=Z-4xamJkPyg

==================================

2013年4月3日(水) 【科学教育振興について】
==================================
 薄曇りの本日は、水曜日恒例のモーニングセミナーからスタート。
 その後、築港で街宣。

 本日は、美作国建国1300年記念事業が、いよいよ動き始めました。

 岡山駅と佐用駅では、ナルト列車の出発式が行われ、昼には、津山市・鶴山公園でセレモニーも。
 ちなみに、『NARUTO』の原作者の岸本斉史氏は、勝田郡奈義町出身で、双子の弟の岸本聖史氏も、漫画家とのこと。実は、気がついたら、私は、漫画もアニメも観たことが無いのですが、『ONE PIECE』と並ぶ『少年ジャンプ』の超人気マンガです。

 京阪神はもちろん、全国の子ども達にも、素晴らしい発信になると思います。

 
 夜には、本当に恐縮なお花見に、夫婦でお邪魔させて頂くと、「鈴木・宮浦カップリング」を発表され、2010年にノーベル化学賞を受賞された鈴木章先生がおられました!!
 側の方は、好々爺ですよと言われましたが、岡山理科大学・倉敷芸術科学大学縁の世界の頭脳です。超緊張・・・。

 化学といえば、元素記号から躓いたような超文系の私が、いったい何をお話すれば良いのでしょう? 
 かように、ノーベル賞を受賞された方とお会いするように、人生何が起きるか分からないので、やっぱり、中高時代には、きっちりと勉強しておくべきだ!と、息子には、強く言っておきます。

 特に、事業仕分けをめぐる議論の中で、やはり世界一を目指さなくてはいけないことを鈴木先生も、御発言されています。
  私は、もろに共通一次世代ですが、もちろん基礎をきっちりやることは、重要ですが、問題は、そのあと、どこまで足並みを揃えて行くか。正直なところ、同調圧力というものを日本では、どの世界でも感じます。

 基本的には、死なばもろとものムラ社会を作りたがりますか、卓越した才能や新たな萌芽をスポイルしがちだと思います。
 ただ、神様の領域に入り、真理を探究する理科、科学の分野は、それではいけません。突き進んで行く才能を惜しみなく支援することが、人類の叡知を結集した新たな発展に繋がるものと思います。

 これは、芸術でも同じだと思います。
 
 ケツメイシ=『さくら』
   http://www.youtube.com/watch?v=9oEgvG3mbfY

==================================

2013年4月4日(木) 【十三参りをご存知ですか?】
==================================
 さて、十三参りをご存知ですか?と書き続けて14年。

 針供養でも有名な徳与寺の十三参りの縁日が、近づいてきました。
 徳与寺は、安住院末の真言宗寺院で、延喜年間(901−922)の創建と伝えられています。
 数えで13歳は、子どもから大人の仲間入りする節目になる年齢で、肉体的にも精神的にも大切な年です。そこで、虚空蔵菩薩にお参りをして、知恵と幸福を授かる十三参り(別名「智恵貰」「智恵詣」)という行事が、行われていました。

 現在も、数百年に渡り京都嵐山法輪寺や大阪で、近隣では津山と、各地で行われています。
 また、「本身祝い」といい、女子は初めて大人の着物を作ってもらい、肩上げをして十三参りする習慣が、続いています。

 2000年より、青少年の情操教育と健全育成、なにより新しいお祭りを通したまちづくりという観点から、徳吉町(1−2−33)の徳与寺で、この十三参りが、始まりました。
 徳与寺は、元岡山藩主宇喜多直家の正室お鮮様(=宇喜多秀家の生母・「お福の方」)のお墓があり、淡嶋様も、おまつりしています。

 勝山藩主三浦貞勝が、落城自刀後、宇喜多直家に寵愛された「お福の方」は、直家亡き後、高松城水攻めに来た豊臣秀吉に見初められました。秀吉は、お福の子・秀家を猶子とし、幼女として育てていた前田利家の娘=豪姫を嫁がせ、岡山城を作らせ、五大老にしたわけです。
 そして、関ヶ原合戦で敗れた秀家は、豪姫と離れて、息子とともに八丈島に配流されたということですが・・・・。


 激動の時代に、こうした数奇な運命を辿ったのも、「お福の方」は、本当に美しい方だったそうで、NHKの大河ドラマの主役になるべき方です。

 今、女優さんが演じるとしたら、誰でしょう?うーん、あぁこの人は、本当に綺麗人だなぁ、という女優さんが、最近以外に少ないですね。

 ともあれ、岡山を舞台に大河ドラマをするなら、女性なら、まさに、「お福」!!男性なら、山田方谷。なにしろ、岡山の女性が、美しいのは、こうした「お福」以来の伝統と言えるでしょう。



 また、淡島様は江戸時代から信望をあつめ、婦人病に効験ありとされ、現在では子授け・安産・浮気封じの神としても信仰を集めており、徳与寺に、若い女性の参拝が多いというのは、そういうことです。

 徳与寺は、位置的には、朝日高と旧東山バッティングセンターの中間(三勲小学校の東)です。
 私は、岡大附属小学校の頃、この寺のある丘を越えて、公文の塾に通っていましたが、当時は、もう少し鬱蒼としていて、お墓はあるし、うら寂しくて、峠越えが、子供心に、なにか妙に恐かったという印象があります。

 さて、十三参りも、幟から作っていった2000年から14年。
 今年は、4月7日(日)午前10時から午後3時(随時)。巳年生まれの新小学6年生の男女が対象になりますが、その前後のお子様も、大丈夫です。特に、御関係に新小学6年生のお子様がいらっしゃいましたら、是非御参拝をお勧め下さい。ちょっと智恵が貰えます!!

 私は、妙林寺様の檀家で、基本的に法華なのですが、十三参り奉賛会については、複数いる副会長の一人ということになっています。これも、ご縁ですね。

 吉田拓郎=『春だったね』
   http://www.youtube.com/watch?v=HkcKigMYtTY

==================================

2013年4月5日(金) 【さすがに尾張名古屋だぎゃ】
==================================
 本日は、名古屋へ。到着するなり、いきなり味噌カツ丼を頂戴しました。結果として、腹を壊すことになりましたが・・・。

 それにしても、初夏を思わせる暑さでしたが、国内屈指の総合科学館である名古屋市科学館へ。防災公園の敷地内にある巨大な科学館は、たいへんな賑わいで、大人気のプラネタリウムは、長蛇の列でした。名誉館長は、益川敏英氏。

 このGWには、伊島町の県立児童会館改めサイピアが、いよいよオープンしますが、たとえハードは勝てずとも、ソフトで負けたくないと感じました。

 
 その後、金重?先生の備前焼展を拝見して、岡山ライオンズクラブの有志で、八勝館に。昭和天皇の御宿泊所として建てられた御幸の間。大都会に、こんなに美しい庭園があるとは・・。
 魯山人の作品とか芸術作品が、普通に出てきて、かなり驚きました。

 こういうところは、ライオンズの有志でなければ、個人では、まず行きません。ホンモノを見なさいという、先輩方の教育的ご指導で、本当にありがたいです。

 何をやっても良いのですが、自覚しながら相対的に判断できる尺度というのは、広ければ広い方ほど良いと、つくづくそう思いました。

 スピッツ=『春の歌』
  http://www.youtube.com/watch?v=94uxNQqmknk

==================================

2013年4月6日(土) 【雨の大山桜】
==================================
 本日は、専門学校ビーマックスさんの入学式に出席させて頂いて、家族で、灘崎地区奥迫川の大山桜を観に来ました。さすがに、この雨と風で、上まで登ることができませんでした。



 大山桜は、「あんぽんたん桜守の会」の方々が、地域でしっかりと守っておられますが、この「あんぽんたん」という響きもたまらないのですが、地域が大好きだという思いが、じんじん伝わってきて、なにより、本当に楽しんでやっておられるので(何度も、カラオケを公会堂で御一緒したりしたりもしており)、温かい地域の方々の優しさに触れただけで、喜びいっぱいでした。

 さらに、進路を南に、瀬戸内国際芸術祭に行こうかと思ったものの、結局、宇野港で、たまの温玉めしを食べたりして、日が暮れました。

 由紀さおり=『春の嵐』
  http://www.youtube.com/watch?v=2E4DTy_tKQw

==================================

2013年4月7日(日) 【希望の青空 「no rain , no rainbow」】
==============ご案内=================
『日米文化教育国際交流会  〜グローバルリーダー育成〜日米友好関係とトモダチ作戦 』
                        (参加無料 申込み不要 先着300名様)

パネリスト パトリック・J・リネン氏 大阪神戸米国総領事館総領事
ダグラス・G・アーバー氏 南カリフォルニア米日協会理事長
モデレーター 小山田 真氏 ハリウッド映画俳優  岡山一宮高校第18期生

司会  川端親雄氏  岡山日米文化協会理事長
日時  2013年4月9日(火) 14:00〜15:40
会場  山陽新聞社さん太ホール  岡山市北区柳町2−1−1
主催  岡山日米文化協会
共催  岡山コヤマダ国際協会、大阪神戸米国領領事館、南カリフォルニア米日協会

お問合せ 岡山日米文化協会 086−273−7038
==================================
 明け方に冷たい雨が残った本日は、朝起き会からスタート。

 京橋朝市に行きかけて、腹痛。名古屋以来、いまだ調子が悪いです。
 取り直して、妹尾・箕島ふるさとさくらまつりの設営されているところへ。日中お邪魔できないので、お詫びでしたが、春の嵐にしっかり桜は、耐えていました。地域の肩の日頃の行いの良さで、多くの人出だったようです。

 なによりも、今日は、黒住教最大の行事である宗忠神社御神幸。春の嵐を飛ばしました。

 そこから、南が中央と一緒になって合同の会。私にとっては、里帰りで、ただ太って帰ってきただけのような・・・。
 
 昼からは、吉備高原を上がり、希望学園=のびのび小学校、希望中学校の入学式。
 必ずしも、4月1日で生徒数が確定せず、年度途中で、動きもありますが、例えば、不登校だった子どもが、県外の、しかも、全寮制の学校に入学するということ自体、ご家族も、子ども達にとっても、たいへんな決断だったと思います。ここまでの間、壮絶な時間もあったかもしれません。



 ただ、明らかに、それで変わることがあります。んあいよりも、人の痛みが分かる子ども達の優しさが、いつか、同じように苦しむ他人に優しい言葉を投げかけることができる、そんな素晴らしい力に変わることを信じています。

 挨拶の中で申し上げましたが、「no rain , no rainbow」、雨が降るから、虹を見ることができます。涙のあとには虹も出る、と言ったのは、水戸黄門ですが・・。

 さぁ、始めよう、ここが、スタートラインです!
 馬場俊英=『スタートライン?新しい風』
  http://www.youtube.com/watch?v=kpsNmCiDy9Q

==================================

2013年4月8日(月) 【ぽかぽか陽気】
==================================
 本日は、朝一で、大福で街宣。朝は少し冷えたのですが、どんどんあったかくなっていきました。

 今日は、第一期生として、母校岡山一宮高校の入学式に出席させて頂きました。
 様々な兼ね合いもあってのことだと思いますが、この春の受験では、ほぼ1.5倍ということで、人気校になったのは嬉しいのですが、あまりに高倍率になるのは、かなり気になります。



 確かに、今の岡山一宮高校は、生徒や保護者の方々も、すごく明るいですし、雰囲気が良いです。願わくば、入学希望の方を全員受け入れたいぐらいですが、さすがに、母校を目指して下さった3人に1人の受験生が涙を呑むことになると思うと、OBとしては、本当に辛いです。

 単純に、倍率を学校の評価として喜んで良いはずもなく、それゆえ、新入生には、一宮に入学できたことの責任もあると思うのです。私も能天気に、第一期生ですと笑顔で言って良いのかと思うだけで、苦しいものがあります。


 それにしても、我々の時代の総合選抜方式が解体され、中高一貫校が新設され、また自己推薦制度導入かつ来年度廃止など、その時代時代にあった選抜方法は考えられているとは思うものの、いわば試行錯誤の中で、様々なひずみも出てきています。

 もちろん、受験は常に厳しいものですし、制度に100点はありませんが、悔いのない15の春を迎えるためにも、こうした制度への不断の改善の努力は、必要だと思います。
 あくまで、選抜は、手法でしかなく、合格は、手段であって、それ自体が人生の目的そのものではありません。

 なによりも、こうして年度が変わる中で、昨年の県立高校での生徒の自殺の問題など、有耶無耶になってはいけない問題も、私はあると思っています。

 議会の人事で、文教委員会を希望しようと思います。

 
 その後、勉強会・さんさんの会で、リサーチパークで、花見。ぽかぽか陽気でした。



 週が明けて、地域のご要望やアポ取りなど、まだ引継ぎ中などと言われても、今週は、さすがにもう待てません。


アンジェラ・アキ=『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜 』
  http://www.youtube.com/watch?v=pFJ8EFzywjw

==================================

2013年4月9日(火) 【フロンティアスピリット】
==================================
 本日は、息子の中学校への入学式。

 本来であれば、地元公立中学へという選択が望ましいのは、分かっていますが、いわば転校ということにもなり、様々な事情を勘案し、本人の希望を受けた上で、私学への進学となりました。
 正直なところ、自転車操業ですから、子どもが二人三人いたら、やりくり不可能だったろうなぁ・・・。

 
 午後には、日米文化教育国際交流会へ。
 米国総領事や小山田真さん(一宮18期・映画「ラストサムライ」準主演)の前で、日本語でスピーチさせて頂きましたが、こういうときに、英会話ができるようになっておくべきだったと、つくづく思います。
 それにしても、受験英語というのは、あれはいったいなんだったのか?

 もはや、日本の子どもは、日本の子ども同士だけでなく、世界の子どもと競争しておりますし、トモダチになることができますから、英会話能力は、今後、子ども達には、必要だと思います。
 個人的には、スピードラーニングのサンプルCDの取り寄せを考えています。
 
 また、景気状況もあるとは思いますが、日本の子ども達が、留学をする、海外に出て行くということに尻込みをするようではいけません。チャンスを求めてチャレンジする、それを受け入れる土壌というのは、フロンティアスピリットが、精神的支柱にあるアメリカにはあるのでしょう。



 一方で、岡山一宮高校の校風といわれているフロンティアスピリットについて、小山田さんが体現していると、紹介しました。ちなみに、総領事は、一宮でも、講演されておられます。
 岡山から、小山田さんに倣って、どんどんチャレンジをしに、アメリカに乗り込む若者が増えてくればと思います。


 夜には、岡山ライオンズクラブの花見例会。会場は、いずれ閉館していく三光荘。なにかしみじみと申し訳ない気持ちもします。

 風=『ささやかなこの人生』
   http://www.youtube.com/watch?v=7fEHoTlEDoo

==================================

2013年4月10日(水) 【悲しくさみしい大人】
==================================
 本日は、こともあろうに、水曜日恒例のモーニングセミナーに寝坊・・・・。と言っても、6時ですが、6時開始のセミナーには、間に合いません。

 気持ちの良い青空の下、藤田で街宣。

 その後、本来であれば、息子が通うはずだった中学校の入学式。先日、息子と一緒に小学校を卒業した子ども達が、そう何日も経っていないのに、制服姿が、りりしくありました。



 夜には、頑張っている岡山JCの市民公開例会で、夜回り先生・水谷修先生の講演を拝聴いたしました。愛され、愛する力である大切な命を傷つけあう大人の姿が、子ども達から笑顔を奪っています。教育改革と言うけれど、まずは、我々大人からです。
 特に、「大人から変わろう」というメッセージでした。

 やはり、親自身が、まずは自己肯定感をしっかりもてるよう、歩んできた人生を再構築するような場面が、どうしても必要だと思います。
 愛されて、愛することができるとすれば、親も同じです。

 それにしても、何度目かになるのですが、水谷先生の講演は、胸にぐっと来るものがらいます。
 そもそも、人は体験以上のことは語れないし、それ以上に響かないですが、水谷先生のお話には、伝聞とか引用がなく、ましてや、他者の評価もなく、あくまで、主語や主体がご自身であるからこそ、振り絞るような身を削る講演で、伝わってくるのだと思いました。

 敢えて言えば、人生の中で、どれだけ泣いてきたか、これからも泣いていくか、他者の人生を背負ったり、アトバイスを送ったり、期待されたりする立場の方は、まるで贖罪のように、常に自分を追い込んで、苦しめていくようなところがあります。

 痛みが、自己肯定感につながる感じというのは、実は、私もあるのですが、どうあれ、子どもだけでなく、大人も誰も、愛されたくない人間なんてひとりもいません。
 そういうことを感じつつ生きていくと、人間って、みんな、さびしいし、かわいいし、実は、弱くて、優しいのでしょう。

 風男塾=『下を向いて帰ろう』
  http://www.youtube.com/watch?v=mP8BQn6j3WE

==================================

2013年4月11日(木) 【ピッカピカの1年生】
==================================
 本当に美しい春の朝。
 福田で街宣。新中学生にとっては、まだ慣れない自転車通学路。

 その後、息子が通っていた小学校の入学式。
 ピッカピカの1年生の姿が、なんともかわいいです!!6年前は、息子も、こんな感じだったなぁ、とと思うと、しみじみ・・・・。
 それにしても、こんな天使のようなお子達が、あっちゅうまに大きくなって、いつか、おっちゃんや、おばちゃんになるんだなぁ・・・。私も、ご幼少のみぎりには、まるで天使のようだったのに、思えば、小学2年から、太りだしたんだなぁ・・。いわゆる物心がついたときからの肥満で、筋金入りじゃなぁ・・。
 時間よ止まれ!という気持ちと、どんどん大きくなれ〜!!と思うのと、ないまぜです。

 夕刻には、ある電話取材がありました。なんとも言いようがありません。ただ、生きていくというのは、実にしんどいことだなぁ・・・と思います。

 海援隊=『思えば遠くへ来たもんだ』
    http://www.youtube.com/watch?v=cprCkQW7XoA

==================================

2013年4月12日(金)
         【『人と科学の未来館サイピア』オープン迫る!!】
==================================
 本日は、深い後悔の念から、朝陽が眩しすぎて、街宣中止。
 
 まだ報道等の詳細が分からないのですが、旧県立児童会館を改修し、4月29日に開館する県生涯学習センター別棟『人と科学の未来館サイピア』を有効活用するために、県教育委員会と宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携協定が、本日、結ばれました。
 実は、都道府県教委との協定は、全国で2件目です。県内では、倉敷市教委に続いて2件目。
 
 サイピアで実施する講座へのプログラム提供に加え、授業への講師派遣、教員研修などが予定されています。

 サイピアを含めた生涯学習センターは、指定管理制度も導入されているのですが、生涯学習課も、かなり気合が入っており、開館に向けて、今はドタバタとされている感じです。

 一方で、行政とは別に、6月の宇宙少年団設立の打ち合わせ。結団式のJAXAからの講師が、まだ決まっていませんが、活動予定や会費等も、一挙に素案を作り上げて、土壇場になって、私の中では盛り上がってきました〜。
 

 ところで、柳川交差点に選挙事務所を開かせて頂いた6年前の選挙で、手伝ってくださっていた中村圭介さんが、この夏、那覇市議会議員選挙に向けて、志を持っています。
 そのときには、必ず応援に行くというのは、男と男の約束ですから、どこかのタイミングで那覇に行く必要があります。
 この際、沖縄に行けるぞと喜んでいるとか、そういうレベルの話ではありません。

 なお、今週日曜日には、「中村圭介後援会 事務所びらき ぼくらの船出」が、行われます。
 沖縄県、特に、那覇市にお知り合いがおられましたら、なにとぞよろしくお願い申し上げます!!

 日時 2013年4月14日(日)14:00〜15:00
 場所 那覇市首里汀良町3−63−1 モノレール首里駅より徒歩。

  THE BOOM =『風になりたい』
    http://www.youtube.com/watch?v=bCswh-TO6Us

==================================

2013年4月13日(土) 【皆様ご無事でしょうか?】
==================================
 本日、午前5時33分に岡山では、震度4の地震が発生。南区で、軽傷の方がお一人。その他、人的被害、住家被害、農林、土木、ライフラインへの被害、鉄道・空港など公共交通機関の影響などは、岡山県には入ってきておりませんが、皆様、ご無事だったでしょうか?
 ただしかし、震源地は、淡路島。引き続き警戒を!!

 また、私は、起きておりましたが、大きな揺れの直後に、嫁さんが息子の名前を叫びながら走っている姿を見て、あぁ母親の愛情とは、かくもすごいものかと思いました。  
 正直なところ、私も、どこか人生を投げたところがあるので、個人としては、こだわりは、ほぼ無いのですが、妻子は守りたいと思います。

 それにしても、おそらく、地震の被害よりも、もしもの時の振る舞いで、「あんたの本音が分かったよ!」と、家族の中に深刻な亀裂が走った被害が、随所に出ているかもしれません。


 今日も、街頭ができる精神状況でなかったこともありますが、影響も気になって、いつもの京橋朝市会場を起点に今日・明日と開催される「第2回 岡山城・後楽園カヌー駅伝大会」会場へ。
 本番は明日と言えそうですが、お花見カヌーでは、岡山が誇る全国有数の素晴らしい景色を旭川の上から堪能できるなんて、最高だと思います。


 そこから、本日は、岡山県洋裁技能協会・技能士会の総会および第41回洋裁技能競技大会優秀者表彰式。
 現代の名工から、褒章、叙勲もある技能士の方々は、まさにプロ中のプロです。もちろん理事長さんはおられますが、会長をさせて頂いていること自体、申し訳ないように思います。


 途中、その後、あちこち用事を済ませながら、夜には、ある送別会。
 久方ぶりに、表町の方が会場だったので、中央南小学校跡地の工事現場を見ました。


 いったい、私は、何をやってのかな?感が、増幅され、珍しく酒量の上がった夜でした。

 『コジコジ』
   http://www.youtube.com/watch?v=3FUjZJwxEDY

==================================

2013年4月14日(日) 【『春雷』】
==================================
 天気に反して、気が滅入っている日が続きます。

 本日は、朝一で、新学年になって最初の大きな大会であるスポーツ少年団の招待試合からスタート。女子も単独チームで出場しています。

 そこから、各方面を勝ち抜いてきた岡山市消防団操法訓練大会。そこから、グラウンドゴルフ大会に向かいましたが、開会式は既に終了。

 そこから、玉島に飛び、ライオンズグラブ国際協会336−B地区年次大会。ライオンズクラブの年度は、7月からですが、新しいガバナーが決まったりする、最も重要で盛大な会です。


 ただかくも煌びやかな中に、私は本来いるべき人間なのだろうかと、考えてしまいました。今の私の立場など、砂上の楼閣どころか、吹けば飛ぶような砂上の小屋ですらありません。

 そこから、南区に戻り、子ども会の地域のソフトボール大会を覗かさせて頂きました。家族で一日過ごすことの重要性を思うにつけ、羨ましいなぁ、応援したいなぁと思う一方で、己がいったい何をやっているのか?と、またまた感じた次第であります。

 夜には、雷に雨。北朝鮮を巡る国際情勢も気になるのに、昨日の地震に続いて、自然現象も不安が募ります。ただ、春雷は、今の私の心情には、すごく合っています。
 
 さだまさし=『春雷』
    http://www.youtube.com/watch?v=sBoDiML5iNw

==================================

2013年4月15日(月) 【生暖かい春】
==================================
 生暖かい春の朝、本日は、真綿で首を絞められるような気色悪さがあり、街宣を休止。思いつめたような気分もありましたが、結果として、明日から再開予定です。

 議員団総会では、2月定例会の議決に関して、党議拘束違反があった議員に対して、注意。

 その後、人事異動があって、初めての総務委員会。


 岡山空港の利用実績について、旅客便のみで、産業労働部や土木部が絡むとはいえ、貨物便の報告が無いこと自体、問題であると申し上げました。
 特に、空港3000m化の意味合い、さらには、FAZ指定されながらも、貨物ターミナルの活用が十分でない状況は、空港のあり方として、きっちりと検証すべきだと思います。

 また、防災マップ等について、複数発表されることで、地域の不安を助長している部分もあり、研究発表、報道等は、もちろん自由ですが、危機管理上も、地域に発する防災情報の一元管理的な発想も、必要ではないかと申し上げました。

 ホームページを通じて、ご意見を頂戴したのですが、本日下記のような返信をさせて頂きました。先週来、ずっとこういうことを考えておりました。

 佐野元春=『君が気高い孤独なら』
  http://www.youtube.com/watch?v=rReRPPAkjJU
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 誠にありがとうございます。 

 全て仰る通りだと存じます。あれこれと説明をさせていただいたり、組織がどうとか、多数決がどうとか、言い訳や開き直りのできる状況ではありません。
 出ている結果がこうであれば、自民党県議会議員は、当然責めを負うべきものだと思います。

 実は、こうした政治とお金の問題に関しては、これ以外にも、自転車操業の中で、慣習的に行われていて、社会常識と乖離したものが、ずいぶんあると思います。
 私自身が、いつのまにやら、それに安住して、許して、さらに、利用までしているのもまた事実でありますから、そのことの責めは、当然、私自身が負うべきだと思います。

 一方で、議会内部のことはもちろん、防災の問題はじめ地域の課題等についても、十分な成果が出せていると自分でも全く思っておりません。


 日々、不毛の戦いをしているのではないか?自分が、議員としての適性が無いのではないか?あれこれ、もがいてはいるものの、仕事が全くできていないのではないか?本来、私が、議員であるべきではないのではないか?と思わない日は、初当選のとき以来、一日とてありません。
 
 日々繋いでいるものがあるとすれば、昭和14年生まれの母と平成12年生まれの息子の世代の方々に対して、高度成長期の恩恵を頂戴した我々の世代が、何を恩返しし、何を残せるか、という思いだけです。

 ただ、現実問題、どう見ても、恥を重ねているだけのように思います。

 
 ともかく、お預かりしている4年の任期については、全うさせて頂く責任があろうと思いますが、次期について、当然あるべきものだと全く思っておりませんし、立候補させて頂けるだけの自信が己に持てなければ、身を退かさせて頂くべきだという思いは、常に持っております。
 選んで頂けるに値しないと思えば、出処進退は、潔くありたいと思います。

==================================