2012年3月1日(木) 【今日から3月】
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 日本全国、今日から3月です。一部地方を除くことはありません。
 とたんに春になったような気持ちの良い朝、サウスビレッジ前で街宣。

 事務所の前に、緑を置こうと考え、「何の世話をせずとも、一年中、緑の草木はないですか?」と申し上げたところ、「それなら、オリーブが良いですよ!!」ということで、なぜかサウスビレッジで、オリーブを買いました。
 実は、防災力強化、特に、地域の保水力を上げるため、街路樹や公園の草木を増やして、南区の愛称を緑区に!キャンペーンの一環です。

 本日は、議会は休会日。午前中には、県民局へ、昼には、ライオンズの会合へ。やはり、一般質問がないと、緊張感が無いのは、否めません。

 Hysteric Blue =『春〜spring〜』
  http://www.youtube.com/watch?v=4e3RQ2jbwus&feature=related

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2012年3月2日(金) 【母校に『錦の袈裟』】
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 温度差が激しくて、インフルエンザも、まだ勢いがあります。子どものクラスも、今日から学級閉鎖!本人は、元気なので、休みを喜ぶ始末・・・。

 本日は、朝起き会からスタート。夜明け前は、一時激しく雨が降りました。だんだんと亡父の命日が近づいてくるなぁ、と、いつもこの時期には思います。人生で、最も厳しい試練のひとつでした。

 その後、洲崎で街宣。

 本日は、議会休会日。

 今日は、岡山一宮高校の第30回卒業証書授与式に出席させて頂きました。岡山市内県立高校の一部だけ、卒業式が3月2日で、過去には、議会休会日が3月1日だけで出席できないこともあり、数年ぶりの出席になりました。

 銀杏祭にも行きますので、久しぶりという感じはなく、だいたいが、一期生同士の夫婦ですから、毎日が同窓会のようなものです。一宮地区のソフトボール大会などにも行きますし、友人にも、会いますし、特に懐かしいという感じでもありません。

 そもそも、浪人時代に、偏差値2〜30伸ばしたぐらい、在学中の成績は、劣悪でしたから、OB面して行けるほど、優秀な生徒では、ありませんでしたし・・・。
 だいたい、私は、学業や運動や文化活動で、特に目立っていたわけでなく、ただ騒いでいただけの者です。

 また、初代新聞部部長ですが、新聞部が、その後、発展したという話も聞いたことがありません。本当に申し訳なく思います。

 こういう生徒が母校に帰るのを、落語ファンは、俗に「故郷に『錦の袈裟』」と言うのであります。


 それにしても、我々が卒業して、30年!!これはもう、全くピンときません。今年の卒業生が、子どもでもおかしくはなく、現に親子2代で、一宮というのは、よく聞きます。

 今年の卒業生の30期生は、スーパーサイエンスハイスクール再指定の学年であり、校風の「フロンティアスピリット」を体現しています。ある意味、我々の時代よりも、目的意識が、しっかりしています。

 もっとも、「フロンティアスピリット」については、私自身、むしろ卒業後に、同窓会長の祝辞で聴いた言葉で、在学中や卒業時には、意識していませんでした。
 先輩が皆無ですから、切り開いていくしかなかったし、何をやっても、開学以来初というのが、1期生です。もちろん、私は、初の地方議員です。


 そういえば、県議会議員選挙ということになると、圧倒的に、北区の関係者が多い学校であり、飛車角落ちのようなことにはなるのですが、「フロンティアスピリット」という理念からは、北区をどんどん越えて行けば良いのです。日本どころか、世界や宇宙に向けて。

 なにより、いつかきっと縁は、繋がりますから。人生は、全てに意味があるから。


 我々の時代は、総合選抜でしたが、今は、「一校」と称され、選ばれる人気校だと思います。明るく自由な校風ということについては、一期生が、これですから、難しく言う気などさらさらなく、個性を生かして、のびのびと、楽しく、自由にやって欲しいです。

 恩師の故・酒井先生が作詞された校歌では、一番で、「競わん 個性のひらめきを」、三番で、「自由なる世界に進みゆく」とも、歌っています。本当は特にないのですが、後輩に言うことがあるとすれば、「俺は俺を自由に頑張るから、君らは君らを自由に頑張れや〜」です。
 もちろん、自由は、自己責任を伴うたいへんに重い言葉です。

 ともあれ、間違いなく、岡山一宮高校は、良い学校です。映画『高校大パニック』の言葉を借りれば、「数学ができんのが、なんが悪いとや〜!!」という文系の私(もっとも、数学は、できなかったというよりも、しなかったという方が正しいかも。)が言うのもなんですが、特に理数系については、大学や外国との交流も含めて、全国に誇りうる特色のある学校です。


 それにしても、相対化ができ、他の学校についても、いろんなことが考えられるので、地方議員が、私立・公立関わらず、県内の小・中・高等学校を卒業するという事は、極めて大切な要件だと思います。

 思い出には良くも悪くも、悲喜こもごもあって、しかし、全てひっくるめて、愛するというのは、そういう搾り出すような言葉です。

 好きとは言えても、簡単に、愛は、語る事はできないです。母校への愛校心があるからこそ、母校への責任と他校への敬意があるのです。


 ところで、我々の卒業式の送り出しの曲は、『Let It Be』でした。誰が選んだのだろうなぁ・・・。このアバウトな現実大肯定が、また良いんじゃないでしょうか。

 そういえば、卒業式の日の夜は、なぜか我が家に集まって、仲間内で、焼肉を食べましたね・・・。ほとんど徹夜で騒ぎましたが・・・浪人が分かってましたな。

 そういうことなので、当然のように補習科一期生でもありますから、4年間通った(補習科は、かなりさぼりましたが・・・)学び舎なのですが、既に30年以上経っており、耐震改修を急がなくては。

 Beatles-=『Let It Be』
  http://www.youtube.com/watch?v=ajCYQL8ouqw&feature=related

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2012年3月3日(土) 【ひな祭りの日】
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 本日は、ひな祭り。やや体調不良気味のため、街宣は休止。

 まずは、藤田公民館の文化祭。文化・芸術の秋は、農繁期ですから、南区では、この時期に文化祭というところが、けっこうあります。
 やはり、地域の方々と防災の話。切実であり、県としてもすべきことが極めて多いです。

 その後、国際情勢や我が国の行くべき道に関する講演会へ。TPPについては、やはり難問。

 その後、灘崎特産のひょうたん祭りへ。縁起物ですから、毎年小さいひょうたんが、数個ずつ増えていきます。

 風邪気味ですが、自宅からバスで、あるご町内の若手の方のボーリング大会の打ち上げに参加させて頂きました。岡南地区へは、バスが便利です。
 しばしばお邪魔させていただくご町内ですし、雰囲気の明るい八剣伝でしたので、かなりくだけて、かなり調子に乗っていた気もしますが、久方ぶりに、ちょっと飲んだなぁ・・・。

 午後10時半ごろ再びバスで帰宅。楽しかったです。ありがとうございました〜。風邪には、酒?

 松田聖子=『制服』
  http://www.youtube.com/watch?v=tU7dIaTJpDI&feature=related

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2012年3月4日(日) 【東風吹かない】
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 ファジアーノ岡山は、引き分けからスタート。後発ながら、岡山より先に、路面電車が延伸した富山には、勝って欲しかったですが、雨と寒さで、たいへんだったと思います。

 今朝は、寝惚けたような状態で、京橋朝市へ。4月8日には、第1回のカヌー駅伝があります。河川敷の桜も満開で、後楽園の前に浮かぶカヌーは、風物詩になるかもしれません。


 冷え込んだ今日は、事務所地元の天満宮様の梅祭り。今年は、開花が遅れています。やはり、「政(まつりごと)」の混乱が、陛下の御体調や自然現象に、悪しき影響を与えているような気がしてなりません。

 正直に書いて、ただ己が生き残るために、選挙のことだけを考えて動く政治関係者は、実に浅ましいし、憐れです。悲しくもなければ、腹も立ちませんが、情けないと思います。

 小椋佳=『春の雨はやさしいはずなのに』
  http://www.youtube.com/watch?v=CZK9xboppY4


 建労南地区総会を経て、公民館の文化祭。朝から聞こえる笛、太鼓のような、生涯学習拠点の公民館は、鎮守の森。地域防災といかに絡めて行くかも、課題だと思います。

 その後、岡崎豊県議が、実行委員長を勤められる太伯振興梅まつりは、今日が最終日と神埼緑地公園に行ってみたのですが・・・・。品種によりけりですが、少なくとも、ピークは、もう少し先。
 1週間延長?

 それにしても、気温の変化にこれだけ揺さぶられると、体調を崩しやすいと思います。どうか皆様、くれぐれも御自愛ください。今日も街宣は、休止。私も、風邪を引いたようです。

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2012年3月5日(月) 【雨が邪魔する啓蟄】
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 啓蟄の雨の朝、本日は朝一で、月初めの勉強会。

 今日は議会休会日ですが、なんやらかんやらあります。一番は、議会図書館で、書類の整理。年度末が近づくと、忙しくなるのは、我々も同じです。

 午後には、農政局へ。国営かんがい排水事業について、県の事業も絡んできます。
 再び、夜まで、書類整理。こういう日もあります。

 小林麻美=『雨音はショパンの調べ』
  http://www.youtube.com/watch?v=Uobi-DoqS3E&feature=related

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2012年3月6日(火) 【Facebookについて】
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 本日は朝一で、古新田で街宣。

 本日は、一般質問初日。血沸き肉躍るような激突もなく、議場がどっと沸くような事件もなく、比較的おだやかに時間が流れました。

 私も、もはや4期目ということで、自主規制による自分の一般質問がない議会は、まるで仙人のようです。実は、かなりテンションは下がっておりますし、本当に頭が回っていません。
 しかし、耐える時間が大切です。

一方で、そうは言っても、年度末。本当にやることも多く、明日から始まる倉敷でのプロ野球オープン戦シリーズですが、この10日足らずの間に、広島、読売、東北楽天、千葉ロッテ、北海道日本ハム、福岡ソフトバンクと、なんと6球団も、来岡するにもかかわらず、多分、倉敷にも行けないし、ユニフォームすら見られないと思います。

 スタープレーヤーを応援するというよりは、這い上がっていく二軍の選手が好きな私としては、有名選手が来るから見たいということはなく、致し方ありません。
 なにはともあれ、まずは、私は私を頑張らないと。そして、大賑わいになることを祈るばかりです。
 松山千春=『卒業』
  http://www.youtube.com/watch?v=QAGc6sptDOY


 夜には、VECTORさん主催の熊坂仁美氏・講演会=『Facebookのビジネス活用法 Facebookの「今」と「これから」』に参加させて頂きました。

 実は、Facebookのご招待に応えてということですから、珍しい参加の仕方でした。  正直に申し上げて、Facebookについては、イマイチ活用法がよく分からず、意図的には、どんどん友達を増やすというようなこともしておらず、あまり愛想もなかったのですが、まさに目から鱗の内容でした。
 そもそもが、基本的なFacebookの理念や機能や暗黙のルールすら、分かっていませんでしたから。

 最近は、実は何もせずとも政治関係者が、自分を簡単に売り込む方法のようで、不快感すらあったのですが、あるいはむしろ、これは、私の得意分野ではないか、と思うに至りました。




 おこがましいですが、Facebookとてあくまでツールですから、要は、やり方です。




 ただ、人間性がもろに出るという意味では、交通規則の中で、公道を走る自動車の運転のようなもので、運転を誤ると、かなり怖いもんだな、とも感じました。

 いずれにしても今後は、ビジネスツールとしては、絶対に避けて通ることができないものだと感じましたが、一方で、私は、ビジネスをしているわけではありません。

 そこで、考えたことは、スポーツに例えれば、似て非なるルールで動くツールであるFacebookについては、しばらく助走をしながら、おいおいペースを上げていこうかな、ということです。

 もちろん、「思い」が一番こもっている「佐藤真治のこころ」 の配信は、今まで通り頑張ろうということで、さらに、ホームページが、やはりホームであるという意識も、強く持ちました。 気にはしていたのですが、敢えて携帯電話も従来通りのものを使い、PC中心で行こうと思います。

 あくまで、私は、それでする、ということです。こうした愚直な己のスタンスも、決めたほうが良いと思いました。
 私の場合は、即時性を追うと、すぐ限界が来るように思います。

 ともあれ、こういう機会を下さったVECTORさんには、本当に感謝です。思えば、これ自体が、もはや、Facebookの効果とも言えます。

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2012年3月7日(水) 【一般質問2日目】
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 寒いのか、あったかいのか、よく分からない朝。本日は、水曜日恒例のモーニングセミナー。その後、福島で街宣。

 本日は、一般質問2日目。県と岡山市のトップ会談で合意されたというマラソン大会の開催ですが、総社や津山でも、フルマラソン大会が開催されており、丁寧な手続きが欲しかったという声が多くあります。
 岡山市民としては、女子マラソンに特化するなど、考えられそうですが・・・。

 一方で、岡山市第一選挙区で、複数の政党が、衆議院選挙で候補者擁立に動いているという話が入ってきます。詳細は、不明です。

 泉谷しげる=『春夏秋冬』
  http://www.youtube.com/watch?v=ckhTGPx8QHE

 今宵は、ある学区の防災対策についての会議に。

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 岡山ゾンタクラブさんでは、宇宙飛行士の山崎直子氏をお迎えし、記念講演会とシンポジウムを下記のとおり開催されますので、ご案内させて頂します。私は、本会議開会中なので、伺えませんが・・・。

◆日時 平成24年3月8日(木)
     午後2時00分〜午後4時30分(受付 午後1時30分)
◆場所 山陽新聞社「さん太ホール」
 〒700-0904 岡山市北区柳町2丁目1ー1 電話:086-803-8222
◆入場料1000円(全席自由席)
◆内容
 1部 記念講演 演 題  「宇宙・人・夢をつなぐ」
     講 師 宇宙飛行士 山崎 直子氏
 2部 シンポジウム“奉仕の輪 地域から世界へ”
  (各界で活躍する女性たち)女性の地位向上について
パネラー
 山崎 直子 宇宙飛行士
 原  菊子 国際ゾンタ・国際ゾンタ財団 理事
 青木 洋子 心臓病センター榊原病院 副院長
 永見 和子 陸自三軒屋駐屯地第305施設隊 隊員
コーディネーター
 三宅 定子 国際ゾンタ26地区(日本)次期ガバナー

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2012年3月8日(木) 【一般質問3日目】
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 本日は、藤田で街宣。
 今日は、県立高校の入試ですが、受験生の応援になっていたかどうか・・・。春には、希望通り合格して、通学する彼らと会いたいものです。

 本日は、一般質問3日目。
 教育基本条例案、竹島問題、自衛隊について、台湾との関係、池田家について、教科書採択について、倉敷駅付近連続立体交差事業について、水島港の整備発展等について等々、今日の自民党の質問は、重要かつ興味深く、面白かったです。

 吉田拓郎=『人生を語らず』
  http://www.youtube.com/watch?v=ImCt3a7wQJQ&feature=related

 昨夜、小串での会合で、美味しい海苔を頂戴しました。収穫も大詰め。冗談抜きに、農林水産業の振興のためには、世界平和を祈ります。重油が高騰すると、多方面に影響が出て来ます。


 また、本日3月8日は、ゾンタ・ローズデー及び国際女性デーなので、元宇宙飛行士・山崎直子氏の「宇宙・人・夢をつなぐ」 講演会・シンポジウムがあり妻が出席させて頂きました。

 ゾンタクラブの幾つかある国際奉仕事業の一例として、「アメリア・イヤハート奨学金」(宇宙工学を専攻する大学院課程の女性に授与)があり、女性宇宙飛行士の向井千秋さんに続き、山崎(旧姓角野)直子さんが、アメリカに留学されたそうです。

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2012年3月9日(金) 【一般質問4日目】
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 生憎の雨の朝。大福で街宣。

 本日は、一般質問4日目。自分の質問が無いと、物足りなさが残るのは否めません。やはり、4会中の2回も、質問を休むのは、精神衛生上よろしくありません。「かっぱ天国」を御覧の当局の皆さんも、さぞかしお淋しいでしょう。
 うーん、。やはり、喰らいついて、1回でも多くできる努力をします。

 一方で、議会改革の中で、本丸である議員定数について議論する自民党内の委員会のメンバーになりました。これを望んで他のプロジェクトチームには属しませんでした。

 いずれにせよ、紛糾必至の1年半の議論をしていくことになりますが、どうあれ、岡山市選出の県議会議員の定数減は断行します。
 士魂があるならば、さぁ自ら詰め腹を切って、お互いの血を見ましょうや!!

 浜田省吾=『終りなき疾走』
  http://www.youtube.com/watch?v=YcWJ72QLmHY&feature=related

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2012年3月10日(土) 【広島往復】
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 本日は、広島地区支部設立57周年記念式・講演会出席のため、広島へ。

 朝5時過ぎに、岡山出発。高速道路を車内で、馬場俊英をガンガンかけながら、グイグイ行きました。個人的には、広島は、近所に行くという感じです。
 また、お好み焼きも食べずに戻ってまいりました。

 浜田省吾=『風を感じて』
  http://www.youtube.com/watch?v=YAMKhA2Qkjw&feature=related

 大震災から1年の明日は、様々なイベントが行われます。
 私も、2時46分を厳粛に迎えたいと思います。

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2012年3月11日(日) 【祈りの日に】
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 特別な日である今朝は、朝起き会からスタート。生かされていると感じる日の出の太陽は、格別のエネルギーを持っています。

 浜田省吾=『J.BOY』
  http://www.youtube.com/watch?v=hv_ina3uL9k&feature=related

 本日は、事務所前に半旗を掲げました。


 その後、消防団南方面隊の操法訓練大会へ。

 昨年の今日、多くの消防団員が、尊い犠牲になりました。大変に厳しい社会情勢、経済状況の中で、地域を愛する熱い思いで、頑張っている団員だからこそ、災害の際には、文字通り、体を張って頑張られます。

 まさに消防魂で、我が事より先に、他人を守ることを考えて犠牲になられた団員も、きっと多かったんだろうと思うと、涙が出ます。

 とりわけ、昨秋の台風の時に、全域に避難勧告が出た南区の地域だからこそ、消防団員の方々の安全というのも、やはり考えないといけませんし、また、平素の活動に対して、強力な応援体制が必要です。

 思えば、他に職業もある消防団の方々が、守ってくださることは、決して当たり前のことではなく、局はもちろん、自衛隊や警察の方々の対するのと同様、感謝と敬意を常に持っていたいものです。

 なによりも、年齢や職業にかかわりなく、地域を守りたい熱い思いで繋がる消防団の絆は、一生の宝物。団員の一人としても、誇りを持って、それを守りたいです。
 夕刻には、所属分団の訓練の応援に。


 その後、DOWAホールディングスさんや地元連合町内会などの実行委員会で主催される「児島湖花回廊さくらまつり」へ。

 今年が、3回目ですが、昨年から、1週間ずらされたのですが、早咲きの河津桜は、今年も満開とはなりませんでした。

 それでも、散るのを待つ満開の桜よりも、これから花開いていく蕾に夢を膨らませる時期が、あるいは、一番幸せな時期かもしれません。
 なによりも、今年も、本当に多くの方々のご来場でした。

 特に、緑を増やして、地域の防災力を高めたい私としては、花回廊から、さらに、南区から緑区へ運動を展開したいものです。


 そこから、本日は、逢沢代議士(22期)の附中同窓後援会と山下たかし2区支部長(33期)附属学園同窓後援会の拡大幹事会へ。

 32期の私は、両方の役員ということになるのですが、元秘書かつ公募の選考委員でもあり、また、南区は、選挙区も、1区、2区両方含みますので、両方の応援を全力でさせて頂かねばなりません。

 そうはいうものの、私は、幼稚園から岡山大学附属学園ですが、特に、附中の時代に、成績優秀、スポーツ万能のリーダー的存在であったというような事実は、一切無く、附中卒業生ということ自体、それなりのプレッシャーでもあり、同窓会自体も含めて、役員がどうのという、立場じゃないようにも思うのですが・・・。

 もともと、そういうことが当たり前と思えるほど、出来が良いわけでもありません。ドラえもん的に言えば、「のび太のくせに」ですが、所詮、サトシンは、サトシンですからなぁ・・・





 そして、今日の2時46分をどこで迎えるのかは、大きなテーマでした。

 桃太郎大通りでは、フクシマで、脱原発のパレードも行われていました。今日どこでどのように、2時46分を迎えられたか、思いやスタンスは様々ですが、私は、日本会議岡山さん主催の「東日本大震災復興祈願祭と復興を記念する集い」出席のため、護国神社へ。

 2時46分、政府主催の追悼式の中継を見ながら、術後間もない天皇陛下と皇后陛下に合わせて黙祷をさせて頂きました。誰かや何かを責めるのではなく、ご冥福や復興をただ祈る、そうした時間。
 陛下のお姿に涙が出ました。こういう有事の際に、守るべきもの、本当に大切なことが、分かるように思います。


 さらに、夜には、ある祝賀を兼ねて、逢沢代議士と少人数での会食。

 今日はものすごく一日が長く充実していました。


 一方、おなじみの冒険遊び場、太陽の丘には、アマチュア無線基地が誕生しました。ハムのブーム到来か?

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2012年3月12日(月)
     【祝!重友梨佐選手のロンドン五輪マラソン代表選手入り】
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 天満屋から4大会連続となる重友梨佐選手のロンドン五輪マラソン代表選手入りおめでとうございます!!

 本日は朝一で、福田で街宣。美しいですが、本当に肌寒い朝でした。

 小6から中2まで、近くの当新田に住んでおり、臨港鉄道が走っていた頃が懐かしいです。
 昨日のように、中学の同窓会がらみの会があると、『市民ケーン』の『薔薇の蕾』は、確実にあの時代にあると思います。
 家業をたたんで苦悩の多かった思春期は、決して、黄金期ではないのですが、親友のK君やT君との間抜けな思い出に励まされます。特に、K君は、同窓会に来るような奴ではないので、私には、いつも何か足りない感じがします。

 街宣をしながら、あのころの自分たちと話をする。そういう場所もあります。

 『Stand By Me』
  http://www.youtube.com/watch?v=co0xgkfhtRU&feature=related


 書類の整理にまた半日以上を費やし、夕刻には、岡山県神道議員連盟発足記念式典へ。




 神道政治連盟国会議員懇談会事務局長である稲田朋美衆議院議員の記念講演は、歯に衣着せぬ、は行(はぁ〜、ひぇ〜、ふ〜、へぇ〜、ほ〜ぅ)の内容で、たいへんに勉強になりました。

 ただ、気になったのは、119人の自民党代議士のうち、半数近くが閣僚経験者で、やはり与党癖が抜けておらず、厳しい追及の質問は、若手の役割であるという雰囲気があるということ。
 いきなり小泉議員に飛ぶ感じがあり、中堅世代はどうなっているのかな・・・。

 ともあれ、こうした心ある議員連盟が多くできる事は、喜ばしいことだと思います。特に、神道は、保守政・自民党のまさに根幹の部分です。

 浜田省吾=『ON THE ROAD』
  http://www.youtube.com/watch?v=qg0ov7mr67g

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2012年3月13日(火) 【本当なんだなぁ】
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 本日は、朝一で藤田で街宣。年度末でたいへんなものの、気持ちの良い朝。

 水たまりに氷が張っていましたが、日の出が早くなり、あっという間に溶けました。この時期からの街宣というのは、全く修練になりません。梅雨までは、気候が良すぎて、達成感が低いです。

 本日は、ライオンズクラブの例会に抜けた以外は、議会図書館で、終日書類の整理。爆発。
 それにしても、今日は指名例会で、7月以降に、私ごときが、日本で8番目にできた名門と言われる岡山ライオンズクラブの会長になることが、発表されてしまいました。本当なんだなぁ・・・。
 第一副会長でしたので、予定通りではあったのですが、本当に良いのかしら?

 頑張るしかないのですが、私と一緒に冷や汗をかいて下さる会員をただいま募集中です。


 ところで、議会内で、最近になって、2月20日号の日経グローカルの記事に気がついて、ブログの「かっぱ天国」を御覧になる方もおられたりして、「同業他社」に気を使うのも、いよいよ面倒くさいな、と思うわけです。

 浜田省吾=『路地裏の少年』
  http://www.youtube.com/watch?v=4mSYLGaRFZ8&feature=related

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2012年3月14日(水) 【監査な日々 包括外部監査結果】
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 本日は、本当に気持ちの良い春の朝。

 水曜日恒例のモーニングセミナーの今朝の講話は、親業インストラクターの江崎英子さん。岡山市国公立幼稚園PTA連合会会長のときにも、一方ならぬお世話になっており、特に、就学前のお子さんをお持ちの保護者の方に、聞いていただきたい内容です。

 その後、児島湾大橋袂で、街宣。まだ4℃でした。

 本日は、常任委員会開催日。農林水産委員会。戸別所得保障制度について国に要望書を出す動きです。


 午後からは、今年度最後の監査業務。
 本日は、包括外部監査結果について、報告いただきましたが・・・。包括外部監査については、正直言って、そういうものなんかなぁと、かなり驚きました。詳細は書きませんけれど・・・。


 その後、本日は、ほぼ全員参加のはずの第2回岡山県議会地域公共セミナー。
 『中央政府の役割と地方議会の役割−大阪府教育基本条例を素材として−』と題して、岡山大学法学部教授・中富公一先生の御講演。
 もっとも、2回目にして、早くも受講者が減っているような気がしますが、気のせいだと思います。

 本日は、憲法を基軸にした講演でしたので、私には、楽しかったです。
 私も、大きな声では言えませんが、一応、早稲田大学政治経済学部政治学科卒の政治学士なので、一般教養で、法学は学んでいるはずなので・・・・。
 ただ、講義で、憲法を受講していた記憶が皆無です。むしろ、恩師は、寄席で見た玉川スミです。

 しかし、「憲法とは?」に対して、すぐに「個人の尊厳を中核とした人権保障の体系」と答えるのは、キャンパスではなく、伊藤真先生に学んでいるから。
 確かに、政治的にはいろいろありますが、私の憲法感覚の根っこは、やはりそこです。



 おそらく、今、法律学を学びなおしたら、かえって、刺激的かもなぁ、と思ったりします。しかし、やはり、法の支配の中にいる議会、議員なのですから、地方議員とはいえ、法的な基礎は学んでおく必要があるのではないでしょうか。

 少なくとも、難関の行政職の試験を突破している職員さんは、法は分かっているわけですから。


 ホワイトデーの本日、いや〜個人的には、散在する理由もなくて助かったです。今も、マシュマロデーと言うんでしょうか?マシュマロよりも、平和町北部町内会が誇る「つるの玉子」の方が、かなり美味しいと思います。

 思いが実らなかった方々に・・・。
  浜田省吾=『片想い』
  http://www.youtube.com/watch?v=iXaQHkxDYYU

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2012年3月15日(木) 【がれき受け入れについて】
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 暖かい朝、七区入り口で街宣。

 いよいよ、年度末。23年度分の所得税の確定申告の受付も、今日まで。私自身の経験からも、営業マンの方々も、ノルマを課せられて、暖かくなる天気とは裏腹に、本当に厳しい時期です。
 一方、行政内部的には、人事異動が気になる季節。

 なによりも、あまりにも無様な政権運営や、なにか政権争奪戦の揚げ足取りのような議論に時間がとられるあまりに、国の経済対策を含めた補正予算の成立が遅くなり、地方では、補正予算の中身を繰り越さざるを得ないことに、情けなさと怒りを覚えます。

 ところで、倉敷には行けませんでしたが、東北楽天のミニキャンプも今日まででした。昨日、岩村明憲内野手右ふくらはぎの肉離れで、開幕戦出場が絶望的とか。昨秋の期待の中川大志選手に続いて、岡山で怪我をされると本当に辛いです。

 今秋は、最低でもクライマックスシリーズに出場して、秋季キャンプに戻ってきて欲しいものですが、こうして東北楽天が、岡山が準本拠地というイメージができてくれば、ありがたいと思います。
 本当に大切な3月11日に、東北楽天が岡山にいたことを我々も、重く受け止めるべきだと思います。

『羽ばたけ楽天イーグルス』
 http://www.youtube.com/watch?v=ox4nuhnGxUI


 ところで、がれき受け入れについて、かたくなに拒否する答弁をされていた知事が、突如、受け入れを前向きな方向にという報道が、なされています。
 これが、議会閉会前に出てくることに、やや戸惑いを感じています。

 私自身のがれき受け入れについての考えは、先日、お問い合わせに対して、私の私信として書いたものがあり、それを一部まとめて引用させて頂きます。


 がれき受け入れについては、総論的には、例外なく、誰しも受け入れたいと思っていると思います。声高に嫌だという人を聞いた事はありません。
 私も、もちろん反対ではないですが、今はまだ、積極的に動ける根拠が乏しいと思います。

 端的には、各論的に、どこの瓦礫をどこに受け入れるかという、場所、そして費用が、問題になると思います。

 とりわけ、気になるのは、放射能の影響の問題です。がれきから少しでも、放射能が出るという事になれば、風評も含めて、一挙に受け入れ反対、責任追及という社会・政治問題になりかねない怖さがあります。

 特に、岡山県は、人形峠のウラン残土の問題を抱えているので、東日本からは良くて、鳥取からはダメなのか、という問題になりかねないというのはあります。これは、一つの懸念です。


 なにより、予算措置の問題です。

 特に、廃棄物に関しては、市町村レベルが主体になりますが、塩分を強烈に含んでいますから、予定耐用年数を越えて、確実に炉を傷めることになり、丸ごと全て埋め立てるのだとすれば、その最終処分場の確保も、難問です。
 現状で空き容量がないわけではありませんが、処理計画変更になります。

 それでも、受け入れるべきなんだ、と、知事が、県としてそれを言うなら、よほどの市町村への支援も必要ではないかなと思います。そこには、岡山市、あるいは、岡山市民の相当な覚悟も必要になります。

 端的に言うと、運搬費用や処分方法も含めて、国策で、予算措置を講じて、制度的に、がれき処理対策制度ができないと、市町村の負担や県の補助では、なかなか難しいと思います。


 人情や道義だけで、諸手を挙げて、OKとは言えない辛さがあります。

 言い訳がましいですが、地方自治体ごとの判断に委ねる限界を超えている問題で、やはり、方向を決めるのは国政だと思います。

 ただ、本来は、地方議会から、がれき処理が地方で行える制度設計を国に求めていく要望書を出すべきでした。

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2012年3月16日(金) 【祈りながらやるべきこと】
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 すっかり春めいた朝、本日は朝一で、築港で街宣。

 本日は、興除公民館の防災講座で、岡山理科大学教授 西村敬一先生と同大4年生の新谷美沙紀さんによる『次の南海地震に備えるために〜興除地区震災体験者の証言から学ぶ〜』という講演がありました。

 地域の関心も、極めて高く、多くの方々のご来場でした。新谷さんは、かわいらしい女子大生ですが、緻密なデーターに基づく仮説と検証の積み上げによる講演で、正直なところ、改めて震撼するものがありました。

 昭和21年(1946年)の昭和南海地震を体験された興除と藤田地域の聞き取り調査を行ったもので、1854年の嘉永南海地震の被害との類似性からも、今後の地震による被害の予想もできる内容でした。

 なによりも、南区に自分がいる意味というのを改めて、思い知らされた気がします。神仏の意図があるから、自分がいるのでしょう。・・・本当に考えさせられました。


 まず、震源が岡山に近づいている状況から、実は、東日本大震災と比べても、岡山の方が、震源域から近いのですが、仮に想定震源域(東海、東南海、南海、津波の4連動)が起きた場合・・・。

  @ 非常に激しい揺れ  震度6弱から6強

  A 揺れの継続時間が非常に長い
      興除・藤田のような軟弱な堆積層では、地震波が増幅し、多
     重反射して、10分間揺れが続く可能性もある。揺れの強さよ
     りも、長さの被害は、浦安市で、顕著であった。

  B 広範囲で地盤沈下が生じる可能性がある。
      今まで岡山で論じられて来なかった。

  C 高い津波の襲来の可能性
      津波の高さ自体は、紀伊水道や淡路島、佐多岬で、太平洋岸
     の5分の1程度になる?


 そして、釜石の奇跡から、避難3原則
  @ 想定にとらわれるな  A 最善を尽くせ  B 率先避難者たれ

 特に、B。今、大切な人を頭に浮かべた時に、しかし、「津浪てんでんこ」ができるかどうか。少なくとも、子どもには、「親は放っておいて、とにかく逃げろ」と、親は言えるけれど、逆は・・・。
 平素から、お互いの覚悟というものをきっちりと伝えておく必要があると思います。




 政治家は、己がピンチになると思えば、逃げるのが得意ですが、いずれにせよ、率先避難者に、私は、なれません。ただしかし、率先避難者が、避難者を率先するのです。


 一方で、もちろん、防災訓練などは当然として、今、やらなくてはいけないことがあります。

 ひとつは、ボーリング調査。実は、あまりにも、基礎データが少ないという事があります。特に、過去に岡山に大きな津波が来ていないと言い切るだけの調査は、行えていません。

 加えて、私自身、鵜呑みにしているわけではないですが、農政局が言うように、本当に児島湾締切堤防の耐震構造は、大丈夫なのか?やはり、詳細なデータと根拠をやはり求めていく必要があると感じました。
 実は、昔を知る多くの方から、不安の声を頂いています。

 さらには、県市の防災基本計画が見直されたら、地元にそれをきっちりと説明していく必要がある、ということ。狼少年ではないですが、可能性というのものは、冷静に踏まえておく必要があります。


 私が、被災地で聞いた一番、厳しい言葉。それは、敢えて今まで書きませんでしたが、「海は海を覚えている」・・・・。津がつく地名が、港です。・・・・・岡山平野の多くが、海であったこと・・・。

 つくづく思いますが、 私達は、地震や津波や台風や火山噴火がある、そういう国に住んでいるのです。だからこそ、大自然の中で生かされると感じ、畏敬の念を持ち、だからこそ、支えあい、謙虚に、潔く、慎ましやかに生きてきた・・・・それが、日本人なのだと思います。

 だからこそ、感謝を持って祈ってきた、それが日本人です。政治が祈りを忘れたことが、大問題だと思います。
 ただ、祈る以外にも、あるいは、祈りながらできること、それをやっていくのが、政治の仕事です。



 午後には、岡山NPOセンターと県県民生活部県民生活交通課による平成24年度岡山県NPO関連予算説明会。

 いわば、協働という名で、次年度発注予定のメニューということにはなりますが・・・。こういう場に集わない、あるいは、集わなくて良いNPOもあるという意味では、思うところもあるのですが、どうあれ、プロポーザル等で打って出て、少しずつでも、実績を作らなければ・・・・なんか、公共事業みたいだな・・・。

 ともあれ、現場の最前線の若手の担当県庁職員さんがずらっと並ばれる風景は、平均年齢が50歳は確実に越えている委員会室とは、明らかに雰囲気が違いました。
 今までの行政の常識を超えて、現状を打破する若い感性に期待したいです。


 ところで、今日で、100系と300系には、さようなら・・・。あまり乗っていないのが、悲しいです。大学の4年間、新幹線に乗ったのは、入学の時のみ。あとは、東京往復は、全て青春18切符でした。

 実は、新しい時刻表をつぶさに見たわけではありませんが、益々青春18切符が使いにくくなっていると話を聞くだけで、さびしいなぁ・・・。

 馬場俊英=『君がくれた未来』
  http://www.youtube.com/watch?v=9x6uWYl-ZTg

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2012年3月17日(土) 【Facebook開始】
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 雨の朝。新稔橋で街宣。

 その後、ほとんど放置状態であったFacebookについて、初めて手を加えました。事実上は、今日から稼動し始めたと言って良いと思います。
 多くの方から、更新しない事へのお叱りを頂戴いたしておりました。誠に申し訳ありませんでした。

 ただ、少なくとも、当面は、スマートフォン等で、PC以外から行うことはありませんので、即時性を欠くことになります。こうしたスタンスを決めざるを得ないという結論になりました。



 なによりも、基本的に、、一番思いを書けるのは、「佐藤真治のこころ」であり、スタイルを変えたり、逆に、「こころ」の配信先を増やそうという思いは、今後も、全くありません。
 Facebookやブログが、「こころ」に替わり得るという認識は、持っていません。

 願わくば、Facebookから、ブログの「かっぱ天国」、そこから、ホームページの「佐藤真治のこころ」のアーカイブまで、時間をじっくりかけて、いつか来て頂くというのは、一つの目標です。
 加えて、有益な情報については、意識してアンテナを張らせて頂きたいと思います。



 ともあれ、今日からが、デビューです。


 今夜は、ある地域で、知事の県政報告会がありました。その地域の団体の勉強会という形だったのですが、地域の主だった方と区選出の県議にも、声をかけていただいたという形です。


 秋の知事選挙には、直接的には関係がないという受け止めで、良かったのだと思います。

 ただ、我々は慣れているのですが、具体的に地域に入れば入るほど、やはり、どうしても、県政の話は、散漫で、宙に浮いたような印象になるのは、否めませんでした。

 特に、地域防災や年金等の問題になると、知事がどうというよりも、県政レベルでは話し難いという感じはします。このあたり、本当にもどかしいです。

 ところで、最近の知事の政策パンフレットには、未来科学棟(仮称)が重点施策として掲げられています。児童会館時代のことを思うと、しみじみとします。
 本当に、よくここまでもってこれたよなぁ・・・。頑張りましたね、関係者の皆様!

 馬場俊英=『色褪せながら 輝きながら』
  http://www.youtube.com/watch?v=kH-SKAYxla8&feature=related


 同時刻、ファジアーノ岡山の応援に行けませんでしたが・・・偕楽園より後楽園の方が、すごいと思うのですが・・・・・。

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2012年3月18日(日) 【南に北に】
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 今朝は朝一で、夫婦で朝起き会へ。
 そこから、師友会の例会前に、護国神社で正式参拝。

 そこから、内尾グラウンドの小学生親善ソフトボール大会へ。
 実は、エネルギー特措法の買い取り価格を国が決めないので、メガソーラー誘致の件は、停滞しています。むしろ、岡山県は、他県の後塵を拝している状況かもしれません。

 もちろん、私は、メガソーラーの誘致に反対であるはずもなく、子ども達の聖地である内尾グラウンドについては、絶対にいけないと言っているだけです。


 そこから、北区伊島で、壮年の勉強会へ。
 再び、取って返して、中央卸売市場ふくふく通りのイチバデーへ。シモショクさんで、「とんかつ定食」を食べ、春季将棋大会へ。


 そこから、北区天神町に戻り、聖園マリア幼稚園へ。

 実は、4月から建替え工事に入り、12月には、新園舎になるため、お別れ会。私は、本来は、1971年卒園になるはずですが、卒園アルバムにも出ていないのは、途中から、岡大附幼に、転園したからです。

 私は、法華ですが、幼い頃の私に、天使のようなかわいらしさがあったのは、マリア様の前で、シスターに、かわいがって頂いたからでしょうか。たいへんな甘えん坊だったそうです。




 そこから、岡山旭ライオンズクラブさん主催の点字ブロック発祥の日の記念事業=「アイヘルス・フェスタ2012 in 岡山」へ。
 特に、視覚に障りがある方の支援については、ライオンズは、力を入れており、素晴らしいアクティビティだと思います。

 バイコロジーの会でも、視覚に障りがある方々とタンデム(二人乗り自転車)でサイクリングする活動は続けていますが、今日の展示は、当事者の方も、すごく喜んでおられました。

 なにより、糖尿病から失明される方も、増えており、LED付音響装置などは、高齢者や子ども達にも優しいユニバーサルデザインの街づくりの大切さを勉強させていただきました。

 また、桃太郎アリーナの中に、展示ブロックがあれば良いのにという御要望も、頂きました。

 ところで、このアイヘルス・フェスタの会場の片隅に、例の倉敷チボリ公園から救出したチボリのジオラマが・・・・。ちょっとやばくなってきた感じです。


 夕刻からは、和装教育振興の長年の活動の成果で、ついに、この春から中学校の教科書に、ゆかたの着付けが、載るということで、祝賀の意味で、少人数で会食。逢沢代議士と2週連続。

 茶道や華道や香道や、和文化振興が、景気回復にも、エコにも資するようにも思います。
 ただ、問題は、武道もそうですが、指導できる教師の育成や教育現場と民間との連携です。


 そこから、「靴屋でささやかなパーティーを開催してみようの会」で、表町へ。午後10時過ぎまで。
 今年も、表町界隈で、「ほろよいーの」が、開催されるとのこと。詳細後日。

 結局、今日は、18時間近く活動していて、さすがにバテバテになりました。

 REBECCA=『MAYBE TOMORROW』
  http://www.youtube.com/watch?v=ZhjGYrrK6RA

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2012年3月19日(月) 【2月定例会閉会】
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 本日は朝一で、久しぶりに倫理会館で朝起き会に出席させて頂いて、泉田で街宣。
 小学校の卒業式の今日、ぽかぽか陽気で、街宣が1時間を越えました。修練になりません。

 ところで、本日で、2月定例県議会は、閉会。
 約6487億円の2012年度一般会計当初予算案がメインですが、問題は、「震災がれきの受け入れ促す決議」が行われたこと。正直なところ、戸惑いの中にいます。


 3月15日の「こころ」の【がれき受け入れについて】で、『 もちろん反対ではないですが、今はまだ、積極的に動ける根拠が乏しい 』と、書きました。

 しかし、そこから急展開したということです。代表・一般質問戦が終わり、議案を付託された委員会も終わり、決議が、最後の議運で決まるという異例の事態でした。

 敢えて言えば、1日で状況が変わりました。正直なところ、16日の議会運営委員会の議論の詳細は、私も知らず、17日の新聞報道で知ったという状況です。


 これは、野田佳彦首相が、全国の自治体にがれき処理への協力を求めたのに応えたというよりも、「最も必要なことは、都道府県並びに市町村の主体的かつ積極的な協力による広域処理である」という、中央自民党の考え方だと思います。
 根拠ができたというよりも、政治的アピールの側面も、あるかもしれません。

 今回の議決では、県は、国に対して、「必要な情報の開示、住民への説明責任を果たすこと」を求め、さらに、国から県内の各自治体に対して、「適切な指導力を発揮し、通常の廃棄物相当と判断される瓦れきの受け入れについて、働きかけ等の適切な措置を講じる」よう、求めています。

 正直なところ、処理施設を持たぬ県が、具体的に何をするのか?何ができるのか?というと、国にお願いし、基礎自治体に、掛け声をかけるだけなのかと思うと、さみしくて仕方ありません。


 道州制に否定的な加藤紘一先生は、『都道府県は、国に対しては、地方の顔をし、基礎自治体に対しては、中央の顔をもつ、「ぬえ」のような存在です。 』と、おっしゃっておられますが、正直なところ、今後、県と基礎自治体との問題も、少なからず出てくるかもしれません。

 具体的には、私の現在の住居も事務所も、焼却施設からは極めて近いですし、かように、市行政においては、市民生活直結のリアルな極めて難しい問題となりますし、国が、「全て責任を負う」と言ってみたところで、負ったためしがあるのかを考えると、ましてや、県が、何をどう助けてくれるのかを考えると、岡山市が、簡単に答えが出せるとは、とても思えません。


 いずれにせよ、議会は閉会。次の本会議は、5月半ばの臨時議会で、委員会開催ですら、1ヶ月近く先になります。
 確かに、理想としては、否定できる内容ではないのですが、県としては、無責任に、格好で言うてみただけかと批判を受ける懸念もあります。

 少なくとも、「県のスタンスを言ったから、これでもう役割を果たしたからね。」では、すみません。様々な意味で、重大な決議になると思います。

 加えて、自民・公明案に賛成と反対と、民主県民クラブさんは、対応が割れましたが、野田総理からの依頼に対しての対応でもあり、これも難しいところです。


 なお、瓦れきについては、福島県は県内で処理されるので、岩手県・宮城県のそれですが、運搬を考えても、西日本は、宮城県の分をというイメージがあるかもしれません。


 一方で、党内で議員定数について議論するチームも立ち上がりました。私もメンバーです。はっきりしていることは、議員定数削減は行い、少なくとも、岡山市選出議員の定数は、必ず減らすということです。これは、私の公約でもあります。


 馬場俊英=『センチメンタルシティ・マラソン』
  http://www.youtube.com/watch?v=DzTKvJuhKrE&feature=related

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2012年3月20日(祝・火・春分の日) 【誇り高き卒業式】
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 本日は、春分の日。大福で街宣。本当に気持ちの良い朝となりました。

 本日は、岡山歯科技工専門学院卒業式が開催され、祝辞も述べさせて頂きました。
 今年も誇りに満ちた素晴らしい式でした。

 この学院は、市歯科医師会の設立で、事実上歯科医師の先生方が、運営されています。今年も、プロの歯科技工士が、23人誕生し、全員国家試験合格の歴史は、途絶えた事がありません。
 チーム歯科医療の人材を自ら育てていくという姿勢には、本当に頭が下がります。

 卒業生の側も、大学卒業後、あるいは、転職して、この道に進まれた方もおられ、多くの生徒が、知識が全くないところから積み上げていくという、本当に厳しい2年間だったと思います。
 23人中22人が就職、1人が進学と、きっちりと新たなスタートを切られることになっています。

 県も条例を作っていますが、介護予防まで含めて、歯の健康は、これから益々重要になります。したがって、歯科医療を支えていくのは、我々の使命でもあります。

 社会に貢献するから社会人であるとすれば、切磋琢磨しながら、ともに社会に貢献できる仲間でありたい、そのように強く思いました。


 それにしても、何か上手く行きかけたかなと思うと、いっぺんに引き戻されてしまうような現実があります。人生はままなりませんが、かと言って、ぱぱなりません。

 馬場俊英=『オセロゲーム』
  http://www.youtube.com/watch?v=J4w85SGWupA&feature=related

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2012年3月21日(水) 【職業能力】
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 本日は、水曜日恒例のモーニングセミナーからスタート。息子さんが支援学校を卒業された方の会員スピーチには、胸が熱くなりました。
 その後、福島で街宣。

 そこから、県民局で、県営かんがい排水事業について。

 TPPの動向もあるのですが、今後の農業をどのように考えていくか、さらには、農業と防災の関係を冷徹に考えるべきことから、やはり、街づくりの視点から、整備していくインフラの一つでもあるという認識を強く持ちました。

 とりわけ、外環状道路が伸びていきますが、宅地開発のあり方についても、大きな課題です。


 そこから、職業能力会開発協会の理事会へ。岡山県洋裁技能協会会長として。

 職業能力開発、能力評価、技能尊重気運の高揚と、大きな柱があります。特に、叙勲や黄綬褒章にまで繋がっていくものであり、また、ものづくり産業の人材養成、確保のためにも、重要な機能を果たしています。

 様々な分野に、つまりはプロの技能士がおられて、技能五輪全国大会など、もっともっと広く知られるべきだと思います。
 もっとも、洋裁技能協会に関わりながら、私は、ボタン付けすらできないのですが・・・。

 また、選挙を経るという事が、国家資格や国家試験、技能認定などの代替足りうるのか。政治関係者の職業能力の質は、問われてしかるべきだなと、強く思いました。


 さらに、ライオンズクラブの委員会を経て、中心市街地の街づくりについて。
 私の中では、少なくとも、北区と南区は、完全に繋がっています。中区も、東区も、同様に考えていけるように思います。


 夜には、久方ぶりに、会合のはしご。明らかな食べすぎ。
 特に、飲みすぎというのが、ノンアルコールビールの小瓶5本。これが、意外ときついのです。

 馬場俊英=『働楽〜ドウラク』
  http://www.youtube.com/watch?v=mVXyJDidVdY

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2012年3月22日(木) 【家庭的児童養護施設へ】
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 本日は、朝一で、妹尾で街宣。気持ちが良すぎる春の朝。かえってさわやかな朝の中にいますから、これはもう全く修練になりません。


 本日は、児童養護施設の役員会が開催されました。私は、理事の一人です。
 多くのタイガーマスク、伊達直人の方々に助けていただいている児童養護施設ですが、ここで、国の施策が、大きく動いています。

 ひとつは、社会的養護から家庭養護への流れで、その中で、家庭養護ということで、里親に3割を預け、児童養護施設も、家族「的」養護ということで、より少人数化される、あるいは、小規模なホームを地域に分散しながら作っていく、という方向です。

 ただ、問題は、人材。特に、育児経験のない新卒の若い職員さんが、住み込みで、子ども達と生活をともにしながら働くという現実があり、今後は、5.5人に1人という配置で、子ども達を見ていくということになります。

 しかも、年々、子ども達を取り巻く環境も、厳しくなってきていると言えます。
 あるいは、発達障害の影もあり、あるいは、児童虐待の連鎖という負のスパイラルに陥っている傾向もあります。

 したがって、児童養護施設の職員さんの平均勤務が3年という現実があり、職員さんをいかに支えていくか、というのは、たいへんに重要な問題です。

 加えて、第三者評価というのも始まり、これも、評価基準が、やや微妙なものもあります。


 ともあれ、突き詰めれば、自己肯定感を育む親の愛情に代わりうる愛情を、さらに、勉学か技能を身につける機会を手厚く子ども達に提供できるか、その体制をいかに作ることができるか・・・・

 様々な意味で、子ども達は、大人による被害者です。そして、彼らも大人になっていきます。負のスパイラルをどこかで、断ち切る必要があります。

 そのためにも、自分の子どもと同じように、他の子どもにも愛情をということもありますし、具体的には、児童相談所や一時保護施設、児童養護施設、里親、児童自立支援施設・・・まだまだ、そこへの支援、協力、参加が、必要です。

 社会のひずみが、子ども達に出ているとすれば、最後の最後は、家庭の再生。足るを知る。幸せの原点回帰。それが、一人ひとりの命題として、生き方として、問われているように思います。


 ところで、今は、人事異動本番。

 まずもって、卒業される誇り高き県庁職員の皆様方におかれましては、私ごときが申し上げるのもおこがましいですが、お世話になりまして、本当にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。
 そして、これからも、益々ご健勝にて、岡山県の発展のために、ご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 私も、いつか分かりませんが、あるいは、好むと好まざるとに関わらず、県議会を旅立つ日が来るのでしょう。いつ、どういう形でかは、自分でも分かりません。

 松山千春=『旅立ち』
  http://www.youtube.com/watch?v=CQ2X7GZwPRY&feature=related

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2012年3月23日(金) 【自治体と連携する被害者支援】
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 冷たい雨模様の本日は、朝一で、千両街道で街宣。

 本日は、犯罪被害者の早期支援団体であるVSCO主催の「自治体と連携する被害者支援」という講演会。犯罪被害者支援の条例が、県や政令市で初の岡山市はもちろん、岡山県内すべての市町村にできるという快挙。
 ただ、実体験に基づく発表は、本当に胸が痛くなります。ある日、人生そのものが、根底から変わってしまうような事件が起きたとき、寄り添える人がいるかどうか・・・。一方で、犯罪被害者の方への経済的な支援の必要性も強く感じます。

 夜には、一宮高校の吹奏楽部の定期演奏会がありました。後輩達は、本当に見事に弾けていました。青春は、弾けてなんぼ。人生も、弾けてなんぼ。
 それにしても、一宮高校は、本当にええ学校になってきました。

馬場俊英=『「優しい雨のように」を覚えてますか?』
 http://www.youtube.com/watch?v=PGUTez2Y6fM

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2012年3月24日(土) 【希望の学園】
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 本日は、朝一で、岡山県看護議員連盟と石田まさひろ氏(第23回参議院議員候補内定者)との交流会がありました。http://ameblo.jp/masahiro-ishida-seisaku/

 実は、看護職の代表として、男性というのは、珍しいのですが、たかがい恵美子参議院議員と並んで、プロの声がきっちりと国政に反映されるのは、好ましいことだと思います。

 一方で、最近は、参議院無用論のような議論もありますが、地域代表に対して、職能代表として、長期に安定的かつ専門的な民意を反映する参議院の本来の役割には、むしろ積極的な意味を見出すべきであり、むしろ、良識の府といわれる参議院が、衆議院化していることの方が、問題なのだと思います。

 途中失礼をして、そこから、久方ぶりに、吉備高原へ。

  吉備高原のびのび小学校、吉備高原希望中学校は、まるで桃源郷の中にあります。


  あまり岡山県民の皆様に知られていないのですが、公立、私立通して、日本唯一の小中一貫の全寮制で、多くの不登校を経験した生徒や、学習障害等で既存の学校に適応しづらい子供たちが、文字通り、豊かな自然環境の中、伸び伸びと暮らしています。

 なによりも、先生方は、1日のすべての時間を教育に注いでおられます。そして、県内はもちろん、県外からも、この学園にたどりついた多くの親子がいます。
  http://www.kibou-gakuen.jp/

 本日は、卒業式。この学園で過ごした時間は、それぞれに全く異なるのですが、卒業生の一人ひとりが、感謝の言葉を言い、それぞれの保護者が、それに答えます。来賓まで含めて、会場の全員が、感動の涙を流す卒業式です。今日も、そうでした。

 おそらく、寄宿舎にいるお子さんと一緒に、保護者の方々も、離れた地で、一緒に通学していたに違いないのです。だからこそ、保護者にとっても、卒業式ということになります。

 こうしてまた、吉備高原で、確かな希望を胸に旅立つ親子がいます。希望への再生の場所が、愛する岡山にあることを誇りに思います。もっともっと応援できないか・・・。
 本来は、こういうところが政治の出番なのです。

 県外の生徒がかなり多いですから、県費から手厚い私学助成というのも難しく、保護者の負担もかなりのものになります。むしろ、国策も必要です。

 特に、一方で、特別支援教育の充実が図られる中で、生徒の減少は、存続自体の可否につながり、厳しい局面も出て来る可能性があります。

 それでも、卒様式に出れば、この学園の必要性に疑いの余地はありません。

 馬場俊英=『スタートライン?新しい風』
  http://www.youtube.com/watch?v=kpsNmCiDy9Q

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2012年3月25日(日) 【祝!ファジアーノ今季初勝利】
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 朝一で、今週も、内尾グラウンドで、ソフトボール大会へ。その後、地域の老人クラブの総会へ。

 午前中は、岡山県建設労働組合岡山支部結成50周年記念式典がありましたが、妻に代理出席を頼み、夕刻からの祝賀会の方に、出席させて頂きました。
 夜には、今年初めての「うらじゃ音頭」を踊ることになりました。

 その後、「冒険遊び場」に立ち寄り、平成ビジョンの会さんの人権救済法案勉強会へ。ただ、初勝利のファジアーノの試合やトリックアート展もあり、西口駅前から、駐車場は、どこも満車状態。

 正直なところ、移動中に、Facebookを観ることも多くなり、勉強させてもらっています。

 馬場俊英=『世界中のアンサー』
  http://www.youtube.com/watch?v=MOhTctUL88w

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2012年3月26日(月) 【南も北も】
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 本日は、朝一で、藤田で街宣。

 その後、岡山県理容生活衛生同業組合岡山支部総会へ。法に基づいて、確かな技術で、理容師の方々は、頑張っておられます。
 ただ、非加盟営業、後継者不足等課題も、たいへん多くあります。

 そこから、さんかく岡山で、フードバンクについての勉強会には大遅刻。改めて、これから勉強が必要です。
 せっかくなので、久方ぶりに、表町で昼食。街並みも少しずつ変わって行きますが、プラプラ歩くだけで、多くのお知り合いにお会いし、いろんなお話を伺えます。
 やりたい課題も多くあるのですが・・・

 その後夕刻まで、児島半島を徘徊。南も北も、同じぐらい「思い」があります。結局それは、そこに暮らす方々との良好な関係に基づくものなのだと思います。

 アンジェラ・アキ =『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』
  http://www.youtube.com/watch?v=pFJ8EFzywjw&feature=related

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2012年3月27日(火) 【『栄光の架橋』】
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 本日は、朝一で、サウスビレッジ前で街宣。これだけ暖かいと心地良い運動になってしまって、自己満足度が低いものがあります。

 その後、この2月にあった洋裁技能競技大会の表彰式。
 実は、ボタン付けすらろくにできない私が、岡山県洋裁技能協会会長というのもすごい話ですが(もちろん、理事長さんが、おられます。)、洋裁技能士の先生方はもちろんのこと、日本の発展を支えてきたのは、こうして地道に積み上げられてきた卓越した技能だと思います。


 その育成、継承、発展に、日本の未来が、かかっています。

 なお、岡山県洋裁技能協会は、今年40周年。日本洋裁技能協会会長が逢沢代議士で、副会長も、岡山から排出されていますので、洋裁技能士の世界では、岡山県は、極めて評価が高いのです。


 昼には、岡山ライオンズクラブで、メンバースピーチをさせて頂きました。どうしても知事選挙がらみの話にはなるのですが、公式発表は、今年のプロ野球のペナントレースの行方ということで。


 そこから、倉敷マスカットスタジアムへ。

 日曜日から3日間にわたり、全国から精鋭チームを集めて、ヤングリーグ春季大会が開催されました。今日は、閉会式及び表彰式。

 他に、リトルシニアリーグ、ボーイズリーグもありますが、小中学生の頃から硬式ボールを握り、甲子園やプロ野球を具体的に目指している子どもばかりで、保護者や指導の先生方の熱の入れようも、半端ではありません。

 今大会の中学の部の優勝は、地元の倉敷ビガーズ!!どうか一人でも多くの少年達の夢が、叶いますように!!
 特に、岡山市内に、硬式野球場が少ないこと、中学まで軟式野球をやってきて、高校から硬式野球に進む場合の応援など課題も多くあります。

 ゆず=『栄光の架橋』
  http://www.youtube.com/watch?v=ntMCQIa8wOs

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2012年3月28日(水) 【南区を緑区に】
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 本日は、水曜日恒例のモーニングセミナー。
 その後、築港で街宣。

 児島湖花回廊の河津桜は、一足早く咲いています。

 児島湖の水が一杯になり、締切堤防から児島湾に出せないと浸水の恐れがあるわけですが、対策は、3つ。

 ひとつは、合意されたように、台風が来るような場合には、水位を前日には、下げておくこと。これは、農業用水を含めた内水排除を伴うので、市や地域との連係プレーが、必要です。



 さらに、ひとつは、児島湖から児島湾に、強制排水できるポンプを設置すること。ただ、これに関しては、児島湾側の高潮対策、さらには、津波対策ができた上で、なによりも、締切堤防の安全性の確認・強化が、必要で、時間もお金も、ずいぶんかかります。

 いまひとつは、一挙に児島湖に、雨水等が流入しないようにすること。これについては、もともと農地である南区が発展するにつれて、決定的に、保水力が落ちているということがあります。
 私は、環境面もさることながら、防災面で、緑を増やすことの効果というものを強く感じています。あるいは、それは、公園であり、街路樹ということになります。
 南区を緑区に。それは、環境対策であり、防災対策でもあります。

 槙原敬之=『遠く遠く』
  http://www.youtube.com/watch?v=Wikh3LXwgts

 別れと出会いの季節ですが、夢は遠く、いつのまにか冬は終わっていました。
 それにしても、季節の移り変わりのなんと不思議なことよ・・・。

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2012年3月29日(木) 【給付型奨学金】
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 本日は朝一で、洲崎で街宣。

 本日は育英会の理事会。公立高校無償化と私学に対しての支援もあり、奨学金については、受給者が、やや減少傾向にはあります。
 ただやはり、国策において、貸与型ではなく、給付型奨学金というものを考えていく必要もあると思います。
 また、東京寮も、願わくば、公的に支援ができれば良いのですが、老朽化も進んでいます。

 スピッツ=『春の歌』
  http://www.youtube.com/watch?v=94uxNQqmknk&ob=av3e

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2012年3月30日(金) 【年度末へ】
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 本日は、金曜日ですが、水曜日恒例のモーニングセミナー。講話者が、山下たかし2区支部長だったので、いわば別地区に、出張。

 いよいよ年度末。人事異動はもちろん、今日で退職される方も多いです。しみじみと、私はいつ県庁や県議会から去ることになるのかを考えてみます。
 引退時期を自分で決められて、惜しまれて退く散り際というのは、なかなか難しいです。あるいは、己を活かす別の道を選ぶかもしれませんし・・・。

 それにしても、議員なんて、結局最後は、組織に属しているわけでなく、一人だなぁと思います。年度替りのこの時期に、人事もなければ、歓送迎会も、引継ぎもありません。

 午後には、いわば地域の要望もあり、中央警察署へ。こちらでも、退職の方が、記念撮影されておられました。本当にお疲れ様でした。

 ケツメイシ=『さくら』
  http://www.youtube.com/watch?v=9oEgvG3mbfY&feature=related

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2012年3月31日(土) 【社会保障と税の一体改革】
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 年度末の今日、朝は雨、午後から青空も見えてきました。今年度中は、たいへんにお世話になりまして、誠にありがとうございました。どうか来年度もよろしくお願い申し上げます。



 午前には、福島コミュニティハウス竣工式。採光も大きくとられて、木造の落ち着いた、あたたかい雰囲気の建物です。
 もともとあたたかい素晴らしいコミュニティがある地域ですが、平成16年、昨年と台風の被害も出ており、地域で災害に対応できるネットワークが、さらに強固になると思います。


  午後には、政府による『社会保障と税の一改革を考える「明日の安心」対話集会 in 岡山』が、説明者に川端達夫総務大臣を迎えて、開催されました。

 それもあってか、西口界隈は、渋滞となり、一時騒然とした雰囲気でした。ただ政治に対しての怒りの内容自体は、もっともな事のようにも思いました。
 なによりも、これは、政権与党にだけ向けられたものではなく、もとはと言えば、我々の不甲斐なさに起因しているということを大いに反省する必要があります。


 本日の1時間半の公聴会は、しかし、ストーリーありきのようで、これを全国で展開して、社会保障と税の一体改革について、ましてや、消費税増税について、これで一定の理解を得たとすると、かなり乱暴なようにも思いました。

 医療、介護、年金、子育てといった社会保障は、少子高齢化や貧困・格差の拡大などの課題に直面しています。その解決の手段として、消費税の増税ということですが・

 ただ、90.3兆円の予算のうち、30兆円以上、39.4%が、社会保障費で、しかも、年々1兆円増額(地方は、毎年7000〜8000億円)している現状で、税収が、42.3兆円で、あとは、全て借金ですから、要は、税収の多くが、社会保障費に消えること。

 さらに、景気に左右され、特に国際競争を考えたときに、所得税や法人税ではなく、消費税だということ。しかも、役割分担に応じて、消費税増税分の一部は、地方にも来るということ。

 消費税増税の余力があるかどうかを世界中が見ているということ。

 理屈としては理解できますが、問題は、円高・デフレ経済の中で、景気への悪影響の懸念と本当に増税効果があるのかという不安が、払拭できないということ。

 なによりも、徹底した国の行財政改革が、先ではないか?ということです。


 岡山県は、平成21年度から、平均7.4%給与カットしている(我々は、10%)わけですが、それは、東日本の復興支援の財源確保や増税の言い訳のためではありません。

 地方交付税ショックや、不十分な三位一体改革の中で、地方は、どこも行革を進めてきています。ましてや、地域の特色ある社会保障の充実は、行革から財源を捻出するというのが実情です。

 もちろん、行革は、将来の見通しの甘さに基づく結果であり、現在の財政構造上、そうせざるを得ないから、当然すべきことをしているだけの褒められたものではありませんが、なにが、この期に及んで、国家公務員の平均給与7.8%カットか。今さら・・・。

 ましてや、政党助成金も含めれば、実質は、1億円以上収入がある国会議員の先生方が、300万円カットだというのも士気が上がりませんし、議員定数削減の議論も、本格化していません。

 低所得の方には、簡素な給付措置をとは言うものの、公僕という言葉自体には、抵抗がありますが、まるで貴族社会みたいです。
 今、必要なのは、侍です。政治に武士道が、ありません。


 さらに、最後に、川端大臣がおっしゃられたように、例えば、少子高齢化の象徴的な年に今年はなったこと、すなわち、今年新成人が120万人で、いわゆる65歳以上の前期高齢者が、第一次ベビーブームの昭和22年生まれの方が、200万人になることなどは、20年前から分かっていたこと・・・それを先送りにしてきた政治の責任が、あるということ・・・。
 結局、こういう話になるのだと思います。

 かたやマニフェスト違反と言い、かたや、そもそもの原因は、自民党だと言い、しかし、なにか肝心なところでは、手を結んでいるように見えてしまう・・・・。
 本当のところは、何を守ろうとしているのかが、よく分からないのです。

 正直に書いて、政治不信が極まっている状態で、理屈は分かるのですが、嫌な感じが払拭できません。「社会保障と税の一体改革」とは言いますが、改革というよりも、イコール「社会保障のための増税」でしかないように思います。

 行きつく答えが同じでも、怒りの爆発というのは、もうあっても不思議ではありません。


 いずれにせよ、この議論は、我々にも、具体的な議員定数削減という形で、跳ね返ってきます。なによりも、解散総選挙になっても、勝者なき戦いで、混沌は避けられないように思います。

『正義のシンボル コンドールマン』
  http://www.youtube.com/watch?v=nD7fSYw38_8&feature=related

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