2011年11月1日(火) 【福元美穂選手・宮間あや選手
          国民栄誉賞・岡山県民栄誉賞受賞をお祝いする会】
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 本当におかしいくらいに高い空の秋の朝。大福で街宣。

 ボーイング787が世界初の定期就航で、岡山に到着するというのに、午前中は、議会図書館で事務作業。
 明日も監査だと思うだけで、気が重いです。資料を読む日は、監査の出動日にはカウントされないのですが、実際は、頭から離れることはありません。


 本日は、自転車について夢のある話も。

 自転車大国=岡山については、岡山市の行政主導の話もありますが、民間サイドでも、明らかに核となる人達が、点としては、はっきり見えています。あとは繋ぐだけの段階ですが、カタリストとしての私が、しっかりしていないのであります。
 自分が思っているほどでもないですが、他人様が思っているほど楽ではない監査に負けてる。


 夕刻前には、『岡山湯郷Belle 福元美穂選手・宮間あや選手 国民栄誉賞・岡山県民栄誉賞受賞をお祝いする会』が開催されました。
 なぜか分かりませんが、宮間選手は、妙に懐かしい感じがする(誰に似ているんだろう???)のですが、遠巻きに見させて頂きました。

 そもそも、私は、TVで観ていただけで、なんの応援もできていませんし、だいたいが、比べるべくもないのですが、昨日今日のことではなく、果てしない努力をされてきた賜物である世界一に比べて、全く何もできてない自分が、つくづく恥ずかしいのです。

 嬉しいし、おめでたいし、感謝の気持ちも当然あるのですが、なにか後ろめたいし、すごく近寄りたいけれど声をかけるのは恥ずかしいし、しかし、「俺も、頑張らなきゃな!!」と、拍手を送りながら、多くの、おそらく特に男性たちは、胸に誓ったに違いないです。
 また、そうでなきゃ、つまらんですが。・・・そうした力も、彼女たちは、くれたんですね。

 ともあれ、トップは、オンリーワン。何事かを本気でやるからには、我々も、世界一とは行かぬまでも、そこでトップを、オンリーワンを目指さないといけません。
 「もともと特別なオンリーワン」(私は、『世界にひとつだけの花』のこの歌詞が、どうしても好きになれないのです。)などということは、ありません。

 ただ、やはり、彼女たちの努力に報いる一番大切なことは、これから湯郷ベルをしっかりと応援することだと思います。
 昨日今日のことでなく、彼女たちは、ずっとずっと頑張り続けてくれていたし、これからもきっと頑張り続けていくだろうし、それを支える人たちが、本当に頑張ってこられて、これからも頑張っていかれるはずですから、今度は、それに、もっともっと応えるのが、私たちの責務です。


 なんせ他人様に、これからも頑張ってください!と言う前に、自分が、頑張ります。



 馬場俊英=『いつか君に追い風が』
 http://www.youtube.com/watch?v=UDj8c68Dxtk

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2011年11月2日(水)
  【監査な日々 本庁遍路2日目 県民生活部、農林水産部、土木部】
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 水曜日恒例の素晴らしい講話を拝聴させていただいたモーニングセミーナーのあと、児島湾大橋袂で、街宣。
 ともかく青空が、あまりにも気持ち良いので、この時期の街宣は、やっぱり修練にはなりません。

 本日も、一日中監査でした。県民生活部、農林水産部、土木部のトリプルヘッダー。


 いや、3つは、無理だと思います。だいたい、昨年度は、私が、議会の農林水産委員会委員長だったわけですが、様々に気を遣いながら、5時過ぎまで。へとへとに。
 明後日も監査で、資料を読まねばならず、夜の会合に出席する元気も残っておりません。

 馬場俊英=『明日に咲く』
 http://www.youtube.com/watch?v=bYeNC7G0Fmk&feature=related

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2011年11月3日(祝・木・文化の日) 【主人公】
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 本日は、まずは甲浦スポ少のソフトボール招待試合へ。

 スポーツ少年団の招待試合は、区とは違うブロックですから、北区や中区のチームも、南区にやって来ます。これが、なんだか本当に嬉しいのです。「おめぇ、生きとったんか?」と言われても、嬉しいです。生きとります。
 ただ、やはり、地域の方と防災対策の話で、1時間。11月定例議会では、対策を提言しますが、知事には、どうするのか?ではなく、なぜこうしないのか?を問います。


 そこから、奥市相撲場へ。
 本日は、岡山県相撲選手権大会。豊穣の秋、やはり相撲は国技です。なにより、相撲連盟副会長として役員の皆さんの中に入ると、私は、単に「小柄なデブ」で、体型的に妙な安堵感が・・・。

 そこから、桑野のふれあいセンターで、山下たかし自由民主党岡山県第2選挙区支部長の後援会設立総会へ。
 立ち見も出るたいへんな盛況でした。本当に多くの方々に御来場いただきまして、ありがとうございました。最初の国歌斉唱から、「思い」が共有できる引き締まった自民党らしい良い会になりました。今日が、政治家・山下たかし氏の誕生日です。ここからスタートです。
  ・・・政治家としての私は、老子のように、まだ胎内かも。


 その後、岡山県国際団体協議会(COINN) 20周年記念事業の『NGOネットワーク・フォーラム』へ。JANICの事務局長さんの基調講演を拝聴して、ワークショップ。

 岡山のNGOの現状について、ものすごくいろいろと思うところがありました。また、ESDについては岡山市に乗り遅れ、NGOのネットワーク構築、支援について、明らかに、県行政は後退しているように感じました。
 やや色がくすんできた国際交流センターは、貸館業務が主ではありません。

 だいたいが、阪神淡路大震災の前年の1994年の「第1回おかやま国際貢献NGOサミット」から始まって、国際貢献の推進条例まで作った間、ずっと一緒にいたのに、その後、いったい私は、どこを旅をしていたのだろう?と、自分で感じました。
 国際貢献先進県・岡山躍進のために、間違いなく、還ってまいりました〜!!


 夕刻には、詳細は、もちろん書けませんが、保護司的には、ちょっと良い事がありました。


 山下氏の会合中、舞台の上から、なぜか一日中、ずっと頭の中をこの曲が流れていました。
 誰もが、それぞれの人生の主人公です。その人生の舞台=岡山を創るのが私の仕事です。そして、私も、私の人生の主人公です。

 ただ、主人公は、本来は、主役という意味ではなく、主体性、個人の尊厳、自分が自分であるということ、だと思います。・・・「おい、主人公、ちゃんと起きてるか?」と。

 さだまさし=『主人公』
 http://www.youtube.com/watch?v=rIFQ2M2tJwc

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2011年11月4日(金)
 【監査な日々 本庁遍路3日目 環境文化部、警察本部、教育委員会】
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 本日も、修練にならない気持ちの良い朝でしたが、妹尾で街宣。

 その後、保護観察所経由で、今日も終日、監査。

 本日は、午後5時過ぎまで、環境文化部、警察本部、教育委員会のトリプルヘッダー。特に、教育委員会については、熱くなり過ぎて、明らかに、監査の範囲を超えてしまったように思います。


 ところで、よく「専門分野は、なんですか?」と聞かれますが、地方議員は、基本的には、どの部とも、交戦できるオールラウンドプレイヤー、ユーティリティプレイヤーでないといけないと思いますし、11月定例会が、45回目の一般質問になりますが、だいたいが、「思い」を込めて、どこからでも攻められるマルチでないといけないと考えてきました。

 その分野の委員会所属でないから、問題に対応できないのは、恥だと思います。

 したがって、かなり意識して、所属委員会を変えてきました。
 この間、自慢でもないのですが、6つある常任委員会の委員長は、総務(1年間所属)、文教(計2年間所属)、農林水産(ここのところ3年連続で、計4年間所属)、産業労働警察(計3年間所属)と、4委員会について、させて頂いております。

 また、生活環境保健福祉委員会も、3年間所属させて頂いているので、たいがいの分野の事について、今さら、「専門外でよく知りません。」などと言って良い議員では、もはやありません。

 土木委員会だけ属したことがありませんが、関心が無いというよりも、むしろ、地域限定的な関係は、常時あるということです。

 一方で、特別委員会の委員長も、行政改革・国体等特別委員会、行財政改革・道州制等特別委員会と、行革系を2回、さらに、次世代育成・男女共同参画特別委員会と、3回も、させて頂いておりますから、分野の偏りは、無いように思います。

 そもそもが、先輩方に、ご配慮いただいたり、取りに行ったものも含めて、7回委員長、うち4回が、常任委員会委員長というのは、議会記録だと思います。


 それでも、県庁関係のお仕事全部を見て回るような、今までの総仕上げのような監査をやっていて、常任委員会は、久方ぶりに、環境文化保健福祉委員会に、特別委員会は、全体が見えて、今年の監査が活きる決算特別委員会に行きたくなりました。

 ・・・しかし、なによりも一方で、いったいどこまで、こうして議員としてグルグル回るんかなぁ・・・本当に長いよなぁ・・・・と、思ったりもします。
 来週の月曜日も、監査ですら。今夜も、土・日も、資料読まないとなぁ・・・。

 吉田拓郎=『僕の人生の今は何章目ぐらいだろう』
 http://www.youtube.com/watch?v=tlhb8sYlAzc&feature=related

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2011年11月5日(土) 【青年海外協力隊支援を】
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 雨の朝、本日は、新稔橋で街宣。気のせいか、ここのところ土日と言えば、雨のような気がします。不思議とテンションが下がります。

 吉田拓郎=『たどりついたらいつも雨降り』
 http://www.youtube.com/watch?v=zViIm9FrLaQ

 私は、基本的に、大洋ホエールズのファンですから、その後の変遷について、そう気にしませんが、確かに、モバゲーベイスターズという球団名は、厳しかったかも。
 ちょっと呑気な横浜ベイスターズも、これで名実ともに、新球団になるものなのかどうか・・・。

 ところで、東北楽天ゴールデンイーグルスに、埼玉西武ライオンズにいた大久保博元打撃コーチが就任し、さっそくアーリーワークが行われています。
 練習漬けの倉敷キャンプでは、野手陣は、一部を除き、なんと午前6時半に宿舎を出て、10時間以上球場にいる模様です。こういう話を聞くと、こっちも頑張らないといけないと思います。
 将来の4番候補、3年目の中川大志選手が、飛躍する秋です。


 本日は、基調講演を拝聴しようとしていたきらめきプラザでの会合が、駐車場が周囲まで一杯で、結局うかがえませんでした。確かに、公共交通機関で来るように書いてはありましたが、オープンスクールと被っていたようです。
 いずれにせよ、きらめきプラザは、中身がぎゅうぎゅうですし、法務局や裁判所も相俟って、南方界隈に、もう少し駐車場が必要になってきたと思います。


 夕刻前には、(青年海外)協力隊を育てる会主催の国際協力シンポジウムがありました。青年海外協力隊については、岡山県からは、通算526人、現在も45人が派遣されていますが、帰岡後の県庁職員への採用を含めて私が議会で、支援を申し上げたのが、平成12年6月定例会・・・・。

 崇高な思いと貴重な体験があるにもかかわらず、帰国後のその待遇のギャップが問題で、まさに国際社会を現場で知る有為な人材として、今度は、その経験を帰国後は、岡山県で活かせるステージをつくることが大切です。

 そうでなくても、厳しい現実を見据えざるを得ない不景気と草食系男子の増殖も相俟って、内向き志向が強まっていますが、いわばチャレンジ精神や貢献ということについて、きっちりと評価する社会でないと、日本の若者が、ひいては、日本が国際社会の中で、埋没してしまいます。




 それにしても、私は生まれ変わったら、学校の先生か、レースクイーンになりたい者ですが、先生だったら、青年海外協力隊で活動したいです。国際社会と実社会を自分の体験で、きっちりと知っている教師として、生徒を指導したいものです。

 なにより、私が、NGO活動として行った国は、スリランカとイランとモンゴルですが、AMDAのコーディネータ−として行ったイランは、現状では、なかなかもう一度行きたいなとは思えませんが、スリランカについては、機会があるならば、もう何度でも行きたいです。
 あぁ、この際、外国に行きてぇなぁ・・・。

 などと、そのようなことを漠然と考えるのは、私の場合は、目の前の監査業務からの現実逃避かと思えなくもないですが・・・。
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2011年11月6日(日) 【タンデムの公道走行解禁できぬか・・・】
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 本日は、朝起き会を経て、京橋朝市には伺えず、岡山南ライオンズクラブさん主催の『第29回岡南地区児童健全育成球技大会』へ。会場は、なんとしても守りたい内尾グラウンド。



 生憎の昨日からの雨でしたが、保護者の皆さんやスタッフの方々の総力で、開催にこぎつけたご努力に、慎んで感謝と敬意を表させて頂きます。

 この大会を目標に、地域から勝ち抜いてきた子ども達や、保護者と関係者で、1000人近くが集まっているような球技大会が行えるこうした会場のことを普通は、「遊休地」とは言いません。

 誰でも、今日の状況を見たら、子ども達を追い出して、メガソーラーを設置する施策の方が、常軌を逸してると感じられることでしょう。
 もちろん誘致に反対ではないですが、他に、もっと良い場所があるだろう・・・・。

 その後、今年のトリとなる学区の敬老会へ。

 そこから、相生橋をスタート地点に、新幹線の架橋まで、「岡山県バイコロジーを進める会」で、毎年行っている視覚障害者の方とタンデム(二人乗り自転車)に乗るイベントへ。


 ちなみに、私は、「岡山県バイコロジーを進める会」の会長ですが、申し訳ないことに大遅刻。

 実は、タンデムについては、二人乗りの限定解除というよりも、旭川の土手は、公道ではないということで、走らせることができるわけです。

 視覚障害者の方の中には、本当にこのイベントを楽しみにしてくださっている方が多くおられて、最後は雨で切り上げる形になりましたが、実施できて本当に良かったです。

 ちなみに、今日のコースは、約6kmのミニサイクリングで、まわりの風景を説明しながら、いろいろお話ができました。風を感じて走ることが、本当に貴重と思ってくださっていて、こちらの励みにもなります。

 議会でも提案したのですが、タンデム自体は、そんなに大きな自転車ではなく、これが公道を走ることができたら、どれだけ、視覚障害者の方々や、お一人では自転車に乗ることができない方々の活動範囲が広がることでしょう。

 あるいは、吉備路自転車道を走ることができたら、晴れの国岡山における本当に絵になる観光資源になると思います。

 その他にも、様々な活用も考えられ、タンデムの公道走行解禁については、自転車レーンの整備ができたら、あるいは、その前に、認めて欲しいです。
 そもそも危険といっても、ファッションでブレーキの無い自転車の乗るのとは、全く意味が違います。

 なお、このタンデムは、公道は走ることはできませんが、限られた敷地内の催し等で、御希望があれば、貸し出しをさせて頂いております。お気軽にお申し付けください。


 その後、雨の中、J2最下位の岐阜FC相手のファジアーノの試合の観戦に向かいましたが、駅周辺も含めて想像以上に、全く駐車場がなく、断念しました。端からドームの方に行くべきでした。
 
 
 あまりに悔しいので、なぜか備前県民局の前で、RSKラジオ中継を聴きながら、自動車の中で監査資料を読んでおりました。明日また終日軟禁されるわけです。
 
 本日も、昨日に引き続き、駐車場を探して、小一時間グルグルするという非生産的な時間を過ごし、さらに、BGMには厳しかったですが、今日の場合は・・・行けなくて、良かったというべきなのか・・・・。
 
 気を取り直して、夕刻から、中畦で街宣。あっという間に夜になり、本当に日が短いというのは、なにか損をした気分です。


 吉田拓郎=『落陽』
  http://www.youtube.com/watch?v=eJBYfN5lQl8&feature=related

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2011年11月7日(月)
 【監査な日々 本庁遍路4日目  保健福祉部、出納局、議会事務局】
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 本日は、朝4時ごろから監査資料を読み、月はじめの月曜日恒例の勉強会へ。

 本日は、本当監査の4日目。保健福祉部、出納局、議会事務局。詳細は、守秘義務。



 それにしても、だんだん頭が回らなくなります。気がつけば、夕刻。

 実地監査は、ちょっと休憩。もちろん書面監査が、ありますが・・・。

 吉田拓郎=『人生を語らず』
 http://www.youtube.com/watch?v=yyH356WLFwo&feature=related

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2011年11月8日(火) 【中海現地視察】
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 本日は、美しい秋晴れの空、事務局長である「児島湖をきれいにする議員懇談会」で、「中海」現地視察へ参りました。

 公費ではなく、議連所属議員が積み上げてきた会費を取り崩すということで、気分的に自由度が高く、事実上は幹事のような役割でした。


 特に、監査は、特別委員会に所属しないので、今年度はその分、特別委員会分の県内外調査の回数が減っており、おまけに、常任委員会のそれすら、監査日程とかぶっていけない場合も、多々ありますので、県外というと、単純に嬉しくなります。

 まず、島根県議議事堂内で、第5期中海沼水質保全計画の概要を伺い、海藻の回収作業所へ。
 中海は、農業用水として全く利用しない汽水湖なので、汚染源対策として、農業による負荷という議論が、数字として出るのが、児島湖とは全く異なるところです。

 具体的には、側条施肥田植機の導入、緩効性肥料、有機質肥料の利用というもので、右から左にというわけにはいきませんが、ヒントがありました。

 一方では、放置して腐ると負荷がかなり高いオゴノリを昔のように資源として捉え、肥料あるいは食料として、NPOから会社として、採算ラインに乗せていこうとされていました。

 これは、例えるなら、児島湖のホテイアオイが、食べることができて、あるいは、肥料にするというシステムを作るということです。ユスリカから生体鉄が取り出せないかということと相俟って、資源にするという観点です。

 「お菓子の寿城」に立ち寄り、とち餅の試食をしたりしたのは、ご愛嬌ですが、やはり県外は刺激的でした。


 夜には、久々の異業種交流会(=サミット21)出席で、倉敷ハイツへ。

 今朝の朝日新聞朝刊には、年末恒例の馬場俊英コンサートツアーの広告が。個人的には、「普通の人々の普通の暮らし」も良いのですが、馬場俊英には、紅白再出場の夢を掲げて、頑張って貰いたいものです。
 馬場俊英=『君はレースの途中のランナー』
 http://www.youtube.com/watch?v=Y0ZtYJsyz6c

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2011年11月9日(水) 【『世界中のアンサー』 】
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 本日は、水曜日恒例のモーニングセミナーを経て、築港で街宣。

 午前中は、子ども達の学習発表会。息子も、5年生でございます。
 平日の午前中ですが、男性保護者も、たいへん多いです。実は、仕事の合間を抜けるのというのは、かえって、お父さんの方が、し易いかもなぁ・・・。
 ともかく、これだけ多くの大人たちに、子ども達は、守られているのだということです。

 馬場俊英=『世界中のアンサー』
 http://www.youtube.com/watch?v=MOhTctUL88w

 ただ、一方で、学習時間が決定的に足りなくなっている教育現場の現状や、県立中高一貫校、特に、県立中学校と市立中学校の状況の違いについては、私は、かなり思うところがあります。

 私学には、誇り高き道があってしかるべきだと思いますが、少なくとも、この不景気に、保護者の所得格差が、子ども達の未来の格差に直結してしまうこと、それを公立が助長するような気が、最近、強くしております。

 正直なところ、右肩上がりの時代を生きた保護者が、子ども達の未来に対して感じる漠たる不安は、もはや苦悩に近いものかもしれません。これは、とても、おかしいことです。
 あるいは、潜在的な不安の裏返しで、保護者が多く学校に行くというのは、確かにあります。

 どうか子ども達の未来が、笑顔の時代でありますように・・・。


 午後には、建設業経営と新分野進出セミナーへ。特に、TPP参加云々の問題は、農業への進出への追い風には、ならないような気もします。
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2011年11月10日(木) 【頑張れ!楽天イーグルス!!】
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 本日は、朝一で、サウスビレッジ前で街宣。妙な曇り空です。

 さて、TPP交渉参加について、そもそも国会の場で、議論が煮詰まったという感は、全くないのですが、総理が覚悟を決められたという感じは、伝わってきます。

 選挙も経ておらず、新政権3人目の総理に、国家の命運を左右するここまでの決定を一任させていただいた覚えは、全くないのですが、かといって、反対する方も、後出しジャンケンのように見えてしまいます。


 もちろん、超円高で、関税障壁がありながら、輸出産業が、これ以上勝負はできないというのは明らかですし、なにより、大規模集約化のみならず、高品質で、国際競争に打って出る農業の変革期という机上の理屈も、分かります。

 ただ、これから10年間のタイムスケジュールや、メリット・デメリット、また、中国やインドが不参加の中で、韓国のように、なぜアメリカとさしで、ガチの勝負に行くことができないのか、そういう説明が、地方議員ですら、なされていないと感じます。

 特に、そもそもコストのかかる中山間地域、小規模農家の多い本県であり、なにより、防災における農業(あるいは、農業施設)の役割を考えると、よほど故郷の山河、地域を守る対策が明確でないと、不安ばかりが募ります。
 なにしろ、農業再生の4次補正の内容についても、もう少し詳しく分からないと、これまた判断のしようもありません。
 加えて、医療・保険・福祉はじめ多分野に及ぶ開放ですから、その影響が文字通り計り知れず、その説明も、決定的に欠けているように思います。

 いずれにせよ、一番酷いのは、鳩山元総理に、菅前総理。もはや、マニフェストも何もあったもんではありません。
 かといって、民主党政権が悪いことが、イコール自民党が良いということにもなっていない・・・・要は、全てが選挙を意識された動きですが、これは、明確に、国益を守るための武器を持たない戦争だと思います。


 昼ごろには、倉敷マスカット球場で行われている東北楽天ゴールデンイーグルスのキャンプを覗いてみました。
 倉敷市の肝いりで、多くの小学生が、応援に来ていました。

 平日昼間ですから、そう観客は多くありませんでしたが、キャンプは、21日までで、各種催しがある土・日が、まだ2回も、ありますし、少し余裕ができてきたら、地域との交流ということもあるかもしれません。

 なによりも、春には、緊急避難的に、二軍のキャンプがありましたが、正式な初キャンプですから、ここからずっと定着していけるよう、じっくりと浸透していく必要があります。
 願わくば、東北地方を元気にするためにも、岡山で、しっかりとパワーを蓄えてもらって、来年は、V1を掴んで欲しいです。そして、来年は、是非、楽天がらみのプロ野球公式戦、さらには、再び秋季キャンプを!!

 そのためにも、是非、皆様御家族で、マスカット球場に、足をお運びください!!

 『羽ばたけ楽天イーグルス』
 http://www.youtube.com/watch?v=ox4nuhnGxUI

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2011年11月11日(金) 【揺れるTPP問題】
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 本日は、朝一で、藤田で街宣。降りそうで降らない肌寒い一日です。これで週末は、快晴かも。

 ただ、午前中予定していた中学生による「落書き消去」の課外授業は、中止になりました。消去場所等の段取りをしていたため、月内には、どうあれ実行する予定です。


 政府のTPP参加表明が一日延期になっていますが、自民党総合農政・貿易調査会およびTPP参加の即時撤回を求める会合同会議が、昨日、問答無用の暴挙で、内閣不信任と問責に値するとして「抗議声明」を出しました。

 岡山県議会としては、改選前に、自民党農林水産部会、政務調査会、議員総会を経て、「慎重な対応」を求める意見書を国に対して提出しているわけですから、これが公的な態度です。

 ただ、正直なところ、議論が分かり難く、また、総裁による党としての統一の公式見解が示されず、また国会議員の先生方との連絡がなされていない限りは、我々地方議員は、自民党議員としてのコメントは、できない立場です。

 いずれにせよ、ドジョウが、時折空気を吸うように、水面にぽこっと出てきて、すぐ沈むような手法は、極めて分かり難く、国会議員定数削減、国家公務員人件費カットの手法や増税と相俟って、国民に信を問うべき大争点だと思います。
 少なくとも、第4次補正の内容が、もう少し分からないでしょうか・・・。


 さて、岡山県民愛唱歌‐『みんなのこころに』を歌われている由紀さおりさんが、国際的にブレーク中とか。
 『夜明けのスキャット』
 http://www.youtube.com/watch?v=1L56NmK6O78&feature=related
は、ジャズの中に入るのかなぁ・・・。

 ここはひとつ、由紀さおりさんの国際的な評価に便乗?して、一挙に、『みんなのこころに』を岡山県の歌に押し上げるほど、ブレークさせたいものです。本当は、国体や国文祭で、こういう曲も大切にして欲しかったのですが・・・。
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2011年11月12日(土) 【燃える秋】
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 気持ちの良い秋の朝、大福で街宣。
 秋真っ盛りで、この土・日は、本当に行事が多いです。

 まずは、芳泉健康&交流ウォーキング。開会式が欠礼になるので、早目に、お邪魔して、午後には、改めて、閉会式に出席させて頂きました。

 もともと3年間暮らしていた地域ですが、臨港鉄道が走っていた頃とは、景色も一変しています。なにしろ市内でも、最も子ども達が多い若い世代の多い地域。しかし、一方で、少しのどかな塩田風景も広がっており、個人的には、京山地区のような文教地区、すなわち、ESDの適地と考えています。

 私自身が、子どもの頃、用水で、よくオタマやカエルを取りましたが、子ども達が落ちたら危険な用水と見るのではなく、田んぼや用水で、動植物といった自然と、どんどんふれ合える場所ではないかな、と思います。

 その後、2区の山下支部長と、十五会さん主催の逢沢代議士の国政報告会に出席させて頂きました。そこから、一緒に、灘崎の石心会書道展に。


 そこから、三門の妙林寺様で、お会式。本年は、日蓮聖人の730回目のご命日を迎えます。法華には、大切な行事です。たいへんな賑わいで、妻は、婦人部の中で、接待などしておりましたが、私は、美味しい祭り寿司だけ食べに行ったような感も、無きにしも非ず。

 お寺というのは、ある意味、ライブ会場のようなところもあり、熱心な法華であった宮沢賢治に関してのご講演が、素晴らしかったそうです。イーハトーブは、特定の場所、郷をさすのではなく、我々の心が作り出す場所だとすれば、岡山が、家庭が、イーハトーブで、良いのであります。


 そこから、芳泉に戻り、さらに、岡山県洋裁技能士会長として、「第43回ファッション講座」に激励に行ったところ、既に終了して、茶話会。なかなか、南北の移動が、難しいです。

 そこから、福田公民館文化祭。

 そこから、さんかく岡山で、MOA美術文化展で、子ども達の素晴らしい絵画をゆっくりと拝見させて頂きしました。


 夜には、ひょうたん会の例会は、珍しく、すき焼き食べ放題でしたが、人間そう食べられるものではないということが分かりました。

 SMAP=『がんばりましょう』
 http://www.youtube.com/watch?v=PwQf0Q85o68


 ところで、なんと言っても、今日の話題は、TPPです。

 実は、昨夜のTPPに関する野田総理の会見は、私には決して不愉快なものではありませんでした。これが、今までの総理だったら、かなり印象が変わっていたと思います。
 もちろん、全く説明は足りておりませんが、ある意味で、宣戦布告にも見え、少なくとも、嘘をついていないと感じられました。

 それどころか、私は、聞きながら、大阪都構想もそうですが、まさに我々は、時代の分岐点に立っているのだと実感し、身震いのようなものを覚えたのも事実です。
 もはや、勝負の舞台は、国際社会、そこに行くんなら、勝つしかありません。

 もちろん、大阪都構想については、想像以上に、政令指定都市に対して、府の権限がなく、市に突っ込んでいった感もあり、府は、さらなる広域行政を展開する等、役割分担を明確にするという考え方もありましょうが、橋下氏の二重行政の弊害を排除するという主張自体は、岡山にも、当てはまることだと思います。

 いずれにせよ、国益をかけた戦いが、国益を賭けた戦いが、明確に始まりました。
 このまま放っておいても、国家予算の10倍以上の借金を抱え、100年かけて人口が半分になる我が国の未来は、暗雲が立ち込めています。

 これから、いよいよ日本も地方も、どう転ぶか分からない転換期です。このまま座して死を待つぐらいならば、もちろん、即死の可能性もありますが、起死回生の戦いに挑む、幕末のような、そういう時代なのです。

 私は、こうした激動期の政治家たるもの、うだうだ言う暇があったら、国際舞台で、正々堂々と、あるいは、権謀術数で、国益(領土、国民、主権)を守るために、命懸けで戦ってこんかい!!やることはそれだけじゃい!!と、思います。
 堂々と日本の歴史・文化・伝統を背景に、日本人は、戦えるはずです。日本は、それだけの国であるし、日本人は、それだけの国民であるはずです。

 この戦いは、当然、農業や医療・保険等を守るということも含まれます。あるいは、国体、国柄を守るということでもあります。貿易大国で、外貨を稼ぐというのは、そういうことでしょう。

 思うに、少なくとも、新しいスポーツのルールを作りましょうということなら、圧倒的に、自分がデブなら、デブに有利なルールを端から作るというのが、交渉戦術。戦いですから、良い悪いじゃない、相手は、そうしてくるのですから、我々も、死守すべきは死守する、むしろ日本のルールを世界のルールにしたって良い、そんな10年戦争です。

 なによりも、守るべきもののためには、官僚も野党も、なくてはならない叡智、人材ですから、今こそ、あらゆる国力を集結すべき時です。

 言うまでもなく、TPP内部においては、連合で、VSアメリカ、外部においては、VS中国 の戦いです。一方で、お隣の韓国とは、良い意味でのライバルとして張り合いながら。ここで、戦わなければ、我が国の未来が無いというのならば、絶対に勝たなくてはいけない勝負です。
 この戦いに、残念賞も、努力賞もありません。

 もう進むのなら、進むと決めるのなら、とことんやりましょう。しかし、中途半端にやるのなら、やれないのなら、今、即撤退すべきです。
 なによりも、政権与党ができないなら、ここからは、自民党に任せて欲しいです。少なくとも、自民党が、国際社会から、足元を見られるような結局国益を損なうような真似だけは、絶対にしてはいけません。

 個人的には、天皇陛下のご体調がすぐれないということ自体、我が国の不安の象徴のように感じます。我が国の存亡の危機に、政治家が、きっちりと立ち上がらねば、本当に日本は、終わってしまいます。

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2011年11月13日(日) 【秋真っ盛り】
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 少し肌寒いですが、気持ちの良い秋の朝。
 まずは、水とみどりと田園の錦おりなす共生の待ち、第二藤田学区で、第2回二藤どんぶらこ収穫祭。藤田で採れた新鮮な野菜、および漬物名人のお漬物をしこたま買い込みました。



 そこから、第25回曽根学区コミュニティ祭り。曽根で採れた新鮮な野菜をしこたま買い込みました。ただ、妻が熱望していた「へちま水」は、既に売り切れ・・・。

 そこから、岡南公民館の文化祭。ここで、うどんを食べ、ともかく、一度、戦利品?を家に降ろして、再始動。ともかく、この時期、収穫物で溢れかえって、かなり嬉しいです。
 なにしろ、台風を乗り越えて実った作物のパワーを吸収しないこ自体、神への挑戦としか言いようがないのであります。秋は、食べるべきなのです。

 その後、京山の冒険遊び場に。紙芝居祭りで、太鼓を叩いて、合いの手を入れてきました。やはり、大人が楽しまないと、遊びになりません。
 本日の京山界隈は、かなりの賑わい。動物愛護フェスティバルが、池田動物園であり、生涯学習センターも、キッズミュージアムという気合の入った自主事業で、けっこうな賑わい。こうでなくてはいけません。

 その後、本当に久々に、岡山シンフォニックバンドの演奏会へ。既に、3部。本日は、山陽女子とのコラボ。やはり元気一杯!スプリングコンサートで、あの勢いのある『さくらさくら』を聴きたいです!
 平素の活動場所が、市立勤労青少年ホームで、そのサークルとして発足したという意味では、私も所属していた「劇団ひびき」と同じ時間によく練習時間が、重なりました。そこからして、思いが、あります。

 今日も、行事が多く、結局、きもの園遊会は、妻がお邪魔させて頂き、合流できず、南区に戻りました。

 夕刻になり、藤田で街宣も、もう日が短すぎます。

南沙織=『哀愁のページ』
 http://www.youtube.com/watch?v=7mnIKGZG0p0&feature=related

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2011年11月14日(月) 【そこまで良いのか?旧児童会館】
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 気持ちの良い朝。本日は、朝一で、まず洲崎で街宣。
 なにしろ、ひるぜん焼きそばと津山ホルモンうどんのB−1グランプリでのワンツーフィニッシュは、おめでたいです。日生カキオコも、9位。
 ただ繰り返しますが、本来の岡山市のデミグラカツ丼は、A級グルメです。

 本日は農林水産委員会。私が、『のび太の夏休み学習計画』と酷評している夢づくりプランなどの協議も。どんなに立派な夏休みの計画を立てても、やろうとしたら、夏休みが済んでいたということがないように・・・。

 一方で、51億3500万円の11月議会に上程される一般会計補正予算案も。

 中には、旧県立児童会館ですが、新プラネタリウム導入等のため生涯学習センター未来科学棟(仮称)に、整備費6億1200万円!!
 これは、鼻血が出るほど驚きました。私は、児童会館の建物を残せ、プラネタリウムを残せとは、申し上げてきましたが、改装せよ、デジタルプラネタリウムを導入せよ、などとは、一度も申し上げたことはなく、逆に、廃館から取り壊しまで予定していたものに、ここまで予算が出てくるほうが、嬉しいというよりも、よほど不思議です。逆に、豹変の意図を知りたいです。

 午後からは、自民党の部会ごとに分かれて、農林水産業関係各団体と懇談会。来年度予算・施策に関するもので、自民党として、かなりきっちり対応させていただいているものです。


 本日は、特に、「専業農家の自立」と「集落の維持」という言葉が印象に残りました。TPP交渉がどうなろうが、守るべきものです。

 環境をテーマに、粘土でクレイアニメを作る話をしている間に、あっという間に、夕暮れ。


 さて、今日は、小5の息子の誕生日。父ちゃんが、子ども手当てを選挙資金として使い込み、先般やっと家計に返しました。
 しかし、気がついたら、小遣いの不払いが続いております。小4で、月400円でしたから、5年だと、月500円なんですが・・・。今年1月から、不払い・・・気の毒になぁ・・・。

 それにしても、自我がある11歳ですから、見ていて実に面白いです。
 スキマスイッチ=『全力少年』
 http://www.youtube.com/watch?v=IvDTkTKi5pA&feature=fvst

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2011年11月15日(火) 【都道府県議会議員研究交流大会へ】
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 素晴らしく美しい朝。先ほどまで泉田で街宣。

 本日は、第11回都道府県議会議員研究交流大会で、これより上京します。岡山県議会からは、15人出席と聞いておりますが、私は、2年ぶり。
 自慢ではないですが、ボーイング787に、初搭乗。ちょっと喜んでおります。

 米米クラブ=『浪漫飛行』
 http://www.youtube.com/watch?v=I3mZF53_WzE

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2011年11月16日(水)
           【都道府県議会議員研究交流大会と科学技術館】
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 東京新宿の朝は、木枯らしが吹いています。
 昨日は、ボーイング787に初搭乗。窓を曇らせたりして遊べるし、国際線仕様なので、一人ひとりに、TVがあります。広さや気圧や湿度も、言われてみれば、確かにそうだなぁ、と感じます。
 『笑点』が、観られて、楽しゅうございました。私の好きな柳家さん喬の『時蕎麦』が、聞けたのも、かなり嬉しかったですが。

 さて、第11回都道府県議会議員研究交流大会。
 基調講演の講師は、加藤清隆・時事通信社解説委員長。時事放談ではないですが、これだけ自由に、のびのびと発言できると楽しいと思います。

 ただ、全国議長会の主催の研修会の内容としては、国政に偏っており、いかがなものでしょう。鳥取県の片山前知事のように、地方議会に対して、辛辣な内容を含むほうが、より勉強にはなります。国政については、我々の成すべきことは限られています。

 一方で、分科会は、第5分科会で、「議会の政策形成機能強化の取り組みと大学・研究者との連携」に参加しました。

 岡山県においては、包括協定ということでは、岡山商大さんと新庄村の例がありますが、議会と大学ということになると、極めて新しいテーマです。もちろん、産学官連携ということならば、TLOなどはありますが、大学コンソーシアムも、社会科学系、とりわけ地方行政ということになると、まだまだ双方からのアプローチが必要だと思います。

 なにより、イギリス議会政治史などは、どの大学でも、大きなテーマですが、生々しすぎるのか、語るに足らないからなのか、岡山県政治史のような地方政治史というのが、軽視されているように思います。その際は、「佐藤真治のこころ」なんて、裏史料かもしれません。

 少なくとも、大学には、知り合いの方は、おられますが、少なくとも、県内の大学の研究者や学生の方々から、議会について、直接の調査を受けたことはありませんし、こちらも頼んでいません。思えば、なんともったいないことでしょう。
 例えば、大学生の卒業論文等で、政令指定都市等について書くときは、遠慮なく、引用していただければと思います。
http://satoshin.jp/kokoro/kokoro_e02.html

 大学時代の4年間は新宿区民だったのですが、どうも大都会には、慣れません。
 
 浜田省吾=『青春のヴィジョン』
 http://www.youtube.com/watch?v=uqg57om6EXs

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 本日は、靖国神社に、お参りさせていただきました。陛下のご体調や、TPPの問題や、御英霊に、祈ったり誓ったりすることは、いっぱいあります。
 地図を見ると、災害時等、帰宅困難者は、皇居へ・・・。首都・東京に、大地震が来たら・・・・・。

 その後、北の丸公園内の科学技術館に。お台場に、過日、特別委員会が視察に行った「日本科学未来館」があるのですが、生涯学習センター未来科学棟(仮称)の従前のイメージは、私には、むしろ、こちらでした。
 低予算でリニューアルするには、雰囲気も近しいと思っていましたが、6億以上の予算ということになると・・・。

 なんとなく、懐かしい感じがする雰囲気ですが、産業界と連携して、展示がなされています。自転車も。
 私が、児童会館存続運動の中で、強調していたことは、決してハード面の整備ではありません。ハコモノが大切なのではありません。耐震構造ができていれば、プラネタリウムも、あのままで良かったのです。

 むしろ、ソフト面の連携がポイントで、岡山県の場合は、あくまで生涯学習センターの一部になるということであり、それゆえ、教育と科学、産業、あるいは、民と官、地域と大学とNPOと官との連携が重要なのです。そのためのお金に、何億円も、要りません。もっともっと人に使えるのに・・・。

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2011年11月17日(木) 【つつがなくバテバテ】
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 本日は朝一で、古新田で街宣。その後事務処理等。出張で、バテバテになるパターンです。

Mr.Children=『イノセントワールド』
 http://www.youtube.com/watch?v=KD4wyVPl9TU&feature=related

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2011年11月18日(金) 【ブータンの思ひ出】
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 雨の朝。七区入り口で街宣。週末に近づくと降っている気がします。これからの時期は、冷えた体が温もるまで、少し時間がかかります。

 本日は、恒例のイチバデー。
 政令指定都市移行を記念しての「ふくふく通り」のイチバデーも、丸2年。市民が、気軽に、市場の敷地の足を踏み入れることで、親しみやすい開かれた市場への信頼をより一層深めるという意味では、かなりの効果が出ていると思います。

 なにより、地域の活性化にも、一役買っています。引き続き、市の支援をお願いしたいところですが、いわゆる郡部の魚屋さんや八百屋さんを守るという意味では、中央卸売市場は、県の守備範囲でもあると私は、思います。

 もっとも個人的には、相対の岡ビル百貨店に似た雰囲気が、新しくも、懐かしくもあり、非常に好きなわけですが。

 さて、昨日の国会でのブータン国王の素晴らしいスピーチに、日本人として、勇気を頂戴しました。日本人への温かい賛辞に、喜びに加えて、面映い感じがします。本当にありがたいことです。

 個人的には、小学生の中学年の頃、「ブータン」と一部の友人の間で呼ばれていました。当時は、切手がはやっていた頃で、珍しい切手を発行する国として、ブータンは、子ども達の間でも、かなり良く知られる国名でした。

 もっとも、私が、ブータンと呼ばれた理由は・・・・・・。しかし、多分、小4のときに、「今日からオレのことを『サトシン』と呼べ。」と、周りに強要して、以来、「サトシン」なわけです。=これを自分史上、「サトシン宣言」と呼ぶ。

 あだ名を姓名の短縮形にするということでは、なにしろ、山本姓が多かったですから、名前とあわせて、山ま、山しょう、山り・・といたわけですが、なんと言っても、私とのエピソードが、多いのは、「山ひ」です。元気かなぁ、山ひ。

 ともあれ、今、ブータンと呼ばれる子どもがいるとしたら、本当に誇って良いと思います。自分で、あだ名を変えることはないです。本当に素晴らしい国の名前ですから、堂々と胸を張れ!!

 ・・・多くの日本人が、今、ブータンに行ってみたいと思われていることでしょう。もちろん、私も昔、ブータンに、行ったことは・・・ありません。しかし・・・・・、私は、小学生時代に、ブータンと呼ばれていました・・・・。・・・・・これって、笑える?

 Mr Children=『 雨のち晴れ』
  http://www.youtube.com/watch?v=TPoeTIDyLeQ

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2011年11月19日(土)
         【「道」 祝・学校法人加計学園・創立50周年】
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 本日は、朝から生憎の雨。

 午前8時前現在、週末に、また雨です。
 本日、下津井電鉄さんの100周年記念で予定されていた「風の道サイクリング・風の道 写真撮影会」が、雨天により、来春以降に延期になりました。本当に残念です。

 私の母の実家が児島で、茶屋町で下津井電鉄に乗り換えて、児島赤崎で降りるというパターンがあり、茶屋町駅で、立ち食いうどんを食べるというのは、かなりの贅沢な楽しみだったように思います。私の体の半分は、瀬戸内海に面した児島の血が流れているわけです。

 したがって、下電で、従兄弟達と鷲羽山に上がったり、味野に出たり、その軌道に沿ってのサイクリングということで、わくわくしておりましたが・・。次回のタイミングが合えば、走りたいです。


 その一方で、つくづく思うに、私の記憶の中のその方は、本当に温厚で、おとなしく、誠実な方だったのですが、ゆえに、そうなってしまったのか・・・・・・・極刑が、確定しました。


 思うに、どんな人間も、必ず死ぬということが、神の真理だとしたら、ゆえに、宗教は必要ですが、逆に、宗教が人を死に至らしめることもあるというのは、どういうことなのか・・・。


 それが、本当の神でも、宗教でもなかったとしたら、まさに、それこそが、罪であり悪。
 しかし、誰が、どう断罪されても、亡くなった方も、亡くなる方も、もう還ってきません。いったいなんだったのか、なんなのか、忘れられない、忘れてはいけない、しかし、気が重いです。




 午後には、雨が上がり、亡父にとっては同級生で、高校の恩師である森下勲先生の彫刻展へ。
 OBであられるということで、朝日高校同窓資料館で、22日まで開催されています。



 岡山の彫刻会の巨匠である森下先生の作品は、緑道公園やオリエント美術館や南方公園や県立図書館や総合グラウンドや・・県内のいろんな場所にあります。

 特に、一宮、操山の教え子である美術部関係者は、きちんと朝日高校に、見に行かれますように!20代から現在に至る先生の作品を一挙に、観させて頂けます。


 夕刻からは、本日は、学校法人加計学園・創立50周年記念式典・祝賀会。私ごときが、なにか申し上げる立場にはございませんが、日本のみならず世界に広がる連携の規模に圧倒されます。
 ただただ、本当におめでとうございます。岡山県の誇りです。

 来賓の安倍元総理がおっしゃられたように、日々、信用と実績を積み重ねられ、しかも新しい挑戦を常にされ、伊原木天満屋会長がおっしゃられたように、加計勉先生の「道」に象徴される建学の精神が、きっちりと息づいて継承、発展されているからこそ、ここまで躍進されたのだと思います。

 それにしても、50年の重みをつくづく感じます。日々の積み重ね、そして、本当に多くの方々が頑張られて・・・何人もが通るから「道」になって・・・。決して誰にでもではないですが、若人が持つ能力を最大限引き出そうとする正しい志と、熱い思いを持って、人を大切にして、ともに「道」を歩めば、50年は、これだけのことができる年数なのですね。本当にすごいです。

 個人的には、確かに、私は、なんとなく一人で歩いてはいるのですが、何年歩いても、「道」にはなってねぇなぁ・・・と思います。

 竹本孝之=『HOLD YOUR LAST CHANCE』
  http://www.youtube.com/watch?v=C6psQ93qRJQ&feature=related

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2011年11月20日(日) 【楽天倉敷キャンプ終了】
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 本日は、師友会で、護国神社の正式参拝。宮中的には、神嘗祭、一般的には、新嘗祭、まさに五穀豊穣の実りの秋ですが、七五三の季節でもあります。

 その後、新稔橋で街宣して、興除地域の『KOJO お米フェスティバル 2011』へ。昨日の雨で、今年は体育館を中心に開催されました。「興利除害」は、政治の要諦。そのためにも、まさに、水を通し、水を防ぐ、ために全力を尽くします。

 そこから、壮年のブロック会があり、玉野へ。来賓挨拶と言うよりも、演壇の学びをさせて頂き、南公民館まつりへ。
 芳泉中学校区は、宅地化が進んでおり、さらに駐車場が欲しいところです。

 そこから、西ふれあいセンターで、ふれあいまつり。小さなお子さんの家族連れが多く、作業所の出店も多くあり、血と心の通った良いイベントだと思います。


 ちょうど、ファジアーノの美しい逆転勝利をラジオで聞きて倉敷へ。
 いよいよ東北楽天ゴールデンイーグルスの倉敷キャンプが、終了。夕刻には、首脳陣や選手も、一部帰路につきました。

 実は、正直に書いて、あくまで特訓の若手主体の秋季キャンプであったこともあり、受け入れ態勢も、ファンサービスも、やや課題があったように思います。
 特に、楽天については、個人的には、マスカットを準本拠地にするぐらいの戦略をもって、ファン獲得ができるはずですが、ちょっともったいなかったように思います。

 なによりも、私の超お勧めの中川大志選手が、怪我で、キャンプ早々に帰仙したのも、痛かったなぁ・・・。

 願わくば、これも縁ですから、楽天がらみの試合なら、岡山県民は応援に行くという雰囲気を作っていくためにも、是非、来秋も、キャンプに来ていただいて、今度は、交流の機会をさらに増やして、子ども達(大人にも)に、今回の岩村選手のように、呆れるほどサインをしまくってやって欲しい思います。

 もちろん、その前に、この秋の成果を少なくとも、CS進出で、実らせていただきたいものです。なにしろ始まったばかりです。
 これからじっくりと時間をかけて、楽天球団と岡山との良い関係ができることが、我々ができる星野監督への恩返しです。

 一方、日本シリーズを制した福岡ソフトバンクホークスは、見ている方向が一球団だけ違うので、仮に、FA等で、杉内、和田、川崎が抜けても、補強と育成で、選手が続々出てきて、しばらく黄金時代が、続くように思います。

 『いざゆけ若鷹軍団』
 http://www.youtube.com/watch?v=4skeCIseUH4&feature=related

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2011年11月21日(月) 【晩秋】
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 朝一で、千両街道で街宣。さすがに冷えてきて、手袋無しでは厳しく、復活に1時間近くかかる季節がやってきました。あと10日で、師走に入るわけですから・・・。

 本日は、農林水産委員会。
 県産果物等の首都圏や海外での宣伝・販売についての報告がありましたが、気になるのは海外。特に、20%の台湾以外の香港、シンガポール、マレーシア、タイについては、関税がかかっておらず、たとえば、日本の優れた品質の農産物を海外に輸出する試金石になります。




 実際のところ、関税ではなく、生産コストにおいて、品質の差が圧倒的にはない作物については、割高感があること。
 さらには、特に、こうしたアジア諸国においては、少なくとも、お米については、価格と品質において、決定的な勝負しは難いというニュアンスで、受け止めました。

 逆に、海外からの安い農作物に、日本市場が席巻されるだけならば、日本の農業が壊滅的な打撃を受けるという論拠にもなり、どんな作物なら、輸出ができて攻勢が仕掛けられるか、さらに、どのような防備をするかを明確にしないと、そもそもの議論にならないと感じました。





 ところで、中心市街地落書き一斉消去の第2陣を行きます。前回の積み残し分です。




     <落書き消去活動参加ボランティア募集!>

日  時:2011年11月26日(土)
     午前9時30分〜午前11時30分
集合場所:クレド広場前9時30分集合
場  所:磨屋町周辺の落書き消し消去活動予定
募集定員:50名
主  催:青少年ちょこっとボランティア
そ の 他:汚れてもいい服装  雨天中止(※中止連絡は、HPで連絡)
締  切:11月23日(水)
お問い合せ 岡山市北区津島東1丁目4−1 岡山県青年館内
       青少年ちょこっとボランティア事務局 武市
   TEL:086−254−7722 FAX:086−254−7724



          E-mail:info@seinenkan.com

 それにしても、ブータン国王ご夫妻について、逆に、真の美しき日本の、あるいは日本人のあるべき姿を見たような気がします。

村下孝蔵=『この国に生まれてよかった』
 http://www.youtube.com/watch?v=sN1IfSpiasY&feature=related

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2011年11月22日(火) 【監査な日々 決算特別委員会】
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 たいへんに気持ちの良い朝、本日は、福島で街宣。良い夫婦の日です。

 本日は、監査委員は、県議会の決算特別委員会に呼ばれました。我々は、被告人席側?
 11月定例会で、決算の「認定」が行われますが、監査委員による一般会計・特別会計決算審査意見書の聴取のためです。
 本会議において、決算の認定が付託されるという意味では、具体的に審査する決算特別委員会の役割は、極めて大きいものがあります。ただ、本来は、予算が議決で、決算は、認定というのもおかしいように思います。

 一方で、個人的には、実際に、バンバン当てられたら困るものの、答弁者側に座っているのが、嬉しくて嬉しくて、なんでも良いから聞いてくれと、なんか言いたくてウズウズします。



 特に、監査就任の感想めいたものを発言する機会があったので、現場に行くほど職員の皆さん(監査事務局スタッフを含めて)が、頑張っておられることを誇りに思うことと、議会の権限・権能の高さに、改めて気づかされた旨を申し上げました。

 後者については、だいたい、独任制の独立組織が、どんな意見書を出そうが、決算の認定も、予算の議決も、議会がしなければ良いわけですから、議決権は、なによりも重いし、そこには責任があります。
 敢えて言えば、監査委員になど期待せず、監査意見など参考程度と、議会の判断では切り捨てたってかまわないのです。

 問題はむしろ、監査で出る程度の資料が、議会に出てこないことだと思います。


 そこから、岡山ライオンズクラブの例会を経て、と言っても、実際は、昼食を食べて、会員拡大委員会報告をして、失礼したのですが、岡山県洋裁技能士協会会長として、岡山県職業能力開発促進大会出席のため、コンベックス岡山へ。
 産業労働警察委員長として、出席させていただいたこともあるのですが、急遽の議員団総会で、再び議会へとんぼ返り。夢づくりプランについて・・・。

 その後、夕刻前には、岡山理科大学の産学官連携の『OUSフォーラム2011』へ。同時開催の技術セミナー『東日本大震災 いま必要な地震防災対策』を拝聴しました。
 具体的な事例に沿った建築科からの技術的な話は、参考になりました。

 夜には、妹尾千軒皆法華と言われる妹尾の万燈行列へ。本当に美しい祭りで、法華的には、かなり楽しいのですが、なにしろ、どう考えても宗教行事でもあり、行政の支援もなく、報道もほとんどされていません。
 ただ、歴史的には、こうした宗教的な習俗なくして、地域コミュニティも成り立っていなかったわけですから、もう少し、アピールできたら良いのにと思います。

 さらに夜の会合に行き、久々にカラオケで、吉田拓郎の『落陽』を歌いました。「この国ときたら、賭けるものなどないさ〜。」と、あの時代も歌っていたわけです。

 安全地帯=『この道は何処へ』
 http://www.youtube.com/watch?v=D0L1UODmdqY

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2011年11月23日(祝・勤労感謝の日・水)
                     【結婚記念日のお講巡り】
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 寒い一日でしたが、かえって朝が、一番、暖かかったかも。休日ですが、朝一で、大福で街宣。
 今日は、勤労感謝の日。つまりは、新嘗祭。五穀豊穣をお祝いする日です。ついでに言えば、今日は、結婚記念日です。毎年、勤労感謝の日ですからね、今年は、覚えていますとも。



 午前中は、夫婦で、箕島地域のウォーキング大会で、お講巡り。

 お講巡りとは、自分の檀那寺だけでなく近隣の寺院のお祖師様にもお参りする習慣で、広く県内の日蓮宗檀信徒の皆様にもご参加していただいている岡山組寺の妙林寺様の檀家の私にとっては、逆出張ですが、法華的には、これまた楽しいです。

 お会式のときもそうでしたが、お接待のぜんざいと五目御飯の美味しいこと!!お接待大好き!
 思うに、お寺さんやお宮さんに、季節ごとに、お参りするというのは、一大エンターテイメントだったと思いますし、明らかに地域の根っこには、こうした宗教的な行事・習俗があると思います。

 特定の宗教宗派に偏しないことが政教分離の意味であって、本来、どの国においても、神仏と政治は、切り離せないものなので、もちろん、日本でも、特に、歴史・文化・伝統、とりわけ、農地がある地域ではそうなのですが、行政と切り離されていることが、本当に地域コミュニティにとって良いことなのかなぁ、と思うことがあります。
 昨夜の妹尾の万燈行列も、そうですが・・・。

 無宗教の方が、地域コミュニティの再生とか、絆ということを口にされる度に、宗教的なものが背景にある四季折々の習俗が、少なからず、人間同士を結んできたということはあると思うのです。
 とことん楽しむイベントとお祭は、違います。
 決定的な違いは、人知を超えたものへの「感謝」の念。

 なによりも、白菜を持って歩いたので疲れたのですが、神社仏閣にお参りすると清清しい気持ちに確かになります。

 妻への感謝の念を持つべき、結婚記念日ですが、今夜は焼肉〜。
 私の趣味で、かなり渋い曲をキャンドルサービスのBGMにしました。
     →安全地帯=『黄昏はまだ遠く』
 http://www.youtube.com/watch?v=UsM44Izt418

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2011年11月24日(木) 【談志と合同トライアウト】
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 寒い朝、朝一で、浦安で街宣。ドラが一つつくような季節。雪なんぞ降ったら、たまらないです。でも、やるこたぁ同じですから。気合を入れて、布団から抜け出すのだ!!

 さて、文字通り、『談志が死んだ(←実は回文)』・・・・。
 パンダや珍獣が死んでいない日に、『談志が死んだ』。スポーツ紙の一面は、とった!!この点は、圓生を越えた!!希望通りになったことを落語ファン的には、悲しむべきか、それでも少し喜ぶべきか・・・。

 私に、あるいは人よりも学があるところがあるとすれば、それはもう落語を聴いていること。なにげに落語がベースになっていることも多いので、私の発言や、「佐藤真治のこころ」も「かっぱ天国」も、落語を知っていると、2〜3倍は、面白いはず。

 良くも悪くも人生のあらゆる場面が、落語にはあります。ブログのタイトルの晋作の辞世の句「おもしろきこともなき世をおもしろく」とは、まさに落語的な諦観、厭世観を持ちながら、しかし、人間社会が好きだということです。
 こちとら、なんでも面白がっちゃうからね、どんなことにも、ぜってぇ負けねーよ。という意です。

 個人的には、リアルタイムで聞いた噺家で、キラキラ輝く大スターと言えば、古今亭志ん朝に決まっているし、名人の王道ならば、柳家小さんに、柳家小三治。好きなのは、柳家さん喬。



 しかし、談志は、絶対に避けて通れない巨匠。枝雀の「緊張と緩和」論と同様に、『現代落語家論』の「業の肯定」に影響を受けていない「聞き手」などいるのでしょうか???
 談志は、好きか嫌いかではなくて、絶対に無視ができない噺家。 ・・・でも、十八番って何になるのかなぁ・・・。居残り、らくだ、芝浜???・・・乗っていれば、全部、十八番???



 惜しむらくは、今後、談志のような噺家の誕生を時代が許さないのではないか?ということ。そういう意味では、ギスギスしたつまらん時代になってしまったものです。


 本日は、農林水産委員会。
 しかし、自民党的には、かなり議論を尽くしてきた件の夢づくりプランについて、上程前の最終案を示すということで、歴史的に早く済みました。
 これは、手間がかかる事前審査制の悪いところというよりも、むしろ良いところとして、好意的に解釈すべきだと思います。


 今日は、プロ野球は、12球団合同トライアウトでした。本当は、「ほっともっと神戸」に見に行きたかったのですが・・・。一人でも多くの選手に、もう一度、戻って来て欲しいです。頑張れ〜!!!!
 育成選手から這い上がること、トライアウトから復活して這い上がること、それが男のドラマです。

 馬場俊英=『夏の午後の長い坂道の途中で』
  http://www.youtube.com/watch?v=RBT7sb49BQI



 夕刻からは、自民党内の岡山県看護議員連盟発会式があり、懇談会もありました。命に関わる現場の最前線。看護職の方々を応援することは、結局、県民市民を守ることとイコールです。

 特に、看護連盟さんは、女性が多いですが、いわば野党になった自民党に対しても、終始一貫いわば男気で、筋を通してくださる団体ですから、それにきっちり応えていくのが自民党の責務でもあります。

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2011年11月25日(金) 【起案の日】
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 明け方の地震で揺り起こされた寒いというより冷たい朝、藤田で街宣。朝日を浴びれば、元気が出ます。

 30日から11月定例会が始まりますが、今議会は、必ず一般質問に立ちます。逆算すると、今日集中的に起案する必要があり、夜の会合まで篭って、面白おかしくない一日を過ごすのです。
 劇的なことはまず確実に起こらない、こういう日も、また良い日です。

 上條恒彦=『誰かが風の中で』
  http://www.youtube.com/watch?v=08rA3AMt1aA&feature=related

 ところで、昨年の11月定例会で、県庁ホームページに、どんな分野であれ、世界一、日本一になった元気が出る話を掲載することを提案したところ、本当にすぐに、『キラリ☆おかやま』というコーナーができたのです。
 http://www.pref.okayama.jp/page/detail-85038.html



 これは、ありがたかったのですが、1年経つと、圧倒的にスポーツの話題が多いのです。もちろん、それだけ岡山のスポーツ界に、素晴らしい話題が多かったのですから、これは嬉しいことです。

 ただ、議会で例示させて頂いた株式会社中国シール印刷さんが、昨年までの世界ラベルコンテストで、3年連続となる最優秀賞に続き、今年は、全日本シール印刷協同組合連合会主催「第21回シール・ラべルコンテスト」で国内の最高賞「経済産業大臣賞」を受賞されました。


 岡山県に優れた技能があることのまさに象徴で、本来もっともっと評価されるべきものです。

 スポーツはもちろん、学術、文化、科学技術、さらには産業界など、さまざまな分野で、岡山の元気が出る話は、もっともっとあるはずです。
 本来はこういうことも、もっともっと岡山県として、取り上げて貰いたいのです。議会質問ではなく、当局に、お願いさせて頂きました。

 「人の不幸は蜜の味」というような殺伐とした世の中で、決して「良い事嫌い」の岡山になることなく、本当に頑張った人、頑張る人をしっかり応援・評価することで、元気は広がっていきます。
 誰もが、HAPPYになる元気な話は、もっともっと岡山にあるはずです。

 まずは、お互いに誉めあうことから始めましょう。政治は、誉めようもないですが・・・。
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2011年11月26日(土) 【第2回岡山県中学硬式野球選手権大会】
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 本日は、朝一で、楽天キャンプの余韻が残るマスカットスタジアムで、第2回岡山県中学硬式野球選手権大会開会式へ。

 この大会は、現在3つのリーグ(ヤングリーグ・ボーイズリーグ・リトルシニアリーグ)に分かれて活動している県内の中学硬式野球クラブチーム23チームが一同に会し、友好を図ると共に雌雄を決する大会として、昨年初めて開催されたものです。
 いわば、オールスターというよりも、交流戦か日本シリーズのようなもの。特に、3年生が抜けた新チームですから、来シーズンを占う大切な大会です。

 どう考えても、150Km越える球を放ったり、センターバックスクリーンに、ホームランをぶち込むというのは、人間業とは思えません。中学生の中から、そんな選手が、どんどん出て来るかと思うと、ワクワクします。

  ところで、私が二重丸で期待していた楽天の中川大志内野手は、まさに倉敷キャンプで、右ヒザ前十字じん帯と半月板を損傷し、全治に、8カ月から10カ月・・・・。こともあろうに、岡山で、選手生命に関わるような大怪我をしてしまいました。
 そして、来季は、支配下を外れ、育成選手となることが発表されました。背番号3桁に・・・これは、辛すぎます・・・。いや、再来年に、大卒1年目の選手と思えば、一挙にブレークすればと・・・。今度は、マスカット球場に、4番バッターとして、戻ってきて欲しいです。

 そして、この球場のセンターバックスクリーンに、ホームランをぶち込んでくれ!!!
  馬場俊英=『ボーイズ・オン・ザ・ラン』
   http://www.youtube.com/watch?v=ZjSNHxyetK8

 そこから、一斉消去の発祥の地ともいえる磨屋町で、落書き消去。前回の残りというよりも、新たにやろうとしていた場所で、延期になっていたところです。

 好天気にもかかわらず・・・風邪の諸症状で、午後から絶不調。少し放浪しました。



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2011年11月27日(日) 【『色褪せながら 輝きながら』】
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 いよいよ晩秋。秋も終わりです。
 本日は、朝一で、第2回児島湖花回廊いきいき健康マラソン開会前に。
 中学2年のとき、奥市で、長距離走大会で、学年でビリになった私としては、「走る」という行為自体、できるだけ避けたいわけですが、気持ち良い風景を走るのは、きっと気持ち良いと思います。

 そこから箕島の少年院矯正展へ。半分は、保護司として。野菜やプランターを買いました。

 そこから灘崎に飛び、「第1回文化でつなぐ ふるさとの絆 灘崎文化まつり」。文化の底力が結集して、第1回目の催しでした。
 さらに、平林金属女子ソフトボールクラブ 全日本クラブ選手権5連覇並びに男子ソフトボールクラブ二冠達成報告祝賀会!!これは、本当にすばらしいことです!!
 戦後復興期から、スポーツで、日本を元気にするという思いのなかで、50年以上、平林社長が、岡山のスポーツ界を引っ張ってこられました。青少年健全育成にも多大なるご貢献があり、まさに、岡山の誇りです。全日本の選手もいて、サインが欲しくなる私・・・。

 そこから天神山文化プラザで、墨象会展。確かな基礎があっての自由闊達。革新と伝統。感動しました。

 そこから南区にとって返して、興除公民館まつり。今年は、40周年です!!

 夜には、同士である北区の市議会議員の先生の後援会の集い。

 馬場俊英=『色褪せながら 輝きながら』
  http://www.youtube.com/watch?v=kH-SKAYxla8&feature=related

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2011年11月28日(月) 【大阪維新】
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 研修会参加で、今年最後の上京を喜んでいるような朝。大阪ダブル選挙は、やはり、閉塞感を打破するという選択でした。

 岡山県民は、大阪を飛び越えて、東京に行ったり、神戸で止まる傾向があったりして、ABC やMBSラジオを聴く割には、大阪に行く機会が少ないように思います。政治業界的な催しでも、大阪に集うということは少なく、東京か広島という感じもあります。
 したがって、知ってるようで、全く知らない大阪ということもあります。

 正直なところ、関西広域圏については理解できるのですが、都構想については、二重行政を排除しても、逆にむしろ、特別区で行政機構が厚くなってしまうような気もするのですが、微妙かもしれません。あるいは、政治と教育の関係については、教育がこのままで良いわけはないのですが、少し不安も感じます。

 ただ、橋下さんの目的は、必ずしも、大阪都の実現が、ゴールではないようにも思えます。
 いずれにせよ、現状打破の中で、不安やマイナス面をあげつらうのは簡単です。どうあれ進めると決めたからには、反対意見が死に票にならないように、しかし、一歩も引かぬ覚悟で行くしかありません。
 また、少なからず、地方政治には影響が出ますが、なにより、既存政党が、呉越同舟で大敗したことについて、地方から国政への総攻撃が始まると理解すべきだと思います。

 そういう意味では、確かに維新です。

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2011年11月29日(火)  【専修学校各種学校への支援】
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 朝からわざわざ川崎市経由で、昼には帰岡しました。

 川崎市は、人口100万人を優に超える政令指定都市でありながら、しかし、県庁所在地ではないのですが、JR川崎駅周辺の再開発は、本当に目を見張るものがあります。
 学生時代の川崎球場のイメージは、もはや全くなく、JR川崎駅東口には、地下街「アゼリア」、西口には、「ラゾーナ川崎」や「 ミューザ川崎」が立地し、街の勢いに圧倒されます。



 岡山・倉敷の商業施設の再編成とも言える時代に突入していますが、こういう勢いが、駅周辺、商店街に感じられたらなぁと、行く度に、羨ましく思います。

 JR川崎駅からは、路線バスで、270円で羽田空港。


 夕刻には、岡山県私学教育功労者表彰祝賀会。岡山が全国に誇る専修学校各種学校のエースの教育者・経営者とも言えるお二方の御受賞を記念してのもの。
 岡山の私学には、熱い「思い」のこうしたカリスマ的なリーダーが、本当に多くおられます。

 特に、私学教育の中で、職業教育を行い社会人の即戦力を地元に送り込んできたのは、専修学校各種学校。いわば、プロ野球で言えば、社会人野球からドラフト指名されるようなもので、すぐに、1軍の試合に出場することが、卒業生には、求められています。

 しかし、時代の流れに鋭敏に反応して、地元に求められる人材をコンスタントに輩出し続けているにもかかわらず、私学、特に、専各への行政の支援は、十分ではありません。

 一方で、少子化、全入時代の大学の専門学校化、資格取得を目指すカリキュラム導入など、状況は日々刻々と変化する中で、経営としても、前進、確信で勝ち抜いていく、そのため努力は、並大抵のものではありません。
 さらなる支援が必要であると強く思うところです。


 その後、かなり濃い忘年会。

 あたたかい一日も、明日で11月も終わり。同時に、11月定例会が開会です。
 これから忘年会が続きますが、怒涛の年末に突入です。やっと一息つけるのが、来年の1月2日のような気がします。
 個人的には、もはや、体調管理を考えても、あまり無理ができる年齢ではないと思いますし、なにしろ今議会は、質問予定です。いつもそうですが、絶対に、二次会は行きません!!無理です。

 機内のオーディオで聴いて、しんみり・・・。太田裕美=『君と歩いた青春』
   http://www.youtube.com/watch?v=BQWFfqGSdQ4

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2011年11月30日(水) 【11月定例会開会】
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 曇り空の今朝は、恒例のモーニングセミナーからスタート。その後、築港で街宣。久方ぶりに、注意を受けました。どこか惰性になりかけていたかもと思い、むしろ感謝。


 本日から、11月定例会が始まりました。今議会は、一般質問を予定していますが、忘年会も多いこの時期。ちょっと体力勝負の感もあります。

 散会後、補正予算の追加上程分が付託されて、常任委員会。形としては、昇給の話にはなるのですが、財政構造改革的に言えば、そもそもが、かなり厳しい人件費カットがあっての話。
 こうした景気状況で、能天気に昇給するというのとは、少し違うように思います。

 一方で、二重、三重行政の無駄を排除する、人員削減をするということは当然必要にしても、少数精鋭で、優秀な人材確保するという要請も、無視はできず、我々議員を含めて、問題は、見合った仕事ができているかどうか。
 あるいは、本当に優秀な人材が、活かしきれているかどうかが問題です。


 午後からは、岡山県議会「議会改革に関する講演会」。全員協議会室で。講師は、廣瀬克哉・法政大学法学部教授。

 議会改革の序章ということですが、議会改革を言うこと自体、本来は恥ずかしいことであるという認識を持って、時間を使っていきます。

 そもそも、個人的には、議員定数削減こそが象徴的な成果であり、それ以外の改革については、まさに議会内部の改善の話と、割り切ってもいます。


 その後、ルネスホールに、遅れて、犯罪被害者等早期援助団体の財団法人・被害者サポートセンター(VSCO)主催のシンポジウム、「性犯罪被害の根絶を目指して」へ。

 おりしも、防衛省沖縄防衛局の田中聡局長の不謹慎極まりない発言が問題になっていますが、性被害に関しては、加害者側になることが多い男性の一人として、なにか本当に苦しくなるような話・・・・。傷つけたことすら気づいていないという加害もあります。心は・・・・。




 いずれにせよ、県はもちろん、政令指定都市の中でも、唯一、犯罪被害者等基本条例を持つ岡山市のように、VSCOやファミリーズさんの活躍があって、岡山の犯罪被害者支援は、どんどん前に進んでいます。
 さらに、民間や企業等が、こうした支援団体を支援していただければ、さらにありがたいです。


 かくして、一般質問の原稿を書かねばならないのに、夜の会合に・・・。文字通り、連ちゃん・・・そういう季節になりました。

 松山千春=『淡々と』
 http://www.youtube.com/watch?v=144kJDhRBuI

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