2011年9月1日(木) 【議員定数削減議論について】
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 今日から9月。新学期のスタートは、洲崎で街宣。

 昨日、岡山市議会で、保守系会派から提案され継続審査となっていた議員定数9減案が、定例市議会初日に賛成少数で否決されたとのこと。
 ただ基本的に、総論として、減員の方向は、多数のようで、問題は、その数ということのようです。

 岡山県議会については、議論は、この秋からということですが、繰り返しますが、少なくとも、岡山市については、必ず県議会議員の数は削減します。
 それは、行財政構造改革の観点から、自虐的に、議員が多すぎるというよりも、少数精鋭の政策集団、なによりも、議決集団にするという積極的な意図があります。

 したがって、象徴的には、議員定数削減ではありますが、議会の権能を高める方策を含めての議会改革の話であるのは当然です。個人的には、議会改革の旗手を標榜することよりも、実質的に動かせる方法を模索したく思います。

 本来的には、当然行っておくべき内部的なリストラ問題であり、議会改革をするということは、立派なことではなく、むしろ恥ずべきことであるという認識は必要だと思います。


 本日は、県庁や県民局と連絡を取りつつ、体調管理についても考える一日でもあります。


 オフコース=『 I LOVE YOU 』
 http://www.youtube.com/watch?v=W1kJWmf27As

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2011年9月2日(金) 【フリーゲージトレイン技術は佳境】
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 本日は、朝一で、大福で街宣。近づいてくる台風への警戒を強く申し上げました。

 その後、JR伯備線新幹線化・フリーゲージトレイン導入促進三県議会議員協議会 総会及び意見交換会が開催されるということで、米子へ!
 20年来の運動ですが、予讃線で実験も行われていますが、台車の技術的には、最終段階に入っているといえるかもしれません。技術的には、佳境に入っています。

 ただ、問題は、むしろ軌道。伯耆大山から倉敷まで、100箇所をゆうに越えるカーブがあって、フリーゲージトレイン導入にあたっては、台車改良はもちろん、この軌道改良は、かなりの課題になります。
 特に、伯備線では、台車改良と軌道改良が相俟って初めて、時短効果が出る部分があります。

 要するに、新幹線から在来線への乗換えをなくし、時間短縮をするがために、民間会社のJRが、伯備線にどれだけ資金投下するか?あるいは、沿線自治体が、どれだけ負担するか?という、お金の話に収斂されます。
 私も、意見交換会で、その点をJRさんに問いましたが・・・・。

 閉会後、急いで帰岡。既に岡山から四国に渡る手段は、なくなっています。

 『ゲゲゲの鬼太郎』
 http://www.youtube.com/watch?v=NeYQOpMCt2k&feature=related

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2011年9月3日(土) 【台風直撃】
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 午後9時現在、台風が小休憩のような状態に入っていますが、朝は、facebook を見る余裕がありましたが、結局12時間近く、現場を回っております。岡山市南区は、全域に、避難勧告が出ています。

 小串も、甲浦も、岡南地区も、灘崎も、藤田も、福田も、芳田も、今までご依頼を頂いた場所は、全て、それ以外も含めて、既に甚大なる被害が出ているか、危険な状態になっています。「だから言ったじゃないか!」という場所の状況を見ると、もうお詫びしかありません。
 午前中から、郡は、浸水。足守川は、決壊・・・。びしょびしょになりながら、もう悔しいやら、情けないやら、雨に混ざって、涙が出ます。

 台風の吹き戻しと真夜中の満潮に向けて、ともかくこれ以上、被害の拡大がないように、ただただ祈るのみです。台風一過の夜明けを待つ緊張の夜は、ここからです。皆様、十分な備えを!!!

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2011年9月4日(日) 【今回の台風被害の検証点】
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 まずもって、昨日、午前11時以降、携帯電話が故障しましたが、今朝回復しました。この間のデータが分かりませんので、ご連絡を頂いた方がいたとすれば、心からお詫び申し上げます。


 緊張の夜を越えて本日は、朝起き会からスタート。児島湖の水位を確認して、京橋朝市へ。

 実行委員会顧問としては、絶対に開催されていると信じてはいましたが、やはり開催。会場である河川敷は、ダム放流も相俟って、完全に冠水している中で、災害中に復興する京橋朝市の底力に、本当に勇気を頂戴しました。本日出店の53店は、特別に、出店料は無料。心意気。
 お客さんも、いつもほどではないですが、多く来られて、私もいつもより多めに買い物しました。

 その後、足守川氾濫の事後の対応の連絡などを当局としながら、「被災地」を回りました。

 夕刻には、岡南飛行場へ。今週末の催しの打ち合わせ。アクロバット飛行の練習中。すげぇ!!


 夜にかけて、藤田で街宣。
 私が知りえた今回の被害状況や、検証すべき3つの点について申し上げました。

 ひとつは、干潮時に予想以上に水位が下がらなかったこと。台風の風に加えてダムの放流の仕方。それに加えて、下水処理の水を児島湖に放流する状況や児島湾への強制排水の可能性について。

 2つ目は、今回の被害が、警戒していた高潮よりも、想像以上に降り続いた雨により、むしろ山や内陸の方から、水が溢れてきたことへの今後の対応について。

 3つ目は、南区は、南区全域にわたって、実は人口以上に避難勧告が出されましたが、地域によって、避難勧告の伝わり方や避難状況が、かなりまちまちであったことについて。

 少なくとも、台風はこれで打ち止めとは限りません。

馬場俊英=『色褪せながら 輝きながら』
 http://www.youtube.com/watch?v=kH-SKAYxla8

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2011年9月5日(月) 【9月定例会開会】
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 本日は朝一で、築港で街宣。ただ途中で、堤防の漏水の知らせを受けて、現地へ。

 その後、県議会へ。今日から、9月定例会が開会しました。
 一般会計82億1900万円の補正予算案など13議案を一括上程されましたが、台風12号の災害復旧対策に早急に取り組む中で、この予算で足りるのかどうか・・・。

 今議会は、若い期の方に譲るべく、一般質問の予定がないため、まるでコーヒーのないクリープのようです。
 たまたま知事とすれ違ったので、「今回は質問の予定がありません。」と申し上げたら、「楽しみにしていたのに。」とのことでした。そんなに期待して頂いていたとは、思ってもいなかったので、12月定例会で、十分楽しんでいただけるよう頑張ります。


 なお、6月定例会の会議録がアップされていますが、再質問で私は、児島湖の水位調整について、下記のように申し上げています。http://giji.pref.okayama.jp/

 『1つは、これは要望でございますが、児島湖のほうの、これは国に対して言っていただけるということでありますが、樋門の管理については、これは県の管理ということでございますが、先ほど知事がおっしゃられたように、干潮時には下げるんだと、これは当たり前のことなんですが、それだけではなくて、例えば集中豪雨が発生するぞということも、今わかる。

 そしてまた、県北のほうで大きな雨が降れば、これは例えば旭川ダム放流したら数時間後に児島湖のほうはいっぱいになるわけでありますから、そこら辺のメカニズムというのをきっちりと全部連携しながら、干潮時に流しゃあえんじゃというもんじゃなくて、干潮時でなくても流さなくてはいけない、児島湖のほうから児島湾に水を出さなくてはいけない場面もあるんだというふうに、是非これは臨機応変に対応していただければと思います。』


 午後には、岡山高島屋で開催されている国連の「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」を支援する「わたしと地球の環境展」を拝見して、自民党岡山県第二選挙区支部対策会議。
 山下候補予定者の人徳もあり、地方議員レベルで、良い連携が生まれています。


 本日は、災害復旧対策で、あれこれと当局に連絡させて頂きましたが、夕刻になって、やっと台風が過ぎたんだなという天気になりました。

 太田裕美=『夕焼け』
 http://www.youtube.com/watch?v=TCNlJ-RKPYI&feature=related

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2011年9月6日(火) 【秋の安芸】
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 本日は、朝一で、小串港に。対岸には、台風のごみ等が大量に漂着しているという報道があり、心配して出向いたのですが、こちらは、今のところまだ少ない状況。ただ、潮の流れによっては、まだ分かりません。

 その後、児島湖を横目に、岡山市サウスビレッジへ。迫川、彦崎、植松、西高崎とかなり水が溢れています。ただ素晴らしい青空で、台風一過を実感。


 そして、本日は、監査委員ということもあり、日本公認会計士協会中国会主催の公会計委員会主催研修会出席のため、午後から、秋の安芸に。

 要は、「情報開示・業務改善のためにも、現在の現金主義・単式簿記から発生主義・複式簿記へと地方公会計を改革すべきである」ということですが、久方ぶりに、たっぷり4時間講義を聴くこと自体に疲れました。

 半壊したような広島市民球場を見て、お好み焼きも、もみじ饅頭も食べずに帰岡。

 『勝利を我らに!〜Let’s win!〜』
  http://www.youtube.com/watch?v=HhdhqPCn1nQ&feature=related

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2011年9月7日(水) 【輝け岡南飛行場!!航空フェア2011】
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 本日は、まずは、モーニングセミナー。その後、築港で街宣。

 まるで、『印籠を忘れた水戸黄門』のように、一般質問のない議会は、空虚感があり、それを埋めるように、県展の開会式と芸術鑑賞。
夕刻からは、9日の地域の会合の打ち合わせ。


 一方で、この11日(日)に、いよいよ岡南飛行場で、『航空フェア2011』が開催されます。本当に、空と岡南飛行場を愛する人と地域の方々の手による岡南飛行場に、光を当てる催しです。
  http://www.japcon.co.jp/aviation2011/
 午前9時から午後4時まで、もちろん入場無料です。

 お奨めは、なんと言っても、午後からのアクロバット飛行!!さらに、岡山県消防防災航空隊ヘリプター『きび』や、岡山市消防航空隊ヘリコプター『ももたろう』の救助訓練はもちろん、一日中、飛行機やヘリコプターを見まくって、さわりまくることができます。
 赤十字飛行隊も自衛隊もやってくるということで、航空防災拠点=岡南飛行場のものすごさも、全身で感じていただけるはず!!

 もちろん、地域の方々の飲食ブースや、中央卸売市場の「ふくふく通り」からも出店がありますから、一日中楽しめると思います。


 岡南飛行場については、やはりロマンです。

 突き詰めれば、儲かるなら民間がやるべきで、採算だけで判断できないし、すべきでもないというのが、公の施設に対する私の考えですが、私の視点は、子ども達の未来にあります。




 目先の財政構造改革の議論の中で、効率を考えれば、NOという答えは、すぐに出せますが、それでも、度が過ぎた採算度外視は問題ですが、子ども達の未来に向けて、少しでも前進させることが政治の役割だと思います。
 止めるならば誰でもできます。自由になることと、無責任は、同義かもしれません。未来の責任を取らないために、今の責任を取るという無責任さというのも、あると思います。


 児童会館改め「こども未来館」も、科学者や、技術者や、ものづくりの世界に進んだ子ども達が、どれだけ生まれるかが問題です。無くすこともよりも、残して活かす方が、子ども達に対するはるかに重い責任です。その責任を負っていこうということです

 岡南飛行場についても、空に夢を膨らませて、パイロットに、整備士に、キャビンアテンダントになる子ども達が、多く生まれること、岡山県の航空産業が発展すること、そこに、ロマンがあるのです。
 今日見えないものを明日見るのが、ロマンです。そして、繰り返しますが、政治に携わる者のロマンは、未来への責任を伴います。ゆえに視点は、子ども達にとってどうか、です

 逆に、このロマンがなくして、旧児童会館や岡南飛行場に関わろうとする者は、個人的には軽蔑の対象です。今しか見ない者とは、一緒に汗も涙も流せません。

 数字で表す夢ではなくて、岡山県のロマンを語りましょう。



 まずは、岡南飛行場についての6月定例会での私の質問は、下記のようなものでした。




 『私は航空産業学習、航空産業拠点としての岡南飛行場の可能性を信じている者ですが、意外にこの岡南飛行場の潜在能力が認識されていないように思います。

 特に、小型機専用飛行場にシフトしていくと思われた近隣の広島西飛行場も、この5月に広島県知事と広島市長が会談し、県が提案するヘリポート化を市が受け入れて、廃港が決定。今後は、2012年10月を目途に、県と市が共同でヘリポート運営を行うとされております。




 ある意味、中国地方における岡南飛行場の役割がどんどん大きくなっていると思いますが、知事の御認識をお知らせください。

 また、バブル経済の崩壊の中で、岡南飛行場が残された背景には、岡山県航空協会さん初めスカイパーク構想を掲げた大きな運動がございました。当時の第4次岡山県総合福祉計画では、「今後の小型航空機の需要の増大に対処するため、小型機専用飛行場として、駐機場、格納庫などの整備を図るとともに、広く県民が飛行機に親しめるよう施設整備を進める。また、操縦士、整備士の養成基地として充実を図る」と、計画されております。

 改めて岡南飛行場が残された理由が、今どのように生かされているのか、今後生かしていくのか、あわせてお伺いいたします。


 ところで、2009年度は、管理運営に係る収支で1億8600万円もの赤字を計上した岡南飛行場について、平成23年2月定例県議会で、知事は、「今後とも、効率的な管理運営に努めて、格納庫用地等への立地促進に積極的に取り組むとともに、小型機専用飛行場ならではの特色を生かしたにぎわいを創出して、岡南飛行場の活性化を図る」と答弁されました。

 この小型機専用飛行場ならではの特色を生かしたにぎわいの創出についてでありますが、開港から満20周年を迎えた岡山空港開港20周年記念祭が開催されたときも、同じ20周年の岡南飛行場は黙殺されました。

 地域や関係者が一体となって、そろそろ岡南飛行場にスポットライトを当てる催しを開催すべきだと思いますが、知事のお考えをお知らせください。 』

 本田美奈子=『つばさ』
 http://www.youtube.com/watch?v=oTmT8ih0WBM&feature=related

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2011年9月8日(木) 【代表質問初日】
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 本日は妹尾で街宣。その後、裏山が崩れた妹尾中学校に。

 今日は、代表質問初日。一般質問の原稿を書く時間は要りませんが、災害の復旧対応のために、今日もまた、いろいろ連絡が多い日です。

 ただ正直なところ、頭の中では、明後日の岡南飛行場のイメージで、飛行機が飛びまくっています。
名曲『新コスモタイガー』
 http://www.youtube.com/watch?v=LHvyhx93jwQ&feature=related

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2011年9月9日(金) 【岡山県議会開会中のご案内】
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 本日は朝一で、藤田で街宣。
 一般質問は2日目。公明党。

 午後からは、いわゆる派閥の研修で、なぜかキリンビール岡山工場へ。一般質問の登壇予定があれば、多分参加できなかったと思いますが、災害復旧対策の連絡に追われつつも、少し緩やかな時間が流れました。

 夜には、本来は出席すべき私の兄貴分にあたる三木市議会副議長の就任祝賀会ですが、妻に代理出席を頼み、詳細は書けませんが、地域の課題の重要な会議。

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        岡山県議会開会中のご案内    VOL50
                    岡山県議会議員  佐藤真治

 平素より一方ならぬお世話になりまして誠にありがとうございます。
 まずもって、岡山を襲った12号台風で、被害を受けられた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。私も、敢えて台風通過中に、改善を御要望頂いている箇所を見て回りましたが、残念ながら、議会で常に指摘し、対応が遅れている場所を含めて、ことごとく甚大な被害が発生し、お詫びの申し上げようもございません。
 申し訳なさと情けなさと怒りが込み上げておりますが、ともかく、早急な復旧に努めてまいります。御要望がございましたら、是非お申し付けください。

 特に、今回の台風は、滞留時間が長く、想像以上に多くの雨が降り、山水など内陸側からの浸水が多く、また、避難勧告から具体的な避難に至るまで、徹底的に検証すべき数々の課題があります。なによりも、6月定例会で強く申し上げましたが、児島湖の容量が、流域の防災の限界になる状況について、ダムの放流の仕方や強制排水も含めて、抜本的に早急な手立てが必要であることを確信しました。
 地盤が緩んでいる状況で、台風の再来襲がないと断言もできず、さらに、東日本大震災を受け想定を変えた防災対策を加味して、ともかく対応を急ぎます。


 さて、この夏は、議会内の扱いでは、副議長同格となる監査委員として、公金の適正な取り扱いのチェックに出先を回り続けておりましたが、大学の先輩になる野田総理ではありませんが、日々の街頭演説活動を続けながら、毎日のメールによる県政報告も、4050号を越えました。

 ただ、今9月定例県議会は、自民党に割り当てられた時間の中で、若い期の方に質問時間を確保すべく、4期目の私の一般質問登壇の機会は、残念ながらありません。しかし、原稿執筆に充てる時間を災害復旧のために、使わさせて頂ければと存じます。

 ところで、6月定例会で申し上げた岡南飛行場に光を当てる催し『航空フェア2011』が、地域の方々と、空と岡南飛行場を愛する方々のお力により、9月11日 (午前9時から午後4時まで。入場無料)に開催されます。おすすめは、なんと言っても、午後からのアクロバット飛行ですが、航空防災拠点=岡南飛行場を基地とする岡山県消防防災航空隊ヘリプター『きび』や岡山市消防航空隊ヘリコプター『ももたろう』の救助訓練はもちろん、赤十字飛行隊も自衛隊もやってきます。また、地域の方々の飲食ブースや、中央卸売市場の「ふくふく通り」からの出店もあり、御家族で一日中楽しめると思います。もしも、お時間のご都合がつきましたら、是非ともお子様連れで、お越し頂ければ幸いでございます。
 最後になりましたが、皆様のご健勝を心からお祈り申し上げます。

 さとうしんじ事務所 〒700−0944 岡山市南区泉田417−1
                 TEL 086−250−3818
                 FAX 086−250−3828
          satoshin@optic.or.jp   http://satoshin.jp/

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2011年9月10日(土) 【児島湖の『挑戦』】
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 少し暑さが戻ってきたような本日は、朝一で、新稔橋で街宣。植松でも浸水被害が出ており、この郷内川と倉敷川の合流地点は、防災対策が急務で、事業を加速化させる必要があります。

 その後、毎年、児島湖流域下水道センターで開催される「児島湖ふれあい環境フェア」が、台風の影響で中止に。いつも同会場で開催されるポスターコンクール入賞者表彰式が、イトーヨーカドー岡山店で開催されました。今年も力作ぞろい。

 ただ、食糧問題、災害対策など切り口はいくらでもある児島湖については、環境問題は入り口だと思います。もしも、児島湖の『再生』をと言うなら、究極は児島湾締切堤防を撤去して、児島湾に戻すしかないわけですが、しかし、児島湾締切堤防があって、環境問題、防災対策を考えるというのは、むしろ児島湖の『挑戦』であり、『創造』だと思います。

 さて、明日は、いよいよ岡南飛行場で、航空フェア2011が、開催されます。
 狙いは、来賓挨拶に来られた石井知事が、この催しに感動されて、来年度の予算をつけられこと。私にとっての仕事の成功は、それが全てです。
 今回は、県の予算は、なんとゼロ。その中で頑張ってくださっている多くの方々の熱い思いと汗や涙が、知事に伝わることを祈ります。そのためにも、是非多くの方に、明日は、お越し頂ければと存じます。

 夕刻には、基幹型地域生活支援センター・「ゆう」の「第6回ゆうYOU祭り」へ。



 新規事業も動き出す予定で、私は、「ゆう」を守るだけでなく、けんかれんの皆様と力を合わせて、発展させ、岡山に「ゆう」があることを岡山の誇りにしたく思います。
 なお、隣接の内尾グラウンドは、今日も、保護者の方が、明日の大会に備えて設営中。



 会合を経て、奥迫川へ。今回イノシシが石を掘り返して、それが、岩がゴロゴロと激流を流れた原因という指摘を頂き、有害鳥獣対策と防災対策は、絡んでくると認識いたしました。



 馬場俊英=『男たちへ女たちへ』
 http://www.youtube.com/watch?v=Ot0vvo6mbb4&feature=related

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2011年9月11日(日) 【広がる鳥人幸吉の夢】
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 9・11から10年、3・11から半年、台風12号から1週間。重い一日です。本日は、完全にブログの方に、力が入ってしまったため、そちらも御覧ください。http://kappa.saikyou.biz/?p=3959
 最近、「かっぱ天国」の「佐藤真治のこころ」化が、進んでおります。

 今朝は、午前6時から、灘崎地区の消防団は、水出し操法訓練大会。そこから早めに、岡南飛行場へ。航空フェア2011は、関係者の皆様のお力で、大成功を収めました。

 きっと、多くの子ども達が、空に夢を膨らませて、おそらく普通に、ふらりと岡南飛行場にやってくるようになるでしょう。来年の航空フェスタを楽しみにしながら、そして、いつか、自分も空に飛び立つんだと誓うようになることでしょう。鳥人幸吉の夢は、確かに受け継がれました。


 航空フェスタ2011大成功おめでとうございます!!

 ただ私の勝負はここからです。要は、名目はなんでも良いのですが、来年度の事業予算化、端的には、岡南飛行場についての予算増額を目指す。この一点です。
 このあたりの理解が不十分な輩もおられますが、私には私の役割があります。


 そして、再び、灘崎の敬老会へ。
 ここから、岡山市大縦断で、母校・岡山一宮高校へ。昨日今日と銀杏祭です。今日は、体育祭。

 有志でお祭りがあるので、聖園子どもの家に寄って、月参り。

 そして、本日は、「早稲田大学鎌田薫新総長ご就任、及び大隈重信初代総長来岡100年記念としての支部総会・講演会・懇親会」と早稲田Bにとっての一大行事でした。

 夜に会合に行ったものの、今日は、精神的にも、肉体的にも、もうヘトヘトになりました。
 The Beatles=『 A Hard Day’s Night』
 http://www.youtube.com/watch?v=vtZ2ALFuPeQ


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【愛する母校】
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 岡山一宮高校の銀杏祭ではしみじみ思いました。

 32期生が入学していますから、1期生など、馬場俊英なら、「高校32年生〜」と歌います。

 それにしても、年々後輩達は、明るくなります。一校男子は、イケメンが多いという噂がありますが、これも、まぁ我々1期生からの伝統です?が、後輩達の元気な姿を見て、嬉しくなります。

 今年は、監査で、他の高校も回りますが、おそらく県立高校の中で、岡山一宮高校が、一番明るいのではないでしょうか。我々の時代と比べて、ここまで弾けることができることに、羨ましくもありますし、素直に良かったなぁと思えます。
 そして、なにより、基本的に在学中の成績が極めて悪かった1期生としては、決して後輩達の模範になることなどないように、義理張りっこはやめて、これからも、自由にやっていこうと思いました。「俺は自由にする!君たちも、自由にやりたまえ!!」と。

 ところで、高校時代でなくても、人生の若い時期に、やはり限界を振り切るということは必要だと思います。自動車のガソリンメーターのように、FULLとEMPTYの先には、完全に振り切れるまで、少し余裕があります。それを振り切って、コツンと音がするまで行くべきだと思うのです。特に男は。

 敢えて言えば、FULLとEMPTYの幅が、人生の幅であり、深みです。その容量を上げるのは、若いうちにしかできないことです。どうしても抑圧というのは、必要ですし、逆に、エネルギーを120%まで充填しないと波動砲は、撃てません。

 ただ、自分の子どもには、平穏無事に過ごして欲しいと思うのが親心。しかし、一方で、「男親の息子への責任は、ふいに親父が死んであげること」だとも思います。
 ・・・まぁ、いろいろと考えるわけです。


 夕刻からは、再び母校がらみ。

 本日は、「早稲田大学鎌田薫新総長ご就任、及び大隈重信初代総長来岡100年記念としての支部総会・講演会・懇親会」と早稲田Bにとっての一大行事です。

 浪人時代に、日本の私学文系の偏差値トップを突破するという勉強においては自分の中の振り切り方で行った早稲田ですが、じゃあキャンパスに何かあったのかというと、なんなのか?当時の政経学部政治学科は、卒論すら書かない私のような「ゼミ無しっ子」も多くいましたから、特に、特定の教授に薫陶を受けた覚えもありません。
 あげく学費値上げ反対運動で、卒業試験は中止で、レポート提出で、オール可。卒業式に行ってもいないので、卒業した実感すらありません。

 それでも、バブル絶頂期で、いくらでも就職できたような時代。
 失意のまま帰岡し、私の中では、20歳から26歳の黄金の青春時代が、どす黒い暗黒期として人生が欠落しているようですらあります。振り返っても、東京の4年間が、楽しかったとか、戻りたいとか、正直なところ、全く思いません。

 むしろ恨んでも良いような「早稲田」をかくも愛するというのは、なんなのか?要は、特定の建物やカリキュラムや人物を敬愛しているのではないことは明らかですし、呼べど戻らぬ青春時代に郷愁を感じているわけでも一切ありません。つまりは、「早稲田」という生き方なんだと思います。

 したがって、それは、生涯卒業できるものでもない、常に「ing 」です。自己実現と同義かもしれませんから、学生時代の通学時期を指すわけでもないのです。

 早稲田にとって、大切なことは、他の誰かの価値観ではなく、自分の中の価値観で、振り切ることなんだと思います。他人がなんと言おうが、端から見たらどんなに無様な生き様でも死に様でも、そんなこたぁどうだって良い、月並みな言葉で言えば、自分らしく誇り高く振り切って生きられれば、何をしようが、どう生きようが、それで良いんだよ。人生というのは、そういうもんなんだ。現実大肯定。よっぽど良いことも、よっぽど悪いこともしそうですが・・・・・多分、どんな時代であろうと、たとえ世界の果てだろうと宇宙の果てだろうと、雑草のように、早稲田は生きていくと思います。

 そして、一番大切なことは、自由は、つまりは、何がどうなろうとも、時代や人のせいにしないということです。自ら切り開くなら、自由な人生自己責任です。

 ・・・・・とはいうものの、気張ったところで、高い学費を出してくれた親の恩がわかるのは、自分が親になった時ですね・・・。やっぱり無駄にはできないです。

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2011年9月12日(月) 【中秋の名月】
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  本日は、本会議は休会日。

 今朝は、街宣は休み、自民党の第5回県連中小零細企業金融対策本部会議の会合。円高の影響が随所に現れていますが、地方議員でできることには限界があります。
 一方で、政局の不安定さ、それは解散を煽ることを含めてですが、国民が、政治に期待するものと大きく乖離しているように思います。必要なことは、自民党ならどうするか?です。



 昼まで保護司の第4期地域別定例研修。障がい者や高齢者の更生保護という重大テーマ。

 それにしても、復旧対応の連絡をしたり、何かとやることがあります。

 夜には、備前焼きについて熱く語る会合。岡山の文化の華に、明るい話題が欲しいです。

 エレファントカシマシ=『今宵の月のように』
 http://www.youtube.com/watch?v=8Gkt-Qk31bI

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2011年9月13日(火) 【議員定数削減数について】
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 本日は、朝一に千両街道で街宣。夏の暑さが戻ってきた感じです。

 本日は、一般質問初日。自分の登壇がないと腑抜けのように思えて、イライラします。こういうときに、起因するモノは、いつも同じで、本当にイライラする話があるものですが、遠くを見ます。
 明日は、嫌なことも多い日ですが、こういうときこそ、笑っていましょう。
 槇原敬之=『 どんなときも。』
 http://www.youtube.com/watch?v=m48LbCXkF6Y


 ところで、岡山市議会が、議員定数46の6減と議員報酬4万円の削減案が固まったようです。
例えば、南区で、定数13から11ということのようです。

 個人的には、現時点では、政令市の中で、最も少なく、9減の主張に対して、報酬減で調整したというのは、議会内の議論の組み立てとしては、たいへんに努力されたと評価ができますし、理解ができます。
 ただ、少なければ少ないほどと思われる市民の皆様からの評価は、分かりませんが・・・。


 岡山県議会の議論はこれからですが、基本的に、定数減が無いわけがない流れです。要は、いつ、誰が、どの選挙区を、どういう理由で、どれだけ減らすか、が焦点です。問題は、やはり数。

 いずれにせよ、岡山市選出議員削減に、ゼロ回答は、ありえないということです。ただ、各区最低1人は削減することに了解とは申せるのですが、それ自体についても、ましてや、総削減数についても、実は、数の論拠が難しいのです。

 しかし、アンケートはあっても良いと思いますが、住民投票で決められるものでも無いように思いますし、「適正」な削減人数の正解はなく、最後は、とにかく議会の現状で、他県等との比較において、主張の打開点=妥協点?を見出し、減らせるだけ減らせのエイヤーでしょう。
 議会内でやるなら、それ以外に、やりようがありません。


 ところで、基本的に、議員の身分に関わることは、議員自身ではなく、第三者機関が決めるべきだという主張には、首肯ができます。「適正」を自分で決めれば、仮に、それが本当に「適正」でも、お手盛りという謗りを受ける可能性はあります。
 ただ、第三者機関の「第三者」選びや、例えば答申の拘束力は、かなり難しい問題だと思います。


 突き詰めれば、極端な削減は、首長側が、公約で議員定数削減を掲げ、勝負に出る形でないと難しいかもしれません。

 しかし、二元代表制の元で、議会を仮想敵にする首長側からのそれが、真の議会改革と言えるかは、かなり微妙で、議会制民主主義へのリスクもあります。いわんや、財政削減論のみで、議員定数は語ることはできません。

 ただ、そうでもせねば実効性が無いならば、その勝負を仕掛ける魅力は、私は強く感じます。
 もちろん、これも、仮に首長が半減と言う、その論拠がなければ、エイヤーしかないのですが。


 実際のところは、世論の圧倒的な支持を受けた強力な首長の出現が、議会にとっては、最大の黒船であるというのが、現状かもしれません。実のところは。
 あるいは、議会内に極端に不祥事が多く出て来た場合の世論の高まりか・・・。不幸な話ですが。


 一方で、一問一答とか対面式導入とか、基本条例制定とか、象徴的な議会改革の話もあるのですが、個人的には、議会質問については、どういう土俵であれ、どういうルールであれ、勝負は勝負。現状で、完全燃焼できているかどうかがまず問題で、必ずしも、土俵やルールだけの問題でもないように思います。
 現状の制度の活用ができていない中で、困るのは、改革ではなく、お茶を濁すような修正になることです。

 いずれにせよ、議会改革は、内部のリストラの話で、期を重ねて、議会改革の旗手を気取ること自体は、何もしてこなかった証拠でしかなく、基本的には、議会の恥ずかしい話であるという認識を議員は持つ必要があります。

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2011年9月14日(水) 【一般質問2日目】
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 本日は朝一で、恒例のモーニングセミナーからスタート。
 その後、福島で街宣。

 本日は一般質問2日目。わりと嫌なことが多い日で、精神的にかなりしんどい相談もありましたが、夜の岡山JCのOB合同例会・懇親会で、楽しめたので、吹き飛んだ感じです。
 あほの考え休むに似たりと申しますから、しばらく休んだら、また頑張ります。

 馬場俊英=『明日に咲く花』
 http://www.youtube.com/watch?v=GHvjQ-2aSNM

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2011年9月15日(木) 【自民党県連からのお知らせです】
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 本日は朝一で、古新田で街宣。
 今回の足守川のオーバーフローについては、まさに夏前に地元説明会で説明させていただいていた場所。緊急で、再び会合を開催することになりました。

 本日は、一般質問3日目。昼には議員総会。じりじりしながら時間が流れていきます。



 最近、遊説局の街宣もないので、思い切り党務をサボっている感がありますが、引退した青年局の方の「日本の未来創造セミナー」開催と『第1期 おかやま政治大学校ミ政治学講座ム』開設のお知らせをさせて頂きます。
 特に、後者は、私の推薦枠の持分が一人しかなく、ご希望の方は、どうかご一報くださいませ。

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自由民主党岡山県支部連合会青年部・青年局主催

『第6回 日本の未来創造セミナー』

と き: 平成23年10月10日(月・祝)14:30〜16:00
ところ: ピュアリティまきび 2階「千鳥」

講 演:「このままでいいのか!日本新生への道標」
※ 自民党と現政権の政策の違いを明確にし、これからの日本の未来を描く

講 師:自由民主党政務調査会長 衆議院議員 石破 茂
 プロフィール:
  昭和32年2月4日生まれ(54歳)鳥取県八頭郡八頭町郡家出身。
  昭和54年3月、慶應義塾大学法学部法律学科卒業。昭和54年4月、
  三井銀行(三井住友銀行)入行。
  昭和61年7月、旧鳥取県全県区より全国最年少議員として衆議院議員
  初当選、以来8期連続当選。
  防衛庁長官、防衛大臣、農林水産大臣を歴任。
  平成21年から党政務調査会長。

自由民主党岡山県支部連合会 青年部・青年局
    岡山市北区丸の内2-7-18 TEL 086-225-0878  FAX086-231-5547

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『第1期 おかやま政治大学校ミ政治学講座ム』開設要綱

名   称  第1期 おかやま政治大学校ミ政治学講座ム

目   的
   研修の場を提供することにより、共に学び、共に語り合いながら
   明日の時代を創るリーダーを育成し、社会に輩出するとともに、
   受講を通じて自民党の政策を普及することを目的とする。

運営・企画  自由民主党岡山県支部連合会

講座回数   第1期ミ政治学講座ムは3回開講
  第1回   テーマ:自民党の歩み
  第2回   テーマ:国政の動向
  第3回   テーマ:地方自治

講座開催日   ミ予定ム
  第1回   平成23年11月20日ミ日ム14時から
  第2回   平成24年 1月29日ミ日ム14時から
  第3回   平成24年 3月 4日ミ日ム14時から

受 講 者
   定員は1期につき概ね100名
      (会場の都合上、定員になり次第締切ります)
    1.国会議員、選挙区支部長、県議会議員から各1名の推薦
     ミ議員本人が受講者となることも認めるム
    2.党籍を有する地方議会議員(120名)にも受講希望者を募る

受講資格
    自民党の政策を理解し、政治への関心がある県内在住の党員の方

受講申込  別紙の受講申込書を、10月15日までに県連事務局へ提出

受講料  各回1,000円

会 場  岡山第一セントラルビル1号館 9階ホール
     岡山市北区本町6番36号

講 師  党役員、党所属国会議員ほかで調整

内 容  1回の講座につき90分を予定ミ45分講演、45分質疑応答ム

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2011年9月16日(金) 【一般質問4日目】
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 諸般の事情で街宣を休み、本日は、一般質問戦4日目。

 事実上閉会のような気分となりました。若い期の方々に質問時間を確保するためとはいえ、一般質問ができないと、本当に木偶の坊のように、議場の椅子をただただ暖め続け、疲れないのが疲れました。
 非常に新規答弁の少ない印象が薄い議会であったと思います。執行部は、楽だったかも。

 議会改革についても、開いた口がふさがらない、物言えば唇寒しに思え、ただただ今、私は、敬愛する高杉晋作のことだけを考えています。南区にいるので、「南行」と名乗りつつ隠遁。私が生まれるちょうど100年前が、挙兵ですから、功山寺は、かくも遠く・・・・。

 ザ・モップス=『たどりついたらいつも雨ふり』
  http://www.youtube.com/watch?v=bVUOM4SXHaU&feature=related

 夜には、岡山韓国商工会議所創立50周年記念式典及び祝賀晩餐会。平和町に陶器店があって、野田屋町で生まれ育ちましたから、会議所の界隈が遊び場だったということもありますが、非常に親近感があります。

 ただ、先人の方々のその艱難辛苦については、私ごときが簡単に言及できません。韓流ブームも定着しましたが、日韓関係は世界で最も重要な関係のひとつですし、日本にとっては、最も信頼できる大切な仲間だと思います。

 夜には、台風12号の傷跡が、全く癒えていないのに、猛烈に降り続く雨が、さらなる浸水被害を出しました。なんと底意地の悪い天気なんだろう・・・・。

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2011年9月17日(土) 【道州制について】
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 本日の降ったりやんだりの天気のように、停滞気味に、考え込む一日でありました。



 明確な言葉や指針など、誰かや何かに求めると、かえってさびしくなるようなそういうときに、最後は、歴史上の人物、今日もまた、晋作について考えています。
 もちろん尊王攘夷の志士ですが、家格も上中級家臣で、周旋家や政治家や商人ではなく、ある意味、天才肌の実践的革命家のように思えます。つまりは、創造的破壊。


 今議会は、道州制に対する意見が様々ありましたが、私は、道州制推進については、石井知事と考えは違わないところです。あくまで推進の立場です。

 なぜ今、道州制なのか?のそもそも論にまで戻ってしまい、私は評価しておりませんが、5ヵ年の中期計画の「夢づくりプラン」に高々と掲げたばかりに、かえって後退した感があります。
 しかも、10年後には、県も県議会もありません的な積極答弁が仇になったように思います。

 それでも、私は、基本的にこの点に関しては、知事とスタンスは変わりません。どれだけ、「こころ」に、綴ってきたか・・・。http://satoshin.jp/kokoro/kokoro_e01.html


 ただ、問題は、平成の大合併における市町村合併で、県の方が、広域、補完行政で、市町村のフォローができていないことへの不信感があることです。

 広域行政であれ、道州制であれ、推進すると、今の岡山県地域が、発展する以前に、そもそも守られないのではないか?という不安については、今、市町村が合併して良かった、県に助けられたという声が上がらない限り、払拭されないでしょう。

 少なくとも、合併で周辺地域となった場合の原状について、議員なら誰もが痛感していることであり、行政が広域になることは、必ずしも地域住民の幸せに結びつかない、それどころか、地域を破壊するという意識が、あるのです。

 県の創造的破壊と空中分解は、全く違いますから、今の県政に、地域の発展を保障する実績、すなわち、担保がありません。


 さらには、行財政構造改革のコスト削減だけではなく、ふるさとの山河を守るための維新に匹敵するような国家構造の大改革であること。つまりは、国家繁栄、祖国日本を守るための道州制導入であることが、大前提です。

 一方で、自虐的に、県は要りませんというようにも取られてしまっています。
 しかし、本来は、県の自己否定ではなく、あくまで自己犠牲です。これもまたロマンなのですが。


 その中で、県議会議員定数削減など瑣末なことではないか、と思います。
 国家存亡の危機に、妙な自己肯定感を持って、逆に、選挙や己の保身に、汲々とすることで、泣くのは国民であり、子ども達です。そもそも、 明治時代から変わらない行政区域で、民間の現状に呼応しない議会が続くわけがないのは、自明です。もはや、黒船は、水平線の先に見えているでしょう。なぜそれが分からぬか。
 『吉田松陰』 http://www.youtube.com/watch?v=mFzp_EaurBA

 それにしても、恥ずかしながら、Facebookの使い方がイマイチよくわからず、恋愛対象を「男性」として、公開しておりました。慌てて女性に直しました。慎んで訂正いたしました。もちろん、女性も、妻だけです。なんで恋愛対象なんて、項目があるのかしら。

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2011年9月18日(日) 【あすなろの木】
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 本日は、朝一で、師友会で、護国神社に正式参拝。
 護国神社にお参りさせて頂くと、心の底から、手前勝手な自己実現や自己保身のために齷齪している政治関係者が情けなく、申し訳なくなります。今の日本で、最も廉恥心がないのは、我々かもしれません。
 いつも御英霊から恥を知れとお叱りを頂く感があります。

 その後、大福で街宣をして、庁内の運動会にお邪魔して、中央卸売市場へ。ふくふく通りの有志の方々に、先週の航空フェアを本当に助けていただきました。

 ご幼少のみぎり?には岡ビル百貨店の中を駆けずり回っていた私としては、今のふくふく通りの雰囲気が、なぜか懐かしく感じられるのですが、大型量販店や直売所が多く生まれる中で、むしろ、郡部の魚屋さんや八百屋さんを支えるという意味では、中央卸売市場の役割は、県行政にとっても、極めて重要です。


 午後からは、午前中が、学校主催、午後からは、地域主催となる体育祭をはしごさせていただいて、香美市土佐山田へ。

 「えびす昭和横丁」の取り組みは、商店街活性化の一時例として、かねてから気になっておりました。雰囲気的には、奉還町商店街的な感じかもしれません。生憎閉会時間に近かったので、来客は、そう多くはありませんでしたが、たいへんなご努力だと思いました。

 私は、茶碗屋の息子なわけですから、やはり商店街の動きというのは気になります。商店街の活性化、中心市街地活性化というのは、本来は、ライフワークです。


 一方で、土佐山田スタジアムで、高知ファイティングドッグス VS 香川オリーブガイナーズ。公式戦で、県内の郡部の球場も、回るのです。もっとも、商店街を見て、8回裏。
 完全に、四国アイランドリーグplusに、はまった状況になっていますが、申し上げたいことは、どうして、独立リーグの野球チームが、岡山県にないのか?ということです。中四国州を言うなら、なおさらです。無いほうが、不自然にすら感じます。

 今年も、何人かは、NPBに、ドラフト指名(育成枠かもしれませんが)されると思います。もちろん、今日、ここで応援する。明日も、きっと。しかし、もうひとつの明日、一人でも多く、ここから這い上がれ!!巣立っていけ!!そういうロマンです。
 突き詰めれば、自分と重ねているところがあるようにも思います。

 『見果てぬ夢』
 http://www.youtube.com/watch?v=q0R4ygU96Rk&feature=related

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2011年9月19日(祝・月 敬老の日) 【市サウスビレッジ】
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 今朝は、いつもより遅めで、新稔橋で街宣。通り雨に、打たれました。

 今日は、昨日に引き続き、本日も、岡山市サウスビレッジで、「東日本大震災復興支援チャリティ和太鼓コンサート」。岡山の和太鼓のオールスターです。特に、『和心』さんは、先週の航空フェアのオープニングにも登場されましたので、今日も拝聴させて頂きました。

 おこがましいことを百も承知で書けば、南区所属になって、最初にすべき仕事が、このファーマーズマーケットサウスビレッジを残すことでした。県から市への譲渡の中で、一定の役割を果たせたものと思います。生憎の空模様ではありましたが、それでも賑わいに、ほっとしました。
 頻繁に行くのは、それだけ気になっているからです。

 なお、23日(祝・9時から15時)には、芝生広場で、福島の避難区域から保護された猫も含めて、飼い主が飼えなくなった犬の子、猫の子の大譲渡会も開催されます。「ドッグラン」も設置とのことで、サウスビレッジの新しい使い方だと思います。

 本日は、フリーマーケットも開催中。実は、改装工事中も、フリーマーケットとロードサイドマーケットが開催ができたのも、県発注の業者さんが、かなり無理をして下さったからです。
 ところで、先輩が主催されるフリーマーケットについても、ご縁は、私自身25回続けた「フリーマーケット in OKUDA」もさることながら、実は、岡山リビング新聞社の営業マンの時以来ですから、軽く15年を超えると思います。

 夕刻再び街宣をしに藤田に。また、雨に降られましたが、懸案事項が解決する契機もあったりで、それはそれで良かったです。

 『Singing In The Rain』
 http://www.youtube.com/watch?v=D1ZYhVpdXbQ&feature=fvst

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2011年9月20日(火) 【『鉄の稲』】
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 台風の足音がする雨の朝、洲崎で街宣。

 その後、12号台風で、恐怖を感じた丙川と宮川を地域の方々と確認に。やらなくてはいけないことが多くあるのですが、対応がほぼできぬままに、また新たな台風を迎え撃つ形になります。
 県民局の担当も、同じ担当者に、何度も何度も、違う場所のことをお願いしており、限られたマンパワーの中で、予算組みの話も個別の判断が必要です。

 その地域には、まさにその場所が問題で、優先順位をつけることはできないのですが、まずは、復興が優先で、改良が後になる傾向になります。

 多くの地域で、 あの日以来、警戒態勢は解かれていません。台風に負けない『鉄の稲』(『あぶさん』より)の精神で、立ち向かっていくしかありませんが、もはや祈りのような気持ちです。

『Do You Hear the People Sing?』
 http://www.youtube.com/watch?v=9-GRyOqsi9M&feature=related


 昼には、武道団体議員連盟の会合。新武道館建設に向けて、武道団体を中心に、署名活動が始まっています。
 財政構造改革期間を脱したら、いわゆる大型のハコモノということでは、この武道館と県立博物館の建替えというのが、一番要請があります。いずれも現在地における建替えということは、考え難いように思いますが、誘致合戦等になるのかどうか分かりません。
 個人的には、総合武道館で、弓道場も併設なら、当然、遠的が必要ですから、相応の規模のものにすべきと思います。


 それにしても、facebook というのも、追いかけるとかなりたいへんだなぁ・・というのが実感です。業界的には、人間関係を詮索したりするだけでも、不信感が増したりして、かなり疲れます。

 即時性は薄いかもしれませんが、資料保存、思考整理という意味も含めて、やっぱり「こころ」を一番重要に考えていこうと思います。ブログも、不特定多数に向けるということは、結局、親しみやすさを求めてしまい、どんどん軽くなるような気がしています。

 「こころ」は、12年やっていることで、私にとっては、一番重要であるということをfacebooでは、「友達」の皆様方にも、ご了解いただけますよう、心からお願い申し上げる次第です。


 逆に、ブログがあっても、facebookがあっても、「こころ」は、絶対に止めません。

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2011年9月21日(水)
       【農業用水の管理強化、児島湾締切堤防の嵩上げを!!】
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 まずもって、ソフトボールの全日本総合男子選手権において、平林金属さんの優勝おめでとうございます!
 夏の第32回全日本クラブ男子ソフトボール選手権大会初優勝、第32回全日本クラブ女子ソフトボール選手権大会5連覇のアベック優勝に続いてのビックニュースです。


 台風の接近に、眠れない夜を過ごし、ともかく水曜日恒例のモーニングセミナーへ。



 そして、事務所に最も近い泉田で街宣。まだ台風15号の後姿が見える状態。

 本日は、農林水産委員会。議会開会中の請願陳情等の採択をする重要な常任委員会ですが、私は、改めて、「農業用水の管理強化」と「児島湾締切堤防の嵩上げ」を強く求めました。


 まず、「農業用水の管理強化」ですが、田んぼが宅地に変わり、地域の保水力というのは確実に落ちています。
 それに加えて、自らの自宅の前の農業用水が、いったいどこから流れてきて、どこに流れていくのか?いったい、どこに樋門があり、どこにポンプがあるのか?実際は、たいへんな御努力で管理していただいているのですが、誰が管理されているのか?何かあったら、誰に連絡すれば良いのか?・・・実は、そういうことすら、地域住民が知らないという事があります。

 特に、道路網と同じように、農業用水網のマップがあり、交通が信号機で制御されているように、どこで農業用水は制御されているのかが分かる、そういう仕組みが必要だと思います。



 最近、海抜を表示すべきだということもよく言われるのですが、喫緊の課題として、農業用水の管理強化、もちろん地域全体で守るという意味ですが、それが必要です。

 特に、南区は縦横無尽に農業用水が張り巡らされていて、埋立地、干拓地ばかりですから、そもそも水は田んぼに落ちるように、しかも緩やかに流れていますから、基本的に、水が抜け難い構造になっています。

 そういう意味では、具体的には、可搬式のポンプが多く必要です。特に、今回、大小問わず、ポンプの不調・故障、燃料切れが、たいへん多く発生しました。


 次に、「児島湾締切堤防の嵩上げ」についてですが、そもそも、防災の限界点が、児島湖が一杯になる、さらに、児島湾に水が流れない、その時点で、冠水の覚悟が必要である、というのが、平成16年の台風被害以来の南区を中心にした児島湖流域の実態です。
 そうした意味では、水がめである児島湖の容量そのものを引き上げる必要があります。




 しかし、数年前に、10年間で300億円もかけて完了した国の児島湖の浚渫工事も、基本的には、環境対策で、湖内に、澪筋も彫って、水の流れを作ることが主眼でした。


 そうした中で、ひとつの疑問は、児島湖内にある下水処理センターです。流域の下水や雨水が、ここに集められ、浄化された処理水が、湖内に放流されます。
 そのことは・・・・・


 加えて、旭川ダム、湯原ダムの放流の仕方、ポンプアップ(あるいは樋門増設)等も、対処療法(と言っても、かなり大掛かりですが)としては考えられますが、いずれにしても、ネックは、児島湾締切堤防です。そもそも・・・
 ・・・・・そこで、・・・という話が、最近の街頭演説のテーマになっており、このままでは、外で話す意味がなくなるような気がしてきたので、是非この後については、街頭でお聞き頂ければ幸いです。


 さらに、昼には。教育権おかやま振興議員連盟総会。ただ途中で失礼して、岡山県猟友会の総会へ。本日、他の市町選出の議員と一緒に、顧問に就任させて頂きました。
 有害鳥獣と災害というのも、最近の街宣のテーマのひとつですが、後日、触れさせていただければと存じます。


 実は、・・・・最近、「こころ」を遅くとも2週間後に、ホームページにアップするため、一般質問等のネタバレになるということで・・・。いろんなことに気を遣います。・・・うーん、アップの時期をずらすかなぁ。


 夕刻には、台風が過ぎ去ったことを実感できました。


今井美樹=『Piece Of My Wish』
 http://www.youtube.com/watch?v=9mTcKx8GHBk&feature=related

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2011年9月22日(木) 【中心市街地では・・・】
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 本日は、朝一で、七区入口で街宣。常山の稜線も、はっきりくっきり、明らかに秋を感じます。

 岡山県の総合防災情報システムも、やっと落ち着いてきました。
http://www.bousai.pref.okayama.jp/bousai/  様々に秋だなぁ、と感じる久方ぶりの穏かな一日。


 ところで、会社更生手続き中の林原さんと太陽殖産さんが、昨日、JR岡山駅前の所有地4万5千平方メートルをイオンモールさんに売却する契約を同日付で締結したと発表されました。イオンは、都市型商業施設の開発を計画しており、岡山市への土地売却についても協議する意向とのことです。
 県庁所在地の駅前筋の一等地に、イオンモールとイトーヨーカドーが並び、隣接の中核市にも、同様の商業施設があるという街を私は全国に知りません。


 この件については、6月定例会の再質問で、私は、以下のように申し上げております。将来的な県庁(州政府?州支所?)移転まで含めて、公で押さえるべきだという意見でした。
 実は、県庁の耐震化構造について聞きたかったのではなくて、もともと、林原の土地について、再質問で聞きたかった隠し質問でした。

 原稿がない再質問ですから、口語で、少し読み難いのですが。


 『・・・・そして、県庁の耐震化構造と、私は実は林原さんの土地の問題というのは絡んでいるというふうに思っておるんですが、先ほどおっしゃられたように、30年たったら、後のことはようわからんなということではあるんですが、私、まだ子供が10歳でございまして、子育て世代とすれば、30年後ぐらいなら当然責任は負わにゃあいけん、わかってやらにゃあいけんということでありまして、
 その中で、例えば引き合いとしては、吉備中央町の吉備高原都市を県庁移転先に出しましたが、しかし考えようによれば、例えば林原の跡地、このところを例えば県庁をここに移転する、あるいは市役所がどうなるかわかりませんけれども、いわゆる道州制ということで、本当に我々が州都を目指すんだと、そうした思いがあるのならば、林原のあの場所に、州政府を誘致するんだと、そのぐらいのやはり夢を描いていただきたいし、

 また、国会議員の先生方にも、ぜひこれは政府の機関であったり、あるいは国際機関、こうしたものが林原のあの場所に来るんだと、そのためにこの林原(土地)を使っていこうというふうなことで、長い目で考えていただきたいということで、


 目先、今はとりあえずここは耐震化構造せにゃあいけんぞということは、30年間は、ここに県庁があり続けるということでありますが、そうではなくて、岡山県のグランドデザインや岡山市のグランドデザインを描く中で、何をやりたいのか。

 場合によっては、この岡山県庁がここにあることによって、岡山市の未来を阻害する可能性すらあるということでありますなら、そうした意味では、まさに耐震化構造が必要なのはもちろん当たり前のことなんですけども、ただここを何のために今後使っていくかという大前提、グランドデザインの中で描いていただきたい。

 先ほどは、吉備高原都市ということを申し上げましたが、林原も私は一つの移転先の候補地であるということだとすれば、市のほうから何か言われるまで、県とすれば待っておりますというのではなくて、やはり政治的な御判断で、どんどんこういう場面では、国も県も市も一体となって動いていただきたい、そのことについての御認識をお伺いしたいと思います。 』


 そして、知事の答弁は下記のようなものでした。県は、林原の土地ノータッチ・・・。倉敷チボリ公園跡も含めて、グランドデザインなく市町村に委ねる・・・。

 愛する岡山市の中心市街地活性化、正念場となる商店街活性化についての県議会議員の無力感を感じたやりとりではありました。
 せめて、岡山市が、コンベンション施設として活用され、それが既存の商店街と相乗効果で、岡山市、岡山県全域に賑わいが生まれることを強く願うところです。


 『再質問にお答えいたします。

 中央構造線にかかわる被害想定につきまして,県といたしましても必要なシミュレーション、これを行ってまいりたいというふうに思っております。

 県庁舎の耐震化に関しまして、林原さんの持っておられますモータープール等を例示に挙げられまして、将来の大きなグランドデザインをというお話がございましたが、道州制について、あるいはその州都について、区割りについて、まだまだ私自身の願いは強く持っておりますけれども、具体的な方向性が出ておりません。

 そういう極めて不確定な状況の中で、州都をどうするこうするといったことを念頭に置いて土地を取得するというようなことは、現在の県行政の置かれている厳しい状況の中ではなかなか難しいんではないかというふうに思っております。

 当面、県庁舎が順次耐震化をしてきておりますので、残ったところ、特にこの議会棟も危ないわけなんですけれども、こういったところをほっといていいのかということがありますので、やはり順次、自民党さんの代表質問でもお話が出ましたから、そういうことを受けて前向きに検討を進めていきたいというふうに、当面の耐震化は必要であるということを御理解いただきたいと、このように思っております。

 林原さんの持っておられますモータープール、これはやはりまちづくりの核となる土地でございますから、これはやはりまちづくりは市町村が中心となってプランを立てられるのが基本でございます。そういう意味におきまして、岡山市の取り組み方向が出ましたら、それについて必要な協力は、私どもとしてもやっていきたいと、このように思っております。
 以上でございます。 』


 オフコース=『 秋の気配』
 http://www.youtube.com/watch?v=JtttrcLCoPY

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2011年9月23日(祝・金・秋分の日) 【秋の優しい日】
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 今朝は朝一で、吉備高原都市へ。
 本日は、吉備高原のびのび小学校と希望中学校の運動会です。桃源郷のような風景が私は大好きです。文字通り、希望の光が差しているように感じます。

 私学振興という意味では、確かに県外の生徒も多いのですが、本当は、岡山県として、もっと応援できないかなと思います。ここが魂の故郷になる子ども達が多くいます。


 岡山市大縦断して、灘崎の彦崎へ。12号台風の時に、JR宇野線が、堤防のようになって床下浸水した現場へ。なかなか対応が難しいです。

 そこから、サウスビレッジへ。初めての犬猫の譲渡会に、ドックラン。会場前に門前に捨てられたネコを含めて、新しい出会いの中で、多くの命が、今日救われました。
 駄犬タローは、行方不明になったので、最期を見ておらず、私には、生涯、犬を買う資格はないと思っております。


 夕刻には、NPO岡山けんかれん(県精神障害者家族会連合会)の主催で、26日まで、岡山第一セントラルビル1号館9階(北区本町)で開かれる「現代国際巨匠絵画展」のオープニングパーティ。
 来岡されているジャン=フランソワ・ブルジャ画伯が、内尾の精神障害者の基幹型地域生活支援センター・ゆうで、センター利用者の人達約10人で、この展覧会出品作品の共同制作も行われました。

 この絵画展には、著名な芸術家のリトグラフやシルクスクリーンと、精神障害者の方々の作品約200点が、展示販売されていますが、願わくば、当事者の作品を御覧頂きたいと存じます。

 研ぎ澄まされた感性だからこそ、傷ついている当事者も多くいます。魂の奥底からの優しさや喜びや悔しさや苦しさや怒り・・・それらは、言葉ではなく、絵画だからこそ伝わってくるかもしれません。素晴らしい才能が発見される契機となる会になりますように・・・・。

 今日は、秋晴れの中、妙に心が優しく揺れる一日でした。こういう日もあります。

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2011年9月24日(土) 【『お菓子放浪記〜エクレール〜】
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 今日も穏やかな秋の日。
 本日は、午前中に、三木記念ホールで、『お菓子放浪記』を鑑賞しました。昨日は、妻が観たのですが、更生保護の関係もあり、法務省保護局後援で、岡山県保護司会としても、この映画を応援しているので、今日は保護司として、お邪魔しました。

 夏休みの課題図書になっていた覚えもあるのですが、原作を読んでおりませんでした。


 まぁしかし、久方ぶりに、泣いた泣いた。これは感動しないほうが難しいです。ゲームが映画になったような3Dも、映画ならではで面白いのでしょうが、文科省選定の実に良い映画です。

 個人的には、いしだあゆみさん・・・。私は、『男はつらいよ』の中でも、いしだあゆみさんが、マドンナになった『寅次郎 あじさいの恋』が、特に好き(中でも満男が、カメを買う江の島のシーンあたり)なのですが、良い意味で、あのイメージを壊してくれました。
 人生は、何に時間とお金を使い、そして誰に会ったかで決まるとすれば・・・いや、誰に出会うか、出会えるかで決まるのかな?・・・。そういう縁は、運なのでしょうか?必然なのでしょうか?・・・。逆に、貴方に会えて良かった・・そう言われることが、幸せなのかも・・・。

 上映会場も限られていますが、こういう映画が広く鑑賞されると良いのですが・・・。




 午後からは、ライオンズクラブのGLT・GMT研修。
 そこから夕刻に向けて、三田に。関西独立リーグ(通称カンドク)の本日は、ダブルヘッダーで、ナイター開始前は、4チームが集結。三田のキッピースタジアムは、兵庫ブルーサンダーズの地元で紀州、神戸、大阪が来ましたが、他に、ソウルがあります。

 同時刻、西宮(甲子園)で、伝統の阪神ー巨人戦をやっていることからして、四国アイランドリーグplusとは、かなり雰囲気が違います。いずれにせよ、独立リーグのことは、洒落や酔狂で考えておりませんが、マック鈴木監督だけ見て早々に失礼いたしました。

 それにしても、三田の街は、どこか人工的な感じもするはずなのですが、美しくほっとするところがあります。あるいは、吉備高原都市の本来的なイメージは、こういう感じだったのかもなぁ・・・と思います。ただ、ベットタウンとしては、そもそも岡山市と神戸市の違いは否めないかもしれません。


 さだまさし=『天までとどけ』
 http://www.youtube.com/watch?v=mBtdQB07t00

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2011年9月25日(日) 【夏限定解除】
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 夏の限定解除の本当に今日は暑いです。

 朝一で、気になっている金甲山界隈を見に行き、地域の運動会のはしご。その1箇所で頂戴したパン食い競争のあんパンが、やっと午後3時過ぎの昼食になり、ありがたかったです。



 そこから自衛隊三軒屋駐屯地へ。南区から北区への大移動ですが、政治関係者としては、自衛隊の皆さんへの感謝と、なにより政治的混乱が、士気を下げるようで、お詫びの気持ちもあります。なお、私は、岡山県防衛議員連盟の副会長という立場になっています。

 南区に戻り、午後からの運動会を経て、岡山市民会館に取って返して、県民文化祭オープニングへ。昨年の国文祭の余韻を感じましたが、イベント的なことへの予算投下もさることながら、若手を育てる、チャンスを提供するという意識は常に必要だと思います。
 加えて、懸念の瀬戸内国際芸術祭との関係は・・・。

 南区に戻り、夕刻に、中畦で街宣。日がどんどん短くなり、本当に損をする感じがします。
 そこから、大きな声では言えませんが、レクザムへ。普通この日程の夜に、行かないと思います。

 馬場俊英=『働楽〜ドウラク』
 http://www.youtube.com/watch?v=mVXyJDidVdY

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2011年9月26日(月) 【『唇をかみしめて』 】
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 本日は、午前5時前から、広島での倫理講演会出席のため、高速道路を自家用車で出発。
 どう考えても、昨夜のレクザムに無理があり、さすがに往復で、ヘトヘトになりました。

 ただ、拝聴させて頂きながら、目標達成に終わりはなく、その中で、我々政治関係者が、手段のためには目標を選ばないような現状が、つくづく日本を悪くしていると感じました。

 限られた任期の今日一日、今日一日を完全燃焼するのではなく、常に手段たる次の選挙で、己が延命することのみを意識する議員が、要は、他人の悪を語って、己の善を語ることを繰り返して、それで日本の政治が、良くなるわけがありません。
 目指すは、あたかも、「我も人もの不幸せ」です。

 つまりは、自分ひとりが生き残るがために、誰かを犠牲にすることを厭わない、そんな延命のみを実は語り、それを基準に動く政治家の姿は、もはや見抜かれて、実に醜いものがあります。
 選挙でなく、政治をやりなさい。

 自分にも言い聞かせますが、議員の代わりなんていくらもいるんだし、存在すること自体や、居座ることが害だということもある、必ず終わりがある、いかに終わるかということを意識しないといけない・・・つまりは、明日の議員としての死を意識せずには、今日の議員としては生きられないということです。私も、いつまでも議員でいられないし、いるべきでもありません。

 吉田拓郎=『唇をかみしめて』
http://www.youtube.com/watch?v=5EHL6sTr4ec

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2011年9月27日(火) 【9月議会閉会】
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 美しい秋の朝。本日は、朝起き会からスタート。その後、藤田で街宣。

 昨日からの疲れもあり、すこしぼーっとした感じで議会最終日。寄る年波に、睡眠は必要。

 かくして9月定例会は閉会しましたが、逆に、来週から監査の仕事が戻ってきます。10月からは、3県民局を2日ずつ監査に入りますから、こりゃかなわんなというぐらい資料も、膨大な量です。
 定例会閉会で、感慨もなければ、特に何が楽になるということは、全くありません。



 夕刻からは、今回の災害の象徴的な被害であった足守川の越流について、当局の説明と地元との協議。河川の掘削までとなると5〜6年かかりそうですが、当然、地域の関心は極めて高く、ご要望も強く、まずは今回の場所の緊急対応が必要です。
 ただ、どの地域においても、その地域の災害こそが、優先順位一番ですから、今回同時多発被害なので、対応させていただくことも、本当に厳しいものがあります。

 馬場俊英=『色褪せながら 輝きながら』
 http://www.youtube.com/watch?v=kH-SKAYxla8

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2011年9月28日(水) 【引き続き警戒態勢を】
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 本日は、朝一で、水曜日恒例のモーニングセミナー。その後、築港で街宣。
 議会は閉会しましたが、引き続き災害復旧の連絡が多い一日でした。

 午前中は、郡の児島湖側。
 住宅街前が、郡漁港区域になり市の所管、木場があったあたりは、私有地、官地は、県耕地課の所管であったりと、沿岸の管理主体も様々。

 思うところがあって、当局に、12号、15号台風前後の児島湾締切堤防の樋門の管理グラフ、旭川ダム放流のグラフ、児島湖流域下水道浄化センターの放流のグラフを資料として求めました。これに、児島湾の潮位のグラフを対比して、私なりの分析を行いたいのです。

 本日、岡山地方気象台が、岡山県の沿岸部全域に高潮注意報を出し、浸水や冠水に注意を呼び掛けています。
 紀伊水道に接近している黒潮などの影響で、瀬戸内海の潮位が通常より25センチほど高い状態が続き、潮位は秋口にかけて年間で最も高くなるうえに大潮とも重なることから、異常潮位となるもので、2003年以来8年ぶりのものです。
 どこまでも緩めるわけにはいきません。


 午後には、国営事業のポンプ脇が、越流していた地域に。
 そもそも、事業計画の見直しによる再編整備の中で、用排水機場であったものを用水機場にした経緯もあり、極めて微妙な問題も含んでいます。
 別件で、足守川パイプライン代替案もあり、国との連絡も必要です。


 ところで、日本人力士として、久方ぶりに琴奨菊が、大関に昇進。口上には、宮本武蔵の著書「五輪書」から『万理一空』と・・・・・。私は、初めて聞いた四字熟語であるというのが、本当に恥ずかしいです。私が昇進する時は、「焼肉定食」の境地で頑張ります。

 一方で、久方ぶりの落書き一斉消去活動の日程が、ぽぽぽぽーんと決まりました。

 馬場俊英=『ブルーバード〜僕は夢の影のように』
  http://www.youtube.com/watch?v=TybOSuLzAs4&feature=related

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【義務教育について】
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 今日は、久方ぶりに、息子の小学校のオープンスクールにお邪魔しました。特に、小学5年生の算数は、小数点と分数に入っており、このあたりを上手く抜ける必要があります。

 それにしても、このあいだまで、人間よりも、お猿に近かった我が子をここまで育てていただいた先生方に心から感謝申し上げます。もうすぐ11歳です。

 いわゆる授業参観をしながら、しみじみと考えます。 個人的には、あくまで生きる力を身につけるのが教育だと思いますが、もちろん、日本人として、男性として、岡山県民として・・・どう生きるかというのはあります。

 国民の権利があるように、国民として労働の義務、納税の義務、義務教育を受けさせる義務があり、そうした権利義務の主体として生きていけるよう行う教育が、義務教育です。

 ゆえに、基本的には、国語は、いかに伝え、いかに受け止めるかのコミュニケーション能力を高めるものでありますし、算数は、決まりごとに沿っていかに説明できるかの力を養うものですし、社会、特に歴史は、今こうすると、その後どうなるかという因果関係を考える力ですし、理科は、なぜそうなのか?という探究心を育てるものでありますし・・・・要は、生きていくために必要な力です。

 決して、記憶や受験のために義務教育は、ありません。 結局、日々生きている中で、フル回転しているのは、小学校時代の勉強であり、敢えて言えば、そこから先は、全て応用であり、受験は、人生の理不尽や困難に立ち向かっていくための力を身につけるためのものであり、意味が無いものは、一切無いように思います。

 学校の全てに意味があります。いかなる人生を歩んでいくかは、それぞれですが、子ども達の人生のエンジンの容量は、ここで決まります。

 だからこそ、学校や先生方に大いに期待させていただくし、本来のPTA活動は、子ども達のために、そうした先生方を支えていくものだと思います。

 一方で、実社会で生きていくための義務教育は義務教育ですが、ただ本当に人間にとって最も大切な部分、エンジンの土台、思いやりや優しさ、愛し愛される力という基礎的な部分は、やはり家庭教育の範疇だと思います。

 PTAや議員として、思うことやしなくてはいけないことは幾らもありますが、やはり学校に行くたびに思うのは、もしも生まれ変わったら、やっぱり教師になりたいということです.


 夕刻には、旧児童会館横の冒険遊び場に寄らさせて頂きました。
 そこから、岡山県自転車軽自動車商協同組合さんと岡山県バイコロジーをすすめる会主催、中央警察署、交通安全協会、交通協助員さんの後援で、秋の全国交通安全運動の一環として、「自転車利用者の交通ルール遵守・マナー向上キャンペーン」を岡山駅前高島屋さん横で行いました。春は、天満屋さん前でした。

 自転車整備士さんたちが、路上で、自転車の安全チェックをしてくださいました。バイコロジー協会会長として、私の名前が入っているビラを配っていただいていたりして、本当に恐縮でした。

 ともあれ、自転車大国=岡山を創るために英知を結集せねばなりません。


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2011年9月29日(木) 【金太郎飴の街にしない】
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 本日は朝一で、浦安で街宣。南区で、中心市街地落書き一斉消去の相談。

 愛に容量はないので、愛する街が広がっていくだけのことですが、私のふるさとは、中心市街地であることは間違いありません。
 その中心市街地で、今、いろんなことが起きています。ただ、その中で、せめて急増している落書きを消すことしかできないような自分に、もどかしさを感じています。

 先日、JR岡山駅前横の林原モータープールに、イオンモールが、大型ショッピングセンターの建設計画を発表しました。

 そうでなくても、倉敷チボリ公園跡地に、11月25日に、イトーヨーカドーが、食品スーパーと専門店の計122店で構成するショッピングセンター「アリオ倉敷」を、同敷地内に、12月1日に、三井不動産が、ブランド品など割安販売するアウトレットモール「三井アウトレットパーク倉敷」をオープン予定。

 特に、後者については、アクセス道路を含めて、インフラの重要部分について、岡山県民の税金が投入されていることは否めません。前者についても、私の個人的な意見は、行政が土地を押さえておくべきだというものでした。いずれも、直接、間接に、県行政が、関連しています。

 そして、岡山と倉敷が目指すべきは、二眼レフの街ですから、否応なく、倉敷が変われば、岡山の街の風景も、一変することになります。これは、中心市街地や岡山市北区レベルの話でなく、他の区や周辺市町村にも、大きな影響がある話です。
 敢えて言えば、倉敷チボリ公園の閉園は、岡山の経済も、こうしてさらに影響を与えることになったわけで、県が関係ないはずがありません。

 知事が能天気に、「共存共栄を」と歓迎のコメントを笑顔で出すこと自体に、私の一番近い気持ちは、怒りかもしれません。感想として、「街が賑やかになって良いですね!」と単純に言える若い一般消費者ならまだしも、政治の長として、諸手を挙げて喜べる感覚は、理解不能です。




 「近江商人」を行政が求めても、全国大手には、地場との共存共栄は、関心事ではないし、それを責めることもできません。街の個性が、重要なわけでもありません。全国の中の○○店なら、その売り上げを上げるために全力を尽くす、それで良く、当然です。

 「ようこそ岡山へ」と、いかにも、商売をやったことがない人のコメントには、呆れました。だいたい責任者、当事者の一人であり、他人事ではないはずです。


 時代の流れを、破壊と創造とするならば、少なくとも、岡山と倉敷の街に、これから起き得る事に、県の政治責任もあります。

 PBも抱える大量販店に対して、雇用の「創出」の一方で、ひいては雇用の「喪失」も生まれ、商店街やサービス業のみならず、地場の物流にも、製造業にも影響を与えますが、国益のように、県益、地方益もあるということに、政治関係者が、あまりにも危機感が無いと言わざるを得ないです。

 共存だ、競争だ、活性化だと言ってみたところで、行政が、当事者のように、血反吐を出すわけではありません。何を綺麗ごとを言うとんならという話です。


 しかし、少なくとも、こうなると岡山市、倉敷市の商店街も、雨にも濡れないショッピングモール内にある回遊性をどのように、街全体に拡大させるかが、最重要課題になります。

 いずれにしてもはっきりしているのは、JR岡山駅、駅地下、さんすてが巨大な軸になる中で、駅から地下道直結のショッピングモールが来る事が決まったからには、「通り」のあり方、公共交通機関、駐車場・・・・・次の手を考える以外にありません。その際、岡山の歴史、文化、伝統、すなわち、それこそが個性ですから、それをどれだけ強調していけるのか・・・。
 そこに行政の役割も、あるはずです。手を離すことを私は絶対に許しません。

 まさに、岡山の文化力が問われますが、「桃太郎の街」が、全国どの街に行っても、商品構成すらさして変わらない、コンビニエンスストアと同じように、全国どこにでもある「金太郎飴の街」になってしまいます。

 それでも良いと思えるなら、岡山なんか潰れてしまえというだけのことですが、家族の思い出まで含めた地方の暮らし、地方益、そうした地方を守る地方保守議員としては、絶対にそういうわけにはいかないです。

 浜田省吾=『路地裏の少年』
  http://www.youtube.com/watch?v=MQkOJFNq3sc&feature=related

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【義務教育について】
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 今日は、久方ぶりに、息子の小学校のオープンスクールにお邪魔しました。特に、小学5年生の算数は、小数点と分数に入っており、このあたりを上手く抜ける必要があります。

 それにしても、このあいだまで、人間よりも、お猿に近かった我が子をここまで育てていただいた先生方に心から感謝申し上げます。もうすぐ11歳です。

 いわゆる授業参観をしながら、しみじみと考えます。 個人的には、あくまで生きる力を身につけるのが教育だと思いますが、もちろん、日本人として、男性として、岡山県民として・・・どう生きるかというのはあります。

 国民の権利があるように、国民として労働の義務、納税の義務、義務教育を受けさせる義務があり、そうした権利義務の主体として生きていけるよう行う教育が、義務教育です。

 ゆえに、基本的には、国語は、いかに伝え、いかに受け止めるかのコミュニケーション能力を高めるものでありますし、算数は、決まりごとに沿っていかに説明できるかの力を養うものですし、社会、特に歴史は、今こうすると、その後どうなるかという因果関係を考える力ですし、理科は、なぜそうなのか?という探究心を育てるものでありますし・・・・要は、生きていくために必要な力です。

 決して、記憶や受験のために義務教育は、ありません。 結局、日々生きている中で、フル回転しているのは、小学校時代の勉強であり、敢えて言えば、そこから先は、全て応用であり、受験は、人生の理不尽や困難に立ち向かっていくための力を身につけるためのものであり、意味が無いものは、一切無いように思います。

 学校の全てに意味があります。いかなる人生を歩んでいくかは、それぞれですが、子ども達の人生のエンジンの容量は、ここで決まります。

 だからこそ、学校や先生方に大いに期待させていただくし、本来のPTA活動は、子ども達のために、そうした先生方を支えていくものだと思います。

 一方で、実社会で生きていくための義務教育は義務教育ですが、ただ本当に人間にとって最も大切な部分、エンジンの土台、思いやりや優しさ、愛し愛される力という基礎的な部分は、やはり家庭教育の範疇だと思います。

 PTAや議員として、思うことやしなくてはいけないことは幾らもありますが、やはり学校に行くたびに思うのは、もしも生まれ変わったら、やっぱり教師になりたいということです.


 夕刻には、旧児童会館横の冒険遊び場に寄らさせて頂きました。
 そこから、岡山県自転車軽自動車商協同組合さんと岡山県バイコロジーをすすめる会主催、中央警察署、交通安全協会、交通協助員さんの後援で、秋の全国交通安全運動の一環として、「自転車利用者の交通ルール遵守・マナー向上キャンペーン」を岡山駅前高島屋さん横で行いました。春は、天満屋さん前でした。

 自転車整備士さんたちが、路上で、自転車の安全チェックをしてくださいました。バイコロジー協会会長として、私の名前が入っているビラを配っていただいていたりして、本当に恐縮でした。

 ともあれ、自転車大国=岡山を創るために英知を結集せねばなりません。

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2011年9月30日(金) 【岡山県産内陸マグロ誕生へ】
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 本日は街宣は休み。雨の朝に、ひとつの懸案事項が杞憂に終わったので、多少余裕ができました。1万歩譲っても、中年ですから、頑張って無理までしても、無茶はいけません。

 午前中は、地域振興・観光・金融・雇用対策特別委員会(以前には私も属しておりましたが、長いタイトル・・・)の県内調査に、地元議員として合流させて頂きました。

 今年は、監査委員ですが、仕事量がかなりある関係で、慣例で、特別委員会に所属しておらず、委員会はもちろん、自分が所属する特別委員会の県内外調査自体がありません。

 今日は、議会の広報活動の強化ということで、TV局の取材が入っておりましたが・・・。

 本日は、加計学園 岡山理科大学 生命動物教育センターで好適環境水による大量養殖(海水魚)の本格実験場(閉鎖循環式陸上養殖システム)を拝見しました。

 好適環境水は、魚の浸透圧調整に深く関わるカリウムとナトリウムなどの成分と濃度を特定。わずかな濃度の電解質淡水に加えることで、海水のないところでも、真水を使って海水魚を育てることが可能になるものです。国内外特許出願中。

 超有名ですから、好適環境水の中で、淡水魚と海水魚が一緒に泳いでいるという水槽は、あちこちでよく見かけるように思います。
 5月から10月に、味は天然物に負けず劣らずのプリプリのトラフグが登場するということで、向かうところ敵無しで、理大フグに、市場で高値がついたのは、ご案内の通りです。

 シーガルズが練習している声が聞こえる体育館の横で、クエやマダイやヒラメやクロマグロまで泳いでいます。他に、カンパチやシマアジやオニオコゼやキジハタも、好適環境水養殖適合魚種で、岡山県産内陸マグロは、遠くない将来に市場に出回るかもしれません。

 野菜も海水魚も、工場で作られる時代には、山村が漁村にもなるということで、中山間地域振興、さらには、餌のフナを飼うことによる耕作放棄地解消にも・・・。問題は、エネルギーですが、それも、太陽光、バイオマス発電と、果てしない可能性を感じます。

 間違いなく全国に普及する国家的なプロジェクトが、岡山発信になることにワクワクします。

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