2011年5月1日(日)  【肉離れになりました・・・・】
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 本日は、朝起き会からスタート。

 雨が気になりましたが薄曇の中、京橋朝市へ。久方ぶりに、妻子と。
 団員募集中の桃太郎少年合唱団の公演に、岩手県、宮城県、福島県の特設販売コーナーや、折り紙飛行機大会もあり、たいへんな賑わいでした。


 そこから、空手の春季練成大会を経て、旧児童会館に。3月27日に、岡山県立児童会館の閉館に際して、その功績を記念するイベントとして、「京山キッズガーデン 冒険遊びばを作ろう!」が開催されましたが、その「冒険」遊び場が動き出しています。

 危険を冒すと書いて、冒険ですから、つまり、リスクをとる、言葉を変えれば、チャレンジ=挑戦する精神を鍛える場所として、子ども達の可能性のメッカになることを祈ります。 
 体力の限界に挑戦というのとは、少し違う、言ってみれば、文科系、理科系、科学系の子ども達のチャレンジ精神を育てる場所が必要だと思うのです。


 そこから、井原に会葬に。山陽自動車道の渋滞があって地道に降りたり、いろいろいやな感じはあったのですが、駐車場から会場へのピストン輸送のジャンボタクシーから飛び降りた瞬間に、歩けなくなりました。
 左足の激痛に耐えながら、岡山に戻り、病院の緊急窓口へ。診断は、左足ふくらはぎ肉離れ、全治3週間。・・・・肉離れとしては、けっこう重く、生まれて初めての松葉杖生活となりました。

 東日本の大震災で、被災地であれだけ多くの方が苦しんでいる最中に、同情の余地のない痛み。本当に情けないです。
 GW期間で、公式行事が少ないのは、幸いなのか・・・。
 
 『あゝ人生に涙あり』
   http://www.youtube.com/watch?v=Zz2yDZvD9qE&feature=related

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2011年5月2日(月) 【議会人事の季節へ】
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 本日は、GW中日。交通量は少ないですが、黄砂で、もやっている感じ。

 肉離れ2日目。松葉杖をつきながら、朝一で勉強会。左の痛みは、大切なお知らせ。改めて、支えていただいている皆様の力を思い知らされている学びを頂いているのだと思います

 内勤で、県議会図書室。事務作業や当局への依頼。岡山県庁で、一番快適なところかも。


 昼には、議員総会。個人的には正式な御挨拶など一度も頂いてはおりませんが、そこを含めて選挙後の自民党追加公認。
 さらに、政策勉強会の集まり。来週から、議会人事が動き始めます。改選後最初の「かしわ餅」ですから、時間がかかるのかどうか・・・・。個人的にも、展開次第、事と次第によっては、ある種の決断が要る状況です。
 

 槇原敬之=『どんなときも』
  http://www.youtube.com/watch?v=CkmnW_V5OeU&feature=related

 夜に会合に、ご挨拶だけはと、松葉杖で行くと、「肉離れの原因は、体が重すぎるからだ」と、誰もが笑顔で言ってくださって、明るく楽しい話題が提供できて本当に良かったです。
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2011年5月3日(祝・憲法記念日・火) 【政策勉強会(派閥)について】
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 本日は、憲法記念日。妙な曇り方は、やはり黄砂のせい?
 はたしてこれからの3連休、国旗掲揚されるご家庭や職場が、どのくらいあるのか気になります。

 本日は、肉離れ3日目。試みに、松葉杖を片方だけにしてみたりするのですが、まだ困難。コンビニでは、定員さんが、勝った物を運びましょうか?と言ってくださったのが、ありがたいです。
 ただジャージ姿なので、どう見ても、GWに慣れないスポーツをして足を痛めた中年の親父の姿。

 いきおい内勤になりますが、政務調査費の収支報告書の訂正に県庁に。議会事務局の職員さんは、こうした議員が続出していると思われ休日返上。県民の皆様に、本当に申し訳ないことです。



 さて、今朝の山陽新聞に、県議会の自民党内の「派閥」の勢力図が、出ていました。



 個人的には、人間社会の出来事ですから、3人いれば、なんとなく2対1のグループになるように、「派閥」的なものができてしまうこと自体は、人間の習性として、否定できないと思います。
 人間が人間である限り、好き嫌いも、合う合わないも無いなどとは、誰も言えません。



 現状で言えば、複数区や一人区でも、自民系同士が、命懸けでしのぎを削って戦っている現状ですから、選挙が終われば、恩讐の彼方に、ここはノーサイドで、議会活動は仲良くやりましょうなどという人間は、それ自体が、かえって御都合主義で、信用ならないかもしれません。 



 30人以上の集団に、グループが無いほうが不思議です。いわんや、選挙があるのですから。


 問題は、「派閥」で何をするのか?ということです。

 議会制民主主義が、多数決を前提にしているからには、多数を確保し、政策実現を目指すのは当然です。もとより、岡山県議会には、「派閥」というものは存在せず、あくまで「政策勉強会」ですから、その趣旨に沿って、切磋琢磨しながら、例えば、政策実現のために、議会ポストを取り合うこと自体に問題があるとは思っておりません。
 よもや、何がしたいか分からずに、とりあえず議会のポストに就く輩は、いないものと信じます。

 さらに、政策勉強会同士で、政策立案競争が行われるのであれば、県民の皆様にとって、良い事であるとすら言えます。基本的に、自民党内部での政策実現競争は、岡山県の活力も生みます。


 要は、こうした政策集団としての活動が行われるかどうかこそが問題であり、「派閥」的なモノのある無しが、存在の是非を含めて、問題の本質ではないと思います。

 さらに言えば、議会内「互助会」的なものが、議会ポストの人選を誤ったり、政策立案を阻害することがあるならば、私にとっては、その互助会は、攻撃対象です。
 少なくとも、政策勉強会は、互助会ではないはずです。


 一方で、私個人としては、知事の退職金返上についても、児童会館存続の戦いについても、これを勝負とした時は、絶対に徒党を組むことはありませんでした。今後もそうです。
 一匹狼と言うよりも、真の喧嘩は、一対一でするものだというのが持論ですから、他の誰かにリスクを負わせることを私は、潔しとしません。

 基本的に、私は好戦的な性格ですが、それが守るべきものがある真の喧嘩ならば、一番強い相手に、一人で正々堂々と、刺し違える覚悟で、今後も、さしの勝負に行きます。


 いずれにせよ、今回の選挙では、多くの候補者が、議会改革を訴えています。
 政策実現の中には、当然議員定数削減等が含まれています。それができないと・・・。


 

 上條恒彦=『誰かが風の中で「木枯し紋次郎」 』
  http://www.youtube.com/watch?v=fC_QNQISh2M&feature=related

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2011年5月4日(祝・みどりの日・水) 【地場企業への影響】
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 肉離れ4日目。事務所内清掃と称してはかどりません。GW中に、完璧に終わるはずだったのですが、ケガが言い訳になってるのは否めません。


 それにしても、大型のGWの中で、全国から被災地へボランティアの方々が行かれていることに敬意を表するものですが、この3日間の夜の会合で伺うお話は、むしろ、岡山県内にも、間接被害あるいは二次被害と言える状態が、かなり顕著に現れている現状です。

 少なくとも、大手は独自のルートがあるのかもしれませんが、地場の中小あるいは零細企業に、高騰する建設資材や部品が入って来ない中で、納期の遅れをお客様に負担していただくわけにはいかない状況で、資金繰りに苦慮される自体が少なからず発生しています。

 もちろん、東日本の復興最優先というのは理解するものの、岡山の地域経済自体が大丈夫なのかどうか・・・・。
 購買力が下がっているので、GWで、長期に工場のラインが止まっている可能性もあり、問題は、この休み明け後ではないか・・・。
 
 体感的に、岡山県においても、かなり多業種に、地震の影響が、間違いなく出ている、あるいは、出てきます。防災対策についても、まず我々の足元が、本当に大丈夫なのか?たいへんに気になるところです。

  松山千春=『大空と大地の中で』
   http://www.youtube.com/watch?v=6v7kanP4hlg&feature=related

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2011年5月5日(祝・こどもの日・木) 【こどもとこども心を忘れない大人の日】
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 肉離れ5日目。本日は、ブログ『かっぱ天国』に力を入れたので、そちらを御覧ください。http://kappa.saikyou.biz/?p=2280 写真が多い分、ブログの方が、御伝えし易い事もあります。

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2011年5月6日(金) 【議員定数削減具体化を考える】
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 少し暑い気すらした立夏の本日は、モーニングセミナーからスタートし、1週間ぶりに藤田で街宣。GWと肉離れで休憩になりましたが、ここで休んでしまうと、日々の街宣復活が難しいような気もしておりました。

 カニ歩きで動く技を覚えたので、昨日、岡山県戦没者慰霊祭に参拝できなかった護国神社へ春季慰霊大祭。改めて、奇跡の戦後復興を成し遂げた我が国の誇りを賭けて、震災後復興のために、全力を尽くすことを誰もが、御英霊に誓うものでした。
 ただ、今回の地震の際に、天井崩落により、九段会館で死亡事故があり、会館そのものも閉鎖の方向。

 会葬を経て、没収されなかった供託金の回収のため、南区役所の選挙管理員会から法務局へ。



 ところで、ざっとした調べで、政令指定都市において、都道府県議会議員の議員定数の減員を行い、他選挙区に増員配当した事例が、かなり多くあることが分かりました。
 ただ、北海道のように、減員が増員を上回った例は少なく、都道府県内の都市部と郡部における内部調整的な感じがします。

 実は、前の選挙の際に、岡山市第一選挙区を減員して、同じようなことを岡山県で行っていますし、もっと言えば、岡山市南区の配当基数は、4.855で、四捨五入で、定数5になっても良かったところ、それを主張せず、逆に敢えて、4にした経緯があります。
 南区の定数3にまですれば、全国最大の減員割合になります。

 敢えて言えば、私自身、既に、岡山市第1選挙区で、1人の定数減、南区においても、事実上、1人の定数減の方向で、動いているわけですが、さらにそれを拡大しようとしているわけです。

 もっとも、これは、4月1日現在の話で、おそらく全国一斉に、議員定数削減議論が始まります。新たな事例が続出するでしょうから、前例事態が参考にならないかもしれません。
 つまりは、岡山県が、これから最新事例になったってかまわないのです。

 
 ところで、なぜこのようなことを書くかというと、議員定数の削減が、岡山県議会の総意としてまとまらずとも、岡山市選挙区単独でも、議員定数削減を断行する事態を想定するからです。



 もちろん、総数を減らすことが狙いですが、他選挙区まで介入できないとして、結果として、岡山市分しか減らなかった、そうなっても、議員定数削減を行う覚悟があるということです。




 もっと言えば、政令指定都市選出の議員は、己が血祭りに上げられようが、議会改革を先導する責務があります。逆に、そういう形で世論を作ることができないなら、権限・財源も少ないのに、頭数だけ、こんなにうじゃうじゃいる必要もないのです。
 さらに言えば、岡山市の議員が動かない限り、この議論は進みません。 


 これから問題になるのは、公職選挙法の第3章・選挙に関する区域のうち、(地方公共団体の議会の議員の選挙区)に関する第15条の8項の規定です。

 「各選挙区において選挙すべき地方公共団体の議会の議員の数は、人口に比例して、条例で定めなければならない。ただし、特別の事情があるときは、おおむね人口を基準とし、地域間の均衡を考慮して定めることができる。」

 この項の中で、『特別の事情』や『地域間の均衡』とは何か?ということが議論の焦点になります。とりわけ、1票の格差が問題になる中で、法の下の平等に反する違憲訴訟の可能性すらある中で、どれだけ合理的な理由で説明できるか。
 まさに戦いは、これからです。


 なお、なぜ議員定数削減を申し上げているかについては、ホームページ。「佐藤真治のこころ」ダイジェスト版 http://satoshin.jp/kokoro/kokoro_all/ の4月13日分を御覧ください。
 減らすのが嬉しいわけではありません。あくまで、少数精鋭の政策議決集団にするためです。

 馬場俊英=『陽炎』
  http://www.youtube.com/watch?v=ht0nR7Dn1BQ&feature=related

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2011年5月7日(土) 【肉離れ7日目】
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 肉離れ7日目。痛みと怠惰から内勤。
 町田義人=『戦士の休息』
   http://www.youtube.com/watch?v=ehBBrZUx6Yk&feature=related

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2011年5月8日(日) 【肉離れの日々】
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 GW最終日ともいえる日曜日ですが、朝一で大福で街宣。とりあえず、元気は元気。


 しかし、その後の月参りでは、正座ができるわけも無く、椅子席に。
 第46回岡山県書道連盟展へ。まさに、岡山の書道会のオールスターでしたが、肉離れから1週間。カニ歩きをしながら拝見するという状態でした。意外に分からなかったかも。

 14日土曜日に日本武道館で開催される実践倫理宏正会の65周年記念式典に、急遽尊い一席が頂戴できることになりました。・・・しかし、1週間で、この肉離れが治るのか・・・・。

 3歩も、カニ歩き・・・
 水前寺清子=『365歩のマーチ』
   http://www.youtube.com/watch?v=ELwWJH5iFyc
 
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2011年5月9日(月) 【監査委員に内々定】
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 本日は、朝起き会からスタート。
 土曜日に、日本武道館で開催される65周年記念式典に、急遽尊い一席を頂戴できることになりました。
 たいへんに名誉なことで、緊張感があります。ともかく、肉離れを少しでも快方に持っていかなくては、文字通り、私が足を引っ張ってしまうことになります。


 その後、泉田で街宣。朝から暑い一日になりました。

 午前中は、全員協議会。改選された議員が初めて全員集い、新しい議員バッチも頂戴しました。

 昼から、自民党県議団は、議員総会のあと、党人事、議会人事の協議。今回の選挙で、投票率が低かったこともあり、かえって自民党は、安定的多数を得ました。
 過去には、数日間にわたったり、深夜になることもざらでしたが、例年、本当に揉める人事も、今年は、午後5時前に終了。拍子抜けというか、不思議なほど、早く終わりました。


 私は、「監査」に、内々定しました。実際は、知事から、議会の同意を得て、選任されるので、正式には、16日の臨時議会を経ての就任であり、そもそも、地方公共団体の独立した執行機関のひとつではありますが、議会的には、要職のひとつになっています。
 一般には、ちょっと分かり難い役職ですが・・・。要は、自治体の公費支出をチェックする機関です。

 地方公共団体の財務や事業について監査を行う機関であるわけですが、法的にそうなっているから議員内から選任されるということについては、実は、課題もあるように思います。
 一方で、守秘義務も課せられるので、議員としての切っ先が鈍らないように、努力します。

 監査は、出動が多いため、特別委員会に所属せず、常任委員会のほうは、3年連続で、農林水産委員会所属になりました。これも新議長からの指名ですから、16日から。


 実は、かなりいろんなことを感じています。何も変わっていないような気がします。でも、そういう時は、遠くを見ています。その中で、監査委員は、とても大切な経験になると確信しています。

 馬場俊英=『スタートライン?新しい風』
   http://www.youtube.com/watch?v=kpsNmCiDy9Q

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2011年5月10日(火) 【自業自得】
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 今朝も、朝起き会からスタートし、雨模様の中、洲崎で街宣。なぜかマイクの調子が極めて悪く、途中で中止。

 かえって、診察券が早く出せて、整形外科へ。先般は、緊急の窓口でしたが、改めてじっくりと診て頂きました。ともかく、金曜日の出発までに治すのが、至上命題。予想通り?健康管理について、極めて厳しい評価を頂戴し、雨で動けぬ状況もあり、とりあえず散髪・・・。本当は、坊主にしなくては・・・。
 同情を受けたり憐れまれるほどに、いったいいつまでこんな状態が続くのか?原因はなんなのか?を考えると、今回の肉離れは、もう自業自得以外に無いわけです。自己嫌悪以外ありません。

 仮に今私が死んだら、家族は泣くでしょうが、多くの方が、あるいは「やっぱりそうだよね〜」と笑うかもしれないと思うと、なんだかもうアホらしくなってきました。健康管理ができないということは、己を含めた全てに対する最大の裏切りに思えても来ました。滑稽を演じ続けるほど、暇でもありません。 東日本の被害を思うにつけても、我々が、命や健康を 粗末に扱う資格などあるわけもありません。
 子育て世代にとって、これはもう反則技だと思います。この歌の状況は、避けたいわけです。
 『旅立つ日』
   http://www.youtube.com/watch?v=GKeFchIOJGE&feature=related

 夕刻には、団体の総会。来年度最終年度になる4年間の行財政構造改革ですが、それ以降は、知事選挙とも絡んできますが・・・・。いくらなんでもなぁ・・・・。

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2011年5月11日(水)  【ある雨の日の物語】
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 雨の一日です。相変わらず、自己嫌悪になる肉離れでありますが、雨が降ると古傷が痛んで・・・などと言いそうな予感がします。
 県北の方の大雨が気になりますが、この時期の雨は、私は、嫌いではありません。


 今朝も、朝起き会からスタート。やはり、連日となると、かなり体力的に厳しいものがあります。
 その後、水曜日恒例の自民党県連遊説局の街頭演説は、岡山駅西口で。遊説局の演説で雨に降られるのは、本当に珍しく、この4年間でも、せいぜい5回程度のような気がします。




 そこから、もともと派遣施設であった「しろちか」スタートの春の交通安全県民運動推進大会。開会式のみ出席させて頂き、約1kmになる表町商店街の啓発パレードは、失礼させて頂きました。


 ところで、監査委員に指名ということになると、議場で、略歴が配られたりしますが、その基礎資料の確認がありました。
 実は、私には、平成元年早稲田大学政治経済学部卒業から、平成4年11月の岡山リビング新聞社就職まで、空白の期間があります。

 ちょうどバブルからバブル崩壊の時期と重なりますが、25歳前後のこの時間が飛んでいます。いわゆる司法試験浪人の時期で、私の人生の中でも、最もきつい時期です。
 
 思春期に家業が自主廃業した状況の中で、1浪した後、そこから死ぬ物狂いで勉強して、親の期待通りの一流大学に入り、さらに、弁護士になることが、目標と考えていた時期です。



 それが本当に私自身の夢だったのかと思うと、少し怪しいものがあります。

 今から思うと、完全にめげていたように思います。そこまでの絶望感や孤独感は、その後は、幸い経験していませんし、少なくとも、そこまで本当に何も無いと感じるという事はないですから。


 この頃の後半は、1月に地場の一流企業に就職した親友が結婚して、その2月から新聞配達を1年8ヶ月続けた時期とかぶります。仲間や時代から完全に置いていかれる感じ・・・。自分は全く無価値で、死んでも良いと思っていました。

 何も見えなくなっていた時期に、当時野田屋町にあった讀賣新聞の配達所の配達員募集のポスターに、扉を開いて、「お金を払っても良いから、新聞配達をさせて下さい。このままじゃ、駄目になるんです。」と言ったのが、人生が変わっていくきっかけでした。
 そこに、バイタリティーの塊のような店長の金田さんが、おられました。

 原付免許だけは当時持っていたので、その夕方に、岡ビル遊園地の周りをぐるぐると回りながら、スーパーカブの乗り方を指導して下さったのも、今は亡き店長の金田さんです。思えば、当時40歳ぐらいで、ご主人を亡くされ、2人のお子さんを女でひとつで育てておられました。

 彼女が、私にとっては、社会を教えてくださった最初の社会人でした。配達所で出会う方は、本当に刺激的でした。一方で、拡張と集金は、やっぱりできませんでした。

 翌朝午前2時半から、1週間ほど、金田さんについて回ってもらって、そこから、1年8ヶ月、毎朝3時40分起きで、約250部、スーパーカブで、讀賣新聞を配りました。
 私の配達エリアは、いわゆる弘西学区と南方学区でした。


 救援に入って、正月の配達も、3回ですがしましたし、1年間の季節の移り変わりは、バイクのエンジンのにおいや、ぬくもりとともに、今も体が覚えています。

 本当に辛い梅雨、夏の朝に一晩中蛍光灯の周りを飛んで廊下に落ちたセミを蹴飛ばせは、たいがいは生き返ること、夏から秋の虫の声、秋から冬のオリオン座の美しさ、体が火照る冬の暖かさ、叫びたくなるような春の朝日の美しさ・・・。生かされているということ・・・。


 今週の連日の朝起き会のあと、この数日の雨、思い出すこと、体が覚えていることがあります。

 バイクで転倒して、水溜りの中に、新聞をばら撒けて、びしょびしょにしてしまい、泣きながらそれを拾った朝のことです。南方のその場所も、はっきり覚えています。こんな雨の日の朝です。

 ただ、そのとき、自分の中で、コツンと音がしたこと。「あ、ここがスタートだ。」と、それが自分で分かったこと。そして、いつでも、ここに戻ることならできると感じたこと。
 私の原点は、そこにあります。こんな雨の日です。

 新聞配達は、誰にも感謝される尊い仕事です。そして、多分、誰もが金田さんのように、守るべきものがあり、夢があり、頑張っておられるのです。
 どんな仕事も、そうです。
 ・・・政治が応えているだろうか・・・・・???
 

 時々、金田さんに会いたくたくなります。リビング岡山の頃、秘書時代、しばしば悩んで、金田さんに相談に行くと、いつも答えは決まっていました。「あまいわ、佐藤さん!新聞配られぇ!」。
 で、本当に、何度配らせて貰ったか・・・。それを言ってくださる方は、亡くなって、もういません。

 金田さんは、こんな肉離れぐらいなら、新聞を配られるような気がします。
 金田さんや、あの頃の私が、今の私をどう評価するだろう・・・。・・・・「新聞配れ!」だろうなぁ・・・。


 新聞配達をしていた頃の写真は、一枚しか残っていません。ホームページの片隅に載っています。
 http://satoshin.jp/album/images/1998.jpg


 当時聞いていた オフコース=『思いのままに』
   http://www.youtube.com/watch?v=xy283-TsP8Y

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2011年5月12日(木) 【PTA】
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 今日も長く雨の一日。治っている実感は、徐々にではありますが、あります。仕事も少しだけ前に進んで、PTAも動き出しました。
 私は、PTA副会長として、子ども達を通じて、学校と地域に関わっていくことになります。議員としては、現場を知ることで、より多くの還元ができると思います。市幼P連会長の経験も、議員として、本当に重要です。

 村下孝蔵=『青春の日々に』
   http://www.youtube.com/watch?v=GWN-K0zcsGY

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2011年5月13日(金) 【農業と福祉】
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 本日は、快晴ですが、肉離れ13日目にあたる13日の金曜日。
 朝起き会に集い、千両街道で街頭演説。

 灘崎では、中産間地域とも言える耕作放棄地になりかけていた場所を障害者の事業所が連絡所がある作業所として、農地として切り開くという話。長らく使っていなかったため池から流れる水路の清掃など、幾つか課題があります。
 特に、ここから先は、有害鳥獣との戦いになることも予想されます。

 しかし、例えば、農作物の生産に加えて、草刈りなど、事業所として経営が成り立ち、障害があられる方々も現金収入が入り、自立できる糧になれば、と思います。
 いずれにせよ、農業と福祉というのは、展開できるテーマです。
 
 今夜は、大切な会合2つを経て、午後8時9分の新幹線で上京。久方ぶりの東京も、明朝は、午前3時20分起き!!大切な式典に出席させていただいて、明夕午後5時半過ぎには帰岡。肉離れだなんだと言ってる場合ではありません。

 馬場俊英=『クロノス』
   http://www.youtube.com/watch?v=32VQMio4BCE&feature=related

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2011年5月14日(土) 【東京とんぼ返り】
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 昨夜東京着が、深夜11時半過ぎ。就寝午前1時で、起床午前3時20分。実践倫理宏正会の65周年記念式典に出席させて頂き、午後2時13分東京発の新幹線で帰岡。
 これから、久しぶりに、消防団の夜の会合に出て、明朝も、午前4時起き。

 来週月曜日の臨時議会以降、監査委員の行事も入ってきて、すごく忙しくなります。やらなくてはいけないことが多いですが、なにより、体調管理を本気で始めます。

『道』 http://www.youtube.com/watch?v=XtD1PVkY-pg&feature=related

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2011年5月15日(日) 【コーラよ、さようなら!!】
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 本日は、朝起き会のあと、美味な藤田のタマネギを頂戴にし伺い、天満宮の春祭に、掃除にも行かないお詫び。さらに、消防学校に、県の消防操法訓練大会の激励に、肉離れの痛みと同行して。
 その後、高速道路を使っての広島出張。肉離れは容赦せず、さすがに、応えました。




 さて、自慢ではないですが、明日から、私は、「コーラ断ち」をいたします。
 「私とコーラ」の「関係?」を知る誰もが、私がコーラにサヨナラをする日が来るなんて、想像もしなかったでしょう。でも、今度ばかりは、本気なのです。
 
 思えば、約30年以上、私は、日々コーラを飲み続けて参りました。おかげさまで、このありさまです。いえ、コーラが悪いんじゃない、コーラを責めないで!悪いのは、飲みすぎて、コーラと一緒に食いすぎた僕チンなのです。コーラは、悪くない!!!数日に、一本なら、まだ良かったんだ。

 将来、私は、東山で焼かれて、骨上げの時に、「この人は、コーラが大好きだったんでしょう。骨が解けて、ボロボロですなぁ。」と説明されて、遺族が大爆笑することを目標に、おそらく既に、1万本は、コーラを飲み続けて参りました。
 また、墓石に、ダイエットコーラをかけてもらい、シュガーレスで、アリが本当に来ないかどうかの確認をして欲しかったのです。
 死んでからも、笑いが欲しかった僕・・・。


 AMDAの緊急救援でイランに行ったときに、本当に散々な目にあいました。しかし、酒は御法度ですが、鶏肉と小さなタマネギとサフランの乗った御飯をぺプシコーラをストローで飲みながら、食べることについては、イランって良いなぁ、と本気で思ったわけです。

 そう王貞治選手が、レギュラサーズでなく、300ccのペプシをCMで飲んだときの「コーラが大きくなった」喜び、カルビーの菓子を一袋食べながらコカコーラのホームサイズを一人で飲んでしまう贅沢・・・。中学時代、T君は、コーラを牛乳に変えて、あんなに背が伸びたよね。僕は、コーラを飲み続けて、体重が増えたよね。今も、増え続けているよね。

 競うように、コカ・コーラとペプシ・コーラがつけたおまけのフィギュアをどれだけ集めたか・・・。しかも、大人になってからもでした。嘘です、過去形ではありません。今もです。

 なにか一段落する度に、コンビニに寄っては、立ち読みして、コーラを買っていたね。ついでに、間食もしていただろう・・・。怠惰の象徴、不健康の象徴に、愛するコーラをしてしまった・・・。


 それが、この結果ですよ。


 本当にこれで良いのか???

 私は、明日から、コーラを断ちます。大願成就するまで、もっとも大切な愛するコーラとサヨナラをするのです。繰り返しますが、コーラが悪いわけじゃないのです。コーラを愛しすぎた僕がいけないんだ。もっとも大切なものを犠牲にして、そこで叶う夢があるんだ。コーラよ、すまん。


 「健康のためなら、命もいらねぇ。」そんな中年男子になるのです。さらばだ、コーラ。

 大願とはなにか?いえ、それは申しますまい。願掛けですから。古今亭志ん朝が、本当は大好きな鰻を食べなかったようなものです。
 コーラを断つことで、習慣が変わり、人生が変わる、そんな確信があります。もしも、コーラが無かったら、僕の人生どうなっていたろう・・・。コーラの無い人生を始めよう・・・。

 
 なお、コーラ断ちは、仮にそれが、ノンカロリーでも、透明でも、コーラに類する炭酸飲料を含みます。ただし、万が一、どうしてもの場合は、炭酸「水」は、飲むことはありうるとしておく余裕はあります。炭酸渇望死?になっては、もともこもありません。
 でも、そこに炭酸はあっても、コーラはないのです。


 さようなら、コーラのあった日々!
  太田裕美=『君と歩いた青春』
   http://www.youtube.com/watch?v=joTRExTJC_k

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2011年5月16日(月)  【監査に就任しました】
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 美しい朝、久方ぶりに七区入口で街宣。
 劇的に、肉離れが改善の方向で、6割方動ける感じになりました。不思議です。

 今日は、臨時議会が開催されました。基本的には、議長・副議長選出の議会人事ですので、執行部の出席は要らないと思うのですが、こうした議会の召集権が、知事にあること自体、地方自治法の問題です。

 もっとも、知事の提案で、知事指名の監査委員の選任同意は、私自身が、除斥対象者。つまりは、監査委員に選任されました。
 良いか悪いかも微妙で、議会によって様々ですが、岡山県議会からは2名が、監査委員として選ばれる条例です。独立行政委員会的なものであり、議会の役職ではないので、我々議員が、知事から指名される唯一の役職かもしれません。


 閉会後、監査委員の業務についての説明を受けました。職務上知りえた秘密は漏らしてはいけないということですが、内容に触れず、どこに監査に行ったかの報告自体は、議員として行って構わないとのことで、おいおいお知らせさせて頂きます。

 一方で、我々は、直接の利害関係者として除斥されますが、21年度に交付された政務調査費について、住民監査請求が行われています。
 オンブズマンさんの違法支出とされる総額が、約9429万円であり、この返還がされれば、議会改革はもとより、財政効果は極めて高いと考えられる県民の方も多いと思います。議会内部的には、いろいろな声もありますが、オンブズマンさんの活動は、評価されてしかるべきものもあると思います。

 自民党の中では、なぜか私は、一番是認割合が高い(違法支出割合が少ない)のですが、違法支出と評価されるものについては、個人的に、対応させて頂くのも、監査委員の勤めであると考えています。


 ともあれ、長い一年になりそうですが、皆様の血税による公金の使い方についての話ですから、気合を入れて頑張ってまいります。
 なお、引き続き、委員長は降りましたが、農林水産委員会所属は変わりません。3年連続は、異例かもしれませんが、生まれも育ちも、シティボーイ?であった私が、やっと仕事ができるのではないかな、という気もします。

 愛するコーラに捧げます。
 『さびしんぼう(別れの曲)』
   http://www.youtube.com/watch?v=GU3lP4jLYTQ&feature=related
 
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2011年5月17日(火) 【岡南飛行場の可能性】
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 本日は、朝一で、大福で街宣。
 その後、備中県民局に、農業と福祉に関する相談に参りました。ほとんどお邪魔することが無いのですが、灘崎地区は、玉野市や倉敷市の境になり、特に、備中県民局との絡みは出て来ます。
 
 帰路に、倉敷チボリ公園跡地前に寄ってみました。チボリの森の面影が、残っていますが、今後いかに発展しようとも、悔恨の思いが残ってしまう自分を感じます。

 午後には、「新しい公共」についての相談。ただ、個人的には、国の施策は、NPOの自立を支援するというよりも、むしろ行政との協働の強化の感があり、NPO施策は、後退しているように思えます。

 さらに、岡南飛行場へ。夜にも打ち合わせ。やってみたいことが増えてきました。京山界隈に匹敵するだけの、あるいは、それをも凌駕する潜在的可能性があります。どこまでそれを引き出せるか。
 
 Mr.Children=『君がいた夏』
   http://www.youtube.com/watch?v=3fP5y3w1C2s

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2011年5月18日(水) 【イチバデー】
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 本日は、JR岡山駅前で、自民党県連遊説局の街宣。
 
 珍しく夫婦で、ふくふく通りのイチバデーへ。かなりお客さんが多く、昼時は、食堂も一杯で、入れませんでした。もっとも、あの美味いとんかつ定食は、ダイエットしていると無理です。



 夜の会合も、座敷ですと、まだちょっときついです。

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2011年5月19日(木) 【農林水産委員会スタート】
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 本日は、美しい朝でしたが、朝から打ち合わせで結局、街宣中止。
 それにしても、議員定数削減議論ですが、やはり、岡山市から議論を喚起する責務を強く感じます。


 本日は、改選初の農林水産委員会。委員長からヒラに格下げになりましたが、かえってフロアにいるほうが自由?に発言できて、本当に楽しいです。執行部サイドは知りませんが・・・。


 少なくとも、フロアから発言が出ないということはありません。

 本日は、今年度の重点施策事業等いろいろ協議・報告事項がありましたが。私が委員長の時よりも、盛り上がりました。


 まず、私が申し上げたのは、重点施策のうち、ブランド確立輸出促進事業について、新たな販路の拡大として、アラブ首長国連邦=「ドバイ(!)」に、現地要人等へプロモーションに行くという話について、どんな戦略があるのか?ということ。
 売り子という名のトップセールス?で、今年は、中近東まで、知事が行かれたいのは分かりますが、こうした海外戦略について、他の部局との連携、なによりも、中四国との連携はどうなっているのか?そもそも、本当のアラブの大富豪が、現地の百貨店に買い物に行くのか?が、疑問ではありますが・・。

 さらに、東日本大震災の対応について、支援を行うことは当然で、敬意を払うが、農林水産部として、所管の農業施設の安全性のチェックを行ったのか?なによりも、なぜ、農業施設である児島湾締め切り堤防の安全確認を国に強く求めないのか?
 さらに、経済的に間接被害が出ている状況で、農林水産業の経営支援はどうするのか?
 国への緊急提案(要望)も必要だが、県としてすべきことがあるのではないか。

 さらに、耕作放棄地があるから鳥獣被害が発生するのか、鳥獣被害が発生するから耕作放棄地ができるのか、鶏と卵のような話ではあるが、現状の鳥獣害防止対策は、既存の農家を前提にした話である。
 一番都合が良い話は、花き園芸が多い新規就農者が、耕作放棄地で就農し、有害鳥獣対策をしてくれることだが、そのためのインセンティブとなる施策は考えられないのか?
 一方で、障害者自立支援方のからみで、収入を得るために、事業所として、農業を行うことも考えられる。福祉と農業の関係について、どのように考えるのか?



 さて、一方で、本日から監査の仕事も始まりました。

 県庁9階の監査事務局から見る岡山の風景は、絶景。耐震構造もさることながら、この際、県庁を移転して、観光商業オフィスビルにしたら、フロアが本当に高く売れそうです。花火大会も、いけます。

 今日のところは、監査の仕事の説明や確認など。忙しいですが、非常に面白くなりそうです。


 夕刻には、有森裕子さんを囲む会。私も、ハートオブゴールドの会員でありますが、阪神淡路大震災の年が、ボランティア元年と言われましたが、今日どうやって生きていくかが精一杯の景気に国内情勢は、NGO活動、さらにその支援の環境としては、少し厳しいものがあるのを感じます。

 むしろ、世界から助けて頂いている状況に、情けは人のためならず、困った時はお互い様を思い知らされています。しかし、そこには、今までのこうした地道なNGO活動があったということでもあります。

 元気で明るく優しく美しい日本の復興を

 村下孝蔵=『この国に生まれてよかった』
   http://www.youtube.com/watch?v=-XVZtdlrU_U&feature=related

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2011年5月20日(金) 【『オセロゲーム』】
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 今朝は、金曜日恒例のモーニングセミナーから。

 会社は、社長で9割決まる。社長の運は、その人の累積された人生で、いかに多くの人達を幸せにしてきたかということが、大きなポイントになる・・・。

 確かに、銀のスプーンをくわえて生まれる人もいますが、それは、その人の運ではなく、先祖や家族の徳であり、むしろ感謝の気持ちで、誰よりも他人のために動く責務があります。選ばれしものだと勘違いすると、そういう人が、他人の運まで奪うことになります。

 運を呼び込む努力というのは、いかに他者を幸せにするかの努力だと思います。どの分野においても、出世するというのは、実にそういうことだと思います。


 その後、築港で街宣。会葬を経て、小学校のPTAの関係で、地域を回りました。なんやかんやと、やらなくてはいけないことが、本当にたくさんあります。

 夕刻には、総会と会合のはしご。それでも、体を絞るというのが修練です。
 
 馬場俊英=『オセロゲーム』
    http://www.youtube.com/watch?v=J4w85SGWupA


 岡山市議会の動きについては、私は公的に言及する立場に無いので、ノーコメントとします。
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2011年5月21日(土) 【『世界中のアンサー』】
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 朝一で、中畦で街宣。興利除害が、興除のいわれであり、産業を振興し、災害を防ぐというのは、やはり政治の要諦であるとつくづく思います。

 その後、私立小学校の運動会にお邪魔しました。一方で、児童虐待などで苦しむ子ども達がいる中で、あるいはチャンスに恵まれる子ども達には、思いやりと優しさを持った本当に強い人間になって貰いたいものだなぁ、と切に思います。

 一方で、子供は親を選べないとは言いますが、どんな環境であれ、それを自らが選び、現世を魂修行の場と捉えることができたら・・・・。己の可能性を信じ、努力を重ねて、生まれてきた理由をしっかりと見つけてもらいたいと、切に願います。

 魂のエリートとして、子ども達が、皆、幸せになりますように・・・。

 馬場俊英=『世界中のアンサー』
  http://www.youtube.com/watch?v=MOhTctUL88w

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2011年5月22日(日) 【6月に被災地へ】
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 本日は、夫婦で朝起き会に出席させて頂き、昼から幾つかの団体の総会など。朝からの雨が、午後には、なぜか上がり、内勤には向いていない日ですが、事務作業が、たまりにたまっています。

 今朝、6月の上旬に、東日本大震災現場に、防衛議員連盟の有志で行くことになりました。最前線で動かれる自衛隊の激励ということもありますが、物見遊山というレベルの話であるはずもなく、現地の意向に沿い、本当に遅ればせながら、被災地にということになります。

 馬場俊英=『「優しい雨のように」を覚えてますか?』
  http://www.youtube.com/watch?v=PGUTez2Y6fM
 
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2011年5月23日(月) 【密度流拡散装置への期待】
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 冷たい雨の朝、半分は意固地になって、藤田で街宣。かなり寒かったです。本格的な梅雨のシーズンに入れば、もはや修行です。ここからが辛い季節。

 その後、雨の中、児島半島に行き、港や高潮対策について、地域の方々と当局と協議し、海岸線の現地調査。
 特に、平成16年台風で、甚大な被害を受けた地域だけに、今回の東日本の地震や津波については、とても他所事とは思えないのです。
 一方で、高齢化が進むだけに、地域振興のためにも、例えば、産直市の開催も含めた水産業の振興が、地域の課題になっています。


 ところで、今年度(正確には、向こう3年間)の農林水産部の目玉事業として、児島湾奥部の環境改善と栄養塩の有効活用事業があります。

 岡山県最大のノリ養殖漁場を有する児島湾口部では、近年、栄養塩不足による色落ち被害が深刻な問題となっています。
 そこで、ナカシマプロペラさんが開発された「密度流拡散装置」を用いて、児島湾奥部の栄養塩を湾口部へ拡散するパイロット試験を実施し、湾奥部の富栄養化の解消による環境改善と栄養塩の有効活用によるノリ色落ち対策技術の開発を目指すという、画期的な試みです。

 密度流の原理とは、上下の液体の密度差によって発生する重力をエネルギー源とする流れであり、水平方向への拡散には、エネルギーを必要としないわけです。まぁ、そういうこっちゃ。

 以前お話を伺った時は、むしろ、児島「湖」の環境対策として、酸素不足を解消するということでしたが、なにしろ、湖が浅いので・・・・という話でしたが、今回は、児島「湾」の方で、一石二鳥の試みです。

 特に、今回は、三重県五ヶ所湾や新成羽川ダムや韓国ブナム湖の成功事例と比べると10分の1規模のものですが、是非とも、成功して、岡山から世界にアピールしたいものです。


 関係者の方々の期待も高まっていますが、設置は、12月頃。毎年、苫田ダムの緊急放流をしているわけですが、今年の冬の吉報を期待します。


 それにしても、児島半島部の沿岸部の防災対策は、本当に気になるところ。引き続き、地域と当局と連絡を取り合いながら、全力で、取り組んでまいります。


 夕刻からは、県庁で、顧問である岡山県視聴覚ライブラリー連絡協議会について。散逸したり廃棄される16mmフィルムや古いビデオテープなどに、地域の文化・歴史・伝統を映した貴重な資料があるはず。デジタル化を急ぐように、強く強くお願いしました。

 中島みゆき=『旅人のうた』
  http://www.youtube.com/watch?v=lASbWOastG0&feature=related

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2011年5月24日(火) 【監査の時間】
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 本日は朝起き会からスタート。午前5時前には降っていた雨も、6時には上がり、福田で街宣。

 その後、監査委員は、出先機関監査の準備として、各部から22年度の事業説明受け。


 各部の幹部職員が勢揃いする重装備で、ちょっと驚きました。監査委員は、議会内では、一応、副議長同格扱いの時期があったようですが、なるほど、期数を重ねていないと、いきなりは無理だなと思いました。
 
 本日は、午前中は、環境文化部。
 昼休み時に、岡山ライオンズクラブの例会へ。今日は、メンバースピーチ。ここ数年、この時期に御配慮でさせて頂いているのですが、監査委員の日程とかぶるとは、想像できるはずもなく・・・・。
 なぜ私が、入れて頂いているのか自分でも不明の岡山で最も歴史ある名門クラブですから、私としては、ともかくクラブの恥にならないように、頑張らなくては・・・。一緒に活動されませんか?
 
 とってかえして、午後からは、総務部、さらに、県民生活部。

 聞きたいことは五万とありますが、あくまで、監査、監査と自分に言い聞かせています。
 そして、自分の中で、己の質問力を試してもいます。提案を含んだ問題意識による質問は、批評でも批判でもありません。要は、するどい質問は、日頃から勉強していないとできないですから、それができるように、努力しなければ。その力が自分にあるかどうか・・・。
 
 特に、出されたものに、議員が、即座にどう反応するかで、その感性と能力が、分かってしまうと思いますから、誰がどういう質問をするかで、私自身も、計っているように思います。



 突き詰めれば、職員の方々より、知っている部分がなければ、評価されないと思います。しかし、知るべきは、知識というよりも、真の庶民の声、現場の声だと思います。


 夜には、倉敷まで出向き会合。肉離れの影響で、座敷は、まだきついです。
 朝起き会からだと、本当に一日が長いなぁ・・・。
 
 RCサクセション=『トランジスタラジオ』
  http://www.youtube.com/watch?v=CfD9mgOekWE

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2011年5月25日(水) 【監査委員修行中】
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 本日は、朝一で、高島屋前で、自民党県連遊説局の街頭演説。弁士は、山下2区支部長と私。

 6月11日の合同会議で、正式に決まりますが、その前に内示があると思うので、多分、自民党岡山県連遊説局長としては、最後の街頭演説になったと思います。動いている組織ですから、同じ人間がずっと役職を続けてはいけません。遊説局長は交代。

 青年局長から遊説局長と4年間にわたり、街頭演説の先頭に立ってきましたが、今後の県連の街宣活動の動向については、私が関知するところではありません。青年局からも、完全に離れることになりますが、次の方が頑張られることでしょう。

 県連ホームページのトピックスや青年部・局のコーナーに、今までの街宣の小さな足跡が残っていることだけをこっそりと誇りとします。よくやってきたなと思いますが、これも、県連の長田さんの力があってのことです。

 もちろん、遊説局の定期街宣が、仮になくなっても、北区での街宣がなくなるのはさびしいですが、個人の街宣活動は、決して終わることはありません。



 そこから、肉離れの治療で、整形外科医院へ。歩いてはいるのですが、まだ正座が困難で、これからは、リハビリ期間。もっとも、肉離れから、体質改善へと話は進んでおり、あれほど死ぬほど好きなコーラを辞めてまでの今回のダイエット作戦は、健康な人生の長さを決する勝負と自覚しております。
 この勝負に負けること=死 という覚悟で、取り組んでまいります。

 振り返れば、あの時、肉離れになって良かった!!と、きっと言ってみせますよ、あたいは。なんかきっかけがないと、人間は、変わらないです。
 とは言うものの、いろんな治療器具があって、ちょっと楽しいです。・・・うーん、お医者って良いな。


 本日も、監査委員は、まずは出先機関監査の前提に、各部からの前年度事業説明受け。


 午前中は、産業労働部。午後には、土木部、さらに、農林水産部。

 議員であるか、監査委員であるか、議会選出の監査委員であるか・・・発言が難しいのですが、私の中では、敢えて、議員の立場と監査委員としての見解を分ける努力をしています。そうでないと、昨年度の農林水産委員長が、農林水産部の監査ができるのか?と、いうことになります。



 ただ、1期目のときに好んで入っていた決算特別委員会との区別がつき難いのは事実で、やはり、議会の予算委員会と決算委員会の強化は、急務で、少なくとも、大阪の維新の会のように、議会から選ばれる監査委員は、確かに2人は要らないように感じます。

 また、監査で知りえたことは守秘義務があるのですが、正直なところ、公に、議員として、議会で提案や質問できなくなるのが嫌なので、聞かんとこうかな、という意識も働きます。なにより、議員の調査権があって、監査でしか知りえないものがあるとすれば、それはそれで恥ずかしいように思います。

 いずれにせよ、監査委員修行中です。
 
 スキマスイッチ=『雨待ち風』
  http://www.youtube.com/watch?v=0vHyhZyBtsE

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2011年5月26日(木) 【桃太郎少年合唱団50周年へ】
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 本日は朝一で、妹尾で街宣するはずが、ハンドマイクが故障。こういう日もございます。

 午前中は、監査のお仕事。本日は、出先監査のための説明を保健福祉部から受けました。
 3日間を通じて、面識のある方々が執行部に多くおられ、また、全ての部、多くの課で、結構エピソードがあり、期数を自分なりに確かに重ねてきたんだなと実感することができました。




 夜には、桃太郎少年合唱団の理事会。
 震災の影響で、ウイーン少年合唱団とのコラボは、中止。
 中学時代の恩師や先輩方が、非常に深く関わっておられますが、私自身は、音楽の成績が良いはずも無く、団員OBでもありません。ただ、X'mas会では、創設者の三木行治知事が着られたサンタクロースの格好をして・・・本当に、私は役に立っていません。

 とは言うものの、楽譜も読めないのに、体育会系文化部の早稲田大学グリークラブに半年間(正確には、北軽井沢合宿でクビになった)いた秘密の過去がある私としては、日本でも貴重な少年合唱団、しかも、故三木行治知事が、ウイーン少年合唱団に倣って創設された岡山県の誇る合唱団をなんとしても、守り育てたいわけです。

 ただ、この桃太郎少年合唱団は、団員募集中ですが、独自路線を行く鉄ちゃんの息子が、入部していないので、大きなことも言えないのですが・・。

 ともあれ、来年は創設50年。50年経っていまだに、三木知事の思いが息づいているのですが、石井県政において、晴れの国おかやま国体、生涯学習フェスティバル、国民文化祭を通じて、必ずしも、岡山県の誇るべき桃太郎少年合唱団が、大切にされていないような気がします。


 50年後に、我々は、壊しこそすれ、何を残せるのか?・・・さびしい気持ちになります。

 それでも、先生方、保護者の方々、OBの方々の熱い思いで、今日もまた素晴らしい活動を続けています。今年は、冬になりますが、恒例の定期演奏会もあります。
 なんとか、さらなる支援を桃太郎少年合唱団に賜りますよう、皆様に心からお願い申し上げます。
 
 ボニージャックス =『ポーリュシカポーレ』
  http://www.youtube.com/watch?v=XHUA4E6mUY8&feature=related
 
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2011年5月27日(金) 【レオの気概】
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 本日は、金曜日恒例のモーニングセミナーからスタート。
 ソプラノ歌手の村上彩子のさんの講話と美しい歌声を拝聴しました。苦悩やチャンスということでは、馬場俊英とかぶるものもあり、さらに、平和を歌うために、神様は、彼女にさらに大きな試練を与えると感じられることに、気概を感じました。
 いつか私も、無言館に行ってみたいです。


 本日は、広島で、中国五件監査委員協議会。会計検査院の方の実務的な話を伺い、プロ意識に感銘しました。さらに、各県の監査について、意見交換。
 会計処理上の問題や入札をめぐる問題など、岡山県でも起きていますが、改めて、包括外部監査制度のあり方を含めて、監査機能の強化の必要性を強く感じました。
 ある意味、我々は、監査される側でもあり、いよいよ甘えは許されんなと強く感じました。


 今回の原発事故の対応については、政府に問題があり、国政も混乱していますが、サミットに出席する総理をレイムダック状態にすることが、本当に国益が適うんだろうか?と、自民党員ながら感じるものがあります。

 今、国会議員に強く求められるのは、あの東京消防庁のハイパーレスキューの隊員に成り代わって、命懸けで、国会議員自ら原発に水をかけに行くような気概であり、国会議員定数半減がたちまち無理でも、財源確保のために、直ちに報酬半減を行うような公への犠牲的精神です。
 悲しみや苦しみから立ち上がっている国民の士気を政治が下げているような気がしてなりません。

 奇跡の戦後復興を成し遂げた先人や御英霊に対して、自由民主党議員がとるべき毅然たる態度の模範を是非、我々に示して頂きたい、それが一番強い願いです。正直、私は、悔しいです。
 
 こういうときに、ウルトラマンレオのような、真に強いヒーローが必要なのです。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(2007年12月15日(土)【ウルトラマンについて考えるこころ】より)


 一方で、シリーズ中、最も陰気なウルトラマンレオは、当時から肥満児であった私には、最初からビビッときた。だいたいが、レオの故郷あでる獅子座L77星は、マグマ星人に破壊されて、既にない。M78星雲(光の国)の奴らとは、背負っているものが違うのだ。

 地球侵略を狙う、そのマグマ星人と戦いに来たゲンは、そのマグマ星人に負けて変身能力を失ったダン(ウルトラセブン)のいじめにも近い、しごきに耐えながら、いずれ全滅するMACの中で、うきまくって、『星空のバラード』なんか歌うのである。そこに一切の甘えはないのだ。

 ちなみに、レオの兄弟のアストラは、いまだに、ウルトラマンアストラではなく、ただのアストラなのだ。こうした疎外感、孤独感、生きる厳しさと闘いながら、まわりの人は、どんどん死ぬが、最後は地球人として、ウルトラ義兄弟として、比較的あたたかく迎えられるレオ!そこに私は、確かな自立を感じたのである。 

 レオの思い!『ウルトラマンレオ』
   http://www.youtube.com/watch?v=c1eAj2fK_I8&feature=related

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2011年5月28日(土)
       【あまりに遅すぎる岡山県の防災対策の動き その1】
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 本日は、雨の中、朝一で、古新田で街宣。この雨が、市内の小学校の土日の運動会を全て延期にしてしまいました。台風の動きも気になるところです。
 しかし、子ども達にとって残念なこの雨も、我々には、地域防災をリアルなものとして考える絶好の機会と捉えるべきだと思います。


 ところで、岡山県も、東日本大震災を受け、防災対策の強化や震災が及ぼす県内産業への影響の把握、震災が及ぼす県内外の影響への対応や県が果たすべき役割を検討するため、に、2つのプロジェクトチーム(PT)を作っています。

 「防災強化検討プロジェクトチーム」は、「4月20日」に、「第1回」会議。「震災影響検討プロジェクトチーム」も、同日に、「第1回」会議。それぞれの課題について、部局横断的に検討を進めるために、それぞれに、十数の担当課が、かぶらないように配置されています。

 そして、民間の活動を多く含めて、『東日本大震災への対応について』という報告書が、まとまっています。各課ごとに、どんな対応をしたかが、書かれていますが、多くは、現地派遣です。
 しかも、被災地向けの対応と、東日本大震災の影響を受ける県内中小企業者のための県制度の融資や相談窓口の設置が、同列に掲げられています。

 しかし、委員会でも申し上げましたが、県内の経済対策と防災対策(危険地域のチェック、国所管施設についての要望)として、各部課が何をやったのか、何をやるのかが、復興支援と同様の問題であると思います。

 そもそ、こうしたPTは、その後を聞きません。要は、すりあわせの会議ということで、なにか事があるたびに、PTができますが、できた事をマスコミに取り上げてもらって、防災服でアピールするものの、PTの継続的な活動報告や最終報告が出た記憶は無く、年度が越えれば、担当も替わり、自然消滅しているのではないかと、私は疑っています。


 そして、ここで、岡山県地震・津波対策専門委員会が設置されました。
 要は、国の中央防災会議専門調査会の検討状況や動向を踏まえて、概ね2ヶ月に1回程度の頻度で会議を開催し、年内を目途に、新たな知見に基づく被害想定や防災対策の提言を貰うとのことです。


 ご案内の通り、知事は、5月2日に、福島県に行かれました。
 敢えて申し上げますが、石井県政は、全てにおいて、動きが遅すぎます。そして、なによりも、緊急時におけるアピール力が、あまりにも無いと私は感じています。


 実は、先般、「岡山県防災会議」が、3月にまとめた「岡山県地域防災計画」が届きました。
 これは、「震災対策編」 「風水害等対策編」 「原子力災害対策編」の3部に分けられています。国民保護法に基づく、岡山県の「国民保護計画」と並んで、電話帳のような冊子が、4部あります。

 正直なところ、各編は、かなり内容は似通っています。そしてなによりも、今回の東北大震災では、全編が、複合的に発生しました。分けていても使えなかったということです。


 そして、平成10年から毎年一部修正して更新されてきた(原子力災害対策編は、平成13年作成)各編が、なぜか平成22年だけ修正等が行われていません。その理由は、なにか。

 その他、読めば読むほど不安が募る岡山県の防災計画。
 明日は、さらに詳細に、お伝えさせて頂きます。

 ウルトラマンレオより『星空のバラード』
   http://www.youtube.com/watch?v=Cz7i4Gn40WI

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2011年5月29日(日)
       【あまりに遅すぎる岡山県の防災対策の動き その2】
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 生憎の雨の一日になりました。朝一で、大福で街宣。大雨で、靴下まで、びしゃこになり、ちょっとたまらん日でありました。
 子ども達が楽しみにしていた運動会は中止になりましたが、台風2号も近づいてきており、改めて、地域防災を考える機会と捉えたい日です。


 あまりに遅すぎると感じる岡山県の防災対策の動き その2 です。

 岡山県防災会議による『岡山県地域防災計画(震災対策編)』を読んでまず気がつくのは、国の中央防災会議の専門調査会が、被害想定数値などを平成15年に公表したため、地震被害の想定が、南海トラフ(東南海・南海地震)について、詳細であり、逆に言えば、県民の多くが、岡山県の地震と言えば、東南海・南海地震であると思い込んでいるフシが、あること。


 これは、先日の山陽新聞の防災特集でも、東南海・南海地震の影響中心の想定がなされていることからも、その他の地震について、警戒が甘くなっているように思います。
 
 歴史的地震資料、活断層資料などから検討して、岡山県の想定地震は、@南海トラフ(東南海・南海地震)の地震=M8.6、A大原断層の地震=M7.2、B中央構造線の一部による地震=M8.0、C鳥取県西部自身=7.3、D第2鳥取地震=7.2、E松江南方地震=7.0 です。



 この中で、聞き慣れないのは、Bの中央構造線。中央構造線活断層系(四国)の一部を原因とする地震です。これは、香川県と高知県の境にある活断層で、瀬戸内海をはさんで、岡山県の真正面に、活断層があるという話です。


 中央防災会議は、東南海・南海地震では津波の到達が、例えば、小串で、最大2.82m、第一波が、2時間45分後と「想定」していますが、中央構造線活断層系地震ではどうなのか、不明です。

 そもそも、中央防災会議では、「想定外」の事態が多発した今回の地震の影響も受けて、こうした「想定」の見直しの動きがあり、新聞報道によれば、津波の想定が、倍の高さになる可能性も、言われています。

 瀬戸内海に入れば、内海で、四国を含めた島々が津波の高さを抑えるという希望的観測もあるのかもしれませんが、1707年や1854年など、岡山に大津波が来ていますし、なによりも、当時とは、埋め立て・干拓で、沿岸部の地形も変わっています。


 ちなみに、防災計画には、南海トラフの地震で、「県南部の埋立地、干拓地や川沿いなど広範囲で液状化の可能性が大である」という記述がありますが、中央構造線の一部による地震の記述は、下記のとおり。基本的に、南海トラフの記述と変わりませんが、『震源地に近い』という言葉があります。

 「震源に近い県南の埋立地、干拓地で震度5強、県南の低地の大半及び県中央部谷底平野で震度5弱となっている。その他は、震度4以下となっている。
 笠岡湾、高梁川河口部、児島湾北部一帯、錦海湾及び瀬戸内海の一部で液状化の可能性が大である。また、南海トラフの地震の場合と同様に、県南の低地、干拓地などで液状化が発生する可能性がある。」

 そして、中央構造線の一部による地震については、瀬戸内海発の津波の想定がなされていません。


 なお、『岡山県地域防災計画(震災対策編)』の「第7項・津波災害予防計画」は、254頁の計画中、なんと1頁が、割かれていますが、そこにある津波に関する記述は、下記のとおり。

 「今後は想定される地震に伴う津波の発生について、関係機関の研究に基づき、津波の規模、被害区域などを推測し、その対策について検討する必要がある」・・・。

 そして、ここで、岡山県地震・津波対策専門委員会が立ち上がったわけです。


 国も「想定」外なら、岡山県も、「想定」外になっているという実態・・・。

 村下孝蔵=『明日あればこそ』
   http://www.youtube.com/watch?v=npTlrk9SwZg&feature=related

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2011年5月30日(月)  【足守川】
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 台風一過とは言えませんが、風の強い朝、浦安で街宣。
 県南部では、大きな被害の報告を受けていませんが、皆様いかがだったでしょうか?



 その後県庁へ。足守川パイプライン計画代替案などについて。
 そう言えば、自動車税は、明日が納付期限です。個人的には、この5月は支払いが、多くて本当に嫌になります。

 午後からは、足守川の河川改修事業について、県民局から地域の方々に説明して貰い、現地調査。引舟橋から上は、明らかに改修を急ぐべきですし、その下も、特に、笹が瀬川との合流地点もあり、不安が大きいのです。
 この時期、ホタルのことも気になる足守川ですが、南区でも、なんせやることも多いです。

 織田裕二=『現在、この瞬間から』
  http://www.youtube.com/watch?v=eDwih4iRA9s

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2011年5月31日(火) 【政治家ではない地方議員】
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 本日は、朝一で、順延になっていた小学校の運動会の設営に。PTAとして、ブルーシートなど敷きましたが、開会式のあとは、議会へ。

 本日は、農林水産員会。補正予算の協議や森づくり県民税についてなど。
 昼には、自民党県連青年部局の臨時役員会。顧問として、いよいよ今日で最後。もはや青年でない。

 昼下がりには、運動会に戻り、息子の組体操の演技を見て、PTAとして撤収。


 夕刻前からは、平成23年度備前県民局管内県議会議員と県民局幹部との懇談会で、2時間あまり、事業説明を伺いました。
 正直なところ、やっぱり、議員が多すぎます。

 一方で、私の初当選時は、大御所議員の間で、こうした事業説明会に、肩を狭めて参加していましたが、びびりながら?発言する中で、逆に、若手を育てるという懐の深さがありました。


 少なくとも、親子ほど年齢が違う故・門木先生には、本当に目をかけて頂いていたような気が、やっぱりします。私が、そう感じているから、やっぱりそうだったのだと思います。本当にありがたいことです。

 ただ、今は、若手議員育成と言えるだけの余裕は、県政には無く、新人議員には、少し気の毒な気もしますが、これはもう仕方がありません。そうした時代です。


 ところで、ある小学校6年生の生徒さんから、総合学習の「職業調べ」で、アンケートの御依頼が、ありました。とても返答に苦労したので、せっかくなので、私の回答を公開させて頂きます。
 途中の「・・・略・・・・」に、私の秘められた思いを書いているのですが、ここは、非公開。

 いかにも真正面から答えていませんが、大切な思いは込めました。

 海援隊=『贈る言葉』
  http://www.youtube.com/watch?v=TwCFayZVo6M

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<政治活動について、くわしく選挙活動について教えてください>

 選挙活動というのは、選挙が「告示」(衆議院議員の解散総選挙の場合だけ、「公示」と言います。)されて、選挙期間の間だけ行えるものです。

 今回の我々の統一地方選挙で言えば、4月1日〜9日までの9日間が、選挙期間で、この間に行う活動が、選挙活動(一般的には、選挙「運動」)です。選挙カーでまわったり、ポスターを貼ったり、電話をかけて投票をお願いしたり、集会を開いて、訴えを聞いて頂いたりしています。

 こうした選挙活動を含めて、選挙期間で無い時期の「議会活動」や「政党活動」をあわせて、「政治活動」ということになります。
 地方議員としての日々の活動や、私の場合は、自由民主党の政策を定期的に街宣車で訴えたりすることは、全て政治活動です。

 ちなみに、私は、政治の目標とは、「愛と夢を公正に分かち合うこと」だと思っています。そのための活動が、政治活動です。


<なぜ政治家を目指そうと決めたのですか>

 申し訳ないですが、私は、地方議員は、政治家だとは思っていません。

 政治家というのは、行政(例えば内閣)、立法(国会)、司法(裁判所)の三権分立で言えば、行政にいて、執行権(自分で、行政を動かすことができる)を持つ人だと思います。

 国会議員の場合は、立法にいますが、大臣になったりして、行政に行く可能性があるので、政治家だと思いますが、地方議員は、行政に行くことはありません。ですから、我々は、政治家とは言えないと思います。
 敢えて言うと、地方では、行政のトップにいる県知事や市長さんが、政治家だと思います。

 議会は、議員が議論をして多数決で、ひとつの考え方を決めますが、政治家である行政のトップ(県知事、市長)は、一人で決められるので、責任もそれだけ重いのですが、本当にやりがいがあるように思います。 

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 政治家になるためには、単純に、学校の成績が良いということではなくて、大きな視点から物事を考えて(構想力)、他人の痛みが分かって(共感力)、誰とでも仲良くできて(コミュニケーション能力)、責任を持って物事が決められて(決断力)、速やかに動くことができる(機動力)、そんな力が必要だと思います。

 政治家は、いろんな視点からものを考えられて、バランスの良い判断が必要ですから、つまりは、様々な人生経験が必要だと思います。涙を流すような失敗や苦労は、できるだけたくさんした方が、良いと思います。
 ひとりよがりに、自分の思いを実現するのではなくて、皆の願いと自分の願いが、しっかりと重なることが大切です。

 また、これからの国会議員ということであれば、最低でも、英語が話せて(語学力)、法律の議論ができる(法的思考能力)ことが、まず必要だと思います。留学経験もある方が、良いと思います。



<政治家になって、うれしいことや大変なことはどのようなことですか>

 私は、政治家では無いのですが、議員として嬉しいことは、皆さんから直接話を伺って、それを議会で提案して、予算がついて、具体的に事業として動き出して、県民の皆さんに喜んで頂けることです。


 例えば、最近では、取り壊しの可能性があった伊島の児童会館(プラネタリウム)を残せたことや、「ほっとパーキングおかやま」という、パーキングパーミット制度(身障者用駐車場利用証制度)が、私の提案で導入できたことです。
 誰かの願いが、皆の現実になることが、多くあれば良いなと思います。

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 地方議員としてたいへんなことは、単純に、日々の活動や選挙にお金がかかるということです。正直なところ、これだけの時間を仕事に使うならば、別の商売なら、もっと儲かるように感じることは、しばしばあります。
 安定した収入を得て暮らすのが目標ならば、地方議員や政治家は、決して良い仕事ではありません。
 
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