2011年4月11日(月) 【南区トップ当選の重み】
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 「こころ」復活いたします。皆様のお力で無事戻ってまいりました。

 政令指定都市以降後初の南区での選挙で、1万5363票と初のトップ当選。全県下でも、4番目の得票を頂戴し、責任の重さを痛感しております。

 奇跡のような出会いの中で、終盤に向かって、選対の絆が益々深まり、勢いが上がりました。大好きな仲間がたくさんできたこと。そして、北区からも、他地域からも本当に多くの風を送っていただいたこと・・・・いくつ感謝の言葉を重ねても、書き尽くせない思いがあります。
 公職選挙法上、御礼の言葉が表現できないのが、申し訳ないですが、今回の選挙戦のテーマ、文字通り、「感謝と明日への責任」を強く強く感じております。

 ただ投票率の低さ、50.18%(南区では、46.94%・・・・)が、気になります。


 さぁ、今日から、さっさく議員活動再開。これから、JR岡山駅前の自民党県連遊説局街頭演説に参ります。

 一番好きな曲。昨日の自分には負けません。シーズンVの始まりです。
  馬場俊英=『クロノス』 http://www.youtube.com/watch?v=32VQMio4BCE

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2011年4月12日(火) 【球】
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 本当に多くの方々から、お祝いのメッセージを頂戴しており、誠にありがとうございます。中には、北区で、敢えて佐藤真治に投票してくださった方もおられ、テンションを上げていた今回の選挙戦が終わって、初めて泣きながら、読ませて頂きました。本当にありがとうございます。

 いろんな思いがありましたが、越えて勝ったから、もう良いです。本当にありがとうございます。


 本日も、午前5時からの朝起き会からスタート。明朝も含めれば、この1週間で、6日間集わさせて頂いていおり、朝から気合いが入っております。

 本朝から、街宣も復帰。今朝は、泉田から。今回の得票の中には、この1年半の日々の街頭演説を御覧になっている方々の評価も含まれているものと信じ、継続してまいります。


 ただ、2月議会閉会後の勉強不足は否めず、取り返していかなくては・・・。日々の街宣と「こころ」の発信が無くなれば、佐藤真治という議員は、もはや終わりだと思います。


 しばらくは、なかなか県政についての内容のある記述にならないかもしれませんが、視野狭窄になっている状況で、岡山県の対外戦略として、カンボジアに行ってみたいななどと、いろんなことを考えております。元気のタネが、もっと欲しいですから。

 一方で、今期は、ひどく忙しくなりそうだなという覚悟もしております。区や地域に関わりなく、あるいは、組織としても、いろんな役割を果たす必要が、かなりあるように思います。



 金平糖のようなゴツゴツシタ人間ではなく、どこから光が当てられても、ちゃんと照り返すことができる「球」のような、頼るより頼られる、求めるより求められる、本当に強く優しい人間にいつかなりたいものだなぁ、と、大学時代に殊勝にも思っていましたが、働き盛りの良い時代に入ったなという実感があります。

 体型が、球のようになってもなぁ・・・。そういえば、今日からプロ野球開幕です!!


 馬場俊英=『陽炎』
  http://www.youtube.com/watch?v=ht0nR7Dn1BQ&feature=related

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2011年4月13日(水)
  【さぁ、議員定数削減の議論を始めましょう!!】
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 本日は、朝起き会出席後、朝一で、洲崎で街宣。

 今回の選挙結果について、いろいろお話を伺うにつけても、やはり議員が多すぎるのではないかという御意見を頂きます。私も、そう思います。


 今回の選挙戦では、議員定数削減を公約として大きく掲げましたが、ここからは、議会内安定多数を確保した自民党内部の戦いという形になるかもしれません。

 もっとも、この選挙で議員定数削減を見送ったのは、国勢調査の結果が出ていなかったというのが、公的な理由であり、改選後、削減の議論を開始する合意はあると思っております。


 他の選挙区(特に県北地域)について積極的に言及する立場には無いかもしれませんが、少なくとも、己の選挙区である南区や岡山市については、政令指定都市になって権限・財源が大きく市にも移譲されているのですから、まずは理屈として、議員定数の削減が可能であると思います。

 なによりも、この2年間は、南区の現職県議会議員は、事実上2人であり、それで、県議会議員が少なくてかなわないという声を聞いたことが無く、南区の定数の4人もの議員は要らないというのが体感です。



 もっとも、私が、どMで、自虐的に、議員の数を減らすのが快感であるわけもなく、ましてや、強権的な大阪の知事や名古屋の市長が言うから、それを言うのではありません。
 あくまで、議会の権能を高めたいからです。


 議会は、あくまで唯一の議決機関です。我々が、議論と多数決をもって、重要な政策の方向、予算、条例について議決をします。知事や市長という首長は、裁量権は持っていますが、あくまで議決に基づいた執行権者です。
 議会が、議決するのです。議員が、決めるのです。

 「地域と行政とのパイプ役になります」などと言う議員もいますが、我々議員は、公務員試験を通られたことで「お上」になった行政に、特別に物事をお願いできる権利を得た「お使い」ではありませんし、ましてや、行政サイドに立った施策の代弁者、説明者でもありません。




 なによりも、民間がこれほど傷んでいる状況の中で、真の行財政構造改革を進めるために、我々議員が詰め腹を切り、痛みを受け止めて、政策を条例を予算を議決する必要があります。

 今年度のように、職員や議員の給与削減を行ったら、石井県政初の収支が黒字になる状況で、むしろ、行財政コスト削減を民間の側に転化し、適正な価格形成や安定雇用を阻害してまで、民間に血や涙を流させる手法を是とするわけにはいきません。

 むしろ、民間が、「座して死を待つよりは」と踏み出した挑戦に対して、行政がきっちりと情報を提供することができる、民間と民間を結ぶことができる、前例踏襲主義や縦割り行政を廃して、どれだけ、機動的に民間のために動けるか。
 そして、民間の元気を引き出して、県民と県内企業の所得を上げて、税収増を図ること。それこそが、本来、行財政構造改革の目指す道だと思うのです。

 福祉施策についても、同じことが言えると思います。現場の声がどこまで反映されているか。なぜ、行政への「お願い」になるのか。公僕たる行政サービス機関が、主権者たる国民よりも、偉いのでしょうか?



 気がついたら、「先生、先生」と煽て上げられて、行政の追認機関に堕したり、タレント紛いの自己実現や就職活動や名誉職の一環として、議員になるような輩は、市民県民にとって、百害あって一利なしです。

 本気で行政と対峙するなら、行政にとって怖い議会、怖い議員でなければ、勝負になりません。そして、もっとも行政にとって怖いのは、選良である議員が、自ら詰め腹を切ることです。

 有権者からの批判の多い議会など、二元代表性の下で選ばれる執行権者の首長とっては、本当に御しやすい相手です。
 否むしろ、議会を仮想敵にすれば、首長が、強権的に政治を行うことは極めて容易です。こうした独裁的な手法は、現状打破には効果的ですが、ポピュリズムがもたらす失政について、極めて大きなリスクもあります。

 敢えて、議論や熟考という迂遠な手続きを踏む議会制民主主義そのものの否定になるかもしれません。
 もちろん、議会が、あまりにも間抜けなら、否定する方が良い場合もあるでしょうし、先見性があり、緊急事態にも的確に対応できる、よほど優秀なトップなら、議会という手続き自体が、無用の長物かもしれませんが・・・。



 ともあれ、執行機関を動かす少数精鋭の政策議決集団にするために、議員定数削減は避けて通れません。そして、それは、改選直後の今だからこそ、喚起すべき議論です。
 それ以外の議会改革も、一挙に進めていかなくてはいけません。



 残念ながら、今回の多くの新人候補の主張の中には、こうした議会改革への思いが、全く感じられませんでした。自己実現型、パイプ役型と、議会そのものに対して、極めて不勉強と言わざるを得ません。


 4期目の自民党議員が、選挙区トップ当選の勢いを駆って、議員定数削減の議論をおっぱじめたく思います。
 向こう傷は避けられないでしょうが、こちとらドキドキする方に行く性分です。

 PRINCESS PRINCESS=『パイロットになりたくて』
  http://www.youtube.com/watch?v=oedh4U4-cZo

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2011年4月14日(木) 【当選証書付与式】
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  本日は朝一で、妹尾で街宣。標準装備として、やって参ります。

 その後、県庁で、当選証書付与式。
 4回目のはずが、なぜか過去2回のこの式の記憶が無かったのですが、今回は、新選挙区で初当選だけに、感慨もひとしお。ただ、これだけ多くの皆様に造って頂いた議席を生かすも殺す自分次第だと思うと、そこにあるのは、嬉しさというよりも、責任であり、喜びを爆発させるような暇も気分も、全くありません。

 一方で、初当選組に関心は集まり、新入生を見る儀式のようなところもありますが、今回は、他選挙区の関心を呼ぶような話題の候補が少なく、ちょっと地味な印象を受けました。それは、悪いことではありません。

 南区は最終盤にきて、本当に恥ずべき話題がありましたが、お互いの健闘を称えあう中で、議会内でも、今回のトップ当選については、高い評価が頂けているのを実感しました。


 こうした形で、議会に帰していただけたことは、本当にありがたいことです。感謝を責任に。


 さっそく、5月の議会人事や議員定数削減についても、四方山話。法的な解釈が可能ならば、少なくとも、政令指定都市・岡山市の議員定数削減は、先行してでも行うべしという議会内世論を作ることができそうな直感があります。
 ともあれ、岡山市で初当選の皆さんとは、県民の皆様のために、次回は、是非、椅子取りゲームをやりましょう。


 それにしても、議会人事で、事務局の中も、ずいぶん陣容が変わっていました。初当選時から、お世話になった方が、そこにおられないのが、不思議にさびしい事務局。ちゃんとお礼も言えぬまに・・・。


 馬場俊英=『新しい暮らしのはじまりに』
  http://www.youtube.com/watch?v=wV4A_hvgTgw&feature=related

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2011年4月15日(金) 【やはり多い議員】
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 本日は倫理法人会モーニングセミナーから、護国神社にお参り。さらに福島で街宣。



 その後、第66回岡山市連合婦人会総会へ。壇上にずらっと市議や県議が来賓で並ぶにつけても、並んでいる当事者として、やはり数が多いなぁというのが、率直な感想。

 来賓の連合町内会会長の御挨拶も、議員定数減に言及され、それに対して、会場からも拍手が。選挙の苦闘を越えたばかりの来賓を迎える言葉としては、酷に思えますが、市民の皆様の代表的な意見であるというのも、冷徹な事実です。しかと受け止めるべきです。

 ただ、第三者機関で議員定数を決めるにしても、法的な根拠を伴うような人選が難しく、本来は、選良の集まりである議会が、民意を察知し、自浄?作用を発揮すべきです。
 少なくとも、独自のアンケート調査は、行うべきだと思います。


 ところで、常任委員会が6つあり、多数決があるので、基本的に構成員は奇数で無いといけないし、議論の活発化のためには、7人程度は必要で、合計42人以上は、議員が必要だというのが、議会サイドからのよくある説明。その上の奇数は、9ですから、9×6は、54人。議長、副議長で、56人。これが、現在の県議会の議員定数です。
 ただ、そもそも6委員会でないといけないのか、委員会の委員数と議論の活発さは、必ずしも正比例しないというのが経験則。

 また、報酬が、10%カットされており、事実上5名の議員定数削減と同様の効果があるというのも、県議会ではよくある説明。ただ、あくまで、臨時的な減給とされていますし、なによりも、報酬も議員定数も削減すれば、もっと効果があるわけで、説得力には乏しいです。

 ともあれ、議員定数の削減論議は、もはや避けられない時代の趨勢です。


 夕刻からは、表町商店街で、岡山県バイコロジーをすすめる会会長として、交通安全協会や交通協助員の方々と自転車利用のルール遵守・マナー向上キャンペーンとして、スローガン入りのティッシュ配り。

 久々の表町商店街。今回の戦いでは、本当に多くの北区の方々にご心配頂き、御支援を頂戴したことを実感しました。

 渡辺美里=『いつかきっと』
  http://www.youtube.com/watch?v=LUazvkmUV8Y&feature=related

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2011年4月16日(土) 【後日談】
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 本日は朝一で、大福で街宣。

 昼前後には、会長をさせて頂いている岡山県洋裁技能協会(技能士会)第39回定時総会。技能士の先生方は、叙勲もある高度な技能の向上のため、日夜研鑽されておられ、第26回技能グランプリ競技大会で、全国2位、3位、さらに敢闘賞に入賞、岡山の洋裁技能の高さを日本に鳴り響かせています。

 ところで、同じ選挙区で落選された岡山県議会議員候補が、告示後の4月8日(金)に「民主党公認」から「無所属」へ党派を変更したことについては、期日前投票も実施されているのですから、結果がどうあれ、まず御本人には、有権者の方々に対して、説明責任があると思います。



 民主党は、選挙中に、候補者に対して、さまざまな批判や誹謗中傷があったことを理由にした辞退届けを受理されていますが、我が陣営としては、期間中に流出した噂(?)については、当然ながら、一切関知もしておらず、正直なところ、本当にすっきりしません。

 政治不信が叫ばれて久しい今日この頃、地方においてまで、こういうことは、辞めて欲しいです。私に問われても、下卑た噂について、いちいち説明する立場にはありません。実に迷惑です。
 この件については、今後ノーコメント。

 それにしても、家族にも疲れがたまっており、本当に申し訳ないです。
 馬場俊英=『小さな頃のように』
  http://www.youtube.com/watch?v=SkO0k93aK74&feature=related

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2011年4月17日(日) 【震災後復興期】
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 本日も、朝起き会からスタート。
 その後、スポーツ少年団ソフトボールの招待試合開会式へ。いわば今日から公式戦のスタート。東日本には、大好きなソフトボールができない仲間達が本当に多くいるので、子ども達には、その仲間の分まで頑張って欲しいものです。


 その後、統一地方選挙の後半戦、玉野市議会議員選挙出陣式へ。自民党青年局の同士であり、結婚出産されたばかりの女性議員ですが、人間として筋が通った岡山が誇るべき素晴らしい地方議員です。今日は、自転車で出陣。
 そこから、海岸まで出ることなく、灘崎ひょうたんまつりへ。


 さらに、防衛協会備前岡山支部総会へ。戦後という言葉がありますが、今回の地震は、震災後という言葉でくくられるほどの時代の変化であると思います。戦後復興期でなく震災後復興期です。

 東京消防庁のハイパーレスキューもそうですが、自衛隊のように、本当に体を張って国を守る方々をしっかり応援できる意識を持つ必要があります。少なくとも、私利私欲と理屈ばかりが先に立って、口ばかりで、傍観者や批評家になったり、何もしない政治家は、本当に必要ありません。偽者が淘汰される時代に入りました。


 町内会のゴルフコンペの打ち上げにお邪魔して、夕刻から藤田で街宣。日が長くなりました。

 馬場俊英=『一瞬のトワイライト』
  http://www.youtube.com/watch?v=pg42c4xqdmc

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2011年4月18日(月) 【『働楽〜ドウラク』】
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 本日は、朝一で、中央卸売市場に。鮮魚、青果、花きと。その後、築港で街宣。その後、雨が降り始めました。地方市場になったとしても、中央卸売市場の県における位置づけを明確にし、県からの支援を行うために全力を尽くします。

 敬老会の移動総会のお見送りをして、県庁へ。午前中は、保険福祉関係についてのやりとりや、河川改修などの説明会開催の依頼なども。いわば、通常の議員活動です。現職の議員ですから、任期は、4月末までで、選挙があろうと、実際は、切れ目はありません。

 昼には、イチバデーの市場に戻り、ふくふく通りのシモショクさんで、関係者で密かななブームになっているボリューム満点のとんかつ定食。

 取って返して再び県庁に。本当は開催自体が珍しいのですが、今期2件目の県連党紀委員会。協議内容が、いわば先輩議員の身分に関することですから、正直なところ、党紀委員であること自体が、本当に嬉しくありません。ただただ、残念です。
 「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」と言いますが、所詮は、私のレベルで、内容について、公に言及できるものではありません。ただ、自民党として、明確に厳しい判断をしたものと思います。


 夕刻には、武道団体連合会の役員会。弓道が事務局で動いていますが、私は、相撲連盟副会長として出席。いわゆる行財政構造改革期間終了後、新武道館建設を求めた動きやイベント開催の検討がなされています。
 その後、異業種交流会出席。

 なんもかんも一緒くたで出てきた一日で、さすがに疲れました。
 馬場俊英=『働楽〜ドウラク』
  http://www.youtube.com/watch?v=mVXyJDidVdY

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2011年4月19日(火) 【楽しい請求書】
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 本日は、既に県施設ではないファーマーズマーケット・サウスビレッジ前の街宣からスタート。今日は、肌寒い風の強い一日です。

 4月28日には、サウスビレッジは、いよいよ市の施設として再オープンです。この間、ロードサイドマーケットのテナント拡張など、市の御要望に最大限応えてきましたし、工事も、ロードサイドマーケットもフリーマーケットも、開催可能な形で、行ってきました。関係各位の御努力に、心から、感謝申し上げます。
 旧灘崎役場から、南区役所の移転が予定されているだけに、灘崎地区の賑わいの核として、県も後は知らぬ存ぜぬではないよう、応援していかなくてはいけません。


 ところで、選挙中の収支報告書の提出も迫っていますが、なにぶん、領収書のヤマに加えて、請求書のヤマ・・・。正直なところ、今回の選挙戦で、ついに、サラリーマン時代からこつこつ貯めて満期になった郵便局の養老年金までをも使い果たしました。未来の展望は、ありません。
 自慢ではないですが、相続放棄していますし、借家ですし、資産は、ほぼ無し。

 世の中の認識は知りませんが、議員など、まともにやれば決して儲かる商売であるはずも無く、今期は、自己資金のみでは、間違いなく持続不可能になり、次期選挙は戦えなくなるということを予め、堂々と宣言させて頂きます。
 むしろ、今までよく頑張ってきたよなぁ・・・・。

 強力な組織も無く、二世議員や会社経営者でもない青雲の志を持つだけの人間が、自力のみで議員活動を継続的に行うのは無理です。私なりに頑張りましたが、無理なものは、無理。
 これが、トップ当選しようが、どうしようが、議員の実態です。

 議員定数削減を申し上げていますが、議員報酬削減を言っていないのは、そうした情けない理由です。誠に申し訳ありません。

 一方で、今回、まるで奇蹟のように支えていただいた皆様に、改めて心から感謝申し上げます。
 今回は、良いこと悪いことひっくるめて、本当に人間がよう見えました

 商売で儲けるなら、朝から晩まで、誰よりもとことん働いて、社会に還元できるほど思い切り儲けたいですが、議員は、家業でも商売でもありません。儲けたいわけではないのですが・・・。
 それでも、生きていくんだ!それでいいんだ!
  玉置浩二=『田園』
  http://www.youtube.com/watch?v=zhDaWzye7kk&NR=1

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2011年4月20日(水) 【ジオラマ移転】
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 肌寒い朝の本日は、JR岡山駅西口で、自民党遊説局の街宣。
 5月以降に人事がありますが、青年局長、遊説局長は、2年ずつで、お役ごめんで良いと思います。定期街宣も、4年で、そろそろ一弁士になりたいです。

 その後、デジタルミューアムへ。岡山市が世界に誇るべきESDに関する催しが開かれていますが、実は、倉敷チボリ公園から救出したコペンハーゲンのジオラマが、閉館した県立児童会館から、こちらに移動してきているのです。選挙中で、引越しのお手伝いができなかったのですが、有志の皆様のご努力で、どっこい生きています。

 終の棲家にはならないと思いますが、美しい倉敷チボリ公園があったこと、守れなかったこと、そこに多くの方々の思い出があること、私自身の戒めとしても、せめて、このジオラマが残って本当に良かった、心からそう思います。

 午後からPTA活動復活。昨年秋以降になって、完全に失礼していましたから、浦島太郎状態。でも、還る場所はありました。子ども達の元気な笑顔は、明日へのエネルギー。
 一方で、中心市街地で起きている悲しい混乱は、無関心でも無責任でもいられません。



 『風にひとりで』
  http://www.youtube.com/watch?v=m3HE6p5coXQ&feature=related

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2011年4月21日(木) 【地域防災計画見直し】
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 本日は、暖かい朝一で、福田で街宣。どうも風邪気味で、疲れがたまっている状況です。

 さて、昨日、岡山県地域防災計画の全面的な見直しに向けたプロジェクトチームが立ち上がりました。議論はこれからとのことですが、実は、新計画そのものの策定時期は、不明です。

 東南海・南海地震を見据えて策定された現計画では、3mの津波を想定していますが、この数字の根拠は、どうも国の想定のようであり、岡山市の防波堤とも言える「児島湾締め切り堤防」を越える想定の倍の6mの津波が来たらどうなるかもシュミレーションすべきだと当局に申し上げました。今回は、想定外の事態が起きているのですから。

 そもそも、締め切り堤防自体、トレーラーが通れないような地盤であり、液状化が避けられない状況の中で、3mの津波ですら、十分に危険です。締め切り堤防を海水が突破、川を濁流が俎上、堤防決壊という最悪の想定外の想定も、しておく必要があるのではないか。

 もちろん、いたずらに不安を煽っても仕方ないですが、東南海・南海地震ならば、2時間後に来る津波に対して、避難場所の確保、避難場所への誘導等、考えるべきことはいくらもあります。


 一方で、駅前の林原駐車場については、ともあれ、いったん行政が確保すべき土地であるようにも思えます。グランドデザインを描く中で活用すべき中心市街地における種地です。



  『いまはおやすみ』
   http://www.youtube.com/watch?v=gT_ohT8H3RE&feature=related

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2011年4月22日(金) 【『つばさ』】
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 本日は、金曜日早朝恒例のモーニングセミナー。児島湾大橋詰めで街宣。

 飛島グループ協同組合さんの「孤独死」を考える意見交換会へ。お隣の席が、井上いつのりさん。なぜか全部、くらーしきーせいぼーと聞こえます。その後、「仏事総合フェア」で、墓石の話など伺って、かなり楽しかったです。
 これから、家族葬が増えていくとのことですが、人生のエンディングをどう迎えるかを真摯に考えておかなくては、遺される者もたいへんです。誕生日は知っていても、Xデーが、いつかは、誰にも分かりません。

 雨が降ったりしてあまりにだるいので、内山下の自然形体院フルスイングへ。全身の疲労感が、かなりすっきりしました。選挙後に、結局、全く休めていないように思います。これは、仕方なか。

 しかし、夜には、会合のはしご。おやじの会は、気の置けない仲間の会で、やっぱり楽しいや。

 私は、キャンディーズでは、ミキ派です。しかし、スーがいなくなるなんて・・・合掌。
 キャンディーズ=『つばさ』
  http://www.youtube.com/watch?v=zQndOSKSfI0&feature=related


 それにしても、自分中心に世界が回っていると思う人が、本当にいるもんだなぁ・・・と思います。

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2011年4月23日(土) 【楽しい収支報告書】
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 本日は、雨の朝、新稔橋で街宣。その後、興陽高校のKOYOぼっけぇ祭へ。
 午後から、選挙に関しての収支報告書の作成。ある程度までの計算や整理は、自分でしなくてはどうしようもありません。本当に楽しい作業ではありません。
 なぜか、選挙に絡んで、東の方で、逮捕者が続出。これまた、すごく楽しくないです。

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2011年4月24日(日) 【「ふぁみりお」開所】
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 本日は、「NPO岡山けんかれん(岡山県精神障害者家族会連合会)」が開設した就労継続支援事業所「ふぁみりお」の開所式。
http://okayama-kenkaren.jpn.org/main3/index.html

 岡山県から委託されて、岡山県精神障害者地域生活支援センター事業(ゆう)の運営をしてくださっていますが、悲願である地域に繰り出した形での事業所開設が、実現したわけです。



 日替わり弁当を300円でお届けするというのは、確かに安いですし、街中において、いわゆる独居老人世帯に、見回りかたがた届けるということでは、さらなる地域ニーズがあるように思います。素晴らしいモデルができそうな予感がします。


 さらに、こうした事業所の開設には、都市計画区域が絡んできたりして結構ややこしいわけですが、市街化調整区域でも開設されてしかるべきだと思います。農作業はもちろん、草刈りを含めて、かなりニーズがあると思います。
 特に、知的あるいは精神障害があられる方の就労と農業については、まだまだ可能性が広がるように感じています。


 その後、お祈りして、奥市相撲場で開催されている岡山県青少年相撲選手権大会へ。願わくば、県内の私立高校に相撲部(あるいは、まずは相撲同好会)が、さらに欲しいところ。
 大相撲にはいろいろありますが、なんと言っても、国技です。相撲パンツや短パンをはいている男子も結構います。


 そこから、ヤングリーグのオール岡山保護者会総会を経て、附中同窓生、関係者で、次期衆議院議員選挙立候補予定者である2区支部長・山下たかしさんを励ます会。

 私は32期で、山下支部長は、33期。先輩と言えば先輩ですが、中学時代の成績からして、もう経歴には、たいへんな違いがあります。
 だいたいが、今でも、「あんたは附中的ではない。(もひとつ意味が分からんですが・・・附幼からなのに・・・)」と言われる中学時代の私の成績や素行は、山下支部長と違い、恩師に、お褒めいただけるようなものは一切無いわけです。

 もっとも、同窓であろうが無かろうが、山下たかしという男は、応援したい男です。



 地方議員の私が、昨年の候補者選考で、基準にしたのは、3つ。
 ひとつは、国際社会で、国益を賭けて、アメリカや中国等と渡り合うために、英語で、法に基づく議論ができること。これは、国会議員が持つべき標準装備だと思います。
 ひとつは、子ども達の未来に責任を負うことができる子育て世代であること。
 さらに、政治的リーダーシップを発揮する者として、己がリスクをとって決断ができること。

 山下支部長は、全てを満たしていました。特に、己がリスクをとれるかどうかは、最重要ですが、総務省に辞表を提出して、自民党の公募に臨んだ姿勢は、高く評価ができます。
 司法試験を通り、法務省で検事を務め、外交官の経験もあり、お子さんが3人いる・・・。非常に良いと思います。

 特に、南区は、2区がありますから、本当に一緒に仕事がしたいです。

 中学時代に見ていた本当に美しいもの。私の永遠のアイドル→岡田奈々=『バイバイ・ララバイ』
  http://www.youtube.com/watch?v=2hGoh0a41FE&feature=related

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2011年4月25日(月) 【選挙収支報告書提出】
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 本日は、選挙に関する収支報告書提出日。早朝からの作業で、街宣ができず。

 午前中は、農林水産総合センター水産研究所の研究棟完成披露式に。
 岡山県水産試験場は、岡山県農林水産分野研究機関の統合で、平成22年4月1日から、岡山県農林水産総合センター水産研究所になりましたが、今どき約3億4000万円かけた新研究棟が、旧栽培漁業センター(資源増殖室)に、オープン。

 移転してきた水圏環境室と開発利用室が、資源増殖室や、津山にある内水面研究室と連携して行う調査・研究活動には、世界的にも生産性の高い瀬戸内海や県内の湖沼河川の水産資源の有効活用のために、大きな期待がかかります。

 特に、最新鋭機器も整備されており、環瀬戸内海圏の各府県や、産学官の連携なの中核施設として、また、願わくば、子ども達の学習施設として、県としても、力を入れていくべきだと思います。

 午後は、選挙管理委員会へ・・・・ここまで時間が、かかるとは・・・。保護司会総会欠礼・・あぁ・・。

 J-WALK=『その胸のヒーロー』
  http://www.youtube.com/watch?v=wkkPQxyFViw&feature=related

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2011年4月26日(火) 【風に向かって、歩きたい】
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 本日は、朝一で、古新田で街宣。

 岡山ライオンズクラブに、久々に復活。戻る場所があって良かったです。

 さて、選挙収支報告書が済んだら、今度は、政務調査費収支報告書の提出期限が迫っています。

 J-WALK=『風に向かって、歩きたい』
  http://www.youtube.com/watch?v=PppREBXiMgM&feature=related

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2011年4月27日(水) 【雨にも風にも】
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 朝一で、JR岡山駅西口で、自民党県連遊説局街頭演説。

 その後、終日、政務調査費収支報告書に関して・・・・。

 J−WALK=『雨にも風にも』
   http://www.youtube.com/watch?v=eqboEWVlIB8

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2011年4月28日(木) 【政務調査費収支報告書提出】
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 本日は、朝一で地域のご要望をうかがって、浦安で街宣。

 妙な冷たい雨が降る中、米倉港に。地域の方と県民局の職員さんと。児島湖一斉清掃の新会場にしたい状況。

 とりあえず政務調査費の収支報告書を提出し、夜の会合では、久々にカラオケまで。



JAYWALK=『何も言えなくて・・・夏』
  http://www.youtube.com/watch?v=luOTma0iLkY&feature=fvwrel

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2011年4月29日(祝・昭和の日・金) 【鯉のぼりまつり】
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 昭和の日。本日は朝起き会からスタート。

 その後、中山下の日専連の森へ。平素の地域の方の清掃活動に加わり、森の部分を専門店会の会員として。昔からある滑り台が、小さく感じられましたが、中心市街地で、森は育っています。


 その後、家族で、箕島鯉のぼりフェア。さらに、表町の栄町商店街、そこから、第14回なださきふるさとまつりと、南北を家族で行ったり来たり。
 しまいには、宇野港で、息子と釣りのような・・・。バケツですくえたのは、クラゲだけ。シイタケで釣られる魚は、おりません。

 昭和は遠くなりにけり・・・。最後の昭和天皇誕生日に、一般参賀で、皇居に行きました。陛下がお出ましになる時、それまでの雨が止んだこと・・・。

 渡辺美里=『I WISH』
   http://www.youtube.com/watch?v=noG3uXJcc9w

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2011年4月30日(土)
          【メガソーラー誘致について(内尾グラウンド)】
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 石井知事は、28日の定例会見で、メガソーラー(大規模太陽光発電施設)の誘致を目指す20カ所の候補地を発表。10件の誘致を掲げていますが、その中には、こともあろうに、内尾グラウンドが、入っています。
http://www.pref.okayama.jp/soshiki/detail.html?lif_id=88787
 私にとっては、寝耳に水。もっと言えば、騙まし討ちにあったような印象を持っています。


 このグラウンドについては、実は、ファジアーノ岡山の練習場として候補地に上がりましたが、内々に、岡山県が断った?経緯があります。この際、岡山市サイドでは、県が、メガソーラーの誘致を行うからだと噂になりました。当時、当局は、これを否定。

 「ゆう」の前の12haもの広大な平地ですが、御案内の通り、このグラウンドの利用頻度は極めて高く、子ども会のソフトボール大会や老人クラブのグランドゴルフ、消防団の訓練など、環境保健センターが貸し出し窓口になり、土・日など、かなり賑わっています。

 駐車場も大きく取れるため、山田のグリーンパークか、この内尾グラウンドが、子ども会のソフトボール大会の主会場になっています。


 ただ実は、この土地は、もともとは県立病院建設予定地として確保されたものであり、現在は、目的が無いままに、保健福祉部が持っていたために、目的外使用として、厚意で、スポーツ大会などに、無償で、貸し出されているのが実態です。
 また、地域の子ども会が、一部草刈りなど行って、管理してもいます。

 要は、使用条例など無いため、目的外使用を公認し、しかし、一方で、最も利用者の要望が強いトイレの整備は、目的外使用のためにそこまではできないと、断ってきた経緯があります。


 正直に書けば、こういう寛大な土地利用自体が、極めて異例であり、「寝た子を起こすな」的に、内尾グランドのトイレ建設要望のための署名活動の展開を私自身が、勧めてこなかった経緯があります。
 これを保護者の方々は、耐えてくださっていました。

 もっと言えば、岡山ドーム横のASPOの移転をこの地に求める声もあったのですが、2億7000万円と伺っている土地を岡山市がスポーツ施設として受けてくださるような話にならない限り、これは、難しいという流れがありました。


 ただ、ファジアーノの練習場の候補地として、皮肉にも、このグラウンドに光が当たってしまったために、こうした使用形態そのものが認識されて、問題視されることを恐れていました。



 私が知る限り、このグラウンドは、行財政構造改革の中でも、遊休土地の処分対象にすらなっていないほど、ある意味、知る人ぞ知るの状態だったのです。



 ここに来て、メガソーラー誘致候補地になったことで、もはや、このグラウンドの実態を隠せるものではなくなりました。そうであるならば、こちらも、公に議論をさせて頂きます。



 しかし、一方で、既得権益が発生しているとは言えませんが、この候補地としての発表の前に、どれだけ、関係者の了解を得たのか、私には疑問です。また子どもたちの可能性を奪うんか?

 もちろん、無償貸与であったことに負い目があるので、一方的な通告で事足りるという判断があったのかもしれませんが、学年変わりのこの時期は、PTAはもちろん、子ども会の保護者の執行部体制すら、整っていない時期かもしれません。
 これで、子ども会にどう連絡がつくのか???どうやってつけたのか???

 なによりも、4月28日の発表自体が、議会無視も甚だしいと思うのです。任期切れの時期直前に、委員会が開催できるわけもありませんし、売却まで視野に入れるとしたら、当然議決事項になりますが、人事異動したばかりの執行部が、何が悲しくて、これだけを急いで発表するのか?
 前年度からの引継ぎですからというレベルの内容ではありません。



 保健福祉部は、目的外利用をさせてやっている、産業労働部は、メガソーラーの企業立地誘致をする、どちらも、スポーツ振興や子ども達の健全育成については、責任を追わない部かもしれません。

 しかし、県民の皆様の土地について、現に利用活用されている県民がいるにもかかわらず、県が一方的に処分の方向を議会を無視して決めることが、正しいのでしょうか?私は、裁量権の範囲を大きく越えていると思います。


 もとより、メガソーラーの誘致を否定するわけがありません。

 ただしかし、子ども会の子ども達のソフトボール大会のメッカでもない、かといって、ファジアーノ岡山の練習場でもない、県の目玉施策とはいえ、企業の判断によって、この場所に、メガソーラーが誘致されて、県民の誰が喜ぶのか???

 例によって、倉敷チボリ公園や児童会館同様、石井県政の子ども達への冷たさを感じます。問題は、現場を見ていないことです。・・・また、やらなあかんのか・・・。

 オフコース=『生まれ来る子供たちのために』
  http://www.youtube.com/watch?v=kEJcjKzZADU&feature=related

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