2009年11月1日(日) 【三温四寒?】
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 三寒四温の逆を辿って、雨が降りながら、少しずつ寒くなっていくのかしら。5時半現在、相変わらず降ってはいますが、西の空が夕焼けになったので、明日は晴れるのでしょう。

 まさに実りの秋。駅前や商店街は、大誓文払いで賑わっていますが、もともとは、今年も豊作の農家の方が、この時期、どどどっと大きな買い物をされたのだと思います。
 中心市街地の活性化と農村部の振興は、実は裏腹なのです。


 今朝は、京橋朝市から、藤田の朝市に飛び、新米なんぞ購入。そこから南商工会福田支所主催の秋祭りに行き、数日分の食材は揃いました。朝から食べまくりです。
 さらに、大遅刻で、岡山県バイコロジーをすすめる会会長として、旭川河川敷のタンデムサイクリング大会へ。視覚障害者の方と二人乗り自転車に乗るということで、笑顔が嬉しいイベントです。
 それにしても、つくづく盲導犬は、賢いというよりも、かわいい優しい性格です。

 しかし、その後は、雨。会葬から、予定が変更しましたが、多くのイベントに、この雨の影響が出なければ良かったですが・・・・。

 明日は、朝8時半から県連の中小零細企業金融対策本部の会合があるため、その前に、朝7時から遊説局の街頭演説。さて、何人の国会議員、県議会議員の先生方に、お越し頂けるかしら?

 なぜ中学の校内の合唱会でこの歌だったのか?『雨の物語』。
http://www.youtube.com/watch?v=lbd-5yNIEnA&feature=related
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2009年11月2日(月) 【雪の高山】
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 恒例のJR岡山駅前での自民党遊説局街頭演説は、異例の朝7時から。8時半からの中小零細企業金融対策本部の前にということでしたが、駅舎の上には、半分美しい虹が架かりました。
 良いことがあるかなと思いましたが、雨は降るわ、県議の弁士は、結局誰も来ず、1時間。これは非常に寒かったです。

 対策本部は、非常に実り多い会になりました。
 10ポイント支持率が下がった鳩山政権を喜んでいるわけではないですが、経済対策については、現実的具体的に自民党が動く責務あります。

 その後、親しい市議会議員の先生方と高山市役所で、たっぷり3時間、都市計画、先駆的な景観条例について伺いました。
 もっとも、高山は、雪。寒いのなんの・・・あぁ奥飛騨に雪が降る。
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2009年11月3日(火・祝・文化の日)【岐阜に負けない岡山に】
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 朝6時前から高山線で、飛騨古川に。ディーゼル車の轟音が心地良く、学生時代、鈍行を乗り継いで、沖縄以外の日本の県庁所在地を全部回った呑気な懐かしさに浸っていました。

 古川はいうまでもなく、連続TV小説「さくら」の舞台ですが、単純に吹雪いていました。10分少々で折り返し、高山に戻りました。
 全国どこに行こうと、乗り鉄は、我が家の基本。


 壮大かつ歴史的な大祭を経て、帰路、岐阜市に寄りました。
 高山市からすると、ずいぶん距離があるように思えます。

 岐阜県は、人口が約210万人で、人口は、10月1日現在42万1371人。広域合併をした政令指定都市・岡山市とも、比べやすい県・市の規模です。

 特に、今年が、岐阜市政120周年ということで、JR岐阜駅前は、イメージが一変。驚きました。面積26500uと、全国一の規模の駅前広場ということで、U字形の歩行者用デッキなど名鉄岐阜方向にも続いており、47階建ての巨大タワーや、お洒落な複合商業施設も建ち、さらに、37階建てのビルも着工とかで、大都市の風格がありました。

 また、市民病院の改築整備も進んでいたり、10路線と非常に細かくコミュニティバスが走っており、さすがに信長の街という雰囲気があります。


 ところで、岐阜と言えば、J2のFC岐阜。
 ラスト3戦、3万人計画ということで、3にまつわる特典で観客増員を図っていますが、岐阜新聞によると、岐阜市は、生涯スポーツの振興を狙った新規事業の障害者・高齢者体操教室を財政難のFC岐阜の支援策として委託。

 あるいは、社団法人南法人会で、「税ってな〜に」という小冊子で、FC岐阜の選手がマンガで出てきて、税の仕組みの啓発とチーム支援との上手いコラボ。

 府中駅や浦和駅や川崎駅でも、応援フラッグが目につきますが、FC岐阜も、頑張ってます。


 同じ新聞で、自民党岐阜県連が、年度当初予算に向けて、友好団体のみならず、個別具体的に市町村からもヒアリングしたとのこと。これは、岡山でもできんかな・・・。
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2009年11月4日(水) 【足守川パイプライン】
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 本日は、恒例の遊説局街頭演説は高島屋前。弁士は、県議2名。それにしても、実に寒かったです。こうして冬になっていくのであります。ここからの継続が、一番厳しいです。

 今朝は、まずは昨日の岐阜県連の動きを参考にした活動の根回し。さて、功を奏するかどうか分かりませんが、これはやってみなければ分かりません。まずは動くことです。

 少なくとも、民主党県連が、地方自治体の請願・陳情を県連で一元化して受け付けて、中央の幹事長に一本化で繋ぐという試みは、憲法の請願陳情権に違反している可能性すらあります。
 三権分立にも、国権の最高機関が国会であるという規定も無視する政府与党一元化という試みは、自民とすらなし得なかった一党独裁体制ではないかしら。


 午後には、市役所で、足守川パイプライン見直しについて、地域関係の方々と協議。その後、農政局に。

 地方としては、有効性を認め、直轄事業負担金があるからこそ、共産党議員の再々質問に対して、知事は推進の立場の答弁を幾度もしてきたわけですし、最高裁も水利権を認めているわけですが、あたかも、ある日突然、国から梯子を外されたような形です。政権交代以前のことですから、解せない部分があります。

 もちろん、問題は、地方の面子などではなく、仮に、事業中止にしたとしても、有効迅速な代替案をもって、実際に興除地域に、百十年来の懸案である安定的な美しい水の供給をどう確保できるかです。
 野党ですが、自民党の地方議員としては、責任重大です。


 今夜は、泉田事務所近くで、一献傾けるため、敢えて、天満屋バスステーションからバスで戻りました。最寄りのバス停は、芳田郵便局前ですが、一日、9便、280円。タイミングが合えば便利。
 30号まで出れば、本数は増えます。

 中心市街地にいたばかりに、実際のところ肌で分かっていない部分がありましたが、改めて、公共交通機関のありがたさに気がつきました。また、課題も感じることができます。
 逆に、街に出るという感じが分からないと、中心市街地の活性化というのも、非常に手前勝手な話になるわなぁと思えるあたり、視野が広がってありがたいです。


 そう言えば、三菱水島FCが、かかる経済状況もあってJFLから撤退するということですが、昨年の「岡山ダービー」で、『この街に太陽は2ついらない』という横断幕が掲げられた、大先輩へのそのレスぺクトのなさに、斜陽の自民党を重ねながら、興醒めして非常に悲しい思いをしたのが思い出されます。
 本当に、ただただ残念なことです。辛いですね。
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2009年11月5日(木) 【気象予報士=淵岡さんを讃える】
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 本日は、以前、犬に吠えられた地点から、かなり北上した千両街道で、街宣からスタート。ある意味、浦安でも唐突な場所。
 
 年に一度あるかないかですが、酔った勢いでカラオケで歌いまくり、午前1時前に帰宅なのに、5時過ぎに起きて新聞を読んで、7時半に街頭に立つ自分に酔いしれて、しかも、結構、知り合いの方が自動車で通られたので、気がついたら、嬉しくなって80分、喋り続けました。
 しかし、午前中はもちましたが、午後になると、PTAの会合でもだるく、やはり、年を感じています。なかなかに無理はできません。
 で、現在、頭が回っておりません。
 
 
 それにしても、かなり広義では、妻と似たタイプのNHK気象予報士の淵岡友美さんには、街宣を始めてから、毎朝、エネルギーが貰えます。こういう知的で清楚な女性が、祖国日本にいる喜び!
 いや〜受信料の払い甲斐があります。
 
 午前4時41分頃からは、スタジオ内の淵岡さんを、世界の天気には全く関心がありませんが、かなり長く観ることが出来ます。ただ、そのためだけに、この時間に起きるのは、しんどいです。 続いて、5時41分頃は、もう淵岡さんは、渋谷に出ています。それから、引き続き、渋谷で、6時14分頃。あぁ寒くなってきてるんだなぁ、淵岡さん、風邪引かないでね、と心配になります。
 それにしても、こうして夜が明けていくんだなぁというのが、実によく分かります。
 
 こうして、淵岡さんが、朝っぱらから寒い思いをしてるんだから、僕も頑張らなくっちゃ!素直にそう思えるのでした。多分、全国にそういう仲間がいるに違いないと思います。皆、頑張ろう!
 逆に淵岡さんがいない土・日の朝は、街頭に行かないのでした。
 
 6時53分頃、NHK岡山の肥満されたアナを見て、家を出るわけですが、それにしても、いったい私のプチ淵岡情報が、皆様のなんのお役に立つというのでしょうか???
 
 毎度毎度、馬場俊英といい、今日の淵岡友美さんといい、実に個人的な話ですみません。ただファンだというのを言いたかっただけの気の抜けたような・・・・。

 じゃ、鉄ちゃんの息子が好きな馬場俊英=『君がくれた未来』
http://www.youtube.com/watch?v=OGJjtDN7V4c&feature=related
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2009年11月6日(金) 【深まる秋に】
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 松井のMVPを祝うような秋らしい素晴らしい天気の一日です。

 この度、全国都道府県議長会から、全国議長会自治功労10年表彰を頂戴することになりました。同期には、参議院議員になられた立派な先生もおられますが、3期の議員の7人が対象です。
 支えて頂いた皆様に、心から感謝申し上げます。

 10年の答えは、事務所引っ越しをするリスタートではありますが、「こころ」が3400号以上あるので、確かに歩んではいるのかしらと思います。ただ、まだ道の途中です。


 今朝は、北区と南区の境の新保の交差点で街宣。白バイの警官が取り締まりをしていて、ドライバーからは、私が、「死角?」をつくってしまっていたような気もしています。
 時々私の背後から、ウィィ〜ンとサイレンを鳴らしながら白バイが出て行くのにはドキドキしました。逆恨みされているかもなぁ・・・・。

 その後、秋の総合グラウンドを満喫しつつ、少しだけ、桃太郎アリーナのサブ体育館で、岡山けんかれんさんの卓球大会を観させて頂きました。アリーナでは、子ども達のフェスティバルも、行われていました。

 その後、詳細は書けませんが、農政局に。
 野党ですが多数党の県議会議員として、国に強く要望することも、「あると思います」。代わりがいない良い仕事にしなくては・・・。


 いったい何が幸せかというのは、つくづく分かりませんが、事務所を越す整理の中で、第3コーナー付近の気もする自分の人生の結末をどうつけるもんかなぁ?と、しみじみ考える年頃にもなりました。
 だいたいが、あんまり残したりしない方が良いんではないかと思います。場合によっては、ただの迷惑・・・。
 それにしても、生き死にが、リアルになってくる世代です。

 吉田兼好は、『命長ければ恥多し。長くとも、四十(よそじ)に足らぬほどにて死なんこそ、めやすかるべけれ』と書いていますが、とっくに「適齢期」を過ぎ、思えば、これからも恥だらけの人生なんだろうなぁ・・・。それでも、まだ生き続けなくては・・・。
 
 ↓多分、これを観て泣かない父親はいないのではないかと・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=GKeFchIOJGE&feature=related


 それにしても・・・・つくづく、親も年を取ってきました。敬老の日の催しでは、良い人ぶっていますが、両方の親に対して、非常に冷たい息子のように思います。もし、急な別れがあったら、きっと悔やむことになるなぁ・・・。そういうことも考えるのが、秋です。 

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2009年11月7日(土) 【盛秋】
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 野菜をたくさんゲットした素晴らしい秋の日!

 朝一で、灘崎に行き、さらに、曽根学区のコミュニティ祭りへ。
 駐車場が稲刈り跡の田んぼで、改めて、空の広さに感動しました。やはり、足守川パイプラインの話や、子ども達が、夕焼けや星空を自然に見ることについての効用などが話題に。漬け物が、非常に美味しかったです。

 そこから、灘崎町文化祭に。漫画家=岩本ナオさんは、桃源郷の奧迫川出身。こないだ、カラオケをした公会堂も、大山桜も、なにげに原画に描かれています。
 また、瓢箪の話を聞かせて頂き、大いに勉強になりました。さらに、ファーマーズマーケット・サウスビレッジの話題も。これは、なんとかなるんじゃないかな、と思います。

 その後、岡南地区で開催する岡山港改修事業の説明会の案内で回っていて、あっというまに、日が暮れました。

 会いたい人が一杯いる、毎年お邪魔していた高松や一宮の公民館の文化祭を少し遠くに、切なく感じながら、足守川パイプライン、ファーマーズマーケット・サウスビレッジ、岡山港改修事業という大問題に関わって、なんやかんや、答を出さなくっちゃいけない仕事をさせて頂いているような感も、なきにしもあらずです。
 なによりも、たくさんの出会いがあり、守りたい場所や人が増えていきます。でも・・いつかきっと・・・。大きくなりたいなぁ・・・。

『街が泣いてた』http://www.youtube.com/watch?v=MYK3icrfFnY
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2009年11月8日(日) 【南南西に進路を取り】
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 午後3時半現在、少し暑いぐらいの素晴らしい秋の日。

 朝起き会に間に合う時間に起きられず、今朝は、まずは後楽園で、「岡山タンチョウの日」設立記念式典。
 岡山県は、野生のタンチョウが飛来するような自然環境にはなかったわけですが、後楽園とタンチョウの関係は深く、自然保護センターでも多く飼育されています。

 豊岡のコウノトリセンターも、周辺農家はじめ、まちづくりとして、たいへんな努力や課題があり、例えば、タンチョウが街中を飛翔するということについては、非常に困難が予想されますが、今日のような園内の飛翔については、観光的見地から、もう少し定期的に行われても良いのではないかと思います。

 それにしても、飛ぶタンチョウは美しい上に、本当にでかいです。
 そういえば、平和町北部町内会には、「つるの玉子」という銘菓があります。「米のなる木」と一緒に、是非一度ご賞味下さい。

 また、今日は園内では、協同組合岡山呉服専門展会主催の岡山きもの園遊会(「岡山きもの文化博」)も開催され、和服姿の女性も多く、秋の後楽園も、ひときわ美しく染まりました。


 そこから、第二藤田学区のコミュニティまつりに、浦安の敬老会と続き、現在、岡山港改修事業説明会の案内中です。
 今日は、お世話になっている松本亨先生のダンススタジオのパーティーや異業種交流会=サミット21の例会も夜まで続き、早々に失礼させて頂きます。

 また、明朝は、街宣後、空港から県外調査に出発のため、多分2日ほど、「こころ」休みます。

 なんかもう慌ただしいですが、元気でなによりです。ただ、気になって仕方ない地域のこともあるのです。『五番街のマリー』で泣く私。
http://www.youtube.com/watch?v=mECyMGIIiyI

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2009年11月9日(月)【県外調査へ】
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 曇り空の朝。これから地域振興・観光・金融・雇用対策特別委員会の県外調査で、内地を離れます。やはり、観光が付託事件になっているため、他の委員会よりも自由度が高いということでしょうが、昨今なかなかに珍しい視察先ではあります。
 今夜からは雨だそうですが、こんなもんでしょう。実は、明日の夕刻以降の自由時間は、個人で、レンタルサイクルを借りていますが、乗れるかどうか。
 
 そうはいうものの、普天間基地の県内外移設問題に、事業仕分けに思いやり予算の削減を含むなど、政権交代に伴って、さらにクローズアップされている沖縄の問題が大きくあります。
 少しでも肌で感じて参ります。。明後日帰岡です。
 
 まずは、これから福田で街宣に立って空港に向かいます。
 
 今週も元気に頑張っていきましょい!
http://www.youtube.com/watch?v=wVaQq0CoYeI
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2009年11月10日(火)
 
2009年11月11日(水) 【沖縄徘徊】
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 2泊3日の県外調査を終え帰岡。やはり岡山は寒いです。

 想像以上に、ほとんど雨が降らず、快適であったのですが、この時期、調査先が、宮古島と沖縄本島ということについては、地域振興・観光・金融・雇用対策特別委員会で、観光が付託事件とはいえ、幾ら何でも報告にし難いと思っていましたが、なにしろ考えさせらることが多い調査でした。

 特に、あらゆる施策において、国との関係が本当に濃いということで、普天間基地をめぐる問題についても、那覇から宜野湾まで、夕方から国道58号をレンタサイクルを漕ぎながら、いろいろ考えました。


 私が最初に沖縄を訪ねたのは、代議士秘書時代の友人の関係する団体主催の非常に中身の濃すぎるスタディツアーでした。

 ほとんど観光地には行かず、普天間基地を眺める展望台に行き、当然、キャンプシュワブ、辺野古も観て、ひめゆりの塔ではなく他の塔に、慰霊塔では、日本政府のものでなく、韓国人の方のそれに、反戦地主の知花さんを訪ね、集団自決があったガマに入って、宿舎は、皆で雑魚寝するという体験から、そもそも沖縄が観光地であるという認識が、もともとないわけです。

 最初がそれですので、先の大戦で捨て石にされたような悲劇の島であることと、時間を忘れる脳天気な雰囲気との間に、常にギャップを感じています。その後、4、5回は、沖縄に行っていますが、最初の印象を越えることはありません。


 加えて、道州制の議論のときには、沖縄は単独州ということですが、那覇を中心に、東に北大東島、北東に喜界島、西に与那国島とコンパスで円を描くと4〜500kmの大円になり、那覇を大阪に被せると、西は神奈川県、東は、九州をすっぽり囲む大きさになることに、なるほどと思います。そういうスケールで考えないと、見誤ることがあります。

 人口140万人のうちの1割の方々が、離島に住まれていて、国管理空港は1つですが、地方管理空港は、12にもなります。

 以前は、北海道開発庁と沖縄開発庁というものがありましたが、ある意味、戦後補償的な要素もありますし、なによりも、国防上の観点も加味されて、単純な地域振興という括りでは考えられないということを改めて痛感しました。

 いずれにしても、沖縄については、軽々に語ることができるものではありません。


 それにしても、例えば、那覇から352kmの宮古島の地下ダムについては、山や川がない島では地下水をくみ上げていたわけですが、サトウキビやマンゴーなど農業の用水確保のために、水を透しやすい琉球石灰岩と水を通しにくい島尻層の二層からなっている地下にダムを造ったという農林水産省の大事業です。

 パイプラインを引いて、総額1000億円。ただ、児島湖の締め切り堤防のような問題が、地中で発生する恐れを感じました。

 その他、幾つか島々の間に橋が架かっていますが、現在、伊良部島との間にかかるものが、300億円。
 人口約5万4000人の島ですが、政権交代に関わりなく、地域振興のためのこうした額の事業は、今後も行われていくと思われます。


 また、嘉手納基地に近い沖縄市では、ミュージックタウン音市場を核とする市街地再開発事業が行われていますが、ハード面では、防衛省の9割補助、ソフト面でも、厚労省の補助が出ており、国策も絡んでのまちづくりとも言えると思います。

 ある種のリスクもある暮らしの中で、その是非など、これも単純に議論はできません。


 県庁でも、コールセンター設置の支援などの情報通信基盤の整備も、行政と防災を一体化したネットワークづくりであったり、いわゆる過疎地域や中山間地域の振興とも違う、国が大きく絡む施策であり、一概に比較の対象にならないことを強く感じました。

 しかし、それゆえに一方で、政権交代の影響がいかほどあるのか、これもまた地域には、心配な要素です。ともあれ、常に国の干渉下にあり、地方分権、地方主権ということを他の府県とは、同列には論じられません。

 それでも、違いすぎるからこそ、たいへんな刺激を受けました。
 

 ちなみに、沖縄県は社会増で、毎年7000人の人口増。離島も、横ばいで、失業率が全国に比して、非常に高い状況で、実は、積極的な移住促進計画を進めているわけではありません。

 むしろ、今年度の収入目標が、4851億円の観光産業では、観光客年間630万人から、外国人も含めて、1000万人を大目標にしていますので、沖縄旅行が好ましいと思います。
 本来は、観光で、少しでも、国からの自立を目指すというのは、あるべき姿のように思います。

 変な話ですが、基地問題を解消するために、沖縄経済を支えることが必要だとすれば、我々が、沖縄県に旅行するというのが、一番できることと言えるかもしれません。


 それにしても、ベルリンの壁が崩れて20年、それでも、沖縄といわゆる本土の壁が、無くなっているように思えません。

 どれだけ、基地問題に、我々が関心を持っているでしょうか?特に、基地問題が連日一面の地元紙と全国紙の報道のされ方が、全く異なります。ちなみに、ご案内の通り、沖縄には、全国紙も午後にならないと届かないわけですが・・・。

 普天間基地の移設問題について、鳩山首相は、民主党の沖縄ビジョン同様、県外か国外移転が持論と思われますが、北沢防衛相は、辺野古移設容認発言。
 一方、岡田外相の嘉手納基地への統合案発言の撤回を求め、7日には、嘉手納町で、2500人集会。
 8日には、辺野古移設計画撤廃・県内移設反対を求めて、宜野湾市で2万人集会。この会には、自民党は不参加だったようです。

 特に、8月の衆院選では、全4選挙区で、辺野古移設反対を掲げる候補が当選し、民主党政権の県外移設に期待感があるわけですが、明後日のオバマ大統領来日の首脳会談では、米国は、辺野古移設を要求しているものの、主要議題としない方向のようです。

 しかし、閣内不一致が云々というよりも、県民が振り回されている感があり気の毒です。

 とは言うものの、神奈川県知事の発言が大きな問題になっていますが、こうあるべきだというのは難しいところです、ただ、岡山県民は、本来は無関心であって良いはずがないのです。
 というのは、直行便が飛んでいるという以上に、辺野古移設の議論は、まさに、橋本総理時代に、なされたものだからです。


 話はがらり変わりますが、昨日の夜に引き続き、今朝、レンタサイクルで、国際通りや公設市場を午前6時過ぎから徘徊しましたが、8時頃、自民党広報車=「あさかぜ」が!
 なんでも、岡山県連遊説局と同じ水曜日(私がいないので、今週は木曜日ですが)が、定期街宣日とか。
 沖縄の自民党というのは、想像しただけで、きつそうですが、全国に踏ん張っている仲間がいることが、単純に嬉しゅうございました。
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2009年11月12日(木) 【奉祝 天皇陛下御即位二十年】
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 本日は、天皇陛下御即位二十年の記念の日。平成2年の即位の礼から満二十年。東京では、奉祝国民祭典が行われましたが、岡山県でも、奉祝行事が行われ、提灯パレードも。

 私も式典とパレードに出席させて頂きましたが、これほど殺伐とした事件が続く、いわば人心が荒廃している状況の中、我々が自分のことですら精一杯であるにもかかわらず、あらゆる私心を廃して、日本国の安寧と国民の幸せを祈って下さる方がいて下さる、そのことに、ただただ感謝の気持ちで一杯です。

 ご成婚五十年でもあられますが、天皇皇后両陛下が、いつまでもお健やかであられますよう、さらに、御皇室の弥栄を心からお祈り申し上げます。
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 肌寒い朝、JR岡山駅前で、遊説局の街頭演説。
 その後、四方山ありましたが、概して良い一日でした。

 もっとも、明日の常任委員会では、国庫補助事業の事務費について、1億4400万円が目的外使用、不適正処理に当たると会計検査院から指摘されたことが、問題になりますが。

 また、昨日からの国の事業仕分けですが、なにか、財務省の片棒を担いでいるようで、地方への影響を含めて、どうなのかなとも思います。ただ、インパクトがあるという意味では、評価すべきなのでしょう。


 良いことのまずは、22日の馬場俊英のコンサートチケットの席が、1F13列目で、家族で行くには、良いところが当たったなと思います。
 ちなみに、小3の息子は、あるいは会場で最年少になるかも。

 次に、新聞によれば、元オリックスの山口和男投手が、昨日の12球団合同トライアウトで、10球中9球がストレート、147kmの快速球を投げ込んだとのこと。
 結果はどうなるか分かりませんが、清々しいです。

 3つめは、10月30日に、吉備人出版から『児童虐待 おかやまから116人の提言』が出版されたこと。昨年の所属委員会の関係で、他の数名の議員と一緒に、私も寄稿しています。
 もっとも、「こころ」同様、やはり誤字脱字があり、結局、文章を書くのが早い分、非常に雑だということでしょう。
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2009年11月13日(金) 【不適正経理】
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 13日の金曜日、おめでとうございます?
 本日は、30号藤田で街宣して、南方地区の秋の防災予防運動で、かわいらしい幼稚園児や保育園児を見て、農林水産委員会へ。
 さすがに子どもの学習発表会は、行けませんでした。

 農林水産委員会では、会計検査院実地検査及び内部調査の結果で、農林省と国交省の国庫補助事業事務費に係る不適正経理が発覚したということで、説明の執行部全員が陳謝。
 裏金の温床となる預け金や私的流用はなく、むしろ、事業の執行にあたり必要とされる適合範囲の解釈の問題もあり、微妙・・・。

 それでも、加算金を加えて返還の補正予算が、約7900万円。これは、公金である以前に、財布の出所が、国民かつ県民。様々な意味で非常に馬鹿馬鹿しい話です。


 私は、昨日の事業仕分けで、廃止されそうな耕作放棄地再生利用緊急対策について問いました。

 要は、使われていないから要らないという判断が机上ではできるのですが、問題は、制度として使い勝手が悪いことであり、耕作放棄地対策は、やらなくてはいけないこと。要は、制度論です。
 ましてや、夢づくりプランでは、耕作放棄地ゼロという、無茶な数値目標を我が県は立てようとしているから、なおさらです。
 よもや、そのまま放置して、原野に戻し、地目を農地から変えることで、解消しようということではあるまい・・・。

 ともあれ、財務省の手先となり、一刀両断に断ずる快感に目覚めるのは、御自由ですが、地方が、ぶった切られるのは、我慢がならないです。


 昼には、議員総会。

 来夏の第22回参議院議員選挙岡山県選挙区は、本来は自前で行きたいところですが、候補者を公募するのが確認されました。
 私が応募する可能性だって、もちろんゼロではありませんが、要は、自民党として、野党だろうが、相手が参議院議長だろうが、「逃げている」という印象を県民の皆様に与えるわけにはいきません。

 また、片山虎之助前参議院議員が比例代表選挙(全国)で公認候補として出馬されたい意向があられることも確認されました。
 比例候補となると縁の候補も多く、悩ましいこともあります。


 それぞれの自民党の部会に別れて、午後から夕刻まで、来年度の岡山県予算に関する各種団体個別懇談会。
 どうしても政権交代の影響は気になりますが、地方の多数党として、最大限努力して参ります。

 
 その後遅れて、ベトナム・ロンアン省のセミナーへ。
 なんせ沖縄帰りの身としては、この際、ベトナムに行きたいわけですが、ロンアン省というのは非常に良さげな感じです。
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2009年11月14日(土) 【時間貧乏】
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 薄曇りから秋の美しい青空に。

 今日は、息子の誕生日で、9才になりました。10年前には存在していなかったわけですが、私の人生は、彼がいなければ、多分もうやっていけないだろうと思います。別にすがっているわけでも、期待をしているわけでもありませんが、間違いなく、彼がいることが、私が今、生きている理由のひとつです。
 それにしても日々いろんなことをしでかすので、実に面白いです。


 一方で、お世話になっていたTさんが亡くなられました。
 北区で最も会いたく、しかし、辛すぎて辛すぎて、最も会い難かった方で、いつかこういうお別れの時が来るんだろうとは思っていました。秘書時代から、あるいは、地域で、最も長い時間話をした方だったかもしれません。

 あの旧道を行っても、二度とTさんに、お会いすることはないのかと思うと、もっともっと辛くても、行っておくべきだったと悔やまれてなりません。納屋の中でパイプをくゆらせながら、ずいぶん長い時間お話もできました。コーヒーに焼酎を入れると甘い・・・・。
 今ならば、もっともっといろんな話ができたかも・・・。

 出会った方とは、必ず別れがあるのに、常に新しい出会いを広げていかなくてはいけない因果な仕事です。しかも、時間貧乏です。
 かといって、「さよならだけが人生だ」とは、やっぱり思いません。

 私から「さようなら」を言うことはないです。


 本日は、公民館の文化祭を幾つかまわりながら、南区文化センターの必要性や、まだ興除もない昔の備中の地図を見ながら、足守川の大切さを学んだりしました。
 一方で、地域の文化祭では、思い出す笑顔が幾つもあるのに、なかなか会うことができず、少し淋しいですが、これからです。

 それにしても、政治の根本は治水、やっぱり水なのだと思います。そして、日本には資源がないと言いますが、実は、水がある、そのことが世界有数の先進国になった要因だとも気がつきます。

 気体にも、液体にも、固体にもなる水は、あたかも神のようですらありますが、水の流れの歴史を知り、初めて地域のことが分かる、そのことは南区で思い知らされています。
 しかし、そのことは、どこにでも当てはまります。


 午後からは、29日の久方ぶりの中心市街地落書き一斉消去活動の下準備。確かに落書きは減ってきました。ただ、この活動が辞められる状況にもありません

 一方で、改めて移り変わる地域の姿に、強烈な疎外感を覚えました。若者に押し出されるような感じが、街にはあります。
 ただ愛して欲しいし、そこを愛する人がいることを知って欲しいと思います。世界中のどこに行っても、そこが『故郷』の人がいます。
http://www.youtube.com/watch?v=-iVQ3r467pI&feature=related

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2009年11月15日(日) 【市議逮捕】
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 昨日、農地転用許可をめぐって現金の授受があったとして、岡山市議が、収賄の疑いで逮捕されました。全国紙にも掲載される大きなニュースで、市議会もたいへんなようです。

 昨夜、某所で、農業と消防の誇りについて、地域の消防OBの方々から熱いお話を長時間伺ったのですが、疑いが事実ならば、農業に従事される方々の誇りを汚すものであり、極めて残念です。


 今朝は、朝一で、師友会。護国神社正式参拝からスタート。

 その後、少林寺流錬心舘岡山地区空手道選手権大会開会式。私も、力のない優しさは、ただの甘えであり、優しさのない力は、悪であると考えていますが、人間形成に重点おいた御指導で、青少年や幼児の姿が、本当に清々しいものがあります。

 そこから、月参りを経て、岡南神社に。家族連れの七五三で賑わっていました。
 とって返して、三軒屋駐屯地創立54周年記念行事へ。自衛隊の活動には、野党である自民党は、非常に深い理解があると思いますが、立派な与党の参議院議員の先生が、国防について語られていました。
 インド洋給油活動停止、普天間基地問題先延ばしなど、非常に気にはなりますが、野党としては、祝賀会食のオードブルの刺身が、本当に美味しくて良かったです。

 そこから、会葬。久方ぶりにお会いする方も、多くおられましたが、こんな形で残念でした。いろんな事が思い出されますが、必ずいつか喜んで貰えるように、頑張るしかないです。
 ただただ感謝を込めて合掌。


 午後3時前に、やっと地元の中央学区の行事、ふれあい祭りに合流。PTA役員であり、おやじの会会員であるにもかかわらず、撤収作業しか手伝えていないわけですが、それぞれが歴史が古い伝統学区が統合した中で、初めての試みも多く、非常に重要な意味のある会でした。
 もっともっと長くいたいのですが、それでも行けなかった行事があったことも含めて、今日は、いっぱいいっぱいでした。

 それにしても、冗談のように、あっという間に日が暮れます。
 なんせまた一週間、頑張っていきましょい!

 改めまして、馬場俊英=『スタートライン〜新しい風』
http://www.youtube.com/watch?v=kpsNmCiDy9Q&feature=related
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2009年11月16日(月) 【腰痛の季節】
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 朝一で、中区の橋のたもとで街宣。
 急激な温度変化、食い過ぎ、不自然な格好の三要件を満たし、軽い腰痛でございます。皆様も、どうかご注意下さい。
 普天間基地移転問題で、総理と外務大臣が見解不一致。経済指標の漏洩。年末に向け早急な景気対策が必要ですが、不安。


 本日は、2つ催しの御案内をさせて頂きます。

《TAP DANCE SHOW 『TEN from TAP』》
  11月21日(土)第1回=午後3時から 第2回=午後7時から
              前売り 3000円 当日 3500円
    於 西川アイプラザ

  ※ 実は、私も、きっちりとしたタップダンスを観たことがありま
    せん。知人の御令嬢が頑張っておられるのであります。

 
《シンポジウム 里山・里川 流域から考える里海づくり
            「世界の宝石ー瀬戸内海」を磨く 》
 
  12月6日(日) 午前の部 11:00〜12:00 パネル展など
           午後の部 13:00〜16:15 活動発表
                            シンポジウム
               里海=日生漁協
               里川=旭川流域ネットワーク
               里山=新庄村
    於 県立美術館ホール


 今日も、馬場俊英=『君はレースの途中のランナー』
http://www.youtube.com/watch?v=Y0ZtYJsyz6c
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2009年11月17日(火) 【冷たい雨 御自愛下さいませ】
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 朝一で洲崎で街宣。雨で3倍、雪で5倍、街宣を辞めようと思いますが、そういう日こそ行くべきだと思い、頑張るのですが、さすがに今日は寒かったです。これからが、しんどい季節です。
 結局、今日は一日、雨が降り続きました。これから、段取りさせて頂いた岡山港の改修事業の地元説明会。

 良かったのは、泉田事務所が、少しずつ片付きつつあることぐらいですが、年末大掃除と一緒に整理整頓を頑張ります。

 ところで、息子のクラスも明日からついに学級閉鎖になるようです。インフルエンザも、ここから益々本格化していくものと思われますが、全国的に気になるのは、授業の遅れです。
 ともかく気温の変化が激しく、最も体調を崩しやすい季節です。皆様、どうかくれぐれも御自愛下さいませ。

 どうせ今日も馬場俊英=『ただ君を待つ』
http://www.youtube.com/watch?v=yzAa7s2amv8&feature=related
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2009年11月18日(水) 【祝岡山一宮高校30周年】
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 本日は、非常に寒い中、高島屋前で、自民党県連遊説局の定期街宣。弁士3人で、いつもよりは楽とはいえ、本当にこれから正念場です。

 母校岡山一宮高校は、今年創立30周年。
 振り返る暇はなく、一期生は、今日も走るのみです。
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2009年11月19日(木) 【参議院候補公募へ】
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 朝一で妹尾で街宣後、農林水産委員会。

 これまで焼却処分されていた河川敷刈草を飼料として利用する取組が今年度から行われていますが、現実問題、三大河川の国土交通省岡山河川事務所の管理しているところが中心のようで、ちょっとがっかりしました。
 やはり、県管理河川のアダプト事業と絡めてという話にはならないようです。幾ら無料でも、異物混入ということを考えると、そもそもが、ある程度は管理されていないと、飼料には成りがたいです。

 ところで、事業仕分けで、農道整備事業の廃止ということが言われていますが、21年度は、県では、約16億6800万円で、国庫から約8億7000万円出ていますから、廃止の影響は、地域には、計り知れないかも。
 さらに、農村基盤整や漁村整備やかんがい排水事業も削減が予想され、集落排水事業は、財源を移して地方へ移譲とのことですが、ともかく詳細が分かりません。


 午後には、自由民主党岡山県支部連合会総務会及び選挙対策委員会が、開催され、第22回参議院議員選挙については、候補者を公募することと、片山前参議院議員の比例代表選挙(全国区)からの自民党公認として出馬の意向が確認されました。

 全国的に公募の動きが多くありますが、単純に県議会内から候補を擁立できないこと自体が問題でもあり、誰か良い人いないでしょうか?などと思うこと自体、自分自身が、情けないと言えば情けなくもあります。

 国会では、早くも強行採決が行われ、官房機密費は非公開で、まるで自民党みたいな新政権ですが、結局、自民党が政権復帰するのではなく、民主党が自民党のようになるというのが、一番ありげな話ではあります。で、自民党はと言うと・・・。


 ともかく、淵岡気象予報士と妻子と馬場俊英に助けられて、今日も走るしかないのであります。『センチメンタルシティ・マラソン』
 http://www.youtube.com/watch?v=DzTKvJuhKrE
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2009年11月20日(金) 【出そう!空元気】
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 今日は、久方ぶりに気持ち良い秋の日です。ただ愉快な話がやはり少ない今日この頃ではあります。

 朝一で、主要幹線道である外環状道路が、西バイパスに繋がるべき大福の交差点で街頭演説。渋滞と交通量の多さに驚きました。まぁ一服と、コーヒーも頂戴できるし、こりゃ良い場所だ。

 根が横着なので、毎日毎日さぼろうと思っているのですが、あそこに行けば、応援して下さる方がいると思うと、確かに頑張ることができます。本当にありがたいことです。
 もっとも、無名の野党の変な自民党地方議員ですから、世間からの反応はないですが。


 まずは、住宅供給公社にまつわる54億円の債権放棄についてのお詫びから。設立時の1966年と住宅の状況も変わっているとは言え、無茶な話。
 吉備高原都市については、結局、石井知事になって、ビジョンが描けていないままです。

 石井知事の口から、いったいどれだけの中止や廃止という言葉が出て、それについてお詫びがあろうとも、未来の夢が、ちっとも描けないのは、もはやたいがいにして欲しいところ。
 全部が全部、仕方がないんだろうか???

 バブル崩壊後だから、後始末だからと言い続けて、14年。実際のところ、石井知事だから、得られたもの、失ったものの損益は、どの程度でしょう?
 辞めたり、切り刻んでいくのは誰でもできるけれど、創造しなくては、岡山に元気が出ません。明日、我々は、どう喰って行くのよ???
 少なくとも、話題も少ないし、なんか、元気が出ねぇなぁ・・・。

 ただ、もはや知事がどうのと言うこと自体、自分が情けないです。議会は、なにやってんだ?と言い続けて、10年・・・・。我々が駄目でなくて、誰が駄目なのか?

 
 それにしても、国では民主党が、だんだん自民党に見えてきたど。


 昼には、議員総会。期末手当の減額に加えて、月に、8万600円も掛け金を払っている地方議会議員年金も、65才になってからのことですが、減額とか。退職金があるわけで無し、老後は実に不安です。20年先の事どころか、明日のことも分かりません。

 とりあえずでも、今の世の中、人生設計ができるのは、公務員か大手銀行職員だけではないかしら。
 こういう社会は、やはりまずいです。うーん、元気が出ない!!


 今日は午後から、通称、寿限無委員会。正式名称は、地域振興・観光・金融・雇用対策特別委員会と、ひとつひとつの付託事件は、大テーマなのに、県レベルで答えが出ない問題が、あまりに多すぎます。でも、雇用対策は、基本的に国の仕事???そうかなぁ??

 そもそもが、なにかにつけて、政権交代の影響云々を言うのは、あまりに知恵がありません。
 なんで岡山県は、こんなに元気がないのか?

 11月定例会の一般質問では、空元気であろうと、元気が出る提案をします。


 今夜も梯子ですが、例会に加えて、忘年会など、この時期会合が非常に増えてきます。胃腸がどうと言うよりも、体力と資金がショートするため、年末の忘年会を重視し、例会を大胆に欠席をさせて頂く場合もあることを予めお詫び申し上げます。
 なるべく、はしごは避けたいですし・・・。元気でいるためにも。
 
 空元気でも頑張るぞということで、今日も馬場俊英『オセロゲーム』
http://www.youtube.com/watch?v=J4w85SGWupA
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2009年11月21日(土) 【デフレ宣言】
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 気持ち良い秋の朝です。

 新政権の動きについて、国民の皆様に、言いつけちゃうぞ的に野党が憤慨してみる姿は、もはや情けないの一言に尽きますが、それにしても、国の省庁への陳情・要望の民主党県連を窓口に、党本部で一元化して受け付ける傲慢な姿勢に対して、県執行部が例年通り、直接、省庁に要望活動に行くのは当然です。
 また、民主党県連に、ある首長が、抗議に行かれたことも伺っています。
 「地方政府」は、毅然たる態度を示すべきです。

 敢えて言えば、民主党の数名の県議会議員、とりわけ、一期の議員が多いわけですが、彼らに対して、県政の代表が、「お上」に対するように、頭を垂れる理由はどこにもありません。
 なにか勘違いしているのでしょうか。

 国と地方は、対等協力関係にあるはず。地方主権の本旨に反して、財源を握った中央政権与党が、地方政府に対して、ある意味、選挙目的で、圧力を掛ける姿勢には、地方を守る者として、我慢がなりません。


 それにしても、自民党中央も効果的なメッセージを発するべきで、政権復帰をしたいから、手法が間違っている、揚げ足を取ってやると抗議しているようにしか見えず、何を守りたいのか、よく分かりません。

 単純に、潔く、格好良く、誇り高い野党になっておらず、どこかで、すぐ政権に戻れると思いこみ、今が仮の姿とでも思っている「与党ボケ」があるんじゃないでしょうか。こんなことなら、永久野党です。

 ともあれ、コップの中の戦争ごっこを国会でやって貰うだけの暇はありません。強硬だろうが何だろうが、国民に良ければいいじゃないかと思っていたら、小沢幹事長の鶴の一言で、方向転換するのも解せませんが。
 つまり、皆さん、何がやりたいのか?????よー分からん。


 ところで、誰もが分かっていましたが、ここでデフレ宣言。ユニクロさんの新聞の折り込み広告を見て、その御努力に畏敬の念を覚えるとともに、ここまで値段が安くなると、様々な影響があるなと感じられた方も多いのではないかなと思います。

 物価が下がれば、消費者としては助かるわけですが、結局、価格が下がるということは、それだけトータルでは、経済の規模が縮んでいくことになります。

 第一次補正予算の5分の1を凍結して、その結果として、GDPを0.2%下げて、しかし、その凍結分を財源に、二次補正予算を組んで復活させるということですが、削減、削減が、有効な景気回復のメッセージになっているでしょうか。

 もちろん、行財政改革として、切り込んでみせれば、公務員の方々は、それで仕事にはなるのでしょうが、民間にしてみれば、行政の無駄を廃するのは、あくまで大前提であり、そこから、どのように民間が潤い、元気が出るような施策を打つかこそが問題です。
 行政の無駄を廃するのが仕事で給料が貰えるのは困ります。政争に明け暮れるのが仕事なら、なおさら困ります。

 その意味では、国のみならず、岡山県も、絶対に成長するぞというメッセージが出せておらず、相変わらず、行政機構の改革で、お茶を濁しているように見えます。
 そりゃあんまり県民の暮らしには、関係ネーよという話ではないかなぁ・・・。元気が出ねぇぞ。

 なにせ世間は三連休?。ともかく元気が出ることを考えます。
 またまた馬場俊英=『いつか君に追い風が』
 http://www.youtube.com/watch?v=ScuvV4EikZ0

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2009年11月22日(日) 【良い夫婦の日】
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 本日は、11月22日=良い夫婦の日。おかげさまで、妻の忍耐と妻の忍耐と妻の忍耐で、明日、無事結婚10年を迎えられそうです。明日は、各種行事が多く、記念事業は特にございません。
 
 本日は、これからグランドゴルフ大会、中出石ポケットパークでの祐定顕彰碑の除幕式に出席後、桃太郎少年合唱団第47回定期演奏会があるにもかかわらず、夜には、妹尾の美しいお祭りがあるにもかかわらず、広島に家族で参ります。
 春からの予定であり、心からお詫び申し上げます。
 
 言うまでもなく、馬場俊英コンサート!小3の息子が、ばばっちタオルを欲しがるような良い教育ができており、夕刻以降、連絡がつきません。家族で、馬場俊英。
 こうしたとぼけた日もあるということで、皆様良い連休を!!

 『ボーイズ・オン・ザ・ラン』で、今夜は、ピース!
http://www.youtube.com/watch?v=hjTMOsfui1M&feature=related
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2009年11月23日(祝・月・勤労感謝の日) 【働楽】
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 朝の寒さが嘘のように、温かい秋の日になりました。
 今日は新嘗祭、勤労感謝の日です。敢えて言うと、結婚10周年の記念すべき日に、今日も今日とて、通常業務であります。


 朝一で、第1回のスポーツ少年団バレーボール交歓試合へ。最近は、男子チームもあり、そう言えば、ソフトボールでも、女子をよく見掛けるようになりました。

 白熱の試合もさることながら、保護者の方々の気合いには圧倒されました。休日に、本当に時間を工面されて、子ども達の応援に行くこと自体、並大抵の努力ではないと思います。
 御指導の先生は、なおさらです。

 そういう意味では、我が子がスポーツ少年団に入るのは、保護者として、しんどいという限界があります。もっとも、我が子は、どう見ても、体育会系というよりも、文化系、理科系タイプですが。

 ともあれ、スポーツ少年団の子ども達は、御指導の先生や保護者など、非常に良い形で、大人と接することが出来ていると思います。必ず、未来の糧となるはず。素晴らしいことです。


 昼前には、婦人会主催で、中心部の地域の一人暮らしの高齢者(と言っても70才以上の方ですが)の方々との会食会。隣の地区ですが、大きく言えば、母も該当します。

 連れ合いの方がおられないということで、ご不安もあろうかと思いますが、やはり、地域が支えていくためにも、顔が見える関係が大切です。
 もっとも、なかなか外出できない方も多く、実は、いわゆる過疎地域同様、中心市街地の高齢化の問題は深刻です。


 それにしても、事務所の片付けに、ここまで手間と経費がかかるとはなぁ・・・。合間を見ながら、棚なぞを組み立てたりしています。
 10年の月日は、本当に重いです。


 今日は、この後、岡山県華僑総会設立30周年祝賀会があったり、いわば忘年会も。

 
 それにしても、結婚10年・・・。
 なにか、今のままでは、持ち家は絶対に建たないし、貯金は全然できないし、時間はないし、ある意味の自由もないし、家族に負担は強いるし・・・・かといって、どうしようもなく、しかし、「自分でそれを選んだんでしょ!」と簡単に言われたくないものも、感じます。
 幸せって、なんだっけ???

 もっとも今の時代、たいへんじゃない人間など誰もおりません。愚痴っても始まりません。生きちょるだけで丸儲け。
 なにより、身に余る公職を務めさせて頂くというのは、そういうことです。やれないと思うなら、潔く退くべきです。

 昨夜は、この曲はありませんでしたが、馬場俊英=『働楽〜ドウラク』
http://www.youtube.com/watch?v=mVXyJDidVdY
 今週も頑張っていきましょい!
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2009年11月24日(火) 【『明日に咲く花』】
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 午後になり冷たい雨が降り注いでいますが、昨日、岡山県と地元選出の民主党所属国会議員との間にバトルが勃発。

 民主党が陳情・要望の窓口一本化したいがために、知事以下の省庁訪問の取りやめを要求。知事は拒否し、懇談会後に、知事に対して、若い代表が「頭を冷やせ」とコメント。単純に失礼。
 政権与党と争っても仕方ないのですが、何を言われても仕方ない自民党ではなく、地方そのものが冒涜されたような不快さがあります。

 本来は、もっともっと自由に対等に、国と地方政府が話ができる垣根の低さを期待したのに。おまけに、連立政権ですから、民主党だけが窓口だと、それ自体が、おかしいのですが・・・。

 最近、地方が、占領軍に占領されていくような気持ちです。


 今朝は、微妙に昨夜の暴飲暴食の影響を受けつつ、古新田の交差点で街宣。
 それにしても、こんなに混むバイパスも、全国的に珍しいんじゃないか?という気もします。外環状道路は必要です。

 その後、県庁で、御依頼受けや電話連絡等々。貯まる仕事。

 午後から、県民局に依頼していた岡山港の高潮対策事業の進捗状況について、会社関係への説明会。政権交代に関係なく進めて参ります。
 気晴らしに、岡山港で、釣りをするというのも、良さげな感じです。最近、よく車に幟を積んでいますが、棹も、積んどこうかなぁ・・・。

 その後、締め切り堤防を渡って、焼き牡蠣をしこたま頂きながら、四方山話。なんにせよ、早く、第2選挙区の支部長が決まらないと、自民党は、じり貧になってしまいます。
 
 
 新政権は、スパスパと、物事を割り切れる方が多いようです。本当に頭が良い人達なのでしょう。でも、なぜか冷たく淋しく感じます。
 基本的に人間が多少ドジでも、根っこが優しくないと、馬場俊英を理解ができるかどうか。馬場俊英の歌が要らない人生って、私は、羨ましくないです。
 ニューシングル『明日に咲く花』は、明日リリースです。

 でもなぜか、全く関係なく『最後の雨』
http://www.youtube.com/watch?v=nBkF1TzJld8&feature=related 
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2009年11月25日(水) 【晩秋の街角】
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 比較的暖かい朝、県連遊説局で、久方ぶりのJR岡山駅西口。
 弁士は、県議3人。毅然たる対応の石井知事を誉めまくり・・・・。

 だんだんと西口も、駅前広場の外観が見えてきましたが、まだしばらく時間がかかりそうです。それにしても、政令指定都市に相応しい玄関口の様相になってきましたが、妙な疎外感もあります。

 「大きな街には大きな孤独」と言いますが、思い出を壊しながら、めまぐるしく移り変わっていく中心市街地の中では、一人暮らしの高齢者の方々の居場所が、あるのかしら?


 県庁で事務作業をして、ゾンタクラブさんのチャリティで、天満屋さんに。それにしても、岡山の台所=岡ビルに慣れ親しんでいる幼少期からずっとですが、いまだに天満屋さんに行くということ自体、私には緊張感や憧れがあります。
 こういうのが、まさに暖簾の信用なのでしょう。

 先日、社会科見学で、息子達は、愛する岡ビルに行ったようですが、伝統の岡ビルと天満屋と表町と奉還町・・・やっぱり良いです。

 天満屋さんに一番頻繁に行ったのは、「わいわい鶴瓶のサテスタ大作戦」の頃ですから、30年以上前です。アフロヘアの鶴瓶師匠をしみじみと思い出しました。今、某進学校で、教鞭を執るM君が、出演して、ギターを貰ったなぁ・・・。マス釣りも、したっけ。
 
 景気回復のためには、個人消費を増やさないといけないわけですが、先立つものが無く、さらに、今日気がついたのですが、今、これ本当に欲しいなぁと思うものが、馬場俊英と古今亭志ん朝のDVDだけだったので、なぜか妻のストッキングを買って、あと買い物は、妻にバトンタッチ。

 妙にゆっくりと県庁界隈を歩きました。 


 午後から、ルネスホールで、VSCO主催の「第6回犯罪被害者支援フォーラム『レイプは魂の殺人です』」へ。

 性犯罪被害者の支援がテーマで、講演会の部分だけで失礼しましたが、加害者側になることが多い男性には、特に真摯に受け止めなくてはいけない内容です。

 しかし、ある日、突然、誰でも、様々な犯罪の被害者側になる可能性はあります。だからこそ、しっかりした支援体制の構築と、なにより理解が必要です。特に、もしものことがあったらと、家族のことは気になります。
 

 その後、29日の落書き一斉消去活動の「落書き探し」。出石地区を中心に考えているのですが、石井知事やももっちも含めて、大勢のボランティアの来会が予想されるのに、意外にも消去可能なところが少なく、少し範囲を広げようと考えたのでした。

 で、相変わらず、平和町にはあるわけですが・・・なんか皆様に消して頂くのは申し訳ないような気も・・・。でも、皆さん、来られるからには消されたいんだから、お願いするっきゃないです。
 こればっかりは、自分で増やすわけにはいかないですから。

 落書きが減ったら、私の役目も減ったのかなぁ?と、わけの分からないことを考えつつ、愛する街を行きました。


 今日も、馬場俊英=『人生という名の列車』
http://www.youtube.com/watch?v=ReCeNS0bTbU

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2009年11月26日(木) 【アンテナショップ】
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 気象予報士・淵岡さんの秋の装いにあわせたように、美しく薄紫の空が明けていきました。今日は、素晴らしい天気です。

 昨日の全国知事会では、総務大臣が、知事の省庁への要望は、むしろ望んでいるということでしたから、ヤクザじゃないけれど、知事に「頭を冷やせ」と暴言を吐いた民主党県連代表の「オトシマエ」をどうつけるのかしらん?他党の県議会議員は皆、怒ってます。

 どうか善後策を頑張って下さいまし。ただ、奢る平家はなんとやらの、このレベルの話は、私は、おしまいにします。アホらしいし、別に、それで自民党が、立派なわけでもないのですから。


 さて、本日は、これから上京します。

 ひとつには、事業仕分けの現場を見るのと、夕刻からの構想日本の事業仕分けに関するフォーラムに出席するためですが、もうひとつは、特に有楽町界隈に集中している全国のアンテナショップを見るためです。さて、幾つ巡ることができますか。

 シンフォニーホール1Fの観光物産センターを廃止したのは、私は超愚策だと思っていますが、現状で、空き店舗が埋まっていないことに個人的にも苦慮しています。
 実は、岡山県は、地元どころか、東京に、臨時の「岡山屋」以外に、47都道府県中30以上が持っている常設の観光物産センター=アンテナショップを持っていません。

 これが、ふるさと納税も、全国最下位になる理由のひとつだと思いますが、要は、中央で情報発信をしていないということです。そりゃ、地味だわなぁ・・・。
 例えば、東京のファジアーノ岡山のサポーターが立ち寄る場所があってしかるべきです。

 昨夜も、顧問をしている団体が、県の行財政改革の一環で、歳入確保対策の煽りを受けて、消滅の危機を迎え、緊急会議がありましたが、なんせ元気が出る話題が、岡山から発信されていないのです。
 このあたり、他県の勢いを見てきます。

 もっとも、結果として、銀ブラになる可能性もありますが、欲しいものが、馬場俊英と志ん朝のDVDだけですから・・・。


 ともあれ、これからまずは、新保で街宣のラッパを鳴らしてから、上京します。明日午前中には、普通に戻っております。
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2009年11月27日(金) 【事業仕分け畏るべし】
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 上京して帰岡すると多くの方が、別に大都会を目指すこともないのでしょうが、岡山って地味かもなぁ、と感じると思います。
 しかし、それ以上に、現在私は、自分は何をやっているんだろうか?と自己嫌悪に陥っています。


 昨日は、夕刻まで一日中歩いていたように思いますが、銀座界隈の各県のアンテナショップを十数軒まわり、特に、北海道と沖縄の店舗の賑わいは予想通りでありましたが、一部地味なパンフ中心のショップを除けば、どの県のそれも、結構お客さんが来ていました。

 東京では、全国の名産品が買えるんだなぁ・・・。アンテナショップ巡りをすれば、名物に舌鼓を打ちながら、東京で、諸国漫遊ができます。

 こうなると、かえって、岡山の常設アンテナショップが無いこと自体、極めて不思議ですし、なにより在京出身者に無礼な気すらしてきました。なにやってんだ?岡山県???

 だいたい、日本一の桃太郎の看板や、きびだんごの売店があれば、岡山らしさは存分にアピールできるでしょうし、昼時には、岡山のばら寿司やママカリなど、確実に売れると思いますし、各種のフルーツも市場や百貨店に売り込むのではなく、常設店舗があれば、宣伝次第では、かなりブランド力も伴って認知度が上がるように思いました。
 特に、飲食店を併設している店は、一等地でも、採算が取れていないだろうなとは感じませんでした。
 
 これは、実は、いわゆる産直ショップがブームから定着してきていますが、安定的な販路確保のためにも、岡山市内の商店街等に、さらに、県内の市町村の物産店を集積させるという発想にも繋がります。


 一方、事業仕分けですが、夕刻の構想日本のJ.I.フォーラムには、14人もの事業仕分けを実施した府知事や市長、町長が、討論者で出席。注目度が上がっているため、参加者も、非常に多く、マスコミも入っていました。

 事業仕分けについては、はっきりと私は、その凄さ、有用性を認めますし、なによりも、蓮舫議員にせよ、枝野議員にせよ、その熱意が伝わり、本気だというのがよく分かりました。

 少なくとも、サイクリング中に、顔面を怪我するよりは、遙かに、国民のために体を張って、官僚と戦っているのが伝わってきます。財務省主導だの、1時間で何が分かるんだだの、識見を疑うなどの批判は、すべて甘んじて受けるが、国のために必要なことをしているんだという、覚悟と誇りが見て取れます。
 数億、数百億円にきちんと責任を背負っているのも感じます。

 じゃぁ、自民党の議員が、どれだけ体を張って戦ってきたのか、じゃぁ、我々が何をしているんだ、自分が恥ずかしいです。
 その本質は、個人の資質や努力に関係なく、歴史と数の上の特権階級意識に胡座をかいて、真摯に、勉強すらしてこなかったのではないか。あるいは、中堅若手も、実は、組織の縛りに、甘えてきていただけなのではないか。
 ぬるま湯でした。現実にどっぷりと浸かる中で、茹でガエルになりました。

 しようと思えばできたのに、しようとすら思わなかった前政権が、しようと思っていたのにできなかったが、やっとできた新政権にとやかく言う資格はありません。宣伝だなどと愚弄することもない、立派なことです。
 悔しかったら、やれば良いのです。でも、できなかったんだろう、もうできんだろう、それだけのことです。

 確かに、問題点は多々ありますが、政治判断で修正もできますし、なによりも、議論の俎上に上げただけでも、素晴らしいことです。そのこと自体は、高く評価しないといけません。

 思うに、政権交代のあとの動きで、今後何が出て来ようとも、執行部に替わりうる若い人材が民主党に多くいることは、十分に伝わりました。対抗するのは、これに倍するエネルギーと才能が必要になります。
 どうやって対峙するのか、できねば、自民党は、長期低迷せざるを得ないと思います。

 でも、それは、国民にとって不幸なことでもないんじゃないか。 自民党に、明日はあるのか・・・。自民党に明日はなくても、国と国民に明日があれば、良いじゃないか。自民党地方議員としては、如何致しましょうか・・・。
 ともあれ・・・これは、相当、時間がかかります。うーーーーん。

 国民が望む二大政党政治を目指すと言えないと・・・。


 もっとも、事業仕分け自体は、予算編成時期と幸か不幸か被ったものの、本来は、予算削減の手段と言うよりも、情報公開の手法であり、事業の説明責任を負う職員の意識改革であったり、住民の行政過程への参加意識の醸成の方に、遙かに意味があります。また、実は、第三者を介在させることで初めてできる行革もあります。
 私が首長なら、すぐ本格実施します。

 岡山県においても、大規模事業評価委員会のように、第三者の参画を求めているものもありますし、行政内部的な事業仕分けについては、一応PDCAサイクルの形で、行政評価システムはできています。ただ、情報公開、住民参加という視点からは、どうでしょうか。

 また、京都府議会では、府議会主導で事業仕分けがなされています(その3146参照)が、本来、議決機関、チェック機関とされる議会は、立法機関として政策形成機能に、いかに関わっていくかを考えると、ひとつの議会の向かうべき方向なのかなという気も、してきました。


 ともあれ、木っ端微塵に吹き飛んで参りました。
 あまりにも酷い負けで、へらへら笑っている感じですが・・・。
 http://www.youtube.com/watch?v=TnA42X497ZM

 それにしても、高田馬場の洋包丁は休みでしたが、銀座で買ったのが、宮古島名物=雪塩ちんすこうというのも、なんだかなぁ・・。
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2009年11月28日(土) 【明後日から11月定例会開会】
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 どんより頭が重い雲行きです。
 昨日の世界連邦岡山県宗教者大会での村上和雄筑波大学名誉教授のお言葉を借りれば、こういう時期こそ、眠っている遺伝子を覚醒させなくてはいけません。

 今年は、不思議なくらいに日程が重なり、あまり応援に行けていないので偉そうに言えませんが、今日午後5時キックオフのホーム最終戦、ファジアーノ岡山も夢に向かう遺伝子を覚醒させて欲しいです。


 公民館文化祭の前に、朝一で、留め置きして貰っていたので、ある宅配便の流通センターに行きました。改めて、郵便が家庭のポストに投函からすることもさることながら、戸別に訪ねて配るという流通作業自体、たいへんなことだなぁとしみじみ思いました。

 荷物が普通について当たり前ですが、全国の流通ネットワークで、隅々まで精確に届くことは、当たり前のことではありません。

 一方で、こうした宅配業者さんも、我々は、選択しているわけで、ちょっと気に入らなければ、他所を使うということはあるでしょうし、例えば、日々、コンビニでも、そこで買うサンドイッチでも、ガソリンスタンドでも、本屋でも、雑誌でも、我々は選択し、すべてが厳しい競争に晒されていることにも気がつきます。

 どれだけの仕組の上に成り立っていても、これだけの方々の汗や涙があっても、選ばないという事が普通にあります。
 それが競争です。


 敢えて言えば、限られた選択肢の中で、我々が、無理矢理選ばされているのは、実は、政治の世界だけで、政権選択と言っても、事実上2つの道しかありませんでした。
 候補者だって、幾らも選べるわけでもありません。立候補の自由があるとは言え、選ぶ方にしてみれば、実際は、極めて限られた選択肢です。
 義理と人情にすがっていたのは、我々の方です。

 行政サービスなどは、否応なく消費者は、そこからしか受けられないわけで、つまりは、独占禁止法違反並のやりたい放題です。言い値で、一方的に売りつけられているようなものです。

 しかしそこに、競争がなければ、結局は、やはり澱み、腐り、少なくとも独善化します。


 そういう意味では、我々が、政権与党であるという看板を外して、競争に晒されることは、非常に良いことです。特に、今、自民党だからということでは選ばれない、逆に、自民党だからと選んで頂けないとしたら、最後は、自分がなんたるかだけの話です。
 国のために、地域のために、皆さんと何をやりたい私なのか。
 
 いわば、人間性をさらけ出した個々の白兵戦です。これが本当の競争でしょう。裸の私を選んで下さい、そういう丸腰の戦いは、私は好きです。こういうのが勝負。しかし、それこそが、復活の道。

 民主党の批判をする間があったら、徹底的に自己反省して、闘志を燃やし、個人のスキルを上げるしかない、そういう大切な時期です。


 明後日から、11月定例会開会です。気張って参ります。
 久方ぶりに、『J.BOY』
http://www.youtube.com/watch?v=HzPZrXA9v8Q&feature=related

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2009年11月29日(日) 【足守の晩秋】
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 本日は、朝一で、おやじの会主催の落書き一斉消去活動。石井知事や、村手副市長や、ももっちにも参加して頂き、出石地区を中心に、およそ60人で実施しました。

 この活動に終わりはないですが、今日は、ユースチャレンジの女子高生の皆さんが特に頑張ってくれ、闘う知事に、ハッピバースデー歌のプレゼントも。
 ともあれ、ほぼ予定通り無事終了しました。

 そう言えば、夏の西川探検隊で、ほんとに桃を流そうかという話がありますが、これは来年のお楽しみ。

 その後、祝賀会を経て、久方ぶりになりますが、足守に。利玄もみじ祭り・作文コンクール表彰式に出席させて頂きました。
 四季折々に美しい足守で、地域の偉人の思いを伝える大人達とそれをしっかり受け止める子ども達の姿に感動しました。歴史と文化が溢れる足守の人として、子ども達には、しっかりと誇りを持って頑張って欲しいものです。

 どういう形であれ、地域の大人達の地域を愛する姿は、子ども達にしっかり誇りとして伝わるものだと思います。
 地域を、家族を愛するその思いが、誇りあるコミュニティをより強固にします。
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2009年11月30日(月) 【『延長戦を続ける大人達』】
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 11月最終日。今朝の浦安での街宣は、心なしか暖かったです。
 今日から11月定例会がスタートしました。
 
 まずは、知事の所信表明演説とも言える提案説明。その後、提出議案と議員発議で、全会一致で、県職員および議員の賞与カット決定。あるということだけでも、本当にありがたい話です。

 さらに、「国として直接地方の声を聞く仕組みを保障することを求める意見書」や「地方財源の充実強化等を求める意見書」が、緊急採決されました。

 特に、前者は、民主党と政権の一元化で、行政への要望等を同党が一元化して受ける方針に対して、県内の地方六団体の代表者からも、「国の声が本当に地方に届くのか」批判や不安の声が上がっているのを受けてのものです。

 とりわけ、岡山県では、あくまで中央省庁に提案に行くとした知事に対して、その阻止を図り、あげく「頭を冷やせ」と暴言を吐き、全国ニュースにもなった知事と民主党岡山県連代表のバトルがあったわけですが、民主・県民クラブ所属議員以外は、全員賛成。

 実は、県選出の一部の民主党の現職国会議員ですら、この方針に不安を持っていると理解しておりますが、政治(選挙)と行政を一緒にして、行政への窓口を閉ざすことは、民主主義の本旨に反し、国民の請願権を侵害する憲法違反の行為です。

 ちなみに、原口総務大臣もこの件には否定的で、前原国土交通大臣も、知事の提案を実際に会って受けています。

 また、後者は、三位一体改革で、地方交付税等が、約5.1兆円削減される一方で社会保障関係費が、この6年間で4.2兆円の大幅な増加になっており、しかも、来年度は、景気低迷で2兆円規模の地方税収の落ち込みが懸念されているにも拘わらず、例の事業仕分けで、地方固有の財源である地方交付税について、抜本的な見直しを行うべきとの方針が出されたことを受けてのものです。

 
 また、私も議会で申し上げ、「岡山県警察署の名称、位置及び管轄区域に関する条例」案が提出されていますが、長年の懸案である西川での所管の区分されていたものが、ざっくりと岡山駅で区分されるようになります。
 ただ、政令市の区割りとは、一致はしていません。
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 散会後、自治功労者に対する表彰状の伝達ということで、全国議長会から、10年勤めた7人の3期議員が、表彰状を頂きました。

 記念バッヂと互助会から御祝いを頂きましたが、議員の互助会は、結婚式と亡父の葬儀でもお世話になっています。健康診断も行かなくちゃ。ただ、基本的に、元が取れていない気がします。
 
 もっとも、私の場合は、10年経って、双六のサイコロを振ったら、「振り出しに戻る」という感じです。過去をしっかりと踏みしめながら、見果てぬ夢にこだわりを持ち続けていく、だからこそ、馬場俊英のアルバムのタイトルは、『延長戦を続ける大人達へ』なのです。
 延長戦を初心に立ち返り続けていく機会が頂けたこと、そういう意味では、本当にありがたいことです。

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 昨夜は、縁あって、諸般の事情で、生憎、不細工で不作法にもかかわらず、お茶室で初めて「お濃い」を頂戴したのでござる。
 岡山には、素晴らしいお茶菓子の老舗も多くござるが、圧倒的に、コーラにあわせて、茶菓子は、カルビーで、ござった。

 公民館の文化祭等で、「お薄」は頂きまするが、茶室や「お濃い」というのは珍しゅう、拙者なりのいつものピントのずれた解釈かもしれませぬが、つくづく思うに、茶道は、武道なのだなぁと思ったわけでござる。やはり、映画『本覚坊遺文 千利休』の影響がござる。
 
 矛?戈?を止めるから「武」だと聞いたことがありまするが、ある意味、高い精神性まで昇華された様式美の戦いと言えば戦いで、まさに、武でござるし、戦いの型には、現場では命がかかった消防の操法訓練のように、もともとそれぞれに合理的な理由や、深い意味があるのであろうなぁと思いつつ、美味しい茶菓子に心が奪われ、すぐにしびれが切れたので、いきなり拙者の負けでござる。

 特に、「お濃い」は、真剣勝負で、「お薄」は、簡略化されたルールある練習試合のようなもんなのかなぁ、と勝手に思うたのでござるが、おもてなしとかよりも、そう感じてしまうのが、まぁこれは、男の解釈でござんす(←ここだけ、渡世人)。

 本来は、気品ある日本人の教養として、やはり茶道は、必須かもしれませぬ。
 もっとも、日本人の凛とした感じは、四季折々の自然の中で感じる死生観や武が背景にあるから出てくるものじゃろうのぉ・・・・。そのためには、まだまだ人生の喜びや苦しみ、悲しみを幾つも幾つも超えていかないといけぬのかもしれませぬなぁ・・・。

 少なくとも、茶道に通じる女性って、素敵だと思いまする。華道も、香道も、和の道は、深う美しゅうござる。日本舞踊も、道でござる。
 もとより武道なら、すべてやはり深う美しゅうござる。突きつめると、この美は、静寂になり、動きに無駄が無くなりというのが同じというのが、実に不思議でござる。
 最後は、死ではなく、無なのじゃなぁ・・・。


 ともあれ、無駄口ばかり叩いている拙者とすれば、ある種の境地に達するのは、極めて困難でござるが、侍とは、「武」士でござるから、あまりちゃーちゃー言うて、言葉の刃を振り回すようなことは、慎まねばなりませぬ。
 年輪を重ねると供に、重い一言だけをぼそっと発する、そんな爺さんになりたいものじゃのう・・・。

 また、つらつら思いまするに、『宇宙戦艦ヤマト』が復活するわけでござるが、やはり、古代進とデスラー総統は、武士道精神で闘っていたように思うのでござる。
 その後、ガンダムやエヴァは、人間の描き方が武士道精神でないぶん、ある意味、非常にリアルにはなったのでござるが、逆に、主人公のようになりたい!という精神的な影響は、ほとんど受けないのでござる。
 別にアムロには、なりたかねぇよ、と。

 それにしても、隠遁生活を送るとか、紅葉の京都の茶室で、お茶を頂くような、そういう品格ある人生が、いつか来るのでありましょうか。
 ともあれ、まずは来年は国文祭でござるが、まずは日本人として、和文化への深い教養が欲しいところでござるな。

 なんにせよ、このままでは、お茶室で、恥をかき続けるぞなもし(←なぜ最後が、にゃんこ先生?)。

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 昨夜は、あまりに疲れたので、『坂の上の雲』は録画し、内藤大助VS亀田興毅の試合を5Rから観ました。実に素晴らしい試合でした。

 亀田選手が、喜びのあまり、リングに突っ伏して泣くところまで観たのですが、「どっちも凄ぇよ。内藤チャンプも、試合には負けたけれど、あんた、勝負=男の誇りを賭けた戦いでは、決して負けてねぇぜ。感動したぜ。」と思いつつ、疲れから私が爆睡。
 今朝、勝利のコメントを知りましたが、勝った亀田選手も素晴らしい。
 やるじゃねぇか、力石よぉ・・・。

 久方ぶりに、気持ちの良い男の戦いでありました。
 なぜなら、彼らが、グッドウィナーであり、グッドルーザーだったからでしょう。私が、先輩議員のパクりで、スポーツ少年団の招待試合の開会式等で、くどくくどく、いつもいつも、子ども達に、「勝って誉められ、しかし、負けても心から惜しんで貰える正々堂々の試合を頑張って下さい。」と、偉そうに申し上げるのは、まさにこういう意味なんだな、と、自分で気がつきました。やはり、武士道精神。

 
 問題は、自民党と民主党です。
 特に、自民党は、グッドルーザーに成り得ていないのではないか?そう思う、辛い発言をしばしば聞く時があります。発言次第によっては、恥の上塗り、恥の漆塗り。子供の喧嘩ではありません。
 また、大横綱になるためには、一時期の朝青龍のような態度はいけません。覇道でなく、政治の王道を民主党も、行って頂かないといけません。
 
 なにか、政治の世界に、武士道が無く、混迷していますが、デスラー総統かく語りき。「ガミラスに下品な男は不要だ。」

 『真っ赤なスカーフ』
http://www.youtube.com/watch?v=vNimej6Nch8&feature=related
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 本日上記のように、文章がぶっ飛んでおりますのは、今議会は、一般質問が行えますため、原稿を練らないといけない状況であるにもかかわらず、筆が大暴走しているからであります。あぁ・・・全く原稿に関係がないことを・・・。こんなことをしている場合では・・・。
 特に、泉田事務所の2Fの作業部屋が、思いの外、非常に静かで良かったというのもあります。

 定期試験の前になると、現実逃避で、ドカベンを読み始める悪い癖は、生涯治らないのだと思います。誠に申し訳ありません。

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