2009年3月1日(日) 【勝山お雛祭り】
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 穏やかな春。しかし、今朝の京橋朝市では、岡山市に関係する全国会議員および候補が集合されました。自民党が自爆点に近い失点を重ねる中で、相対的に他党の評価が上がるというよりも、政治そのものへの不信が増大しているように思います。
 
 結局、それは国民の皆様にとって不幸な状況であるに違いなく、家族で実行委委員会の美味いうどんを食べても、申し訳なさばかりが募ります。
 
 
 幾つかの展覧会などにお邪魔して、午後からは、敢えて、7,8年ぶりに勝山のお雛祭りに。今日がピークの昼下がりですから、新町商店街から街並み保存地区までたいへんな人出で、県議会の先輩や知り合いの方にも多くお会いしました。
 半日でふらっと行くにしても、真庭は、本当に魅力的です。ちなみに、大学と県議会の大先輩が、市長選挙で再選を目指しておられます。
 
 今回の一般質問でも触れているのですが、本当は、駐車場から後楽園までも、こういった賑わいにならない方が、むしろおかしいように思います。
 
 それにしても、なんとか昼前に定稿出来たので、珍しく、普通の家族の普通の休日のようでしたが、子供がどんどんでかくなるのに、改めて驚きます。
 
 
 幾ら問題が多くても、こういうときにこそ、筋を通すことが必要で、内輪でゲバゲバをしている場合ではありません。それが世相に反映してしまいます。党内のみならず、政治全体に言えることです。
http://www.youtube.com/watch?v=zluQEh_vsMc
 
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2009年3月2日(月) 【挫折の中の品性】
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 議会は、休会日。
 
 朝は風邪の諸症状で、朝起き会の出席が出来ず、今日は、母校岡山一宮高校の第27回卒業証書授与式。
 岡山一宮高校も、今年で、30周年を迎えます。同窓会の役員ではないのですが、来賓という形で、卒業式に出席できるのは、いわば県議会議員の役得です。
 
 他の高校のように、先輩がいないので、寂しい思いをすることもありますが、我々一期生が、いまだに新設校などと言っていては、後輩達が救われません。様々な場面で、後輩達を引き上げてやるんだという気概が必要です。
 四十四、五ですから、まだ社会では、中堅どころですが。
 
 後輩達に、元気で楽しんで欲しいと思う以外には、望むことは何もないですが、例えば、学校やJCの後輩から何か言われれば、「皆まで言うな、わかった」と言えるような先輩ではありたいと、密かに思っています。
 
 
 最近の後輩達は、本当にいきいきと青春時代を謳歌しているのが伝わってきて、総合選抜の中で、常に、新設校の最初の卒業生として、受験の重圧を課せらていた我々からすると、羨ましくもあります。
 
 ただ、私とて、自由で伸び伸びとした校風の一助を担っているかもしれず、フロンティアスピリットで、新しい歴史をどんどんと切り開いて行かなくては。
 どうあれ、学校の歴史の恥になるわけにはいきません。
 

 一方で、校長先生の祝辞の中に、「品性とは、挫折の中で、いかに立ち直るか」であるという言葉がありました。同窓会長やPTA会長の御挨拶の中にも、似たような主旨がありました。
 
 子ども達の人生には、順風満帆を望んでいますが、それでも挫折は、人生を深くします。ピンチの時に、培われる人間性こそが、未来の糧になります。
 
 
 ところで、今日の答辞は、原稿無し。見事としか言いようがありませんでした。しかも、どうも、親子2代で一宮の高校の同級生のご子息のようでした。AO入試で、進路も決まっており、親孝行ねぇ・・。 
 我が子は、小学2年生・・・まだ、先が長ぇなぁ・・・。
 
 27年前のこの日、二次試験を前に、既に補習科が決まっていた私は、友人達と我が家で焼き肉パーティーをしました。補習科も一期生です。
 でも家に帰ると、当時の憧れの女子と毎日が同窓会です。どうよ〜。
http://www.youtube.com/watch?v=qQeigIshyiI&feature=related
 
 
 午後からは、自民党の総務選対会議。4月に予定される市長町長選挙の対応についてなど。秋に予定される岡山市長選挙の対応についても話題に。
 
 岡山市議会議員の先生方に、自民党市議団を作って頂きたいのですが、まずは、党に属することが誇りと思って頂けるようになるためにも、中央自民党の内輪での争いは、もうほどほどにお願いしたいです。
 
 逆境に立ったときにこそ、人間性が出るものです。大義のために、敢えて、火中の栗を拾いに行くような人間が今必要です。
 
 
 3月といえば、年度末!明日が、一般質問で登壇ですが、様々な会計処理をしないといけないので、領収書と電卓と睨めっこが始まりました。いわば個人商店の厳しいところで、なんやかんやと、やることが実に多いです。
 
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2009年3月3日(火) 【質問終わって日が暮れて】
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 明日、NHK総合午後11時からの『SONGS』で、馬場俊英が登場します。楽しみですね。
 春になったと思ったとたんに雪でした。雛祭りの彩りで、冬に戻るのが、何か単純に嬉しかったのは、1月2月の時間が経つスピードが、あまりに速すぎたから。

 本日は、議会再開、一般質問初日。無事に37回目の一般質問が終わりました。傍聴にお越し頂いた方々に心から感謝申し上げます。
 限られた20分の時間で、全力投球するということで、例によって早口で申し訳ありませんでした。あれ以上は、出来ません。
 明日以降に、録画で議会ホームページにアップされると思いますので御覧下さい。私は、恐ろしくて、よう観ませんが。
http://www.pref.okayama.jp/syokyoku/gikai/chukei/index.html

 一問一答の対面式でなく、再質問を想定しないように、定稿に至るまでに入念に事前の議論を行うため、そうした仕組みへの抗議の意味?と、私のキャラで、ともかく、出来る限り、質問を詰め込んで、20分間で、18問、そのうち、知事答弁が14問というのは、多分、全国的にも、無茶苦茶だと思います。

 それでも、NPOの質問など幾つか途中で引いたのですが、普通の質問者の軽く倍です。知事答弁ですから、数字などの細かい質問でもないのですから、ある意味、凄いです。

 誰もが原稿の字数ばかり聞くので、本当は怒ってのかも。しかし、今は年に最大3回しか、一般質問に立てませんから、フルに時間を使い切るのは、議員として当然でしょう!?


 しかし、道州制などの総論は、知事の基本的な考え方が分かる良い質問だったと思いますが。答弁は、政令指定都市選出の県議会議員の悲哀を肌で感じるような、本当に寂しいものでした。

 質問終わって日が暮れて、例えば、後楽園界隈については、岡山市が主体的に考えるべきだと言われては、それいがいもいろいろありますが、これからずっと県にいて、私の本当にしたいことが出来るのかなぁ?と疑問に思うに十分でした。
 もちろんすべき事は幾らもありますが、考えると、どんどん辛くなりますので、えーい、考えまい。
 
 ともあれ、今日も、区割り貼り付けの問題は、進展無し。
 一般質問が済んだので、非常に苦手な帳簿整理をしなくては・・。ただ、今日は、気が抜けて、いよいよ風邪がぶり返しそうなので、早退します。ガンダム、帰りまーす!感傷に浸りつつ。
 http://www.youtube.com/watch?v=r-hhglQ8x50
 
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2009年3月4日(水) 【一般質問2日目】
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 今朝は、自民党青年部局恒例の街頭演説。昨日、小沢代表の公設秘書の逮捕ということで、誰かが悪いから自分が良いというわけでもないのに、幾分、喋りやすいと感じた自分が、情けないです。まさに、同じ穴の狢のような話。
 誰かが間違っているということが、イコール自分が正しいということではありません。政治不信が増大しただけ。

 それにしても、業界的には、秘書によくあるようなステレオタイプの話にとられがちですが、金集めが上手い秘書が、自分も議員になるというわけでもないのは、ここに良い例がおります。


 今朝の朝刊には、昨日の質問の記事が全く出ていませんが、オカニチには、それはそれで不思議なところが取り上げられていました。1月3日の真冬の吉備路サイクリングの時に気がついたのですが・・・
http://www.okanichi.co.jp/20090304130752.html


 今日は、一般質問2日目。重複質問もかなりあり、比較的穏やかで、7人登壇でも、6人の昨日より早く済みましたが、特に印象に強く残ったのは、瀬戸内市の錦海塩田跡地の問題。
 このまま排水ポンプが停止すると、県道も住居も冠水し、錦海湾に戻ってしまうというたいへんな話ですが、市の支援というレベルで足りるのかな?


 一方で、区割り貼り付け問題は、佳境に入っています。おそらく13日には明らかになる内容ですが、やむにやまれぬ苦渋の決断が理解頂けるかどうか・・・
 また、春の人事を見越してか、様々な動きもあります。政党という「組織」に対する考え方というよりも、人生観だと思います。


 魂には、習癖があり、人生は同じ事を繰り返しているように感じる事があります。私の場合は、平時には、ぼーっとしていますが、混迷の状態の中で、自分が動くことで、初めて命が活かさるような気がします。
 逆に、反逆したり、必ず混乱を招くような魂もあります。いわばトラブルメーカーの役を知らずにやっている人もいます。

 自分が、今なんでそこにいるのか?まわりにどんな影響を与えているのか?自分がもしもそこにいなかったら、どのようになっていたろうか?その人がいなくなって、途端に動き出すこともあり、必ずしも、自分が思うほど、役に立っていないこともあります。逆に、そこにいないという、役の立ち方もあります。

 「人の値打ちとたばこの味は煙になって分かるもの」と言いますが、大義があり、自分がそこにいない方が価値があると思えたら、そこを潔く去るべきではないか、それも、自分を活かすことです。

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2009年3月5日(木) 【一般質問3日目】
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 定額給付金ですが、とりあえず私の分は、ETC装備に回します。

 本日は、一般質問3日目。実にたんたんと。

 部会、政務調査会を経て議員総会では、請願・陳情の確認他。私ではないのですが、インターネット上での表現は、気をつけましょうということで、ちょっとした事件もありました。

 区割り貼り付け問題は、軟着陸の方向も見えてきました。
 決して時間が解決することがない、人間の性根が分かる、生涯忘れられないような、実にさびしい言葉もありましたが良いのです。
 どんな「宿命」を背負っても、「天命」を感じ、「使命」を果たせば、「運命」は変えられるのであります。


 いつも申し上げますが、政治家(リーダー)に必要なのは、「構想力」と「決断力」と「機動力」。とりわけ大切なのが、他の誰にも委ねることが出来ない「決断力」です。

 「決断」は、利害関係の調整でもあり、「裁く力」と言っても良いもので、結果に責任を負うこととイコールです。断ずれば、基本的には、返り血を浴びるか、調整をしくじれば左右から攻撃を受け、自分が瀕死の重傷を負うリスクもあります。だからこそ、誰や彼やが、できないことなのです。

 しかし、リーダーは、「決断」という名の勝負をし続けなくてはいけません。短期的に負けても、長期的に勝つ戦いもあります。当座の痛みを恐れて「決断」から逃げては、最後の最後に勝てません。
 自らが泥をかぶり、血を流すリーダーがいてこそ、結果として多くが救われて、守られるということがあります。放っておけば、修羅場になることが、一人の人身御供で済むということもあります。

 こういう混迷の時代だからこそ、リーダーの姿を皆が見ています。


 それにしても、昨夜のNHKの馬場俊英ですが、番組が短すぎて、テンポが速いし、省略はするし、やっぱりライブですね。
 『安物』の魂ですが、carry on です。
http://www.youtube.com/watch?v=5S0IGKrsmsU&feature=related
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2009年3月6日(金) 【区割り貼り付け問題について】
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 雨の朝です。今日は一般質問4日目で、夕刻から岡山ゾンタクラブさんの30周年記念式典があります。

 さて、区割り貼り付け問題について、今朝の山陽新聞朝刊に詳しく載っています。氷山の一角として見える「現象」としては、このようなことで、新聞が客観情報なら、私の主観や裏話をここに書くべきでもないと思います。

 記事の中の「自民党の中堅議員」は私のことであり、「志願」という言葉については思うこともないではないですが、ともあれ、責任政党としての党内的にはこの問題において、関係議員の間で、大きないざこざや波乱が全く無く、ここまで推移してきました。

 自民党の佐藤真治なのか、佐藤真治が自民党にいるのか、投票頂いているウェートは分かりませんが、「佐藤真治だから」という言葉は、涙が出るほどうれしいです。
 はっきりしているのは、県議会議員で、県民の佐藤真治です。

 秘めた思いは墓場まで持っていくかもしれませんが、ここのところ、私を支えてくれているは、やはり馬場俊英の歌です。何度泣いているか分からないのですが、今日はここまでに。
http://www.youtube.com/watch?v=ScuvV4EikZ0&feature=related
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 ※明日です。参加自由!入場無料です!

 《第5回日本の未来創造セミナー》
  主催 自民党県連岡山県支部青年部・青年局

  3月7日(土)16:00〜17:30
  於 リージョンセンター ペンタホール
      津山市大田グリーンヒルズ津山

  講師  自由民主党青年局次長 参議院議員
               義家 弘介 氏
            『夢は逃げていかない』
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2009年3月6日(土) 【故郷の街】
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 土曜日の朝は、たいてい息子が、NHKの『おさるのジョージ』を観ていますが、頭の形も、表情も、やることなすこと、非常に2人?は、よく似ています。実に平和な風景です。

 今朝は、ある専門学校の卒業式で来賓祝辞。「神様が決めたゴールさえも、我々は分からないわけですが・・・」いけね、こりゃ、馬場俊英の歌詞に似とるがな。時代がどうあれ、ともかく、一日一日コツコツやる以外にないです。


 午後からは、表町おかみさん会の企画の人前結婚式で、今年の新郎は、ちくわ笛でお馴染みの住宅正人氏御夫妻。昨年の秋、なにかあったような気もしますが、忘れようにも、思い出せません。

 三丁目劇場で汗を流し、まちづくりに対して、限りない情熱を持つ、才能溢れる友人に対して、祝辞を申し上げました。真剣な表情を見ると、かえってどうしても笑いが込み上げてきますが、なかなかのラブロマンスがあるのに、感心しました。
 ラッキーセブンの7回目の人前結婚式の新郎に彼がぴったりなのは、彼にとっても、中心市街地は故郷だからです。どこにいても、この街を熱く思う限り、もちろん、私にとっても、一番大切な故郷です。

 それにしても、平安貴族のいでたちで、人力車の上で、ちくわ笛を吹いて商店街のお練りができるのは、宇宙広しと言えども、住宅氏だけだと思います。奥様の十二単も素敵でした。
 ご夫妻の今後のお幸せとご活躍を心からお祈り致します。


 夕刻からの津山での自民党青年部局主催の第5回日本の未来創造セミナーには、局長にもかかわらず大遅刻。義家弘介参議院議員の講演も終盤でしたが、たいへんに盛り上がっていました。

 結局、今日も、ホルモンうどんが食べられませんでしたが、県北から議会に通う議員は、本当にたいへんだなぁとしみじみ思います。例えば、議会開会中には、鏡野町からだと、雪を掻き分けて、往復4時間の自動車通勤を週に4、5回されるわけですから、通勤時間8分の私は、本当に恵まれすぎています。
 そういうところからして、都市部の議員は、いわゆる郡部を全く理解していないところもあるわけです。

 一方で、家族が皆、24時間監視?されているような気分もする選挙区から岡山に出て来られたら、どこか楽な気持ちにもなられるのだろうなぁ、と思います。少人数区では、県議会議員は、地元では、子供も知っている超有名人のはずですから。

 してみりゃ、その点も、コンビニで伸び伸びと立ち読みしている私なんぞ、有名でもない分、比較的楽なのかもしれません。

 ともあれ、例えば、自動車で何げなく通り過ぎる景色が、愛憎悲喜こもごもかもしれませんが、しかし、本当に大切な故郷である人がいることを決して忘れてはいけないと思います。

 わけもなく、http://www.youtube.com/watch?v=9VS0bfQ9X4I
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         さて、いよいよ始まります!!
 明日、ファジアーノ岡山もJリーグ初戦は、VS ヴァンフォーレ甲府桃太郎スタジアム キックオフは、午後1時5分です!!前売りだけで、5000枚以上売れてるらしいです。
 http://www.fagiano-okayama.com/

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2009年3月8日(日) 【明日は明日の風が吹く】
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 ファジアーノ岡山のJ初戦で、一人欠いても引き分けに持ち込んだ、まずは勝ち点1を御祝い申し上げます。まさに新しい歴史が岡山に刻まれました。本日は、1万人を超える観衆であったとのことですが、会葬などが重なり、観戦できませんでした。
 引き続き15日は、ホームゲームで「岡山県の日」です。

 今朝は、朝一で、南方面隊の操法訓練大会。今回の区割りが直接に影響しない編成になっています。来賓の間で、いろいろ込み入った話もありましたが、分からないことは、いくら考えても分かりません。
 結局は、県議も市議も、政令指定都市になるということは、選挙については、全てをシャッフルして考え直すという覚悟が必要です。その前に、衆議院選挙と市長選挙があります。

 北にとって返して、月参り。今度は、マスカットスタジアムの阪神VSヤクルトオープン戦の球団旗を見ながら、高速を西南に、鷲羽山の麓のホテルで、異業種交流の勉強会の家族例会に。小咄を披露して、途中で失礼して、会葬に。

 結局、領収書を整理しながら、電卓を叩いています。年度末。

 多分、今までと、そうやる作業も違わないのですが、来年度以降は、報酬10%カットに加えて、政務調査費について、その使途が、より厳格になります。
 結局、選挙には、お金がどうあれ必要ですから、この景気状況、政治状況にもかかわらず、逆に献金のお願いに伺う以外、やっぱり、やっていけないのが実態ではあります。
 井戸塀議員という言葉がありますが、資産で自己所有の井戸や塀があるなら良いじゃないかなぁ。

 ともかく、今日は今日を生きるしかなく、「明日は明日の風が吹く」のでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=Jikndwqye-E
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2009年3月9日(月) 【議会は、休会中】
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 議会は、休会中です。
 年度末に向けてなのか、いやに街中に車が多いです。ため息をつきながら領収書や計算書と睨めっこするのは、私だけではない時期だと思います。

 地方議員は、ビジネスモデル的に考えても、ベンチャー企業的に考えても、プロパーでは、今後も成長企業としては、成り立たんとは思いますが、社会貢献を業務として、継続させて頂けるだけでありがたいことです。


 明日には、区割りの貼り付けの内々の答えが出ると思います。当座、全国に例がない解決法が模索されています。
 私自身、やましいことは何一つないのですが、組織論の理屈では理解できても、感情はおさまるはずもなく、強い批判を受けることも覚悟しており、言い訳や弁解の余地はありません。

 他の誰でもいけない、私の宿命だから、私が受けるしかないのですし、それを天命と感じ、使命を果たせば、運命は変えられると信じ、頑張る以外に何もないです。
 多分、こういう選択は理想としてあっても、現実には普通はなく、他の誰も出来ないことだからやる意味があるのです。
 ・・・と、自分なりに理解しています。

 ご立腹される方ほど真摯な方ですし、合わせる顔もないですが、現時点では、間違いなく、喜んで下さる方よりも、そうでない方の方が多いと思います。あるいは、評価すらないのかな・・・。
 喜んで下さる方を増やさなくてはと言う前に、お詫びまわりが必要かもしれません。正直に書いて、怖いです。

 それにしても、建部特例区があるからですが、県議会議員だけが貼り付けがあるというのも、不思議ではあります。
 
 3月に入って、ストレスで『言葉にできない』やけ食いの日々・・・
http://www.youtube.com/watch?v=PLU5eDAoI90
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2009年3月10日(火) 【今日も休会中】
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 休会日。春です。収支報告書提出のため選管通いの季節です。

 岡山市の政令指定都市移行まであと3週間。
 オウンゴール合戦のような国の罵り合いを横目に、今日も話し合いがありましたが、岡山市選出の自民党県議会議員は比較的穏やかです。

 森先生が亡くなって、少し気持ちをまとめていくような仕事は、おこがましいですが、私が率先して、行っていかなくてはいけないんじゃないか?という、ずうずうしい自覚もあります。
 実は、決して控え目な性格とは言えませんし、もちろん、年齢が年齢ですから、長幼の序を意識もしながら、私の年齢なりのやり方しかできませんが。
 岡山市との関係においても、そうかもしれません。

 今回は、一連のことで、大先輩の県連幹部の方々ともずいぶん意思の疎通が図れたように思いますが、はっきりしているのは、少なくとも、今後も、誰かや、なにかを突き上げたり、攻撃して行くことができる若手の立場には、もはやないということです。
 もちろん、改革を阻害する気は、毛ほどもないですが。

 自分でも、ぶち切れたら何をするか分からないところもありますが、多分、今後も、めったなことでは、表情に出して、怒りもしないのではないでしょうか。優柔不断でも、日和見主義でも、世渡り上手でもないのですが、この時期は、調整の役回りなのでしょう。
 良い意味で、期数を重ねる意味だと思います。


 常任委員会委員長の上がりの総務委員長の任期は今少しありますが、5月以降は、農林水産委員会のフロアに戻り、敢えて、決算特別委員会なぞに所属したいと考えています。地道に。

 かなり語っていますが、『人生を語らず』。今日も食ってます。
http://www.youtube.com/watch?v=8hPMWs54Nn8&feature=related
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2009年3月11日(水) 【85年のカーネルサンダース】
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 昭和60年の阪神タイガースの日本一の優勝記念に、バースの代わりに、道頓堀に放り込まれたカーネルサンダースが、24年ぶりに、引き揚げられました。
 1985年かぁ・・・。当時の日本は、勢いがありました。

 下半身が無く、ボロボロで、月日の経つ切なさを感じましたが、同時に、バブルに興じ始める、いわばいけいけどんどんの日本の良き?時代から、今の日本の姿を象徴するようで、これもまた、辛くもあります。

 あの頃は、東京での学生時代で、後楽園球場で警備のバイトをしており、GWの巨人ー阪神戦の盛り上がりや、試合が早く終わる江川のピッチングが懐かしく思い出されます。

 あの時、タイガースは、私が生まれた昭和39年以来の21年目の優勝に酔っていましたが、そこから、それ以上に長い24年も経っていて、この勢いで、軽々とあと20年経てば、軽く還暦を超えているんだなぁと思うと、やはり、人生は、悲しいくらい短いです。

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 今朝は、自民党青年部局恒例の街頭演説。

 15年前の宮沢政権の時代に、自民党が下野したときは、まさに、政治改革が焦点でした。あの時も、政治とお金の問題だったはずですが、ある意味、小選挙区制度への移行という選挙制度の問題に矮小化されてしまいました。

 当時言われていた派閥の解消も、政治とカネの問題も、全く解決されていません。それどころか、自民党内の派閥抗争が、単に、政党の垣根を越えて行われているだけで、見方によれば、古き自民党体質の足の引っ張り合い、兄弟喧嘩のようなものです。 
 穿った見方をすれば、経世会から分裂した一部が、民主党という名で、政権を取りたいがための15年とまで言う人もいるでしょう。

 むしろ、格差社会や派遣切りなどが問題になる今こそ、旧社会党的な健全な野党が対抗軸にあって、政策論争をすべきですが、選挙に有利かどうかで、どちらの党の代表も、出処進退を決めるような、非常に有権者を愚弄した政局ではないかとまで思えます。

 ともかく、構造改革路線を全面否定は出来ぬまでも、少し緩めつつ、内需拡大を図りながら、目先の経済回復をなんとしても図るというのが、喫緊の課題です。
 年度末を迎える中で、政治が大混乱して、株価を下げる誘因になっている場合ではありません。

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 本日は、子ども応援特別委員会。

 おそらく今日が最後の委員会なので、「第3次岡山いきいき子どもプラン」について、どういう社会にしていきたいのか、例えば『家族』と『命』という理念をもう少し意識して施策に取り組むべきだと申し上げました。
 例えば、私が首長なら、『早寝早起き朝ご飯、家族で一緒に晩ご飯』が、キャッチフレーズになるでしょうし、具体的な数値目標に、「立ち会い出産」の実施率を掲げます。

 一方、委員会で提言させて頂いていたのですが、「児童生徒の携帯電話の利用に関する指導指針」を教育委員会が策定しましたが、それに加えて、教育長やPTAの代表などが、携帯電話事業社に直接訪問して、18歳未満の使用者についての要請を行うことになりました。
 あとは、PTAで申し合わせが出来るような、家庭でのルールづくりの指針の徹底が必要です。

 また、行政が、家庭、地域、学校の連携とよく言うけれども、実際のところ、地域で具体的に精力的に動かれている方は限られており、様々な行政からの要請で、特定の方々に、過度に負担がかかっていないかということも申し上げました。


 今日は、思い切った朝日新聞への一面広告で、今日は、馬場俊英の『世界中のアンサー』がリリース。これだけでファンとしては嬉しいのですが、珍しくレコード店に行ったものの、売り場での扱いが小さいです。今日は、『君はレースの途中のランナー』をカーネルサンダースに捧げます。
http://www.youtube.com/watch?v=8fCfRkxHed8
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2009年3月12日(木) 【今年度最後の総務委員会】
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 暖かい春の日です。朝一で、市役所に。

 今朝、議員団総会があり、そこでの話も含めて、ここ数日来の事が明朝の新聞には掲載されるようです。できれば携帯電話の電源はオフにしたいですが、ともあれ、明日は、難しい日になると思います。そうでなくても、2月に続いての雨の13日の金曜日です。

 なんやかやと1ヶ月書いてきた意味は、明日には、全て明らかになります。でも、明日が、どんな日になろうとも、楽しみに待ちます。

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 本日は、総務委員会。答弁席の執行部で卒業される方がおられるので、今までの委員会室の陣容では最後の委員会。4月15日の委員会で、議会側の委員も、交替です。

 年度末から年度初めは、人事異動の季節ということで、行政は、ともかくいったん〆に入りますが、議会も一段落つける傾向があります。2月定例会も、来週の月曜日で閉会。

 感傷に浸るには早いですが、今年度の総務委員会は、議会の歴史に残るような本当に物凄い委員会でした。過去に、これまた運営が難しかった行革特別委員会の委員長を2回していなければ、初めての総務委員会で、いきなり委員長は、難しかったと思います。

 ともあれ、財政危機宣言に、行財政構造改革大綱、消防防災ヘリコプター、倉敷チボリ公園の閉園、岡山市の政令指定都市移行・・・と、この1年で、岡山県の大問題が溢れ出てきて、全て総務委員会に話が来ました。いろいろあったなぁ・・・。

 しかし、この4月1日から、政令指定都市移行の賑わいを横目に、県は、粛々と財政構造改革を実施して行く以外ありません。


 それにしても、『市町村の自立力向上のための県からの事務・権限移譲計画』の改訂、さらには、3月下旬に取り交わしが予定される『岡山市の政令市移行に伴う事務引継書』を読めば、面白いぐらいに、岡山県の事務(権限)が、もがれていくようです。

 一方で、政府の行う税制改正で、道路特定財源が一般財源化し、例えば、景気対策の一環として、自動車取得税などの地方税の多寡など簡単に左右されてしまう。しかし、あとで、減額分が、交付税で補填されるとしても、それは、赤字国債しかないんじゃないか?こういった仕組みも、どうなんかなぁ、と肌で感じます。

 ともかく、岡山市が政令指定都市に移行する中で、岡山県が、大きく崩れていこうとしています。そういった時代の中で、県議会議員を今務めさせて頂いている意味を自覚して、責務を果たさせて頂きます。
 例えば、今回、私自身に起きることは、歴史の中では、些末な事にされてしまうのでしょう。それでも、さまざまな業界から比べれば、政治の業界は、かなり緩くて甘いに違いないはずです。



 ただの世間話ですが、この景気にかかわらず、王将フーズの業績は好調だそうで、ゲップが出るような量のサービスランチを食べに、行きました。

 昼食には、やや割高感もあるのですが、注文を受けて、店内に響く「通します・・」の声を聞きつつ、時々、おおっそう来たか!とも思いつつ、カウンターに座って、厨房で働いている方々の姿を見ながら、元気を貰ったような気持ちになるのは、私だけではないはず。
 肝心の餃子は、営業職では、昼には、なかなか食べられないかもしれないのですが、なんか、生きとるで〜!という感じが良いです。


 メガヒットを端から狙っていない馬場俊英の『世界中のアンサー』は、YAHOO動画にアップされています。最近、風呂場で、『天才バカボン』の歌を歌い、お茶を点てる?ことに凝っている不思議な息子ですが、その友紀(ゆうき)のとぼけた笑顔が、私の勇気の源=答えです。
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00107/v06281/

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2009年3月13日(金) 【双六=振り出しに戻る】
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 今朝の山陽新聞に、私の名前も入って、「南区に移り出馬の意向」と書いてあったのですが、私自身が、これほど悩み抜いているのに、拍子抜けするほど反応が無く、これはもう、この景気状況で、いちいちご関心を頂けていない事に加えて、要するに、状況が分かり難いということなのかなぁ、と思います。
 あるいは、これから事態が広がっていくのか・・・・。

 なによりも、「こころ」も、量が多すぎて、上手くお伝えできないのだなぁ、甘えていたんだなぁ、と感じたりもしています。本人に聞くのもなんだし・・ということなのか、ただ激怒されているのか・・・。あるいは、唐突すぎて、説明が必要なのだと思いますし・・・・。
 ともかく、私自身が整理がついていないのですから、どうしようもないところもあります。

 それでも、原点回帰のためのパンフレットや幟という、ある意味、臨戦態勢に入る準備を進めながら、おだやかに、13日の金曜日が過ぎて行きます。

 今日も、雨の中、餃子の王将に行ってしまい、有線?で、BGMに、馬場俊英の『世界中のアンサー』が流れてきました。

 しみじみとしながら、ともあれ、後になってこうでした、と説明させて頂ける事を書き残させて頂きます。くどくどと書きますが、これ以上の説明は出来ません。

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 本日、議会運営委員会で、4月の岡山市の政令指定都市移行を踏まえ、県議選の選挙区を4つの区ごとに分けるための条例改について議論されました。

 現行の定数は、私の所属する岡山市1区・加賀郡が12人、旭川東部の岡山市2区が7人。仮に、この定数を変えず、4つの区に、人口比例で配分すると、北区が8人、中区が4人、東区が3人、南区が4人の定数となり、これが大前提です。

 しかし、北区に住所(住民票)を持つ現職議員が10人おり、人口比例で考えられる定数より2人多く、逆に、南区は2人で、2人足りなかった上に、森先生が逝去され、南区は、現在、公明党の現職議員が1人という状況です。

 法律上は、こうした場合、くじ引きで、補選があった場合の対応のために、当座、現職議員を選挙区に貼り付けます。具体的には、北区の10人について、2人が、選挙管理委員会が行うくじ引きで、南区に貼り付けられる、これが、原理原則です。

 もっとも、この貼り付け自体は、実際の選挙でどこで立候補するかを拘束するものではありませんし、貼り付けられた区以外での政治活動を制限するものではありません。
 具体的には、ここで南区に貼り付けられても、北区で立候補することも可能ですし、北区で政治活動を行うことが出来ます。

 もっと言えば、県議会議員は、岡山県民なら、県内のどの選挙区からも出馬可能です。今回、住民票を基準にすること自体、異例の措置とも言えます。
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 こういう状況の中で、各党各会派で議論が進められていましたが、結論から言えば、自民党は、住民票に従って(くじ引きを避けて、話し合いにより、住民票を移動させる結果として)「北区9南区3」で、他党は、人口比例に沿い、くじ引きを行って、「北区8で南区4」で、最終日に条例改正案を提出することになりました。
 
 人口比例に沿わないことに、法律の言う「特段の事情」があるのかが、争点になりますが、こういう特殊事態の判例があるはずもなく、違法とは言えないという認識に自民党は立っています。

 
 今朝の山陽新聞朝刊は、実に客観的に、このことを書いていますが、これだけでは、なんのことやらさっぱり分かりません。

 個人的には、自民党以外の会派が言われることも筋はあると思いますし、それ以上に、自民党にも筋があると思っています。そして、岡山県民の皆様に、責任を果たすという一点においては、イレギュラーな形にはなりますが、自民党に恥ずべきところは一切ないと考えています。

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 まずは、3つの予想外の前提がありました。

 そもそも論ですが、2年前の統一地方選挙において、12人選挙区に、我が党の公認・推薦候補が、8人も出馬したことです。私は、過半数の7人を確実に取りに行く選挙をすべきで、自民党という組織論的に、8人目の意味が、全く理解できませんでした。

 特に、私自身の選挙上は、極めて厳しく辛くもありましたが、バランス上、南区の新人候補は、落選させたくなかったのですが、結果として、6人の当選になったことを極めて残念に思っています。
 組織としては、将来の区割りを見越した立候補者の配置を考えるべきでした。


 さらに、これ自体は、もちろん、地域の方を責めるわけにはいかないのですが、たまたま、当初の区割りで示された北区に、修正案で加わった地域に、なんと4人の県議会議員がいたこと。

 あくまで県議会の現職議員の配置という観点においてのみのことですが、配当定数と住民票のある議員が、いっぺんにアンバランスになりました。


 そして、極めて残念なことに、県議会の中枢にあった森正人先生が逝去されたこと。南区に住民票がある現職自民党議員が、いなくなりました。
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 こうした状況で、責任政党としての自民党が考えたこと。

 暫定的にくじ引きという決め方で所属の区を決めることが、本当に県民の皆様の利益に資するのであろうか?と、いうことです。
 例えば、全く、南区で出馬する可能性がない議員が貼り付けられた場合に、議員活動も政治活動も、南区で行わないとすれば、それはそれで無責任ではないか?
 くじで外れたから来ましたなどとは、南区に対して無礼千万です。

 特に、森先生がおられない状況で、選挙の有無に関わりなく、南区に自民党の現職議員がいないという状況は、「責任政党」の取るべき態度ではありません。どうあれ、住民票を当座、移してでも、1人は、自民党議員を配置すべきである。これも当然だと思います。

 敢えて言えば、南区は、衆議院議員選挙においては、岡山市第一選挙区と第二選挙区の両方を含んでいる極めて重要な地域です。


 一方で、法律自体に情がないものであるのだから、「特段の事情」で、現職議員の現状通り、北区10人、南区2人(欠員1人)で、貼り付けを行うべきだという意見もありました。

 しかし、逢沢県連会長、天野幹事長の強力なリーダーシップのもと、10−2案ではなく、あくまで、人口比例に即した8−4案を目指すことが確認されました。
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 問題は、貼り付けのために、くじ引きをせずに、一時的にでも、転居をする、また、将来において、南区から出馬する意向の議員が、自民党内にいるかということでした。ある意味、あり得ない話し合いでした。
 当然、強制ができるものではありません。

 要は、基準がないわけですが、本人が希望すれば別ですが、期数が一番下で、得票数が一番低い議員が移動するという理由は、亡くなった森先生が重鎮であるだけに、成り立ちませんでした。
 加えて、明らかに、地盤が、旧御津郡を含めた北区北部に集中している議員を南区に貼り付けることも、考えられませんでした。
 選択肢は、自ずと限られています。もともと5人の中からですから。


 一番の問題は、党所属の議員とはいえ、地方議員の場合は、特に、地域代表の色彩が強く、まして、こういう政治状況であれば、自民党だから云々という組織論が、有権者の皆様に通じるのか?ということです。

 特に、投票して頂いた方が、自民党の組織論で議員が動くことについて、御納得頂けるかどうかを考えると、一議員個人の判断で貼り付けの問題が自由にできるような、白紙委任を頂いているわけでは、決してないないでしょう。

 だいたい、私からして、自民党らしくないと言われると、誉め言葉と受け取り、どこかで喜んでいたりするのですから。

 しかし、ある意味、政治判断であり、絶対に、承諾が頂けるものでもない究極の選択でもあります。一方で、自らが、組織における党の公認議員という立場を選んだからには、当然その責務を果たすべきです。組織は、良いことばかりではありませんが、属するということは、責任を負うということです。


 この部分の詳細は、書けませんが、要は、白羽の矢が、私に立ったということです。

 もしも、私が断れば、組織的には大混乱して、くじ引き以外無い状況でした。神様に委ねようとしましたが、その道が過酷な道になろうとも、誰も征けない道を自分が主体的に選んだんだと考えたなら、それもまた神の選んだ道です。

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 しかし、これだけでは、問題は解決しません。8−4には、もう一人移す必要があります。あと1人をくじ引きでという妙な折衷案もありましたが、それなら、端から2人、原則通りに、くじ引きで良いではないかということで、それは、責任政党として、自民党以外で、お願いできないか?という話になりました。

 例えば、公明党の現職議員しかいないわけですから、民主党でも、共産党でも、その方が、南区から出馬される移行かどうかにかかわりなく、1人移って頂ければ、くじ引きをせずとも、8−4になるということです。


 これは、他党の考え方ですから、とやかく言うことではありません。普通は、他党にお願いできる内容ではありませんし、する必要もありません。
 少なくとも、逢沢自民党県連会長から、「責任野党」として、津村民主党代表に、打診されましたが、自民党とは成り立ちも、考え方も違い、北区の民主系の3人の現職議員は、どなたも、移られることはありませんでした。南区には、2年間は、民主党現職県議会議員がいなくても、2年後に、新人議員を擁立されるからということで、組織としては、これもひとつの考え方でしょう。

 一方で、民主県民クラブは、8−4にはしなくてはいけないということから、あくまで、法律通りのくじ引きを主張されました。法律通りなのですから、もちろん、間違いではありません。
 ただ、くじ引きの結果について、受け入れられるならば、出馬を前提としない仮初めにであっても、1人貼り付けができないのかな?という気がしないでもありません。


 ともあれ、あくまで、自民党的な理屈ではありますが、責任政党として、考えられる最大の政治判断をしたわけですが、これ以上に自民党の現職議員を南区に貼り付けることは不可能でした。
 相手方を待っていましたが、本日まで動きがなかったため、やむを得ず、くじ引きを避けて、現状でなしえた9−3で、貼り付けをしようとなったわけです。

 実際のところは、民主党としては、南区所属の現職県議会議員がおられないということにはなりますが、当初の思い通り、3人の現職議員が、北区に残っておられるのでしょうから、良いはずなのですが、通らないと分かっていながら、あるいは、通ったら、くじ引きになる(民主系が2人、南区に貼り付けの可能性もある)のに、9−3には、あくまで反対で、8−4を対案として出されるようです。

 この点に関しては、自民党の党利党略と言われると非常に辛いです。10−2なら、そういう批判もあるかもしれませんが、これ以上出来ないことを自民党は組織として行ったわけですから。
 私が浮かばれません。

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 ところで、この騒動が落ち着いてみると、なんのことはない、私だけが、南区へ移るということになっています。こういうことだったのかなぁ・・・。

 このままの形なら、南区は、議員3人の区で、欠員が1人。公明党の議員と自民党の私という配置になります。当然、民主党と共産党の新人は必ず出てきますし、欠員1人は、自民党枠であるとすれば、保守系の新人も出てくると考えるべきです。
 全く読めない不安は極めて大きいです。

 もちろん、この9−3は、暫定措置です。どんなことがっあっても、まず、人口比例の8−4の定数になります。したがって、北区の現職議員は、必ず1人涙を呑むことになります。

 ただ、事はこれで終わりません。議員定数削減の話が出るからです。北に行こうが、南に行こうが、どうあれ、岡山市選出の県議会議員には、厳しい未来が待ち構えています。
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 長々と書いて参りました。
 言うまでもなく、これは、自民党の佐藤真治としての議です。しかも、選挙を意識した話です。こういう理屈が通るとは思っていません。
 だいたい、こういう長い説明が必要なことは、どこかに無理があるんだろうなぁと思います。

 私は、まずは佐藤真治です。
 
 もともと南区の多くは、選挙区ではありますが、中心市街地を含めて北区には、強烈な思いがないわけがないです。裏切り者と言われるんだろうか・・・。既に、泣いて電話を下さった方もおられます。泣きます。
 まして、こういう形で行って、受け入れて貰えるのかどうかも全く分かりません。待ってくれる人がいてくれるのかどうかも分かりません。自民党内で、勝手に決めてるだけですから、誰も、喜んでくれないかもしれません。
 だいたい、惜しまれたり、喜ばれたりする議員だと思うとしたら、間違いなく慢心です。所詮、佐藤真治じゃネーか。生まれたというより、湧いたのに。


 ひとつはっきりしているのは、少なくとも、佐藤家は、明治時代から桶屋町(平和町)にいて、中心市街「血」という名の血が流れていること。骨を埋める覚悟では行きますが、檀家ですから、三門の妙林寺様の近くの山に骨は埋めたいです。
 他のどの議員よりも、中心市街地をそこに暮らす人達を愛しています。

 そもそも、地元のお役に立っているかどうか日々確信が持てなくなりますが、逆に、票が頂けるかどうかではなくて、中心市街地にはいたいですし、商店街や消防団から離れる気は全くないですし、保護司やPTAだって、ここで続けたい。子どもの学校だって、親の都合で、転校させたくありません。死守すべきものがあります。俺だって、人間だ。


 それでも、南区には、同じ熱い思いをあるいは、これ以上の熱意持って行かなくては失礼です。だいたいが、南区の方から来てくれと頼まれたわけでもなんでもなく、勝手に来た奴が、思い切りアホでは、お互いに救われません。
 一方で、北区の誰一人とも、さよならなどしたくないし、全く、する気もないです。さようならなど言いに行きません。なんでおるんなら?と言われても。

 県議会議員ですから、岡山市全体や岡山県や日本や世界や・・・そういう規模で考えるべきなのです、きっと・・・。どっちつかずで、潰れるのかな???
 ん〜、やっぱり、自分でも、事態がよく飲み込めていません・・・。何やってんのかも分かりません。やっぱり、おかしくなりそうです。


 10年経って、双六で言えば、「振り出しに戻る」。秘書時代のように歩いて、またハンドマイクを持って幟を立てて、やっていくしかないです。他にやることはないです。
 馬場俊英には助けられます。また『スタートライン』。何度目かしら・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=TzovTd2vips&feature=related
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2009年3月14日(土) 【海底宮殿ルネスホール】
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 朝からの冷たい雨が上がっても、午後からは、さらに冷え込みました。
 
 今朝は、雨の中、吉備高原を上がって、トトロのネコバスが走るような道を抜けて、希望学園中学校・のびのび小学校の卒業式に欠礼する御挨拶に。体育館も改装されて、感動の卒業式が行われたはずです。本当は出席させて頂きたかったのですが・・・・。
 私学振興という枠組みでも、制度的には難しいことも多いのですが、今後も、なんとしても支援させて頂きたいと思います。

 それにしても、冬に、凍結の道路を吉備高原に上がれなかったのは、今となっては、何かの暗示だったのかなぁ、と思います。


 そこから、ある私立小学校の卒業式に出席させて頂きました。6年生は、全員中学受験をするということで、噂には聞いていましたが、「末は博士か大臣か(大臣には、なりたくないかも・・)」という利発な雰囲気の生徒ばかりでした。

 卒業後、様々な中学に行っても、大学入試に向かっての6年間を送っていくという決意ですから、家族も一緒になって、これから幾つもの難関を突破して行くのでしょう。なにか本当に頭が下がる思いです。
 状況は異なりますが、先の希望学園も、この学園も、親子で、ある意味、一緒に戦って頑張って卒業している感慨深さは同じです。


 ところで、基本的に私が遊び呆けていたのは、「こころ」の端々から伝わって来ると思いますが、私自身、幼稚園からエスカレーターで中学まで行った勢いで、たまたまその年に、1校増えた総合選抜で、一宮に行ったわけですから、受験勉強を死ぬほどやりました!と胸を張って言えるのは、大学入試の自宅浪人の時だけです。
 高校時代に、毎日ほとんど勉強しなかった分、一日10時間以上の勉強を200日以上続けたわけですが、後にも先にも、これだけ勉強した時期はありません。で、忘れるのも早かったです。
 もう少し自覚していれば、かなり違った人生だったろうなぁ、と思います。

 我が子は・・・うーん、少しは世の中の役に立つような人間になることに超したことはありませんが、せめて、他人様に迷惑を掛けない程度に、とりあえずは、元気に楽しく生きて欲しいです。
 中学受験も考えないといけないのかしら・・。本人次第です。彼の人生ですから。人生いろいろです。何が幸せかも含めて。


 同僚議員のご親族の会葬を経て、ルネスホールへ。この間は、虫籠だったのですが、今日は、ルネスが海底の宮殿になっていました。なるほど、そうも見えます。海のトリトンみたいじゃなぁ・・。大学の先輩が中心になって企画されていますが、それにしても、文字通り、よく「遊ぶ」なぁ・・・。

 子ども達が、活き活きするのは分かりますが、大の大人が無邪気に、あのルネスで「遊ぶ」というのが、素晴らしいです。

 なにか、何でだろう?などとは考えず、それで良いんじゃないかとも考えずに「遊ぶ」・・・思えば、子どもの頃は、皆そうだったんだがなぁ・・「遊ぶ」というのは考えないことなんだな・・・考えても、仕方ないことまで、いつから考えるようになったのかなぁ・・・いけね、また考えちまった。
 で、近々、忍者が街に出没するらしいです。そういう「遊び」でしょう。


 夕刻には、ある業界の方と懇親のあと、先ほどまで、消防分団の重要課題について。たとえ一大事であっても、かえって気持ちがまとまったりするのが、消防団の素晴らしさです。

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 繰り返しますが、北区・南区の貼り付け問題です。

 そもそも、人口比例通りに北8南4で配置するために、くじ引きを行った結果、その場合に、南区に貼り付けになった議員も、地域も、少なからず混乱します。誰もが納得できるような正解など無いのです。
 どういう形を取っても、誰かが当事者になり、必ず混乱します。混乱しない解決策など100%あり得ません。
 そして、どんな思いで何をしようとも、きっと誰かが、何かを言うことでしょう。

 誰かがやらなくちゃいけないのです。組織においては、そういうことです。仮に、ベストではなくても、せめてベターを目指して。

 こういう状況で、私も、別に逃げたって、誰からも責められはしないのかもしれないですが、9−3の批判を含めて、あらゆる批判を一身に受けさせて頂く覚悟で、事に望むような人間が、世の中に、一人ぐらいいても良いだろうと思います。
 ある意味、選ばれたのです。だから、応えないといけないのです。今は、誰からも、ありがとうとは、言って貰えないけれど。

 神様は、その人が越えられない試練など絶対に与えません。しかも、クリアすれば、どんどんハードルを高くします。時には、最も大切な物を奪ってまでも、これでもか、これでもかと課題を突きつけますが、全部に、きっと、いつか分かる理由があるのでしょう。あるいは、意味を見出すしかないのです。

 人生に無駄なことなどあるわけがないです。敢えて行く道です。

 明日は、亡父の命日です。多分、「おめぇは、何を考えとんかわからん」と言うでしょうが、「じゃから、あんたの息子じゃ。」と返すしかないです。
 答えは未来に。少しずつでも積み重ねながら、時間という魔法で解決するしかないです。


 南区への貼り付けについて、多くの方から御心配の声も頂いていますが、こういう状況の時に頂戴できる温かい言葉は、心の底から嬉しいです。

 気分は、やはり、『海のトリトン』です。
http://www.youtube.com/watch?v=l_aR6H08pAw&NR=1
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2009年3月15日(日) 【ファジアーノ連続勝ち点!】
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 明日で、2月定例会は閉会。素晴らしい春の青空の日曜日。

 J初勝利も、初得点も、ならなかったものの、それでも、上位候補のベガルタ仙台と引き分けてのファジアーノ岡山は、連続勝ち点。
 今日は、岡山県の日で、ゲーム開始前から、ホルモンうどんが飛ぶように売れていました。お馴染みテンぺコロッケもありましたが、岡山ドーム前で出来るイベントは、桃スタ前でも出来るという印象でした。地方自治体に限らず、JAや専門学校や高校生や業界団体のイベントなども、良いんじゃないかな。
 気になる津島遺跡史跡は、この27日に完成記念式典です。


 午後には、南区をエリアに持つ建設労働組合の大会に、欠礼の御挨拶に妹尾に行き、とって返して、岡山一宮高校とJCの後輩でもある吉本市議の市政報告会に。
 保守系では最も若い37歳で、これから、20年、30年と岡山市政を引っ張って貰わないといけません。

 任期も、丁度折り返しで、2年後の次回の選挙は、全く同じ時期に、同じ日数、違う場所?で戦うことになるかもしれませんが、今後も長く一緒に活動できる大切な仲間です。

 秘書時代に、京山地区、とりわけ、憧れの伊島町に、どうしても住んでみたくて、アパートを借りて、2年近く一人暮らしをしていました。奉還町のふじうらで、安くなった総菜をよく買いに行っていましたが、自由気ままなな独身生活は、懐かしくもあり、大好きな地域です。ESDの活動が盛んなように、自然も人間味も豊かです。
 母校への通学路、総合グラウンドや岡大界隈・・・やっぱり離れたくないなぁ・・・。ですから、離れはしません。


 北区は、市議会議員は、22人の配置になる模様で、現在、現職が21人。当然、政令指定都市になって最初の市議選挙になりますので、北区はもちろん、各区で、新人候補が乱立すると思われ、まずは、どの陣営も、地元中学校区をしっかり固める事が最優先の課題になります。

 それにしても、お世話になった市議会の先生方になんの恩返しもできぬままというのが、心苦しいです。

 おそらく、県議会議員選挙は、翻弄、あるいは、黙殺されるほど、市議会議員選挙も、激烈な物にならざるを得ないように思います。

 一般論として、まずは、今秋の市長選挙も、前哨戦的なことになりますので、市議会の先生方も、どうしても動きが慎重にならざるを得ないと思います。一方、かえって、県議会は、政党の判断で動くという傾向が、益々強くなると思います。


 本日は、父が亡くなって丁度5年になるので、墓参り。三門の妙林寺様に隣接したところに、代々の墓があります。坂道では、岡山市内が一望できます。

 5年前のこの時期は、本当に辛かったのですが、今後何があろうとも、広い宇宙で唯一、私が絶対に許さないし、信じられない人間がいる、そして、人を許せない自分を許そう、そういう気持ちを自覚しました。やはり、時間が全てを解決はしないのです。全てが、繋がってしまいます。

 聖人君子ではないので、そういう気持ちを持つのは、人間として、仕方がないことです。それだけのよほどの事ですから、忘れません。しかし、笑顔で忘れたふりをします。明日の方が大切だから。『どんなときも』
http://www.youtube.com/watch?v=XI2tC1CxnoM&feature=related
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2009年3月16日(月) 【2月定例会閉幕】
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 春。都市緑化フェアまであと4日。岡山市の政令指定都市移行も、いよいよカウントダウンです。今日で、2月定例会は閉幕。

 結局、大幅な人件費削減を断行したものの、特定目的基金からの借り入れという禁じ手を今年も使って、前年比3.2%減の総額6618億余万円の来年度予算をなんとか作り上げました。

 県税収入は、法人事業税が大幅減になることも見込み、前年比15%減で組んだわけですが、大規模経済対策としての「地域雇用創出推進費」が創設された地方交付税の7.2%増や、交付税の先食いとも言われる臨時財政対策債の倍増でカバーしたということですから、国に助けられた感もないではありません。
 それにしても、国の財源はどうするのかなぁ・・・?


 一方、「岡山県議会の政務調査費の交付に関する条例」の一部改正、および、「岡山県議会議員の議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例」は、自民党案の数に頼った強行採決と言われるかもしれません。

 前者は、議会運営委員会の諮問機関として超党派の委員会で、一応決まった内容だと思っていましたが、突然対案が出て、また、後者については、人口比例に合わせるように、お願いしたのを拒否して、こちらが渋々提案した経緯があるのに、いずれも、多数決では通らないと分かっていながらの対案の提示です。

 両方とも、議論を重ねてきたのに、最後は、やっぱり、自民党が悪者なんだなぁ・・・。特に、貼り付けについては、自民党の都合だと、一方的に責められては、私も、浮かばれません。


 政務調査費については、もともと5年間の保存義務がある政務調査費の収支報告書に添付する領収書については、まずは公開されること自体が、重要で、大きな前進です。
 税金の使い道として当然のことですが、こういう覚悟が出来ていなかったのが岡山県議会でした。

 その公開の基準が、1円以上か1万以上かという議論自体は、むしろ、訴訟になり易いかどうかという話に直結します。おそらく、岡山県議会でも、訴訟が起きることにはなるんだろうなと思いますが、基本的には、事務作業は変わりません。もちろん、今までも違っていては、いけないはずなのですが・・・。

 全国で訴訟だらけの状況で、最も後発の岡山県議会が、びびってしまっているという情けない状況ではあります。真っ当なことを堂々としてれば、怖くないでしょう、と言いきる自信が、私もありません。

 このあたり、一枚の領収書を前に、それが後援会活動なのか、党務なのか、政務調査なのか、私事なのか、按分するのは、至難の技であり、主観的に、按分の仕方が違うと言われれば、反論の証明がし難いところがあるのも事実です。

 疑わしきは、使えないということで、ゆえに、金銭的な削減効果は間違いなくあります。


 はっきりしているのは、4月から、報酬10%カット、政務調査費の厳密化に加えて、どこかのタイミングで、新事務所を開く必要が生じた場合に、労組や特定の強力な支援組織を持たず、議員報酬以外に生業がない自民党の議員は、いよいよ資金難に陥るんだろうな、ということです。問題は、選挙には、どう節約しても、お金がかかるということです。

 また、『HARU』が来ました。
 http://www.youtube.com/watch?v=e40da4OHqMk


 さて、昨日の件ですが、亡父は、もう100年も前から、最も愛すべき懐かしい、今一番話がしたい人間になっています。
 敢えて言えば、父が亡くなる頃に、悪意を持って、追い込んでくれた人は、いろんなところで、同じようなことをいろんな人にするもんだねぇ・・・ということを笑いながら話したいだけです。

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2009年3月17日(火) 【県管理の笹ヶ瀬川】
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 今日も素晴らしい春の陽気。

 TVも厳しい論調だったようで、政務調査費の領収書の公開は、1円以上で良いんじゃないかという声を頂きます。

 また、本日は、チボリジャパン社清算人会があり、最終的には、債務超過とならず、一定の残余財産の配分も可能。従業員の方の再就職は、正社員として64人、アルバイトとして23人とのこと。
 知事と倉敷市長の会談では、市施設としても、アンデルセン交流館等が残る可能性が無くなったようです。


 朝一で、気になる笹ヶ瀬川の堤防改修について県民局で。道路は、市に移っても、河川の管理は県に残り、特に、笹ヶ瀬川は、北区から南区に流れます。

 ご案内の通り、笹ヶ瀬川は、中流域では、谷底平野・氾濫原が広がり、下流域では、三角州や干拓地などのゼロメートル地帯で、児島湖の背水の影響も相俟って、流下能力に不安があり、さらなる治水安全度の向上が、必要です。

 「笹ヶ瀬川水系河川整備計画」に基づいて、比丘尼橋から白石橋までの改修は、着々と進んできました。
 まずは、拡幅は、区画整理事業で市が進めてきましたが、政令指定都市移行で、市管理になる県道岡山倉敷線拡幅と白石橋架け替えは、市の判断に委ねていくことになります。

 白石橋以南から足守川合流地点までについては、都市部の河川ということもあり、昨年度から、国費も入っているので、今後7年程度で、粛々と進んでいけるものと思われます。
 パラペイトの工事そのものよりも、交通確保しながらの施行や、水門や隣接に民家が多いことから、地元のあたたかい御協力があって進んでいく事業です。

 そこから先は、普通なら、そこからさらに下流に行くと思われます。特に、笹ヶ瀬橋以南は、浚渫が主になるので、堤防については、老朽化した米倉橋界隈までについては、緊急性が高いように思います。

 ともあれ、笹ヶ瀬川河川改修事業は、政令指定都市移行後も、県に残る大切な事業です。


 他に、市に移りますが、今は、県道に架かる横断陸橋の下に、ハトが棲んでいてフンをするので、ネットを張るという問題について。今週中には、解決します。

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 岡山市内の公立小学校では今日が卒業式で、2年生の息子には、休日ですが、彼の通う地元の学校の卒業式に、来賓として出席させて頂きました。

 あるいは、今後は、来賓という形も取り難いのかなと思いますので、こうした行事には、次年度からは、PTAとして出席することになるのかなぁと思います。
 一方で、あれだけ峻別しても、売名行為という言葉に苦しんだ過去のPTA活動に関しては、「選挙区外」ならば、純粋に子ども達のためにPTAで活動するんだということで、特に、政令指定都市の県議会議員が、市教委に何か言うこともないですし、これですっきりするなぁ、とも思ったりもします。それなりに、いろいろ考えているのです。

 どうあれ、もう選挙のことでは、子どもを絶対に転校させないという強い意志を持っています。譲れない今一番の願いです。

 5校が1校になった学校の歴史に、私自身も少なからず関わって、その学校に、我が子が通っているから、当然、私も、母校のように、この学校を愛しています。


 本日の卒業式は、高谷市長が来賓で出席して下さり、並んで座っていると、なにか親父と孫の卒業式を見ているような、実に穏やかな気持ちになりました。

 自分の子どもの姿とも重なって、小学校の卒業式は本当に泣けるのですが、市長も、もうボロボロ泣かれていました。「痛みがない人に痛みは分からない」という、まさに御自身が苦労された人情家らしい市長の一面です。
 「県議の先生には、いろいろ影響があって、申し訳ないですね。」と言って下さり、何も、市長のせいでもなんでもないので、その言葉だけで十分ありがたいと思いました。私も、分かって推進したのですから。


 「それは市ですね。」と、ゴミの問題や道路の舗装すら関係しない議員になっていますが、ともあれ、当面、市に対しての全面支援をすることは大切です。

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 今回の区割り貼り付けに関して、敢えて傍観を決め込み、全く議論に参加せず、もともと御自身が、迷惑こそかけ、組織人として果たすべき責任を理解していないにもかかわらず、なによりこの間の私の心情も無視して、私の実名入りで、勝手にコメントを出す輩がいるようですが、非常に不愉快です。
 本来ならば・・・。ま、いいか。

 本来は、お一人お一人のもとで、説明させて頂くのが筋でしょうが、最後は、党の決定と単純に言い切る以外にない状況です。

 煮詰まっている感じがありますが、意外とそうでもないのが、とにかく新しいことに動き出さないと仕方ないからです。良いことばかりのはずもないでしょうが、悪いことばかりでもないかもしれません。
 動けない時期は、動けないだけです。

 44歳の春だから・・・
http://www.youtube.com/watch?v=hdfBpoZmzpY&feature=related
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2009年3月18日(水) 【青年部局街頭演説終了】
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 今日も素晴らしい春の陽気でした。
 午前中は、児島湾締め切り堤防を渡り、午後には、岡南飛行場を横切りと、こういう事が、新しい日常になるのかなと思います。

 しかし、今日は、とって返して、「第3回表町商店街歩行者・自転車共存社会実験実施協議会」に、もはや無礼なほど、少しだけ出席させて頂き、「岡山県ペストコントロール協会感染症予防衛生隊ならびに中国五県感染症予防衛生隊連絡協議会」発足会に。

 その間も、様々な御依頼ごとがありましたが、いずれもキーワードは、年度末で、なかなかに難しい話。

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 今朝は、恒例の自民党青年部局街頭演説がありました。

 かねてから気にはなっていたのですが、信頼関係において気持ちが晴れず、敢えて欠席させて頂きました。1年半続けてきた活動ではありますが、青年局長の個人的判断で、今日をもって、青年部局の街頭演説活動は、終了致しました。
 どこかで終わる必要がありましたが、それを今日にしました。

 6月初旬が人事ですが、次年度の青年局長が、必ずしも、青年部局の事業としては一般的ではない、こうした街頭演説をこのままの形で続けることは、少し考え難いです。
 ただ、これからの青年局は、私よりさらに若い優秀な議員が中心となって自由に作っていけば良いだけのことです。縛る権利も理由もありません。
 

 ある意味で、人によっては、自民党の活動実績の後付けになるように、機会を提供してきましたが、結局は、組織という名の人の繋がりが、時には、馴れ合いと非難されようとも、突きつめれば、義理や人情、思いやりや優しさで、維持されている、それが共鳴していることが肌で感じられないと、共に仕事が出来ないというのを痛感します。

 基本的に、「お気良し」こそが、自民党の良さだと思いますが、先人達の汗や涙で築いてきた人の繋がりである組織は、自己都合で、良いときに利用するものではなく、最悪の時ですら、いかなる責任をそこで果たし、引き継ぎ、引き渡して行くかこそが問題です。
 われ先にではなく、基本は、利他愛と感謝の気持ちです。


 次年度以降は、願わくば、県連の遊説局に所属し、街頭演説については、少なくとも、JR岡山駅周辺では、岡山市選出の自民党県議会議員全員および御希望の市議会議員が、弁士として参加できる形に、組み替えたいと考えています。
 党の街宣車を使うからには、そうあるべきです。今回は、ここで、解消しますが、本当に心が通う、より大きなものを構築したいと思います。

 ともあれ、遠くない将来に、JR岡山駅周辺の自民党の街頭演説は、パワーアップして、必ず戻ってきます。


 もっとも、議員は、個人商店のようなものです。個人の名前を掲げてやるなら、基本的に自由です。私も、自転車に、紙で作った幟旗を立てて、ハンドマイクの街宣から始めたのが、原点です。いつのまに、街宣車になってしまったかな。

 頭でっかちになって、動けなくなっていた自分を感じていましたが、原点回帰には、非常にありがたい機会です。
 『書を捨てよ 街に出よう』。4月には、新しいことを始めます。
 それが、本来の姿かも・・・。運が悪けりゃ、死ぬだけさ、か。
http://www.youtube.com/watch?v=dQqeLZnezqQ&feature=related
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2009年3月19日(木) 【明日から全国都市緑化おかやまフェア】
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 明日から3連休の方もおられると思いますますが、いよいよ約2ヶ月間に渡る『第26回全国都市緑化おかやまフェア おかやま花だより2009〜未来へ〜』が始まります。開会式に出席予定で、おやじの会のソフトボールに出席できません。
 どうか皆様、先は長うございますから、もう何度でも、メイン会場はもちろん、後楽園、西川緑道公園、半田山にお出掛け下さい。
 http://www.pref.okayama.jp/doboku/ryokkafair/top.html

 明日は、それに加えて、WBCですが、これは面白くなりました。韓国というのは、たいしたもんだなと思いつつも、さすがに、日本が3回も続けて負けるわけがありません。明日の先発は誰?

 今日は、人事の噂など聞きつつ、一日中、議会図書館で年度内に提出すべき書類と悪戦苦闘。毎年この時期にこうなるのは、学習能力がなく、要は、懲りていないということで、ちょっとアホなのだと思います。

 それにしても、今日発売の週刊文春の当落予想で、初めて▲を見ました。岡山の自民党は非常に厳しい予測となっており、身震いするものがあります。
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2009年3月20日(祝・木・春分の日)【深緑と花の苑】
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 おだやかな春分の日。まずもって、祝!WBC韓国戦勝利!!こうなったら、決勝で、韓国戦に勝利し、北京の雪辱を果たし、アジアの王者・日本が世界の王者でも良いですね。

 本日は、『第26回全国都市緑化おかやまフェア おかやま花だより2009〜未来へ〜』の開会式。会場周辺の渋滞を想定して、多くの議員と一緒にバスで移動。

 敢えて言えば、今日から1000円になった瀬戸大橋を皆様、渡られていたのでしょうか、渋滞や混雑の心配は、残念ながら要りませんでしたが、これからどんどん花と緑に溢れて美しくなっていく公園だと思います。ただ、その分、どこかで、倉敷チボリ公園の事を思わざるを得ないのですが・・・。


 県議会議長の御挨拶のように、国体の主会場になるべく期待されていた西大寺地区に、なにか大きな催しをという側面もなかったわけではなく、東区の都市公園として、未来永劫残っていくものと思います。
 お勧めの黄ニラ穴子寿司など、飲食物は豊富にあるので、是非御家族連れで、お訪ね下さい。


 ところで、個人的には、思うところもないではないですが、水戸岡氏監修の落ち着いた深緑ですが、かねてから、この懐かさはなんだろうな?と考えていたのですが、今日、分かりました。
 深緑地に、白の26の数字を見ているうちに、「FUJITA」と浮かんできました!そう、南海ホークス!!NとHを重ねた文字を入れると、穴吹、杉浦監督時代のユニフォームと帽子、なんとも懐かしいです。

 私は、福岡に移るまでの南海と大洋のファンで、共通点は、ユニフォームが緑ですが、そう思うと、会場内が南海ホークスの苑のようで、嬉しくなりました。人それぞれ楽しみ方があるものです。


 なお、景浦安武選手(あぶさん)は、今シーズンで引退だとか。いくらマンガとは言え、62歳だそうです。さすがに、還暦過ぎて、現役プロ野球選手という設定は無茶。
 緑化フェアは、26回目です。

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 ところで、選挙区の貼り付けですが、政令指定都市自体がスタートしていないのに、正式に決まっているわけではありません。

 あくまで、選管は、政令市になった4月1日時点の住民票で判断するわけです。したがって、現時点で、決定として、私自身が明確に言及できませんし、貼り付けのために「異動」する(家族と別居する)という作業について、そこに、「思い」もあるわけですから、軽々しく他の議員に、発言して欲しくありません。

 もしも、現在の私と同じ選挙区で、決定事項として、私の移動について、名前まで出して言及する議員がいれば、それは、なにがしかの意図があってのことです。
 敢えて言えば、なぜ貴方が、移らないのですか?この問題を自分自身の責任として、どのように捉えているのですか?と、私としても問いたいです。・・・・ほくそ笑んでるのかな・・・。 

 4月1日は、私は、岡山にはいません。北区でも南区でも、その日を迎えることは出来ないからです。ましてや、今、区役所の開所式に、それがどの区であれ、あまりにも失礼で、行けるはずもありません。私自身が、説明できないのですから、離れるにも、受け入れて頂くにも、相当の、相応の、時間がかかるでしょう。

 おそらく、本当の混乱は、貼り付け後の4月以降からです。
 かといって、毎度お馴染み、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』
http://www.youtube.com/watch?v=hjTMOsfui1M&feature=related
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2009年3月21日(土)

 2009年3月22日(日) 【春雨】
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 本日は、朝一で、県弓道連盟顧問として、井原市与一記念弓道場での20年度最後の大会軒昇段昇格者祝射会に。
 ETC割引がなければ、高速料金は、笠岡ICまで、1300円、早島まで戻ると1000円ですが、県内で完結する移動は、一律300円程度にすれば、相当の経済波及効果があると思いますが・・・。
 ただ、井原駅の閑散を思うと、他の公共交通機関がもたなくなるかもしれません。
 遠的のある弓道場を併設する総合武道館の建設を財政再建後の夢として、まずは、新年度からの行財政改革を断行するしかありません。


 とって返して、本日は、お二人の会葬。そこから、岡山歯科技巧専門学院の卒業式。岡山市歯科医師会立で、34年で、600人以上のパートナーとなる歯科技工士が育成されています。

 歯科医療については、構造改革の弊害が直撃しており、医療報酬の問題がある反面、一方で歯科医の過当競争が進み、一方で、今後、歯科技工士の不足が予想されます。加えて、お隣中国が、大量に歯科技工士の養成を始めており、専門職でありながら、国際競争にも晒されていくという状況にあります。

 今年の卒業生は、昭和63年(昭和64年)が中心。記憶にあるのは、バブル崩壊後の厳しい社会経済状況でしょうから、バブルに知らずに浮かれていた我々の世代と比べても、遙かに堅実で、しっかりしているように感じます。


 その後、先ほどまで、RACDA総会。NPO法人「公共の交通ラクダ」が設立されました。
http://wiki.livedoor.jp/racda_okayama/

 
 ファジアーノ岡山の初得点、初黒星の昨日は、終日、引っ越し準備。事務所移転は、想定はしていましたが、移転ではなく、増設ということにならざるを得ません。
 先立つものはないし、時期未定ですが、半年やそこらはかかると思われます。頭が痛いです。

 またまた風邪気味で、ぼーっとしてますが、おだやかに春の雨が降っています。こうなると、故・村下孝蔵の『春雨』ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=fuj_pi6fz1c
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2009年3月23日(月) 【年度末越え】
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 まずもって、WBCで、アメリカを打ち破っての日本の決勝進出おめでとうございます!明日は、因縁の韓国との決勝戦。盛り上がってきました。

 本日は、国会議員と県議会議員による自民党県連の第2回中小零細企業金融対策本部の会合。いよいよ年度末越えの時期を迎えて、経済団体や金融機関の代表の方にお越し頂き、状況や御意見を拝聴させて頂きました。

 3月年度末は、通過点に過ぎないという声があり、今後事態が益々悪化することが予想され、新年度予算が通っても、早くも、追加の経済対策を打つ必要から補正予算が検討されています。
 
 今日、財務省中国財務局岡山財務事務所から発表された法人企業景気予測調査も、衝撃的とも言えるほど、全産業で、落ち込みがあり、見通しが暗くなっています。
 まさに出口が見えません。

 特に、世界に冠たる優秀な技術がありながら、製造業での落ち込みが続くのは、ものづくり大国・日本からすると本当に悔しいです。


 市井の銀行や信用金庫も、保証協会も、まさにフル回転で、例えば緊急保障制度がかなり機能しているものの、これとて、あと1年の期間しかない対策ですし、借り換えの時期が来た時に、どう対応できるのか、100年に一度の危機とはいえ、無尽蔵の打ち出の小槌があるわけでもないですが、ともかく景気回復のために、あらゆる手を継続的に、場合によっては、長期的に、打つ必要があります。

 特に、裾野が広い自動車や住宅が動くような優遇措置や、公共事業も有効に行われるように、政府・自民党も、様々な政策をどんどんと繰り出している状況です。

 しかし、外需依存から内需拡大を図っていく必要がある中で、政情不安が、安心して消費するための足枷になっているという政治責任も大きいです。
 政治での「生き死に」は、民間でいう、本当の「生き死に」とはどこか違うものを感じますが、誰のための政局なのか、真摯な政治であって欲しいです。


 今日も会葬があり、さらに、とある風力発電の話。
 実は既に、ある風力発電施設が某所に設置されているのですが、御披露目は、4月下旬。そのための準備中です。

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 昼に、あるところで、牛丼を食べて、店の外に出て車を出そうとすると、先ほどまで店内にいた中学生4人組が、喫煙中。

 風邪気味だし、対策本部の資料を読んでいたら気が滅入り、気分が非常に悪かったのもありますが、「おどりゃぁ〜、おめーら、どこでタバコ吸よんなら、ボケ〜!!」と、我ながら、無茶苦茶な怒り方。
 「どこの学校なら、こりゃ!」と言うと、妙に素直に、「○○中学校・・」(なんで、素直に言うのよ・・・こいつらアホか?)。
 「学校の恥じゃろうが!おどりゃ〜そこのおめぇ、吸うなようろうが、こりゃ〜!!捨てぇ、こりゃ〜!!」

 なにか、私の方が、いたいけな中学生に、からんでいるみたいでしたし、「おどりゃ〜」というのが、どうかというのもありますが、未成年者の喫煙の場合は、多分、相手のために言葉を選んでだとか、中途半端に諭そうなどと思わない方が、良いのではないでしょうか。
 特に、相手の人数が多い場合は、正直なところ、感情にまかせて、いきなりぶちかます方が、こちらの身が安全なようにも思います。

 「体に悪いよ」とか、「法律で禁じられてるよ」とか理屈ではなく、「ならぬものはならぬ!」と言い切らないと大人ではないです。しかし・・・自分でも、ただの危ないおっさんだったような気も・・・。

 それにしても、前は、コンビニの前で、タバコを吸っている中学生を怒った事がありますが、白昼堂々と往来で吸う心理は、大人や社会をなめている、あるいは、試しているのでしょう。
 いきなりぶち切れて怒ってやるのも、大人や社会の関わり方ではないかな、と思います。
 もっとも、私は陰険なので、「お宅の生徒を叱りました。特徴は、こうこうです。」と、その学校の校長先生に連絡しましたが。

 だいたいタバコに関しては、私自身が喫煙したわけではないのですが、暴走族のバイク窃盗と絡んで、それはもうたいへんな事態になった青春時代の悲しいエピソードがあります。
 コーラ飲みの私としては、嗜好品を否定はできませんが、「大人になって、じっくりと人に迷惑を掛けないように、味わって吸いたまえ、その方が、人生は無難だよ」と、言いたいです。

 さぁ、参りましょう!『子ども達を責めないで』
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2009年3月24日(水) 【平和町の街角で】
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 久々に無条件に明るい話題です。WBC日本優勝誠におめでとうございます!!やったぞニッポン!!あの場面で、イチローと勝負に出た韓国も侍、見事打ち返したイチローは、もっと侍!

 それにしても、TVでも、リアルタイムに、イチローを見られる我々は、僥倖だと思います。まさに伝説のスーパースターであることは間違いなく、例えるなら、古今亭志ん生を生で観るようなものです。


 本日は、岡山市平和町1番地題一種市街地再開発事業(ルミノ平和町)の竣工式および祝賀会。万感の思いを持って、この日を迎えました。まさに、政令指定都市移行を祝うようなタイミングになりました。
 私も親族も、もはや地権者でもなんでもないのですが、町内会副会長として、玉串奉奠と祝辞を述べさせて頂きました。

 清楚な美しいビルが建つ場所の一部(正面)には、30年前までは、『「ト(かねと)佐藤陶器店』がありました。明治時代からです。少なくとも、小学校6年生までは、しばしば、私はそこにいましたし、思春期の頃の本当に辛い思い出も、込み上げてきます。

 いろいろあって裁判所から退去命令が来て、建物が無くなったのは、高校時代だったと思いますが、それから、ずっと駐車場でしたが、やっと再開発で、生まれ変わりました。本当に良かったです。
 国・県・市の補助がある事業で、県の力が必要な場面で、少しお力になれたことで、亡父も喜んでいると思います。

 店の中から観ていたように路面電車を見て、電車通りを眺めました。もうここに、陶器店があったことなんて、誰も知らんわなぁ・・。
 それで良いのです。時代とはそういうものです。私の心の中で大切に思えれば、それで良いんじゃないでしょうか。

 あとは、その地に集う方々、暮らす方々の幸せを心から祈ります。そして、また、この街が、再び、人々の笑顔で賑わうように。新しい思い出が、故郷が、生まれることでしょう。
 それにしても、桃太郎大通りには、ずいぶんとマンションが増えました。

 本当は、戸籍上の本籍地に暮らしたかったのですが、生憎、宝くじも当たりませんでしたし、頭金もなく、職業上、数十年のローンも組めません。正直、還ることが、ちょっと夢でした。おまけに、事務所は・・・・いったいどうするべ。
 思うようにならぬのも、また人生。そんなもんです。
http://www.youtube.com/watch?v=76Ofg-Tzf-8&feature=related


 それにしても、緑化フェアの協賛会場の西川緑道公園も、皆様、よろしく〜!!
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2009年3月25日(水) 【引継ぎするけれど・・】
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 WBC優勝のシャンパンバトルは何度見ても楽しいし、今朝は、スポーツ新聞を3紙も買ってしまいました。どの新聞も日本が優勝していました。藤原紀香の離婚という大きなニュースもあって、一朗ではなく、小沢一郎代表については、特に申し上げることもないですが・・・・。

 午前中は、岡山市議会へ。ある意味で、岡山県の財政構造改革のひずみが市に、とばっちりとして行っているのかな?とも考えられる事例の相談。権限・財源移譲の中で、単県の施策については、そもそも引継ぎしないか、市町村の判断に委ねた場合、普通、市町村は、やりたくても出来ないと考えるべきではないかなぁ、と思います。
 しかし、その単県の施策の中にこそ、本当に県民に資する岡山らしいものがあることだってあるのです。

 県を自己否定するのが、本当に無駄を排するなら良いのですが、責任を放棄するほど自虐的になってはいけませんし、財政危機を金科玉条にしてもいけません。


 午後には、総合グラウンドへ。せっかくのある風力発電施設ですが、なぜか、塗装が深緑に・・・。うーん。

 横浜の村田も内川も頑張りましたが、なんと言ってもこの場面。
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2009年3月26日(木) 【発電総合管理事務所開所】
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 本日は、岡山県企業局の発電総合管理事務所の開所記念式典がありました。

 三大河川の水系ごとに建設した旭川・加茂・新見の主力3発電所において、それぞれの水系ごとの15箇所の小水力発電施設の運転監視・保守管理業務を行っていましたが、それを1箇所に集中化するため、岡山リサーチパーク内に開設したものです。

 電力自由化の規制緩和もあり、「企業局中期プラン」に示されたように、企業局の効率的な事業運営のための経営努力という観点から、総事業費9億300万円をかけています。
 平成18年度に完成した建物の屋根には建材一体型の太陽電池パネルが設置されており、ユニバーサルデザインへの配慮が、特徴的です。

 岡山情報ハイウエイを駆使したもので、事故等の際は、主力発電所でもバックアップができる整備になっています。
 基本的には、赤でない事業ですが、いよいよ小水力発電施設には、人が配置されないことになり、こういう施設こそ、県北に作るべきではないかという声もありました。

 私は、総務委員長として、クロガネモチを知事や議長と植樹。「黒字で金持ちになる木」だそうですが、ほんまかいな?
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 一方、選挙管理委員会から、「岡山市の指定都市移行に伴う岡山市第一・加賀郡選挙区及び岡山市第二選挙区選出の所属選挙区を決めるくじについて」の通知がありました。

 現任議員の数が、3月17日交付の条例に沿って、当該選挙区に配当される議員の数を上回らない見込みであることから、所属選挙区を決めるくじを行わない予定となっているようです。
 あくまで、事前の調査でそうであったということであり、このことについては、少なからず、私が関係しています。

 しかし、住所の基準日は、所属選挙区決定の当日である4月3日(金)であるため、くじの執行が、絶対に行われないとは、まだ言えません。
 極端な話、私の態度が変われば、どうにでもなりますし、他の議員でも、4月3日当日にでも、住民票を移せば、どの区がどうなるかなど分からないわけで、したがって、決定事項としては、現段階では何も言えないのです。


 他の議員の中にも、軽々にいろいろ言って下さる方もおられますが、ひとつはっきり言えるのは、もしも、くじによって所属が決まれば、少なからずの混乱が生じ、誰かが、あるいは、誰もが、様々な事を言われることでしょう。

 そこで、私一人が、誹謗中傷も含めて、何か言われるだけで済むのならなら、それはそれで、宿命として受け入れます。
 ただ、これで本当に良いのかな?良かったのかな?と、きっと生涯思い続けるに違いありません。内心では・・・。


 何か言う人は、誰が何をしても、必ず何か言うものです。
 ただ、「誰かが何かしたから、だから、あなたはそうすべきだ」という「He said」や「you must」という話には、私は全く関心が、ありません。
 「私がこうしたい、だから、皆でこうしよう」の「I will」と「WE will」でありたいと思います。無責任な評論は、ええわ・・・。任せた。

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2009年3月27日(金) 【遺跡の上でお弁当を】
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 今、軌道上にあるものに、当てないで欲しいですが、北朝鮮が、打ち上げるのは、ミサイルか人工衛星か、『微妙』?
 それにしても、WBC優勝の凱旋のダルを迎える女子の「まじ、やばい」のような日本語を副大臣には使って頂きたくないですが・。
 なにかもう、政治は、芸能ネタと同じジャンルのようです。「政治・芸能の30!」「チャンスカード!!」というクイズ番組があったような、なかったような・・・。

 本日は、津島遺跡史跡整備完成記念式典。

 補助陸上競技場やでっかい池は、完全に姿を変えました。
 戦前から弥生時代の遺跡として知られていたものの、昭和43年から発掘調査が始まり、日本で初めての弥生時代前期の集落と水田が確認され、昭和46年に、国の史跡に指定されています。

 岡山国体の際の桃太郎スタジアムの改修とバーターのように、整備が進められて来ましたが、遺跡&スポーツミュージアムがあるように、遺跡と運動施設のコラボで、おそらく全国に希有な歴史体験学習の広場ができました。
 県外から来られるサッカーのサポーターなども、ちょっと珍しがってくれそうです。

 特に、スポーツをしなくても、今は養生中ですが、お気楽に芝生の上で、家族連れで弁当など広げられそうです。
 ただ、湿地については、子どもの格好の水遊び場になると思われますが、必ずしも、綺麗かどうかという気もします。また、高床倉庫や掘立柱建物などは、火事と葺き替えの心配があります。

 問題は、駐車場ですが、やはり、県営プールについて、一考すべき時期が来ています。


 昨日は、岡山市の政令市移行に伴う引継書の取り交わしで、高谷市長の満面の笑み。今日から、記念のプレイベントも始まります。いよいよ岡山市政令指定都市移行にカウントダウンです。

 県議会議員の選挙区配置など、もはや隠れたエピソードのレベルになってきたのが、寂しくもあり・・・。これは仕方あんめぇ。


 最近も、車中で馬場俊英ばかり聴いています。正直なところ、彼の歌が無ければ、精神的にも、やばい場面が結構ありました。
『働く〜ドウラク〜』
http://www.youtube.com/watch?v=mVXyJDidVdY
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2009年3月28日(土) 【春咲子紅】
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 花冷えというほどではないですが、ポカポカ陽気でもない春です。

 今朝は朝一で、桃太郎スタジアムで、第17回ヤングリーグ春季大会。大会会長は、往年の広島カープの4番打者で、ロッテ監督を務めた山本一義氏。ヤングリーグの理念は、全力疾走で、OBで、プロ野球で活躍している選手も多くいます。

 毎年、東京ドームでの決勝大会を目指して、各地域の予選を勝ち抜いた全国から50チーム以上が岡山に集まり、入場行進、始球式のボールはヘリコプターから投下されるという本格的な開会式が行われます。
 ホームベースの前で、ずらっと並んだ選手の前で、来賓挨拶をさせて頂くのですが、スタンドに音が反響するので、どうしても、選手宣誓のような挨拶になります。かなり緊張もするのですが、正直なところ、なんか妙に嬉しい!

 本格的に、甲子園出場やプロ野球を夢として描く子ども達ですから、WBCに出場する選手が、この中にいるかもしれないと思うと、ワクワクします。逆に、これだけ裾野が広い中で、そうした夢を掴む選手は、天賦の才能や超絶の努力がある、ごくごく一部に過ぎない思うと、夢の厳しさも、思います。
 本当に頑張ってほしいものです。

 明日ファジアーノ岡山の試合もありますが、4月28日には、我らが、横浜ベイスターズが久方ぶりに来岡、このマスカットスタジアムで、阪神タイガースと対戦します。既に、ネット裏のチケットを入手しており、これは本当に楽しみです。


 とって返して、(社)被害者サポートセンターおかやま通常総会。行政や警察と連携した非常に地道な活動で、来年度には、いよいよ「公益社団法人」、さらには、「犯罪被害者等早期援助団体」を目指すところまで、確実に着実に来ています。

 昨今は、犯罪被害者の観点から、裁判や保護観察制度なども変わってきておりますが、大切なのは、初動体制とも言える犯罪被害にあった直後の支援。
 支援員の養成や財政的な支援の課題もあります。是非、御協力を頂ければ幸いです。
http://vsco.info/framepage4.html


 そこから、自由民主党の拡大総務選対会議で、地元国会議員と県議会議員で、笹川隆総務会長のお話を伺い、昼食懇談。ともあれ、まずは、経済対策ということです。
 伺いたかった会合を幾つか欠礼。

 そこから、花見会場に。今日から、高速道路も1000円という事もあってか、こころなしか、さくらカーニバル初日にしては、人出が少ない感じです。来週末がヤマでしょうか。


 岡山市水墨画連盟展を観て、加計美也子先生の藍綬褒章受章祝賀会。
 先生は、吉備国際大学・九州保健福祉大学など、社会のニーズにあった特色ある大学・短大・専門学校を設置され、私学教育の振興に尽力され、また、国際交流や地域社会にも多大な貢献をされています。
 高梁の街は、私が高校時代は、小堀遠州の枯山水の渋いイメージと寅さんの竹下景子のイメージでしたが、伝統や風格は保ちながら、吉備国際大学の学生で賑わい、映画『バッテリー』や『県庁の星』の撮影もあり、明るいイメージに変わりました。

 本当に多くの岡山県内外の教育界はもちろん、県政財界の蒼々たる方々が御祝いに駆けつけておられ、臨席させて頂けるだけで恐縮に思いました。

 先ほどまで消防団の会合。


 今年の冬から春は、いつもの年より毛が抜けた気がしますし、もう何度となく風邪を引いています。精神的なものもあるのでしょうが、獅子座生まれの私としては、うだるような暑さが恋しいです。

 それにしても、満開の桜が、あといったい何回、何十回見られるのだろう?そのように、心のどこかで思うので、それを忘れようと、半分やけくそで、皆、この季節は、浮かれるのでしょうか。
 とりあえず、ご陽気に行きましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=t5pNN-9KSCQ&feature=related
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2009年3月29日(日) 【児島湖締切堤防完成50周年】
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 本日は、児島湖締切堤防完成50周年事業〜ふれあいフェスティバル〜が、開催されました。岡南飛行場前の多目的広場で開催されるということで、久方ぶりに、飛行場の民間の整備工場も含めて、家族でお邪魔させて頂きました。

 締切堤防は、農業用水の確保とともに、岡山市と玉野市を結ぶ生活道路として、土地改良事業として施行されたものですが、周辺5学区の方々が実行委員会を立ち上げ主催されたイベントです。午後からは、懇談会があったのですが、記念碑に揮毫された石波茂農林水産大臣も、御来岡されました。

 岡南飛行場、外環状、児島湖・・・南区の区役所の建設も将来的に予定されていますが、同時に、グラウンドデザインも描いていく必要があります。
 もちろん、北や西や中央のことを考えていないわけもありません。東だって、岡山だって、日本だって、世界だって・・・

 それにしても、時間が根本的に解決するとも思えませんが、何も言えない精神力テストのような思いもしながらの日々です。しかも、始まったばかり・・・。負けないファジアーノ岡山も、頑張れ〜!!!
http://www.youtube.com/watch?v=xWYScPQ8FGQ&feature=related
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2009年3月30日(月) 【青空の年度末】
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 いよいよの年度末。悪いことを考える方が難しいほどの素晴らしい春の青空。

 今日は、午後から、「岡山市政に関する懇談会」ということで、岡山市選出の県議会議員を市幹部と昼食懇談会。
 政令指定都市移行直前ということで、ボロボロになりながらも、県議会なりに、推進させて頂いてきた労いの意味もある阿吽のタイミングということもあってか、19人中18人の議員が出席。
 ことここに及んでは、頑張って下さい、市民として、期待しています、という以外に何も言いようもなく、気持ちの良い会でした。

 政令指定都市移行については、私自身も、2期目には、ズタズタになったこともありましたが、3期になって、影働きではありましたが、ある程度は、県議会と市との連絡調整に入り、それなりに、自分なりに、頑張ってきたという自負もあります。

 私には、私の立場で、これ以上のことはできませんでした。ほっとしたというのも本音です。
 市民の方々には、実感としてピンと来ない部分もある政令指定都市移行の推進で、人生が最も左右された人間の一人かもしれませんが、それだけ関わったということで、良かったです。

 ただ、66の県単独事業を含む1572の事務の引き継ぎがなされ、42人の職員が、県から人的支援で送られた今は、特にもう、何も言うことがないのに、愕然とする自分に気がつきます。今後、課題は出てくるでしょうが、ともあれ今日は、言うことなし。
 他の18人の議員は、どう考えておられるんだろうなぁ・・・・。

 あぁひとつ終わったんだなぁ、と思いました。
 10年目のエンディングには相応しいです。


 もっとも、新しい岡山への愛が、始まるだけのこと。終わるということは、始まるということです。『I LOVE YOU からはじめよう』
http://www.youtube.com/watch?v=PC-PJz7wAtI&feature=related
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2009年3月31日(火)【政令指定都市移行イブ】
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 消防防災ヘリコプターの愛称は、「きび」になり、倉敷チボリ公園の最終年は、経常利益が開業以来初めて黒字になったとのこと。

 今宵は、政令指定都市移行イブになります。
 22時45分から、JR岡山駅前広場一体で、地元出身お笑いタレントの次長・課長も来て、カウントダウン。
 明朝は、午前8時から、各区役所で、誕生セレモニーで、記念式典が開催されます。また、12時30分から16時まで、県庁や各区役所、市内各地で、コンサートキャラバン、15時30分からは、JR岡山駅前で、グランドコンサート。
 お伝えしておりました通り、その瞬間を祝う場が定められず、明日の「こころ」は休みます。例年、油田を発見したり、パンダを招致したり、エイプリルフールの趣向で、御迷惑をお掛けしておりますので、明日は、御安心下さい。
 明日から、また『終わりなき旅』が始まります。
http://www.youtube.com/watch?v=H86qAKqhQ4o&feature=related
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