2008年10月1日(水) 【神無月の蝉】
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議会は、県内や県外調査の委員会も。九州方面は、台風の影響で、飛行機を避けたようです。それでも、秋の青空が戻ってきました。
県庁経由で吉備路を越えて、不慮の事故で、先般亡くなられた県庁職員の方の会葬に。御無理でなければ、今年2月と6月の私の定例会での質問の会議録を是非御覧頂きたいと思います。
故人が、この質問の草稿を最初に読まれた方でした。だから、この時の思いを捧げたい・・。
http://www.pref.okayama.jp/syokyoku/gikai/gikai.htm
精神的な意味も含めて、最も激務と言われる財政課にあって、「休みもなく働いて、家族サービスもできませんでしたが、形が変わりましたが、やっと家族とずっと一緒にいられるようになりました」という、御遺族の言葉が胸に突き刺さります。十代の子ども達を遺して46歳・・・。
ご参列の横顔が皆疲れ切っていました。県庁職員の方々には、本当に辛く苦しく悔しい日々が続きますが、敢えて綺麗事は言いません。言えません。どうか守るべき家族や大切な仲間のために、どうかここは、踏ん張って下さい。
会葬の間、久しぶりの秋空の太陽に、神無月の蝉が鳴いていました。いまさら・・・なにを鳴いてるんだ・・・
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中四国農政局主催の『オーライ!ニッポン中国・四国 都市と農村漁村の共生・対流交流会 in 2008』という会合に少しだけ寄って、いわゆる田舎暮らしに、しばし思いを馳せたあと、久々の幼稚園PTAの会合。
来夏8月6日、7日に、『第47回全国国公立幼稚園PTA連絡協議会全国大会 岡山大会』が、倉敷で、開催されますが、本日は、全幼P会長が来岡され、実行委員会の打合会および懇親会。
私は、18年度岡山市幼P会長および県幼P副会長ということもあり、実行委員会の顧問に名を連ねています。
全国規模になると、幼稚園を卒業しても男性会長が継続する傾向があるのは、こうした全国大会があるためで、倉敷でのこの大会を必ず成功させるため、岡山でも、幼稚園PTA「OB」が加わっています。
先ほどまでの懇親会では、久方ぶりに本当に楽しかったです。
地域コミュニティのひとつの核として、子ども達だけでなく、保護者も育つという意味でも、公立幼稚園のPTAの役割は、極めて重要ですが、そうした幼稚園PTAの誇りを岡山から全国に発信したいものです。なによりも、子ども達のために。
で、来年の夏は、沙美海岸で打ち上げだ。
午後9時前に、桃太郎通り。ある衆議院立候補予定者が、襷を掛けて、自分の名前を連呼しながら、通行人に、「よろしくお願いします」と手当たり次第に声を掛けていました。
きっと、皆様には、がむしゃらに見えるのでしょう。
一挙に楽しい気分が冷めました。
それでも、雨が上がれば、これに決まっています。↓
http://jp.youtube.com/watch?v=-V2yTD1FV4Y&feature=related
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2008年10月2日(木) 【守ろうプラネタリウムと恐竜の滑り台】
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知事選挙は近づきますが、総選挙は、以前ほど近づいていない気がしてきました。来週の今日、知事選挙は告示。
本日は、子ども応援特別委員会の県内調査で、まずは、伊島町の岡山県立児童館へ。
岡山っ子にはお馴染みのプラネタリウムと恐竜の滑り台です。
ご案内の通り、この度の財政構造改革プラン素案で、廃止が謳われていますが、私は、この点に関しては、明確に、その反対の急先鋒で動いております。
倉敷チボリ公園の手法とかぶるのですが、端から廃止ありきで、お手盛りの「公の施設見直しシート」で、その答を導き出していますが、子育て支援のための大学との連携に代表される指定管理者の努力を全く評価せず、老朽化の一点のみで、あらゆる可能性を放棄するような行政の姿勢には、本日も疑問を呈させて頂きました。
少なくとも、民と協働して汗と知恵を出し切る努力をしていません。削減のみが評価される現状の県行政の象徴のようです。
いかなる状況であれ、夢は、我々を捨てはしません。我々が夢を捨てるのです。この戦いは、決して終わらせません。
プラネタリウムと恐竜の滑り台を未来の子ども達に、もっと活かして繋げたいのです。
午後からは、笠岡の「子ども劇場笠岡センター」の笠岡市地域子育て支援拠点事業である子育て広場「あおぞら」に。
舞台芸術鑑賞活動事業が本体事業なのか、事業のひとつという位置づけなのかは分かりませんが、子育て支援には、もはや、子どもセンターは無くてはならない存在になっています。
ただ、委託事業、補助事業をこれだけの数、いわば確保して、さらに、運営するのは、スキルの高い実働部隊が必要で、本当に頭が下がる一方で、行政サイドも、協働とはいえ、自らが、汗をかく努力は必要です。
特に、県の委託が、丸投げになるようではいけません。逆に、こういう財政危機の折りには、行政サイドが、一方的に切ってしまう不安定さの要因になります。
また、こうした子育て支援事業のセンター機能を前述の県立児童館は、もっと果たすことができるはずです。
それにしても、この委員会の委員は、子育て世代ばかりなので、移動のバスの中が賑やかです。
BGMに凝っているわけではないのですが、その子育て世代が、秋と言えば、やはり思わず↓
http://jp.youtube.com/watch?v=aO6uQZalWoc&feature=related
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2008年10月3日(金)【政策協定ではない提言】
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ここのところ、地元紙に、知事選挙の争点として、かなり厳しい県政の現状についての特集が組まれています。
既に対応がなされてされているものや、必ずしも知事のみの責めに帰すことができないものまで、手当たり次第、問題点が挙げられており、あたかも暗黒の県政のようにすら読めますが、少なくとも、議会と決裂状態にあるとは必ずしも言えないことは、お伝えします。
基本的に、議決機関たる議会が執行部側に全責任を負わせる立場にはなく、全面対決して対案を出す力がなかったのも事実です。議会閉会前には、全会派、すなわち、オール議会の議長名で、今回の財政構造改革プランに対して、下記の提言を行っています。
抽象的な記述にはなっていますが、もしも、これで調印等がなされていれば、選挙に際しての各党の政策協定に近いものになっていたと思います。
これが、議会側のある種の冷静さの根拠になっています。
逆に、議会で議決されたわけではないので、法的な拘束力は分かりませんが、我々は、信義則や道義上、この提言に沿って動くことになります。
実は、議会が、提言で、行革推進債の活用を認めていることは、後々重要な意味を持つことになります。
1 市町村及び各種団体へは丁寧な説明を行うとともに、それら
の意見を十分踏まえた改革プランとすること。
2 歳入の確保については、県税収入率の向上など収入アップ
に向けてあらゆる努力を行い、目標に掲げた収入額を確保
すること。
3 健全な財政運営の取組を堅持しつつも、県勢発展のために
新たな財政出動を余儀なくされる場合には、議会と十分協議
のうえ行革推進債の活用を含め柔軟に対応すること
4 県民、ボランティア・NPO等と行政が共通の目標を定め、協
働によりこれを達成していくことは、活力ある地域づくりに不
可欠であることから、これら協働事業については必要額を確
保すること。
5 終期設定のある事業は、その終期をもって一律に廃止する
のではなく、必要なものは延長や新制度の創設を行うととも
に、利用や効果の少ないものは終期を待つことなく、迅速に
廃止・見直しを行うこと。
6 5つの配慮分野のなかでも、特に、「安全・安心」及び「子ども
の教育」に関わる施策については、見直しに当たって最大限
の配慮をすること。
7 職員給与の削減に当たっては、公務員としての誇りと意欲を
持って職務に取り組めるよう十分に配慮すること。
8 新たな行財政改革大綱の策定に当たっては、「新おかやま夢
づくりプラン」との整合性を図ること。
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【風車屋のおっさん】
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本日はこれから、南方地区の安全安心ネットワーク設立総会があり、顧問に付かせて頂く予定です。
私は、本籍地は平和町ですが、野田屋町の喜多村病院産まれで、生家は、岡ビル百貨店北の遊園地の真横にあり、小学校6年生までは、野田屋町に住んでいました。
さて、ランチン(ビー玉)で「佐藤打ち」まであった、あの懐かしき、我が屋の庭?であったあの岡ビル前公園で、下記イベントが開催されます。
昭和ノスタルジーの象徴のような「風車屋のおっさん」が来ることはないでしょうが、久方ぶりに、子ども達の歓声が聞こえます。ところで、実は最近、我が家の食材は、岡ビルでも購入されているのであります。親子4代です。
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「オカヤマ 地のもん うめぇもん祭り
西川夜市 岡ビル横」
10月12日(日) 午後4時〜9時
岡ビル北。野田屋町公園(雨天決行)
うらじゃや、ファジアーノも来るのね。
多分、私も本気で遊んでいると思います。
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2008年10月4日(土)【臨戦態勢へ】
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秋らしい青空ですが、明日は、午後から天気が崩れるとか。
今朝は、逢沢後援会・自由民主党第一選挙区支部事務所開き。公示とともに、選挙事務所に名を変えるわけですが、本日は、まずは神事ということで、後援会役員、選対本部、議員など限られた出席者のみによるスタート。http://www.aisawa.net/
解散、投票日が読めない状況の中で、私自身、今までにない緊張感さらには恐怖感を持っています。6日(月)には、女性の集い。
明らかに、今までとは違います。臨戦態勢へ。
そこから地元の幼稚園の運動会に。PTAの特にお母さん方が、スタッフとして頑張っています。子ども達に確かな未来を感じます。
ところで、今年の運動会は、うなされるぐらいポニョの曲がよく流れます。↓
http://jp.youtube.com/watch?v=K287ArocBaY&feature=related
実は、私は、そのストーリーの難解さ、個々のキャラの心根において、ポニョは、トトロより息が長くないのではと睨んでいます。数年後は、やはり、トトロではないかな。どうも、途中のトリの足になったポニョは、生理的に気色悪いしなぁ・・。
そこから家族で、コンベックス岡山で開催されている岡山県農林水産祭に。「フラワーフェスティバルおかやま2008」と「地産地消おかやまフェア」と「米まつり岡山2008」が同時に開催される食と花の祭典です。
ともかく、今日明日と行事が多いですし、大展示場の催しがないため、来場者が例年より少なめでしたが、食の安全が叫ばれる中、改めて、新鮮で安全安心な岡山の農林水産物を体感頂けます。
明日も、午後4時までやっています。
とは言うものの、明朝は、17回目を迎える「全国有名朝市フェア」が開催されます。これから、いわばレセプションですが、全国13市町で有名な14朝市から出店。こちらにもご来場下さい。午前6時には、京橋界隈に私もおります。
ともかく天気が持ちますように!!
明日は、わっしょい和んさか吉備高原フェスタもございます。
一方で、おかやま国際音楽祭も始まっています。桃太郎大通りにも、多くのマーチングバンド。故亀井章先生をしみじみ思い出します。
今日は、協賛して↓
http://jp.youtube.com/watch?v=VrPoeGYINsA&NR=1
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2008年10月5日(日)【ラヂオの思ひ出】
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本日は、第17回全国有名朝市フェア。もちろん、もっと早くからお客様は来られていますが、オープニング式は、午前6時。小雨が少しずつ本降りになっていきました。
それでも、商売には、振り込みの雨で、大西熊本県議の知人のからしレンコン屋さんはもちろん、北は釧路、南は鹿児島からのご出店の方々にも喜んで頂けたのではないかと思います。
ところで、知事選挙、総選挙が近いためか、今日は「業界」の陣営で溢れかえっていました。私も久方ぶりに、少しだけ、総選挙の陣営の中でビラ配り。「LOVE,ACTION,CHANGE」。
知事選挙については、候補となってからの知人を初めて見ました。知事とは、時間差になりましたので鞘当ての図を多くいたマスコミも撮れなかったのでは。
おそらく、岡山県で最も国会議員や首長に会える場所が朝市会場で、この距離感は、例えれば、ヤクルト戸田球場。
我々にとっても、世論が最も感じられる最も畏怖の念もある庶民の殿堂が、この朝市です。
それでも、買い物に来られて、政治ビラのコレクションができるというのも、お客様はどう思っておられるのかな?と、気にはなりますが・・・。
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そこから、足守の「ももぞの学園」に、所属LCのアクティビティ。
http://www16.ocn.ne.jp/~momozono/ 雨で室内での奉仕に。
もっとも、幹事なのに冒頭で失礼しました。というのも、本日は、吉備高原都市で、『わしょい和んさか吉備高原フェスタ』オープニングで、総務委員長として挨拶があったからで、429を北上。
中山間地域の振興はもちろん、吉備高原都市自体が、我が委員会の所管なのです。
ところで、この催しは、『RSKラジオまつりだよ!全員集合』というタイトルもついており、地産地消のオール吉備中央町のイベントであると同時に、RSKアナウンサーが集う超人気イベントでもあります。
生憎の雨でしたが、運動会や地域の清掃が中止になった方々も含めて、ラジオを聴かれて、町外から多くの方がご来場されたと思います。
さて、こういう時の私の挨拶は、比較的、お調子をこくのですが、5周年の吉備中央町の発展とともに、「サンデーベストを聞いて育った世代としては、55周年のRSKラジオの益々の発展もお祈りします!」と申し上げました。
来賓紹介のあと、続々と登壇された人気アナの中で、滝沢忠孝さんが、壇上で握手をして下さいました。サンベスを聴いていた皆さん、羨ましいでしょう!私は、嬉しいです!!!!!いうまでもなく、サンベスの人気パーソナリティーです。
中学・高校時代に、MBSヤンタン、鶴光のオールナイトニッポンに文字通り興奮?していた我々にとって、サンベスは、洋楽中心ということで、ちょっと背伸びをした気分でした。
これに、なっちゃこのパックインミュージック、ぬかるみの世界は、大人を感じたものです。ジェットストリームは聴いていません。
ちなみに、生まれて初めて自分で買ったレコードは、バリー・マニロウの『人生は航海(SHIPS)』であったことを滝沢さんにお伝えしましたが・・・なんでこんなことを言ったのか自分でも分かりませんが、多分、嬉しかったのだと思います。
また、サンベスと言えば、スターウォーズという凄い映画が来る!という映画情報(サンベスシアター)にも、胸を躍らせました。
なんと言っても、サンベスポップタウンの大型の公開録音!ヒカシューやシーナ&ロケッツが来たことをよもや皆様、忘れはしまい。『思い出がいっぱい』のH20に、DOバーガーをぶつけた馬鹿者がいたことも、忘れやしめぇ。河合奈保子コンサートも当たりました。
しかし、・・・どう考えても、高校時代に勉強をしていた記憶がありません。冷静に考えると怖くなります。
これに、プロ野球選手のサイン集めとガンダムのプラモづくりが加わり、さらに、詩やマンガの製作に励み、毎晩自転車で徘徊していたのですから・・・。当然苦難の浪人生活があるわけです。
ともあれ、我らが馬場俊英が、青春ラジオRCC(中国放送)に、『青春ラジオ』という曲を送っています。RSKサンデーベストは、まさに、『青春ラジオ』でした。私は、TVは深夜しか観ませんが、ラジオは移動中よく聴きます。やはり、レディオMOMOやFM岡山も含めて、生活に密着した地元ラジオ局が良いです。
最近、木曜日は、自動車で移動中で可能なら、『必殺!和夫侍』のコーナーを聴いています。ロクが出てくるとたまりません。
いけね、こりゃABCラジオだ。
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吉備中央町からとって返して、地域の敬老会。なかなか予定通り回れず、玄画展へ。秋の雨が降り続いています。
ラジオの記述で暴走しました。私、本日も未熟者でございます。
http://jp.youtube.com/watch?v=fnqIzuee4Ms&feature=related
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2008年10月6日(月)【そぞろな秋に】
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本日は、自民党青年部局の街頭演説は、児島に遠征。同年同期の蓮岡次長にお任せ。彼の好物の月見バーガーは、朝からは食べられないそうです。http://www.hasuoka.jp/
大切な友人である蓮岡議員からこの話題になるのもいかがかとは思いますが、妻が愛育委員になった手前もあり、最近、ダイエットが功を奏しています。多分、リバウンドはないでしょう。
残念なのは、知人に街中ですれ違っても、気付いて貰えなかったり、「今だから言うけど、あんたの太り方、醜くかったわ」と言われること。・・・聞きたかねぇっす、そんな打ち明け話。
「出てたら応援してたのに」と言われるぐらい私にはきつい言葉。
本日も、勉強会の後、護国神社の秋季慰霊大祭に。昨日の岡山県戦没者慰霊祭は雨の中でしたが、今日は秋の空。ちなみに、県議会議長が、崇敬者総代会会長に就くのが慣例です。
来賓紹介で、今年は「おめでとうございます。」と言われた方が多くおられたので、伺うと、祭りだから神道は、おめでとうで良いのだとのこと。
参拝の方も毎年少しずつ減ってきているわけですが、祭りと捉えれば、例えば、奥市のグラウンドや取り巻く参道で、文字通り、大規模な祭りになったら、家族連れがもっと来るかもなぁ、と思いました。
明治神宮と表参道と原宿というのは、若者も多く歩くわけですが、護国神社に若い世代が、気軽にとは言いませんが、身近に感じて、初詣以外にも、お参りに来て貰えたら嬉しいのですが。
だいたい、東京ヤクルトの本拠地は、明治神宮野球場!
参道の楽しみというのは、伊勢神宮にもあるわけですが、御英霊に対しては、本当に厳粛です。それでも、鳥居の前までは、楽しくワイワイと世代の近い若者達が来てくれたら、それはそれで、御英霊は喜んで下さるのではないかなぁ・・。なによりも、若者達が、今の幸せを御英霊に感謝してくれたら・・・。
なんで終戦の日なんだ?公私を分けるんだ?と、時の思惑に左右される総理の公式参拝云々の政治の世界から解き放たれて、靖国神社で、天皇御親拝が復活するのが一番好ましいと思います。
ともあれ、はっきりしているのは、かような政治の混乱は、御英霊は絶対に望んでおられんぞ、ということです。
県庁に寄ると、当然、選挙の話題ばかり。
秋空を見上げると、鰯雲に乗って、このまま遠くに行きたくなります。知事選挙告示まで、あと3日ですが、そぞろ神が乗り移って、道祖神が手招きします。
http://jp.youtube.com/watch?v=yTVxbuUkxIU&feature=related
これから総選挙の選対会議です。
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2008年10月7日(火)【薄曇りの秋空の朝】
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先ほどの朝起き会から今日はスタート。
新聞によりますと、昨日、広島県で勧告があったようですが、本日は、人事委員会の勧告、報告が知事と議長に対して行われます。基本は、スト権がないからの中立の独立行政委員会ですが、ある意味、今回の財政構造改革プラン素案に対しては、厳しい評価に繋がるものと思います。
明後日、いよいよ選挙告示。
一方で、昨夜複数の選対会議がありましたが、総選挙の日程は不明で、まさに、補正予算を議論する予算委員会の議論次第。
兵糧攻めというわけではありませんが、持久戦の中、どれだけ緊張感をピークのまま維持できるかということも勝負になってくるかもしれません。
いずれにせよ、知事選挙も総選挙も、投票率はさておいて、かなり激しい戦いになると思います。
多分、今日も、薄曇りのまま推移し、劇的に明るい話題がないと思われるので、早朝ですが、本日は、この曲にて、失礼致します。
http://jp.youtube.com/watch?v=CzLh-Ia91sA
晋作は、西行をもじりて、東行と名乗りしが、北半球において、太陽により近づかんと欲すれば、南に行くにしくはなし。よって、我は、南行となり、南に向かわん。
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2008年10月8日(水)【落陽】
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株価は大暴落。岡山縁の方も含めて、3人のノーベル賞受賞。空は青空。明日から知事選挙。我が名は、南行。その真の意味は、明日。秋の日はつるべ落とし。さぁ落陽です。また明日。
http://jp.youtube.com/watch?v=m5iWkcza0hM&feature=related
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2008年10月9日(木)【海を見ていた午前】
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知事選挙が告示されました。予想通りの2陣営による激戦が始まりました。今朝は、出陣式。その頃、私は、西にも東にも行かず、南で、海を観ていました。それが今の私の答です。多くを語れず。
http://jp.youtube.com/watch?v=C70BhmiK3rY
今日明日と県庁物資部の大売り出し。例年通りしこたま食材などを買い込んで、くじを引いたら、あたり「前田のクラッカー」。ともかく、指定店会も、県庁職員の方々も元気が出ますように。
三丁目劇場では、地元学区の敬老会。保育園の子ども達の見事な出し物。その後、ある施設で、ある高齢の方を訪ねました。
先ほどまで、奥田の事務所。総選挙がいつかは分かりませんが、知事選挙期間中の本籍地は、南です。で、南行です。
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2008年10月10日(金) 【岡山市政令市へ!!】
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本日、閣議決定で、岡山市の平成21年4月からの政令市移行が決まりました。指定政令は、来週にも公布される見込みです。
ここに至るまで本当にいろいろありました。「こころ」を項目別に分けると、関連の記述がある日が100号を超えています。
様々な思いはありますが、私の名前で、県議会で意見書を発議した3月10日以上には書けないので、下記に再掲します。
我々政令指定都市選出の県議会議員は、来春から権限が激減します。そして、ここからは、区割りに沿って、議員を貼り付けるという地獄の作業が待っています。私は、ここで議員定数削減の議論も喚起しますが、そのことで同時に、誇りも何もかもズタズタになる辛い半年になります。
でも、安心して下さい、それが私の役目ですし、それは、県民の皆様にとっては、良いことですから。
だからこそ今、今は、岡山市民として、にっこりと「岡山市万歳!」と叫びたい気持ちです。
今日は、子どもは遠足で楽しそうでしたし、久々に「ギザ十」も手に入ったし、もはや本塁打王と首位打者さえ出れば、我々横浜ベイスターズファンにとっては、チームの勝敗は関係ないということで、本当に良い日です。
ここから先は、誰も歩んだことがない『道標ない旅』です。だから、むしろ可能性は広がったのです。↓
http://jp.youtube.com/watch?v=dNyiL-9qUV0&feature=related
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(再掲)
佐藤真治のこころ その2855 2008年3月10日(月)
【一人きりの卒業式】
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本日、行財政改革・道州制等特別委員会で、「岡山市の政令指定都市の指定に関する意見書」を委員長として発議しました。
残念ながら、この期に及んで、まだうだうだという議員や、時期尚早とする共産党の反対があったものの、賛成多数で、本会議への提出を決めました。12日の総務委員会が続いて、17日、採決されます。
私がやるべきのことは、全てやりました。歴史的な第一歩です。
県・市一体となって、来春の政令市指定のために、ここからは、総務省との戦いです。県制度崩壊の序曲です。これが、道州制の明日に繋がらなければ、我が国はおしまいです。
ある意味で、岡山県へ引導を渡すようなところもありましたが、その役ができたこと、ついに、ここまで来たんだなぁ、と感慨深いものがあります。私が、ケリをつけました。この委員会の委員長を望んだのは、まさに、今日のためです。
4年前のこの頃は、私にとって、まさに人生最悪で、「こころ」休刊まで追い込まれたことは、生涯忘れませんが、今朝は、亡父の墓参りをしました。墓前が、卒業式の会場に、一番相応しいのです。
・・・長かったな・・。
間違いなく、今日、私にとって、ひとつの時代が終わりました。エンディングのタイトルバックに流れる曲は、ここ数日の美輪明宏の『人生の大根役者』・・・。こんなに相応しい歌は、ありません。
誇りを持って、滑稽を演じる岡山市選出の県議会議員の壮絶な自爆行為を見たか。全ては岡山市のため。子ども達のため。ざまぁみろ。
今日ひとつの時代が終わりました。政治家・佐藤真治というストーリーがあるとすれば、第1巻目が、今日終わりました。
しかし、ケロロ軍曹の野望は、決して尽きないのであります!誇り高く顔を上げて、前に前に、あくまで、前に前に、進むのであります!!
2ndシーズンをお楽しみに!!(2月定例会一般質問より)
ところで、来春、岡山市を政令指定都市にしたい、その思いで頑張っているわけですが、どこかで、切なさも感じています。岡山市・加賀郡選出の議員として、県議会議員ってなんだろう?県って、なんだろう?と考えない日は、一日たりとてありません。
そして、10年先を漠然と考えるのですが、正直なところ、ぼんやり霞んでいる感じがします。53歳の自分の姿の想像がつかないのです
しかし、明日たとえ死ぬことがあっても、「明日は、今日よりも素晴らしい!!」と言い続ける、沈み行くタイタニックに乗っていても、「大丈夫です。あの世は、素晴らしいですよ!」と言い続ける、そのために努力する、夢、すなわち、明日への希望を掲げる、そして、戦い続けるのが、リーダーたらんとする者の役目だろうと思う、今日この頃です。
略
私は、なによりも、やはり、道州制の議論の根本は、800兆円を超える、要は国民一人あたり600万円もの借金を持つ我が国が、このままでは維持できないからこそ、行政機構を組み替えることにあると思っています。政令指定都市もしかりで、つまり、そうしないと、地域間競争に勝てない、生き残れないから私は、推進の立場に立っています。
道州制、政令指定都市論は、決して薔薇色の話ではなくて、生きるか死ぬかの究極の選択の話ではないか。これをしなければ、死ぬからそうするのだ、綺麗事ではない、と考えています。
そして、紛うことなく、市町村といった基礎自治体が自立する中で、県という機構を破壊する、焦点は、今後、そこに移ってくるのではないでしょうか。
言葉は適切ではないですが、これから、どんどん、県が槍玉に挙がってくる、自己否定を重ねていくしかない、益々の苦難の時代が待っていると、私は認識しています。はっきり言って、組織としては、もう良いことはないだろう、と。
それでも、明日の子ども達のために、夢を掲げて、闘っていくしかありません。
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2008年10月11日(土)【混乱と平安】
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株価の大暴落の一方で、内閣提出の「インド洋での給油活動 を延長する法案」や春の暫定税率廃止の補填などがスイスイ決まるというのも物凄いなと思います。
スポーツイベントや文化祭や地域の秋祭りの時期ですが、この時期は不思議と会葬も多くなります。
昼には、万成病院での第55回のひまわりサロン。特に、今井千晶さんという方のライアhttp://www.h5.dion.ne.jp/~chiaki3/に癒されて、18日(土)午後2時から、さんかく岡山で、報告会も予定されているアートリンクで活躍されている鈴木崇寛さんの作品には、エネルギーを貰いました。
肉体的にではないのですが、どう考えても、疲れているのが自分でも分かります。そりゃそうだわな〜。
政治の作用に、混乱と平安があるように思います。時には、硬直化した状態に対して、敢えて混乱させることも必要なら、混迷の状況を平定させることは、もっと必要です。
利害関係が対立したり、主義主張が異なったり、好き嫌いはありますが、どうやってまとめるかという政治の基本が、国も地方もできていません。叩くのは良いですが、平穏はあるのか?
政治の混乱の結果について、選挙という形で民意を問われても、中途半端に放り出してご判断を仰げば、それはそれで、政治の無責任ではないかな。
近頃、高校時代に聴いた下記の演説を思い出します。正義が混乱するのは、ガンダムの時代からの特徴ではあります。
http://jp.youtube.com/watch?v=2VlJ8By-jVg&feature=related
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2008年10月12日(日)【龍馬が要る】
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それにしても、球団記録の14連敗を達成した我らが横浜ベイスターズが、ここに来て、読売や阪神に3連勝。ちょっとKY球団になってしまいました。特に、タイガースファンの皆様には、心からお詫び申し上げます。
薄曇りの秋の空、本日も夜まで、スポーツ大会や文化祭や秋祭りや選対会議や会葬や行事だらけです。暫時休憩。
心の底から笑えない時、焦りや不安がはっきりと顔に出る時には、冷静な判断や明るい話もできないものです。人間だもの。
岡山県において考えますに、私は、実践的革命家として、直情径行的で躁鬱気質もある高杉晋作を愛する者ですが、むしろ今、必要なのは、周旋家あるいは、政治家、実業家としての坂本龍馬ではないかな、と思います。
歴史の大転換になる巧山寺挙兵よりも、薩長連合が必要な時期というのがあるのです。
それがたまるか!にならんよう、龍馬は、動かなあかんぜよ。
なぜか故門木和郎県議を思い出す今日この頃ですが、今、政治家が必要なのです。
ところで、晋作も龍馬も、強烈な危機感の中で、その使命感の根底には、自分のためでも、恨みでもなく、他者への愛があったはずです。あるいは、それを義と呼ぶのかもしれませんが。そして、泥を被るどころか、命を捨てることすら惜しみませんでした。
http://jp.youtube.com/watch?v=dISL5fER7oM&feature=related
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2008年10月13日(月・祝)【秋真っ盛り】
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文化、芸術、スポーツ、食欲・・様々な秋を堪能されていることと存じます。お天気に恵まれた素晴らしい休日だったのでは。「おかやま国民音楽祭」も盛況裏に閉幕。
一方、私には、各種行事をグルグルする気力が出ないような精神的にきつい3日でした。もちろん、知事選挙と総選挙に帰因していますが、明日の東京株式市場の動向次第で政治も動くということで、国際政治、国際経済とのリンクという外的要因も、混乱に拍車を掛けます。
いったい総選挙はいつになるのでしょう?なによりも、知事選挙については、あるべき民主主義に沿って叫び出したい衝動を抑えるのに苦労しています。責任ある選択を。
本日は、御津の大徘徊を経て、岡山国際サーキットの『第17回サイクル耐久レース』を岡山県サイクリング協会副会長として覗きました。久方ぶりに、愛車のバッテリーが上がり、選対会議にやっとこさで間に合いました。
まだ会合が続きますが、明日からが、ただただ穏やかな日々になりますように。
ただただ、http://jp.youtube.com/watch?v=FdcZSvqt--Q
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2008年10月14日(火)【『ぼよよん行進曲』】
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株価は急転しましたが、秋の雨です。いろいろありますが、どうにも明るい話題がありません。本当にすみません。
さて、黒澤明の映画は、場面とは、ずれたように感じるBGMが流れて、かえって印象深くなります。
昨夜は、旧出石小学校跡地である下石井公園で、おかやま国際音楽祭のエンディング。午後8時を過ぎてお邪魔したのですが、市長肝煎りの市の事業でもあり、予算や構成についてはよく存じ上げませんが、都心の公園の使い方として、大きな可能性を感じる素晴らしいものでした。この夏には、3年ぶりに、地域の盆踊りも復活しています。中心市街地の確かな未来です。
ラス前に、郷土出身の中西圭三さんが、『ぼよよん行進曲』を歌われました。子供も小学生になって、『おかあさんといっしょ』を観なくなったので、残念ながら、この曲自体を存じ上げなかったのですが、「あの月まで手が届きそう」と歌詞を変えて歌われた天空のまん丸の月を眺めるにつけ、不覚にも涙が出ました。
本当に前向きな良い曲です。こういう歌は良いな。
http://jp.youtube.com/watch?v=Vy6n_2bLvV4
選挙戦は、本当に嫌なことばかりが見えてしまいます。時には、人間が大嫌いになります。どこか遠くに行きたくなります。できれば、アジアでない外国が良いですが、行けるはずもありません。
しかし、そもそも悪いのは、我々です。
かえすがえすも、思います。党も、議会も、どうあれ方向を決めるべきでした。無責任の誹りは免れません。財政危機に加えて、県民の皆様を混乱に陥れた議会の罪は重いです。
議員は、分かっています。決して、今の岡山県に打ち出の小槌はないことを。おそらく明日の総務委員会も、仕切りに苦しむことになります。いくら責め上げても、何をしようとも、どう立ち居振る舞いをしようとも、どうあれ、明るい未来は、議会にはありません。
全ての責めは、必ず我々議員一人一人に返ってきます。次期の議席は、無いものと覚悟すべきです。
それでも、そういうときだからこそ、頭の中に、『ぼよよん行進曲』を思い切り流します。そして、わけもなく笑顔でいようと思います。
自虐を楽しんでいるわけではなく、なぜなら、長く屈んでいても、私には、ばねがついているから。知ってた?実は、私もよく知りません。多分、私も、恥を知らないのでしょう。
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2008年10月15日(水)【我が祖国】
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本日は、総務委員会。岡山県財政構造改革プラン(素案)に対して、市長会、瀬戸内市、町村会、関係団体等からの膨大な量の要望についての報告がありました。さらに、パブリックコメントも、たとえば、岡山県立児童会館については、1655件。おそらくそれでも、まだ一部だと思います。
正直なところ、委員会の進行をするうちに、私は自分の出処進退を考えていました。この厳しい財政構造改革プラン(素案)を止めることができそうにないからです。残念ながら、打ち出の小槌はありません。
こうした結果の責任は問われてしかるべきですが、どうあろうと、善(悪)後策として、すべきことは変わりません。早く、それにかからなくては。6月の危機宣言から、ここまで4ヶ月かかっています。
総務委員長の判断として言えるのは、このプランそのものの白紙撤回や完全見直しは、事実上不可能であり、例えば、昼にあった自民党の財政再建対策プロジェクトで、提言もし、折衝をして、果たして、どれだけ戻せるか・・・。もちろん、全力で戦いますが、「無い袖は振れない」状態です。
特に、職員の方々の給与カットがなければ、もっと事業を削ることになります。少なくとも、教職員や警察関係は一律に論じれないと強く思いますが。
一方的であり、一律で、全く感心はできない極めて乱暴な手法ではありますが、冷酷な現実の中で、各担当レベルでは、激しい議論が続いています。個別に戻さなくはいけないものが絶対にあります。
それでも、仮に、全ての要望通りに戻せば、臨時的歳入対策として、行革推進債を発行して後世にツケをまわすか、あるいは、麻生政権のもとで、赤字国債を発行してでも、地方交付税交付金の復活に期待するかしかありません。敢えて言えば、今後、各自治体で、財政危機宣言が続出するはずですから、国の責任も極めて重いのです。
ともあれ、薔薇色の選択肢はありません。
何もしなければ、粛々と財政再生団体の道へ進むか、増収策は考えるにしても、それ以前に、来年度の予算が、たちまち組めないのですから。
ともかく、各市町村の予算にも直結していますから、早く詳細な議論を始めなくていけません。しかも、逆算すれば、1ヶ月しか時間がありません。実は、選挙の時間すら惜しいのです。
はっきりしているのは、議員もただでは済まないということですが、さすがに、我々の報酬カットはもちろん、期末手当の満額支給などは、もはやありえないでしょう。
しかし、終わったわけではありません。ここから始められることだってあるんだ。我が祖国・岡山を守っていくために。子ども達の未来のために。
県という組織は、やはり、残酷にこうして事業を切っていくことで、やがては自らが消えていく運命にあるのだな、とも思います。
敢えて言えば、基礎自治体が力を付けていく一方で、国の出先機関や外郭団体の無駄を廃して、それと県を収斂していく道州制という行政機構改革は、絶対に必要です。
もっと言えば、岡山市が政令指定都市になっていくのが象徴的ですが、基礎自治体を守りながら、県が発展的解消していく事態が、現実のものになっているということだと思います。
時間は、決して逆には流れません。時代は移ります。
その中で、公職にある者が、詰め腹を切って、県民の皆様を守っていく、今、そういう覚悟が試されているということです。
させて頂いている立場ですが、正直に書いて、今、すごく議員を辞めたいという気持ちと、やりたいという気持ちが、こんがらがっています。私にとって、政治ぐらい嫌なものはないですが、やらなくてはいけないものもない・・・それが答です。ここからが勝負です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2624867
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2008年10月16日(木) 【冬が来る前に】
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午前中は、第59回岡山市合同敬老会で、午後は息子の通う小学校のオープンスクール。具体的に守るべき笑顔があります。
我々が必ず進んでいく道に、夢を感じたいし、当然、子ども達にも未来を感じたい、だからこそ、政治をするわけです。
いつまでもムラ社会ですが、政治の実働が、あと15年としたら、もともと湧いたような者なのだから、こういう時間の使い方以外が、あっても良いな、と、ふと思う秋。動乱の時代に、座して生きて死ぬこともあるまい。だんだん腹が立って来ました。
http://jp.youtube.com/watch?v=ayS-dziR6b0&feature=related
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2008年10月17日(金)【『honesty』】
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今日から、第5回岡山国際貢献月間「地球市民フェスタinおかやま 2008」が岡山国際交流センターで始まりました。
全国初の「国際貢献活動の推進に関する条例」の制定はもちろん、NGO支援については深く関わってきた自負がありますが、次年度以降の予算支援が厳しくなりそうです。
昨夜も今夜も、市の家庭ごみ減量化・資源化説明会。なかなかに、これも厳しい声が上がっています。放置ゴミについては、やはり抜本的な対策が必要です。
今日も、多くを語りたくないので、高校時代に、なんとなく世の中に感じていた気分として、ビリー・ジョエル・・・『honesty』
http://jp.youtube.com/watch?v=tCVZXlvDcrk&feature=related
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2008年10月18日(土)【『わが青春のアルカディア』】
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選挙がなければ、素晴らしい秋です!!
「こだま作業所」の15周年記念で、再び映画『ふるさとをください』を観させて頂きました。いわゆる精神障害者の作業所建設に伴って、ある街に起きる、新しい「ふるさと」づくりの話です。
ある意味、地域に支えて頂けることで、本人同様、苦しんでいるのその家族が救われるわけですが、特に、県の財政危機にあっても、「ゆう」はやはり守りたい、強く思います。
午後には、NPOハート・アートおかやまのアートリンクの報告会。これから、秋祭りなどがございます。
混乱の中、なんとか安定すべく過去の偉い人の格言を思い出そうとするのですが、もっともなことを言う落語の登場人物は、こういうときに全く頼りにならないし、言葉のストックがアニメだったりするのは致し方ありません。
のるかそるかの勝負の決断を待ちかねていますが、『20世紀少年』よりも前に、キャプテン・ハーロックは、このように語っています。もう時期が来たろうと。
『男なら、危険をかえりみず、死ぬと判っていても行動しなければならない時がある・・・負けると判っていても戦わなければならない時が・・・わが青春のアルカディア号発進!!』
http://jp.youtube.com/watch?v=aap2vwuFJs8&feature=related
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2008年10月19日(日)【『僕が僕であるために』】
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暑いぐらいの快晴の秋の日。しかし、高杉晋作維新回天義挙の地である巧山寺に幽閉されているような心境で、落語の『淀五郎』なら、由良の助が間に合わず、このまま切腹です。
ともかく、ストレスもピークで、最高に気分は高まっていますが、やけ食いに走っています。また、秋は、なんでも美味いなぁ。
今朝は、朝一で、第1回の岡山市場花まつりへ。市場間競争、市場外流通、生産地の国際化の中で、ある意味、最大の対応策は、花きの消費拡大を図ることで、来春の緑化フェアは、まさに絶好のチャンスです。
食の安全も含めて、市場のさらなる活性化は、大きな課題です。
また、会場では、岡山市と国際友好交流都市提携を結ぶ台湾・新竹市から、特産のビーフンはじめ特産品フェアも開催され、かわいい7歳のビーフン娘も登場。釣られて様々購入しました。
ところで、今日は、テープカットもさせて頂いたのですが、来年4月以降、県議会議員の扱いは、本当に困るだろうなぁ、と思います。来賓といっても、実際のところ、もはや市議の先生方より、先に紹介されるべき立場ではないようにも思います。
そもそも、市の行事に、県議会議員を招く必要など、ほぼないと思います。無用の長物になるのではないかなぁ・・・。嫌だなぁ。
私自身、岡山市民として、岡山市を限りなく愛していますし、したいことは幾らでもあるし、できる能力もあるのではないかと自惚れて思うのにもかかわらず、何もできなくなるんじゃないか・・・・・おめおめと議員を続けていて良いんだろうか?まして、今回の知事選挙における、自民党と県議会議員の対応については、政令指定都市選出県議会議員は、不要なのではないか?という議論に、結びつくのではないか?
また、地方議員なのに、主に、議会活動よりも、政党の選挙活動をしているように見えるなら、公費から報酬を支払うことも問題ではないか?という議論に、ならないかしら?
もちろん、税金泥棒を言われて耐えられるほど鈍感でもなければ、いかなる状況であれ、己の価値を何も見出さないほどの馬鹿者ではありませんから、通常業務に加えて、議員定数削減をはじめとする議会改革や、道州制を目指すけれども、正直に書いて、私自身が、じれるかもしれません。
どこに行くのか、県よ、県議会議員よ・・・。
ともかく、貼り付けと議員定数削減の約束は、来年4月までに完成させなければ。その責任が果たせれば、それから先は、あらゆる可能性を追求します。
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そこから、LCのソフトボール大会に。キャッチボールのみで失礼致しました。知事選挙が、徐々にですが、総選挙の前哨戦のようなかぶり方になってきて、緊急な対応が必要になってきており、もうややこししぎて、とてもでないですが、楽しめる状況でなくなってきました。
そう言えば、子どもとキャッチボールすら全然していませんが、当分無理。
そこから、ある学区の敬老会。さらに、足守メロンまつり。さらに、ある私立幼稚園の運動会に、会葬。どこでも、知事選挙と総選挙の話題。夕刻からの倉敷の会にはお邪魔できませんでした。
ともかく、ここに来て、様々な方と本音で話していますが、はっきりしているのは、どうあれ、私自身の2年半先のことまでは、考えてはいませんが、あらゆる選挙において、自民党は、厳しいことになるだろうということです。
しかし、勝ち続けなければなりません。むしろ、自分自身に。と、いうことで、このわけの分からないBGMのシリーズも、ついに、ここに来てしまいました。私の心の詩・・・・。カラオケの定番。
http://jp.youtube.com/watch?v=uqQ4vvTdvEk
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2008年10月20日(月)【ちょっくらイスカンダルへ】
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今週の日曜日は知事選挙投票日ですが、来るべき総選挙に備えて、自民党全国青年部長・局長・女性部局長合同会議および街頭演説会および懇親会が、急遽開催されることになりました。どうも、11月末選挙は動かないのかも。
岡山県連から誰も行かないわけにはいかず、代表で、麻生総理が根強い人気があると言われる秋葉原で街頭演説に参加し、願わくば、麻生「元」総務大臣に、直接、地方交付税交付金の復活を強く強くお願いして参りたいと思います。
直感的に、青年局長としては最後の党務上京になるような気がします。
ともあれ、知事選挙の結果については、東京で知ることになりますが、場合によっては、翌日も帰岡致しません。
残り1週間になりましたが、間違いなく、総選挙と連動することになります。
私は、実は、喧嘩は極めて好きな方ですが、あくまで、それは、さしでする一対一の喧嘩であり、暴力は反対、口で勝負です。子分を従えるガキ大将の喧嘩や、当然、いじめも大嫌いです。何かあると、袋叩きにする風潮も大嫌いです。
でないと、弱い弱い横浜ベイスターズのファンなどできません。
さて、ちょっくらイスカンダルへ行ってこよう。
http://jp.youtube.com/watch?v=uETP3sNn9n8
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2008年10月21日(火)【どうにもとまらない】
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水を得た魚のように楽しい秋の日。はしごもないのに、ふとしたはずみで、暴走は始まります。つまり、選挙のムードが、結局はやはり好きなんだな、と。これはしかし・・・・・やっちまったな・・・・。
「A型の獅子座の隠れた性格と行動パターン」を見ると明らかです。
『明朗活発で寛大の獅子座の気質とA型の責任感の強さが表れた人です。表向きはどうしても派手な印象を与えてしまう獅子座ですが、A型の場合は獅子座の中でももっとも几帳面な性格をしています。与えられた任務や決められたルールはきちんと守るタイプです。またそうしたことを果たすことが、獅子座のA型のプライドを支えているといえます。
曲がったことが大嫌いで、何事においてもストレートですが、決して周囲に威圧感を与えるようなことはしません。自己アピールが強いですが、周囲の配慮を忘れない人なので、効果的に自分の意思を周囲に伝えられます。
保守的なA型ですが、積極性や行動力はあります。用意周到に物事を運び、周囲をまとめる力があるのでリーダーとして頼りにされます。
しかし、わりと根は短気で怒りっぽい人です。意見が通らないとカッとなることもありますが、あおられると急に機嫌が良くなる単純さがあります。』
で、結局、『どうにもとまらない』。うーん、ちょっとアホかもしれません。
http://jp.youtube.com/watch?v=CS59f_oE7y4
でも、そんな自分が好きな場合は、もう仕方ないです。
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2008年10月22日(水)【『唇をかみしめて』】
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秋の寂しい雨の夜になりました。
知事選挙も第4コーナーを回った直線コースで、県議会議員として、この期に及んで旗幟鮮明にしないことは、責任放棄であるということで、全面的に容認というわけではないですが、二者択一という限られた選択肢の中で、一昨日より、方向を定めて、動いています。
私は、県議会議員です。ここで態度が決められないのなら、代表としての議員を辞するべきです。傍観はできない、そう思いました。
共に働いて、財政再生団体転落を回避できる可能性が、私自身が、より高いと思う方に賭けるということです。
岡山県民にとって、子ども達にとって、あくまで主観的に、どちらが良いと思うかという究極の選択です。
私自身も、擁護は仕切れない、否定はできない他方向からの批判は甘受せねばなりません。そもそも、私自身が悩み抜いているのですから、お気持ちは痛いほど分かります。
だからこそ、相手方を支援される方とは決裂ではなく、たまたまここではこうなったけれども、終戦後には、割れても末に会わむとぞ思うという崇徳院の心境です。
それぞれに立場立場や事情や、何より「思い」がありますから、それを否定ができるはずもないし、そのことには、十分敬意を払いながら、お互いに苦しい選挙戦ですが、事故などないよう、ベストを尽くしましょう、頑張って応援してあげて!!としか言いようがありません。
この判断で、私自身が全面否定されるなら、開き直るわけではないですが、それはそれで仕方ない・・・本当に辛いですが。
勝手を言えば、私自身が、裏切るつもりもありません。一方の側には不幸にも、結果として、その「思い」が、実らなかった場合でも、悔しさだけが残ることがないように、少しでも、その「思い」を受けて、責任を持って、全力を尽くします。
ともあれ、ことここに至っては、勝負ですから、当然、勝ちに行きますが、特に、自分が候補でもない場合、勝っても負けても、嬉しくはない傷を負うのが選挙です。結果はどうあれ、恨みっこなしでとは、なかなかにならないものです。
どうにもこうにも、友人・知人の顔が思い浮かんで、辛いです。皆、世の中を良くしようと思っている筈なんだがなぁ・・・。恨みなど無い者同士まで、なんで戦いになるんだろうなぁ・・・。
選挙の際に、私を支援下さって頂いている方々は、こうした壁やしがらみを越えて来て下さっておられるんだなぁと思うと、つくづくありがたいですし、絶対に、ご期待を裏切れないと思います。
候補は、自分のことですから、バンザイしてりゃ良いのですが、本気になればなるほど、側はたまらないですね・・・。
残すところ、あと3日。
私にとって、選挙の歌だと思う『唇をかみしめて』を口ずさみ。
http://jp.youtube.com/watch?v=5EHL6sTr4ec&feature=related
もう少し器用に立ち居振る舞いができれば良いのですが・・・。
いつか笑いあえるだろうか・・・
ともかく、選挙に関わる方全ての、残す3日の健勝を祈ります。
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2008年10月23日(木)【『Tomorrow Never Knows』】
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本日は、敬老会やLCの会合や、イマージョン教育の現場に行きつつ、会葬や改革プランについても、あれこれと。
今日の天気のように、すっきりしないまま全ては動いて行きます。
・・・私には、勝利も敗北もありません。
さて、27日(月)まで、天満屋地下タウンアートスぺースでは、第30回LC合同写真展が開催されており、私も、地味で穏やかな小作品『童(わらべ)』を出しております。
電車の運転士になりたい我が子の無垢な表情です。通りすがられる機会がありましたら、是非御覧下さいませ。
自動車のBGMは、ミスチルの『Tomorrow Never Knows』・・・
癒えることのない痛みなら、いっそ引き連れて・・・
http://jp.youtube.com/watch?v=sdXE7rJ-ak4&feature=related
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2008年10月24日(金)【試験研究機関の評価】
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本日は、総務委員会。試験研究機関の外部評価結果について示されました。外郭団体という形ではなく、行政が直接、試験研究を行っていくことの意味自体も、問われています。
今回の財政構造改革プラン素案の中で、特に、環境保健センターや工業技術センターに加えて、農林水産業関係のこうした機関(農業試験場、生物科学総合研究所、総合畜産センター、水産試験場、林業試験場、木材加工技術センター)についても、なにがしかの削減が示されていると思いますが、そもそも、試験研究というもの自体、効率的効果的な推進に馴染まないところもあります。
逆に、こつこつと地道な研究がある日大きく花開くこともあるわけで、成果が出るまで時間がかかり、目先、採算がとれないからこそ、行政が主導的に行う意味がある場合もあります。
また、自社内でそういった施設をもてない中小零細企業にとって、実際かなり役に立つ場面も多いと認識しています。
農林水産委員会は、かなり長い議論になったようです。もっともなことです。
特に、都道府県としては先駆的な岡山光量子科学研究所の基礎研究については、判断や評価が極めて難しいのですが、むしろ、物理の世界で、今の高校生が、数十年後にノーベル賞をとるような科学先進県岡山の象徴になるかもしれず、分かり難いから削減すれば良いというものでもありません。
ともあれ、さらなる産学官や広域の連携という今後の課題もあるでしょうし、少なくとも、総務部的?な、削減ありきの財政の観点のみで議論するのは好ましくないというのが、私の思いです。
昼には、政務調査会で、党折衝項目等について検討し、さらに、議員団総会。問題の政務調査費の扱いについてなど。
個人的には、今回の知事選挙で集まる批判は、我々議会、議員に対して、同様に集まっているものだと真摯に捉えるべきであり、何期の議員であれ、まずはお詫びであり、県民の皆さんと一緒になって、批判できる立場にはないと思います。
少なくとも、退職金全額の返上した知事に対して、いまだに、自らの襟を正したり、詰め腹を切る決断を迷うならば、議会の見識が疑われるだけだと思います。
自らが議決できる強い立場だからこそ、お手盛りと言われるようでは、執行部と真の対峙できません。
ずっと天井ばかり見ていたので、職員の方が、「ずいぶん、お疲れですね」と気遣って下さいました。
「いや、そうではなくて、遠くを見ているんです。」と申し上げました。例えば、県議会議員や自民党という枠を外した自分を想像してみたりするのは、一方で、現実逃避なのでしょうけれども。
残されたものは、『出発(たびだち)の歌』・・・でも、何処へ・・
http://jp.youtube.com/watch?v=UZiRcFX8ezU
これから、個人的に良いことが続かないとしても、それはいっこうに構わないし、逃げる気もないのですが、果たしてこれから、最大限力を発揮できるのかな?私でないと、それは本当にできないのかな?
誰かに、今、ここに、お前が居てくれて良かったよ、と、心から言って貰える仕事ができるかな?と自問自答しながら、選挙戦は残すところ、あと2日です。
不思議なことに、総選挙で変更になるかも?と言いながら、来週についても、来月についても、行政内部では、粛々と物事が動き、日程が語られています。行政機構畏るべし。
明後日の結果によっては、大混乱必至なのに・・・
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2008年10月25日(土)【選挙戦最終日】
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知事選挙も今日が最終日。私にとっては、一日とて腹から笑えなかった精神的に苦しく辛い、長い長い長い17日間です。
本日は、敢えて、心穏やかに朝から、地域の健康ウォーキング開会式や公民館文化祭や岡山刑務所敷地内での矯正展など回っておりました。今日明日の夜は、玉井宮で、龍神祭が行われています。こういうときにこそ、大人も祭りで「遊ぶ」べきなんでしょう。
最終日だからと、夕刻から、私が最も愛している中心市街地や商店街を駆け回ったり、選挙戦で最も大切かつ厳かな儀式であるマイク納めに参加することは、今回は差し控えようと思います。
あらゆる方に対して、本当に申し訳ありません。
今までのどんな選挙戦でも決してなかったことですが、どうか最初と最後は、独りにさせて下さい。・・・『SASURAI』
http://jp.youtube.com/watch?v=f4thN7gRk1c&feature=related
県が行う選挙公報としては、全く感心できない「トーヒョー」という言葉ですが、是非、明日は、投票にお出掛け下さい。
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2008年10月26日(日)【本日県知事選挙投票日】
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本日は、県知事選挙の投票日です。是非とも、投票にお出掛け下さい。生憎の雨模様で、投票率が気になります。
私は家族で投票後、そのまま、自民党全国青年部局長・女性局長合同会議、街頭演説会、懇親会に出席のため、上京致します。
午後2時には、党本部集合で、都内某所で麻生総理の街頭演説、夜に懇談会のため、本日中には帰岡できません。したがって、選挙結果については東京で知り、選挙事務所でのバンザイ等には参加できません。
それよりも、総選挙が、今年中にあるような気もしないですし、自民党については、総裁に、直接申し上げたいことが多々あります。もっとも、県連のことは、県内部の話ですが。
なお、明日も、24時間自分だけの時間が欲しく、確実に帰岡致しませんので、悪しからずよろしくお願い申し上げます。
どうせ、大隈講堂に会い、スタミナ焼きランチを食べ、寄席に行く程度のことになるでしょうが、改めて原点に戻り、人生一から出直して参ります。とんでもない我が儘をお許し下さい。
バブル絶頂期で、スパイ防止法に象徴される強固なロンヤス関係もあり、世界で最も日本が強かった時代に、在野精神の固まりのような私のまわりの早稲田の学生は、「朝日ジャーナル」を少なからず意識していました。
大勢がそうだから、他人と同じだから、その道を行くということを潔しとせず、自分の行く道に、常に自問自答をしている、偏差値では決して計ることができない頭の良さ(=悪さ)こそが、校風です。
あれから20年以上経って、坂本龍馬の気分の社民連は、自民党の大幹事と手を組み、自らが民主党になりました。私も、自民党の県議会議員になることなど想像もしていませんでした。
これからの自分に、YESと言えるのか、自分に聞いて参ります。
あの頃、流行っていたのは、レベッカ。
http://jp.youtube.com/watch?v=1bpd83Q3ess&feature=related
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2008年10月27日(月)
2008年10月28日(火)【勝利者はいない】
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一昨日は、自民党青年部局女性局合同主催ですが、麻生総理就任後最初の街頭演説を秋葉原で行った後に、総理もぴったり2時間おられてのホテルの座敷で懇親会。その表情からも、どうも選挙はないのではないか、という確信に変わって行きました。
その間も、知事選挙の情勢は伝わってきておりました。
受け止め方は様々でしょうが、支援者が離れて、対立候補に僅差に迫られた状況で、多くの方々が苦しんでいることについては、知事には謙虚に反省して頂きたいと思います。
少なくとも、私の気持ちの中のどこを探しても、諸手でバンザイの心境ではないのです。むしろ、これからどうするんだ?という気持ちすらあります。
昨日は、漂流するように徘徊して、今日帰岡すると、さっそく財政構造改革プラン素案について、一悶着。ここから2ヶ月間の議論においては、良いことは、まず無いでしょう。
1ヶ月前と何も変わらないまま、いや、変わらないわけではなく、むしろ、多くの方が本当に傷ついただけで、物事が進んでいきます。むしろこれから、選挙の結果が重くのしかかることになります。
それが、とてつもなく重いことが、時間と共に分かってきます。
どこにも、勝利者はいないのです。
本日は、自転車に関する研究会などありましたが、詳細後日。
今朝は、誓いを立てんがために、午前5時過ぎに、大隈講堂前に座っていましたが、呑気なぼんぼり顔を眺めているうちに、逆に、風邪が悪化しました。
羽田を飛び立つと、澄んだ秋空に冗談のように富士山がよく見えました。BGMに、『若き獅子たち』・・・「太陽に向かい歩いている限り影を踏むことはない・・・」。確かに、早稲田での誓いはそういうものです。
http://jp.youtube.com/watch?v=4SSMqN8qDoE
勢いよくいきたいものですが、今週は、風邪をいかにやり過ごすかのような週になります。そうこうするうちに、あぁ、喉が痛い、明日の街宣は無理。というか、明日から、子ども応援特別委員会の2泊3日の県外調査ですが、大丈夫なのか??
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2008年10月29日(水)【総選挙延期】
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予想通り、総選挙は先送りになりました。時期未定です。
秋葉原の麻生総理の街頭演説では、「太郎コール」があがり、後方300mで、わずか2人の「おたく」が、『アキバは、いつまでも、おめぇの味方じゃねーぞ』『とっとと解散しる!』とプラカードを掲げていて、翌日のスポーツ新聞には、それがデカデカと出ていました。私が見た限り、1万人中の2人だったのですが、サイレントマジョリティの象徴なのかなとも思いますが、やはり、解散はできないと、私も思います。
実は、10月に入り、私の方にすら、中小企業の方々からの悲鳴が届くようになっており、ちなみに、信用保証協会についても、今回の改革プラン素案の俎上に上がっていたりで、知事選挙を終えて、総選挙を連続できる状況にはないのを肌で感じていました。いわゆる貸し渋りがあるのかも気になります。
敢えて言えば、新卒の内定取り消しも伝えられる中で、いわば世の中は、議員の「就職活動」のお世話どころではなく、年末に向けて、相当厳しい社会情勢になることも予想されます。政治が停滞している場合ではありません。敢えて言えば、もはや、政局の混乱など迷惑な話です。
当たり前のことですが、自民党の勝ち負けというレベルで、事は済まなくなっています。もともとが、そういうことで判断すべきではないのですが。
一方、解散含みだったので、日程的に微妙でしたが、本日から、県議会議員の大半が特別委員会の県外調査に出ます。知事選挙の影響で、ここに集中しました。
私は、解散であれば、公務であれ、不参加にならざるを得ないと考えていました。
常任委員会では、総務委員長の私は、小倉委員長の下、子ども応援特別委員会に属していますので、いわゆる赤ちゃんポストについて熊本に、発達障害に関して佐賀大学に、子ども総合相談センターについて福岡などに参ります。
財政危機のこの期に及んで行う調査ですから、委員長も、絶対に無駄にはできないと当然気合いが入っています。なにしろ、委員が、自民も公明も、子育て世代の40才代ばかりですから、我が事でありますし、なにしろ元気が良いです。
しかし、自分が委員長だと、昼食のメニューまで考えますが、一委員ですと、そのあたりの気構えが緩く、昨日来の風邪が見事に悪化しており、既に声がかすれて出ません。絶不調・・・。
経験上、この3日間は、どうしようもなく、かえって、ついて行きながらも、ぼーっとして大人しく過ごす以外無く、帰岡したら、復活!というおかしなことになりそうです。
ところで、選挙期間中、某所で、街頭演説をする知事の真正面で、『児童会館を残して下さい』というプラカードを若い女性がニコニコしながら掲げていて、そのまわりを我が子が、駆けずり回っていた珍?風景は、生涯忘れられないと思います。
岡山県立児童会館については、たちまち来年度から閉鎖ではなくて、今後を考えるための数年の猶予期間を頂戴したいというのが、私の思いです。所管であるこの委員会の判断も重いです。
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2008年10月30日(木)
2008年10月31日(金)【子ども応援特別委員会県外調査】
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夜の会合がないぶん、幾分体調が回復して子ども応援特別委員会の県外調査から戻りました。
生活支援給金支給と3年後の消費税引き上げという、いわばアメとムチの政策で、解散総選挙延期というのが、国民の皆様に受け入れられるとは思えないのですが・・・年末に向けて、まだ一波乱ありそうです。ただ、解散を気にして、すっきりと日程が立て難いというのにも、困ったものです。
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今回の調査の主たるもので、まずは、熊本市で、いわゆる『赤ちゃんポスト=こうのとりのゆりかご』について。
本来マスコミに大々的に取り上げられるべきでないような、民間の病院が、ともかく命を救うために、ある意味では、宗教的な理想もあって行われていることであり、完全に、行政サイドが後追いになっています。
特に、県外からの「利用?」も多く、果たして、ひとつの県・市レベルで対応できるものなのかどうか・・・行政内、議会内も賛否両論あるようです。
国レベルでのいわゆる遺棄についての詳細なデータがなく、しかも、そこに至るまでに、行政の対応の不十分さもあったりで、崇高な実践に敬意は表するものの、それが絶対無比の手段なのか、岡山県で同様の事が行われるとすれば、個人的には、推進の立場はとれないかもしれないなぁと思いました。
ただ、確実に、命が救われているのだとすれば・・・難しいです。
ずっとマリア様が見ています。
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佐賀大学では、総合大学として、医学・心理・教育が連携して、「発達障害と心身症への支援に強い教員」養成を目指したカリキュラムの開発について伺いました。長年の取組で、文部科学省の「専門職大学院等教育推進プログラム」にも指定されています。
教員養成の段階から、ある意味、マニュアルのようなものもあって、発達障害に対応できるスキルを持つ教員が養成されるのは、ありがたいことです。
ただ、多くの場合、クラスに複数の発達障害傾向がある子供がいて、その状況も千差万別。
私は、岡山では先駆的なTEECHプログラムを例に、むしろ、環境調整、すなわち、教員には、発達障害の子どもについて、なぜ彼がそうするのか?それにどう対応すれば良いのか?を周辺の子ども達や、保護者に伝えるコーディネート能力を養成することが必要なのではないかと申し上げました。
もっとも、ここまで、教員に要求できるのだろうか?と思うものの、一方では、現場で最も求められるのは、対象の子ども対教師ではなく、障害を障害にしない環境を作っていく、ひいては、社会を作っていくことだと思うのです。
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佐賀県庁では、「佐賀県育児保険構想」について。
佐賀県では、子育て支援対策の充実や子育てにかかる経済的負担の軽減などのために、新た財源の確保は困難なので、育児費用を社会全体で支援する「育児保険」の実現を国等に提案しています。
20歳以上の全国民が一律月額2100円を負担して、乳幼児医療費無料化や保育所や幼稚園の子育て支援サービス料を支援するとのことです。
ただ、九州知事会や議会内でも賛否あり、独自の提案になっています。なかなか今後の展開の青写真が描けているように感じられませんでした。
家庭や家族の体力が弱まる中で、介護の社会化同様、育児の社会化というのはイメージは分かるのですが、根本的な発想を含めて、保険というのはどうなんかな?と、個人的には思います。
まだ、子育て支援税の方がすっきりします。
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福岡市では、子ども総合相談センターえがお館。児童相談所と青少年総合相談センター、教育相談などが、集まっています。
ソフトバンクホークスの本拠地、ヤフードームのすぐ横にありますが、埋め立て地だけに、周辺の子ども病院や発達障害支援センターなどとも連携した広大な施設であり、しかも、女の子専用相談を含めた24時間の電話対応、不登校、引きこもり支援、NPOと連携した里親制度の充実等、理想的な施設でした。
来年度から、岡山市も政令指定都市になって、児童相談所の業務が移譲されますが、ひとつの目指すべき理想と言えます。
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福岡市立博多小学校は、平成10年に、100年以上の歴史がある4つの小学校が統合して、「学校はまち・まちは学校」のコンセプトで13年に新校舎ができました。
ガラス面を多用した開放感、教室の区分がないオープンスペース、水深を変えられる昇降式プール・・・・岡山市立中央小学校が、成り立ちからしても、校舎の風情もそっくり・・・。
ただ、福岡大空襲で焼け残った小学校の扉など戦争資料を展示する平和記念室や、4小学校の看板や校旗などを個々に並べて展示するメモリアルブースや「どんたく・山笠・おくんち」などの歴史・伝統の重視は、大いに見習うべきところがあります。
放課後児童クラブも含めた生徒の増加や旧小学校の跡地の活用など、岡山と共通の課題も多くありました。
いずれにせよ、学校は、地域コミュニティの中核であるに違いありません。
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2泊3日とは言え、生憎、体調不良で、それでも調査先では、ガラガラ声でも必ず、質問しました。実は、県外調査の会議録も残るのです。
一方、熊本市や福岡市の街を深夜まで徘徊することはありませんでしたが、夜には、単独行動で商店街を歩いたり、路面電車や地下鉄やバスなどをあれこれ乗り継いで動いてみました。
どちらの街も、バスターミナルを含めた公共交通機関の充実があります。
政令指定都市を目指す岡山市のまちづくりについては、改めて思うところが強くありました。
夕刻前に、JR岡山駅前に降り立ち、桃太郎大通りを事務所に帰ると、政令指定都市の玄関というには、まだまだ違和感を感じる自分に気がつきます。
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