2008年8月1日(金) 【『主人公』】
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 今朝は朝一で、県政懇談会。要するに地元選出の国会議員の方々に、大挙して上京し、予算要望をさせて頂く会です。
 10年前なら、橋本、平沼、逢沢、村田、熊代、片山、加藤先生が並んでおられた会です。
 
 おそらく、県議会の各委員長が参加することもこれが最後でしょうし、規模も益々縮小されると思います。ただ、最大限の礼を尽くし、それだけの型をしなくていけないほど、逼迫しているということです。多分、誰も、そう喜んで行っているわけではありません。
 
 もちろん、お願いしている立場なので、他党の方に、そんな言い方はないだろうと批判もできませんが、自民党地方議員的には、正直なところ、屈辱感にまみれて帰岡しています。
 こういう時に、すかっとする魔法がひとつあるのですが、地元の安全安心の会議や、夏祭りの間も、心から期待しています
 
 
 最近は、上京しても、東京で、新しい思い出ができるようでもなく、かえって、苦悩の学生時代を懐かしむぐらいのことです。
 
 敢えて、聖橋にほど近い古風な宿に泊まったため、今朝は、朝7時前から、神田川を『檸檬』が流れていないか、覗き込んだりしましたが、私の中では、なんとなく、『主人公』が、お茶の水界隈のイメージなのです。少なくとも、高田馬場とはイメージが違います。
 
 それで、ずっと口ずさんでいますが、62番のバスとは、いったいどこの街を走っているのでしょう?ともあれ、『主人公』を聴きたい、今日は、そんな日です。
 http://jp.youtube.com/watch?v=rIFQ2M2tJwc
 

 『〜小さな物語でも 自分の人生の中では 誰もがみな主人公〜』 
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2008年8月2日(土)【スタートライン】
                =佐藤真治のこころ その3000
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 朝一で、倉敷マスカットスタジアムでのヤングリーグの桃太郎杯大会。今日から甲子園が開幕。夏空は、きっと甲子園にも続いています。 
 今夜は、LCの会合を経て、花火大会では、毎年恒例の消防団の夜警。特に明日は、早朝から、まつり一色になります。
 
 イチローの日米通算安打のように話題にもならず、もちろん評価も求めず、たんたんと何ごともなかったように、3000号を通過致します。明日は、普通に3001号。
 正直なところ、もう少し前に進んでいると思いましたが、3歩進んだら3歩下がるようなことで、また『スタートライン』です。また、頑張っていきましょい。
http://jp.youtube.com/watch?v=kpsNmCiDy9Q&feature=related
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2008年8月3日(日) 【うらじゃ中】
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 今朝は、LCで、旭川一斉清掃に参加して、地域のキックベースボール大会に。午前中は、先ほどまで、おやじの会の踊り連で、表町パレード。本日後半戦は、「裏方」にまわります。

 それにしても、暑いです。

 明日は、倉敷チボリ公園に関しての全員協議会に加えて、知事選挙がらみで、地元紙にも微妙な報道があり、県政のことを考えると実に頭が痛いです。
 ただ、幸い、今日は、他になにも考えられそうにありません。祭りというのは、そういうものなのだ。・・・それでいいのだ。
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2008年8月4日(月) 【ボーイズ・オン・ザ・ラン】
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 明日の恒例の街頭演説の後、2日3日で、総務委員会の県外調査に出ますが、携帯電話が見あたらないわ、出張中に、会合の案内の発送をさせて頂くため、その準備等やることが多く、させて頂くべき返信がたまっておりまして誠に申し訳ございません。


 本日は、県内調査等があって、異例の朝9時からの全員協議会。明後日のチボリジャパン社の取締役会の前に、知事の方針を再確認するというものでした。
 流れからすると、そうなっているらしいのですが、総務委員会で、全員協議会の開催を求めたわけではありません。

 一方で、取締役である議長は、前議長とは全く別の判断をすることを記者のぶら下がりで表明されたようですが、議会の代表の方針の確認ができていない方が、それはそれで問題かも。


 いずれにしても、議会としては、幕引きをするにせよ、知事の責任で、公園事業廃止、チボリジャパン社の解散を提案すべきである、端的には、取締役会で、知事がその提案すべきである、という声が圧倒的です。

 しかし、知事は、倉敷チボリ公園事業の廃止を提案することはあり得るとしましたが、解散の提案については、「会社解散の採決が行われれば、やむを得ず賛成せざるを得ない」という、消極的な考えでした。 

 必ずしも、事業廃止イコール会社精算ではないというのが詭弁だとの自覚があるのは、知事の妙な笑いの中から感じましたし、株主代表訴訟を意識していないとは言われたものの、シュミレーションができており、追いつめても論破が難しく、終了後には、そもそも、なんで、全員協議会を開催したのか?という、疑問の声すら上がりました。

 むしろ、本会議でもないのに、議会が、方針を追認してしまった感もあり、知事は、大手を振って、議長と一緒に、取締役会で、公園事業廃止、チボリジャパン社の解散に賛成できることになります。


 このことは、11日の財政構造改革に関わる全員協議会、さらには、知事選挙にも、多大なる影響を与えることになります。
 結局、議会は、自分達の意見すらまとめることができないんじゃないか。私が知事の立場なら・・・・議会恐るるに足らず・・・・。


 振り返ってみれば、防災ヘリコプターの継続審査が、議会の意思表明としては一番きつかったのに、そこで折れてしまいました。
 私は、いわば党議拘束違反という形で議場を退席しましたが、それが徒労になった時点で、勝負がついた気がします。あそこで戦えきれなかったことで、議会はもちろん、一番痛んだのは、実は、自民党だったのではないかなぁ・・・。

 最近、門木先生がおられたらどうされていただろう?と、また考えています。


 それにしても、くそ暑いです。
 『ボーイズ・オン・ザ・ラン』・・・・いったい誰があの日俺に一発逆転を想像しただろう?でも、俺は、次の球をいつだって本気で狙ってる・・・http://jp.youtube.com/watch?v=hjTMOsfui1M
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2008年8月5日(火) 【東海へ】
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 本日は、これより恒例の自民党青年部局街頭演説を行い、そのまま、総務委員会の県外調査に向かいます。
 
 他の委員長は知りませんが、私は、視察場所はもちろん、交通手段、食事場所まで意図があるので、事実上ツアーコンダクターのようになることもあり、財政危機の折、中止したかったのですが、2泊3日の委員の希望に沿いました。
 そこで、二度と行きたくないハードなものにしようと考えましたが、これも自ずと限界があります。
 
 財政規模の近い岐阜県の行財政改革、指定管理者、防災危機管理体制を調べ、静岡県では、静岡へリポート、地震防災センター、富士山静岡空港、西部地域防災局で、新空港まで含めて、防災体制全般、さらに、中山間地の振興ということで、愛知県豊田市足助町を回ります。
 
 中心は、言うまでもなく、防災ヘリコプター。実は、岐阜と静岡は、2機ずつ持っているのですが、格納庫、運航・運用体制、他機関との連携などを観ます。
 
 
 ところで、下記日程で、区切りの会を開催させて頂きます。法的には、政治資金パーティーですが、多分、そういうことにはならないだろうなと思います。
 お時間の御都合がつきましたら、是非ご出席下さいませ。


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「岡山県議会総務委員長佐藤真治 県政報告会」ご案内

謹啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 平素より県議会議員佐藤真治君の政治活動に対しまして、格別
のご理解とご厚情を賜り心より御礼申し上げます。

 さて、この度、下記の日程で県政報告会を開催させて頂きます。
当初、『岡山県議会議員佐藤真治君10周年記念祝賀会』を計画し
ておりましたが、岡山県の財政危機宣言等に伴う緊急事態に鑑み、
内容を大幅に変更し、県政を担う責任者の一人として、岡山県の財
政状況や今秋の知事選挙等、県政の重要課題について、報告をさせ
て頂きます。ご多用のこととは存じますが、是非ともご出席賜りま
すようご案内申し上げます。
                          敬具

平成20年8月吉日

   岡山県議会議員さとうしんじ後援会  会長 西 康宏


               記
◆日時/平成20年8月30日(土)午後1時〜2時30分
◆会場/ホテルグランヴィア岡山

             (岡山市駅元町1番5 TEL:086-234-7000)
◆会費/二千円 (但し会場、お飲み物、ケーキ代として)
※当日会場にて頂戴致します。下記口座もございます。
口座名: 岡山未来政治研究会 

          中国銀行 本店営業部 (普通) 2672088

 (お問合せ) さとうしんじ後援会 TEL086−225−8000


 ===返信===satoshin@optic.or.jp===========

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 ご芳名

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 恐れ入りますが、ご出席頂けますならば、返信を8月25日(月)
までにお知らせ下さい。

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2008年8月6日(水)

2008年8月7日(木) 【チボリよ・・・】
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 帰岡しましたが、総務委員会の県外調査中も、当局の随行があり、チボリジャパン社取締役会の情報は逐一入ってきておりました。移動のバス内は、緊急の総務委員会のようもありました。

 今朝の静岡新聞にも、地図入りで報道されていたので、第三セクターの破綻という観点から、今後も全国的に注目を集めるかもしれません。


 ご案内の通り、昨日の取締役会では、公園事業の廃止と会社解散の方針が全会一致で決められました。月末の臨時株主総会で承認されれば、この12月末で閉園が決まります。
 賃貸借契約の解約の通知は、18ヶ月前に行う必要があるため、契約通りに更地にして返還するなら、再来年の3月31日までは、賃料を払い続ける必要があります。

 問題は、契約解除が早まる形で、ホワイトナイトのように、民間が引き続き、現状の公園を上手く活用してもらえるかどうか。ここからは、すがるような思いです。
 しかし、それ以上に、ここからは責任問題の議論が始まります。知事はもちろん、当然、議会が無傷でいられるわけがありません。

 明日には、臨時で、議会運営委員会が招集され、来週月曜日には、再び、全員協議会、火曜日には、総務委員会と続きます。


 あまりにも、多くの方が傷ついた、あるいはこれからも傷つく事の顛末ですが、とにもかくにも、県民の皆様への迷惑をどれだけ拡大しないか・・・職員の方や関係者の方も含めて、とても気の毒という言葉だけでは済みません・・・。

 今年が、倉敷チボリ公園がある最後の夏休みです。あぁ・・・。
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2008年8月8日(金)

2008年8月9日(土) 【北京オリンピック開幕】
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 まずもって、倉敷商業2回戦突破おめでとうございます。
 夜な朝なに、北京オリンピックの開会式の映像を観るにつけ、素直な驚嘆以上に、ある種の恐怖感すら覚えます。国家の威信を賭けたものだけに、ともかく、歴史が長く、人数が多いというスケールに加えて、極めて統制がとれている・・・正直なところ、これからの我が国は、かような超巨大国家の隣国にある祖国日本は大丈夫かな?

 なによりも、課題を抱えつつも、「明日は、今日よりも良い日に違いない」という漠然とした夢が描けない国であるとすれば、実に悲しいです。

 大国の栄枯盛衰を思うときに、まさに、バブルの時期が、我が国のピークだったんだろうか・・・。TVに映る中国の若者と日本の若者、なによりも、子ども達・・・。とても、単純には平和の祭典を楽しめそうにありません。



 昨日は、一宮公民館の主催講座「やさしいまち いちのみや」の一環で、『市民にやさしいLRTについて』。政令指定都市の風格そのものになりうる夢のある話で、公共交通体系はもちろん、経済、環境、高齢者福祉、多くのことが一度に解決するように思います。

 しかし、どこかで、「お金があればできるんだが」と、全てを言い訳にしている自分を発見もします。最近、「岡山県は、財政が厳しくて」とばかり言っている気もします。

 LRTに限らず、市民一人一人が、「思い」を高めていくこと、そのために、議員がへたっていては、話になりません。
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2008年8月10日(日)

2008年8月11日(月) 【これでいいのだ、か?】
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 朝一で十一クラブは、護国神社で例会。あるいは、玉砕覚悟で、未来の我々に日本を託した、ご英霊を思うにつけ、あれこれ理屈が先に立つ己が情けなくも、申し訳なくもあります。

 本日は、まずは議員総会。自民党県議団の領袖が、「人でない」知事選挙出馬報道について否定されました。


 その後、全員協議会。先般のチボリジャパン社取締役会の報告と知事からは、財政構造改革の骨子案について説明と各党からの代表質問。詳細は、8月下旬です。

 財政再生団体転落を避けるために、要するに、平成21年度から4年間で、400億円の効果額を生み出そうというもので、うち、人件費相当額が、100億円。行政経費の削減が、130億円。

 特に、全国で最も厳しい水準の独自の給与カットは、別途行われ、現在平均3%カットですが、大阪府が、7.2%カットですので、10%という噂もあります。議会は、10%カットを考えていますので、そこを越えることはないと思いますが。
 いずれにせよ、現在、職員の平均年齢38歳で、年間35万円程度のカットだとすれば、年間100万円のカットになります。これが、教職員や警察も同じなのかな・・・。

 一方で、知事の4300万円の退職金の返上については、他県に例がないだの、公約で歌っているのは1期の知事だの、9月議会で提案するだの、次期は減らすだの、あれこれ言われましたが、実に、心に伝わらない答弁で、涙が出そうになりました。
 トップが率先して詰め腹を切らないと、下はついていけません。

 要は、「思い」の問題です。どうして、ここまで心に通じないのだろうかと、かえって不思議です。
 ・・・結局、誰も信じてないんかなぁ・・。実に、寂しいです。


 おまけに、消防防災ヘリコプターについては、当座岡南飛行場を使うが、5億円の格納庫を岡山空港に新たに作るとのことで、先日静岡のヘリポートを観てきたばかりで、このあたりの感覚は理解を超えています。なんで、ここで、あそこまで、ヘリに拘るのでしょう?その「思い」も伝わりません。

 ちなみに、昨日、岡南飛行場で、地域の夏野菜の販売があり、これは実におもしろい試みでした。


 正直、毎日、これでいいのか?と気持ちが揺れています。
 岡山県は、このまま「じり貧」以外ないのではないか?少なくとも、笑顔が溢れるイメージが、どうしても沸いてきません。とても、腹から笑えません。国民文化祭も、縮小・・・?


 自民党も、県議会も、何をやってるんだ?と、最近は、ダイエットでもないのに、身が締まります。
 連日の夏祭りなど夕刻からイベント続きですが、いよいよ今夜はカラオケで、『あの鐘を鳴らすのはあなた』を絶唱する運びになっております。
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2008年8月12日(火) 【足手まとい・・・】
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 今朝は朝一で、自民党青年部局恒例の街頭演説。本日は、岡山駅前で、逢沢一郎、萩原誠司両代議士も合流され、1周年記念の特別バージョンのようでした。
 党務としては、国政選挙も近づいてきており、こうしたコラボも増えていくのではないかと思います。
 
 それにしても県議会議員としては、どうしても財政危機宣言から知事選挙の流れに触れざるをえず、考えようによれば、県民の皆様にお伝えしたいことが本当に多くある状況です。
 
 
 本日の総務委員会は、やはり2時間。「全国で最も厳しい水準」という言葉が、何かひどく良いことのように喧伝されていますが、これは、県民サービスの低下そのものの話であり、とても胸を張って言うべき内容ではありません。
 
 また、国が7月に名目経済成長率を2・1%から0・3%に下方修正したのを受け、県も、成長率をゼロに修正して一挙に財政悪化。
 一方で、19年度決算では、禁じ手と言われる特定目的基金の繰替運用で、2月補正後予算から40億円「戻ってきた」こともあり、正直なところ、まやかしとまでは言わないですが、数字で幾らでも差し繰ることができるような気もしてきました。
 
 事実は、ストックベースの借金が増えるだけで、3次にわたる行財政改革が手緩かったという評価は否めないようにも思います。
 
 次年度から4年間で、400億円の財政構造改革目標効果額とは言いますが、うち90億円は、退職手当債の発行による歳入確保であり、これは、要は借金が増えるだけで、実は、行財政改革でもありません。
 
 
 倉敷チボリ公園の今後については、もはや、県は、「足手まとい」で、倉敷市と民間の判断に委ねるべきで、口を挟むべきではないという声もありました。
 「県」は、足手まとい・・・・。切ないですが、今のままなら、様々な場面で、そうなってしまいます。
 
 
 
 午後には、自民党の総務選対会議も。知事選挙の候補者選びの話は盛り上がりませんでした。
 
 今になって、消防防災ヘリコプターについては、継続審査にすべきだった、あそこが勝負所だったという声が、チラホラと聞こえてきます。
 ある意味、梯子が外されたような気持ちもないではないですが、個人的には、「見事な恥曝しの総務委員長」として、6月定例会では、最後まで勝負をやり切ったと思っています。
 
 大山鳴動せず、ビビビのネズミ男のような心境です。

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2008年8月13日(水) 【盂蘭盆会】
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 地獄の釜も開く、盂蘭盆会(うらぼんえ)です。

 心なしか自動車も少なく、銀行や郵便局も空いていて、事務作業には良いのですが、県庁は通常業務。忙しいのかなぁ・・・?
 どうしても出勤せねばならなくもないのに出勤して、盆明けや秋口に、県民サイドやこちらの仕事が停滞する妙な連休をとられるよりは、交通渋滞などをしっかり体感して貰う方が、よほど市民県民感覚とずれないように思います。
 お盆に休みが取れない業界の御労苦とは、ちょっと違う気もします。
 
 公共施設の駐車場は、一定時間越えたら有料にすべきではないか?とか、廃止する間には、無料で開催する各種セミナーやシンポジウムも有料にする方が、より責任が明確になるのではないか?とかは、もちろん、行政のカレンダーの在り方や人事異動の多さについて、財政構造改革以前に考えるべき問題もあるように思います。
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2008年8月14日(木) 【県政報告会のご案内】
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 ご返信を頂いた皆様には、重ねての御案内になりますが、改めまして、下記の形で、県政報告会を開催させて頂きます。
 時節柄、政治資金パーティーでもないのですが、会場を抑えてしまった都合上、有料になりますことをお詫びします。
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「岡山県議会総務委員長佐藤真治 県政報告会」ご案内

謹啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 平素より県議会議員佐藤真治君の政治活動に対しまして、格別
のご理解とご厚情を賜り心より御礼申し上げます。

 さて、この度、下記の日程で県政報告会を開催させて頂きます。
当初、『岡山県議会議員佐藤真治君10周年記念祝賀会』を計画
しておりましたが、岡山県の財政危機宣言等に伴う緊急事態に鑑
み、内容を大幅に変更し、県政を担う責任者の一人として、岡山
県の財政状況や今秋の知事選挙等、県政の重要課題について、
報告をさせて頂きます。ご多用のこととは存じますが、是非とも
ご出席賜りますようご案内申し上げます。   
                          敬具

平成20年8月吉日
   岡山県議会議員さとうしんじ後援会  会長 西 康宏


               記
◆日時/平成20年8月30日(土)午後1時〜2時30分
◆会場/ホテルグランヴィア岡山
             (岡山市駅元町1番5
TEL:086-234-7000)
◆会費/二千円 (但し会場、お飲み物、ケーキ代として)
※当日会場にて頂戴致します。下記口座もございます。
口座名: 岡山未来政治研究会 
    中国銀行 本店営業部 (普通) 2672088
 (お問合せ) さとうしんじ後援会
TEL086−225−8000

 ===返信===satoshin@optic.or.jp===========

ご出席  ・  ご欠席
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 恐れ入りますが、ご出席頂けますならば、返信を8月25日(月)
までにお知らせ下さい。

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2008年8月15日(金)

2008年8月16日(土) 【盆休み】
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 ここ数日、公的に盆休みというわけではありませんが、少しく敢えてゆっくりさせて頂きました。
 失礼をしてしまった会合もありましたが、時折の電話に現実に引き戻されたりしながら、文字通りの大自然に触れたり、懐かしい友人との再会など、オンオフで言えば、ありがたいオフの状態でした。
 また気合いを入れ直して頑張ってい参ります。
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2008年8月17日(日) 【『夜空ノムコウ』】
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 天満屋の中村選手の健闘を讃えます。実は日頃、天満屋陸上競技部の選手を実によくお見掛けしているので、郷土岡山の誇りとして、これからも頑張って頂きたいと切に祈ります。

 本日は、アジアの恵まれない子どもたちのためのチャリティー演歌まつり。うらじゃの精鋭3連の熱気を頂き、自民党国会議員の先生方のカラオケを聴いたりしながら、皆様の歌への情熱には、圧倒されました。
 それにしても、萩原代議士は、『いつでも夢を』のようですが、我々の業界は、カラオケは、もう絶対これと決めていた方が良いので、今日は出番なしでしたが、私は、『あの鐘』。
 本当は、『何も言えなくて夏・・』を歌いたいのですが・・・。

 それにしても、あの大自然の中で、10年ぶりに会った大学時代の友人にしてみれば、突然現れた佐藤一家は、まるで、お盆のオバケのようだったかもしれませんが、またまた明日から始まる厳しい状況の中、頑張っていけるエネルギーを貰えたことに心から感謝です。
 あの頃の未来に立ち、家族、友人、大自然・・・・本当に、ありがたいことです。少し思い出せた議員である前にいる私でした。

 さて、『夜空ノムコウ』には、明日ではなく、今夜も、盆踊りがもう待っています。http://jp.youtube.com/watch?v=GKAqK6SSN-c&feature=related
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2008年8月18日(月) 【吉備高原都市の今後】
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 今朝は、お盆明け朝一の自民党青年部局恒例の街頭演説。久々のJR岡山駅西口で、弁士一人であったにもかかわらず、時計を見ておらず、結局1時間15分話し続けました。
 この頃は、大型広報車の「あさかぜ」ではないので、苦情は来ませんでした。

 その後、総務委員会の県内調査。私自身の強い意向もあり、来年度から、地域庁舎になる高梁支局と吉備高原都市および吉備中央町役場を訪ねました。


 むしろ市町村の味方となって、本庁に戦いを挑む地方分権の権化のような総合出先機関としての岡山県発祥のいわゆる「地方振興局制度」は、先駆事例として、全国に形を変えて広まっています。

 地方自治の仕組みとしては、一定の効果を上げてきた時期もあったと思います。もっとも、組織の肥大化に繋がった面も否めないでしょう。
 
 しかし、県内に78市町村があった時代から、平成の大合併が進み、いまや県内27市町村。9つあった地方振興局も、3つの県民局と6つの支局になっていますが、その支局も、来年度からは、地域庁舎と名を変え、大幅に権限が縮小される事が決まっています。
 問題は、いかなる機能をいかなる陣容で残すか。

 高梁地方振興局は、高梁支局となり、市町村合併があって、いまや所管は、高梁市の一市のみ。県の広域調整機能を発露するにも、所管の基礎自治体がひとつなら、広域もありません。

 つまりは、一局一市という名の二重構造のようになっていて、保健所業務をどう残すかはありますが、防災の観点からしても、建設や農林水産業の観点からも、むしろ市の権限強化を図ることにシフトすべきであり、県の支局自体は、将来的には、いらないのではないか?という声すらあります。
 既に、職員はピーク時の半分以下になっており、あるいは、市役所の分庁舎として、支局庁舎は活用されるかもしれません。

 市町村合併が進めば、自ずと県の役割が減少して、道州制の議論に結びついていくというのは、まさにこういうことです。
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 一方で、吉備高原都市は、倉敷チボリ公園と並ぶ、あるいはそれ以上の県政の最重要課題になっています。

 計画面積は、1912haですが、そのうち、前期計画の432haと後期計画のAゾーンの180haの合計612haを整備したところで、石井知事就任後の平成9年11月に、事業が、3ヶ年の「凍結」。その後、整備方針は示されましたが、解凍するには至っていません。
 また、一部先行取得している虫食い状態の土地が70ha。


 当初は、3万人の都市を目指しましたが、人口は増加中ですが、現在の夜間人口は、整備済区域の計画人口7000人に対して、寮生などを含めて、2048人。
 一時は15倍の募集があった居住区の分譲率は、58.4%。世帯数は、353世帯。

 自然に囲まれた抜群のロケーションですが、岡山方面には、中鉄バスが日に、6便。吉備新線は、凍結の恐れもあり、造成にも凝って、分譲の区画が大きく、ひと坪8万円。

 なかなか若い世代に手が出しにくいのも事実。退職金の現物支給にというのは、極めて質の悪い冗談ですが、これ以上、価格を下げるのも、先に買われた方に申し訳が立ちません。

 一方で、最近では、県総合教育センターや吉備高原駐在所など、福祉関係の施設など30施設が進出しており、工場の拡張などもあり、産業区の活用は、まだ望めそうです。

 改めて、バスで都市内をグルグル回りましたが、さて今後どうしたものか・・・即効性のある起爆剤というのがなかなか見出せません。


 その後、県内調査では異例ですが、吉備中央町役場に。
 中山間地域対策や吉備高原都市の位置づけについて、県町村会長でもある重森町長からお伺いしました。

 南高北低、中部真空と言われた時代に、備前と備中をまたぐ吉備高原都市の夢に賭けた思いや、いわゆる限界集落を多く抱える地域の問題を伺うにつけて、根本的な問題は、県はもとより、地方交付税の在り方だと痛感しました。

 岡山県の厳しい財政構造改革の影響は、町村にダイレクトに堪えてきますが、岡山県のど真ん中、言ってみれば、臍の部分をしっかり支えていきたいと思います。


 日程を詰めすぎて土産を買う時間すらないと一部に不評であった県外調査に続き、1泊2日を日帰りに短縮して、非常に固い県内調査でしたが、委員長的には、満足しています。
 常任委員会の県内調査は、もう1回あって、9月2日には、消防防災ヘリも絡んで、岡南飛行場他を調査します。
 
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2008年8月19日(火) 【もっとしなやかに もっとしたたかに】
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 昨日、知事がクラボウを訪れ、「県民の財産である花と緑の空間を活用してもらいたい。できるだけ早く次の姿を示してほしい。」と要請し、本日は、倉敷市での市議会全員協議会に、チボリジャパン社の坂口社長と出席。
 真新しい内容があったような報告を受けていませんが、26日が、チボリ・ジャパン社の株主総会。いよいよ佳境です。


 議会日程的には、25日(月)が補正予算が絡んで総務委員会。26日(火)には、自民党第5回財政再建対策プロジェクト会議。27日(水)には、財政構造改革の方針を受けての議員総会および常任委員会。大荒れ必至です。

 およそ、倉敷チボリ公園と大削減の方向は、この1週間で決まります。知事選挙の雰囲気も、この10日で分かってきて、30日は、10周年記念パーティを差し替えた形での私の県政報告会・・。考えようによれば、おもしろい時期で、良かったと言おうか、なんと言おうか・・・。

 9月8日には、9月定例会開会。10月26日が知事選挙投票日と、さらに2ヶ月半は、県政は混沌とするものと思われます。間違いなく、県政レベルでの政局なのだと思いますが、今のところ、どう考えても、政治的には、知事の圧勝と評価せざるをえないと思います。
 
 党議拘束に反しても議場退席、不受理になっても賞与供託という勝負がなければ、私は完全に誇りすら失うところでした。
 ですから、議員として、ファイティングポーズを崩したわけでもなんでもありません。 
 

 とは言うものの、既に、幾つかの団体からは、要望書を提出して貰っていますが、混乱に乗じるのではなく、妙な波に巻き込まれないように、今日も、幾つかの請願・陳情・要望の打ち合わせ。

 当然ですが、一番大切なのは、県民の皆様にとって良いかどうかです。こっちはこっちで、やらなくてはいけないことが、ごまんとあります。

 
 先輩から、実にしゃれの効いた「疲労困憊」「脂肪断絶」と書かれた有名な菅平の貴重なTシャツを頂戴しましたので、折に触れそれをありがたく着させて頂きます。悩みは尽きず、8月に入って、リバウンドの恐れも出てきていましたので、絶妙なタイミングでした。

 政局ですから、時には機先を制し、時には、おためごかしのようなこともありますが、ともかく、この正念場、「もっとしなやかに もっとしたたかに」大時化の荒波を乗り切っていきます。
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2008年8月20日(水) 【安全運転に努めましょう!】
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 昨日の倉敷市議会の全員協議会ですが、担当部長が出席で、よもや知事が行かれていないとは、そもそも思ってもおりませんでした。端的に、倉敷市議会に、あまりに失礼です。
 幸せを祈りつつ、美しく離れていく・・潔く「別れる」ことの「責任」を果たす・・・・「別れの美学」というものがあるならば・・・。 美しく可憐なチボリ公園が、かわいそう・・・。我が家では、明夜、最後の夏休みのチボリに行く予定です。

 本日も、陳情提出についての打ち合わせ、および県庁内徘徊。さらに、委員長が部会長を兼ねるため、総務委員会所属の自民党議員の集まりである総務部会招集の段取りなど。
 
 今週は、視察週間で、県外調査に3委員会が出ており、議員の半分が岡山にいないので、幾分、伸び伸びしています。
 庁内も、ここまで来ると、吹っ切れた気分もあって、人間の心理とは不思議なものです。かえって明るくなります。
 
 
 午後からは、免許更新で、運転免許センターに。
 
 恥ずかしながら、一時停止違反や、ある祭の際の駐禁違反などがあり、2時間の違反者講習を受けました。天に向かって、誠に申し訳ありません。ここからは、無事故無違反に、努めます。
 命にかかわる講習ですから重要な制度ですし、自業自得ですが、半日かかるのは、ちょっと辛いです。しかし、当然のことかも。
 
 交通事故は、一瞬で、様々な人の人生を奪ってしまいます。お互いに、安全運転に心がけましょう!
 
 ちなみに、私は、新聞配達の後に、個人教習を受けて、試験官が現職警官という、公安委員会のいわゆる「一発試験」で、免許を取得しました。したがって、「キープレフト、スローイン・ファーストアウト」など、かなり厳しいです。
 
 縦列駐車等で、2回不合格になったので、正確には、3発試験でしたが、実技試験で落ちて、郡の試験場から、とぼとぼ締め切り堤防を歩いて帰ったのを思い出します。
 
 
 ミッションしか運転したことが無く、初めてのオートマの車で、逢沢代議士の運転手を務めたのが秘書として最初の仕事。1週間は、緊張で便秘になったのも、懐かしいです。
 
 自動車にまつわる秘書時代のとんでもないエピソードには、事欠きませんが、またの機会に。
 
 
 さて、今夜ですが、ファジアーノも、桃スタでナイター。各種会合があるにもかかわらず、多分、私は、市民会館の2階席で、一人で、ピース、ピース、ピースと叫んでいます。これがやりたかった!
 
 楽しみにしていたコンサートには、世の中がどうあれ、どうしても行かないわけにはいかないのです!止めてくれるな、おっかさん!
ピース!!→http://jp.youtube.com/watch?v=hjTMOsfui1M
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2008年8月21日(木) 【演歌としての政治】
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 やや余裕のあった日ですが、先ほどまで、25日の総務委員会の委員長レク。26日には、大枠が分かりますが、公の施設に関して、現在、指定管理者に委ねているものでも、廃止という方向が示される施設がある模様。

 27日に案が示され、知事選挙を鋏み、結論は11月定例会。2月に財政危機宣言をして、6月で改革案の全体像を示し、知事選挙を事実上の県民投票にするというのが本来の姿であり、今のままならば、歴史的な低投票率の中で、県民に改革が信託されたと、全てが強行される危険があります。

 ともあれ、これから家族で倉敷チボリ公園のサマーカーニバルに。夏休みも、あと10日。


 私の初陣では、渡辺美里の『My Revoution』がテーマ曲でしたが、10年目の私は、馬場俊英氏http://www.babatoshihide.com/の曲に、ずいぶん助けられている感じがします。
 昨夜のコンサートも、やっとやっとアンコールで、『スタートライン』http://jp.youtube.com/watch?v=kpsNmCiDy9Q&feature=relatedそして最後が、岡山でも、ピース!の『ボーイズ・オン・ザ・ラン』!http://jp.youtube.com/watch?v=hjTMOsfui1M

 再チャレンジの象徴のような彼が、ついに、X’masに大阪城ホールを埋めるというドラマは、多くの方にとって、最高のクリスマスプレゼントになることでしょう。

 要は、絶対に諦めない自分自身へのエールの歌ですが、好きなことをやって来たんだと苦労を感じさせないし、ちょっと不器用な感じと、一方で、細やかな気配りが彼の魅力でしょう。優しく強いです。

 だからこそ、「ここにいる誰もに、きっといろんなことがみんなあるんだろうなぁ、でもまぁ頑張ろうや」と、客席の一人一人がお互いに優しく強く思えるような気持ちの良い夜になったのでしょう。


 ポップスなのですが、その背景の人間くささが、ちょっと演歌かもしれません。そう言えば、妻と行った北島三郎コンサート以来のプロのコンサートでした。年をとると、なぜ演歌が良くなるんでしょう?「(心に)しみるねぇ・・」と言いたいのは、なぜ?

 ここでいう、演歌は、艶歌というよりも、愛別離苦と人情の機微に触れる人生の応援(演)歌に近いかもしれません。

 それにしても、我が「業界」に、最近、歌とか節がありません。やはり、自分自身の歌がいるんではないでしょうか。つまりは、生き様というものですが・・・なにか、誰々の歌と、歌になりません。
 上手く言えませんが、政治家の後ろには、BGMが流れていないといけません。例えば、故門木議員にはそういう風情がありました。

 どうも最近、政治が演歌にならんなぁ。心に、しみないねぇ・・・。特に、自民党は、あくまで演歌なのですが。

 共に頑張ろうとは思っても、誰かに一方的に夢を託すことを私はあまりしないですが、逆に、私自身が、いつでもでなくて良い、ちょっとしたことでも良い、誰かの夢のほんの一部になることができるように、頑張らにゃぁおえんな。
 いつか私のド演歌が歌えるように。
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2008年8月22日(金) 【『レースの途中のランナー 』】
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 秋の知事選挙の現職の対抗馬の出馬表明がありました。今回の出馬に関しては直接関わっておりませんが、よく存じ上げる方で、県内での知名度も高く、有力な方の御支援の約束もあってのことでしょうから、ともあれ、選挙ですから、ご健闘をお祈りしたいと思います。

 今の段階で、私は、何か申し上げる立場にありませんし、しばらくは一切のコメントを差し控えます。少なくとも、自民党県連としての対応は、まだ議論されていませんし。

 今日も馬場俊英を聴きながら。溢れるぐらいの言葉がしみます。


 本日は午後から文教委員会の県内調査に合流。岡山県立東養護学校を訪ねました。
 いわゆる特別支援教育の流れの中で、特別支援学校として、地域の学校における発達障害を含めた様々な障害を持つ児童生徒への支援の指導やコーディネートを行うセンター機能を果たしています。

 一方で、知的な障害が年々増えてきており、加えて、義務教育レベルでの入学も増え、特に、高等部が多いため、隣接する聾学校に、高等部の分室を設けることになりました。

 また、病院との隣接という意味では、医療的ケアについては課題も残り、常時配置とはいえ、現在非常勤の看護士の体制の充実強化を図る必要もあります。

 加えて、自立という観点では、卒業後は、施設入所あるいは福祉就労が大半であり、なんとか一般就労に近づけるという努力もなされていますが、厳しいものがあります。

 ちなみに、比較的軽度の知的障害の生徒について、瀬戸の岡山高等技術専門校跡に、就労による社会的自立を目指す岡山地域新設高等特別支援学校の整備も進められています。
 こうした学校が県内2箇所にできるのは、良いことだと思います。

 豊かな心と強い体、基本的生活習慣、自立に必要な知識・技能・態度、社会性といった「生きる力の育成」を教育目標としていますが、地元議員の御礼挨拶で、「子どもが生きる力を身につけることが、保護者の生きる力にもなる」ということで、委員各位や先生方に、改めて支援のお願いをさせて頂きました。
 小中高の12年・・就学前と高校卒業後の時の重さを思いながら。


 夏休みも、あと10日。我が子は、昨夜は、倉敷チボリ公園で遊んでおりましたが、今日は、井原線の運転をしに行っている模様です。
 妻子で、体験学習ということで、様々なツアーに参加していたようで、太平楽な充実した夏休みを送っていますが、元気な子どもの姿が、間違いなく私のエネルギーになっています。

 ところで、チボリのサマーカーニバルhttp://www.tivoli.co.jp/ も、来週末までです。午後7時過ぎに着いたのですが、昨夜も、本当に大勢の親子連れで賑わっていました。
 無くなるというのが、まるで嘘のよう・・・。本当に、もったいない・・。

 職員の方々を含めて、倉敷チボリ公園の素晴らしさを是非、もう一度、この機会に感じて頂ければと切にお願いする次第です。
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2008年8月23日(土) 【『働楽〜ドウラク』】
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 本日は、本当は言いたいことがありすぎて、何も申し上げることがございません。
 ただ、これから教育シンポジウムに行き、夕方からは、今日が大団円のような夏祭りに、ひとつでも多くお邪魔して、明朝の消防夏季教養訓練に備えて、夏祭りで、なるべく飲まないようにします。
 今日も、BGMは、馬場俊英。頑張っていきましょい!http://www.nicovideo.jp/watch/sm2579499http://jp.youtube.com/watch?v=mVXyJDidVdY&feature=related(で、わざわざクリックして聴かれる方がおられるでしょうか・・・・)
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2008年8月24日(日)

2008年8月25日(月) 【秋の気配】
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 北京五輪が閉会しました。金メダルは、中国が51で、日本が9。国威発揚型のオリンピックであったという評価がある一方で、しかし、最後は、個人の能力であり、選手達を素直に讃えるべきだと思います。
 これから東京オリンピックが開催されて、我が国が、あそこまでやり切れるかどうかを思うとなおさらの部分もあります。

 一方で、頑張れとか、あれこれ評価をする以前に、オリンピックのために何をしてきたか?と我と我が身を振り返ると、反省することしきりです。選手の汗や涙に申し訳ないなとすら思います。

 もちろん、ひとたび国旗日の丸を背負ったからには、日本の代表として頑張っては頂きたいですが、基本的な体格の部分で、勝負には不利な面もある中で、人生全てを賭けて戦っている者に、戦わない者が何を言えるんだろう?
 そもそも、日本は中国の人口の10分の1。卑屈になることはありません。

 ちなみに、天満屋陸上競技部の選手達は、毎朝5時には動き出しています。きっちりした企業が支えて、バックアップ体制がしっかりしてるいるからこそ、毎回、オリンピック出場選手が排出できるほど選手も頑張れるのだと思います。
 我々がもっともっとを期待するなら、我々がもっとももっと頑張らないといけないのだと思います。


 時として、ある日突然誰かがやってきて、魔法のように何事かをなしてくれるような期待以上の妄想を描くことが人間にはあります。
 しかし、実際には地味なことの積み重ね以外に何もありません。多分、現実があっという間にひっくり返るような事は起きません。

 私は、何度も神様に祈ってきましたが、己の努力や才能を凌駕するような幸運に恵まれたり、逆に、ご破産に願いましては、というほど酷いことも起きません。たいがいにして、受け入れられる理由があります。
 そもそも、全てにおいて羨ましい人間というのを見た事はありません。人生は、よくできてるなぁ、と感心はしても。
 
 特殊な才能があっても、我も人なり、彼も人なり、その人の経験以上のものを彼は語れない、彼は行えない、要するに、考えてきたこと以上のことは、まず起きないのです。
 起きるとすれば、宝くじ。あるいは、博打の世界です。
 できないということは、本当は考えていないか、できないことを考えているかです。


 今朝は、消防の夏季教養訓練およびソフトボール大会。我が団は、18対8で、初戦敗退。各団との親睦の要素もあり、実に楽しかったです。
 朝方は、秋の空、涼しかったのですが、だんだんと暑くなってきました。

 また、岡山市ジュニアオーケストラは第44回定期演奏会。岡山市肝煎りの楽団であり、保護者はもちろん、市民のバックアップもあり、高い水準を誇っています。
 ある意味、文化芸術活動には、コストがかかります。しかし、これらを無駄なものとしては、結局、時代が残らない、残らないどころか、次代に繋げない、特に、青少年に関しては、惜しんではいけない部分だと思います。


 夏祭りは、今日が最後。夏が終わりました。

 夜には、一番近い、建部の温泉(国際交流ヴィラ)に家族で行き、53号が丸見えの露天風呂は、そもそもお湯が温めのもありますが、風が冷たいくらい。
 ひと皿94円という黄色い皿を中心に、回転寿司を食べましたが、サンマがそれらしくあります。

 
 明日から、議会は大きく動きます。少なくとも、4日間は、何が起きるか分かりません。

 明朝は、街頭演説からスタートですが、この街頭演説に関してですが、スタイルを検討して流動を増やそうと考えています。
 今回の知事選挙の結果がどうあれ、現状では、分断の可能性すらある自民党のダメージが一番大きく、それは、衆議院選挙にも直結します。
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【ひぐらしのなく頃に】
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 蝉の鳴き声もしない秋の済んだ青空のもと、前半戦思い切りさぼったラジオ体操の後半戦。
 来週からの2学期に備えて、息子の夏休みの乱れた生活を正すため、家族で参加。31日まで行けば、ジュースが貰えます。ラジオ体操第2は、どうしても間違えます。

 今朝の自民党青年部局恒例の街頭演説は、岡山2区で萩原代議士と合流。停止街宣が難しいので、ハンドマイクでも。明朝もJR岡山駅前で行いますが、そこまで好きにやられるのもなぁと苦々しく思ってもおり、自民党としては、市街戦で、反転攻勢と行きたいところ。
 逢沢代議士が戻られない平日に、自民党青年地方議員として、街頭で白兵戦に立つぐらいの気分は十分高まってきました。


 その後、本日は、補正予算がある3つの常任委員会だけ開催。

 総務委員会では、来年度予算で当局が建設を考えている消防防災ヘリコプターの格納庫の費用と先日の倉敷市議会の倉敷チボリ公園に関わる全員協議会に知事ないしは副知事が説明に行かなかったことが問題に。いずれも、明後日の委員会での説明を求めました。
 さらに、セブンーイレブン・ジャパンとの「地域活性化包括連携協定」が結ばれることの報告。多分、私は、日に一度はコンビニに行きますが、中学時代の学校の帰り道、仲間と自転車で立ち寄った駄菓子屋の延長線上。まず、フィギュアのチェック。
 私も、いつのまにか、コンビニがないと生きていけない体になってしまいましたが、青少年の健全育成や環境問題等から考えたいテーマもあります。


 知事選挙については、反応も様々。はっきりしているのは、どういう結果になろうとも、自民党へはダメージ。ただ、自業自得とも言え、とやかく言える筋合いではありません。
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2008年8月26日(火) 【悪夢の財政構造改革と退職金問題】
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 本日は、9月の雨のような少し寂しい風情の朝。2日連続の自民党青年部局の街頭演説は弁士一人。
 義理人情の自民党は、損得勘定の利ではなく、情で動いている部分もあります。それは自民党の良さでもあり悪さでもありますが、間違いなく愛すべきところ。

 基本的に、怒りや批判ではなく、なぁなぁと言われても、人間への慈愛、「赦し」の政党であると思っています。だから、よほどのことがない限り、いつも人を許したがっています。

 一方、体育会系文化部の私としても、己が舞台に立つことよりも、設営で汗を流すということが肝要であり、かような街頭演説を己個人の損得でしているわけではありません。

 党員になって15年ですが、議員になるからと、軽々しく己の都合で突然に自民党をしているわけではなく、もちろん、先人達が築いてきた自民党という人の繋がりを一方的に利用する気もなく、良いときも悪いときも、自民党への責任と愛情は持っているつもりです。それは、今後も変わりません。

 矢面に立ったり、好んで身を捨てるという気風は、中堅議員なりに持っていたいものです。
 最後は、大いなる愛を持って。
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 本日は、第5回自民党財政再建対策プロジェクトおよび明日の総務委員会に備えての委員長レク。

 明日発表の「岡山県財政構造改革プラン(素案)」の内容が分かりました。これは、想像以上に厳しい内容です。

 詳細は明日の委員会で発表ですので控えますが、職員の独自の給与・期末手当カット案は、想像を超えました。職員労働組合と交渉のないままの見切り発車ですが、45歳で、年間55万円。
 また、民間団体等への補助金等の廃止、削減については、到底承服できかねるものが多くあります。
 加えて、公の施設の見直しの中では、廃止の文字が踊っています。指定管理者で民間が頑張ってきた施設も・・・。惨い・・・。


 もちろん、財政構造改革自体はしなくてはいけないわけですが、ここまでの改革を強行するにしても、問題は、トップの姿勢です。

 未来を信じて、心をひとつに戦うためには、士気が上がるかどうか、それは矢面に立って、しかし、愛情が溢れるトップの姿に、かかっています。


 ところで、9月定例会では、「知事等及び職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例」案が提出されます。端的には、知事の今期の退職金のカットに関わる条例です。
 この数字を見て・・・・・うーーーーーーーーーん・・・・呆然・・・・。主観が入りますが、これは、しかし、県民の皆様は、どう思われるかなぁ・・・。

 そして、この条例は、我が総務委員会に付託される予定です。つまり、我々が、知事の退職金の額について、まず審議するのです。ある意味、おもしろいこと?に、なってしまいました。

 この度は、総務委員会に、いわばババ抜きのババのような話が全部回ってきますが、こうなれば、全部引いたろうと思います。県政の重要課題が、目白押し。
 昨年の行財政改革・道州制等特別委員会委員長から、この方、岡山市の政令指定都市の意見書提出以外、楽しいことは全くありません。

 特に、知事の退職金問題については、私自身のいわゆる賞与返上、法務局供託、不受理という一連の騒動の答が出され、それを承認するかどうかという話です。

 そう言えば、あれだけ書いた新聞も、「却下決定書」の写しを記者に渡したのですが、そちらの方は、その後の記事が出ていません。
 まさに自爆テロのような恥の三重塗りのような事態で、あれ以来、その話題が出る度に、沈痛な表情になり、おめおめと隠れるように生きていますが、ここまで来れば、もはや「恥の漆塗り」の覚悟はできました。

 1期、2期で、4000万円以上の退職金を2回受け取り、3期目の4年間で、4300万円という知事の退職金は、給与でも賞与でもありません。そこまで県民が払う必要があるのでしょうか?
 路頭に迷うチボリジャパン社の社員に分けてあげたい・・・・。

 これだけ厳しい財政構造改革を発表して、思い切り泣く人間が巷に溢れて、そのカットがどの程度のものか期待されていたのですが・・・。ともあれ、明日、それが発表されます。

 消防防災ヘリコプターで、煮え湯を飲まされた気分がある議会ですが、どう考えても、これは、すんなり行きそうにありません。言えば言うほど、議会にも跳ね返るお金の問題・・・。
 あ〜また、ややこしいことになるんだね・・・・。

 
 現段階で、今日のチボリジャパン社の株主総会の詳細が分かっておりませんが、退職金のカット率を含めて、紛糾するようなお題が多すぎて、明日の委員会は、超大型台風並みの大荒れ必至です。
 
 中学時代、演劇クラブでやった『夕鶴』の「つう」は、変わっていく「与ひょう」を思って、ぽつり言いました。「お金、お金、どうしてそんなにお金が欲しいのかしら?」と。
 「貧すれば鈍する」と言いますが、まさに、落語的には、「金がないのは首がないのも同じ」。あ〜やだやだ。お金がないって、本当にやだな〜。
 
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2008年8月27日(水) 【アンニュイな退職金削減案差し戻し?】
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 本日は、9時30分から、自民党議員総会。報酬削減や、代表質問の打ち合わせや知事選挙の対応について。
 知事選挙の対応は、9月上旬までは、結局決まらないということを含めて、党としての対応は決まりません。

 その後、総務委員会は、昼の15分の休憩を挟んで、県議会では異例の4時間のロングラン。先ほどまで、総務部会をしていましたので、まさに朝から晩まで会議。


 焦点はもちろん、来年度から4年間で、400億円の効果額を出すための「財政構造改革プラン素案」。
 いつのまにやら、この改革案は、行財政改革の総仕上げという、第4次行財政改革の素案、あるいは、知事の選挙マニフェストのようになってしまいました。
 財政危機宣言に陥ったことについての反省は、あまり感じられません。
 
@ まずは、人件費・内部管理経費で計135億円を削減。

  例えば、職員定数を4433人から、約800人減らし、3600人
 体制に。

A 次に、事務事業や公の施設の大幅な廃止、縮小で、約130
 億円の歳出削減。

  例えば、一般施策は、118億円の削減。福祉教育関係には
 手厚いですが、商工関係の削減は極端です。
  民間団体への補助は原則廃止、あるいは2分の1を上限とし、
 市町村が行う国庫補助事業への上乗せ補助も、原則廃止。各団
 体、市町村から、間違いなく悲鳴が上がります。

  南北ファーマーズマーケット、県南部健康づくりセンター、水島
 サロンなどの31施設は、譲渡先が見つからない場合は廃止。
  岡山県児童会館は、廃止。

  国民文化祭は、先催県の半分となる8億円以下に。県庁の耐
 震化事業は停止。消防防災ヘリコプターの格納庫は、当面は岡
 山空港でなく、岡南飛行場に。

B 次に、約140億円の歳入確保。

  県有施設駐車場の原則有料化、県有施設へのネーミングライ
 ツ導入、県税収入率を98・0%まで引き上げ、これらで50億円
 で、借金である退職手当債約90億円で、

 
  さらに、当面の目標との差額分は、140億円の効果を見込む
 独自の職員給与のカットで補いますが、その削減幅は、平均3%
 から、平均9・5%に。45歳の主幹級職員で年間55万円の減額。
 ラスパイレル指数では、全都道府県中最下位に。
  このことを知事は、どうも自慢のようです。

  ともあれ、気がつけば、数字ではっきり読めるのは、職員の人
 件費カットのみ。


 この素案は、パブリックコメントが募集され、11月には、案が固まります。今の知事か、新しい知事の下なのか分かりませんが・・。


 しかし、問題は、この素案と全く別に出された「知事等及び職員の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例」。
 知事自らの提案で、知事の退職金についての削減案です。

 100分の20カット・・・つまりは、2割減。それでも約3500万円。既に、2期で、8000万円以上退職金を受け取っており、12年のトータルにすれば、7%のカットであり、合計では、軽く1億円を超えます。県民の皆様の御納得が頂けるでしょうか?

  財政危機宣言を6月に自らして、来年度から、職員の大幅給与カットを含めて、これだけの削減を行う、ましてや、昨日、この年末で、倉敷チボリ公園とチボリジャパン社の社員の未来を失ったばかり。その最高責任者が、自らの削減分についての判断です。

 全国で、12人の知事が退職金の削減を行い、うち6名が、不受給です。知事は、その方々は、選挙公約で歌ったからそうしたので、今期は2割減。実は、4期目の選挙マニフェストに、さらなる退職金削減を掲げるという専らの噂です。

 他人の財布に手を突っ込むことには嫌だと思いつつも、多くの委員から、この減額幅について、疑問の声が上がりました。
 実は、私が聞く限り、議員も職員も、誰一人、この減額で良いという答はありませんでした。
 そもそも選挙を考えたら、この判断はないだろう・・そういう声も多いのですが・・・・。


 私も、収拾がつかないので、委員長として、執行部に異例のお願いを申し上げました。

 「事前審査制という全国に希有な仕組みをとっている岡山県議会は、議会開会前に、上程される議案を事前に審査できますが、今日、上程される予定の内容は分かりました。
 
 次の総務委員会は、本会議中に開催されますが、おそらく、委員の皆様の声を伺うにつけても、この提案では、議長から付託されても、まず委員会を通らないと思います。
 先の消防防災ヘリコプターの件ありましたが、このままでは不測の事態、委員会の混乱が予想されます。

 今は、本会議が開会されて、上程された提案について、議長から、委員会に正式に付託されている状況ではありません。
 つきましては、まだ時間があるので、もう一度、そのあたり斟酌されて、再提案頂けないでしょうか?時間が合えば、喜んでいつでも委員会を開催します。」

 ・・・・無茶苦茶に異例なお願いでした。


 休憩中に、新聞記者がやってきて、「で、同じのが提案されてきたらどうするんですか?」と聞いてこられました。

 「ま、こっちも、どれだけにして下さいとか、言えないですもんね。でもまぁ、この状況なら、否決するしかないですね。でも否決したら満額支給ということですから、うーーん、その場合は、違う削減案を委員会で発議することになるのかなぁ・・・。
 お金の件であれこれと、お互いに格好良くないので、そういうのは避けたいですね。再提案してくれるとありがたいんですが・・・。」


 いったい、どうなるのかしら・・・・。
 明日の新聞はどう書くのかなぁ・・・。

 
 それにしてもこの議論・・・・ある意味、これが不毛でなくてなんなのか・・・正直に書いて、本当に寂しいです・・・。
 アンニュイに↓
http://jp.youtube.com/watch?v=ezCqwV29ixQ&feature=related

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2008年8月28日(木) 【無くすな!恐竜の滑り台】
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 アンニュイなムードが漂っていましたが、延長戦に入って、やっとホームランが出そうです。時機や打撃フォームについての評価は、まちまちでしょうが、フェンスを越えて入れば、ホームランは、ホームラン。点が入ることに間違いはありません。
 
 もちろん、投げる方には、それはそれ、これはこれ、是々非々で、決勝でも、さよならでもないでしょうが、詳細は、明日午後に明らかになります。
 多分、少し雲行きが変わります。
 
 
 本日は、特別委員会の開催日で、子ども応援特別委員会。
 
 青少年の携帯電話をめぐる問題については、家庭内の約束、PTAなどの連携の重要性に加えて、販売店の協力の重要性について申し上げました。青少年にとって、有害な可能性もあることを店内ポスターで表示するぐらいのお願いはすべきだと思います。
 
 また、「財政構造改革プラン素案」で思い切り「廃止」と書かれた岡山県立児童会館(http://www.jidoukaikan.com/)について、お願いをしました。
 
 伊島町の「恐竜の滑り台」と言えば、池田動物園と並ぶ、岡山っ子の思い出の場所。隣の児童会館は、今は、小中学生以下は無料のプラネタリウムも、どこか懐かしいものがあります。
 時々、高校の帰りに立ち寄って、科学実験の機械のレバーのひとつぐらいは、ぶちめいだかもしれませんが、3年前から、指定管理者制度の導入で、外郭団体から民間団体に管理が替わり、様々な団体との交流をはじめ、雰囲気も変わってきました。
 
 それがここに来て、廃止。市町村に同趣旨の施設ができて、老朽化が進み、修繕費用がかさみそうだから、廃止・・・でも、本当にそれで良いのかな?
 
 街中の隠れた?家族連れの人気スポットであり、県内から遠足の子ども達も多いのですが、来年度以降、封鎖される可能性があります。
 
 私が申し上げたのは下記のようなこと。
 
「 職員の方々も、激しい給与カットで、削ることだけが評価されるような状況の中で、新しい発想を出す気力もないと思います。
 ただしかし、実態について知っていて、その事業がどれだけ大切か、一番思い入れがあるのも、担当職員の方でしょう。
 廃止と言ったら、もう何もない、それで良いんですか?
 児童会館という枠組みは、外れるかもしれない、しかし、都心の一等地にある施設を活かす手を考えられないですか?
 
 例えば、あくまで例えばですが、林原さんが、恐竜博物館を造る構想をお持ちですが、当座、恐竜の化石の展示などをお願いできないんでしょうか?外には、恐竜の滑り台がある、中には、恐竜の化石があって、プラネタリウムがある、子ども達は、どんどん来るんじゃないですか?
 民間に自由に使って下さいと、お願いしようと思ったことがありますか?どうなるか分からないですが、頼みに行ってみませんか?
 
 チボリもそうですが、廃止は、決して終わりじゃない、始まりです。むしろ行政から、自由になって、美しい蝶々にできるんじゃないですか?」
 
 うーん・・・我ながら、わりと良いことを言いました。貧しても、鈍するとは限らないのです。「泣いてからが強い子供の喧嘩」!!
 担当の方も、委員会のあとに、「子どもの頃、あのあたりに住んでいて、いっぱい思い出があるんです。無くしたくないんです。なんとかしたいんです。どこでも行きます!」とのこと。
 誰だってそうなんだ。
 
 委員長の小倉県議が、「それなら、活かすことを皆で考えに行きましょう。」とのことで、10月の委員会の県内調査先を変更して、委員会として、児童会館に行こうじゃないかという話になりました。
 なかなか粋で、危機的な状況ではありますが、気持ちの通う良い話です。子ども応援特別委員会の成果ができんかな。
 
 ほとんど勝手に、恐竜で盛り上がっているわけですが、「怪獣王子」ごっこをした世代には、当面残すとはいうものの、無くなる可能性もある「恐竜の滑り台」も、もっと活かせると思うのです。
 →http://jp.youtube.com/watch?v=je66WANK1NY
 
 そう言えば、桃太郎少年合唱団の練習場に、スケートリンクもあったなぁ。京山ロープウェー、池田動物園・・・我が子も2年生ですが、そんな頃、本当に賑やかでした。
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2008年8月29日(金) 【知事退職金全額返上】
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 ラジオ体操は、今日も中止です。取水制限が解けるよう。
 
 昨夜、マスコミからの質問に「仁義だから言えないです」と申し上げましたが、報道の世界もシビアなのでしょう。今朝の地元紙にも、退職金全額返上の記事が出ています。「佐藤真治総務委員長も再考を求めていた」とあり、そりゃ、私のことか、ほほぉ。
 
 どうあれ、約4334万円の返上は、評価します。土地付きの一軒家分が飛んだのですから(もともと高額すぎますが。もちろん議員には退職金制度自体がありません。)
 6月議会で最初から打ちだして下されば、様々な問題がかくも揉めなかったように思います。どうせ出すんだったら・・・惜しいなぁ、どこまでも、知事は真面目なのでしょう。
 それでも、具体的に知事が動いた事実は重いです。
 
 いずれにせよ、議会が、うだうだ言うのも良いですが、もはや、県民の皆様からすれば、同じ穴の狢で、もう聞き苦しいだけ。
 ここからは、議会は議会で何をするかです。まだ、議会として、10%の給与削減案すらも、示せていませんし、倉敷チボリ公園の総括では、議会も総懺悔です。
 
 さぁ、ここからは、議員定数削減の議論をおっ始めていこうじゃないですか。どうあれ、知事はやったんですから。
 
 
 一方で、知事選挙独自候補が立てられず、離党者が出る、他党は他党でたいへんです。
 
 私は、事情によって党を出るとしても、他党に移って相手陣営から攻撃側に回るというのは理解ができません。いわゆる親殺しですが、ましてや、自分で親を選んだのなら、ただの裏切りです。もちろん、有権者に対しても。
 まぁ、お互いに、よほどのことがあるんだろうな、と思いますが。
 
 「ねじる」と言いますが、地方議員とて、政治経歴には、裏切りはないに越したことはありません。中から変えられない者が、外からは変えられません。ただのご都合主義者か目立とう精神者として、最後の最後は、寝返るんじゃないか?という不安は、不信です。
 俗に、「筋」ですが、「筋を通す」というのと「信念を通す」というのも、微妙に違い難しいです。
 
 最後は、愛。全ては、赦しであり慈愛なのです。ただ郵政解散の時に、愛が無くなったのかもしれません。
 

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 下記、県政報告会は明日でございます。ケーキの都合があり、本日正午までに、最終人数を確定せねばなりませんので、さらに御参加頂ける方がおられましたら、どうかご一報下さいませ。
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「岡山県議会総務委員長佐藤真治 県政報告会」ご案内

謹啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 平素より県議会議員佐藤真治君の政治活動に対しまして、格別
のご理解とご厚情を賜り心より御礼申し上げます。

 さて、この度、下記の日程で県政報告会を開催させて頂きます。
当初、『岡山県議会議員佐藤真治君10周年記念祝賀会』を計画
しておりましたが、岡山県の財政危機宣言等に伴う緊急事態に鑑
み、内容を大幅に変更し、県政を担う責任者の一人として、岡山
県の財政状況や今秋の知事選挙等、県政の重要課題について、
報告をさせて頂きます。ご多用のこととは存じますが、是非とも
ご出席賜りますようご案内申し上げます。
                          敬具

平成20年8月吉日

   岡山県議会議員さとうしんじ後援会  会長 西 康宏

               記
◆日時/平成20年8月30日(土)午後1時〜2時30分
◆会場/ホテルグランヴィア岡山
           (岡山市駅元町1番5 TEL:086-234-7000)
◆会費/二千円 (但し会場、お飲み物、ケーキ代として)
※当日会場にて頂戴致します。
 
 ===返信===satoshin@optic.or.jp===========

ご出席  ・  ご欠席

 ご芳名
  〒
 ご住所
  Tel             Fax

 ご同伴の方
 ご芳名
 ご芳名
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2008年8月30日(土)

2008年8月31日(日) 【時代の蕾】
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 本日は、岡山県私学協会、私立中学高等学校保護者会連合会の私学振興大会ですが、いわば決起大会。
 
 全国的に誇れる額ではないのですが、長らく守ってきた私学助成も、この度の財政構造改革で、削減対象になっており、急遽大会決議文に追加されましたが、それが承認される前に、来賓の知事と総務部長は、公務で途中退席。大切なのは、決議です。
 
 1時間とオンタイムで進められた会ですから、私学に通わせる親の経済的な負担感、不公平感、また、それぞれの建学の精神で経営している私学の誇りのためにも、あと20分は、どうあれいて欲しかった・・・・。特にこういう時期だからこそ。 
 
 私も、国立岡大附属幼稚園の前のマリア園と早稲田大学が私立です。今となっては、親も頑張ってたんだなぁ、と思います。
 幾ばくかは仕方もないでしょうが、極端に、保護者の負担や経営支援に格差があるのは、まさに、教育の観点からは問題です。
 
 
 本日は、10周年記念の県政報告会。逢沢代議士や市議会の先生方をはじめ、約300名の方にご来場頂き、無事盛況に開催させて頂きました。本当にありがとうございました。
 
 珈琲とケーキだけで、おもてなしもできませんでしたが、なんと申しますか、選挙はさることながら、政治で戦えという、こんなに後援会の役員の方が熱いというのも、本当にありがたいなぁと思います。それゆえ、これからも、様々な挑戦、勝負ができます。
 なんとなく、おめでとう、頑張ります、ということではなく、コンパクトながら、向かっていく「思い」は、お伝えできたのではないかと。
 
 願わくば、ご来場頂いた方の中には、知事選挙出馬宣言でもあればということではありましたが、不出馬宣言ではなく、馬場俊英風に言えば、「いつだって俺は本気で次の球を狙っている」宣言をさせて頂いたのであり、必ずしも県議会議員でい続けることはない、という確認が頂けたという意味では、大きな節目になる重要な会でした。
 
 下記に本日の御礼文の一部を写させて頂きました。
 
 そのあと、打ち合わせをしながら、余ったケーキを4個食べ、途中で、最近できた「なか卯」で、大好物の親子どんぶりを食べ、小学校PTA主催の宵燈明へ。今年の夏休みは、保護者には特に長かったのですが、本当に夏が終わったなぁ・・・という感じです。
 
 
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              御礼

 本日は本当にお忙しい中、また、足もとの悪い中、ご来場頂きまして本当にありがとうございました。設定上、懇親の時間が無く、県政報告会ということで、おもてなしもできませず、なにより、十分なお話もできませんでしたことを心からお詫び申し上げます。

 個人的な感傷に浸るようなことでもありませんが、10年という時間は、本当に重いなぁと思います。初当選後結婚して翌年できた子どもは、小学2年生・・「でけぇなぁこいつ」と思う一方で、歌詞ではないですが、母は、「あれ?こんなに小さかったんかなぁ」、妻は、えっと、・・・変わりません。一方で、父はじめ、大切な方達が、旅立たれた・・・あの人がいてくれたら、なんて言われるかしら・・悲喜こもごもで、10年経ちました。節目の大切な会に、御参加頂けましたことを心から感謝申し上げます。 

 家業の陶器屋も廃業して、バブルの絶頂期に大学を出たものの就職もせず(できず)、いわば彷徨っていた自分が、会社員から逢沢代議士の秘書として拾われて、政治の世界に入ったのは、わずか15年前のことです。10年前の今頃を思いますと、翌年の春に、県議選に出馬をしようと決めて、なけなしの貯金で自分のパンフレットを初めて考えていたと思いますが、県議会議員である己の姿は全く想像できませんでした。
 10月に、事務所を辞め、11月には、父が倒れ、当選までには、情けなさ、悲しさ、悔しさ、驚き、喜び、喜び、喜び・・あの半年間は、いったい何度泣いたか分かりません。
 初当選の時のドラマは、今後の人生でも、なかなか越えることができないでしょうが、しかし、万歳の瞬間に感じた感謝や喜びを越える孤独感や恐さ、あの時の原点の気持ちは、絶対に忘れません。

 何もなかった私が得たもの、あるいは得るものは、生涯かけて、皆様に、感謝で返し行く責任があります。奇跡のように、多くの方々に支えられて、今生きていることさえにも、心から感謝を申し上げます。私の命であって、私の命ではありません。今日も、本当に多くの方の時間を頂戴しました。
 この時間を未来に向けて戻していく、その責務を果たして参ります。

 残念ながら、政治の状況は、今日の天気のようにスカッとしたものではありません。特に、岡山県政は、未曾有の危機の中にあります。しかし、大きかろうと小さかろうと、美しかろうとそうでなかろうと、派手だろうと地味だろうと、こういう時にこそ咲く時代の花があります。芽が出てからの成長がいささか遅いですが、少しずつ蕾を膨らませて参ります。
 これからいかなる花が咲くのか、私も、私自身に期待致しております。

 今後とも、どうかあたたかい御指導御鞭撻賜りますよう、心よりお願い申し上げます。また再び、できるだけ早く、共有させて頂ける時間が来ることを心から祈りながら、改めて心から感謝を申し上げます。
 本当にありがとうございました。
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【『夏の終わりのハーモニー』】
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 夏休み最終日。一挙に秋かと思えば、最終ランナー?の蝉の声。暑い日でした。明日から、1日で秋になるような、8月31日は、実に妙な日です。
 
 選挙もそうなのですが、果たして、後出しジャンケンが本当に強いのか?遅れて出てきた蝉が、一番けたたましく鳴くのかどうか・・・。いよいよ混沌か・・・。
 
 そう言えば、最近レコーディングダイエットの成果が出て、「やつれたな」とか「病気か?」と言われるのですが、夏祭り等で食べまくった8月は、5勝26敗。多分、リバウンドしないのですが、ほぼ半年で、まぁまぁ良い調子です。
 
 敢えて言えば、人生観が変わっているわけですが、無理をせず、明日からまた真面目に、岡山県財政に合わせた体型にします。実は、知的なゲームであり、楽しみなのです。
 
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 今朝は、平成20年度総合防災訓練。吉井川第1緑地グラウンドで、西大寺地区が中心。いつもよりも、やや規模が縮小されていましたが、岡山空港や自衛隊の連携などは、より実践的になっています。
 
 果たして、政令指定都市になるとこの訓練は変化があるのかしら。少なくとも、自衛隊を含めて、今日は多くのヘリコプターが飛んできましたが、財政危機の中を強行突破で購入するBELLの最も巨大な消防防災ヘリコプターが、来年は登場するのかしら。来秋の防災訓練を考えるのは、ちと気が早いかな。
 
 目新しいのは、防災士の方々の参加。岡山県は、中四国の中でも、郵便局長さんが多く講習を受けて資格を取られて、県の組織も立ち上がっています。http://www.bousaisikai.jp/index.html
 県内でも、講習会をとの声が強く、その節には、是非受講させて頂こうと思いますが、今後益々注目されると思います。
 
 また、AED(自動体外式除細動器)の訓練展示も標準装備で入ってきました。AEDの位置を知っている、蘇生法を知っている、確かに、今後そういう方も増えてくるでしょう。
 少なくとも、AEDのある場所は、広く認知される必要があります。
 
 一方、自衛隊の炊き出しで、婦人会や赤十字奉仕団の方が、梅干し入りの非常用の御飯(無洗米を個々に袋に入れて大釜で茹でる)を配られるのですが、熱々で、美味しく、実は、私は毎年これを食するのを密かな楽しみにしています。
 今年は、これが、例年の半分の量の半合に・・・。50%カットの影響が、ここにも・・・?
 
 
 その分というわけではないですが、市の教育委員会の学校給食機材を使用した炊き出しでのおにぎりと味噌汁を頂戴しました。
 この夏も、小学校で給食の試食会のような会が行われましたが、コンブや煮干しからダシを取られており、地産地消も意識し、健康には良いし、とにかく、給食は美味い!!
 
 一方で、地域の防災拠点としての学校を考えた時に、食料供給拠点としての学校給食調理室、さらに、地域住民としての職員の方々の勤務地の配慮等、様々な実践的なヒントを頂戴しました。
 「独居老人と学校給食」というのは、ひとつのテーマになりうると常々考えています。
 
 
 ところで、炊き出しに舌鼓を打つ頃、県市の両首長が巡回。この2日には、いよいよ政令指定都市化について、総務大臣要望もあることから、市長は、いつも通りの笑顔で、知事も、きっといつも通りの笑顔で・・・・。
 
 明日は、知事の退職金を2割カットから全額返上に、条例提出を差し替えるためだけに、臨時の総務委員会を開催します。
 
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 午後からは、三丁目劇場で、河田流あきつ会のゆかた会。
 国民文化祭の予算半減案は、私は全く賛成ではありません。そもそも、ヘリコプターとバーターにする話ではありません。文化、芸術、伝統に金を惜しんだら、いよいよ時代に何も残りませんし、次代に繋げられません。
 特に、「稽古」や「道」を行かれる方に払うべき敬意は、文化もスポーツも変わりはしません。
 
 途中、90歳を超える女性の舞も。演歌に合わせた舞踊ですから、「女性の業」の表現には、年齢には全く関係なく、ぞくぞくっとしました。表情を大きく崩さず、心の動きが体の動きですから、歌詞が本当に大切で、BGMではありません。演歌は良いなぁ・・・。
 
 
 ご不幸があったりした一方で、夜は、9月3日オープンの中華料理店のオープニング。
 西川アイプラザのある公園の南側の筋の「菜楽」というお店で、内モンゴルということで、脂ぎっていません。特に、ガラス窓からよく見える厨房の中には、日の丸を振りたくなる、さる高貴な方そっくりの方が調理されています。
 それだけでも一見の価値がありますので、是非夜でもランチでも。
 
 
 西川緑道公園を歩いて帰っていると、水上テラスの横の池で、サギが魚を狙っていました。
 夏水で水の流れも速かったのですが、夏休み最初の土曜日に、「西川探検隊」で子ども達が泳いでいたのが、ずいぶん前のようです。我が子は、どう見ても、遊びまくっていましたが、印象的なのは、やっぱり西川。
 
 獅子座の私には、一番好きな夏だったのですが、子ども達には短い、親には思い切り長い夏休みが終わります。
 2008年の夏さようなら〜↓
http://jp.youtube.com/watch?v=HTAAJXrg-uw&feature=related
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