2008年3月1日(土) 【卒業】
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 本日は、理大附属高校の卒業式にお邪魔させて頂きました。高校の同級生のご子息がいたりと、もはや、自分の卒業を思い出すより、子どもの卒業を考える年になったのだなぁ、と思います。

 ちなみに、私の高校卒業式の夜は、二次試験を受ける以前から、ほぼ浪人が確定しており、友達が集まって、我が家で焼き肉を食べて、朝まで騒いでいたわけですから、今の高校生がどうのこうの言う資格は、全くないわけでございます。
 幼くも見えますが、なんて立派なんだと思うことも多々あります。


 明日卒業式の母校一宮高校にも寄り、明日どうしても出席の都合がつかないことのお詫びに。言うまでもなく、落書き一斉消去があり、知事が来られるは、参加予定が百人は超すはで、むしろ事故の方が心配で、途中抜けられるわけも、なくなりました。

 今日は、明日の予行演習と同窓会入会式。今年は、卒業式名物の吹奏楽部の演奏と合唱が聴けないのが、実に残念。


 一方、一般質問も、ひとつの企てが進行中。

 おそらく、県政史上に残る良い?質問ではないかなと思います。議員が、事前通告をして、質問原稿を渡して、財政課が間に入って、執行部の勉強会でさんざん練られた、予測可能な答弁には、質問も、34回目ともなると、ほとほと飽きました。
 今回は、さような答弁書から離れた答弁、つまりは、知事ご自身の生の言葉で、答弁を頂くことになります。
 回答次第では、誰もが、敵にも味方にもなる、怖い質問かも・・・。
 明日は明日、議会は議会です。

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岡山専門店会主催
「第17回 日専連全国児童版画コンクール岡山会作品展 」
                     開催中

 3月1日(土)〜3日(月)まで 午前10時から午後5時
                    三丁目劇場

 ※岡山市内の小学校より応募いただいた版画の作品展です。
  息子の作品もあります。
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2008年3月2日(日) 【落書きを楽書きで消す】
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 朝5時からの朝起き会を経て、京橋朝市では、YEGさんの出店で、「桃太郎地鶏汁」で精をつけて、いつものギョロッケなどを購入して、「岡山中央 落書き一斉消去大作戦」の設営。


 早朝の中心市街地をガラガラと台車を運び、午前8時30分頃になると、予想通り、天満屋アリスの広場前には、百数十人もの方が集まって下さり、盛況のうちに、無事故で、消去活動を終えることができました。これも、協力頂いた、塗装倶楽部や青年団体の皆様のおかげです。
 最高の天気に恵まれて、なんがなし本当に良かったです。

 多くの子ども達も参加してくれて、中央学区おやじの会も、天下に鳴り響いたなっ!と、メンバーの一人としては、嬉しく思います。
 知事と、ももっちの消去する姿は、報道されるかもしれませんし、再び、機運が盛り上がれば、と思います。

 もちろん、まだまだ、予定の半分以上は、消去できておりませんし、腐るほど、落書きはあるわけですが、今後も、まちづくりの事業として続いていくことでしょう。
 どこのアホが落書きしているのか知りませんし、落書きされれば、本当に腹が立ちますし、なにか情けなく思えて仕方ないこともありますが、それを遙かに越える力を我々は、持っています。


 などと書きながら、午後からは、一般質問原稿をめぐるやりとりも、ここに来て、いよいよ頭が回らなくなり、「明日にしましょう。」と、私の方がギブアップ。
 楽しそうだった知事に、きつい質問をするのも気が引けますが、寝たら忘れます。そんなもんです。

 「神様の楽書として自分を全うしよう」(海藤抱壺)
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2008年3月3日(月) 【中年諸君!】
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 本日は、まだ2月定例会は休会日。

 ある研究会に出席して、母校岡大附属小学校の「校舎、ありがとう」の会に、出席しました。
 私は、附小の100周年目の卒業生になります。

 この春に、築44年の校舎が取り壊され、新校舎に移るのですが、平日の昼間ですので、卒業生(一般同窓会員)の出席が少なく、同級生に会うことはありませんでした。

 様々な思い出・・・どちらかというと、中学生の時より記憶が曖昧な上、書くのが憚られる、先生にまつわるものを含めて、なぜか楽しくないものも多いのですが・・が、蘇ってきました。
 我々、附幼組にとっては、事実上、幼・小・中一貫校であったため、そう言えば、小学校単独の同窓会というのも、あまりなかったことにも気がつきました。
 というか、さらに、全くろくなことがありませんでしたし、しておりませんでしたが、中学時代の自分が、一番好きなことにも気がつきました。だいたい人間の本性は、中学時代に、第2の誕生をするのではないでしょうか。「サトシン」は、変わりません。

 やたらと教生の先生が来られていた印象がありますが、その時の当時の教育実習生の一人が、今の副校長先生ということで、時の流れの物凄さを感じました。校舎も古くなるわけです。

 肥満児のひがみを思い出す、久方ぶりの校歌ではありましたが、静かに長時間人の話を聞く児童の姿に、改めてびっくりしました。
 ある意味、非常に不思議です。

 私自身の思い出に浸るよりも、我が子を含めて、子ども達の時代に、我々が何ができるかこそが重要だと思える今、年をとるのもまんざら悪いものではないと感じます。

 それにしても、母校が建て替わるぐらい幸せなことはありません。統廃合の中で、小学校にせよ、高校にせよ、母校そのものを失った方が、どれだけ多いことか・・・・。


 不思議なことに、最近、中高の同級生、同窓生によく会うようになりました。40才を越えると、だんだんと、ある種の余裕ができるのでしょうか。20年ぶりのノリがあります。

 気のせいかもしれませんが、「女子」が、妙に元気な気がします。「男子」は、「近頃の若ぇもんは・・・」と、なんか最近、疲れも出とるんかの〜・・・今なら、しみじみと、お互い語ることもあろうかと・・・。
 人生Uターンを頑張る・・・中年なのね。

 中年の皆様!!とりあえず、今日も一日お疲れ様です!!
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2008年3月4日(火) 【一般質問初日】
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 本日は、春めいてきたすがすがしい朝に、自民党青年部局街頭演説。
 しかし、青空に、うっすら黄砂がかかるようで、そう言えば、最近、目が、しょぼしょぼするのは、花粉症じゃないか?と思うに至りました。そんなデリケートなタイプではないはずですが・・・。


 議会は、一般質問初日。夕刻前になりましたが、盛り上がりました。

 民主党の議員の不思議なところは、法定外目的税の導入を主張するところと、向こう5年間の財政の見通しを示せと、知事に迫ること。
 暫定税率廃止と論理的に繋がらないのですが・・・。理屈から言えば、来年度予算は、会派としては否決すべきですが、これは事実上知事の不信任。やるんなら、とことんやって欲しいものです。

 一方で、公明党も真打ち登場だけに、知事に鋭く迫られました。見る方向からは、右撒きにも左撒きにも見える「蚊取り線香理論」は、知事とチボリジャパン社の取締役会の関係を揶揄したもの。

 明後日の私の一般質問の項目は、下記の通り。大問は、「知事の政治姿勢について」の1点のみ。しかし、実は、50問ぐらいあります。全て答えられるかどうかは知りません。間違いなく、前代未聞の知事集中質問。私も、私の「思い」をかなり喋ります。
 答弁で、議場を圧倒して欲しいというのが、密かな願いですが・・・。


【息子の初恋】

 昨日、午前10時30分頃、小一の息子が、恋に落ちた?らしく、久方ぶりに家族で大笑い。夜10時過ぎに、目がランランと輝いていました。本人は、彼女だと豪語するのですが、話を聞けば、落書き一斉消去の時の塗装倶楽部の帽子を被っていて、なんか頭を撫でられただけのような・・・。
 息子から、変なメールが来ていました。・・・全く意味不明。
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佐藤友紀の心をはじめました!何で今からするんね!と思うあほな男友紀だ。友紀はほっといて次へ「おいおーい。」落書きの歌「岡山落書きの都市になるーのか。」とうたっていたあほな男友紀。
(2回目)次!俺女の子出来ちゃた!でも・・・・・・・女の子よりかそくのほうがすきなんだからねっ!ろく年生そつぎょうするんだからねっ!えいごでかきますwmcyukty:e,¥。よめた?
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一般質問     自 民 党      佐藤議員

1 知事の政治姿勢等について
 (1)政治家になった理由等     (総務)[ 知   事 ]
 (2)道州制のイメージ       (総務)[ 知   事 ]
 (3)民の代表として闘う知事の姿
                   (総務)[ 知   事 ]
 (4)幹部職員の意義等       (総務)[ 知   事 ]
 (5)チボリ・ジャパン社の社員への言葉
                   (企振)[ 知   事 ]
 (6)職員の処遇等
   ア 職員が抱える課題等     (人委)[ 人事委員 ]
   イ 多様な勤務時間制度の導入  (総務)[ 知   事 ]
   ウ 職員の現状等        (総務)[ 知   事 ]
 (7)行政への民の導入       (総務)[ 知   事 ]
 (8)国のキャリア職員の派遣
   ア 意義            (総務)[ 知   事 ]
   イ 役割の認識         (総務)[ 山口副知事 ]
                   (総務)[ 総務部長 ]
 (9)対策本部           (総務)[ 知   事 ]
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2008年3月5日(水) 【一般質問2日目】
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 本日は一般質問2日目。

 目新しいと言えば、久方ぶりに、吉備高原都市が取り上げられたこと。水源が無く、高梁川から水道を上げているということで、今まで、25億円、平成48年まで、毎年、1億2000万円を県が、吉備中央町に補助する覚書があるということですが、かと言って、たちまち、どうしようもないものです。
 対案がないと、かえって、不安が分譲にも響くということで、倉敷チボリ公園の後は、徹底的に、吉備高原都市の問題を行くという覚悟が必要です。話題として、取り上げれば、それで良いというものでもありません。特に、住宅供給公社の解散は、決まっているわけですから。
 提案がない、文字通りの質問が多かったかも。

 私の質問は、明日。午後2時以降です。お時間がございましたら、議場あるいは、CATVで、御覧ください。
 34回目のうちの10年目突入直前記念質問で、どういう答弁であれ、記憶に残るものになりそうです。今回は私も提案しません。
 御覧頂くとその理由が分かります。
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2008年3月6日(木) 【民の代表としての知事】
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 一般質問3日目。
 34回目の一般質問が終わりましたが、なんとも微妙で、ともかく、知事が、質問時間より長く、20分以上、答弁書に目を落とさずに、非常に人間くささが感じられた答弁をされたという、石井県政初の出来事でした。

 自由演技の一般質問なら、あぁこういう聞き方もあるんだなぁ、と自分で感心しましたが、30回以上回数を重ねていられるからできる変化球かもしれません。

 ただ、傍聴頂けた方には分かり易かったとは思うのですが、なんというか、具体的に報告すべきものがないと申しますか、知事にとって、あるいは、県民の皆様にとっては、良かったと思いますが・・・要は、知事が思いを語られた(「熱く語った」と言えないのは、性格なのでしょう。)ので・・・個人的には、非常におもしろかったのですが・・・。

 うーん、なんだったのかな。主観が入るので、マスコミや他の議員の評価を待ちます。今議会で印象に残る場面であったのは、間違いありません。

 もっとも、私が申し上げたかったのは、私自身の自戒を込めた下記の言葉で、知事は、当然、「民の代表」であり、東国原宮崎県知事や橋下大阪府知事に、「思い」は負けない、と、答弁されました。
 突きつめれば、万事、この一点に尽きるのです。



 一方で、政務調査費に関する情報公開と政令指定都市の意見書の議員発議について等、議員総会。

 政令市の議員発議については、事実上党議拘束がかかりましたので、総務委員会よりも先に、3月10日の我が行財政改革・道州制等特別委員会において、委員長として、私が発議する方向です。

 歴史的な発議です。ただ、様々な意見を持つ議員もあられるようで、美しく泳ぐ白鳥の如く、ドタバタの水面下は見せないように、各方向の調整に追われています。

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(本日の一般質問より)

 一方で、このところ、東国原宮崎県知事や、橋下大阪府知事の誕生という、一概に、タレント知事とは言えない、知事の登場が話題をさらっています。

 時として、マスコミが作り上げた偶像に、有権者が踊らされているような評価がありますが、私は全くそうは思いません。
 彼らに共通しているのは、官でなく、民の人であるということです。感性が、市民、県民に近いのです。そして、今より良くなるかどうか分からないが、ともかく、今を変える、閉塞感を打破する、強烈な変革を求めているのでしょう。

 そして、そこに、己を擲っている、捨て身の姿が感じられるからこそ、共感を呼ぶのではないでしょうか。
 行政経験の有無が問題なのではなくて、彼らなら、旧弊を打ち破ってくれる、あるいは、私達と同じ感性で、一緒に、笑ってくれる、泣いてくれる、怒ってくれる、ある意味で、官と闘ってくれる、そう思うから、応援するのだと思います。

 かって、西郷南洲は、『命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るもの也。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり』という遺訓を遺されています。

 いつのまにやら、いろんなことが惜しくなる、守りたくなる、逃げたり、投げ出したり、責任をとるのが怖くなる、だから、物事が変えられなくなる、そのことを私自身も、自戒しますが、知事は、民の代表として闘う、そういう他府県の知事の姿をどう感じられますか?

 知事は、官の代表ですか?民の代表ですか?東国原宮崎県知事や、橋下大阪府知事に、その「思い」において、負けることはありませんね?
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2008年3月7日(金) 【質問済んで日が暮れて】
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 一般質問前日程終了。
 知事を攻めたのか煽てたのか、最後の質問に、知事は、19分答弁されましたが、端的に、煮え切らない議会になりました。

 倉敷チボリ公園と知事4選について、新たな展開なし・・・・。今日の天気のように、温かいんだか、寒いんだか、晴れなんだか、雨なんだか、はっきりしません。
 17日に閉会しても、下旬のチボリジャパン社取締役会後に、臨時委員会招集の可能性もあります。


 昨日の私の質問は、ある意味、フリーバッティングに登板した打撃投手の気分で、おもしろいように、スコーン、スコーンと、スタンド入りできる球を放ったつもりだったのですが、ポテンヒットや、サードゴロばかりだった気もしてきました。
 今日に至っては、最後の最後に、ストライクを空振りしたり、見逃したり、のような、すかした感じになって、極めて残念でした。

 残念ながら、多選批判を越えた、知事4選の推薦ムードが、自民党内はもちろん、議場に、全く広がりませんでした。結局最後まで、拍手が起きませんでした。
 ただ、知事は、事態を深刻には「感じて」おられないように思えます。これ自体が、良い状況ではありません。
 少なからず、議会のムードは、私がこうしてお伝えするように、県民の皆様に、徐々に徐々に伝わっていくものですから。


 ここから人事に入り、5月には、議会も、人事があり、6月定例会に持ち越しですが、事態は、好転するでしょうか?

 民主党も、揮発油税の暫定税率を含めた道路特定財源の一般財源化について、本日も、知事が、国会の議論と取り合わず、賛意以前に、議論すること自体を避けたため、とてもではないですが、推薦できる状況にはならないでしょう。
 国政の状況が、このようにダイレクトに絡んでくるとはなぁ・・・。


 なお、おそらく、6月定例会の一般質問は無理だと思われ、次回の私の登壇は、半年先になりそうです。今からイライラします。

 ともかく、岡山市を政令市にするために、まずは、10日、我が委員会で、歴史的な意見書の採択を目指します。
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2008年3月9日(土) 【表町ひな祭り人前結婚式】
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 2011年7月24日には、デジタル放送が始まりますが、全国にTVが1.1億台で、うち、2000万台がデジタル対応?それにしても、学校等公共施設の対応を一挙にするとしたら、予算は大丈夫でしょうか?
 ギリギリになって高齢者世帯が一挙に買い換えに動いたら、供給は大丈夫?チューナーでしのげるのかしら?
 我が家のTVも、10年目。薄型ですらないですが、買い換える気になるには、全くめげんもんね。


 本日は表町商店街で、6回目になる「表町ひな祭り人前結婚式」が開催されました。上之町アムスメールから南部のサーカスドームまで真っ直ぐ歩いたカップルは、幸せになるのです。そう決まっているのです。

 よく考えれば、この秋、結婚10年目に突入する妻も、表町おかみさん会で、お手伝いに入って、私も来賓祝辞など述べさせて頂きました。そのまま飛んで行っちゃいそうな幸せの絶頂の2人は、見ている方も、幸せな気持ちになりました。

 地元紙では、ある意味、表町商店街を紋切り型に取り上げていましたが、こうして商店街が頑張ってる「思い」がどんどん伝わって、さらなる賑わいに繋がることを祈らずにおられません。


 夕刻から、倉敷での異業種交流勉強会への岡山バイパスの往復は、久方ぶりに、昨日からずっとエンドレスのテープで、美輪明宏さんの『人生の大根役者』を大音量でかけっぱなし。

 今が不遇というわけでもなく、何がたまっているわけでもないのですが、歌詞と歌唱力の説得力が凄くて、叫びたくなります。この歌がない人生は、ある意味、悲しい・・・。

『・・・・・・・・・・・・だけど…
私は違う!そうはならない!なりはしない
己を騙し、揉み手を摺るなど惨めなだけ
たとえ私は飢えて死んでも心は売らぬ
だから私はこの人生の大根役者

人に嘲られ指を指されても
憐れみ乞うなぞ断じてしないさ
泥にまみれても、輝き渡る天才の意気地をお目にかけましょう!

そうだ!私は誇り高く顔を上げて
生きてゆくのだ!大根役者!!それもけっこうさ・・・ラララ〜』

 これを聞いたら、哀愁の中にも、立ち上がって、うおりゃーっつ!!なんぼのもんじゃ!!やったらんかい!!わつはっは!!という気持ちになります。悔しさを踏みしめた泣き笑いです。・・・美輪明宏さん以外にこの歌が歌えるのでしょうか?

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2008年3月9日(日) 【すっかり春】
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 すっかり春の陽気です。
 明日は、岡山市の政令指定都市の意見書を委員長として、私が発議する、記念すべき、節目の日で、思うところが非常に多くあります。

 朝一で、桑野で、岡山市消防南方面隊操法訓練大会。そこから、一宮公民館の実技発表会。ホテルオークラで、岡山市連合婦人会「山陽新聞奨励賞受賞を祝う会」。式典のみで失礼して、妹尾に伸び、建設労働組合都窪支部の大会。

 そこから、奉還町に戻り、今年度で終了する青少年の居場所事業「みらいふるシーポ」のお別れ会を少し覗いて、先ほどまで、県主催で、おかやまエネルギーの未来を考える会(エネミラ)運営の岡山ドームの「おかやま太陽エネルギー」フェア。

 このあと、ある団体との勉強懇親会。移動が、きついですが、ずっと『人生の大根役者』ばかり聞いています。
 風邪がぶり返しているのに、あちこちで、饅頭やイモやケーキを食してばかりの一日です。やけ食いに近いです。
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2008年3月10日(月) 【一人きりの卒業式】
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 本日、行財政改革・道州制等特別委員会で、「岡山市の政令指定都市の指定に関する意見書」を委員長として発議しました。

 残念ながら、この期に及んで、まだうだうだという議員や、時期尚早とする共産党の反対があったものの、賛成多数で、本会議への提出を決めました。12日の総務委員会が続いて、17日、採決されます。
 私がやるべきのことは、全てやりました。歴史的な第一歩です。


 県・市一体となって、来春の政令市指定のために、ここからは、総務省との戦いです。県制度崩壊の序曲です。これが、道州制の明日に繋がらなければ、我が国はおしまいです。


 ある意味で、岡山県へ引導を渡すようなところもありましたが、その役ができたこと、ついに、ここまで来たんだなぁ、と感慨深いものがあります。私が、ケリをつけました。この委員会の委員長を望んだのは、まさに、今日のためです。

 4年前のこの頃は、私にとって、まさに人生最悪で、「こころ」休刊まで追い込まれたことは、生涯忘れませんが、今朝は、亡父の墓参りをしました。墓前が、卒業式の会場に、一番相応しいのです。
 ・・・長かったな・・。


 間違いなく、今日、私にとって、ひとつの時代が終わりました。エンディングのタイトルバックに流れる曲は、ここ数日の美輪明宏の『人生の大根役者』・・・。こんなに相応しい歌は、ありません。
 誇りを持って、滑稽を演じる岡山市選出の県議会議員の壮絶な自爆行為を見たか。全ては岡山市のため。子ども達のため。ざまぁみろ。


 今日ひとつの時代が終わりました。政治家・佐藤真治というストーリーがあるとすれば、第1巻目が、今日終わりました。
 しかし、ケロロ軍曹の野望は、決して尽きないのであります!誇り高く顔を上げて、前に前に、あくまで、前に前に、進むのであります!!

 2ndシーズンをお楽しみに!!


(2月定例会一般質問より)

 ところで、来春、岡山市を政令指定都市にしたい、その思いで頑張っているわけですが、どこかで、切なさも感じています。岡山市・加賀郡選出の議員として、県議会議員ってなんだろう?県って、なんだろう?と考えない日は、一日たりとてありません。
 そして、10年先を漠然と考えるのですが、正直なところ、ぼんやり霞んでいる感じがします。53歳の自分の姿の想像がつかないのです

 しかし、明日たとえ死ぬことがあっても、「明日は、今日よりも素晴らしい!!」と言い続ける、沈み行くタイタニックに乗っていても、「大丈夫です。あの世は、素晴らしいですよ!」と言い続ける、そのために努力する、夢、すなわち、明日への希望を掲げる、そして、戦い続けるのが、リーダーたらんとする者の役目だろうと思う、今日この頃です。


                略

 私は、なによりも、やはり、道州制の議論の根本は、800兆円を超える、要は国民一人あたり600万円もの借金を持つ我が国が、このままでは維持できないからこそ、行政機構を組み替えることにあると思っています。政令指定都市もしかりで、つまり、そうしないと、地域間競争に勝てない、生き残れないから私は、推進の立場に立っています。

 道州制、政令指定都市論は、決して薔薇色の話ではなくて、生きるか死ぬかの究極の選択の話ではないか。これをしなければ、死ぬからそうするのだ、綺麗事ではない、と考えています。

 そして、紛うことなく、市町村といった基礎自治体が自立する中で、県という機構を破壊する、焦点は、今後、そこに移ってくるのではないでしょうか。
  言葉は適切ではないですが、これから、どんどん、県が槍玉に挙がってくる、自己否定を重ねていくしかない、益々の苦難の時代が待っていると、私は認識しています。はっきり言って、組織としては、もう良いことはないだろう、と。
 それでも、明日の子ども達のために、夢を掲げて、闘っていくしかありません。
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2008年3月11日(火) 【議員定数削減を!!】
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 本日は議会休会日。春の陽気で、駅西口の朝一の街頭演説も、気持ちよくできました。
 今日は、敢えて、政令指定都市への意見書提出から、県議会議員の議員定数削減に踏み込んで申し上げました。
 確かに、区に現職県議会議員を振り分ける、いわゆる「はりつけ地獄」がここから始まるわけですが、地方自治法に規定されている「クジ引き」が、嫌だのどうだのいう以前に、岡山市・加賀郡選出の県議会議員の定数を減らす議論を開始しようと考えています。はりつけのための条例は、秋にも、議決しないといけませんが、同時並行で、議員定数削減の議論を喚起します。
 民の代表である議員が、自らの首を締め上げなければ、官は変わりませんし、いわんや、国を動かす道州制など夢のまた夢。
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2008年3月12日(水) 【春の御陽気】
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 すっかり春の御陽気で、楽しいことを考えたくなりますが、中村選手のオリンピック出場が決まり、天満屋の女子陸上部の活躍は無条件に嬉しいですが、政治の方は、日銀総裁人事もまた、政争の具になっているように見えるのは、残念です。

 中央では、民主党青年局から、道路特定財源に関する公開討論会開催の申し入れがあり、自民党青年局が、それを受けて立つということで、明日夕刻の憲政記念館の状況は、近々に、党のHPから試聴可能になるようです。司会は、丸川珠代参議院議員。

 地方議員としては、実に迷惑しており、たいがいにして欲しいところも、正直あります。


 本日は、産業労働警察委員会。委員会に付託された請願陳情の審議。警察は早くも人事異動があり、いわゆる執行部が、かなり変わりました。ここからまさに人事の季節で、忙しなくなります。

 午後からは、叙勲受賞祝賀会があり、保護司の統一研修会には、遅刻なんてものじゃないぐらいに遅刻。ここのところ、研修会と行事のバッティングが増えてきました。


 昨日は、7月の新年度から、所属ライオンズクラブの幹事になることになりました。また、ライオンズかやと、出張っていくことが多くなるでしょうし、組織では、非常に若いということになるので、だからこそ、公務に活かせるように、頑張りたいわけです。

 なにしろ、歴史と伝統のホストクラブだけに、市幼P会長やJCラストイヤーに負けない気合いが必要と、ドキドキしています。ともかく、1年間、ちょっと無理して頑張ろう、です。突きつめれば、リーダーシップ論なんだろうと思います。


 一方で、議会最終日には、この10ヶ月の行財政改革・道州制等特別委員会のまとめとも言える委員長報告をする必要があり、準備中です。もちろん、政令市移行に関する意見書の発議の説明が〆でありますが、振り返ると、県政の重要課題をかなり議論した充実した委員会だったなぁ、と、しみじみ思います。
 もっとも、答えが出ていないことばかりですが・・・。

 一方で、収支報告書等の書類も出さねばならず、控除というものを受けるための確定申告も考えているため、いよいよ年度末は、たいへんだ!というのも、肌で感じています。

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2008年3月13日(木) 【夢パス届きました】
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 ファジアーノ岡山から、家族分の夢パス(No47!!)とシーズンパス(No48)が、届きました。
http://www.fagiano-okayama.com/
 いよいよ、地元開幕戦は、20日ですが、この日は、午前中は、おやじの会のVC児童とのソフトボール、午後から、広島ー阪神のオープン戦、夕刻4時から、桃スタで、VSカターレ富山のトリプルヘッダー?今から楽しみです。

 議会は休会日。本日は、午前中は県庁で様々に打ち合わせ。委員長報告案もまとまり、午後から、確定申告へ。e−TAXとは便利なものよのう、と思いますが、長蛇の列で、待つのに1時間。
 でも、『還付金(かんぷきん)パイとシナモンティに〜』と、歌いたくなる手間です。17日まで、ママカリフォーラムで、地下駐車場の駐車券も出ます。

 午後3時過ぎには、地元学区の安全安心ネットワークで協議会のパトロールで、昨年のこの時期の選挙事務所を思い出しながら柳川交差点。地元の方と話ながら、子ども達を迎えるというのは、実に楽しいものでもあります。


 最近、『いつまでもデブと思うなよ』を読み、摂取カロリーを付けています。皆様、むやみに私に餌を与えないようにお願い致します。
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2008年3月14日(金) 【明日の旭川を考える】
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 本日は、明朝早朝の地区大会に出席の前泊ため、午後には、広島に入ります。


 国土交通省で、全国の河川整備基本計画方針を策定しており、旭川水系は、平成20年1月28日に、策定されました。
 この方針に基づき、150年に1回の事態を想定して、今後20〜30年間に行う具体的な河川整備の内容を示す旭川河川整備計画の策定のため、現在、地域住民の方々の意見を伺う「地域と共に明日の旭川を考える会」が、開催されています。

 これは、市内の15会場で行わる予定ですが、昨夜は、11会場目の牟佐地区。ある意味、県と国の旭川管理の所管がここで別れますが、当然、水は繋がっています。
 私も、既に3会場で参加していますが、もう1〜2会場参加予定です。


 地域住民にとっては、国管理区間であるかどうかの縦割りは、全く関係のないことで、旭川ダムの管理や、旭川の中上流や支川の県管理部分や、用水など農水省や市の管理について話が及ぶことがしばしばあり、行政間の連携が問題になることが、非常に多い会です。

 特に、漁業権の問題など、治水や、農業用水や工業用水の取水という利水の話と必ずしも合致しないこともあり、さらには、環境問題、環境学習を含めた新しい改修のあり方を問う課題も多くあり、たいへんに勉強になります。

 おそらく、15回の地位住民の方々の声は、大変に重要な資料になりますし、さらに、国、県、市が一体になった地域住民の方々の意見を伺って回る会が必要だと思います。

 なにしろ、旭川の洪水もさることながら、高潮や都市部で農業用水路(西川を含めて)が吹き上げることも極めてリアルな問題です。旭川や百間川の堤防や水門が良くなれば事が済むわけもありません。


 水がいかに走っているかを考えるのは、まさに政治の要諦です。同時に、旭川のような県内で完結している河川では特に、この問題は、国土交通省ではなく、県なり、州なりが、総合的に考えるべき話で、財源、権限、人間を貰って、あるいは、つくって、地方で考えたいものだな、と思います。

 「明日の旭川」だけでなく、明日の「水」そのものを考えるためにも、皆様、最寄りの会場に、是非ご参加下さい。
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2008年3月15日(土)
          【おとうさんは、ウルトラマンではないのだが、】
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 運転をしていて日が差し込むと暑いくらいです。広島から、呉経由で帰ってきましたが、瀬戸内海が、なんとも穏やかでした。
 宿で、夜中に、『硫黄島からの手紙』と『デスノート前・後編』の3作品を観てヘトヘト。


 朝一の広島での大会では、そもそもの原典は韓愈だと思いますが、漱石の言葉として、「我も人なり 彼も人なり」が、響きました。

 「びびるな!」という意味ではなくて、「自分以外の人間を人と思わない」風潮への警鐘ととると、ずいぶん深みがあるのは、「情けは人のためならず」の誤解釈に近い、間違いだったのかも。

 共生の大前提は、銘々が、「何様のつもりじゃ?」という言葉に、どう応えられるか。己だけ特別だと思う人間が、増えたのだなぁ。



 岡山に戻って、妻が当番だったので、岡山子ども劇場の『おとうさんはウルトラマン』を観ました。正義の味方のウルトラマンのみならず、いつも負けてばかりの哀愁のバルタン星人も、子どもに尊敬される、素敵なおとうさん。

 圧倒的に、子どもとお母さんでしたが、お父さんこそ観るべき、お父さんの気持ちをしみじみと伝える楽しい芝居でした。ただ、子どもに簡単に理解されるようでは、私の描く父親像では、ないかもしれません。

 思うに、家庭崩壊の根本は、父子関係のねじれ。「お父さんなんか大嫌いだ!!」と、いずれ、私も言われるに違いありませんが、己のオリジナルの道を見出すために、息子には越えていくべき大きな壁になってやるのが、父の役目。

 男同士が、父子で、友達になる必要はありません。息子に理解されようと媚びも売らんし、君は君で、勝手にやってくれたまえ。
 それよりも何よりも、自分の人生で、親がどうとかで、子どもが苦しむことはないのです。それが、本音です。

 相田みつを かく歌えり

  『子供へ一首
   どのような道を どのように歩くとも
   いのちいっぱいに 生きればいいぞ 』

 中学生の頃には、親父の顔など見るのも嫌になるぐらい、思い切り反抗して、二十歳過ぎたら、一緒に居酒屋に行けたら、父子は、それでよろしい。

 墓石の前で、線香を上げながら、「思えば親父も、気の毒なところもあったな。」と、しみじみ思い出せば、なお良し。そこで初めてそれでも家族を守ろうとしていたことを理解すれば良いのです。

 それにしても、息子は、結構出来た人で、時々、「こいつ偉いなぁ」と、本当に感心することがあるので、今のところ、ほとんど怒ったことがありません。というか、怒るのが面倒くさいのです。

 私が、いろいろ書いたり、連れて行くのは、アリバイ工作に過ぎないのだ。私が、高校生になって、小学生の頃、相撲をとって貰ったこともない!と、亡父を責めたぐらいの攻撃は、当然あるでしょうから、それをかわすためなのだ。

 ただ、いないから分かりませんが、娘だったら、こうではないと思います。きっとデレデレで、どうしようもないほど甘やかす親父だと思います。



 夕刻には、中央公民館で、「地域と共に明日の旭川を考える会」。やはり、問題は、東・西中島。

 百間川の河口水門が、平成24年までに、1200tから2450tに、改築され、荒手を削ると、東・西中島で、30cm、後楽園で50cm水位が下がり、平成10年規模の水害は起きないとのことです。

 ただ、都市計画で、公園化の構想があるものの、一島にするのか、二島にするのか、どこまで用地購入するのか、住居は一部でも残るのか、議論は進んでいません。
 また、京橋、中橋、小橋は、路面電車が走り、現在の基準に合致しない橋を上げることはできません。政令指定都市になれば、県道は、市管理になります。

 今日もまた、県、市、農水省に絡む問題が、地域の方から多く出されて、国交省河川局だけでは、答えようもないものが多くありました。
 しかし、国が地域に出向いて、15回に及ぶ公聴会をこれだけ丁寧に行っておられることは、非常に高く評価できることで、問題は、この先の具体化のための行政間の連携です。


 障害者自立支援法でもそうですが、国、県、市、行政、企業、事業所、現場、県民・市民が、一同に会して、意見交換をすることが、必要です。
 それをコーディネートするのが、地方議員や地方の政党の役目かもしれません。
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2008年3月16日(日) 【希望の卒業】
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 昨日は亡父の命日でしたが、春本番を思わせる岡山市消防中地区操法訓練大会の今朝は、我が分団の勇姿を拝見して、吉備高原に車を走らせました。

 初めて参加させて頂いた「学校法人 おかやま希望学園」の第13回卒業証書授与式へ。
http://www1.harenet.ne.jp/~nobinobi/

 寒い雪の朝も、冷たい雨の日も、うだるような暑さの炎天下の日もあったでしょうが、今日の空は、ぽかぽかと心まで穏やかになる、まさに、卒業日和。


 吉備高原のびのび小学校と吉備高原希望中学校のことについては、私の平成17年6月定例会の一般質問にも詳しいので、是非そちら
http://giji.pref.okayama.jp/giji/Gikai_f1.htm
をご参照頂きたいのですが、伺っていた通り、これほど感動的な卒業式は、初めてでした。来賓まで含めて、出席者全員が泣いているという・・。

 来賓祝辞でも申し上げたのですが、保護者にとっても、卒業式であり、生徒一人一人が、保護者に感謝を述べ、保護者が、それにエールを送る中で、この学園で希望を見出した親子が一緒に次のスタートラインに立つ記念の日です。
 子供が痛いときは、親は、もっと痛いですが、逆に、子どもの笑顔に、どれだけ、親が救われていることか・・・。

 岡山県在住かどうかを別にして、全国に希有なこの私学をなんとか今以上に支えていきたいものですが、まずは、少しでも、こういう学校が、岡山にあることを皆様に、ご認識を頂けたら嬉しいです。


 新舞踊河田流あきつ会の公演や知り合いのトルコ人の結婚式も賑やかにあったりで、今日は、天気同様、何もかも、ぽかぽかと気持ちの良い日でした。

 明日は、議会閉会日。閉会している場合か???

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2008年3月17日(月) 【閉会はするけれど】
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 沈丁花が香る季節。
 本日、2月定例会は閉会。私も長い委員長報告をして、当初予算案、補正予算案などの議案は、原案通り全て可決。

 特定道路財源、海上自衛隊と漁船の衝突、在沖米海兵隊による少女暴行事件に関する意見書案は、否決されました。
 引き続き、報酬7%カットが続きます。


 我が行財政改革・道州制等特別委員会と総務委員会から追加提案した岡山市の政令市指定に関する意見書案は、賛成多数で採択。今年、10月頃の閣議決定を経て、来年の4月に、岡山市の政令指定都市が実現する流れに乗りました。

 閉会後、議長室に、岡山市長、岡山市議会議長、担当委員会委員長が御礼にお越し下さり、私も所管委員長として、感慨深いものがありました。もっとも、感傷に浸っている暇はありません。


 すぐに、自民党県連総務選対会議。
 笠岡、倉敷両市長選挙についての対応の協議。倉敷は、保守系三候補の乱立で、現職を含めて、全員の推薦を見送り。
 首長は、2期目が一番強いというのが通り相場ですが、現職市議会議長が対抗馬になり、中央から派遣されてきたキャリアが直属の上司に挑むというのは、よほどのことなのかな?
 倉敷チボリ公園の問題も当然絡んできます。

 倉敷チボリ公園については、ここから動きがあるため、月末には、臨時の行財政改革・道州制等特別委員会を招集します。
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2008年3月18日(火) 【ある春の日】
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 本日の岡山駅前での自民党青年局街頭演説は、弁士一人。雲ひとつない穏やかな春の空で、心地良かったのですが、議員定数削減の主張など暴走気味?「あさかぜ」で、言って良いのか?

 岡山市の政令指定都市化を推進する一方で、県の役割は大きく変貌せざるを得ませんが、岡山市・加賀郡選出の県議会議員の定数削減は、私には、論理必然的なもの。ただ、まだ他の議員の総意のはずもないのです。

 一方で、県・市間の権限・財源移譲問題の白熱の議論の本番はこれから。白紙委任をするわけではなく、国に対しては、共同戦線を張りながら、内部的には、激論を重ねていきたいところです。

 意見書を出せば、終わりのはずはなく、始まりです。諸手を挙げて、喜んでばかりはいられなくなりますよ、きっと。

 なお、来週再来週の青年局街頭演説は、国会議員の先生をゲストに招く予定ですが、手振りになるので、ちょっと楽かも。

 そろそろ、単独のゲリラ街宣を考えなくては。


 本日の地元小学校の卒業式は、テーマが、「誇り」と言える感動的なものでした。保護者と対面式でしたが、最近、保護者が亡くなられた卒業生が幾人かおり、胸が熱くなりました。皆、立派に卒業されましたよ・・・。子どもの歌声は、どうして、目頭が熱くなるのかしら。

 そう言えば、肥満児の私は目立ったろうなぁ、とか、子どもが卒業するまで、あと5年もあって、途中には選挙もあるなぁ、とか、生まれ変わったら、絶対に先生になろうとか、様々に思う事がありました。

 ただ、不思議なことに、自分自身にとって、一番印象に残る卒業式は、その後、補習科行きになったわけですが、高校のそれで、なんで、送り出しのBGMが、『LET IT BE』だったのか。
 大学の卒業式は、出席しようと上京して、気分的に出席できず、引き返した苦い思い出がありますが・・あぁ、思い出したくねぇ!!

 ちなみに、今日のBGMは、スタジオ・ジブリと、なぜか『The Long And Winding Road』でした。
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2008年3月19日(水) 【春雨】
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 村下孝蔵の『春雨』を口ずさむには、あまりに穏やかな雨の一日です。県庁は、人事異動の内示でたいへん。

 今日の高松での「阪神ー広島」のオープン戦は、雨天中止。明日の星野仙一記念館開館祝いのようなマスカットスタジアムでの「広島ー阪神」戦は、是非開催されますように!!チケットを買っているのです。家族で初のプロ野球観戦です。

 しかし、『雨が降ろうと 風が吹こうと 東京ボーイズ』もとい、ファジアーノ岡山 VS カターレ富山は、桃スタ午後4時キックオフ。年間パスポートと夢パスがあるので、余裕のヨッちゃん。勝利の瞬間に間に合うように、はしご。


 本日は、前PTA会長として、幼稚園の卒業式。子どもが、1年間で、いかに巨大に成長するかに驚きます。大人しく座っているだけで、それだけで感動したことを忘れて、這えば立て、立てば歩めと、だんだんと多くを期待してもいかんな。
 だいたい、大人が1年でできるのは、年をとるぐらいのこと。確実に、子どもは、成長します。

 一方で、私が議員だから、子どもができないこと、逆に、できることがあってはいけないといつも思うのですが、学区が変わって、ちょっとかわいそうなこともしたなぁ、と思いました。
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2008年3月20日(木・祝・春分の日)
                  【近くの俺たちのファジアーノ】
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 雨の影響で、おやじの会のソフトボールは中止になり、家族で伯備線に乗って、中庄駅を降り、倉敷マスカット球場の広島ー阪神オープン戦を観戦。
 とにかく、今年は、オープン戦、公式戦の試合数が極端に落ちていて、観客動員に、僅かに貢献したつもりですが・・・。

 もっとも、私は、横浜ベイスターズのファンですから、中立なのですが、立て続けに、自軍の4番バッターが奪われたようで、このカードですと、多少、カープに肩入れするところがあります。特に、逆に、タイガースから来た喜田や赤松選手の活躍を望んでいます。

 高卒や無名の選手をファームから鍛え上げるカープは、今年は、往年の横浜大洋を彷彿させる赤松、天谷、梵のスーパーカートリオの機動力野球。また、重量級の4番・栗原は、魅力的です。

 今日も、赤松、天谷がダブルスチールを決めて、カープらしい試合展開でしたが、実は、5回終了後、球場をあとにしました。


 言うまでもなく、桃太郎スタジアムの午後4時キックオフのJFL・ファジアーノ岡山の地元開幕戦の観戦のため。
 なにしろ相手は、1年でJリーグ入りを目指すというJFLの2チームが合体したカターレ富山。気が気でなりませんでした。

 週間ベースボールを読み続けて30年。今も定期購読していますが、ついに、地元サッカーチームの魅力は、私の中で、プロ野球を越えてしまったのかもしれません。



 少し遅れて到着したところで、いきなり続けてのゴールを観ることが出来ました。ご陽気に折り返したところが、後半は、いけません。じわじわと追いつかれて、完全に押されていたので、誰もが、桃スタで、あるいは敗戦を観ることになるかもしれんぞ、という覚悟をしかけけて、ロスタイム3分・・・。

 数少ないチャンスに、サポーターの大声援で、いぼいぼ坊主が総立ちするような(=鳥肌が立つような)劇的な決勝ゴール!!
 うーん、確かに、誰彼構わず、抱き合ったり握手したくなります。


 私は野球とサッカーを比べようとは思いませんが、我が子も、マスカット球場では、寝かけていましたが、桃太郎スタジアムでは、少し大きめのフラッグを振り回していましたし、妻も、野球よりも、ルールは分かり易いようです。
 それ以上に、「岡山」の私達のチームだから、応援したくなるのです。こういう勝ち方をされると、もうたまりません。

 一方で、先方のサポーターの方々が、富山から来て下さったのは実に嬉しくもあり、もしも、富山の人と会ったら、LRT以外に、サッカーの話で共通点を見出せるなんて、なんか、すごくね?
 良いチームじゃないか、と、富山にも、敬意を払いたくなります。


 よもや、「こころ」を御覧の方で、ファジアーノ岡山の試合を観たことがないなどと言われる方はおられないと思いますが、万が一、まだの方は、是非、近々にご観戦を。された方が良いと思います。なお、今年から有料ですが、それもまた嬉しいじゃないですか。
 http://www.fagiano-okayama.com/

 少し電車で行けば、プロ野球の観戦ができ、自転車で、JFLのサッカー観戦に行くことができる、この立地は、全国にそうないと思います。


 また、昨年の12月定例会で、有料試合でも、会場使用料の減免ができるよう提案していたのですが、岡山シーガルスや湯郷ベルも含めて、この度、それが実現したのは、要は、知事も支援されたい思いが強いからでしょう。出すことはできなくても、とらないという行政の支援もあるのです。
 今後とも、こうしたトップチームの応援体制の構築に、私も努力して参ります。


 一方で、私自身が、議員としても上がっていかないと、応援して下さる方に申し訳ないなと思います。
 そういう意味では、街にとっても、誰にとっても、おらが街のチームは、誇りであり、エネルギーなのです。
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2008年3月21日(金) 【静心なく春】
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 穏やかな暖かい春の日でした。しかし、気持ちは滾ります。

 日中は、西方面を回らさせて頂き、あれこれとお話をするにつけても、政令指定都市移行後の県議会議員の姿について、やはり堂々と語って行く決意を新たにしました。
 中央がどうあれ、私は私としてやって行きたい事があります。

 岡山市・加賀郡選出の県議会議員は、現在合計19人。州議会議員が10万人に一人と仮定すれば、7人。
 例えば、仮称・北区の8人の県議会議員が、3人の州議会議員になるのが、道州制ということです。自民、民主、公明で一人ずつ?県という機構を発展的に解消しながら州に押し上げていく中で、私が、州に生き残れるかどうか、向こう10年は、幾つもの修羅場を越えることになります。
 当面は、3年後の定数減が勝負です。それは、この国の形を変えていく戦いです。・・・誰も歩いたことがない道を行くんだ。

 ただ、やはり理解して応援して下さる方がいるからこそ、この道を進むことができます。


 夜には、先ほどまで、中学時代のミニ同窓会。見れば見るほど、皆、あんまり変わっていない同じ顔です。私はムーディでアダルトになったはずですが、やはり変わっていないわけです。

 懐かしくもあり、羨ましくもあり、切なくもあり、もちろん、嬉しくもあり、思いは様々ですが、同時代を生きる仲間に、決して恥じないようにというのもありますが、私にとって一番大切なことは、中学時代のサトシンが、今の自分自身に、YESと言えるかどうか?と、いうこと。・・・大丈夫だ、お前を裏切らない。


 さて、ムシで、ルネスホールで遊ぶ企画を先輩が立てておられますが、巨大なムシが、なぜ明日ルネスにいるのか、やっぱりよく分かりませんが、「遊ぶ」というのは、そういうことなのです。
http://blog.livedoor.jp/impro_okayama/archives/51220320.html

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2008年3月22日(土) 【朧気なる春の日の夢】
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 春というのは不思議な季節で、別れと出会いが交錯します。いずれにせよ、様々な区切りをつけるために、幾分、ぼーっとするような、逆に、苛立つようなところもあって、そぞろ心落ち着かないものです。

 特に、個人的にも、今年は象徴的なことが多く、2ndシーズンに入るに相応しいことが多く起きます。つまりは、心で、「さようならを言いなさい」というような事です。

 「願わくば桜の花の下にて春死なむ・・・」と西行が、梶井基次郎は、もっと別のことを言いましたが、青空の飛行機雲を見ながら、あと何回こんな春があるのかなぁ?と、妙なことを考えます。

 このところ、主観と感傷に満ち溢れる「こころ」ですが、まぁ、時期的なものでしょう。日程が緩いので、こうなるのです。



 今朝は、朝一で、岡山駅東口広場で、「春の観光キャンペーン2008」オープニングセレモニー。今年のメインは、なんと言っても、瀬戸大橋開通20周年記念事業。これは、秋にも行われます。
http://www.optic.or.jp/kanko/okayama/

 学生時代の私には、むしろ、青春18きっぷでも、宿代わりに乗れた青函連絡船の廃止の方が悲しかった20年前。自分が議員になることなど想像もせずに、様々な思いを大学ノートに何冊も綴りながら、日本中を列車でふらついていました。
 月日は百代の過客にして、行きかう年も又旅人也・・・
 時代は、バブル。あれから、我が国は、岡山は、本当に良くなったんでしょうか・・・?

 いずれにせよ、今日も、さわら連は元気(特に、お猿)で、一人でも多くの方に、岡山にお越し頂きたいものです。
 いつもの観光物産課長がいないことを奇妙に感じながら、今年も、「春キャン」が始まりました。



 (社)被害者サポートセンターおかやま(VSCO)の総会では、いよいよ、今年度事業計画で、犯罪被害者等早期援助団体の指定を目指すという目標が立てられました。
http://vsco.info/

 行政の窓口があっても、事案によっては、実際は、かなり掛け合わないと事が進まないのですが、ともあれ、財政面と二次受傷の問題など、被害者をサポートする人のサポートが必要です。



 そこから、母校岡大附小に。今日は、校舎建て替えに伴い、旧校舎にさよならするオープンスクール。卒業生は、パラパラで、同級生の出席はなし。先日も、お邪魔しているのですが、思い出の校舎というには、卒業は30年前。
 肥満児で鬱屈はしていたものの、まだ明確な自我がなかったのかもしれません。

 自分の懐かしさより、気持ちが、子どもの小学校の方に行っているのに気がつきます。それでも、そこかしこに、ぼんやり眠っている思い出に、お別れをしました。

 むしろ、昨夜、久方ぶりに中学の同級生に会ったばかりで、対面の中学校の校舎(わりと出入りしていますが)に、思い出を探しました。こちらは、本当にリアルに蘇ります。先日、恩師の叙勲の会で、当時の先生方に何人も、お会いしたばかり。

 しかし、当時なかった野球部の練習風景に、どこにも帰りようがない、切なさに襲われました。
 いくらアンチエイジングしようとも、時は二度と再び戻りません。こうして、限りある命の中、人は一方通行を進んで、死んで行くのだなぁ・・・。出会っただけ、その分が、さようならがあり、愛する者とも、いつか永久の別れが来る・・・。

 春の穏やかな青空に向かって叫びたくなりました。

 それでも、今日も誰かと出会う、そんな仕事です。

 中学校の自転車置き場に探していたのは、こともあろうに、親友・KとTの影。KとTがいなければ、中学時代の「サトシン」はありえないのですが、Kは、東京の空の下、なにやっとんのじゃ?
 2人がいなかったので、同窓会は、私は、ちとさびしかったです。

 あの頃の自転車の変速機をガチャガチャしていたら、もう少し時はゆっくりと進まないものかな。


 そこから、ルネスホールには、巨大なムシ。

 ともかく、政経・政治は意味を考えるので、文学部の頭で、つまり、考えるな!という、という先輩の御指導で、うーん、やっぱり、なんで、ルネスにムシなのか、分かりません。
 考えないということを考えるので、文学部を落ちたのだと思います。ただ、だんだん、ええ感じでした。
 考えようと考えまいと、ムシは、そこにいるものです。
 考えようと考えまいと、人間もいるものです。あ〜考えちゃった。


 買い食いをしていると、また別の大学の先輩と立ち話。
 最後に、先輩が、笑顔で、「おれがやれないことやってんだから、頑張ってよ。」・・・あ・・・なにか、まどろみから目覚めました。

 なんか、昨日から妙に長い朧気なる春の日の夢を見てたな。
 昨日今日と妙な魔法の中にいたような気分です。
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2008年3月23日(日) 【勝ち残るために】
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 今朝は朝一で、後楽園の鶴鳴館での『第2回声を出して子供と共に論語を読む会』の会場設営に。全体で、60人近く。

 我が子も後楽園入り口前を少し掃除して、「子曰く・・・・。」講師の先生が手作りの書見台をつくって下さり、本当に寺子屋のようで、少し違うのは、師友会会員と保護者が子ども達を見守っていること。

 むしろ、子ども達よりも、保護者の方が、ほほぉ〜と感じているかもしれません。もしも、子供の頃、論語を学んでいたら、人生のどこかの場面で、もっと諍いがなく、あるいは、判断を過たなかったことも多かったかもしれません。

 やはり、「卑怯なことをしません」等々の子供心に刷り込まれるような「岡山っ子宣言」が、必要なように思います。

 生憎の天気ではありましたが、台湾や欧米?の観光客も多く入場していた天下の三名園で、論語が学べるというのは凄い試みで、おそらく、県内各地に波及していくのではないかしら。

 一方で、倉敷チボリ公園が、もう少し上手く使えていたら・・・と、悔やまれてなりません。
 次回は、7月です。是非、お子様と御参加を!!


 本来は一番学ぶ必要がある私ですが、妻子を残し、そこから、雨の高梁市に飛び、知人の展覧会に。雨は雨なりの風情がある街並みを散策する間もなく、開会前の挨拶で、倉敷を経由し、歯科技工専門学院の卒業式に。

 岡山市歯科医師会立で、多忙な歯科医師の先生方が、自ら運営にあたられています。こうした技能についても、これからは、国内のみならず中国が相手になる戦い。

 来賓祝辞では、最近、非常に好きな「生き残るのではなく、勝ち残る」というフレーズを使わさせて頂きました。


 なぜか、一日中、Hysteric Blueの『 春〜SPRING〜』が、頭の中を鳴り響いていました。
 http://www.youtube.com/watch?v=e40da4OHqMk

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 ※私には、選挙区外ですが、お邪魔しようと思っていますので、一部
  抜粋して、御紹介致します。

《倉敷市長選挙立候補予定者公開討論会
                 (マニフェスト型公開討論会)》

 主催 (社)倉敷青年会議所
 日時 2008年3月24日(月)19:00〜21:00
     (開場18:30〜)
 場所 倉敷市芸文館 ホール
     (倉敷市中央1−18−1)
 参加予定 古市健三倉敷市長他
 ※入場無料 申込不要
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2008年3月24日(月) 【春ららら】
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 ファジアーノ岡山が、このまま、Jリーグの切符を手にするのではないかと期待が募る、ご陽気な朝。非常に気分が良いです。
 ただ、甲子園の方は、残念でした。

 本日は、恒例の自民党青年部局の「あさかぜ」での街頭演説。特別ゲストに、逢沢衆議院予算委員長をお迎えして。
 来週は、萩原代議士、再来週は、橋本代議士をお招きする形で、行いますが、自己責任のもと、自由に言いたい放題?のハンドマイクが、少し恋しくなってきました。

 それにしても、暫定税率の一般財源化の議論については、財政的には、助かるのかもしれませんが、ここで揺らぐなら、今まで何だったん?という気分にはなります。
 中央官僚に、良いようにやられていただけなんじゃないか?そんなもんじゃったん?我が国では、誰が地方のことを本当に決めているんだろう?という不信感を増幅しかねない状況かも。

 民主党も全く緩める気配がありませんが、年度末、タイムリミットが近づいています。岡山県議会は、来年度予算は、議決済み。


 いっぺんに人事異動の内示があったわけですが、今日は、議会図書館で書類作成をしながら、出たり入ったり。

 理事を務める児童養護施設の理事会。
 子ども達の学力向上というのは大きな課題ですが、教育以前の問題もあったり、岡山市の政令指定都市移行に伴う県からの権限移譲が、具体的にどのように行われるか課題があったり、世の中の矛盾や問題点が象徴的に子ども達に顕れる現場だけに、何ができるのかから、考えさせられます。今さら、保護者をどうできるのか?とにかく、連鎖を断ち切らなくては。

 先ほどまで、備中神楽・温羅神楽について。
 岡山に来訪された方が、触れる文化の中に、神楽がもっと活かされても良いのではないかしら?
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2008年3月25日(火) 【水道水の卸問屋】
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 本日は、調理師専門学校の卒業式。様々な経験をされてきた方が多いのですが、調理師や介護食士飲のプロの道選ばれた新しい門出です。この学園では、卒業式の時に、下記の言葉を唱和します。

『 いかなる時にも 自分は思う  もう一歩 今が一番大事な時だ
 もう一歩 楽な道なら誰でも歩く  苦しい道をこつこつ歩くので
 段々私はものになる 』    《〜もう一歩〜 武者小路実篤》



 ライオンズの例会で春らしい名画を鑑賞して、岡山県広域水道企業団運営協議会。あて職でもないのですが、なぜか、私も、運営協議会の46人の委員の一人になっています。

 県や市町村など地方公共団体の事務を共同処理するために設けられた一部事務組合(特別地方公共団体)のうち、水道・ガス・交通事業等、地方公営企業の経営を行うものを「企業団」と言います。
 「普通地方公共団体」である都道府県、市町村と同様に法人格を有し、企業長を長とする執行機関のほか議会を設置し、その運営を行っています。

 岡山県広域水道企業団は、企業団が参画しているダムを水源とし、4ヶ所の浄水場で浄水した後、水道用水を構成団体(1県10市7町)に供給しています。要は、水道水の卸問屋です。

 このダムには、平成16年に完成した苫田ダムが含まれています。岡山市では、苫田ダムの完成により、受水量が倍増し、財政負担が増したため、水道料金が値上げされるという事態が生じたのは記憶に新しいところですが、余剰水量については、いわば県の立替となり、広域水道企業団への出資及び負担金部分も、岡山県にとっても、財政の圧迫要因です。


 今後も、構成団体の水需要に応じた段階的な施設整備を進めていく必要がありますが、数字の羅列の資料で煙に巻かれている感もありますが、それゆえに、事態が悪化の一途ではないかという気がしないでもありません。

 運営協議会員の一人が、とりあえず私であることや、企業長が、いつ中央に帰るとも知れないキャリアの副知事であるところに、問題の本質が隠れてしまっているような気もします。

 広域行政が県の役割とすれば、国も絡んでいるこういう問題こそ、本質的な課題です。

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2008年3月26日(水) 【地方のためなら今こそ解散総選挙を!】
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 今日、チボリジャパン社の取締役会が開催されます。いよいよタイムリミットで、結論がどう出るか分かりませんが、明後日は、行財政改革・道州制等特別委員会を招集しています。

 また、今日から、新西大寺町商店街で、「木曜市」が始まります。日切り地蔵のような縁日が、商店街は、あちこちで、いつも行われているというイメージになれば良いのですが。


 さて、道州制担当大臣の下に設置された政府の「道州制ビジョン懇談会」が一昨日、2018年(平成30年)までに道州制を導入するべきだ、とする中間報告を道州制担当相を兼務する増田寛也総務相に提出しました。具体的に、10年後という目標が出たこと自体、画期的です。

 基本法案の骨子も示す最終報告は、2010年(平成22年)にまとめる予定で、2011年(平成23年)の通常国会に、道州制の理念や権限などを定めた導入時期などを定めた道州制基本法案を提出するよう求めています。法制定後は首相をトップとした「道州制諮問会議」を設置すべきとしており、この報告通りのタイムスケジュールで事が進んでいくことを切に願います。

 この中間報告では、「国」「道州」「基礎自治体」の三層制にして、国の機能を分け、地域の特性や課題に応じた政策を独自の判断と責任、財源で実施できる「地域主権型道州制」を打ち立てる、と提唱しています。
 国の役割も、外交や安全保障など16項目に限り、道州は、広域の公共事業や産業振興など、市町村は福祉や教育など地域に密着した行政を担うとしています。

 道州や市町村に関連する法律を国が定める場合は、必要最小限、根幹的な事項にとどめ、具体的な内容は道州議会が決める「自主立法権」の確立も訴えています。まさに、地方自治体ではなく、地方政府です。


 ただ、道州の数や区割り案の提示は見送られました。これは今の段階なら当然でしょう。今後は、専門委員会を設け、区割り基準を検討し、最終報告で具体案を示す方向で、税財政制度についても専門委員会を設け、今後1年かけて協議して最終報告までに結論をまとめるとのことです。


 しかし、報告で、大胆な権限移譲が提言されても、中央省庁は既得権益を手放そうとしないし、国会議員も議員定数削減が当然の前提にもあり、本気で官僚と闘う気があるのかどうか分かりません。霞ヶ関も永田町も、本当は抵抗勢力なのではないかな???

 道州制移行で、国家公務員の半数以上が身分移管。国は、河川、港湾、道路など公共事業の権限を失い、予算編成の骨格を州に奪われますが、本当に賛成できるのかしら?
 岡山市の政令指定都市を推進する岡山市・加賀郡選出の議員以上の覚悟が必要です。

 なにより、政権発足後、今日で半年の福田総理総裁は、地方議員からすると、道州制移行に対して、安倍前総理総裁ほどの思いが感じられません。一方で、暫定税率の問題は、政権争奪戦の政争の具にされて、地方は良いようになぶられているんじゃないか、これ以上、地方を馬鹿にするな、というのが、本音です。闘うのなら、王道と正論で、闘いきって欲しいし、間違いなら、正すべきです。
 道州制早期移行を是非、我が党のマニフェストに!!


 また、地方は地方で、双方が誘致しない宣言をすれば一挙に加速するでしょうが、州都を意識しながら、我が県が中四国州、広島県が、中国州と鞘当てをしているようでは、まとまるものもまとまりません。


 正直なところ、我が党が勝つことを信じて、ここで、解散総選挙に打って出て欲しいです。はっきり申し上げて、なにか見苦しいので、すっきりしてほしいのです。
 このままズルズルと放っておけば、道州制の夢も、潰えてしまいそうです。それでは、我が国が持たないのです。
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2008年3月27日(木) 【Ruby技術拠点と地域WiFi空間】
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 誰かにとって、そこに自分が存在する意味は必ずあると信じたいのですが、「殺すのは誰でもよかった。」と、突き落とされ、命を奪われたた県庁職員の無念を思うと私も悔しく思います。
 家族、特に、幼い子ども達にとっても、県庁にとっても、誰でも良い人ではなく、どうしても、必要な人だったのですから。合掌。


 一方、倉敷チボリ公園を運営するチボリ・ジャパンの取締役会が昨日行われましたが、現在の枠組みでの公園運営を今年末までとし、来年以降の会社の在り方を検討するために地主のクラボウと事前折衝を行うことが了承され、来年以降の公園の在り方や会社存続については、5月下旬開会予定の次回取締役会で協議されることになりました。

 株主総会までに答えが出ればということでしょうから、諸般の事情もあるのでしょうが、背景には、4月の倉敷市長選挙も全く関係していないとも言えないのではないでしょうか。加えて、秋の知事選挙にも、少なからず影響はあるでしょう。

 明日、行財政改革・道州制等特別委員会を臨時招集していますが、いかんせん、これでは、明日も議論は進みません。5月下旬となれば、議会も人事で、次年度の特別委員会員に委ねることになります。もっとも、人事のことですから、私が所管委員会から外れるとは限りません。


 本日は、福岡県主催の『新ふくおかIT戦略シンポジウム〜ITを活用した豊かで世界に開かれた福岡県づくり〜』に出席して、さきほど帰岡致しました。
 福岡県は、かなり早く、ギガビットハイウエイが整備され、情報先進県と言われていますが、よく考えると、情報先進県は、我が県も標榜していました。

 岡山情報ハイウエイ構想は、平成8年から、昨年1月には、「新おかやまIT戦略プログラム〜おかやまITイニシアティブ〜」という、セカンドステージの構想も発表していますが、ちょっと迫力がなくなってきた感もあります。ただ、日進月歩の世界だけに、私自身が、ついて行けていないという説も正しい!

 福岡県は、ユビキタス・ネットワーク社会の構築が、国際競争力の強化であり、ある意味、東京と勝負しているのですが、プログラミング言語の「Ruby」のソフトウェア技術拠点構想、特に、ハングルの国際観光都市を意識しながら地域WiFi空間を構築する「ふくおかWiFiプロジェクト」という施策は、これは、どういうこと?どうも、全国の諸都市で張り合っているようですが、さて、岡山は?
 詳細が理解できるとは全く思っていませんが、IT先進県の岡山が、国と連携しながら、県・市の施策は十分なのか?
 意味は十分に理解していないのですが、直感的に、大切なんじゃないかな、と思います。


 ところで、なんで、真っ直ぐこんなに早く帰ってきてしまったのでしょう?いずれにせよ、福岡で通用するものは世界に通用する!!と豪語する、あのノリが、一番大切なのだと思います。

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2008年3月28日(金) 【無駄な委員会?】
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 不退転の決意に違いないのでしょうが、一般財源化しても、国土交通省から財務省に、仮に、環境税という名の目的税になるなら環境省に行くだけで、つまりは、霞ヶ関に牛耳られて、減税でもなければ、地方の自主財源が増えるわけでもなんでもないのなら、どっちもどっちの国民不在の政争ではないか?と、地方議員は、しらけているわけです。

 青年局は、言わされただけに、まるで梯子が外されたようですし、地方は、窮状を叫ばされてはいますが、自主財源と権限を貰えれば、それで良いのです。議論の本質が違います。

 なにか、御勝手にという気分は、実に嫌なものです。膿が出るのは良いのでしょうが、混乱させて、何が楽しいのでしょう。


 今日は、臨時招集した行財政改革・道州制等特別委員会。人事異動で、執行部もがらりと変わる予定で、引き継ぎ等で、そわそわしている中を倉敷チボリ公園がらみで、チボリジャパン社取締役会の後追いで、委員会を開催したのは事実です。

 答えが出ないイライラから、「知事は取締役会会長を辞任すべきだ」と、知事攻撃は良いのですが、「こんな委員会は無駄じゃ!」と、委員の一人から発言があり、腹は立ちませんが、非常に悲しかったです。確かに、馬鹿馬鹿しいというムードが、漂いました。

 委員長がアホだからこうなったのかどうか知りませんが、誰一人好きでこうなったわけでもあるまいし、時として、事実の指摘は冷徹です。悔しいので、5月の人事前に、もう1回招集できんかな。

 なにか煮え切らない年度末です。
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2008年3月29日(土) 【政令市の文化力】
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 暫定税率撤廃の影響については、年間で2.6兆円の税収不足、消費税で言えば1%に該当し、地方では財源不足が生じ、我が県も、道路事業は、凍結、中止という判断にならざるを得ません。
 ただ、国民生活が混乱して、ほら見たことか、となるのは大問題。とにかく、地方は大迷惑しているので、早く収拾して欲しいところです。


 今朝は素晴らしい春の青空の下、ヤングリーグの第16回全日本春季大会で、倉敷マスカットスタジアムへ。本格的な入場行進もあって、全国の予選を勝ち抜いた45チームが集いましたが、いずれは、甲子園やプロ野球はもちろん、星野ジャパン、日の丸を背負って立つ、ダイヤモンドの原石が選手の中にいると思うと、ワクワクします。

 例年通り、グラウンドのホームベース前で、選手の気魄に負けないよう、思い切りでかい声で、歓迎と激励の挨拶をさせて頂きました。

 公式の試合場には恵まれていますが、硬式野球の練習場は、不足気味。倉敷マスカットスタジアムが、甲子園同様、少年野球の全国大会のメッカになれば嬉しいのですが。



 そこから、今日は家族で広島へ。今日の予定が全く分からない昨年末に、劇団四季ミュージカル『美女と野獣』のチケットを購入しておりました。キャンセルも考えられたので、自慢ではないですが、一番安い2階最後尾の真ん中。さらに5月まで公演延長分は、明日発売とか。

 家族連れで賑わっていて満員でした。子どもの頃に、こういう作品に生で簡単に触れられるのが、ある意味、文化です。

 昨年の「レ・ミゼラブル」の観劇以来、ミュージカルに、はまり気味なのですが、エンターテイメントとしての四季のそれは、やはり安心して感心できます。すごい、すごいと単純に思えるのがまた良いです。
 http://www.youtube.com/watch?v=I9fw3NWXmWI

 もっとも、感心するのは、広島では、劇団四季では、「オペラ座の怪人」、「キャッツ」に続く、ロングラン公演であるということ。
 今回も、主催に、広島県、広島市、広島商工会議所、広島経済
同友会が、名を連ねていますが、さらに、これが、静岡市にも連なるということで、巨大都市の常打ち劇場はもちろん、政令指定都市は、劇団四季のミュージカルのロングランができるぐらいの文化的な体力が必要だということかもしれません。
 少なくとも、観客動員以前に、何ヶ月も会場を押さえ込むというのは、容易なことではないはずです。

 アストラムラインの白島駅の前ですが、広島まで車で2時間の距離が、差なのかもしれません。象徴的に、劇団四季ですが、中国地方では、広島に中央からの文化が「立ち寄る」のだとすれば、都市間競争において、人口以上に互して戦える文化力を覚醒させる必要があります。外部から、有名人を呼ぶことだけが、文化ではないでしょう。
 ただ、チボリ公園の思いも、そういうところにあったんだろうな、と、今に
なって思います。本当に残念なことです。


 それにしても、意識していることもありますが、以前に比べて、広島までの距離が、最近気にならなくなってきました。
 セットの問題がクリアできれば、広島弁の『ライオンキング』もあるかもしれません。
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2008年3月31日(月) 【異時異例の年度末】
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 いよいよ年度末。今朝は、自民党青年部局の街頭演説は、旭川を渡る予定でしたが、なぜか中止に。
 結局、年度内に参議院で議了できなかった暫定税率の問題に関しては、歳出を決めても、歳入が決まらないという異常事態で、今日は、申し上げ難かったかもしれません。

 仕方がないので、民主党の街頭演説を聴きながら、岡山駅前の桃太郎像の手のひらに、ハトが載る写真を撮りましたが、ピンが甘く、結局、午後には、金山を上がり桃花村を撮りました。
 夕刻には、社民党も、駅前で街頭を頑張っていました。

 敢えて言えば、政治の連帯責任です。
 今年が、統一地方選挙なら、全員落選間違いなし。

 買い占めがあるかもしれませんが、ガソリンの値下げを見越して、今日は、1000円分だけガソリンを入れました。なんなんだ。
 「異時異例」の事態ということですが、地方はどうしようもありません。

 本日は、先の行財政改革・道州制等特別委員会で、委員の求めに応じて、資料を頂きましたが、これも割り切れず・・・。

 ともかく、明日から、新年度です。
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佐藤友紀の心その3
 明日の金沢の天気は・・・・・。雨。ガーン。最高十三度最低三度です。
今日桃太郎の仲間がふえていた。(終)
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