2008年2月1日(金) 【あっとういう間に2月】
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あっとういう間に2月。携帯電話を変えるのに、日本ではないような難解な用語に、難解な若い店員さん。中学生以上は、自分名義で契約できるようですが、標準装備のフィルタリングソフトの説明については、行われているようです。
ところで、申し訳ございませんが、私は、携帯電話については、メールでのやりとりを避けるために、インターネットに敢えて繋ぎませんので、悪しからず、ご理解下さいませ。また、緊急性が分からない着信履歴のみでは、原則返信致しておりません。
留守電にメッセージがなく、県庁とおぼしき番号に返信したら、「お客様のご都合でお繋ぎできません」が常態化していますが・・。
おそらく、携帯でメール交換をやると、仕事がもたないかも。ポケットベルが、懐かしいですが、携帯電話の電池が切れたときなど、かえって、ほっとする現代人って・・・・。
本日は、産業労働警察委員会。
その携帯電話で、くらしの安全WebMapの運用が始まりました。
ttp://www.machi-info.jp/machikado/op-webmap/mobile/P000.do
「企業立地促進法に基づく岡山県基本計画(案)」の策定については、既存の施策を嵌め込んで行くのではなく、プラットホーム型産業として「航空産業」を集約させる(岡山県だけで、飛行機をつくる!)大それた夢を掲げるべきではないか、また、「岡山県海外ビジネスサポートデスク」の設置については、毒餃子で象徴的な、「チャイナフリー」のとばっちりが、進出企業に起きるような、リスクへの対応も考える必要があるのではないか、と申し上げました。
他の委員から、人権施策推進室への質問がありましたが、確かに、いわゆる以前の同和対策事業のみならず、現在は、マトリックス的な11課にも関わる室の本籍地が、産業労働部で良いのかは、考える必要があります。
ユニバーサルデザインとの考え方も絡んで、企画振興部あたりにある方が、全庁に、人権意識が伝わるのかもしれません。
午後には、岡山県腎臓病協議会の方々と議長と政務調査会長との面談に、同席させて頂きました。
問題が多いと言われる岡山県の単県医療費公費負担制度ですが、特に私自身もそうなのですが、自民党サイドの理解不足の面もあるかもしれず、改めて、勉強の場が必要であると痛感しました。
本日は、夕方から、自由民主党青年地方議員、青年部青年局役員・幹事研修交流会。局長ですが、むしろ、設営で、早めに行きます。
2月は、余裕があるはずが、関心があるセミナー、シンポジウム等はじめ行事が多く、明日から、県議会有志が、カンボジアに行かれるのが、羨ましいです。
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2008年2月2日(土) 【ようこそ!?ガソリン値下げ隊】
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今日は午後から、対象の議員研究会立ち上げを目標に、生活習慣病予防セミナーに行き、しかし、その後、牡蠣を食べまくる?大学の同窓会があり、春を呼ぶ金山寺の会陽、明朝は、朝起き会、京橋朝市と続くため、これにて失礼致します。
以下は、数字の羅列で、かなりおもしろくないと思います。
本日午前中は、岡山県市長会と町村会の主催で「道路整備財源の安定的な確保を求める総決起大会」が開かれており、地方への重大なる挑戦として、「ガソリン値下げ隊」が、会場周辺で、街頭演説やチラシ配り、模擬国民投票を行っていると思われます。
私は、この問題は、本当に、どっちもどっちの部分があると思いますが、現実を見据えたときに、「なぜ10年か、なぜ25.1円かの議論を詰めて頂くことを大前提」に、少なくとも、来年度予算には、必要であると申し上げます。岡山県財政が、破綻するからです。
返り討ちで己が退治されるべき「姫の虎退治」の顛末を見るにつけても、ただの言いっぱなしでは、済まされないのです。
百歩譲って、問題点の指摘だけでは、正義の味方にはなりません。
いずれにせよ、老婆心ながら、わざわざ岡山に来られるなら、民主党さんも、他にも、やられるべき事があるような気も・・・。
現在、2月定例会の事前審査として、各委員会で予算の審議をしておりますが、毎年恒例とはいえ、そもそもが、今年度比1.7%減である来年度予算の要求額6824億円に対して、歳入が、今年度比306億円減の6636億円にとどまり、188億円の収支不足が明らかになりました。
それでも、今度当初予算に比べて、不足は、21億円縮小(?)。
一般財源については、4860億円で、今年度当初予算比185億円減。そのうち、県税では、個人県民税や地方消費税は伸びたものの、原油高騰の影響で、法人税収が落ち込み、2億円減の2649億円。
地方交付税は、1470億円で、25億円減。
臨時財政対策債については、昨年の参議院選挙で争点となった地域間格差の是正もあり、地方財政対策の目玉でもある今回の国の地方再生対策費(全国で、4000億円)から、岡山県には、28億円が措置され、44億円増の247億円。
特定財源については、121億円減の1776億円。国庫支出金(補助金)が、61億円減の753億円。行政改革推進債を含んだ県債は、10億円減の654億円。
この不足分は、特定目的基金から136億円、企業会計から40億円の借り入れ、有休土地の売却益10億円と、財源調整用の長期投資準備基金から2億円で補うという、まさに、綱渡り。
それでも、財政指標のうち、起債制限比率は、0.6ポイント、実質公債費比率は、1.8%ポイントと改善はしています。
2004年からの給与カットを含めた行財政改革で、歳出を48億円抑えて、歳入を122億円確保しても不足するのは、もともとは地方のものじゃないかと叫びたい地方交付税の減が響いています。
この仕組み自体が問題で、ここを変えずして、道路特定財源の問題を切り離して議論するのは、あまりに乱暴です。
ところで、問題の道路特定財源が維持できなければ、さらに、122億円の収支不足が生じ、岡山県財政は、破綻します。
「岡山県の作成」したチラシによりますと、以下の通り。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜表面〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガソリン税や軽油引取税などの暫定税率が廃止されると、
道路特定財源諸税収への影響
約275億円 → 約148億円 約127億円の減収
地方道路整備臨時交付金
約78億円 → なし 約78億円の減収
↓
暫定税率廃止に伴う減収により
道路への影響
・維持補修すらできません。
・道路の新設や改良は全く実施できません。
↓
最低限の維持補修をするだけでも
河川改修など他の公共事業も縮小せざるをえません。
行政全般への影響
さらに、危機的な財政運営を直撃し、教育や福祉等も含め
た行政全般において、必要な行政サービスをまかないきれ
ない恐れがあります。
↓
暫定税率の廃止は道路整備のみならず、
県民生活に深刻な影響を及ぼします!
岡山県
〜〜〜〜〜〜〜〜〜裏面〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
暫定税率廃止による他の行政サービスへの影響
道路特定財源の暫定税率・地方道路整備臨時交付金の廃止による影響額の半分(約100億円)を他の行政サービスの削減でまかなうとすると・・・・・・・
↓
〈100億円は、次の支出に相当する規模〉
・小中高等学校等の教職員約1600人分(県内の全教職員の約
11%)の人件費
・県内の全警察官(約3400人)の人件費の約50%
・社会保障関係経費(医療、福祉、子育て等)の約16%
↓
相当の量の行政サービスを削減しないと対応することができない
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この約100億円ですが、〈次の支出に相当する額〉として、議員と県庁職員の人件費(期末手当・賞与・政務調査費・費用弁償など)とすると、暫定税率廃止!という声が、上がるかも・・・・。
うーん。
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2008年2月3日(日) 【春遠からじ?】
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節分というのに、雨のような雪のような。
最近非常に割り切れないもやもやっとしたものを感じます。
正直なところ、ガソリン税については、非常に痛い論点です。何十年も変わらなかった部分をともかく変えてみて、政治家や官僚の言う通りになるんか、ほんまはどうなるんかみてみたい、どっちに転んでも良くならんのなら、ともかく新しい方をやってみんか、そんなムードは、あると思います。
おまけに、岡山県財政は、実は、かなりやばいんでしょう。という話もよく聞きます。大きいのが隠れてるよ説は、誰が流したのか?
昨日の金山寺は、雪。やはり気温もかなり違うのでしょう。午後11時過ぎて、暗い山道をとぼとぼ歩き、積雪の山道をセコで下るのも怖かったです。
本堂は、国の重要文化財ですが、県文化財課が、はだか祭りを映像記録として残す作業をしていました。
今朝は、午前4時過ぎ起きで朝起き会。この天気ですから、京橋朝市は、いつもより出店も、お客さんも少なめ。
そこから、地域の冬季スポーツ大会、以前は、若い衆がついた餅を敬老会に配っていたのが、最近は、逆になったという、ある町内会の餅つきで、焚き火に当たりながら、ぜんざいなど食べて、河田流あきつ会初舞会。
そこから、ESD・環境活動発表交流会を少し覗かさせて頂きました。個人的には、議会で申し上げたように、せっかくの国際的な評価を受けているESD先進地で、県がもう少し積極的に絡んで欲しいのですが・・・。
そこから『第25回国民文化祭・おかやま2010 1000日前祭』へ。
表町の千日前商店街で何をするのか?という問い合わせも頂戴しましたが、平成22年の秋、国体が、日本一のスポーツの祭典なら、日本一の文化の祭典が、やって来ます。今日が、その千日前。
知事が、千日後おられることをお祈りしつつ、たいへんに盛り上がりました。各文化団体と各スポーツ競技団体が、重なる勢いでした。ももっちは、黄色いタキシードでしたが。
一方、他党のある現職国会議員が、会合終了後、来場者のいわゆる出待ちで、会場の市民会館の階段前で、来場者に握手して、階段では、ジャンパーを着た秘書の方2人が、彼のパンフレットを配っていました。信号の向こう側には、大型のポスター看板が、路上に、2枚。いつもの風景ですが、今日は、県主催・・・・。
会場内では、きっちり来賓紹介もあったのに・・・・。
いろいろ思うところがありますが、書くのは止めときます。
節分なので、お寺に行くなどして、今日は、早々に失礼致します。明朝は、「あさかぜ」は、児島遠征です。
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2008年2月4日(月) 【立春の朝マック】
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今朝は、午前6時過ぎに、児島に向かって、自民党青年部局の街頭演説に。橋本岳代議士http://www.ga9.jp/も加わられて、午前9時前まで、流動とスポット街宣。
なんとか、青年局長の任期中に、県内各地に、青年部局の街宣拠点をつくりたいのです。地方議員は、県議会議員だけではないし、街宣できる党員は、議員だけでもありません。
暫定税率維持について、市町村長会の「道路整備財源の安定的な確保を求める総決起大会」にぶつけて来岡した民主党のガソリン値下げ隊は、「利権維持の談合に過ぎない。何のための市町村長か。」と往来で批判。
これは、地方を守る首長に対して、考えられる最大の侮辱であり、天下の暴言だと思います。さらに、知事4選への推薦を見送る等の発言も、半ば脅しにも思えます。
おまけに、その市町村長会の会合に、外で、ガソリン値下げ隊に参加している津村民主党県連代表と話題の議員は、祝電を打っているという・・・・。なんでもありか・・・。そういう時代なんだな。
しかし、街頭に立つと、こちらはこちらで、風が冷たいものがあるのも事実です。ガソリン税も、倉敷チボリ公園も、財政問題も、本当は触れたくない・・・・ですが、そういうわけにはいきません。
自民党県連青年局長が、参戦しないということはありえません。
昨年、国土交通省は、2008年度からの10年間の道路整備のあり方を示した中期計画素案を発表しました。
総事業費は、道路整備費65兆円。高速道路の料金値下げといった道路関連施策費を3兆円以上とし、また、建設予定の高速道路や、国道約2900キロは、原則すべて建設する方針を盛り込んでいます。これが、10年延長の根拠。
また、昨年末、道路特定財源の税収を全額、道路整備に充てる仕組みを改めて、余剰分を一般財源化することを決めていますが、一般財源化の対象となる余剰は生じないとしています。
まるで、どんぶり勘定じゃないかという批判は受けるところです。 もう少し精緻に積み上げないと、これはもたないな・・・というか、それが当然です。しかし、実際は、65兆円では、まだ足りないのかもしれません。
昔、塩田で凧揚げをして遊んだ児島の街で、「あさかぜ」のデッキの上に立つと、目の前の街路樹には新芽が、しっかりと春を待っています。瞬間、瞬間に春を感じた今日は、立春。
ところで、児島が地元の蓮岡靖之議員は、同年・同期で、同体型。話していて、本当にほっとする間柄ですが、彼のホームページは、食べ物の話がやたらと多いです。http://www.hasuoka.jp/
このままでは、生涯、標準体型にならないのは明らかです。しかし、中年の域に入り、お互いに、このままで良いと思えません。彼を会長に、メタボ対策議員研究会をつくるのが、私の今の夢です。
にもかかわらず、蓮岡議員御用達のマックで、橋本代議士も御一緒に、朝マック。朝9時のマックって、楽しい!
でも、普通は、四十路男が朝から行かんような気がしますが、常連の蓮岡議員って、やっぱり凄いや!カウンターのお姉さんは、「いつもお越しになるんですよ」と。
おまけに、お洒落なのですが、冬に、ジャンパーとかオーバーとか必要ないと豪語し、もっと言うと、JC京都会議に、スーツだけで行けた人です。口癖は、「なんか暑うねぇ??」。
僕は、そんな蓮岡議員が、本当に大好きです。
お互いに、元気に「太く」長く頑張りたいものです。
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2008年2月5日(火) 【不寛容な社会ゆえのイチャモン】
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朝、頭だけ布団から出して寝ている子供の寝姿を見たら、どこのおっさんが寝とるんか?と思うと同時に、わしか、これ?と思いました。息子は、頭がでかいのです。高校時代、大顔連(だいがんれん)を組織していましたが、残念ながら、彼も入会資格があるかも。
最近は、街頭演説がない朝は、ストーブの前で、NHKBSで、『ちりとてちん』を観るのが、日課です。いつのまにやら、小学生ですが、TVが好きと言うより、そういう状況が好きなのかな。
午前中に、本当に久しぶりに、岡山市国公立幼稚園PTA連合会の全年度会長=顧問として、委員会ならびに研修会に参加させ頂きました。
昨年は、渦の中にいたので、慣れていたのですが、子育て世代のお母さん方、350人を前にすると、懐かしいやら、どこかで議員に戻った分、かえって緊張しました。
顧問は、「来んもん」に徹し、前年度役員全員顧問体制で、昨年度の役員を2名ずつ毎回の役員会に、派遣しておりましたが、本日の会で、事実上、今年度行事のヤマが終わり、次年度引継ぎに動いていきます。
PTA活動は、駅伝と似ていて、役員は、当該区間を任されているランナーに過ぎません。今年度の役員さんが、次年度にうまくバトンを渡すのを見届けられれば、前年度の役員の役割は、本当に終わります。
幾分寂しくもありますが、昨年、良い仲間と頑張れたことをちょっくら誇りに思います。1年は短いですが、幼稚園のPTAの1年は、充実しすぎて、本当に長かった・・・。
今は、おやじの会の下っ端で、PTA復帰?は、あっても、もう少し先だと思いますし、今年後半からは、ライオンズを頑張らないといけない事情があります。またライオンズか?と言われても。
議員というより、JC・OBって、こうだと思います。好きになるまでやるのです。
本日の研修会は、『子どものために手をつなぐー学校へのイチャモン(無理難題要求)のウラにあるもの』と題して、大阪大学大学院教授の小野田正利先生のご講演。今や、時の人と言って良いぐらいに、御多忙な方です。
実は、昨年度に、お招きしていたのですが、御母堂の御危篤で、前日にキャンセルになり、1年遅れで、律儀に約束を果たされに、来て下さったのです。なお、ご母堂は、回復されました!
重いテーマでしたが、明るい服装と喋くりで、会場を沸かせながらのスーパー『ライブ』の中で、本当に考えさせられました。特に、子育てに必要な3つの間、すなわち、「仲間、空間、時間」のうち、大切な時間をなぜかくも我々は失って、かくも、お互いにギスギスしているのでしょう?
モンスターペアレントという人格全面否定の言葉を決して使われず、「最近の親はなっていない」という、戦後教育の問題にすり替える紋切り型のアプローチではなく、理不尽な要求の背後にあるものを探っていく中で、「自己の主体性と他者への配慮」を意識し行動できるような装置をいかに、作り出していくか?
小野田先生の御著書の「はじめに」から引用させて頂きますが、イチャモンをつける親だけではなく、老若男女問わず、皆、切れやすくなっている・・・社会全体の問題です。
『いま急速に人びとの間にあせりと不安感が広がり、自己防衛とともに他人に対する批判と攻撃性が出てきているように思います。ゆとりがないのはもちろんのこと、毎日を馬車馬のように駆けずり回る状況が進み、周りに何が存在し、前方に何があるのか見通せない焦燥感とさまざまなイラダチ感が頭をもたげることがあるようです。』
そして、「おわりに」から、
『きつくえげつない時代状況だからこそ、人と人とが結び合うことの必要性と、子どものために手をつなぐことの確かさを追究したい・・・「学校に残る権威主義と思い上がり」「他者に無関心で不寛容な社会」「孤立する子育てと自子(自己でない)中心主義」。これらが、今の学校と保護者の関係を読み解くキーワードかもしれません。
お互いが、なぜ胸襟を開いて話し合えなくなっているのか、何がそのようにさせているのかを考える必要があります。 』
せめて、息子と『ちりとてちん』を観られる時間を大切にしたいです。
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2008年2月5日(火) 【バイオマスの利活用について】
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最近、「こころ」が、異常に長いのです。特に、25日からの本会議も意識する時期で、一般質問が出来るという仮定の上で、ネタ探しに出向いて、まとめているというのは、まさにビンゴかもしれません。
本日は、『バイオマス発見活用促進セミナー in 岡山ーバイオマス利活用と地域活性化ー』という催しが、岡山大学でありました。最近、私は、道州制を見越して、他県の動き、あるいは、中四国経済局、農政局、地方整備局など、国の出先機関の動きをかなり気にしております。
これらの機関が、中四国の括りであるというのは、中四国州の論拠になりうるものです。特に、中四国農政局は、本県にあるのは強みです。
本日の主催は、中国四国バイオマス発見活用協議会ですが、これは、農林水産省の国庫補助事業・バイオマス発見活用促進事業の一環です。
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そもそも、バイオマスとは、動植物から生まれた再生可能な有機性資源です。代表的なものに、家畜排泄物や生ゴミ、木くず、もみがらなどがあります。
しかし、このバイオマスの種類を明確に分けておかないと、議論が混乱します。
すなわち、1つめが、「廃棄系バイオマス」。家畜排泄物、下水汚泥、廃棄紙、食品廃棄物、建設発生木材などです。
特に、食品廃棄物は、肥飼料等への利用が約20%しかありません。
ちなみに、国の20年度新規の「外食産業バイオマス利用実験事業」は、割り箸を資源として再利用する試行的な取り組みです。
1年間に、日本人は、1人あたり約200膳、日本全体では、約260億膳の割り箸を使うそうで、2tトラック4万5500台分の9万1千t、地球を130周、月と地球を7往復できる520万kmになる計算。
2つめが、「未利用バイオマス」。稲わら、籾殻等の農作物非食部、林地残材などの林産資源で、特に、林地残材は、製紙原料等への利用は、僅か約2%。
3つめが、「資源作物」。さとうきびなどの糖質資源、米や稲等の農産資源、なたねや大豆、落花生等の油脂資源ですが、これが、現在、物価上昇の一因になっているのは、御案内の通りです。
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バイオマスに関する施策は、平成14年12月に、『バイオマス・ニッポン総合戦略』を策定し国家プロジェクトとして動いています。
農地の有効活用を含む農林水産業地域の振興政策であり、環境政策であり、エネルギー政策であり、新産業政策であり、国も、内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省の1府6省にまたがる政策の窓口が、農林水産省ということです。
本来なら、これに、県も習って良いところです。
バイオマスについては、我が県では、重点化事業として、「グリーンバイオ・プロジェクト推進事業」が予算要求されています。これは、バイオマス由来の資源・エネルギーの活用を促進するため、バイオマスプラスチックを活用した新製品の開発や、バイオエタノールの事業化を推進するとともに、バイオマスエネルギー等次世代エネルギーの研究を進めます。
実は、これは、産業労働部新産業推進課の所管です。
かねてから、産業施策としての文脈で語られるのが、漠然と何かおかしいな?と思っていたのですが、今日、自分なりに整理と理解が出来ました。
これは、バイオマス施策の一部です。
ここで、明確にしなくてはいけないのは、「原料生産」「収集・運搬」「バイオ燃料製造」と「流通・販売」は、一体となって、低コストで安定供給するための取り組みを行う必要があるわけですが、縦割り行政の弊害と言える、国と地方の役割分担、各外郭団体の役割分担が、不明確で重複しており、少なくとも、岡山県においては、「原料生産」「収集・運搬」の視点が、抜けています。
これらを総合的に考える窓口が県にも必要です。
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具体的には、端的に、食糧自給率39%の我が国で、食糧供給と競合しない我が国独自のバイオ燃料の生産をする農業施策を農政局に委ねています。
エネルギーと食糧自給という大命題を見据えて、道州制を見越したときに、農政局との関係を今後どのように変えていくべきなのでしょうか。
ともあれ、いざというときの食糧基地として、耕作放棄地にバイオ燃料用の作物等、すなわち、資源作物の作付けすることは、まさに、10億円を要求する新年度事業の目玉と歌う、限界集落問題を含む中山間地域支援そのものではないのかと思います。
資源作物について、今後、農業施策・中山間地振興施策の中で、どう位置づけていくのかは、大きな問題です。
国のレベルで言うと、農林水産省・農政局と、農林水産省の外郭団体とおぼしき研究機関の独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構と経済産業省・経済局と経済産業省の外郭団体とおぼしき産業技術総合研究所が、ともに、バイオマスを研究しているようですが、県内において、こうした国の機関と、岡山県産業振興財団と農業総合センターや各研究機関が、産学官連携の視点から、バイオマスをいかように考えていくのかも、課題です。
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一方で、今年度の北海道・洞爺湖サミットを念頭に、地球温暖化対策を考える中で、地球環境を守る鍵は、大気中の二酸化炭素を増加させる化石資源の使用から、原料の生育過程で、二酸化炭素を吸収するバイオマスの有効活用にあります。
その意味では、本来は同趣旨の森づくり県民税とバイオマスとの関係というのも、考えたいところです。加えて、岡山県内では風力発電は厳しいですが、二酸化炭素の増大を伴わない他の自然エネルギーの活用も考えなくてはいけません。
ちなみに、我が子は、昨年、淡路島で、ドン・キホーテもびっくりの風力発電の超巨大風車を見て以来、風力発電に凝っています。
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そして、こうしたバイオマスの発生から利用までが、効率的なプロセスで結ばれた総合的利用システムが構築され、安定的かつ適正なバイオマス利用が行われているか、あるいは、今後行われることが見込まれる地域をバイオマスタウンとしています。
市町村が中心となり、バイオマスタウン構想を策定し、農政局が窓口になっていますが、全国で、構想を発表したのは、104市町村。県内では、真庭市と新見市が公表。
特に、真庭市の施策は、全国的にも先進的で、視察者が多くなりすぎて、バイオマスツアー真庭が、スタートしています。昨年、妻子も伺いましたが、温泉があるというのが、また素晴らしいです。
また、広大な干拓地において、ガソリン代替燃料(バイオエタノール)の生産設備誘致を柱に、家畜排泄物での発電などを試みるバイオマスタウン化を笠岡市が、検討しています。
国は、平成22年までにバイオマスタウンを300程度構築する支援を行いますが、環境先進県を歌うなら、県はさらなるバイオマスタウン構想の公表をする市町村の支援を行わなくてはいけませんし、都道府県を越えたバイオマス利活用の広域連携の必要性もあります。
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2008年2月6日(水) 【着眼大局 着手小局】
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午前7時前のNHKローカルニュースでは、倉敷チボリ公園に、地主のクラボウが、経営参画のような報道がありましたが、山陽新聞夕刊によれば、県が撤退した後、チボリ・ジャパン社単独の賃貸契約を断り、追加出資や経営参加する意思も、否定した「模様」。
12日は、チボリ・ジャパン社の取締役会が開催されますが、委員長として、本日、15日の行財政改革・道州制等特別委員会の追加招集を決めました。
再び暗礁に乗り上げました。
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本日は、『テレワーク推進地域セミナー in 岡山』が、開催されました。テレワークとは、勤労形態の一種で、情報通信機器等を活用し時間や場所に制約されず、柔軟に仕事する働き方を言います。
テレワークを週8時間以上する人をテレワーカーとしています。
国は、昨年5月、「テレワーク人口倍増アクションプラン」を掲げ、2010年までに、05年比で、テレワーカー人口比率倍増を図り、テレワーカーの就業人口に占める割合2割達成を目標に動いています。
県の役割を含めて、様々に思うところがありました。
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↓ 詳しくは、
この時期は、予算の消化の仕方の関係もあるのでしょうが、国の関係の催しが多く行われます。
本日は、総務省のうち中国総合通信局、厚生労働省の主催。
「テレワーク人口倍増アクションプラン」に沿って、岡山県でも、先進的テレワークシステムモデル実験が行われています。
特に、倉敷市・岡山市は、SOHOに、焦点を置いていますが、障がい者支援団体等との連携をする横浜市、ウェブデスクトップの提供する名護市、短期滞在テレワークを考える北海道など、熾烈な民の知恵の競争も感じられます。
特に、松山市の動きは、在宅でしか働くことが出来ない方への雇用創出・拡大を目的に、テレワークによる在宅就労業務形態を導入する事業所に、支援金を出すという先駆的取り組みを行っています。
その雇用対象者は、@母子家庭の母、父子家庭の父、A身体障害手帳、療育手帳、または精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、B60才以上の方、C要介護者と同居し介護している方、D就学前児童有する児童手当受給世帯のうち、児童を保育施設に預けていないで、こういう方を新規在宅雇用すれば、1人につき20万円が、指定事業所に支給されます。
これは、非常に思い切った施策です。
特に、SOHO支援ということになれば、広島SOHO’クラブの実践のような、情報交流の場、共同オフィス、さらには、企業とのコーディネータの必要性が理解できました。
考えようによれば、私もテレワーカー(「こころ」が長いから)ですが、U−JAPAN(ユビキタスネット・ジャパン)の理念(ubiquitous、universal、userーoriented、uniquie)を体現するユビキタスネット社会の中で、地域活性化、ワークライフバランス、少子高齢化対策、環境負荷軽減、労働力人口確保、再チャレンジの観点から、テレワーク人口の倍増という、国家戦略は首肯できるものです。
それにしても、毎度のことながら、県の役割が、今ひとつ分かりません。産業振興財団や中小企業団体中央会が大きく動いていますが、昨日のバイオマスに引き続き、所管は、産業労働部新産業推進課。
総務省でも、旧郵政省のキャリアを招聘している企画振興部情報政策課が、こういう場でも、総務省の窓口にならないといけない気もします。ハード面の整備から、利活用に焦点が移ってきていますし、行政内部のICT化ばかりに気が向いていても困ります。
蛸壺型の組織ではなく、アメーバのように、柔軟に対応できる組織でないと、育児支援や団塊世代への対応、障がい者自立支援など、国が民の動きを吸い上げて動く中、県は、いったい何をやっているのか?と言われても、仕方ないような気がしてきました。
というよりも、最近、本当に寂しいものがあるのです。
こうした国の動きは、市町村が受ければ、足りるわけですが、しかし、国がどこまで地方に関与するのか?ということを考えれば、今の国の出先機関の役割は、将来は、州が果たすようにならないといけないはずです。
これが、州と基礎自治体の関係であれば良いのです。
ところで、国から、権限・財源・人間が「降り」れば、州であり、逆に、基礎自治体の市町村に、権限・財源が県から「降り」れば、それでおしまいです。
県から人間が、州に「上がる」理由は、実際のところないのではないか?国がらみの会に出ると、いよいよ県の意味が、現状ですら、分からなく分からなくなります。
また、暫定税率ですが、国民が値下げを世論として持つ場合に、民意がどこにあるかを見誤ってはいけないようにも思うのです。
すくなくとも、暫定税率を引き下げる努力は、暫定であるからには常にしないといけないのです。国からお金が貰えなくなるからと、地方が声を上げさせられていますが、暫定部分は、地方の判断に、もっともっと委ねられないのか?
我が県は、これだけ必要だから、幾らを何年続けるという積み上げが、地方からも欲しいものです。
議院内閣制ですが、官僚の計算に沿って、国会議員が国民の声をはねつけるとしたら、国会議員は、いったい誰の味方なんだろう?と、主権者たる国民が思えば、良いことにはならないかもしれません。
ただしかし、真正面から向き合えば、大きく時代が動く、最大の改革のチャンスにも成りうるようにも、思えてなりません 当事者でなければ、非常に良い政治争点だと思います。
なにか自民党は、事態が悪化しているように感じています。突拍子もないのですが、ともかく自民党が大嫌いな方の話を真摯に聞く場面が必要なように、日々感じています。
『このままでは自民党が地方を潰す』というタイトルで、全く正反対の立場の方から、財政、福祉、農林水産業、中小企業等々の抱える問題を聞いてみたい。
自分自身を含めて、どこか、なにか、ずれていっているような気がしてしょうがありません。
私が、政令市を目指す市を抱える選挙区の県議でなく、あるいは、かような中途半端な年齢でなく、政治生活の終盤に入り集大成を迎えるような議員であれば、なにより、もう少し利口ならば、さぞかし、悩みは少ないだろうと思います。
『着眼大局 着手小局』・・今は、それしかありません。
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2008年2月7日(木) 【JR吉備線LRT化】
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本日は、足守地区の方の署名を持って、岡山市や商工会議所、JRも回られた、JR吉備線LRT化早期実現を求める要望書の知事への提出の繋ぎをさせて頂き、帯同させて頂きました。
政令市移行の中で、JR三門駅高架という課題も抱えつつ、環境問題はもちろん、吉備路観光を考える上でも、総社市まで含めた広域交通も整備として、県も捉える必要があります。
また、最下流の要衝と言える土地改良区で、じっくりとお話を伺いました。農業問題は、まちづくりの話でもあり、食糧問題のみならず、環境問題、エネルギー問題でもあります。
特に、治水が政治の要諦であった水の流れを意識するときに、防災対策、安全・安心まちづくりの観点からも、土地改良区をはじめ、農業に関わる方の御労苦の大切さを再確認しました。
『到知』を読み、久方ぶりに、木鶏クラブに行って、勉強します。
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2008年2月8日(金) 【書を捨てよ街に出よう】
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結局午前中は、県庁での依頼事の対応で終わり、午後からは、3月2日の落書き一斉消去に備えて、中央学区の特に南側を実態調査に回りました。
幾分減ったような気もしますが、されそうなところには、やっぱり落書きがありました。近所にも増えており、イタチごっこですが、ある意味、まちづくりイベントとして、楽しもうかと思います。
お時間がありましたら、3月2日(日)午前8時30分。とりあえず、表町アリスの広場付近にお越し下さい。
なお、お時間がありましたら、謎の下記サイトを御覧下さい。
ttp://www.news.janjan.jp/election/0801/0801158967/1.php
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↓
『到知』というのは、非常に良くできた素晴らしい本で、その都度、その状況で探すと、ヒントになる言葉が必ずあります。
2月号は、『将』ですが、要は、トップのみならず、リーダーシップの取り方です。
読後後、今の自分なりに、定義すると、「リーダーシップ」とは、つまりは、「影響力」ですが、その手法としては、「決断」と「分配」があり、その絶対要件として、「捨て身」であることが必要です。ただこれは、あくまで手段にすぎないわけで、目的は、「希望」です。
翻ると、今の政治的リーダーが、あるいは、己の立場を含めた現状を維持したり、過去を回顧することのみを保守として、守りに入ったり、逆に、奪い取ることを目標に、覇道を行く、あさましい姿に、魅力を感じないのだな、と思います。
どちらも、己に取り込もうとして、「捨て身」ではありません。
アメリカの大統領選挙の予備選の状況は、要は、どちらが、より「希望」が感じられるリーダーであるかだと思います。
道路特定財源の議論、倉敷チボリ公園の議論のどこに、政治的リーダーの「捨て身」があり、「希望」があるでしょうか?
どんなときもぶれない、というのは、つまりは、リーダーが、「捨て身」で「希望」の言葉を発し続けられることだと思います。
そういう意味では、我が党的には困ったところもあるのですが、京都市長選挙に、学生時代に旧知の30才の若い前議員が、台風の目として、挑戦をしており、密かに注目しています。
応援というわけではなく、彼の戦いを非常に見たいのですが。
私が『あの鐘を鳴らすのはあなた』が好きなのは、歌詞が好きだからです。「あなた」を皆が、待っているのですが、誰もが「あなた」に、自分がなろうと思わなくては。
あなたに逢えてよかった
あなたには 希望の匂いがする
つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも
さわやかな 希望の匂いがする
町は今 眠りの中
あの鐘を 鳴らすのは あなた
人はみな 悩みの中
あの鐘を 鳴らすのは あなた
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2008年2月9日(土) 【真冬の錬成会】
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牡丹雪は積もることはありませんが、今日は朝から、本来は、1泊2日の錬成会。発声態度訓練など一番ハードな夕刻前まで、参加せて頂きました。非常に残念なことに(!?)戻れません。
明日、午後2時から、京山公民館で、県政の状況を報告する会がある(お時間の許される方は、是非ご来場下さいませ!)のですが、自慢ではないですが、見事に声が潰れてしまいました。
己の限界を超える錬成会ですが、己が何者か、あるいは、何様かなどと思えるときは、議員である以前の、こうした原点に戻れる会は、本当にありがたいです。
しかし・・・・一部参加なのに、一部参加だから、きついです。
さて、2月に、日本マウンテンバイク協会の岡山県支部が立ち上がりました。この度、顧問に入ることになりまして、いよいよ自転車関係の役職が本当に増えてきました。
それにしても、自転車関係のオリンピック競技も多く、競技毎に機種も異なり、ファミリー向けからレースまで、自転車の裾野は、実に広いです。
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2008年2月10日(日) 【古武道の祭典】
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今朝は朝一で美作市(旧大原町)に上がり、武藏武道館の『第31回日本古武道演武大会岡山大会』の開会式に出席させて頂きました。
古武道は、我が国の歴史と文化の中で培われ、継承されてきた貴重な文化であり、いわば演武大会は、全国の古武道の流派のオールスターの祭典で、それが、剣豪宮本武蔵の故郷で開催されるのは、実に名誉なことです。
武道の源流であり、武士が生死をかけた戦いの中で会得した技を根幹としているため、まさに実戦そのものの緊張感と迫力がありました。
今日は、美作道も、雪が溶けていましたが、温泉に浸かることもなく、立派な県立武道館が県南に欲しいなと思いつつ、戻って参りました。
本日は、これから、県政報告も少しさせて頂いた後、新幹線に飛び乗り、東へ向かいます。未明にバスで出発された研修旅行に合流します。どこへなんで行くかは、皆様にも、内緒にしておきます。ま、そういうことも時にはあります。
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2008年2月11日(月・祝・建国記念日)【地方の現実的対応】
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昨日新幹線で、「西」に向かい、先ほどバスで戻って参りました。本日は、建国記念日関係の行事はじめ各種行事を失礼してしまったのですが、気になっていたのは、昨日の岩国市長選挙。
実は、来週20日、自民党県連青年部局で海上自衛隊岩国航空基地(米軍基地)に研修会に行くことになっているのです。
私がこの企画を計画したのは、昨年の11月21日に山口市にお邪魔した自民党青年部局の中国ブロック役員会および懇親会で、岩国のある市議会議員との懇談の中からで、その時には、この時期の市長選挙は、全く予想していませんでした。
この度、市長に当選された福田前代議士も、もちろんおられて、今回は、自民党推薦という形では闘われなかったので、敢えて、相談の上、県連青年部局としても、動いてはいませんでしたが、非常に気になっていました。
岩国市議1期、山口県議1期、衆議院議員2期、そして、市長を僅か8年間で体験するにもかかわらず、まだ37才。時代が呼ぶような、こういう政治人生もあるんだなぁ、と思います。
2006年5月に、日米間で、住宅地での騒音問題が発生している米軍厚木基地の空母艦載機59機を岩国基地に移し、岩国の海上自衛隊機17機を厚木に移す計画が合意されました。
しかし、前市長が移転反対の方針を打ち出したため、米軍再編に伴う施設や訓練を受け入れた自治体だけに支給される再編交付金について、岩国市が支給対象から除外されていました。
その結果、新市庁舎建設補助金(約35億円)が凍結していましたが、条件付き受け入れ容認派の市長の誕生で、実質解除の流れになりそうです。
あくまで、福田氏は、選挙期間中も、「現実的対応を」説いて、容認を訴えていたわけではなく、「米軍再編には協力するが、市民の安全確保が急務」と、防音対策や地域振興策で国との協議に入るとのこと。
この問題の背景にあるのは、間違いなく、財政問題です。
中四国州の国防、あるいは、北朝鮮の脅威を考えたときに、おそらく戦略上、工業地帯があり、原発もある、中四国地域の防衛の重要性が増していることは容易に理解はできるます。
しかし、住民投票で示されるように、市民が、積極的容認ではなく、むしろ、現実的な対応を求めざるを得ないほど、逼迫しているものがあるのだろう、と考えるのが素直で、この判断を岩国市以外の者が論じるのは、実に難しいものがあります。
ただどうあれ、地方自治と国の根幹である防衛問題が拮抗する、こういうケースは、今後も各地で増えてくるかもしれないと考えるべきでしょう。決して、象徴的に、沖縄だけの問題ではありません。
そういった意味では、地方議員が、国防に関して、無関心でいて良いはずがありません。
20日という設定は、実にタイムリーでした。
一方、橋下大阪府知事は、「府債発行ゼロ」を撤回。
予算編成上の現実的対応でしょう。
ただこうした財政問題の背景には、やはり国と地方の財政構造の問題が横たわっていることを看過してはなりません。
この3日間で、錬成と風邪のひきはじめ。明日は、恒例の街頭演説ですが、かすれ声になるかも。それでも、また、今週も、気張っていきましょい。
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2008年2月12日(火) 【寒風の倉敷チボリ公園】
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今朝の街頭演説は、いつもより幾分寒さがゆるんだ感すらあり、昼頃の吉備路は穏やかでしたが、夕方から一挙に冷え込みました。特に、寒風吹きすさぶ、倉敷チボリ公園を巡るニュース・・・。
地主であるクラボウからのチボリジャパン社の再生案への回答は、非常に厳しいものでした。
・TJ社の中核企業として、参画する意思はない。
・TJ社に土地を直接貸す意思はない。
・TJ社が中核企業を見つけてきても、土地を貸す意思はない。
・県から土地を返還するとの話があれば、現契約での更地によ
る返還が基本となるが、県の考え等を聞きながら対応したい。
本日の取締役会では、これを踏まえ、坂口社長から下記の考えが示され、協議がなされたものの、結論は見出せず、3月下旬に開催予定の取締役会で、結論を出すことになりました。
このことで、2月定例県議会の初日の知事の提案説明では、チボリへの知事の考えを表明できないことになったばかりか、知事のこの秋の4選への態度表明も、いよいよ、している場合ではなくなったと思います。
また、この春の倉敷市長選挙にも少なからず影響するものと思います。
おそらく、公園部分はじめ可能な限り、クラボウには、残して欲しいとお願いして、県は返還することになる流れなのでしょうが、更地になる可能性も、多分にあります。
そして、場合によっては、訴訟もあると思われます。
ともかく、私は、今、最高に、ご機嫌45度(=斜め)です。
個人的に敬愛して止まない坂口社長のお考えです。本当に悔しいだろうなぁ・・・と。推察します
『県が本年12月末でもって地代の負担を止め、更に、12月末移行について、クラボウが当社あるいは当社が見つけてきた中核企業に土地を貸すことが出来ないとされている限り、当社が12月以降、現在の形で公園運営することは事実上困難になったと考えざるを得ない。
しかし、既に年内の多くの予約があることなどから、少なくとも、12月末までは公園運営を継続したい。
12月末で、事業運営を終えた後については、公園の公的部分に加え、当社の施設についても、できるだけクラボウの構想の中に組み込んで頂けるよう要請したい。』
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2008年2月13日(水) 【夢パス】
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よく考えれば、思い当たるふしが数々ある納得できる体調不良のため、岡村孝子をBGMにしつつ、役所との電話連絡等々で、今日は一日中内勤にしました。年間何日もないのですが、7時過ぎですが、今日は、もう家に帰ります。
政令指定都市や倉敷チボリ公園についてのやりとりは、実に愉快ではなく、正直なところ、所管委員会の委員長としては、イライラしていないと言えば嘘になります。
一方、岡山県の管理道が無くなっていく中で、むしろ、市内を流れる旭川、高梁川の水の流れ、それは、西川がそうであるように、農業用水であることが多いのですが、体系的に理解したいと思うようになりました。
まさに、国と県と市、また、内部でも、所管がごちゃごちゃしていて、治水、利水が政治の要諦であることからすれば、チャイナフリーから改めて認識される食料自給率、エネルーギー問題から、農業が、注目される中、極めて課題が多いように思います。
明るいと言えば、ファジアーノ岡山が、ライバルであるニューウェーブ九州に惜敗したものの北九州市長杯で、準優勝。
そのファジアーノですが、子どもたちの入場料を心ある民間企業が全額負担されて無料になる観戦チケット「夢パス」の申込みが開始されました。ちょっと格好良いパスポートで、貰わない手はありません。もちろん、保護者の方々は、年間パスポート購入でよろしく。
さて、親子で何試合行けるかしらん?
http://www.fagiano-okayama.com/2008/02/post_199.php
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2008年2月14日(木) 【打倒!バレンタインチョコ】
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岡山県女性は、バレンタインデーに、本命きびだんごを配りましょう!!貰った男性は、命懸けで、一生貴女について行くワン!
多くの皆様が、私の肥満を気にして、チョコを控えて下さったことに、心から感謝申し上げます。息子は、どうだったのかな?
相変わらず不調のまま、なんとかやり過ごし、先ほどまで、明日の行財政改革・道州制等特別委員会に備えて委員長レク。
倉敷チボリ公園の仮定の話を続けると本当にしんどいです。
最短最悪のスケジュールは、6月株主総会を受けて、6月定例県議会で、完全撤退を決めて、解約通知18ヶ月後の平成21年12月末に、更地にしてクラボウに土地返還。チボリ・ジャパン社も精算、解散。
クラボウから土地を借りた企業が、来年1月から、減資したチボリ・ジャパン社と連携して、岡山県有施設、チボリジャパン社の施設を「購入」して、そのまま活かしてくれたら、救いはあります。
政令指定都市についても、県議会が、この2月定例会で、岡山市の政令市移行を国に求める意見書採択をするスケジュールが分かっているのですから、もう少し、岡山市「行政」から丁寧なお願いが、必要かも。お願いだから、ややこしくしないでよ〜!
邪魔していると思われたくないのが、岡山県のプライドですが、ここから先は、対総務省と共同歩調で闘うわけですから、兄弟仁義?は、大切です。
一丸で頑張ろうで!!
一方で、今日のオカニチさんは、頭の痛い話を真正面から本当にありがとう!!A区にいる者としては、一挙に熱が出ます。
http://www.okanichi.co.jp/20080214122352.html
個人的には、この議論を意見書採択前にするのは、非常に不適切だと思いますが、これが、いわゆる「はりつけ地獄」です。
私はコメントを求められていませんが、原理原則は、話し合いであり、党公認議員が集まって、最初からくじを引くようでは、政党という名の「組織」ではないと思っています。最終手段です。
また、私にとっては、県内のどこの選挙区に行っても、県政全体を考えられるかどうか?というのではなく、ここにいるからこそ、県政全体を考えているのです。
ま、この議論は、しばらく先で良いでしょう。
まずは、気持ちよく、意見書を採択したい!!頼みます!!
あ〜とにかく調子悪ぅ〜。絶対、チョコいらない。いらないってば。
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2008年2月15日(金) 【オーバーラン】
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ともかく、根回し調整が必要な案件が多かったため、今朝は、朝一で議会に。
岡山市長、市議会議長、副議長が、県議会議長などに政令指定都市移行の意見書採択の要請。正式な御挨拶であり、政令市が付託事件となっている我が行財政改革・道州制等特別委員会でも、総務委員会と並んで、意見書を議員発議したいと思います。
ともかく、白鳥の水面下を見せることなく、美しく意見書を採択したい旨を市長にも申し上げました。
議員総会では、議員報酬の引き続きの7%カットの確認、さらに、知事4選出馬希望の党としての対応についてなど。
午前は産業労働警察委員会。
「きらめき岡山創成ファンド」が、目玉事業で、超精密生産技術「ミクロものづくり」に焦点を当て、事業化に向けた研究開発と、岡山ならではの特徴ある地域産業資源の発掘とそれらを活用した新商品・新サービスの開発・販売支援のため、助成が行われます。
障害者の雇用促進を目指す県立高等技術専門校の愛称は、「ハレ(晴れ)テク」に。51人以上の事業所の法定雇用率は、1.87%ですが、県内は、07年6月現在1.74%と全国平均を上回っていますが、まだ課題があります。
昼には、再び、議員総会。
要は、党再生プロジェクトの「臥薪嘗胆」の実働部隊、アクションプランの必要性が確認されました。
個人的には、機動的に青年部局で動いているので、できることは、少しずつ実行します。
さらに、政務調査会では、代表質問打ち合わせ。
今回は、総花的な質問ではなく、中山間地の振興についてなどは、焦点が絞れた良問です。逆に、一般質問の分野は広がったと考えるべきべきかもしれません。今後のひとつの方向だと思います。
そこからダブルヘッダーで、行財政改革・道州制等特別委員会。倉敷チボリ公園一点に絞りましたが、激論になり、途中敢えて休憩を挟みました。
ところで、今朝の定例記者会見で、石井知事は、「現在での形での公園形態は12月末までとし、その後は、地主のクラボウによる独自開発の中で施設が活用されるよう要請するほかない」と述べられたようです。
いきなり方向を示しましたが、これは、2月定例会冒頭に言うべき内容で、10日後で良かったのでは?
これは、しかし、オーバーラン発言では?内容もさることながら、いきなりプレス発表する手法がひどいです。
我々は、議会として、坂口社長を招聘して、委員会以上の全体協議会でお話を伺おうと検討を始めたところでした。
15日に委員会があり、知事は、同時刻に定例記者会見をするのを通例としていますが、今までしばしば、議会への報告前に、プレス発表されて、議会軽視と問題になっています。
我々の午後の委員会では、ダブルヘッダーで、昼休みのニュースを見る余裕すらなかったこともあり、午前中のこの知事の言葉を委員の誰もが知らず、また、執行部も、報告をせぬままだったので、この言葉がないものとして、私は委員会運営しました。あの激論は、なんだったの・・・・?・・・無駄。
今まで、特別委員会を今日のように臨時招集してきましたが、山陽新聞夕刊に、ここまで、でかでか出て、さすがに、今度という今度は、ぷっつん切れました。・・・・ひどすぎる。
18日も、行財政改革・道州制等特別委員会。冒頭、苦言を言わないと委員会が持ちません。
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2008年2月16日(土) 【徒然亭】
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山陽新聞朝刊には、知事4選の出馬表明について、自民党の代表質問で問うて欲しいとの知事側の依頼を自民党が保留と。
理由は様々でしょうが、もやもやしているのは確かで、穏健派の私も、基本的には4選絶対阻止派でも、反石井でもなんでもなかったのに、かなりイライラしてはおり、ともかくすっきりして欲しいという気持ちは、募っています。
だましだまし会合に出ていますが、風邪もせきになってきて、チボリ公園も調子が悪いです。
昼にあった調理師会の35周年記念懇親会で、チボリの若い社員の方々が、パフォーマンスを見せて下さいましたが、昨年の夏以降のゴタゴタに、一番苦しんでいるのは、現場で夢を持って働いている、こうした若い社員です。一生懸命な笑顔を観ているうちに、だんだん切なくなってきました。
従業員を守るという強い責任感、緊張感、あるいは、ある意味での「恐れ」、さらには、愛情は、経営者は誰もが持っていると思います。
しかし、政治家である知事の冷めた言葉は、TJ社の社長が、あくまで夢や可能性を模索したのと違って、経営者の言葉では、なかったのではないか。現場の彼らの顔に、思いが巡ったのかな。
自分を守ってくれない人の掛け声では、決して戦えないものですが、少なくとも、彼らは、最後まで希望を捨てない社長に鼓舞されて、愛するチボリのために頑張っているんだろうな。
どんな答が待っていようとも、己の誇りを賭けて。
今日の彼らの声を聞きたいような気もします。
ある地区の前の連合町内会長さんが亡くなられて、予定を変更して、今夜は、お通夜に行きます。代議士秘書時代から、本当にかわいがって頂きました。
時代は流れていくのですが、変わってはいけない地域を愛する心は、いつまでも大切にしたいものです。 合掌。
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2008年2月17日(日) 【和道】
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明誠学院の特別芸術コースの卒業制作展には、今年もたいへん感心しました。特に、書道に関しては、いわば、野球で言えば、甲子園レベルの生徒が多く、全国的にもその名が鳴り響いています。
特に、人格が書に顕れる書「道」という、道として、指導がなされており、礼儀や躾は非常に厳格です。教育基本法改正に伴い学習指導要領も動いていますが、こうした日本の「道」に関して、しっかりと指導がなされるべきかもしれません。
特に、柔道や剣道、弓道の武「道」以外にも、茶「道」、華「道」、香「道」、書「道」・・・・も、皆、「道」という言葉を使っていますが、これらは、スポーツでも、レクレーションでもなく、文化と括って良いものでもなく、立ち振る舞いからして、精神性を重視したものです。
本日は、恩師の叙勲授賞式もありましたが、改めて、教育者としての凛とした立ち居振る舞いに、「教育道」という「道」を感じましたし、「政治道」というものもあるべきだと思いました。
敢えて言えば、「和道」かもしれません。武道振興を強く考えていましたが、文化に括られる中に、日本の精神性を追究する「和」の「道」があることを改めて認識しました。
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2008年2月18日(月) 【余りまくる住宅分譲地】
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本日は、行財政改革・道州制等特別委員会。倉敷チボリ公園については、委員会軽視と思われることについては、最後に、委員長として抗議を申し上げましたが、本日は、外郭団体の見直しが、メイン。
特に、岡山県住宅供給公社の廃止ですが、廃止すれば終わるというものでもないのが、余りまくっている分譲地です。 7割方復調しましたが、やはり、元気が出ないと、何事も前向きに明るくなりません。
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↓詳しくは
平成21年度末には解散が予定されている岡山県住宅供給公社ですが、集団住宅やその用に供する宅地を供給して、住民の生活の安定と社会福祉の増進に寄与するという当初の設立目的は、十分に、民間が果たすことが出来ます。
それにしても、問題は、売れ残った分譲住宅です。 好調な中庄は、残り4区画ですが、落合のしらうめが、残り105区画。岡山のグリーンテラス郡が、残り89区画。牛窓オリーブが、残り54区画。
しらうめについては、30区画を地元市が、定住促進を図るため、公営住宅として活用してくれるということで、牛窓も同様の動きがあります。郡も、長期的には、埋まっていく可能性も感じられますが、問題は、吉備高原都市。
吉備高原都市Aゾーン東・西住区は、残り350区画・・・。これは、吉備高原の開発そのものをどうするのかという問題まで遡ると、非常にきついモノがあります。
また、指定管理者として、県営住宅の管理を岡山県住宅供給公社が受けていますが、解散後、20人の職員をどうするのか。
指定管理者足りうる他団体に、人間ごと移管するのか、ことは単純なことではありません。
まして、こうした「保有資産」は、結局、県が直で受けざるを得ないわけで、退職金の現物給付という話も、冗談と笑い飛ばすには、しんどいものがあります。
ところで、内示されている新年度予算ですが、収支では、既に359億1200万円の収支不足。
その対策として、独自の給与カットで、48億1000万円。行政改革推進債の発行で、128億3800万円。臨時的歳入対策で、187億6400万円。
この臨時的歳入対策が、まさに綱渡りで、空っぽの財源調整用基金の取り崩しで、1億6400万円。遊休土地の売却で、10億円。掟破りの特定目的基金からの借り入れが、136億円。企業会計からの借入が、40億円。
道路特定財源の暫定税率が廃止されれば、122億円減で、その場合、いかなる手で予算を組むのか、非常に感心のあるところです。
一方、平成17年から、9つの地方振興局が、3つの県民局と6つの支局体制になりましたが、平成21年4月からは、3つの県民局と6つの地域庁舎になります。
地域間格差が言われる中、災害・危機管理への対応、県民サービスの確保を考えたときに、結局は、現在の支局の機能を大きく減ずることは難しいのではないか、特に、岡山市が政令指定都市になる中で、岡山県民局と東備支局の関係は、微妙です。
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2008年2月19日(火)【三寒四温】
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青い空に、少しずつ春が近づいているのを感じます。これからは、まさに三寒四温。一日の中ですら良かったり悪かったりです。
21日に、倉敷チボリ公園の運営会社であるチボリジャパン社の坂口社長などを招きして全体協議会が開催されることになりました。この際に、我が党は、2人、他党は1人、質問者?を出す予定です。
基本的に、党内の意見がまとまらないため、敢えて、いわば両極説すら出す可能性もあり、知事が方向をオーバーランで示された今、議論が紛糾する中、議会が某かの判断をすることの是非も含めて、あるいは、そもそも意見を集約できるのか、非常に組み立ての難しい異例の会になるでしょう。
委員会で、意見聴取という時期は、とっくに過ぎてしまいました。
さらに、議員全員に、アンケート聴取も噂されていますが、それだけ、岡山県政の歴史的な大問題ということです。
私は、決して更地にしないために、ある程度の関わりを行政が持つべきだという思いは、今も変わりません。
敢えて言えば、独立開放のための暫時駐留説。
いずれにせよ、ここから先は、答がどうあれ、責任論が待っています。行くも地獄、引くも地獄。
知事が、退職金を含めて、重大なる決断をされることはあり得るでしょうし、もちろん、元気に撤退を言うのは潔いですが、県議会議員も、決して無傷ではいられないと思います。
県民からすれば、同じ穴のなんとやらで、誰かを責め上げられるほどの、県民を代表する正義の味方には、我々はなれません。
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岡山市では、一定の予算・人事権を移譲されることが検討される政令指定都市の4区役所ですが、その市民窓口サービス機能及び土木・農林業務等に関する相談取次機能の補完のため、現支所を廃止し、地域自治センター(仮称)を配置する素案が出たようです。
市民で構成する「まちづくり会議(仮称)」を区に設置することと、その参加機能のあり方も、検討されるようですが、県議会でも、振興局が県民局に移行する際に、こうした会議の設置には議論がありましたが、市議会はどう判断するでしょうか?
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本日は、恒例の青年部局の街頭演説から、様々な段取り。市役所や河川事務所にも。
明日の岩国自衛隊視察、25日の商工会青年部との研修会の設営は、事実上県連職員の方と2人で進めているようなもので、いろいろ準備や検討課題もあるのですが、街頭演説も含めて、他のメンバーには、お越し頂けるだけでもありがたい、という気持ちです。ともかく、パターンをつくるには、誰かが強引にでも、やり続けるしかありません。誰かが受ければ、伝統・歴史になります。
21日には、臨時招集が続く、特別委員会の懇親会を予定しており、委員長として、なんとか、虫明の後輩の所から、牡蠣を購入して差し入れたいとか、落書き一斉消去の段取りとか、つまり、段取りばかりしております。地味。
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《岡山中央落書き一斉消去大作戦》
日時 3月2日(日)午前8時30分〜10時30分
集合 天満屋アリスの広場前付近
主催 中央学区おやじの会&表町商店街連盟青年部
&岡山県青年団協議会
協力 岡山県塗装倶楽部、岡山県青年館、エコクラブ、
中心市街地落書き調査隊
申し込み 当日受付(どなたでも参加可能です)
※ 汚れても良い格好でご参加下さい!!
※ 何度も何度も落書きをされている箇所を中心に消去します。
道具は準備しています。
※ 雨天およびゴジラ上陸の場合→延期(未定)
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2008年2月20日(水) 【岩国航空基地】
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本日は、自民党青年部局の主催で、自衛隊の協力を頂き、岩国航空基地で研修。
20数名の方の御参加を頂きましたが、正直なところ、防衛省をめぐる問題はもちろん、岩国市長選挙の余韻が冷めやらぬ中、沖縄海兵隊の少女暴行事件、海上自衛隊の事故等の重大な事態が続き、逆に、日本の国防を考える上で、実に考えることが多い研修になりました。
海上自衛隊岩国航空基地は、旧海軍の航空基地でしたが、終戦とともに、米海兵隊が進駐し、その後、米空軍、英連邦軍、国連軍等が使用し、昭和27年4月以降、在日米軍の基地として、米海兵隊岩国基地と呼ばれています。
日米地位協定に基づき、海上自衛隊の第31航空群は、米海兵隊と、航空基地を日米共同使用ということですが、基本的に、米海兵隊の管理している基地を自衛隊が借りているように、見えなくもありません。
自衛隊が1600人に対して、海兵隊は、3000人。家族まで入れれば、6550人で、基地内は、米国の小さな街を形成しており、大学まであります。
海上自衛隊航空群は、「海上交通の安全確保」、「洋上救難」、「訓練支援」、「機雷掃海」の役目を担っていますが、半島のみならず、中国やロシアの動きなど活発になっており、その役割は、益々重要になっています。
米軍再編の中で、騒音問題もあり、沖合1kmに新しい滑走路が、数年先に完成しますが、課題も多いのだと思います。
自衛隊の仕事の重要性や誇りを強く感じた一日ではありましたが、それらに言及するには、あまりに厳しい状況でもあり、今後、折々に、そのあたりは触れていきたいと思います。
まずは、当面、早急に解決すべき課題があります。
一方、自民党青年部局として、障害者自立支援法に関して、ある企画を立てようと考えましたが、これも後日。
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2008年2月21日(木) 【きっつい一日】
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朝一で、ブルーラインを走り、虫明に。夕刻の行財政改革・道州制等特別委員会の懇親会に、委員長として差し入れするために、牡蠣を購入しに行きました。
ぽかぽか陽気で、景色も最高。
大学の後輩のところで、朝5時から剥いている、とれとれピチピチぷりぷりの牡蠣で、非常に好評でした。日生の1年もののカキオコもよいですが、邑久の牡蠣も、素晴らしいです。
それにしても、ずらっと並ぶ牡蠣の工場というのは、9時頃には、少し落ち着いていましたが、牡蠣棚から船で運んで、リフトで工場へというのは、活気があるのだと思います。
牡蠣剥き作業も拝見しましたが、これもなかなか根気の要る厳しい作業です。
ところで、今年は、海苔と並んでやや不作気味。原油高も絡んで、水産業自体が、非常に厳しい状況にあるのも事実。
さらに、地球温暖化が影響しているようです。特に、年々海が浅くなり、その分、温暖化の影響も直撃するようで、どこかで海を掘らないといけません。
後輩はネット販売もしているので、ご希望の方はご一報下さい。牡蠣剥き体験会(焼き牡蠣食べまくり)というのも、今年中にしたいところです。
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【釣りバカ問題】
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とって返して、産業労働警察委員会。
「釣りバカ日誌」招致に伴う、前観光物産課長のロケ支援委員会の支援金着服?による懲戒免職処分の報告と、そに対する部長の謝罪は、少なからずショックでした。
「Say it ain't so(嘘だと言ってよ)」、シューレス・ジョー。
誤解を恐れずに言えば、私は、この課長と懇意でしたし、行政プロパーでなく、民間から、知事が直接引っ張ってきた方だけに、行政マンの枠を大きく越えた機動性について、ある意味、尊敬も感心もするところがありました。
仲間内の異業種勉強会に、講師として、お招きしたこともありますし、様々な会合で御一緒することも多くありました。
私は今でも、民間ならある接待のようなことに使い、決して個人的に着服したのではない、と信じていたい気持ちが強くあります。
ましてや、インドとの交流や、幾つもの注目の映画ロケ誘致など、この課長がいたからこそ出来たこと、評価すべきことが確かにある、ある意味で、出すぎた杭が打たれたわけでもないですが、行政が、能力を使い切れなかったことが残念でもあります。
いずれにせよ、事実ならば、限りなく悲しい事件です。
164万円の使途不明に代え難い未来があったはずですが、残念で、残念でなりません。
ともあれ、事実上は、課長以上の知事に近い、幹部職員の不祥事とあれば、石井県政には、大きなダメージです。
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常任委員会の後は、自民党議員団総会。石井知事4選について、我が等の代表質問で問うかどうかについては、「4役」一任。
政府与党から、知事や政令指定都市市長の4選禁止の法律制定の動きはありますが、出馬表明されるのは、御自由ですし、党が推薦するかどうかは、県民の皆様の御意見を伺いながら、時間をかけて判断すれば良いのかなと思います。質問イコール支持表明でもないのではないかという見方が多いかも。
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【チボリ全員協議会】
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その後、県議会全員協議会で、倉敷チボリ公園の運営会社のチボリ・ジャパン社、坂口社長と伊原木副会長をお招きして、意見を伺いました。
明確な御意見に、個人的には、侠気を感じましたが、議員からは、厳しい質問が相次ぎました。
思えば、こういった会が遅きに失した感があり、最後の最後に、知事の判断に、下駄を預けるまで、我々議会は動けなかったのだろうか?と、悔やまれてなりません。
私は、「税金投入を止め完全撤退説」には立っていません。あとは、野となれ山となれ、あるいは、地主のクラボウに丸投げで委ねますということには反対ですから、坂口社長のお考えには、あるいは、近いものがあると思います。
3月の取締役会で結果が示される議員アンケートについては、公的施設(公園部分)のみ残し、県が離れて第三セクターでなくなったチボリ・ジャパン社が管理(指定管理)。その部分については、倉敷市と岡山県で、財政負担しても構わないのではないか(年間1億円程度)と、答えています。
これは従来と変わっていません。
公園部分以外は、民間が自由にやれば良く、それが、TJ社によるものなのかどうかは、行政が関知するところではないと思います。完全民間企業のTJ社が、絡めば良いなとは思いますが。
ともあれ、ボールは完全に、知事の手に戻りました。
いずれにせよ、全てが遅きに失しているように思います。
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商工会会青年部と青年部局の会合の打ち合わせを経て、行財政改革・道州制等特別委員会の懇親会。特別委員会で、懇親会を開くのは、本当に異例のことなのですが、つたない委員会運営に御協力頂いている御礼を込めて、しかし、会費制で。
多少なりとも、委員長が酔いながら、日頃の御礼を言いつつ、先般の委員会で、きっついことを申し上げたことの手打ち?や、議員発議で、政令指定都市の意見書を委員会から出したいことのお願いやら、実は、やることがあるわけです。
倉敷チボリ公園、財政問題、政令市、道州制と頭が痛い問題ばかり扱う、ある意味、花形委員会ですが、不思議なもので、お互いに労いあいながら、ともかく、県民にとって良い答えが出るように頑張ろうじやないか!という気持ちが、こういう席で確認できるのです。どうあれ、皆、岡山県が好きなのです。
やって良かったです。牡蠣は美味しかったし。
この委員会も、5月までですが、いよいよ大詰めです。
そこから、珍しくタクシーに乗って、北公民館の岡山河川事務所主催の「旭川水系河川整備計画原案の作成に向けた説明会」に、残り30分間、お邪魔するも、さすがに内容が頭に入りません。
やはり、酒席の後は無理であり、別会場の会にもお邪魔します。かなり重要な内容のように思いました。
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2008年2月22日(金) 【行く川のながれは絶えずして】
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本当は、悪意や意図があって接してくる人がいますが、それでも、「ちりとてちん」の若狭は、最後は、優しさで包み込むに違いない、そう信じつつ、総社と倉敷と岡山の境の地へ。
ぽかぽか陽気で、80歳を超える矍鑠とした大先輩に、あちこちとお連れ頂きました。地域の歴史や農業のことを伺いと本当に楽しゅうございました。この地域は、高梁川水系になります。
午後には、吉備路の古墳が気になったので、岡山古代吉備文化財センターに。
夕刻まで、旭川水系の用水の最下流域のご要望があり、県民局で、農業用水についてのレクチャーをして頂きました。
県営かんがい排水事業児島湖周辺や国営児島湖周辺農業水利事業について伺うにつけ、巨大な農業用水池としての児島湖の意味、大きな河川から毛細血管のように流れる農業用水さらには、排水の意味を再認識しました。
農業用水の大幹線・西川の水が増えたら、あぁ田植えが始まったんだなぁ、と感じる感性が鈍かったことに、深く恥じています。
道路の流れ以前に、水の流れが分からないと、そもそも政治が分かっていないのではないかと、改めて思いました。
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2008年2月23日(土) 【春一番の吹雪】
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関東地方で春一番が吹いたと言いますが、夕刻には吹雪。
今朝、「ちりとてちん」を父子で観ていたら、クワガタムシ?の幼虫が足下を這っていました。さすがに、これには驚きました。昨夏は、大捕物をしていませんし、なんで家の中に甲虫の幼虫がいるのか?カブトではなく、カナブンにはでかく、孵化しないと何物か分かりませんが、クワガタの特徴を持っています。
妻がどこかで服に付けてきたのだろうと言いますが、普通の生活で、クワガタの幼虫は、服につきません。
誠に、ムシは奇妙でござる。いつのまにか、いるんでござる。
そのムシで、ルネスホールで遊ぶ企画を先輩が立てておられます。今朝、お話を伺ったのですが、なんで、巨大なムシが、ルネスにいるのか、やっぱりよく分かりません。しかし、それが、実に楽しく、「遊ぶ」というのは、そういうことなのだ。風流でござる。
http://blog.livedoor.jp/impro_okayama/archives/51220320.html
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そこから、小学校の体育館で、『エジソンのハテナ実験室』。
エジソンが発明した電球のしくみや、いろいろな発電方法を実験ショーで楽しく学び、ワークショップ体験も。僅かだけお邪魔しましたが、大勢の子ども達で、かなり盛り上がっていました。大人が観ても、ほほ〜と感心する内容です。
特に、我が子は、昨年淡路島で、巨大風力発電装置を見て以来、風力発電に並々ならぬ関心を持っています。
実は、理数離れを食い止めるために、科学的好奇心を育てると言うよりも、子どもの居場所づくりとしての放課後子ども教室推進事業です。
http://www.houkago-plan.go.jp/index.html
今年度から、地域社会の中で、放課後や週末等に、子どもたち が安全で安心して、健やかに育まれるよう、文部科学省の「放課後子ども教室推進事業(子どもの居場所づくり)」と、厚生労働省の「放課後児童健全育成事業」を一体的あるいは連携して実施する「放課後子どもプラン」が、スタートしています。
岡山県の場合は、先進的に大きく動いている顕著な具体的事例は、今のところ、ないかもしれませんが、国策でもあり、岡山市も、新年度予算で大きく連携を進める方向のようですが、既存の放課後児童クラブとの関係を考えないといけませんし、シニアスクールのような地域展開も考えられます。
いずれにせよ、唐突に始まった感もあり、まさにこれからの課題と言えると思います。しばらく、地域の実情に沿った方向性が、模索されるのではないかな。
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その後、書道展を拝見して、JCの後輩の結婚式。結婚披露宴の出席自体が久々のような気もして、かなりくつろいで楽しまさせて頂きました。結婚披露宴は、無条件に幸せで、非常によいものです。
分不相応の規模でしてしまった私達の披露宴では、大赤字になり、翌日に、ブライダルローンを借りて、返済に5年かかったのも、今となっては懐かしい思い出?で、結婚は、生涯に一度で十分でござる。
そこから、岡山商科大学で、地域再生シンポジウム。岡山商大は、いわば地域活性化のシンクタンクとして、地域再生支援センターを立ち上げています。
本日のテーマは、「都市と地方 格差をどうするか」。
大学と県議会議員の先輩である真庭井手市長のお話は、非常に分かりやすかったです。
平成11年に110億円あった地方交付税が平成18年には、99億円に。5年間で、人口が3000人減り、これだけで、交付税は、2億5000万円の減。三位一体改革は、地方財政を救うものではなかった。
高齢化が50%以上で、19世帯以下のいわゆる「限界集落」が、市内に、96箇所。7000haの農地中、500haが、耕作放棄地。第一次産業の衰退が、格差の原因である。
しかし、今回の地方再生対策費5.1億円は助かるし、補助金が交付金になって便利になった、とのこと。
一方で、バイオマスタウン真庭、IP電話で無料になる真庭光ネットワーク、観光客400万人を500万人にする観光回廊真庭、子育て支援など、元気な地方の夢も語られました。
地方議員から地方自治体の首長になられたこういった大先輩方のお話を本音ベースで伺える機会を是非つくりたいと思います。
我々には、ビンビン伝わってくるモノがあります。
シンポジウム中、外はまるで吹雪。県北は大丈夫かなぁ・・。
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2008年2月24日(日) 【政党の県政干渉】
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また雪が待っています。
先ほどは、ある町内会の移動新年会のお見送りに、非常に珍しいことに知事も来られていました。来週の日曜日の落書き一斉消去には、知事もお越し頂けるものと思います。
新聞によれば、暫定税率の問題も絡んで、岡山の民主党津村代表が、2月定例県議会での知事の出馬表明は、時期尚早と発言。これは、知事との会談後に、マスコミに答えたもののようで、実は、知事にとっても、寝耳に水の内容。
基本的に、まず無礼ですし、発想が、恐ろしいです。これ以上、地方を政争に巻き込まないでくれと、申し上げたく思います。
そもそも、民主党の県議会議員がいるにもかかわらず、岡山県政、県議会のことについて、国会議員がこのような発言をする権限が、どこにあるのでしょうか?
これは、中央政党による地方政治への重大な内政干渉以外の何物でもありません。地方分権に対する脅しと言っても、良いものです。己の意にそぐわなければ、こういうやり方をするんだな。
気にいらなけりゃ、対立候補を立てれば良いじゃないですか。
選挙への立候補自体は、政党の推薦とは別の次元であり、それを制限するとすれば、立候補の自由、憲法上の問題すら孕んでいます。ですから、多選禁止の法律の制定が揉めているわけです。
ましてや、議院内閣制ではないのですから、地方の首長は、政党の代表でもなんでもありません。
少なくとも、我が党は、県連幹事長は県議会議長で、県議会議員です。逢沢県連会長に、国会議員の先生方の参考意見は求めたものの、四役一任とは、県議会内部で、代表質問で知事が出馬するかを聞くかどうかを決めるということです。
地方の大統領制の二元代表制の下、政党の言う通りに、首長がする理由もなければ、逆もしかりです。ましてや、我が党の意向と沿うかどうかは、出馬そのものの可否とは、なんの関係もありません。
我が党が、代表質問で、聞こうが聞くまいが、党が推薦しようがしまいが、知事が出馬表明をするのを止める権限など誰にもありません。
もちろん、まず、間違いなく、代表質問では、問うことになると思います。県民の皆様の重大関心事ですし。
明日からいよいよ2月定例会が始まります。問題が多いだけに、白熱するでしょう。
さて、午後からは、火事場から犬を救出した我が分団の操法訓練の応援に行かなくては。風邪を良いことに、失礼しまくっていました。しかし、さみーがな。
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2008年2月25日(月) 【2月定例会開幕!!】
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いよいよ本日2月定例会が開会致しました。
その前に、本日は、自民党青年部局恒例の街頭演説は、弁士一人。JR岡山駅前で1時間話しっぱなし。「あさかぜ」の上で、延々と話し続けるのは、ある意味、修行かもしれません。
議員総会の後、今日は、まずは知事の提案説明。詳細後日。
午後から、政務調査会副会長として加わらさせて頂き、副知事に代表質問提出。
青年部局役員会を経て、青年部局有志で、商工会に関するレクチャーを頂き、このあと午後4時から商工会青年部との意見交換会。実りある会にしたいと思います。
今議会も、一般質問のチャンスは頂けることになりました。この日曜日の落書き一斉消去の段取りもあって、なにやら忙しいですが、充実していて、楽しいです。
この時間は、青空に、春を感じます。
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2008年2月26日(火) 【起案中】
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今日と明日は、いきなり議会は休会日。
昭和11年2月26日は、2.26事件。昭和のどこかで、妻も生まれたようですが、いつの今日だか存じませぬ。
一般質問が出来るようになったため、やや慌てていないでもありません。新聞の切り抜き等を整理しながら、質問を起案せねばならないのに、どうしてもよそ事に精を出すのは、学生時代からの定期考査の時と同じ。
昼のライオンズクラブの例会では、中央児童相談所所長のお話。児童虐待の現状について。昨年のX’masに、一時保護施設に、遊具を送らさせて頂いたご縁です。
プライバシーの問題もあり、児童虐待の具体的事案が例示できず、子ども達が遊具で遊ぶ写真も、もちろん見せれませんし、何よりも、シェルターの位置すら示せない制約がありましたが、やはり、事態は深刻さが増しています。
聞いていて、本当に苦しくなります。
ライオンズは、人知れずこっそりと陰徳を積むというよりも、アクティビティという形で、啓発していくのですが、今回のようなプレゼントは良いことだと思います。
社会には、守ってくれる人もいるということが、就学前の子ども達に、伝わるかどうか分かりませんが、せめて、子ども達の笑顔のために、一番できることです。
ところで、質問を考えるにつけても、平成14年に、「外部人材の登用」と、諸手を挙げて、大喜びしていた知事が、謝罪するに到った今回の前観光物産課長の不祥事?とされる事件。
それでも、特定の一個人の特別な事案として、これをコンプライアンスの問題に矮小化して、行政が今後も、民間という異分子を排除する言い訳にしたり、萎縮したりすることの方を私は恐れています。
結局、行政が、失敗を恐れて、何もしなくなるだけじゃないのか。あるいは、協働の相手を締め付けるだけになるんじゃないのか。
やはり、民間人は、最後まで、いわゆる典型的な役人にならなかったし、純粋で清廉潔白な行政から見ると不審者?
やはり、どう言われても、私は信じていたいのです。その時に、その人がいるからこそ、その場所に、咲く花があるんだよ。
むしろ、行政の何がいけないのか?今後、同じように、フィルムコミッションの活動ができるのか?今だからこそ、本音を聞きたいものです。
間違いはあったのですが、私は、根本を信じています。
昔、『スター誕生』でデビューした豊田清が、『青春Part1』という歌で、「何もしなければ 道に迷うこともないと思うけど 何もしないでいたら 僕は 石になるだろう・・・」と、歌っています。
超マイナーですが、中学時代に好きで、時々口ずさんでいます。
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2008年2月27日(水) 【十三参りをご存知ですか?】
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議会は、今日も、休会日。起案は、やはり進まず。ちとやばい。
午前中は、2日の落書き一斉消去の段取りで、県庁や地域に。知事は、もちろん、ももっち(緑化フェアバージョン)も、参加予定になりました。
落書きの量に比して、参加者が、子ども達を含めると、ひょっとすると100人を軽く超えるような、物凄く恐ろしい状態になりつつあり、問題は、むしろ消去する場所の段取りに変わってきました。
ごみ拾いになっても、それはそれで良いのだけれど。うーん。ま、雰囲気が盛り上がれば、ある意味、成功なんだろうな。
さて、十三参りをご存知ですか?と、書き続け9年目。会葬があり、本日午後の奉賛会総会に、大遅刻になりましたが、今年も、十三参りの季節が近づいてきました。
数えで13歳は、子どもから大人の仲間入りする節目になる年齢で、肉体的にも精神的にも大切な年です。
そこで、虚空蔵菩薩にお参りをして、知恵と幸福を授かる十三参り(別名「智恵貰」「智恵詣」)という行事が、行われていました。現在も、数百年に渡り京都嵐山法輪寺や大阪で、近隣では津山と、各地で行われています。
また、「本身祝い」といい、女子は初めて大人の着物を作ってもらい、肩上げをして十三参りする習慣が、続いています。
9年前より、青少年の情操教育と健全育成、なにより新しいお祭りを通したまちづくりという観点から、徳吉町(1−2−33)の徳与寺で、この十三参りが、始まりました。
ご存知の方は、まだ少ないと思いますが、徳与寺は、元岡山藩主宇喜多直家の正室お鮮様のお墓があり、淡嶋様もおまつりしています。位置的には、朝日高と旧東山バッティングセンターの中間の小高い丘です(三勲小学校の東)です。
あるいは、針供養でお馴染みの方も多いかもしれません。
私は、小学校の時、この寺のある丘を越えて、塾に通っていましたが、お墓はあるし、うら寂しくて、子供心に、なにか妙に恐かったという印象がありましたが、少しく忘れられていたその無住寺が、十三参りで、蘇っています。
のぼりから作っていった9年前から、有志の奉賛会(岡崎彬会長)の手で定着してきました。
今年は、4月6日(毎年4月第一日曜日です。)の午前10時から午後3時に行われます。新小学6年生の男女が対象になりますが、御関係の方に、新小学6年生のお子様がいらっしゃいましたら、是非御参拝をお勧め下さい。智恵が貰えます!
また、外国の方や小学6年生未満の児童のご参拝もお勧め致します。喜ばれることとお思います。
なお、この日は、午後から、桃スタで、「ファジVSびわこ」です。
十三参り徳与寺奉賛会 副会長 佐藤 真治
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2008年2月28日(木) 【知事4選出馬表明】
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本日は代表質問。自民党と民主党。
私の一般質問は、3月6日(木)5番目になりました。
今回は、23人登壇ですが、私の初議会以来31回連続登壇は、今後破られない記録になりました。今回は、34回目。
我が党の「多選の是非が議論されている中、『新おかやま夢づくりプラン』の中期行動計画が満了する11年度まで、引き続き県政を担当しようとするのか」との代表質問に、「来来を担う人づくり、安全安心な暮らしの確保、競争力ある産業の育成に向け、全力で取り組んでいきたい。」と、4選出馬表明。
特に、「道州制議論に深く関与してきたが、実現への道筋を明らかにしていくこと」を責務と考えてのこと。
久方ぶりに、議場が固まりました。以前、知事が、モテナスンジャーのポーズを演壇でされたときと同じ静寂が議場を包みました。 「議場から、誰かなんか言うやろ」と、皆が思い、結局、何か言う議員が一人もいなかったという、不思議なムード。うーん。
続いて、民主党の代表質問は、我が党なら十年以上かかる代表質問に、当選後1年を満たない議員が立たれ、「うおっ、そりゃきついな」と皆が言うような評価を知事に浴びせました。
暫定税率の問題から、完全にこじれているのを印象づけました。
とにもかくにも、私も、今回の一般質問で、直接、知事に伺いたいことは伺います。
先般の倉敷チボリ公園の議員全員のアンケートも、要は、半々のようです。
とにもかくにも煮え切りません。
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2008年2月29日(金) 【代表質問2日目】
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代表質問2日目。友党・公明党。一般質問4人分ぐらいの細部にわたるもので、目新しさはないものの、知事4選出馬表明に対して、態度を決めあぐねているのがよく分かりました。
4選問題は、これで有耶無耶にするのか、一般質問戦で真正面から問う議員が出てくるかどうか分かりませんが、私は、真正面から、人間・石井正弘氏が出るような、ある意味、恐ろしい、しかし、ある意味、非常に優しい質問をしようと企てております。
その狙いは、要は、議場で、お決まりの答弁書を離れて、御自身の言葉で御自身を語って下さい、ということです。
さて、問題は、2日の落書き一斉消去の準備です。なぜこう、土壇場になって、準備をやろうとするのか?几帳面と言われるA型の突然変異ですが、獅子座の方は、非常事態の方が燃えるという・・・
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岡山県議会議員
行財政改革・道州制等特別委員会委員長 佐藤真治
平素より一方ならぬお世話になりまして誠にありがとうございます。
予算議会と言われる大切な2月定例会が、始まりました。自民党の代表質問に答えて、知事は4選目の出馬表明をされましたが、推薦をさせて頂くにつけても、幾つかクリアしていくべき課題があります。
岡山県議会行財政改革・道州制等特別委員会委員長として、所管事項である、行財政改革、平成21年度を目途とする岡山市の政令指定都市化、さらには、倉敷チボリ公園の問題に取り組んでいますが、まさに、これが今の県政のメインテーマです。県民の皆様に、ご納得頂ける答を出さないといけません。
特に、我が委員会には、政令市への意見書を議員発議で採択し、これ以上税金を投入しない、しかし、更地にはしないチボリの活かし方を見つける責務があります。
また、自民党県連青年局長として、毎週の岡山駅前等の街頭演説や各種勉強会はじめ、自民党の信頼回復のための具体的活動にも励んでおります。
また、3月2日には、地域の一員として、落書き一斉消去も行います。
「期待から実現」のために頂戴した3期目を県政のさらなる発展のために、なによりも、責任世代として、子ども達と高齢者の皆様の安全・安心のために、完全燃焼して参ります。
さて、電子メール配信による県政報告も、「継続こそ力なり」と、通算2840号を越えましたが、本日は、34回目の一般質問の日程が決まりましたので、お知らせをさせて頂きます。今回は、一般質問3日目、3月6日(木)5番目です。午後2時までに、議場にお越し頂ければ、確実に傍聴頂けます。(少しお待たせすることになるかもしれません。)
県政の重要課題を取り上げる代表質問の後の一般質問戦は、まさに、所属委員会以外のテーマを自由に掲げて挑む戦いです。今回は、期待を込めて、特に、知事の政治姿勢、目指す方向について、伺います。お時間のご都合がつくようでしたら、是非ともご来場下さいませ。心からお待ち申し上げております。(なお、CATV中継もございます)最後になりましたが、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
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