2007年7月1日(日) 【楽しい大移動】
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 午前7時の段階で暑いです。朝起き会から京橋朝市を経て、これから西のある地域のソフトボール大会と南の地域のグラウンドゴルフ大会に出て、市内の南の端で、銭太鼓の会を覗き、笠岡で天野議長就任祝賀会へ。
 せっかくなので、井原での会を経由して、顧問を務めさせて頂いているある団体の2年に一度の懇親移動総会に合流するため、夜までには、鳥取県は東郷湖を目指します。明午前中には、帰岡予定です。こりゃもう大移動です。はわい温泉らしいのですが、せめて、ゆっくりと寝られると良いのですが・・・。

====   是非ご予定下さい   =========

      《岡山市中央緊急選挙対策会議》

                 片山虎之助後援会事務所
                 逢沢一郎後援会事務所
                 佐藤真治後援会事務所

   日時 2007年7月8日(日) 午前10時30分〜
   場所 福武ジョリービル パールホール
       岡山市中山下1-10-30 
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2007年7月2日(月) 【鳥取との距離】
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 久方ぶりに平沼先生のお元気なお姿を拝見した瀬戸内海沿岸の笠岡から移動し、犬挟峠越えで、昨日の夕刻5時頃には、時化の日本海を泊港で見て、移動総会に合流。雨の東郷湖を見ながら、皆さんとゆっくり朝食を頂いて、地道で、人形峠を越えて、3時間かけて昼前に帰岡しました。

 今後も逆境が予想される非常に厳しい状況の中で頑張っておられる集まりで、私自身、温泉に浸かって疲れが取れましたという呑気な行程ではなかったのですが、顧問として、2年に一度の会に参加させて頂けたのは、ありがたいことです。
 顧問というのは、肩書きではなく、責任ですから、いったいどんなお手伝いが出来るのかと、悩みも深まりますが。


 さて、参議院選挙モードに再び。もっとも、南下するにしても、ポスター合戦の具合が気になって仕方ありませんでしたが。


 それにしても、中四国州を謳うたうにつけても、倉吉が、岡山方面を向いているという実感が無いのは、国道9号の整備が遅れているからだけでしょうか。県庁所在地同志で、岡山市と鳥取市の遠い感じは、なにから来るのでしょう。
 また、仮に、中国州であれ、原子力に関しては、今まで以上に考えていく必要があります。

 それ以上に、地域格差が言われますが、真庭や鏡野を抜けるにつけても、地域が抱える問題が、政令指定都市・岡山の議論とは、実際の距離以上の隔たりを感じます。
 これを埋めるのは、広域行政を担当する県の役割であるのは間違いありません。
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2007年7月3日(火)【勝つサンドを食べながら】
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 Circle KSunkusさんが、ファジアーノ岡山応援ランチを好評発売されていて、『11(イレブン)ボックス』や『勝つサンド』という定番が量も値段も、今の私にはぴったりで重宝しています。
 今週末の桃スタでのナイターは、先着1万名様に、オリジナルうちわプレゼントということで、うちわが足りんようになったら、こりゃえらいこっちゃ!!
 政令指定都市推進?弁当も、どっかから出んかな〜。とりあえず買うとかにゃぁおえんですわ。それが応援ですわ。
 いや〜こういう明るい話は、良いですね〜!!


 今日も朝一で片山事務所。

 それにしても、今だかってこれほど総理を支えない内閣も珍しく、もうどこから何が出てきても不思議でなくなってきました。防衛相の発言は、私の理解を遙かに超えていますが、K点越えしても、ちょっとやそっとのことでは驚きません。ただ、自民党地方議員として、どうお詫びして良いのかも分かりません。

 一方で、悪口に一層磨きがかかる他党の県連代表の今朝の新聞のコメントにも、気色悪くて吐きそうなものがありますが、もはや政治の世界に、「人の悪を言わず己の善を語りません」という誓いが通用しない足の引っ張り合いが、実に悲しいです。
 少なくとも、『人の不幸は蜜の味』と思う人間は、政治をやっちゃいけません。 

 選挙スタイルは、政治スタイルそのものです。「目的のためには、手段を選ばない」のではなく、「手段のためには目的を選ばない」政治が横行するのかな。

 誰かのためにではなく自分のためにが先に来て、有権者を踏み台にするような本質を見抜けずに、あるいは、ある意味有権者を愚弄している迎合的なパフォーマンスに、流してきた汗や涙、支えてきた方達の思い、なにより実績までも足蹴にするような判断がなされるとしたら、これまた辛いです。
 辛いけれど、選挙はそういうもんかもしれません。
 
 愚痴っても始まりません。打たれても叩かれても、どうあれ自民党らしく、誇り高く行こうではありませんか。ええ行きますとも。我々地方議員は、信じて進んで行くしかないじゃないですか。
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2007年7月4日(水)【産業労働警察委員会県内調査】
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 本日は産業労働警察委員会県内調査。
 地元議員として、岡山市選出の新人議員の出席率が良かったこともあり、いつになく議会バスが一杯になりました。所属委員会以外の県内調査は、地元議員として出来る限り参加すべきですが、備前県民局管内も広く議員も多いので、大挙押しかけるのも、訪問先には、どうなんかな?と思わないではありません。


 株式会社Hさんは、若い社長が24歳の頃に、産業労働部の経営革新や設備貸与資金、保証協会が上手く機能した面もあり、いわゆるITビジネス、SOHOが、1年半後に株式上場を目指す勢い。「家まで届けますよ!物流」で、猫砂の販売。オペレーターの皆さんが、黙々とパソコンに向き合っておられます。

 一方、H株式会社は、一人一人生身の人間に直接向き合う岡山が誇る老舗のプロ職人集団。工場は、図工教室や技術教室を思い出させる懐かしい感じ。身体にハンディがある方々と同じ目線に立って、義肢装具製作をされています。

 どちらの会社にも共通しているのは、はっきりと消費者のニーズが見えていること。
 同時に、成功事例として、なかなか普遍化できるものではないと感じました。誰がやっても、同じように成功するわけではありません。やはりリーダーの「思い」が一番。


 岡山南署では、東、西、南、西大寺の署長さんが、それぞれの管内説明。政令指定都市になった場合、各署の所管と、区の所管の整合の必要性について、西川で東西の警察署の所管が替わることへの疑問(願わくば中央署の設置)も含めて、申し上げました。

 名前の連呼をしながら駆け抜ける選挙違反の広報車を横目に、これから委員会の懇親会。
 まだ宛名書きが終わりませんので、そこそこに失礼します。
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2007年7月5日(木)【一粒で二度美味しい人生】
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 とにかく宛名がらみで、今日も終わっていきます。
 明日は、早朝より、ついに、青年部局も、自民党広報車『あさかぜ』に乗り込みます。選挙が1週間延びた分、青年部局、遊説局が中心で、県内を街宣車で巡ります。

 明日は、特に、片山幹事長ご本人が乗られ、我々は同行させて頂きます。終日東備方面を回り、岡山市に戻るのは、午後7時以降。いくら売名とはいえ、「さおや〜、○○たけ」などと、ふざけているとしか思えない流動街宣の広報車もありますが、自民党らしい堂々の街宣でありたいです。


 最近、見る人が見れば、微妙に痩せたように見えなくもなく、体調が実によろしいのです。私の人生前半は、デブの記憶しかないわけですが、多分、とっくにUターンした中で、後半戦は、健康的にスマートになることに決めました。健康診断で、中途半端に悪くないのが、かえって危険だなと確信したのもあります。
 来年になると議員10年目!!という節目ですから、このままデブってのもなぁ。

 小学校2年から肥満児で、物心ついたときから、太っているのが私だったのですが、一粒で二度美味しい人生として、文字通り別のスタイルも試してみます。こう決めたのは、人生で、38回目ぐらいだと思いますが、今回はちょっと行けそうな感じがあります。
 皆が中年太りする時に、健康に痩せるというのが格好良いです。

 かわゆい私の肥満姿を今のうちに目に焼き付けておいて、いつか懐かしく思い出して下さいね。
 ところで、痩せるとフェロモンが出るという噂は本当ですか?これからでも、腹筋は出るでしょうか?
 ・・・でも、痩せても、きっと物事はそう変わらんのだろうなぁ。あ、いけない、いけない。きっと白馬に乗った王子様が、やって来るに違いないんだ!!(←で、来て、どうなる?)。
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2007年7月6日(金)【ドキドキする話】
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 朝7時半に事務所発で、午後8時まで、自民党広報車あさかぜに乗り込んで、終日街宣活動。瀬戸内市、備前市、赤磐市などいわゆる東備地区を中心に走り回り、塩田跡地はじめ地域の課題を意識しながら確認することが出来ました。また、他に7人の同僚県議の街宣を聞くことが出来たのも楽しかったです。
 ただ、やはり、まずは、自民党は詫びるべきところから広報活動が始まるのが、ちょっと悲しいです。

 昼に、広報車に同乗していた手伝いに来られていた二十歳そこそこの若い女性が、「ちょっとお尋ねしても良いですか?」と言ってきたので、ちょっとドキッとしながら、「はい、なんでしょう?」と言うと、「あの〜、ポスターが、自由民主党と民主党って2種類あるんですけど〜、あれって、同じですよね?」。
 うーん、これはもう本当に、久方ぶりにドキドキしました。
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           「岡山県看護政策推進集会」

日時 平成19年7月7日(土)午後2時〜午後3時30分
場所 岡山衛生会館 三木記念ホール
    岡山市古京町1−1−10

※ご記名の際の所属は、「さとうしんじ後援会」でお願い致します。

講演 (敬称略)
    『看護・保育政策の現状と課題』
      参議院自由民主党幹事長  片山虎之助
    『国民の安心・安全のために私たちがなすべきこと』
      日本看護連盟会長 見藤隆子
    『看護政策の推進』
      アンフィニ編集長  松原まなみ
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2007年7月7日(土)【切磋琢磨の比例候補】
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 参議院議員選挙の比例候補の動きが加速。本日は、期間中ならば決起大会となっていた看護連盟が推す松原まなみ候補予定者の看護政策推進集会。看護職はたいへんな激務で、看護の心は、一方で『豊かな死』のために命と向き合う仕事でもあり、本当に頭が下がります。http://matsumana.com/
 文字通り、現場の声を政策に反映させるためにも現場が分かる代表が必要なのは、どの現場も同じで、自民党内の切磋琢磨の側面もあります。
 しかし、特に、我が党への逆風が、結果として、良識の府、職域代表(その道のプロ集団)的な参議院の本質を揺らがすことにもなりかねず、一方で、階級史観に立つ代表が増えるのも、結局は、なべて国民の声が政治に届かなくなる懸案があります。
 本質が、政権選択とすると、参議院がいよいよ衆議院のカーボンコピーになってしまいます。
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2007年7月8日(日) 【仁義ある戦いを】
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 午前中は、選対会議。急な設営でしたが、多くの地域の方にお越し頂き、誠にありがとうございました。明日午前中は、本日お越し頂けなかった方を中心に、片山参議院幹事長夫人をお連れして回ります。

 それにしても、大学の先輩であるゆり子夫人のお疲れの姿を見ると本当に気の毒に思えてなりません。誇り高き獅子座の生まれで、大地を駆けるトラのような片山幹事長の御性格と好対照で、ゆり子夫人は、まさに谷間に咲いた一輪の百合の花という清楚な雰囲気の方なのです。が、ここのところの自民党大逆風は、相当に応えておられるようです。

 選挙とはいえ、全面否定の人格攻撃に近い戦略を相手方がとられているのも、御身内の肉体的・精神的な打撃も計算してなのかなぁ。適切な表現ではないですが、こと夫人に対しては、弱い者いじめをされているような怒りを覚えます。18年間は、仁義のかけらもなく、一刀に断じられるほど、そんなに軽いものではないです。


 参議院選挙は、6年間の長期安定的な民意を反映する選挙で、短期的な民意を反映させる衆議院総選挙とは、性格を異にします。一時的な攻撃材料をもって、6年間を委ねられるのかどうか、しっかりご判断頂きたいと切に願います。

 片山幹事長は、過去の18年と未来の6年を語ることが出来ますが、何か構想があるわけでなく、敵失に乗じて攻撃する、今がお調子のピークの方々に、決して長期の岡山を日本を託せません。


 ところで、倉敷チボリ公園のオーバーラン報道はどうしたものか。これは、明9日に、倉敷チボリ公園社長が、正式に記者会見をして発表すべきもので、この土・日で、クローズに、関係と調整すべきものでした。不正確な情報でも、早く出せば良いというものではありません。ここにも、仁義というものがあります。

 私も、一昨日には、委員長として、チボリの名称が使用不可になるという内容の報告は受けていますが、クローズの情報でした。我々が伝えて良いのは、なにか発表があるということまででした。少なくとも、詳細を社長が説明できない状況での「抜き」をするマスコミも、関係者も、自重して欲しいものです。

 また、コメントを出す議員も、いかがなものか。ある種の守秘義務はあろうに。彼らには、今後、大切な情報が出せないです。

 また、長年来の懸案に関わる大きなニュースが明日あるかも。


 どうもすっきりしません。
 こんな日は、今夜のナイターで、我らがファジアーノ岡山に、無茶苦茶勝って欲しいです。Jリーグへの王道を突っ走って、このじめじめを吹き飛ばせ〜!!!
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2007年7月10日(火)【たどり着いたらいつも雨降り】
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 本日は文字通り一日中街宣活動。結局、他の仕事が出来難い昨日今日の2日間でした。
 岡山1区、2区、玉野、岡山市灘崎町で、いったい何時間マイクを持ち、何時間デッキで手ふりをしていたのか分かりませんが、各種選挙で回っているため、比較的馴染んだ風景でした。雨でなければ、暑いでしょうが、瀬戸内海も、もっと美しかろうに。

 最後は、青年部局の議員は2人に。不思議なもので一日やっていると、だんだん言い回しが似てくるので、いろいろ変化をつけようとしますが、なかなか言葉がバシッと決まりません。
 例の郵政民営化選挙では、「改革政党」とだけ言っておけば、反応があったのですが、今回は、くどくどと説明がいる分だけ、厳しさを痛感しています。

 今日の雨のように、なにかもやーとした感じです。逆に言えば、まだ大勢が分かりません。
 泣いても笑っても、明後日から本番。17日間のロングランですから、その間にも、いろんなことが起きることでしょう。
 

 事務所に戻る頃には、また雨。春の選挙の時には、街宣車が帰って、皆で弁当を食べる時間が、今から思うと、あれはもう、本当にすごく楽しかったです。とりあえずクッキーをかじって失礼しました。
 ところで、春の佐藤事務所と同じぐらいに、片山事務所に、若くて美しい女性が多いのはなぜかしらん? 
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       片山虎之助出陣式のご案内

 ※ どうも私が当日の司会に起用される模様です。大爆発!!

とき   7月12日(木)午前9時〜9時40分
ところ  本部事務所・岡山市津高338−1
      国道53号バイパス、イエローハットさん斜向かい
公共交通 中鉄バス・国立病院行き 
      (岡山駅13番乗り場乗車、中原下車約650m)
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       浜田幸一氏来岡決定!!

とき  7月17日(火)午後6時30分〜
場所  岡山国際ホテル 岡山市門田本町4−1−16
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2007年7月11日(水)【戦い前夜に思うこと】
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 朝から片山事務所。たまたま片山幹事長も戻って来られました。
 
 ヘリコプターで飛んで、第一声を郡部で上げるパフォーマンスを行う陣営もありますが、結局、我が党は、空中戦に走らず、王道を行けば良いと思います。

 様々なアチャラカをマスコミが、おもしろおかしく取り上げて、それに踊らされる方がいても、そういう方を我々も、追っかけられません。イベントやアチャラカをやってきたのではなく、目立てば良いのではなく、真摯に政治活動を行って来て、これからもそうであり続けるのですから、選挙も、もうそれで良いと思います。


 少なくとも、私は、片山幹事長が、いい加減に日本を背負って来られたとは全く思っていません。いわんや、国民の声を聞かず、権力に座して好き勝手やって来られたなどと全く思いません。SPに囲まれながら、こまめに地元にも、ずっと帰って来ておられました。平素でも、しょっちゅうお会いする方です。
 私には、本当に近い、親しみのある、いつでもおられる国を動かす政治家です。

 我が党に、様々な問題があるのは事実ですし、皆様の評価も想像に難くないですが、私は、片山参議院幹事長を信じ、私は応援する、私にはそれで十分です。

 構造改革から生じた様々な矛盾を正すことは、これから働きかけていけることだと認識もしています。



 それにしても、登場人物を見ていると、つくづく嫌になります。
 
 本質は、自民党の派閥の内部分裂が、政党レベルに拡散して起きているだけのことで、自民党と亜自民党の戦いであるのは、非自民の代表が、労組の主張とは関係がなさそうな最も古い体質の元自民党のエースであったのを見れば明らかです。
 何がどう取り巻いても、同じです。イメージをどう作ろうが、要は、権力闘争です。
 この点、平沼先生の筋の通され方は、立派だと思います。

 誰が出て来ようが、問題があれば、徹底的に、血祭りに上げれば良いのでしょう。パフォーマンスで、どうぞ盛り上げて下さい。権力の座にある者は、謙虚で慎ましくクリーンであることを望みながらも、目的は、角を矯めて牛を殺すことですから。もはや、堂々の政策論争は、期待できません。

 

 また、いろんな生き方があると思います。

 世の中には絶対悪があって、批判する側は、絶対善であるかのごとき論調で、様々な不満を煽り、風に乗って、高く高く舞い上がって行けば、どこかに辿り着くのでしょう。風が止むときに、きっといつか落ちていくと分かっていても、ひとときの砂上の楼閣に、夢を馳せる生き様もまた良し。
 ともあれ王道を行こう。それだけのことをやって来たのだから。


 劇的なV字回復は望めないでしょうから、暑く辛く長い戦いになりそうです。真摯にやる以外に、何もできない、こういう戦いもあります。
 せめて明日の出陣式が、雨でなければ良いのですが。
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2007年7月12日(木)【始まりました!参院選】
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 いよいよ17日間のロングランの参議院選挙公示。出陣式では、ぶち切れの司会をさせて頂きました。ここまで来て、んなもん勢いしかありません。しかし、マイクの調子が悪く、大沢親分に「渇」を入れられました。欲しいのは、「あっぱれ!」
 途中雨も降りましたが、午前中は、後続車に乗り込み、午後は、スポット応援演説も。ともかく、パパラッチぐらいマスコミが多いのなんの。今晩は、全国ニュースに報道されまくり???
 とにもかくにも、頑張るしかありません。

 とは言うものの、夕刻からは、県庁へ。明日の常任委員会の午後に、急遽、行財政改革・道州制等特別委員会を委員長として招集したため、委員長レクを午後7時過ぎまで。もちろん、倉敷チボリ公園と岡山市の政令指定都市化に大きな動きがあったからです。
 おりしも10周年で、サマーカーニバルが始まるチボリですが、問題は山積。明日の委員会は、ちょっと荒れそうです。

 ところで、民主党岡山県連職員が、11日午前0時頃、岡山市内のスナックで、連れの女性に対する会社役員の男性の言動に腹を立て、男性をフロアに引き倒した上、こぶしで顔を殴り、2週間のけがを負わせたとして、傷害の現行犯で逮捕されました。
 同日付で懲戒解雇ということですが、驚いたのはむしろ、上げ潮だけに、党職員が、選挙前日に、飲みに行ける余裕があること。傷害事件よりも、そっちの方がすごいです。
 私は選挙期間中は、JCの一日を除き、深夜街に出られません。
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2007年7月13日(金)【駐車規制除外対象車両の見直し】
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 13日の金曜日とは、楽しいです。が、台風の予想コースが非常にまずいです。直撃?選挙活動をやっている場合でなく、災害対策が必要になるかも。皆様、くれぐれも御用心を!!

 先ほどまで個人演説会で応援弁士に立っておりましたが、基本的に今日は議員らしい一日。
 まずは、午前9時30分から、複数の議員で、担当部長とある国保組合の要望について相談。


 議員総会を経て、産業労働警察委員会。

 昼を越え、午後1時過ぎまで2時間30分。私の嫌いな夢づくり政策評価(案)、外郭団体の経営状況、指定管理者からの事業報告など報告が大部の上に、質問も多かったゆえに。

 虫の居所が悪いと言うよりも、最近体調が良く快調なので、私も、指定管理者に関して、その前年度の状況と比較しない事業報告には誠意がないだの、指定管理者が外郭団体の収支報告がおかしいだのかなり噛みつきました。

 
 加えて、岡山県道路交通法施行細則の改正として、基本的には拡大される駐車規制除外対象車両の見直しに関して、下肢機能障害の3級の2・3および4級(例えば、両下肢の指が欠損、また、片足が欠損)を敢えて、机上の仕切りで、除外対象から外すことに全く納得ができず、異例ですが、公安委員会委員に問うたりして、最後は、「ご理解下さい」に対して、「理解しません!」と捨て台詞になるところまで行ってしまいました。

 JRや自動車税の基準に合わせた警察庁の指導に沿っているそうですが、本当に反対ですから。民間の代表である公安委員さん!財政問題でもなく、基準を変えて本当にそれで良いの???
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【正念場のチボリ公園】
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 20分で、少し辛めがお気に入りの県庁食堂のカレーをかっ込んで、委員長として、年間予定に追加して特に招集した行財政改革・道州制等特別委員会が、午後1時30分から。よもや、午後4時を過ぎるとは・・・。

 委員長の委員会運営がへボだったというよりも、せっかくの追加委員会ですから、委員の皆様に喋りたいだけ喋って頂いたら、妙に盛り上がりました。
 というよりも、県政の最重要課題ですから、また、委員会を追加しようと思ったくらいです。
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 TVカメラも入り、前段は、倉敷チボリ公園について。名称等が、来年12月31日までしか使えなくなりました。7月19日からの移行期間は、チボリ・ジャパン社の都合で短縮できます。「旧倉敷チボリ公園」と移行期間終了後半年間だけ併記できますが、ともあれ、チボリ・ジャパン社とチボリ・インターナショナル社の協議離婚が成立しました。

 世界に冠たる公園になるために、もう一度生まれ変わってやり直すだけの余力は、もはやなく、社長の言葉を借りれば、「自由」になりました。

 17日には、チボリ・インターナショナル社社長が来岡。あるいは、言いたい放題言われて、我々のプライドはズタズタにされるのかもしれません。

 10周年の新聞広告や、小梅太夫が来たはずの今日からのサマーカーニバルが徒花のような猛烈な切なさがありますが、県民市民公園にして、チボリ・ジャパン社を指定管理者にするという話は、精算まで含めた広い視野で再検討する必要に迫られています。

 自民党内からも、共産党と同調し、閉園を言う委員が出てきましたが、要は、これ以上の税金投入は、もはやすべきではないというのが世論であると議会も認識し始めたとも言えます。

 今日の議論では答えが出るはずもなく、次回委員会に、ともかく今まで幾ら倉敷チボリ公園に税金が使われてきたか、開園準備から含めて、全てつまびらかにすることをも求め、委員長として議論を途中で切りました。
 
 これだけ突っ込んだから引けないのか、これだけ突っ込んだけれど引くのか、更地にして返すか、今の敷地を活用して、マンションか、コンベンション施設か・・・・そこまでの議論をする時期が、残念ながら来てしまいました。
 はっきりしているのは、倉敷チボリ公園という名の公園は、1年半以内に無くなることです。
 同時に、責任者は誰か?という議論は当然すべきです。議会も無傷ではすまないのでは。

 どういう形になるにせよ、いったんケリをつけないといけません。
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 さらに、外郭団体の経営状況、102施設の指定管理者からの事業報告の総括説明に、16職種356人の業務が廃止または民間委託される現業業務の見直しについて。

 例えば、いわゆる守衛や運転技術員という方は、来年度から5年間で、試験を受けて一般職に変わって行かれることになります。かなり厳しい交渉があったようですが、時代の変化を前向きに受け入れられた方が多かったということのようです。

 景気のバロメーターと言われているようですが、1課1名の臨時採用職員も、かなり削減されていますが、それでも、現状のままというわけにはいかないでしょう。
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【政令指定都市への政治判断】
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 最後に、政令市に関して。

 県政令指定都市移行支援本部が7月2日に、政令指定都市移行県市連絡会議が、7月10日に立ち上がりました。
 岡山市も、7月11日に、市行政区画等審議会を立ち上げ、17日には、第1回が開催されます。

 県庁内の研究会の整理によれば、協議対象になる法令移譲事務等は、1183。これをひとつひとつ財源まで含めて県・市間で協議することになります。

 総務部長も、財政面では、一歩も譲らない決意を表明されましたが、これは、もうクローズでの県・市間の良い意味でのケンカになるのは仕方ありません。ただ、これは、逐一、議会に説明されたり、公表されるべき内容ではありません。
 とことん担当の方が、やるしかありません。少なくとも、議員がとやかく言うべきではありません。思う存分やってくれい。

 
 6月7日の「政令指定都市移行を目指す岡山市政に関する懇談会」での「地元議員なのだから、岡山市に有利に扱ってください。」という市長発言を受けてでありましたが、「我々は、県議会議員であり、岡山市に有利な扱いを求められても、結果として、岡山県が、あるいは、岡山市以外が損をするということになるのならば、そういう判断は議員としてはできない。」という私の発言(「その2583」参照)が、県的には、適切だったようです。
 ただ、もちろん内心はいろいろあっても、マスコミ公開のオープンの場で、そう言うのは当然だと思います。私は県議会議員です。

 むしろ、「政令指定都市になるのは、経営判断でも、行政判断でもなく、政治判断である。仮に、5年間、政令指定都市になったことで、岡山市の財政が厳しくなったとしても、10年後20年後に、あの時こういう判断をして貰って良かったという視点で考えるべきである。」という、その後の発言の方が、これからの協議にとって、大切なことだったんですが・・・・。
 最後の最後は、知事と市長のトップ判断以外ないのです。


 ともあれ、どうしても、議員の関心が、財政問題にあるので、財源まで含めた法令移譲事務等にあるのは仕方ないところ。また、区割りの話も、いずれ某かの議論にはなるでしょう。
 ただ、それをどこまで、不協和音としないか、市への圧力にしないかは、委員長の委員会運営上の責任でもあります。

 なお、選挙翌日の30日には、委員会の県内調査で岡山市に行きます。クローズですから、ある意味で、言いたいことは言っておいて貰った方が、後々良いように思います。

 
 いずれにせよ、幾つか山があるのは仕方あんめぇ。越えるしかねえっちゃ!!幾ら苦労しても乗り越えていきたい、それだけ大きな岡山の夢です。
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2007年7月14日(土)【台風の向こう側】
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 台風4号の接近に伴い、各種行事と同様に、選挙行程も大幅に変更。夜の個人演説会も中止。その時間、出席されたある会の例会では、候補もほんの少しだけゆっくりと食事ができました。
 ともかく、候補云々よりも、我が党に、少し行儀をされたいと思っておられる方も多いようにも感じられ、願わくば、大きな爪痕を残さない台風一過のあとに、一挙に夏の青空が広がることを祈っています。

 真夜中に大荒れになって行く中で、気になるのは、なんと言っても、高潮。緊急事態に備えながらも、今日は、私も少し早く家に帰るとします。皆様も十分な備えを。
 せっかく吉本の芸人が来たのに、倉敷チボリ公園も少し早めに閉園。来岡していたはずの「ですよ。」は、エンタに出るかしら。
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2007年7月15日(日)【つかの間の夏空】
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 県内にも少し被害を残し台風が通り過ぎた朝、青空は、澄んでいて、小中学校時代の懐かしい夏の空になりました。
 あるスポ少のバレーボール大会での挨拶後、市議の先生と地域の課題などを話し合って、選挙事務所に寄る頃には、再びどんよりして、やっぱりすっきりしないのは、どこか選挙戦と同じ。
 沸き上がるような入道雲の真夏の空が恋しい、私も、候補と同じ獅子座生まれです。17日、23日には、終日、後続車に乗ります。

 17日(火)午後6時30分〜
        浜田幸一氏来岡 於:岡山国際ホテル
 18日(水)午後7時〜
        伊吹文明文部科学大臣来岡 於:岡山武道館
 19日(木)午後7時〜
        佐藤真治氏(←あ、私か)司会 於:岡山市民会館
 20日(金)午後1時30分〜
        小池百合子防衛大臣来岡  場所未定・倉敷
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2007年7月16日(月)【岡山リトルエンゼルス】
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 朝一で、海の日恒例のあるスポ少の交換大会。またしても、午後からの雨、せっかく台風が過ぎたのに、気の毒でした。

 この頃は、ソフトボールのチームに女子の選手が目立ちますが、この度、市内60人の女子選手のうち、11団体から20人が選抜されて、岡山リトルエンゼルスを結成。県予選会を勝ち抜き、8月4日から、富山市で開催される第21回全日本小学生男女ソフトボール大会に出場します。ただ、出費が重なるので、ご協力の企業があれば本当にありがたいところ。

 女子ソフトボールは、小学生では、男子よりも体格が良い生徒もいて、北京までは、オリンピック種目でありますし、岡山ではなんと言っても、平林金属さんが有名で、上に続く夢があります。

 しかも、欽ちゃん球団の片岡安祐美のような選手が出れば、一挙に大ブレークしそうな伝統あるスポーツで、現に、背番号1のすらっとしたいわゆる美少女が投げている姿は、非常に格好良いです。岡山リトルエンゼルスには、本当に頑張って欲しいです。

 それにしても、我が子と同じ1年生の子もいて、なにかスポ少が、ますます近くなった感じがします。


 今日も、午前中は、選挙事務所に。事務所の前を飛行訓練をしているような若いつばめが、超低空で滑降を続けます。こりゃ雨が降るなぁ、やっぱり選挙みたいにすっきりせんなぁ、と言いながら打ち合わせ。3連休が雨で潰れたのは、政治が悪いからではないですよ。この点は、ご理解下さいませ。
 もはや冗談ではなく、ひたひたと危険水域に達しているような気がしています。とにもかくにも、まずは、すかっと晴れて欲しいです。
 明日は、岡山市1区で、終日、後続車に乗り込みます。
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2007年7月17日(火)【政令市の顔としての岡山駅】
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 岡山の台風被害は最小でしたが、再度震災の被害に遭われた新潟の方々に、心からお悔やみとお見舞いと申し上げます

 さて、6月定例会で私が使途を明確にすべきだと申し上げた「森づくり県民税」について、さっそく下記のホームページに、非常に細かくアップされました。非常に早かったです。http://www.pref.okayama.jp/norin/rinsei/kenminzei_H18H19/kenminzei_top_18.htm#RANGE!B94
 これを喜ぶべきかどうかは、要するに、当局が、平成16年から実施期間は5年間とし、税導入の効果を検証した上で見直しを検討することとしており、県民の皆様が評価されれば、本来は法定外目的税だった追加課税が、平成21年度以降も続くという事態をいかように考えるかによります。


 本日は、午前8時前から後続車に乗り込みました。ある意味で、今回の選挙戦で、最も苦しい思いをしているのは、為す術もなく、防戦に回る我々地方議員かもしれません。ともかく信じて戦う以外に、策はありません。私達は、信頼という名のタイトロープの上にいます。


 諸般の事情で、備中高松駅からJRで戻りました。LRTをイメージすると、大安寺駅での行き違いに時間を要しますし、岡山駅から他の公共交通機関への乗り換えに工夫が必要ですが、非常に便利だろうなと体感できます。
 東山線や清輝橋線で表町まで繋がったり、むしろ西口方面で、大学を結びながら、環状化ができれば、政令指定都市のまさに顔になるのですが。

 それにしても、岡山駅前から、奥田まで、敢えてバスで行ってみましたが、バス会社別の駅前ターミナルは、やはり分かり難く、天満屋の経由も、もう少しスムーズにできれば、市内の渋滞緩和になるように思いました。

 少なくとも、工事中ということもありますが、駅舎が驚くほど横に長い分を十分に活かし切れていないように思います。本来は、駅東も、高島屋や駅前町をデッキで結ぶべきでしょう。
 西口も、奉還町とどう結ぶかは、大きな課題です。

 新潟市は、十分でもないし、古いながらも、来訪者に、極めて分かり易い公共交通網を形成していました。政令指定都市の風格というのは、こういうところにもあるのではないかしら。
 
 19日(木)午後7時〜
   私が司会の岡山市民会館に、是非ともご来場下さいませ。
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2007年7月18日(水)【ストレスコーラ】
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 予定変更して午後から商店街を徘徊。
 体重は徐々に落としているのですが、最近ストレスから、再びコーラに手を染め、やみつきに。こうした嗜好品がどうして辞められないのか、禁煙に失敗する方の気持ちがよく分かります。「わかっちゃいるけど、やめられない」精神力では、越えられないものが世の中にはあるのだね。
 良くしたもので、こういう時に、ペプシNEXは、ノンカロリーのくせに美味く、確かに、我々「コーラ飲み(←なんじゃ、そりゃ?)」のニーズに応えてマイブーム。コーラ界(←なんじゃ、そりゃ?)において、アサヒスーパードライ的な定着となるかもしれません。

 とにもかくにも、今夜は、これから後に、選対会議。私自身、言っておきたいことがあります。全ては、勝つために。このままでは、やばい!!私も覚悟を決めました。今夜は、すごく大切な夜になります。会議に、NEXを持ち込まないと。

 明日19日(木)午後7時〜
   私が司会の岡山市民会館に、是非ともご来場下さいませ。
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2007年7月19日(木)【守りから攻めへ】
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 昨夜は、ほとんどの我が党の県議会議員が集まり緊急選対会議。それを開催せねばならない、それだけの状況になっています。事務所の外には、マスコミが、うじゃうじゃ。

 「ともかく頑張ろう!」的に大人の会議が閉会しそうになったので、敢えて手を挙げて、候補に面と向かって、特に演説に関して、かなり失礼と言えば失礼な「お願い」を申し上げました。
 思い出しても、あの場で、よくあんなことを言っちゃったな。でも勝ちたいからな。悔いはありません。

 日本で何番目かに偉くて、SPがついていても、あくまで庶民の視点から庶民を守って欲しいです。しかも、基本的に庶民は今、「怒っているんだぞ〜!!」。 
 地方の岡山のそのまた地方都市に生まれ、本当にペン一本、才能と努力で、一代で、日本を動かす政治家まで登り詰めた「庶民の代表」である○○さん。我々と違っているのは、ちょっと(?)頭が良いのと、ちょっと(?)太っていることです。(あ、太っているのは、私も同じか!)。ある意味、立身出世の夢を叶えている政治家ではないですか!
 「庶民の代表、○○さん」は、我々の代表です。

 「庶民の代表、○○さん」が、守りから攻めへの反転攻勢へ。命懸けの選択をするのに、他の誰が、本当に岡山を日本を庶民を守れるの???

 本日19日(木)午後7時〜
  私が司会の岡山市民会館に、是非ともご来場下さいませ。
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2007年7月20日(金)【ターニングポイント】
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 7月22日(日)午後1時15分から20分
   石原伸晃幹事長代理来岡!マルナカ平島店前


 今日は比例候補が、どんどん岡山入りされますが、昨夜の総決起大会は、私の議員生活の中でも、最も感動が残る忘れられないものでした。
 もちろん、知事や市長をはじめ、会場を埋め尽くす多くの方々にご来場頂いたことも感激でしたが、それ以上に、候補の御挨拶が、一日にして劇的に変わったのです。

 「トラが吠えます!!」と、司会の私も、かなりお調子に乗って盛り上げていたのですが、候補は抑えた口調で、まず、様々な感謝を述べられ、次に、今回の一連のことについて、国民の皆様の側に立って、真心を込めて、何度も詫び反省の弁を述べられました。しかし、そこから、「他に誰も出来ません。私が、自民党を変えます!!」と、はっきりと宣言されました。

 お伝えし難いのですが、司会席から見ていて、もうちびるぐらいに、格好良かったです。私達地方議員が、まずは、国民として、待ちに待っていた言葉で、正直、うるっと来ました。議員としては、誇りと自信が蘇る言葉です。
 もう駆け寄ってチューをしたいぐらい良かったです。


 よそよそしさ、わだかまり、なにかつかえていたものが、すっと流れていく感じが会場に満ちて、前半戦に見られなかった笑顔がやっと戻りました。
 最後のガンバローコールでは、なにか初めて心の奥底から、皆で、この大逆風を乗り越えていこう!という結束の叫びになった気がします。間違いなく、今回の選挙戦のターニングポイントです。


 一番驚いていたのも、一番感動していたのも、実は、マスコミの若い記者達でした。ここから大反転攻勢が始まることが、彼らにも十分に分かったはずです。

 夜に、候補から、お電話がありました。「あなたに言われたから、変えましたよ。」。もちろん、それが全てではないのですが、私は、単純なので、この言葉だけで、もう十分!伝えずにはおれないぐらい、感動しているわけです。
 やはり、もの凄い人です!!後半戦突入!反転攻勢、ぶっちぎりの夏が、始まるぜ!!

 今夜は、午後7時30分から中山中学校で、今日は私も、応援弁士に立ちます!!
 


 とは言うものの、昨日は、終業式。どこのお宅もそうでしょう、我が子の生まれて初めての通知票で一波乱。なんでそうなったか知りませんが、親にも通知票をつけるという話になって、妻が貰った通知票、「子どもに優しくする」・・・・・・「C」・・。
 十分優しいと思いますが、こういうセンスは、Aだなぁ。

 今朝は、町内のラジオ体操に父子で。前半の部は、あと、9日もあります。うーん。投票日まで毎日かぁ・・・。

 長い夏休みが始まりました。
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2007年7月22日(日)【決戦地は岡山市】
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 夏休み最初の日曜日、スポ少の招待試合で挨拶して、午前9時前。新聞各社の世論調査が出始め、とにもかくにも、非常に激戦になっているようです。
 中でも、岡山市では、むしろ劣勢が伝えられています。世論の荒波をまともに受けるという危機感が希薄だったわけではないのですが、大票田だけに、他地域への広がりを思うと、ここからの岡山市での巻き返しが、まさに勝敗を決します。組織から押さえていくこともさることながら、いわゆる沸き上がる感じが、必要なのですが、本体車は明日岡山入り。JR岡山駅西口からのスタートです。
 本日は、比例候補の応援で街頭にも立ちますが、急遽、緊急会議も。地元の夏祭りで、おやじの会の出動もありますが、最後までお手伝いするというのは、ちょっと無理で申し訳ないです。ラスト1週間、7月がないような夏です。
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2007年7月23日(月)【真夏の戦い】
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 夏らしい素晴らしい朝です!やはり夏はこうでなくてはいけません!セミもシャーシャー早朝から、絶好調です。本日は、これから、午前8時から午後8時まで終日、選挙カー先導車等に乗り込み、岡山市内を中心に駆け回ります。
 昨日、相手陣営の街宣活動を見ましたが、気合いが入った良い街「戦」でした。適切な例えではないですが、大歓声の中、観衆も味方につけて、高校球児がプロの4番相手に、気合いを込めて投げ込んでいるうちに、あれよあれよというまに、押さえ込んだまま終盤戦に突入していくようなイメージです。
 バッターボックスに立って、1対1の勝負には、もはや経験すら関係なく、ここから先は、大ベテランにも、恥も外聞もない朝青龍以上の限界ギリギリの気魄が必要です。ここからが勝負。
 なんがなし、私は私で、一日、ワーワー言うとります。悔いのない真夏の戦いにしたいです。悔いがないということは、もちろん、勝つということです。
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2007年7月24日(火)【おもしろすぎて悲しい夏】
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 梅雨明けの昨日、夏の強烈な日差しの中、文字通り真っ赤っかになりました。顔中が、ひりひりします。早晩、鼻先など剥けてくるでしょう。
 松蔭も晋作も、ちなみに候補も、おまけに、私も、真夏の獅子座生まれですが、私は、命が沸き上がるような夏が、四季の中で、やはり一番好きです。太陽の光を浴びていると、全てが覚醒するようです。

 まさに真夏の戦いの中、相手陣営では、マスコミ各社の世論調査が良く、サーブ権が向こうにあるような状況に、多いに盛り上がっているようです。

 ただ自民党に対しては、まだ理解もできますが、岡山県民にとって、岡山にとって、地方区もそれで本当に良いんですか?と、皆様に、冷静に伺いたいような気持ちもあります。

 政治家としてどうなのか?という視点は、幾らなんでも必要ではないでしょうか。過去8年間を見ただけでも、十分に、ご理解頂けると思うのですが・・・・・。
 議場の演壇で、ミカンの皮をむいだり、○・×・「お静かに」のプレートを掲げたのは、大きな実績?ですが、寸劇も、その延長線上かしら?
 おもしろい方には、おもしろいんでしょうが。


 昨日は、平成22年10月開催の第25回国民文化祭岡山県実行委員会が設立されました。
 また、予算を意識した各種期成会の合同総会も開催されました。さらに、来週、30日には、行財政改革・道州制等特別委員会で、政令指定都市の調査で岡山市役所を訪ねます。予想通り、区割りで様々な議論もあるようですが、これもまた、正念場です。
 地域、市、県、国の確かな連携がいずれも必要なことですが、あれこれと6年間、ぎくしゃくするのも、かなわんな・・・・。


 ともあれ、明日は、誕生日祝い?で、「あさかぜ」街宣。また、日に焼けます。
 ただ、本来は、なにか現象に惑わされることなく、王道を堂々と行きたいです。政治が本当に悲しくなるので。

 見方によってはおもしろいですが、地方議員として、なにより、国民として、実際、こんなに悲しい夏もないです。

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本日〜7月29日(日)
《第41回 岡山写真家集団展》
  於 岡山県天神山文化プラザ
  ※入場無料

  あの幻の写真家?佐藤真治も、岡山が誇る写真家の皆様
  に紛れて、おこがましくも、作品出展。タイトルは、「田植え」。
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2007年7月25日(水)【素晴らしい誕生日】
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 私の誕生日おめでとうございます。誕生日が嬉しくもない中年街道、四十路旅。

 日焼けで、顔面がざらざらしておりますが、本日は、午前8時から夕刻前まで、自民党広報車「あさかぜ」乗車。デッキの上で、紫外線を思い切り浴びて、誕生日に頑張ります。

 予定変更で、候補ご本人も、昼前から夕刻まで乗車。岡山1区2区を回ります。明日には、石原伸晃幹事長代理も来岡。再び、午後から岡山市内を「あさかぜ」で遊説、私も帯同します。


 政令指定都市・岡山市の区割りの来週30日の委員会調査での岡山市訪問で幾つか委員長として調整。結局こういう影働きは全く評価されないで、作った舞台で、あれこれ言われるのが、責任者側の辛いところ。それを常に覚悟はしていますが。

 批判するのは容易いですが、ほんならわしにやらせてみぃ!と、本当に出来るのかどうかは、これまた一つの賭けではあります。ただはっきりしているのは、今後の行動の答や保証は、どれだけ今まで背負って戦ってきたかの過去にあるということ。

 現在だけではなく、過去と現在と未来をしっかりと見据えたご判断が頂きたいものですが、誰もが冷静さを欠いている大嵐の中にいます。
 いつのまに、マスコミに振り回されるほど、政治や議員や選挙がこんなに軽くなったのかなぁ・・・・。


 ともあれ、猛暑の中、一方で、ギンギラギンの太陽と戦って参ります。まさに素晴らしい誕生日!!健康的に迎えられて、とても幸せです。
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【市街戦へ】※「こころ」は、既知の方への私信です。
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 夏休みの夕立。電車通りにあった陶器店の店先の売台を慌ててしまい込んだ突然の雨を思い出します。怖いぐらいの雷でした。

 勝負は市街戦に移ります。やはり最終戦場は、岡山市。本日も、岡山市内を遊説。候補は、「あさかぜ」のデッキで、とにかくマイクを離さず、まずもってお詫びを申し上げ、同時にわが党の改革を約束し、これからの政策を直接市民の皆様に熱く訴えました。思い切り日焼けされていますが、ともかく元気です。
 一挙に「戦闘車」の士気が上がり、非常に良い感じです。これならいける!! 

 「自民党は反省しなくてはいけません。信頼回復のために、自民党は変わらなくてはいけません。誰もやらないのなら、私がやります!」と候補が叫べば、「岡山から、日本から、候補を失うわけにはいきません!!」私も、もはや絶叫調。さすがに、喉が痛くなりました。が、どういうことはありません。

 相手方は、金曜日に、小沢一郎代表に田中眞紀子代議士が、岡山入り。候補以上の大物と言えば、ある意味、小泉前総理か安倍総理だけで、我が方は、飛車・角?以外打つ手はありませんが、市街戦を受けて立ちます。
 私は、歩ですらないゲリラ?ですが、場外で、やったろうじゃねーか!しかし、なんかちょっとこれは獅子座的には、おもしろくなってきたぞ!

 明日は、石原伸晃幹事長代理が来岡。午後から岡山市内を「あさかぜ」で遊説で、私も帯同。中川幹事長も来岡予定です。
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2007年7月26日(木)【出動します】
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 午後からは再び「あさかぜ」へ。中川秀直幹事長や石原伸晃幹事長代理と岡山市第1選挙区を遊説で回ります。今日も午後8時まで。おそらく、明日も、午後3時頃から、市内を街宣することになると思います。


 我が党への御批判については、弁解の余地も、お詫びのしようもなく、地方議員としても責任を感じています。
 一方で、ネガティブキャンペーン合戦で、他党や他候補、さらには、選挙手法の批判をしても、仕方ありません。罵声を浴びせられても、誠意を持って真心で受け止めなければなりません。実際、我が党の問題であり、責任なのですから。

 また、個々の比例候補には、本当に素晴らしい方も多くおられることを叫びたいような気もしますが、連日の世論調査の結果に、国民の皆様からいかなる審判が出ようとも、もはや、誰もが、腹を括っいるはずです。
 いかなる結果であれ、しかと受け止め、どうあれ、必ず自浄作用が働きます。自民党は必ず変わります。誇りを持って。


 ただしかし、地方区となれば、話は全く別です。岡山県においてはなおさらです。岡山市にも、岡山県にも、日本にも、私にとっても、必要な政治家を決して失うわけにはいきません。

 18年の年月をかけて日本の中枢に立っている、日本国に送り出している我が県の代表を我々の手で潰すような無謀な実験を決して許すわけにはいきません。
 仮に18年待っても、誰も、代わりにはなれないのですから。


 かような理屈が通るかどうか分かりませんが、信じて叫ぶ以外今の私に何が出来るでしょう。ともあれ、出動します。
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2007年7月27日(金)【甲虫のいない七月】
             ※「こころ」は、既知の方への私信です。
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 雲ひとつない素晴らしい青空の夏の朝!!いよいよ参議院選挙も最終盤戦。昨日は、中川秀直幹事長、石原伸晃幹事長代理、笹川隆代議士と街宣。いろいろ感じることもありましたが、渦の中にいると、市井での世論調査の結果を実感することも出来ません。
 無理な姿勢も多いため、自分の選挙でもならなかった腰痛が発生。もはや、痛いの痒いの言うとられんがね。

 本日は、午後2時半以降に8時まで、自民党広報車「あさかぜ」に乗り込みますが、そこから続々と、応援弁士に、佐藤ゆかり、近藤三津枝、とかしきなおみ、猪口邦子各衆議院議員、坂本由紀子、神取忍各参議院議員と6人の女性国会議員が来岡。
 ちなみに、佐藤ゆかり代議士の街頭演説は、午後3時から岡山駅前です。「ゆかりタン」とはよう言いませんが、すみません、正直に書いて、ちょっと嬉しいです。


 昨夜は、午後8時過ぎに、「あさかぜ」を降りた後、神様の次が萩原代議士という旭川沿いの市内のある地域(私には選挙区外ですが)で、地域の方のお話を伺いました。
 農業対策や災害対策を含めた道路改修など地域の課題も極めて多いのですが、午後11時前のお月様も綺麗で、バーべキューも美味しく、なにしろ地域の方の心が良くて、激戦の中の一服の清涼剤のようでした。
 明日、ラストランは、ここから出発。私も、対岸の選挙区から潜水橋を渡って、お見送りに行こうと思います。


 本日は、選挙日程がどうあれ、議会日程は変えられるはずもないため、午前中は、産業労働警察委員会。昼には、土木委員会の県内調査のうち、備前県民局概要説明だけ合流。
 選挙活動のために議員報酬を頂戴しているわけではないので、議会活動に少しだけですが、ほっとします。


 台風の夜?に、クワガタムシが逃亡し、例年のように、採集にもいけず、我が家は、「甲虫のいない七月」になりました。映画『皇帝のいない八月』も、政局不安定な暑い夏でした。
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2007年7月28日(土)【ラストラン!】
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 本日、岡山―大連・北京線がソウル、上海、グアムに次いで、4番目の国際路線として就航しました。中国東北部を結ぶ大切な路線です。十分に活かしていきたいところ。

 今年も、産業労働警察委員長なら公務で、第一便で飛ぶ必要もありましたが、今年は、岡山をとても離れられません。その分、仮に観光ツアーであろうとも、チチハルまで、いつか行きそうな気がします。


 四万十川に匹敵する潜水橋を渡り、選挙戦最終日の選挙カー送り出し。今日は、午後2時からマイク納めまで、後続者に乗り込みます。最後は、岡山市。両陣営で、中心部が騒然とするぐらいのことになるかもしれません。


 とにもかくにも、18年の月日を要して、日本の中枢にいる政治家を今、私達は、岡山から、日本から、失うわけにはいきません。選挙ごっこや、まるでゲームのように、今までの時間を無にして、風に乗って、勢いで換えるという無謀な試みは、岡山のみならず、取り返しのつかない日本国の損失です。
 
 もしものことがあれば、冷静に考えて頂ければ、岡山の行政、政治に大混乱を招くだけなのは、自明です。困るのは、大切な子ども達なのです。好き嫌いで、私はやっていません。

 
 政権闘争に明け暮れて、数々の政党や連立を破壊し続けてきた金権体質時代の自民党の豪腕幹事長をあたかも改革の旗手の如く、改憲派、護憲派が、混然一体となって、代表として崇め立てている、そこにある答は、とりあえずの破壊だけです。
 「手段のためには、目的を選ばない」のですから。


 様々な御不満や御不信は、かくも、心にも体にも響き、お詫びをしながら、今後を信じて下さいという以外にありません。


 さらに、風を作る報道合戦は、見事に功を奏し、陣営をあたふたとさせ、良い意味で候補を変貌させ、逆に、何もやっていない人間が、責任を背負ってやってきた人間を誹謗する悪乗りの増長もさせ、終わってみれば、しかし、全体的な政治不信を増幅させるだけの滑稽さです。

 誰が応援に来ようが関係ないです。風もパフォーマンスも関係ありません。候補本人が政治をやるのです。議員としての実績や資質以外に何を見るのですか?それ以外の何が選べるでしょうか?人気投票でも、マンガでもない、日本の政治を命懸けで担う人間の命懸けの選択です。

 憲法も、国防も、外交も、教育も、農業も、社会福祉、環境も、子育て支援も、エネルギー政策も・・・まともに議論すら出来ず、揚げ足取りの誹謗中傷合戦を選挙でやらないで欲しいです。

 政治は、そんなに軽いものであってはいけません。もう、こんな選挙ごっこやゲームは終わりにしましょう。もう十分です。


 ともかく、あらゆることに腹が立っている今回の選挙戦ですが、泣いても笑っても、ラストラン。
 私は声を潰すまで、私の信じるところを叫ぶだけです。
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2007年7月29日(日)【24時間戦えますか?】
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 私が選挙で一番好きなのは、「マイク納め」ですが、いままで関わったどの選挙よりも、とりあえずの「お疲れ様」すら言えない昨夜でした。とは言うものの、ダイエット中のはずが、途中からストレス喰いをしていたにもかかわらず、痩せました。体力的にも精神的にも、きついものがありました。
 出陣式の司会に始まって、マイク納め最後の「勝つぞー」コールの音頭で、いよいよ声が潰れましたが、前振りに、「これから24時間の戦いの出陣式です!!」と申し上げました。

 今はもう何も書けませんが、お願いできることは、それでも、どんなことがっあっても、投票だけは、皆様行って下さいませ、それだけでございます。

 東京ラブストーリーの赤名リカではないですが、明日がどんな日になろうとも、明日が来るのが楽しみです。

 今日は、「びぜん一宮ももたろうフェスティバル」が開催されますが、いつの間にか梅雨が明けて、7月が終わろうとしていて、今年も美味しい桃が実りました。
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2007年7月30日(月) 【不信と不安による歴史的敗戦】
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 昨夜は、片山虎之助候補の敗戦の弁の際に、県議会議員も壇上に上がりお詫びをしました。御支援頂いた皆様には本当に申し訳ありません。予想はしていましたが、現実のものになると、本当に辛いものがあります。

 正直に書いて、今まで経験したことがない最悪の選挙でした。やることなすこと裏目、裏目、後手、後手、全然違うところで地雷が破裂、逆風は、必ずしも、外部からだけ吹いていたわけではありません。
 今となっては、何と戦っていたのか・・・。

 私がこの選挙に不安を感じていたのは、7月に入る頃で、「あさかぜ」で県内を回るにつけて、不安が増幅、敗戦を確信して候補に諫言したのは、公示後1週間目。終盤に向けて、士気が上がってきていただけに、もっともっと早く、すべき事がありました。


 ただしかし、こうした歴史的敗戦を選挙手法や団結力の問題にしてしまっては、根本的な問題解決にはなりません。

 自民党に決定的に欠けていたのは、生活者としての庶民の目線に立って、政治不信を招いている現実を直視し、その責任を認めて、まずもって、心からお詫びをすることでした。そこから生まれてくる誠意ある発言や対応というものがあったはずです。
 
 それができない時点で、気持ちが伝わらない時点で、要は、自民党は悪いとすら思っていないのではないか?という思いが、不信感を増幅させ、国民の皆様と益々気持ちが乖離していきました。年金問題のみならず、あらゆることを言っても、結局、分からないのではないか?これは、もう致命的な不信感です。

 にもかかわらず、小泉政権後、国民の審判を受けた内閣ではないにもかかわらず、国家の極めて重要な案件について、どこか突っ走ってしまうようにも見えてしまう。

 つまりは、「信じられない」・・・不信感、不安感が充満して、政治の根本が、崩壊していました。

 開き直った弁明、あげく、他党批判に至るまでになっては、支持者の目にすら、情けなく映っていました。美しい国の基本は、まず為政者がリーダーが、潔く責任をとることではないのか、この敗戦についてもそうです。

 本当に国益を守ることを掲げながら、大義を立てて、この国のために体を張っておられるのなら、この不信感や不安感も堂々と払拭する必要があります。



 加えて、岡山市、倉敷市での負けを周辺部や郡部で取り戻すというのが、県内全域選挙区の事実上の一騎打ちの大型選挙のパターンでしたが、津山、玉野、総社、瀬戸内などでも破れ、さらに、農村部でリカバリー出来ない事態をどう見るか、やはり、あらゆるところで格差の問題が切実である証左です。

 民主党のばらまきのような政策案には感心しませんが、間違いなく、そうした声を吸収したことを重大に認識する必要があります。
 政令指定都市や道州制の議論の中でも、かなり意識されないといけないことです。
 
 

 民主党に関しては、人材育成という面でも、見るべきものがあります。この激しい選挙戦で当選された方も、国政と市民を分かりやすく繋ぐ極めて真摯な活動をされるでしょうし、会社員や女性、地方議員から、国政の代表がどんどん出るのは、良いことです。落下傘的に降りて来られるよりも、遙かに庶民感情に近い感性があるはずです。

 我が党は、そういう部分ですら負けているのですから、今後、人材面でも、水を明けられる可能性があることも、考えるべきです。

 ただ一方で、何人か優秀な候補が落選されましたが、我が党の比例候補の中には、素晴らしい方が何人も当選したことを付言致します。


 いずれにせよ、で、私自身が、たちまち何が変わるかというと、ともかく、本日これからの行財政改革・道州制等特別委員会県内調査をうまく進めることは、全く変わりません。岡山市役所訪問が、結果として、政令指定都市にうまく繋がればいいのですが。
 
 また、選挙にかまけた仕事をする必要もあります。
 なにより、不信と不安は、我々自民党地方議員にも向けられていることをしっかり認識した動きもして参ります。今度は、こっちの番でしょうから。
 嫌でもやってくる祭りの後の淋しさに、打ちひしがれる間もなく、幸い、やることがあります。

 それにしても、結局、佐藤真治という議員はなんなんかな?という無力感や無価値感もあるわけですが、答はいつも風の中。今日も暑い一日です。


 ありがとうございました。
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2007年7月31日(火) 【小学校食堂】
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 息子の通う小学校で、今日明日は、PTA主催、学校共済の「小学校食堂」。つまりは、給食試食会です。いまや年に2回しか食べられないという、くじらの竜田揚げにつられて、家族で参加させて頂きました。

 給食にまつわる子どもの頃の思い出は、かなり多くありますが、時折、子どもの給食献立表を見ると、ともかく、週3回ご飯給食があり、時々妙に洒落たメニューがあったり、非常に気にはなっておりました。

 ランチルームで、久方ぶりの「給食」も、ダイエットメニューのような量に感じられましたが、懐かしいような、全く違うもののような、私達が食べていた頃の「給食」からすると、「食の安全」や「地産地消」の意識が強く出ていて、『給食探検隊』や管理栄養士の方の説明もありました。
 個人的には、給食がまずいという印象が全くないため、やはり、美味いなぁと思いました。明日は、かき揚げ丼かぁ・・・。

 飽食の時代とは言いますが、最近の子ども達の方が、食については、意識されていて、多分、私達親の世代の方が、よっぽど好き勝手に食べていて、それが子ども達に悪影響しているように思えました。給食も基本的にパンでしたから、私達の世代が、米離れしているのかなぁ・・・。問題は、親の食生活です。

 こうした意識があれば、こんな体型になっていなかったのになぁ、と今さらながらに思いました。とりあえず、昼に、給食だけ食べに行けんかなぁ・・・。あの量なら、栄養のバランスをとりながら、ダイエットできそう。


 それにしても、学童保育の子ども達も多くいて、水泳大会もあったりで、夏休みの学校にも、子供がたくさんいました。やっぱり、夏休みは、子ども達のものです。

 子ども達にとって、素晴らしい夏休みになりますように!

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【勝つということ】
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 各党談話で、勝った岡山民主党県連代表は、「・・・次の与党として、町内会などの陳情に速やかに対応し、自民党のお株を奪って政権担当能力を示す・・・」とコメントしています。
 
 そのように思うのは全く御自由ですが、代表のコメントとしては、本当に品がありません。が、しかし、勝者の弁として、国会議員が、政権担当能力を示すため、町内会へのサービス合戦?を開始したい宣言は、重く受け止めました。

 自民党は政官業の癒着と叩かれる一方で、比例当選の皆さんを見れば分かるように、労働組合の強力な後押しがあり、逆に、地域をとっていけば、盤石ということなのでしょう。

 イデオロギーなき時代に、保守系への接触も、全てプラスアルファという、したたかな計算です。いやんや、地域でも、農家、中小企業の方々は、最大のターゲットでしょう。

 
 ただ大前提は、自民党がいるということです。政権担当能力や責任がどうというよりも、常にダーティな自民党が仮想敵である限り、強くなるのでしょう。逆に、自民党はダーティーでないと彼らには困るかもしれません。

 結局は、自民党が変わるしかないのです。敵失を望むのも悲しいことで、よっぽどの下手を打たない限り、先方が、下がる要素は低いです。

 自民党内部だけのことを言えば、結党以来最大の危機です。
 


 ところで、そうは言うものの、まずは、国政の場から、この岡山から18年の実績のある議員を「退治」と称して、「奪った」のですから、新人であれ、なんであれ、それをしっかりと直ちに埋めて頂かねばなりません。育てる余裕も、待つ余裕も、ありません。
 果たすべき責任は、明確です。

 選択をされたのは、県民の皆様ですが、冷静に考えれば考えるほど、決して埋められない政治の穴を岡山県は、開けてしまいました。いったいどれだけの方々の後ろ盾を我々は失ったか、ここから、どんどん効いてくるのが体感できるはずです。
 大丈夫、彼らがそれ以上のことをするからの退治でしょう。責任は果たして頂きます。
 

 奪われたのは、自民党の議席ですが、それは、支えている方々の思い出や誇りを奪い去ったことでもあるのですが、かくも簡単に考えられるのは、有権者を彼らが政権を得るために利用する道具や踏み台としか見ていないからなのかな。

 少なくとも、自民党国会議員の秘書達は、地域の方に対して、血の通うお付き合いをしているはずです。政権担当したいからではなくて、本当に、その地域の方達のことが好きなんだよ!!と叫びたい気持ちで、頑張っているはずです。まして、地方議員の痛みなんて、分かっていないんだな。秘書も、地方議員も、道具ではありません。そこに、思いがあります。

 なによりも、先人達のご労苦も含めて、まずは町内会レベルから、自民党は退治されるのかな。

 
 それにしても、正直なところ、今のままでは、負け続けです。解党的再生に手をつけないと、もはや人心一新レベルの事態ではないと思えてなりません。
 事態は、歴史的大敗後、さらに、悪化しているのでは・・・・。

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※参考までに、2年前の夏、郵政解散で大勝した夏の「こころ」を。

 《佐藤真治のこころその1997  2005年9月12日(月)》

【自民党は勝ったのか?】
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 逢沢外務副大臣の圧勝は心から良かったです。対立候補にとって、岡山が辛い街になってしまったのかも分かりませんが、「思い」があれば、身の振り方は幾らもあるし、彼ならきっと頑張ることができるでしょう。
 しかし、喜びよりも戸惑いの自民党大勝です。ここまで行くとは、誰一人予想していませんでした。一日中、この結果についてどう判断すべきか考えていました。結党50年祝い?????
 嬉しいというよりも、郵政が一段落したら、次に何が待っているのだろう???その方が気になります。
 県連が中央からの「お咎め」を待っている自民党地方議員の一人としては、小泉総理総裁を党本部を信じるしかありません。
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 しかも、我が岡山は、ほとんど自爆点に近いものもあり、自民党としては、2勝2敗1分けのようなことで、試合には勝っても、事実上勝負には負けているのではないか?と思えなくもありません。
 比例の復活当選がなければ、全国の自民党圧勝にあって、岡山は、2議席奪われているのですから、どう考えても、負けです。
 少なくとも、自民党、自民党候補に対して、YESではない方がこれだけ多くおられることは、厳粛に受け止めなければなりません。

 私は、岡山の有権者の方々の判断というものは、「神の計らい」のようでもあり、なるほどなぁ、という感心以上に、恐怖心を覚えています。結果として議数は減っていませんし、総理候補も、残っています。オッケーと言いながら、しかし、よーく考えよう・・・です。

 数字や順位には、本当に「意味」があり、それを素直に、謙虚に受けとめ、理解しないと、次は、神が微笑むことはないのでしょう。細かな分析をすれば、我々が、とても手放しで喜べたり、安堵できる状況にはありません。全国的には、今回は、最大の「期待」であり、一挙に奈落の底に落ちるタイトロープの上です。

 いわんや岡山は、凋落傾向が始まっていると理解すべきでしょう。属人的なものと原因を矮小化してはいけません。
 次の総選挙は、「バンザイ」の瞬間から、もう始まっています。次回は、小選挙区を総べて奪還しませう!!



 一方で気になるのは、社民党の凋落です。各地で、大敗し、供託金没収の事態に陥っていると思われます。

 今や、自民党も民主党も、主義主張が立場上微妙に違えども、公募でも、世襲か、官僚か、エリートか、はたまた、容姿に恵まれているか、いわば、「勝ち組み」の代表でしかないのではないか、このまま放っておけば、人材が混在してきて、政権交代したって同じじゃないか、と思われる中、ある意味(良い意味で)、愚直にも、社会運動を背景として、「負け組」の代表を買って出ているような、その気概は買いたいのですが・・・・。

 ここまで大敗することは、共産党以外に健全な対抗軸が、無くなっているのではないか、平和や人権や自然や環境等々について真摯に語る層が減ったのか、それだけ社会が進んできたのか、友党公明党が自民党に指導して下さっているから事足りているのか、良く分かりませんが、社会党、社民党の衰退に伴い、政治が少し殺伐としてきた感があります。

 努力しても負けることはある、努力してもできないこともある、努力すらできないこともある、少しそうした他人の痛みに、無神経な時代になりつつあるのではないかしら。

 今後、二大政党制を目指しながら、無理から争点を作るようになるのではないかと思える中、社会の状況は、むしろ、あの頃の社会党を必要とする時代に逆行しているのかも・・・。

 現在と自民党 VS 社会党、民社党、公明党、共産党の時代と比べて、どちらが少数の意見が反映されているのでしょう・・・。

 いずれにせよ、「自民党よ奢るなかれ」、肝に銘じます。



 ところで、
 地方議員としては、県連が党本部に反した「お咎め」が気になります。国政で勝っても、地方は、「処分」が待っているというのも、非常に悲しい話です。私も、連座制で、対象かも・・・。
 地方議員ってなんなんだろう???実は、今回の選挙は、全国の地方議員が、振り回されて、プライドをズタズタにされた選挙でもありました。
 もはや、国会議員の方々が、郵政以外の改革(特に、年金、保険、景気対策等)も、どんどん推し進めて頂けることを信じるのみです。我々も、託すことしかできないのです。中央自民党を信じています。
 地方議員は、地方を考えます。そして、岡山は岡山の堂々の自民党を頑張らいでか。 


 一方で、今回、道州制や岡山市の政令市や州都誘致について国政選挙で語られましたが、地方分権の本旨に照らせば、個人的には、国政の選挙公約で語って頂くべき物でないのではないか、と思います。もちろん、ご協力は頂きたいですが・・・。
 これは、地方がもぎ取るべき物ではないかと思うのですが、少しすっきりしないところです。
 地方議員の役割ってなんだろう?と考えるにつけ・・・。



 そして、ここに市長選挙が絡んできます。

 あるいは、複数の指示により、フリーズ、全く動けない可能性すらありますが、どういう方が候補で出られるのか、全てを承知しているわけではありませんし、現段階ではなんとも言いようがありません。
 はっきりしていることは、私が出馬するわけもなければ、候補擁立もできるわけがないということで、当然あくまで支援です。

 いずれにせよ、自民党が推し、岡山市関係の県議が関わるにしても、まずは、岡山市民の皆様、次に、市議会議員の先生方の判断を尊重したいですし、一市民としては、国や県とのルートも必要でしょうが、基本的には、いかに市民サイドに立てる方かを重視したいです。

 今週が、様々な調整のヤマかと思われます。

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