2007年6月1日(金) 【メタボが目立つクールビズ】
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 今日から委員会もクールビズ。私は上着を脱いだだけ。特に、午前10時から開会の行財政改革・道州制等特別委員会は、予想通り2時間を超え、最初の1時間が、道州制についてでした。

 中四国州を知事が言われていますが、委員会でここまで詰めて話が出たのは、初めて付託事件となった我が委員会が最初。中四国州の州都の岡山市は、無理っぽくないか?経済的には、近畿圏ではないか?等々のそもそも論もあり、委員長として、中四国の他県がどんな議論をしているのかの資料提供を求めて、次回以降に、続く。

 政令指定都市についても、人口要件と時間の短さに不安の声あり。ともかく、ここに至ってはもはや、行政判断でも、経営判断でもなく、政治判断の領域。県議会からも、勢いをつけ加速化させる以外ありません。トップの腹の括り方も尋常ではできません。

 道州制と政令指定都市は、ある意味で、県という組織を解消する話です。議員も、名誉ある自爆というロマンを追いたいもの。


 コーラと真夜中のアイスを辞めて、はや4日。頂いたメタボ対策に良さげなDVDを夜中に見て、これなら毎日できるな!と思ったら、ただのストレッチ。そこから、トレーニング、サーキットトレーニングになるわけです。しかも、初級、中級、上級と三段階。
 先は長いな。明日から頑張ろう。
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2007年6月2日(土)【アクティビティ】
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 後楽園鶴鳴館では、第39回表具美術展が開会中。書道や水墨画はよく見に行きますが、表具の芸術性の高さとのコラボレーションが、作品の価値を高めているのに、改めて気づかされます。

 午後からは、先ほどまで、7月から新年度がスタートになるライオンズクラブの会長やアクティビティ担当委員会委員長の勉強会。おもしろいことに、ライオンズは、中四国で大きな地区を形成していますが、その中でも、岡山と鳥取がひとつのグループ。世界的な視点で見ると、中四国州でOK?
 例会もとびとび、夜の懇親会に行くだけのような不良ライオンでしたが、いきなりの社会奉仕委員長は、「We Serve!」のライオンズの華のアクティビティ担当。前期、後期にアクティビティ。いろんなことができるんだなぁ〜。
 しかも、来年7月からは、幹事就任が予定されています。岡山で最も歴史が古いライオンズクラブでもあり、なんかプレッシャーが無茶苦茶かかるんですけど・・・。

 これから、午後6時から、片山幹事長の高松事務所開き。高松から、大学の同窓会にとって返しますが、さて、午後9時30分まで開園延長の後楽園に、今夜ホタルは、飛ぶかしらん?
 
=======  ご注意下さい!!===========

 ポスター等で告知し、本日6月2日午後6時に予定致しておりました自由民主党演説会は、下記に振り替えさせて頂きます。誠に申し訳ありません。

     《自民党岡山県連青年部・青年局街頭行動》

 6月3日(日)午後1時〜午後1時50分
 JR岡山駅前 ※自民党広報車あさかぜ登場

  弁士  逢沢 一郎   衆議院運営委員長
      片山虎之助   参議院自由民主党幹事長
      橋本  岳   自由民主党青年局次長
      佐藤 真治   県連青年局長
      小倉 弘行   県連青年局次長
      江本 公一   県連青年部長   他
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2007年6月3日(日)【ファジアーノ祭り!!】
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 桃太郎スタジアムでの我らがファジアーノのホームゲームは、本日の対戦相手がいくら最下位とはいえ、13対0!!私は、前半残り5分と後半30分までおりましたが、その間だけでも、8得点。これじゃ、お祭りです。7分に1回の得点は、野球なら、何十点対ゼロ。うかうか話をしていると得点シーンが見られません。

 観客も約2455人で、もはや勝つのが当たり前、レベルが違っていると思うようになってきました。次の段階に行くしかないわけですが、政令市同様、支援について、トップの政治判断もいる時期が来たのかな。来年も地域リーグというわけにはいきません。

 今日は野球もあって、総合グラウンドの外周は、違法も含めて駐車の車でいっぱい。
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 京橋朝市は、久しぶりにゆっくり。後楽園のホタルと最近インパクトのある芸人が出ない『エンタの神様』を見て夜更かしした子供も遅刻して合流。

 国会議員現職・立候補予定者があちこちに。片山幹事長も、ご夫妻で、トレーニング姿。庶民の殿堂・京橋朝市は、日本で一番国会議員の先生方に会いやすい場所だと思います。

 個人的にも、ある程度お話がゆっくり伺える場所で、思えば、本会議の一般質問などにも結びつく場です。
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 備中高松の宗治祭を高松城址からとって返して、岡山県腎臓病協議会の総会・大会に初めてお邪魔させて頂きました。

 自民党の現職議員としては唯一の参加でしたが、片山幹事長の秘書の方も、私も、亡父は透析患者で、お互い挨拶で涙ぐむぐらいに、自民党にもいくらでも我々のような関係者はおり、野党の議員が一方的に、攻め上げる姿は、私には、むごく、ひたすら悲しいものがあります。いつもこういう言い方をしとるんじゃな。
 
 貧乏や障害や人生の不幸など、語ろうと思えば、私もいくらでも語りますが、言わんだけじゃ。例えば労組系の支援を受ける議員にも、いわゆる社会的エリートは、なんぼでもおり、野党じゃからと、弱い者の見方ぶるのが、鼻についてかなわん時もあるんじゃ。高見から、何言うとんじゃ。

 批判する戦いではなく、答を出すための戦いをして参ります。
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 午後から、自民党青年部・青年局全国一斉街頭活動。今年は、北朝鮮拉致問題と国民年金がテーマ。自ずと参議院選挙の話題も。

 弁士に、片山参議院幹事長、逢沢衆議院議院運営委員長、橋本岳衆議院議員をお招きしたものの生憎の雨模様。
 足を止めて聴いて下さる方が非常に少なかったです。

 昨日から痛切に感じだしましたが、街宣力=外戦力が弱いように思います。少なくとも、現状では、浮動票の取り込みは極めて少ないような気がしてきました。

 やはり、青年部・局の出番でないかえ?
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2007年6月4日(月)【また出張】
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  月曜日の朝は、中心市街地は、カラスで大騒ぎです。朝からヒッチコック。なんとかならぬか!

 21世紀臨調と「国民主役の新しい公職選挙法を考える会」の共催シンポジウム出席と政令指定都市に移行した浜松市および堺市への調査のため、再び出張致します。やや暴走気味ですが、戻れば、6月定例会に参議院選挙と続きます。きっと明後日は、岡山におります。

 久方ぶりの上京で、早慶戦に勝ち優勝という、いったい今後これ以上どんな良いことがあるのだろう?と、かえって心配になる1年生で胴上げされた斎藤佑樹投手を讃え、あるいは、さかえ通りの洋包丁で、スタミナ焼きランチを食するかもしれません。


 昨夜は敢えて雨が降るのを待って、結局午後9時になりましたが、ある地域の県道の補修の現地立ち会い。政令指定都市になり区割りになった場合、あるいは、私の選挙区ではなくなる可能性もある地域であり、選挙でお力を頂いたにも関わらず、しっかりと目を見られないような、なにか裏切るような苦しさがあります。どうなるか分からないからと思ってはいたものの・・・。

 いずれ幾つかのさようならがあることを覚悟して望んでいたから、余計に苦しく切ない選挙でしたが、今、政令指定都市推進を言えば言うほど、さようならが近づくようです。もちろん、投票頂けることのみが関係の全てではありませんし、かえってその方が楽になることもありますし、岡山市のことですから、すぐにお邪魔できるのですが・・・。
 順調に行けば、あと半年後には、暇乞いがある地域があるのです。だからかえって、その地域のことを今は頑張ろうと思います。しかし、なにかスケールがちっぽけになる感じがして、かないません。県議会議員だろうが!

 雨が冷たかったですが、水たまりの窪みが早く直ると良いな・・・。
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2007年6月6日(水)【産みの苦しみ】
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 エスカレーターは右か左かどちら側に立つべきかなと思いながら、東京、静岡市、浜松市、堺市を経て、先ほど帰岡致しました。
 駅に降り立つと、岡山は、本当に不思議な街だなぁ、と感じることが多いのですが、ともあれ、私はこの街を愛しています。より素晴らしい街になって欲しいと心から願っています。そのために、できることはなんでもしたいのです。


 いずれにせよ、過去の調査や、この春に政令指定都市になった新潟市、浜松市、堺市を訪ねる中で、政令指定都市にまつわる話については、様々な意味で、かなり詳しくなっています。

 今後発生するであろう問題点や課題については、ここに列挙することも可能なほど理解はしていますし、議論で負けるとも思いませんが、分かっていて敢えて知らないふりをすることも大切であり、今後も、言及しないかもしれません。課題というのは、出て来れば出て来ますし、出て来こなければ幸いです。
 まずは、出て来ない努力をしなくては。

 どうあれ、岡山は、岡山のやり方で、今は前に前に進むしかないのですから、やるしかないのです。はっきり申し上げて、現在の立場における私の発言は、自分でも怖いです。
 大胆に慎重に行きましょい。

 
  いろいろあって、明日、高谷市長を差出人に正式に岡山市選出の県議会議員との懇談会が開催されます。オープンの会です。あくまで、岡山県の全面協力のために私は、動きます。
 また、さらなる影働きに動きます。

 加えて、この夏の参議院選挙は、岡山の未来を決する重大な選挙であり、片山先生に、もしものことがあれば、岡山の未来の夢も潰えます。

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2007年6月7日(木)【やるんなら、とことんやろう政令市】
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 本日は、本会議一般質問がらみの動きも加えて、昨日までの政令指定都市の調査を受けて、各所へ連絡および訪問。課題は少しでも、解消しておきたいゆえに隠密行動も。

 夕刻前から、「政令指定都市移行を目指す岡山市政に関する懇談会」が開催され、我が党の1名を除き、岡山市・加賀郡選出の全県議が出席。市長、副市長以下岡山市担当幹部が出席され、マスコミも入り、オープンの会でした。

 我が党の独自の動きも含めて、ここまでのこういう一連の動きは、各党のスタンスこそ違えども、筋を通す県議会らしく本当に好ましく思います。
 どうあれ県議会は、やるべきことはやるのです。

 岡山市サイドから日程等が説明され、最大懸案の人口要件未達よりも、時間の短さ、償還金の分担の問題、財政状況も踏まえた上での行政能力の問題などの指摘が、やはりありました。

 それでも、少なくとも県議会が否定的というニュアンスには、報道されないと思います。
 

 さらに、市議会議員の先生方や市職員の方々が、我々よりも、もっともっと熱い思いで、突破して頂くしかありません。
 特に、市職員の方が、担当以外どこまで本気かが、伝わってきませんが、自らの行政能力が問われているチャンスです。
 

 これはもう、もっともっと本気で、ある意味、狂って進む人間が何人もいないと、到底実現しない夢であり、冷めた岡山の県民性が、最大のネックになる可能性があります。傍観していては駄目なのは、ファジアーノ岡山のJリーグ昇格と同じなのです。

 私達の岡山は、試されているのです。
 浜松は、「やらまいか」、静岡は、「やるまいか」と言われますが、岡山は、「やるんならやればぁ、わしゃ知らん」では困ります。
 ここから梯子が外されたら、私は、やっとられません。暴れるかもしれません。



 私も、言うべきは申し上げました。新聞にはどう出るか分からないので、私の発言要旨は、私が、お伝え致します。 

 まずは議会サイドに、結果として、議論を封じることになったかもしれませんが、下記のように申し上げました。

 「この2週間で、新潟、浜松、堺を回り、今後起こりうる課題については1時間でも話せるが、まずは、我々県議会議員は2ヶ月前の選挙で、政令指定都市については、各々スタンスを明確にして、ここにいるはずではないのか。今さら勉強しますも、ない。

 また、研究会を作ること自体は良いことだとは思うが、我々県議会議員は、まずは、70万人で政令指定都市になっても、100万人都市にするにはどうしたら良いのか、また、県南に政令指定都市が生まれて、岡山県において、また中四国州において、その位置づけをどう考えるかを議論すべきであって、区割りがどうだの、区役所の位置がどうだのは、我々県議会が議論すべきことではない。」


 また、市当局には、おこがましくも下記のように申し上げました。

 「腹は十分に括っておられると思うが、もしも、69万7000人で、政令指定都市になれないとしたら、岡山県は、岡山市は何をしているのかと、全国に恥を晒すことになる。今さら、決して、ひくわけにはいかない。

 我々は、県議会議員であり、岡山市に有利な扱いを求められても、結果として、岡山県が、あるいは、岡山市以外が損をするということになるのならば、そういう判断は議員としてはできない。

 政令指定都市になるのは、経営判断でも、行政判断でもなく、政治判断である。仮に、5年間、政令指定都市になったことで、岡山市の財政が厳しくなったとしても、10年後20年後に、あの時こういう判断をして貰って良かったという視点で考えるべきである。

 また、政令指定都市になったら、風格が上がるのではなく、風格があるから、政令指定都市になるのである。中核市において、都市経営が立派に行われているから、政令指定都市になるのだという視点は、忘れないで頂きたい。」



 ただしかし、最も大切なこと、すなわち、政令指定都市になったら、どんな夢があるのかが、しっかりと市民の皆様に伝わっていません。そこに、この議論の迫力のなさを感じるのも事実です。

 やはり本当は、倉敷との強固な連携こそが、都市間競争に勝ち抜いていく、最高の方策であるという議論には、否応なく進んでいくことになるでしょう。これは、県議会議員が言えば良いことです。

 いかに100万都市を目指すのか?という総務省の壁は、さもないと、越えられないかも。ちなみに、政令指定都市になるまでに、総務省に、市・県が通う平均は、50回程度だそうです。
 協力的な県のハードルは、そうは言っても、原則禁止・限定解除の国よりも、はるかに低いものです。



 下記は、36歳の頃、6年前の記述です。この時は、政令指定都市や道州制の話がまだなかった頃で、Jリーグのサッカーチーム名を「ボッケェ倉岡」と考えるあたりに、センスのなさを感じますが、議員3年目で、フレッシュでよろしい。

 ただ、70万人岡山市が政令指定都市になった後、本気で、中四国州の州都を目指すなら、私は、こういう道もあると思います。あるいは、夢というのは、こういうことなのかも、と思います。
 そして、これが、岡山市の合併の形がこうなるまでの終始一貫の主張でした。

 ともあれ、まずは、70万人で政令指定都市実現!


(参考)
《2001年6月25日(月)【20年後 岡山・倉敷合併構想】》
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 何回一般質問しようが、わざわざセミナーを開こうが、選挙に勝たなきゃ意味がない。もう少し、大衆迎合的な路線を行くのが良いのかもなぁ、と思いつつ、夜の岡ビルの中で、シャッターにセミナーのビラを差し込む梅雨の中休みの夜。

 金や名誉が欲しいわけではないが、さて、誰でもできることをやるのはつまらんことよなぁ、私でないとできないことも、ありそうなもんだがのぉ。

 この頃は、「こころ」には、書いていませんが、職員や議員の方と飲む(というより語る)機会が多くなりました。いたって地味にですが。
 話していて感じることは、突き詰めれば、ひとつ。
 ・・・・・・・県は、いらんのではないか。県議会議員もいらない。
 あまりに無駄が多すぎる。やっぱり、壊すべきだ・・・・・。


 そもそも、県議会議員に出馬するに当たり、なぜ市議でなく、県議なのか、なぜ自民党なのか、と尋ねられたら、「番場 蛮です!」と答えていたわけですが、本当に県はいらないのではないか、と益々思うようになりました。

 誰もたいして言いはしませんが、市町村合併の当然の帰結として、それが成れば、県がいる道理がありません。少なくとも、調整役としての役割は大きく変わらざるを得ないでしょう。


 例えば、20年後。友紀が二十歳になった頃、私は、56才。もしも、県議をしていれば6期目で、既に議長経験者でしょう。今の仕組みなら。
 その頃の岡山県はどうでしょうか?まだ、石井知事でしょうか?いや、県があるでしょうか?市町村合併、広域合併は、どう進んでいるでしょう?
 あるいは、どんな岡山県の姿を望まれますか?


 個人的には、2つの中核市、岡山市と倉敷市が、相変わらずくだらない張り合いを続けていれば、岡山県は、たいしたものにはなっていないと思います。
 しかし、逆に、中核市岡山市と中核市倉敷市が対等合併し、倉岡市(仮称)という100万都市、政令指定都市が誕生していれば、間違いなく中国地方の雄都、倉岡を中心に、岡山県は、爆発的に伸びていると思います。


 倉岡は、京都、大阪、神戸、広島、北九州、博多と並ぶ、巨大都市。
 南には、コンビナート、水島港を持ち、北には、倉岡空港やマスカット・バレイというIT技術集積地。吉備路、後楽園、チボリ公園、美観地区という大観光ゾーンも持っています。
 自慢ではないですが、ちょっとお洒落。

 交通の結節点として、山陰と四国を結び、関西圏、広島とは、新快速で結ばれます。高速道路も縦横無尽で、まさに陸、海、空の物流拠点。
 そして、2眼レフの支店経済を形成しています。

 市役所所在地は、全国的にも有名な旧倉敷地区。旧岡山地区には、県庁が残りますが、2地区は、新交通システム(ないしは、地下鉄)で、20分の距離です。さらに、大環状線ができていますので、行き来は極めて容易です。

 当然区制ですので、西大寺区、城東区、中央区、岡北区、岡南区、北区、水島区、玉島区、児島区、倉敷区の10区に分かれています。
 区議会議員は、30人もいれば、充分すぎるでしょう。
 簡単な行政サービス、行政手続きは、どこでも受けられるので、支所は、各区にひとつです。

 倉岡周辺には、多くの衛星都市が、点在し、結ばれています。

 倉岡マスカット・スタジアムは、プロ野球チームのファームの本拠地であり、旧岡山地区の操車場跡地にできたサッカー・スタジアムは、Jリーグに所属の「ボッケェ倉岡(?今イチ!)」のメインスタジアムです。

  ・・・・・・

 三木知事以来の100万人都市構想。
 ちょっと再燃させてみたいものです。


 「反対勢力」は、旧岡山、倉敷市議と県議。職員は、解雇されなければ、政治判断には、従わなくてはいけません。


 なってみたいな、倉岡市長。(末藤県議は、赤磐市長。)
 政令指定都市なら、県と対等です。


 さて、表町にビラでも配りにいこうか〜。
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2007年6月8日(金) 【ホールド・アワ・ラスト・チャンス】
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 昨日、自民党の小委員会は、都道府県知事と政令指定都市の市長の任期を3期12年までとし、連続4選以上を禁止する首長の多選制限を法制化する方針を決めました。

 7月の参院選の選挙公約に盛り込み、早ければ今秋の臨時国会での地方自治法改正案提出を目指すとのことで、非常に残念なことに、石井知事は、まさに多数制限の対象になります。来年度に向けて、レームダック状態になってしまうとしたら、辛いところ。
 多選だから不正を行うかは、人によりけりだと思いますが、この法案は通るのかどうか。石井知事がおられなくなるというのは想定はしてなかったなぁ・・・。そうなったら、なにか本当に気の毒な気もします。

 一連の官製談合事件から、入札制度改革や官を保護するようなコンプライアンスの方向にありましたが、性悪説に立つ相互不信の両刃の剣のようで、気持ち良くはありません。
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 さて、一昔前、我が県においては、『燃えろ岡山県民運動』という消防団員としては、ネーミングに一言申したいような、他県から見ると、「自分の街を燃やすんかい?」と突っ込みを入れたくなるような、なんか危ない、しかし、岡山気質が良く現れた言い得て妙な名の運動が展開されました。

 当時批判精神旺盛の学生だった私には、本当に失礼ながら、自然発火的な、延焼・類焼もお任せのような、結局は誰が火の元か分からない運動のように見えていましたが、あれから、岡山は、燃えたのでしょうか?
 少なくとも、うらじゃは、燃えますし、国体も、燃えましたが、岡山市の政令指定都市化は、市民のベクトルが同じ方向を向かないと実現しません。まさに、岡山市あげて、燃えるべき時が、今です。
 我々の岡山は、今、最大のピンチとチャンスに立っています。

 あるいは、新幹線が開通して、瀬戸大橋が開通して、その時に岡山は、チャンスを逃がしましたよね、という陳腐な台詞をまた自虐的に繰り返すんかい?聞き飽きたっちゅうねん!
 ここで冷めちゃいけないのです。



 政令指定都市の資格要件が特例的に緩和され70万人を目指し、当初県が示した合併プランとは、結果的に大きく異なった合併を続け、平成17年国勢調査で、岡山市の人口が、69万6172人。

 3828人が足らず、政令指定都市になれませんでしたということになれば、これはもう、全国に、また、末代まで、我々は恥を晒すことになります。
 ここまで来て、政令指定都市ってどうなんでしょうかねぇ?などという数字でしょうか?小異を捨て大同につく以外何があるのでしょう。

 これで引いたら、始終引き回しの上、獄門貼り付け、否、打ち首ものです。あらゆる手段を講じて前に行くしかないではないですか。大きな街が全て良いとは全く思いません。しかし、岡山は、この道を選んだのだから、進むしかありません。

 この春の統一地方選挙で、それを議員は、候補は、皆、夢として語ったはず。いったいなんなんですか?と聞きたいです。



 私達は、岡山の良さに気がついていません。可能性にも気がついていません。

 豊かな田園が広がり、天然記念物のアユモドキが泳ぐ淡水魚の宝庫の政令市など日本中どこを探してもありません。
 将来は、倉敷との合併も視野に入れて、いずれ中四国州の州都として、歴史文化、伝統を誇り、自然に溢れ、工業も商業もさらに栄えますが、なによりも、地域コミュニティがしっかりと息づいている、この素晴らしい岡山の街が、日本を代表する街、政令指定都市になることは、至極当然のことです。

 それだけのポテンシャルをこの街は持っています。

 そしてこの岡山の街が、岡山県の他の市町村としっかりと連携しながら、また、全てにおいて、引っ張っていって欲しい、一極集中や一人勝ちではなく、他の街を全て光らせる太陽であって欲しい、それも願いです。

 
 明日から飛び飛びになるとは思いますが、『目指せ政令市!明日のために その○』で、綴っていこうと思います。

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2007年6月9日(土)
【目指せ政令市!明日のために その1
                 『政令指定都市とはなんぞや?』】
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 介護事業所の指定を打ち切られる訪問介護最大手のコムスンの全事業が別の子会社に譲渡されるようなことは、岡山県としても拒否すべきだとは思いますが、気になるのは、福祉の現場だから、そもそもビジネス的な発想を持ち込んではいけないのだ的な主張が、したり顔にあること。

 コムスンが、弱い者を食い物にした・・確かに経営陣は、そうかもしれないけれど、現場の一線の方々までそうだったのかなぁ?そんな思いで、頑張れる職業でしょうか・・・。

 介護保険制度が、本当に真摯に頑張っている現場の方々にとって、激務の中でも、福祉への熱い思いを持続的に持って頂けるだけの安定した生活が確保できるだけのものに成りえているのかも、今まさに、問われるべきだと思います。福祉「事業」なのですから、小規模であれ、経営が成り立たないといけません。

 こういうことで、行政が、事業者性悪説に立って、細かい書類提出や説明を求めて、善良な事業者まで締め上げてくる方が、現場には辛いです。
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 「こころ」では、5年前に、【政令指定都市を考える】と題して、17回にわたり、集中的に政令指定都市の問題を取り上げてきました。また、悪意を持って意図的に流布され、2004年3月には「こころ」が休刊に追い込まれ、その時期、父も亡くなりました。思い出すだけでも、はらわたが煮えくりかえります。生涯忘れません。

 が、しかし、この問題については、私自身中心となって、岡山市を政令指定都市化の軌道に乗せることで、ケリをつけたく思います。逆に言えば、岡山市が政令指定都市にならねば、浮かばれないこともあります。気魄を込めて、ぶつかっていきます。


【その1 『政令指定都市とはなんぞや?』】

〈政令指定都市とは〉

 政令指定都市とは、人口50万人以上で、政令で定める市です。(地方自治法 第12章 「大都市に関する特例」第252条)
 現在17市が指定されています。
 
  しかし、実際の指定は、人口概ね100万人程度、既存の指定都市に比べて遜色ない都市的形態、指定都市の事務を適切かつ能率的に処理することができる行財政能力等を勘案して指定されています。

 そして、福岡市の指定(昭和47年)以降、「将来100万人都市となることが見込まれる人口80万人台」で指定がなされてきましたが、政府の市町村合併支援プランにおいて、「大規模な市町村合併が行われ、かつ、合併関係市町村及び関係都道府県の要望がある場合には、政令指定都市の弾力的な指定を検討する。」とされ、「15年4月に合併予定の静岡市・清水市が人口70万人台であること等を勘案」し、「大規模な市町村合併を行う場合における弾力的な指定」の対象とすべきであると、片山総務大臣(当時)が明言されました。

 そもそも、法律上は、50万人で、政令指定都市になりうるのですから、正確に言えば、適切な運用がされておれば、岡山市は、とっくの昔に、政令指定都市であり、むしろ、倉敷市が、これから、政令指定都市を目指していたはずです。


  しかし、この運用上の基準が、曲者で、前回は、当時人口85万3000人の福岡市を指定するために、「80万人」に要件を下げ、以後、広島市、仙台市、千葉市が続き、当時は、静岡市・清水市の大都市同志の合併を後押しするために、「70万人」に、政策変更されたという見方があります。

 ただ、一般には、平成の大合併に際して、市町村合併を行った自治体には、期間限定で運用基準の緩和がなされることになったとされています。

 そこで、「70万人になれば政令指定都市」という、「70万人」が、一人歩きを初めて、全国で、政令指定都市検討ブームになった、というのが実情です。


 ここ最近でも、平成17年に、静岡市(4月現在・71万933人)が、平成18年に、堺市(同83万2959)が、そして今年4月に、新潟市(5月現在・81万2248)、浜松市(同80万8568)が、政令指定都市に移行しています。

 さらに、相模原市(同70万4767)と我が岡山市(3月推計人口・69万8946人、平成17年国勢調査・69万6172人)が、指定を目指し、さらに、約67万人の熊本市はじめ、全国10箇所(姫路、水戸、宇都宮など)が構想を進めています。
 
 ちなみに、平成4年に、人口82万9000人で、政令指定都市になった千葉市は、3月現在で、93万1544人。平成15年に政令指定都市になった、さいたま市(旧浦和市・大宮市・与野市)」の人口は、118万8071人。

 ひとり岡山市だけが、政令指定都市化を叫んでいるわけではありません。また、逆に、目指していることを公言しているからには、なれなければ、都市間競争の負け組に入り、全国に、岡山市の恥をさらすことになるというのも、こういう意味です。
 ファジアーノ岡山のJリーグ入りと同様、1ランクも2ランクも上を目指さなくてはいけません。


 ところで、人口63万人であった岡山市は、玉野市・灘崎町との合併が不調に終わり、御津町、瀬戸町・灘崎町、建部町と順次合併を行い、現在「約」70万人まで漕ぎ着けています。

 問題は、この70万人の基準です。国勢調査を基準にすれば、岡山市は、僅か3828人足りません。しかし、県の人口調査によれば、おそらく、流動人口で、早晩70万人超えるはずであるとされています。

 地方自治法では、5年ごとの国勢調査の人口を自治体の法定人口としていますが、総務省がどう判断するかはありますが、一つのハードルであるのは確か。
 吉備中央町(平成17年・14040人)との合併があれば、文句なしに70万人を越えますが、岡山市はこれ以上の合併は考えていないようで、ともかく流動人口で、突破するしかありません。

 加えて、「近い将来100万人を超えると予測」されていない市への指定が可能になったとの解釈で良いのかも、ハードルで、もしそうでなければ、倉敷との強固な連携を言わない限りは、越えられる数ではありません。

 ただ、倉敷市(4月現在・47万579人)と合併ということであれば、端から100万人を越えており、期間限定の運用基準緩和にこだわることはなかったということにはなります。が、こんなことを言っても始まりません。
 どうあれ、今さらどうこう言うよりも、総務省の壁を突破するしかありません。



<政令指定都市のメリット>

 岡山市が政令指定都市になったと仮定して、政令指定都市について。

 政令指定都市の主な特例は、事務配分・行政監督上の特例として、民政・福祉、保健・衛生。都市計画・都市整備、行政組織上の特例として、区の設置。財政上の特例として、税金の一部・交付金の増額、宝くじの発行などがあります。

 一定割合、県から市へ、地方道路譲与税、軽油引き取り税交付金、自動車取得税交付金、石油ガス譲与税、交通安全対策特別交付金などが移譲されます。

 また、法人格や議会はありませんが、その行政区単位で、市議、市選出県議の選挙が行われることになります。

 主な移譲事務として、一般的には、児童相談所の設置、精神障害者手帳の交付等、都市計画決定(市街化区域、市街化調整区域に係る決定を除く)、指定区間以外の国道および県道の管理、県費負担教職員の任免、給与の決定、などが上げられます。

 ただ、いわゆる、「まちづくり」については、自由度が増す分、地方道路譲与税の割り増し等はありますが、県道はもちろん、県管理の国道38kmの管理が必要になります。

 なお、5年前のある文書によると、岡山市の政令指定都市化の財政上のメリットとして、122.9億円という試算されていました。


 ところで、岡山市は、中核市ですが、中核市制度は、政令指定都市以外の都市で、比較的規模の大きな都市に、政令指定都市に準ずる事務処理権限を県から委譲し、より身近な場で行政を行うこととするもので、平成7年度に創設されたものです(地方自治法第252条の22)。

 具体的には、福祉事務所の設置、保健所の設置、身体障害者手帳の交付、社会福祉法人の設立認可等、屋外広告物に係る規制など、県から移譲されています。
 この結果、福祉に関わる具体的な議論は、岡山県ではなく、岡山市、倉敷市ということで、既に屋上屋になりがちです。

 現在、35市が指定され、9市が、検討中です。

 ちなみに、中核市の要件は、人口30万人以上で、要件を満たせば、まず成れるという意味では、政令指定都市とは、全く異なります。

 中核市から政令指定都市に上がるのが、J1リーグ入りです。



 ただここまで書いてご理解頂けるように、基本的に、行政間の権限・財源移譲の側面が強く、市民への行政サービスがいかに変わるかというのは、目に見えて分かり難いものがあります。

 だからこそ、グランドビジョン、もっと言えば、夢を語らないといけないのです。

                             つづく

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2007年6月10日(日)
   【目指せ政令市!明日のために その2『政令指定都市への道』】
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 連日、雷や集中雨。本格的な梅雨が始まる前の気になる天気。ファジアーノ岡山10連勝!!欽ちゃんも頑張ったらしいです。

 三軒屋駐屯地協力会の総会を抜けて、本日は、東山とJR岡山駅前で、RACDAの路面電車まつり。
 N700系の登場を待ちわびる我が子は、この催しを本当に楽しみにしていますが、最近プラレールからNゲージへの移行宣言をし、親をびびらさせています。

 朝な夕な狭い部屋で、プラレールの大展開をするのに辟易しているわけですが、Nゲージは、なんちゅーても高い!!ただ、日本全国の地名や漢字を覚えるのが、「鉄ちゃん」予備軍の救いです。


 そこから、調理師会の名刺交換会。食を盛り上げる決起大会という雰囲気で、私は、浜松のうなぎパイと餃子に触れて御挨拶。浜松は、宇都宮よりも、餃子の消費量が多いのが分かり、餃子でまちづくりを考えているそうな。岡山には、鰆もママカリも、ちらし寿司(ばら寿司、まつりずし)もあるわけですから、わざわざ駅で降りて食べて貰うぐらいの盛り上げが必要です。

 岡山の喫茶店に入ってコーヒーを注文したら、普通に、きびだんごがついているという伝説なども、つくりたいもの。

 22年の国民文化祭には、岡山の食文化のアピールを!!


 3期12年勤められた元市議の後援会の解散式(ご子息に、非常に上手く継承できました)を経て、自民党岡山県第一選挙区支部と逢沢代議士の後援会合同役員会。
 いわば来る参議院議員選挙に向けて支部の決起大会。

 それにしても最近、日に日に自民党への逆風が強くなっていくのを感じます。私自身、転職組ですから、少なくとも、年金の問題については、「1年で、名寄せするから大丈夫、大丈夫〜」とケロッとの話ではなく、どうあれまずは、総理にでも、心を込めて詫びて欲しいもの。

 参議院議員選挙への影響は、ちょっと避けられないかもしれません。かなり引き締めが必要です。

 
 夕刻終了間近に、天神山文化プラザで、恩師の彫刻展。亡父の同級生でもあらせられるのですが、作品がついに天井まで届いて、さらに伸びそうな勢いで、益々のご活躍を心からお祈り致します。

 そこから倉敷での会合を途中で抜けさせて頂き、帰岡。


 明日から、6月定例会開会ですが、今のところ、一般質問に立てるのかどうか分からない状況で、こういうのもしんどいです。

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 「僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る。」政令指定都市への道程はそんな感じです。すなわち、その手続きは、特に法令で規定もされていないのです。もちろん、先例都市の実践例が豊富にありますから、それに沿っていくことになります。


 ただしかし、はっきりしているのは、県・市の共同作業であるということです。特にここから先は、県・市のベクトルが同じ方向でないと決して成功しません。
 つまりは、お互いの描く夢が共通でなければいけません。

 例えば、新潟においては、同格と思っていた都市が、平成元年の政令指定都市移行により急速に伸びた仙台ショックを背景に、東北か上越か北陸か関東かどちらにせよ地理的などん詰まり感から、大陸を意識した国際ゲートウエイ構想を持っています。ここには危機感がありますが、ゆえに、夢があります。

 静岡県においては、県の西、中、東に政令指定都市を創って、政令「県」を目指す夢があります。

 政令指定都市・岡山は、倉敷との強固な連携を持って、中四国州の州都を目指す、そんな大それた夢を描けば良いのだと思います。



 少なくとも、過去において、仮に、県・市の相互に連絡を欠いて、意思疎通が図れない時期があったとしても、今後は、ある意味で、総務省に対して、あるいは国に対して、共通の夢を掲げながら、共同戦線を張っていく信頼できる同志でなければなりません。

 もちろん、県から権限移譲を受けるというのは、県との戦いの側面がないとは言えませんが、県サイドには、もとより市と戦う意志などありません。例えば、県サイドが口出しするな的な表現があれば、この信頼関係は崩れます。

 県から市への権限、財源移譲はもちろん、当面は、総務省への窓口は、県であり、また県・市で国との協議に当たることになりますから、県議会議員がこのことに関わるのも当然です。ただし、要節度。

 今から思うと、県議会内の超党派の「岡山市及び周辺市町合併問題議員研究会」が動いていた時代は、本当に不幸でした。夢は、「推進」すべきものであり、「問題」のはずはないのですから。
 これからは、県議会に研究会が出来ても、「推進研究会」であって欲しいものです。



 さて、法定ではありませんが、これまで政令指定都市に指定された都市では以下のような手続きを経た上で、指定がなされています。
 公表されている基本的なタイムスケジュールで記します。なぜ、ここのところ政令指定都市で私が騒いでいるのか、洒落や酔狂ではなく緊急事態であり、この数ヶ月がヤマだという意味が、お分かり頂けると思います。
 これが完全にスムーズに行くケースです。逆に、どこかで詰まれば、構想自体が不可能になるのかもしれません。
 なんとなくできるものでは、絶対にありません。

 

 ただ、この合併特例法の時限立法の期限が、平成21年度までで、通常政令指定都市は、4月1日に発足していますが、相模原市は、平成22年3月末までの移行を目指しているとのことです。

 もっとも、市長が平成21年4月を目途にされているので、なかなかずらせるものではないと思いますが、動かせる可能性もゼロではないと思います。


 いずれにせよ、この流れに沿って最後まで突破できる可能性は、今のところ半々ぐらいではないか、そのぐらい厳しい行程表です。しかし、是が非でも、これを越えていきましょう!!!!!

 

『政令指定都市への道』 
             (ファジアーノ岡山は、Jリーグへの道)

 既に、昨年10月に、県市の研究会が設置され、事務移譲についての研究が進んでいます。11月には、岡山市政令指定都市推進本部も設置されています。
 先日は、それをさらに進める「県市連絡会議」の設置が市から県に要望されました。

 6月 岡山県議会  
            
    市から要請があった県市連絡会議設置を知事が表明? 
 
    ※各党の代表質問で、スタンスが示されますが、注目は6月
    14日の我が党の代表質問および知事答弁です。
     他党のスタンスは、分かりませんが、中央では、連立与党で
    もあり、公明党も良識ある判断をされると思います。地方でも
    共闘が大切。
     今まで知事は、岡山市の政令指定都市化について、「推移
    を見守る」→「意義があること」と答弁が動いてきました。そ
    こからどれだけ踏み込んで頂けるかが、ポイント。
    
     ↓

    ◎県市連絡会議設置

    ※財政問題等の実務的な議論開始。県・市の職員の皆さん
    の総力を結集する必要があります。議会は、信頼を持って推
    移を見守る必要があります。
     財政問題等高度な政治判断が必要なこともありますが、こ
    こで議員が、1000以上あり、法定のものも多い権限移譲
    事項を全て精査するなどと言い出したら、混乱するだけ。
     頑張れ!と、執行権限の範囲とする勇気も必要です。チェ
    ックを入れれば良いというものでもありません。そして最後
    の最後は、トップの政治判断に委ねることになります。
   

 6月 岡山市議会

    行政区画審議会設置条例通過
     ↓
 7月 ◎行政区画審議会設置・諮問
     ↓
 夏  意外に早く中間答申が出る?

 夏から秋

    住民説明会?
    ※選挙区に直結しますが、我々議員が、区割り等の問題に深入
    りしないことが肝要かも。先日の「政令指定都市移行を目指す
    岡山市政に関する懇談会」で、岡山県議会議員が言及すべきで
    はないと言った理由です。私は、まな板の上のこぶた?

     また、ここで地域間で、区割りや区役所の位置等で紛糾すれ
    ば、タイムアウトになる可能性があります。市民の皆様の絶大
    なる協力が必要なところ。市民の総意を結集する最大のヤマで
    す。

     総論賛成各論反対になりがちな場面で、小異を捨て大同につ
    くことが出来るかどうか、そもそも論まで戻らず、突き進める
    かに、岡山の未来がかかっています。逆に、議論を押さえ込め
    るだけの力も必要です。
     絶対に越えないといけません。

    
10月 行政区画審議会最終答申
    ◎行政区設置方針決定

    ◎県・市で「協定書締結」
     ↑
    これで第一関門突破!!ここが当面の目標です。知事と市長の
    固い握手が見られれば、未来が広がります。


11月 ◎岡山市議会 『政令指定都市に関する意見書』議決
     
    知事・県議会に対して、『政令指定都市の実現への要望書』を
    提出


20年
 2月 ◎岡山県議会 『政令指定都市に関する意見書』議決

 4月 ◎総務大臣に『政令指定都市の実現への要望書』提出

    ※ここから先は、国の政治の世界。ゆえに、今回の参議院選挙で、
    どうしても片山参議院幹事長に勝って頂かないと岡山の未来がな
    いというのは、そういう意味。
     政権交代が云々という抽象的で無責任な選択では困るというこ
    とです。最後は、閣議決定事項です。

     1年前から続いている事前説明・事前協議(「国勢調査を基準
    にするのか」「近い将来100万人を超えると予測されるか」に
    ついては、ヒアリングに耐え得るものと信じます。)から、総務
    省との本格協議さらには関係省庁との協議 。
     前年度から、都合50回は、協議が必要と言われています。
    
10月 ◎政令指定都市移行の閣議決定
    ◎政令公布

21年
 4月 ◎政令指定都市移行・区制施行
     ↑
    GOAL!かつSTART!!

      ↓
    州都への道に続く。

    僕の前に道はない!!

                             つづく

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2007年6月11日(月) 【6月定例会開会!!】
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 本日よりいよいよ3期目最初の6月定例会開会。まずは、知事提案説明。
 私の議席もぐっと下がり右端になって、非常におもしろくない場所になってしまいました。デビュー時は、演壇の正面だったのに。

 岡山ー大連、北京線は認可申請中ですが、早くもツアー募集が始まっている不思議はありますが、長期構想と5年間の中期行動計画からなる「新おかやま夢づくりプラン」が動き出したのに、新味がないのは、チボリ公園や入札制度改革、道州制、政令指定都市等々は、行財政改革・道州制等特別委員会の付託事件ばかりで、議論がずっと行われているから?


 7月1日から施行予定の「職員のコンプライアンスの徹底」と裏腹に出てきた「職員に対する提言等への対応に関する取扱要綱」が、想像通りすこぶるつきで評判が悪く、自民党は知事与党であるはずが、険悪なムードになるのではと危惧の念すら覚えます。

 要は、悪意にとれば、議員の「口利き」をメモして公開しますということですが、いかんせん、国会議員や業界団体等各種団体役員の「提言等」を受けた場合の扱いでもあり、もう少し導入には丁寧な説明が必要だと思います。


 本会議終了後に、政務調査会副会長として、会長や幹事長と副知事に対して、我が党の代表質問を「通告」。こういう儀式があったのね。    


 とりあえず一般質問は行えそうですが、障害者自立支援法の乳幼児への適用の是非、障害児への影響というテーマが出てきて、頭を抱えています。是非皆様のお知恵をお貸し下さいませ。

 なにしろ、委員長としても、大上段からの議論が多く、しかも、産業労働警察委員会というフランチャイズにもいるため、今年度は、改めて、福祉、環境、NPO・NGO、農林水産業、教育等々に力点を入れて、こつこつ活動をしていこうと思います。
 一般質問は、この分野からということになります。


 本日は、岡山県国公立幼稚園PTA連合会の新旧交代の総会・研修会があり、懇親会も。これで、市幼P連顧問を除く、全ての幼稚園がらみの役員を降りました。しっかり新しい会長もできて、今後は、我が子の小学校のPTA以外は、とりあえず一切ノータッチに。

 ただ、平成21年8月に、『第47回全国国公立幼稚園PTA全国大会』が岡山で開催されるため、県幼P連元役員は、実行委員会メンバーとして居残り。県幼Pの役員は、各LOMのJC・OBが多く、これは半ば楽しみながらやらさせて頂こうと思います。

 そういえば、担当の橋本聖子議員は、私立幼稚園連盟が推しているのも、不思議なご縁。 

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2007年6月12日(火) 【いきなり休会日】
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 暑いです。
 それにしても、年金記録漏れに加えて、昨日岡山市役所に問い合わせが殺到したという、定率減税の廃止による増税としての住民税の通知・・・。うーーん・・・・。

 税金を納めて社会保障を受ける、それは、国の基本であり、国への信頼の上に成り立つもので、それが根底から崩れては、半端でなく、まずいように思います。
 選挙があろうがなかろうが、実にまずいです。

 そうは言っても、国を、あるいは、役所を信じてたのに・・・という庶民感覚から、政治家がずれまくって、安閑としているような、ちっとも庶民の暮らしが分かっていないような対応では困ります。
 国家的危機です。頑張ろう、頼むよ、自民党!


 本日は、いきなり休会日。休会日でも県庁に行って記帳すると、出県旅費がカウントされますが、ずっと敢えて記帳していません。
 出県旅費削減について、供託するよりも遙かに現実的ですが、岡山市選出の他党の議員も、こうした実践はしていないようです。

 昼には、ライオンズクラブの例会で会員スピーチで、県議会と政令指定都市化の関係について話させて頂きましたが、30分では無理でした。
 昨日、知事が、今議会の議論をまって早急に県市連絡会議設置の意向を示されたのは、新聞報道の通り。明後日から、各党が、代表質問等で、スタンスを明らかにします。
 議会内には、超党派研究会設立の動きがありますが、制空権をとる意味でも、独自の調査に飛んでおいて良かったです。
 ともかく、止められません。


 本日は基本的には、一般質問の起案日として、鋭意、資料収集等しているわけですが、目先しなくても良いことをするのが劣等生の癖。特に、インターネットの悪いところで、明後日どころか、ネットサーフィンで宇宙の彼方まで行ってしまい帰還できなくなります。
 今日・明日は、受験生状態のはずなのですが・・・・。
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2007年6月13日(水)【ただいま執筆中につき】
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 今日も暑かったです。頭の中は、もっと暑いです。
 今日は、ともかく一日中、一般質問の原稿を書いています。そう言えば、親戚から、南極の氷は要らないか?と言われていますが、南極の氷でも、一見氷ですし、溶ければ水ですし、なにか公に役立つ良い使用方法はないでしょうか?溶けたら古代の空気が出てくるよ!って、よくわかんねーよ〜。

 今書いていた原稿ですが、『あわせて、特に、繁殖地や生息地が天然記念物になっているカブトガニやオオサンショウウオに加えて、アユモドキを海、山、川と、豊かな自然が溢れる環境先進県岡山の環境施策のシンボルとすべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか。』・・・・・うーん。
 新岡山県環境基本計画策定にあわせての質問ですが、頭の中で、カブトガニとオオサンショウウオとアユモドキが、ラインダンスで踊っています。まだ先は長いのに・・もう、これはいけません。 

 これというのも、昨夜、原稿に詰まって、『大日本人』の最終を観に行ってしまった報いです。『頭頭(とうず)』同様、後でじわじわ効いてくるからかないません。評価は分かれるでしょうが、私は、『大日本人』好きです。松本人志って、やはり天才だな、と思います。でも、原稿とは全く関係ありません。

 それでは、本日は失礼致します。・・・・入りました〜。
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2007年6月14日(木)
           【一般質問は、最終日22日(金)ラストです】
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 32回目の一般質問の日程が決まりました。最終日6月22日(金)5番目で、午後1時30分に議場にお越し頂ければ確実に傍聴して頂けます。
 今回は、改選直後のため多いぞというアナウンス効果が効いて、いつも通りの22人の登壇ですが、私は、大トリは初めて。


 本日は自民党の代表質問で気になるところをピックアップ。
 まずは政令指定都市について、我が党は、『政令市に向けた動きを加速させる必要があると思います。』と態度表明。知事は、県市連絡会議設置について答弁。
 むしろ民主党は、代表質問から課題を指摘。人口要件については、一般的には国勢調査。住民の合意形成については、都市像、区割り等について住民説明会を行い情報公開を。移行スケジュールについては厳しい日程だが鋭意協議。広域行政については、移行後も総合調整を行う県の役割がある。という答弁を受けました。で、党として賛成か否か分かりませんでした。全面賛成ではないのは理解できましたが、旗色は鮮明にして欲しかったです。
 明日は、公明党。


 他に気になったのは、過疎化・高齢化が進む中山間地において、65歳以上の高齢者が半数以上で19戸以下の「限界集落」が、10年以上に消滅する可能性があるものが少なくないということです。中国5県で、一番、限界集落の比率が高いのが岡山県。

 農業施設の管理や冠婚葬祭など日常生活での助け合いも難しくなっており、平成15年には、我が党が中心になって、本県初の議員提案による政策条例「中山間地域の振興に関する基本条例」も制定されていますが、道路、下水、ブロードバンドなどの整備に加えて、小児緊急、地域交通、観光振興、ピオーネ・黒豆振興、団塊世代受け入れなど、交流定住施策が必要。

 岡山市も、流動人口が増加したと言うけれど、反面、限界集落がたいへんなことになっているのかも。


 また、特別支援教育について、この5年間で、支援学校が1.2倍、支援学級が1.7倍の児童・生徒に。特に、小学校の情緒障害が急増。中学校の増加、さらには、知的障害を伴う生徒も含めて高等部の充実も急務。

 我が党は、閉校となった高等学校の校舎や小中学校等の余裕教室を活用して、特別支援学校の分校の設置の検討を含めて善処を求めました。


 昼には、カツカレーを食べながら、自民党青年部・局役員会。青年局長として、ともあれ自由闊達に元気に事業が行えれば、青年部・局としては成功と考えています。
 今後の様々な展開に乞うご期待。

 それにしても、45歳以下の県議会議員が、12人。増えたなぁ。自民党県連内の一大勢力ではあります。

 ちなみに、議会の席次ですが、要は、落語の香板や、相撲の番付表のようなものがあって、それが若いほど前の席になります。この順序は、政党と期数と年齢で決まり、多数の自民党で、期数が古く、年が上なほど、58に近づきます。

 私の場合は、デビュー時が、7番で、現在31番。それで、4列目右端です。「偉く」なればなるほど席は、後ろに。
 ただ、後ほど本会議中に寝るかというと実はそうでもなく、最前列で早々に寝ている猛者もいるような・・・。
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2007年6月15日(金)【参議院選挙告示まで、あと20日?】
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 梅雨はもうお休みで暑いです。本日は、代表質問2日目。公明党。政令指定都市については、基本的に賛成のスタンス。


 一方、議会内の政令指定都市に関しての超党派の勉強会設立について、設立されれば、私は、事務局長的なことになりそう。責任重大。党はもちろん、私の個人的スタンスは固持しながらも、会としては、銘々のスタンスを尊重し中立を保つという、ともあれ、調整的なことが任されるようになれば一人前?
 これはこれでありがたいことで、任されれば真摯にやります。

 それでも、本日も隠密単独行動。なんの立場でかは自分でも不明(敢えて言えば、「後輩」)ですが、「熱い思い」だけ持って、失礼を顧みず、某所へ総決起大会的なものの開催の相談。ともかく、市民・県民をあげての有無をも言わさぬ盛り上がりが大切です。ここまで来ると一番大切なのは、「思い」です。ともかく、後悔だけはしたくないのです。


 無理心中?をされた老夫婦が、透析患者だったという報。障害者自立支援法の中での負担増に加えて、来年度から新設される75歳以上全員が加入する公的医療保険制度である高齢者後期医療において、透析に関しては、扱いが異なるようです。

 背景の詳細は分かりませんが、障害者自立支援法が、自立支援になっているのか?また、障害「児」自立支援法になっているのか?是非とも、ご意見やご提案をお寄せ下さい。
 項目を立てて、一般質問に取り上げさせて頂きたく存じます。

 なお、これだけ頑張っちゃってますが、政令指定都市については、行財政改革・道州制等特別委員会委員長として立場上、本会議で知事に一般質問できないのが辛いところ。



 自民党県議の選対会議で、片山(選挙)事務所に行くと、壁に、「あと20日」。い、いつのまに・・・・。忘れていたことは、一日もありませんが、本番まで3週間切っていたということに驚きました。
 しかし、7月5日告示22日投票は、あくまで予想。6月23日が第166回通常国会の会期末ですが、会期延長の可能性もあり、そうなれば、投票日も1週間遅れる???任期満了なら、8月下旬ということもあり得ます。

 正直なところ、伸ばせるならいつまででも伸ばしたいような心境ですが、もういっそダブルで、なんてことにならないでしょうな。



 中国の存在の大きさ、インドとの特殊な関係に、なるほどなぁ、と思いつつ、これぞ英国紳士といったような穏やかなグレアム・フライ駐日英国大使の講演を一部拝聴して、仮に一つの市で、区の移動だったらどうかしらん?と思いながら、倉敷のある団体の総会へ。時間によっては、妙に近く感じます。
  
 ところで、安全性も含めて、コンプライアンスの徹底は、時代の要請にしても、それには、コストがかかり、お客様に荷をかけることになるというのは、なるほどなぁ、と思います。
 切り詰めるから無理が出ていたということもあるのでしょう。適正価格が破壊されることのツケを消費者が覚悟していなかった面もあります。誰かが、どこかが、軋んでいるのかも。

 パロマやコムソンのように企業は、もちろんそうですが、我々議員のコンプライアンスの徹底も問われてしかるべき。
 一方、選挙期間中に口座残金不足で、引き落としが出来ていない請求書が届くようなことをどうすべきかしらん。恥ずかしいなぁ・・・・。コスト削減は難しい!!

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2007年6月16日(土)【田植えの季節】
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 参議院議員選挙の日程について少し分からなくなってきました。当事者の片山幹事長が、様々に発言されるのも良いのか悪いのかも分からなくなってきました。
 はっきり言えるのは、7月22日を想定して地域の行事が計画されているので、伸びて我が党に有利になるという判断は、まずないでしょう。


 呑気なような話ですが、午後から2時間ばかり、郊外の友人の田んぼで、田植え体験を家族でさせて頂きました。素足で入ると土は本当にあたたかいというのが分かります。

 カブトエビは、見つかりませんでしたが、ホウネンエビやカイエビがうじゃうじゃいて、ゲンゴロウだのカエルだのヒルだの人間と共生しながら、多様な生物の営みを体感できる水田って素晴らしい、と肌で感じます。我が子も街の子ですから、こういう体験は本当に大切です。

 初夏ですが、飛行機雲がぐいーーんと伸びる真金吹く吉備の空の下、一挙に田植えが進み、カエルも優しい梅雨を待っています。

 今回の質問では、岡山県の環境施策をかなりひつこく聞きます。次回は、農業と子育て支援をしっかりと提言したく思います。


 今夜もこれから、会合3連発ですが、特に、選挙がらみで言えば、6年かけて実った稲が、最後の最後になって、耕してきたたいへんさを知らない別の誰かに、突然刈り取られてしまうようなことがないように、切に祈ります。
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2007年6月17日(日) 【ホウネンエビとシーモンキー】
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 父の日らしいですが、我が子は、「どうしてうちのお父さんは、他のお父さんと違って休みがないのだろう?」という疑問を持ち始めました。休もうと思えば休めるのですが、要するに、休もうと思っていないのです。

 昨日、『1年の科学』が届くと、付録が、「おばけえびスーパー水ぞくかん」でした。「おばけえび獣」とは、水田から持ち帰ったホウネンエビの塩水版、シーモンキーのこと也。並べて育てるのもおもしろきものなり。


 本日は、合間を縫いながら、メールも駆使して、一般質問の原稿のやりとり。下記のような質問項目(予定)になりました。[ ]が、答弁者で、( )が、担当部。○○協力が、部の狭間に落とした執行部泣かせの質問で、「ESDの取組」は、4つの部にまたがっているということです。環境をテーマに掲げつつ、結局、全ての部に聞いているのが、向こうサイドから見ると悪質?かもしれません。

 人工透析については、ある意味、昨日が誕生日の亡父に捧げる質問です。誕生日と気づかない間に、昨日書いていました。

 今回、子育て支援(放課後子どもプラン、特別支援教育と進学、障害者自立支援法と未就学児)というテーマが盛り込めていないことをお詫び申し上げます。
 9月定例会は、わりとすぐなので、防災、農業振興、文化に、子どもをテーマに論戦を張りますので、どうかお許し下さい。



 本日は、岡山県防衛協会の総会。
 こう書いても、私になんの得もありませんが、TPOをわきまえた某党の議員の「内政と外交はダブルスタンダードで、国防については、超党派で」という言葉には、本当にいつもながら実に感心しません。防衛省昇格や米軍再編は、内政と関係ない?
 気分は分かるのですが、そういうのを御都合主義とか二枚舌とか言うのではないのでしょうか?他党のことですが、終始一環、あらゆる場で、同じ発言を貫いて欲しいです。

 一方で、防衛講話。国際情勢や日本の国土に適した自衛隊の戦車の変遷の話があり、90式の後継とかいう話になると、想像が膨らみ、比較的安い1/72のプラモのシリーズを作りたくなってきました。こういう視点で物事を考えるのも非常に問題です。

 
 岡山市ジュニアオーケストラ後援会の総会も。桃太郎少年合唱団の理事としても、行政が全て抱えるのは難しいにしても、文化・芸術活動については、経済効率やコスト削減と全く違う観点で、公的に支援する必要があると思います。
 文化は、今日・明日の話ではなく、過去と未来の愛する街への誇りを連綿と繋ぐ話です。

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  一般質問       自 民 党       佐藤議員

1 選挙の開票について
 (1)作業の意義           (企振)[ 知  事 ]
                    (企振)[選挙管理委員長]
 (2)事務委託費           (企振)[ 知  事 ]
 (3)迅速開票            (企振)[ 知  事 ]
                    (企振)[選挙管理委員長]
2 環境政策等について
 (1)要諦              (生環)[ 知  事 ]
  (2)おかやま森づくり県民税
                総務協力(農水)[農林水産部長]
 (3)全国都市緑化フェアの位置づけ  (土木)[ 知  事 ]
3 自然環境保護について        (生環)[ 知  事 ]
 (1)岡山らしい保護の在り方
 (2)絶滅危惧種の保護
 (3)環境施策のシンボル
 (4)淡水魚

4 環境教育について 

 (1)指針          生環協力(教育)[ 知  事 ]
                    (教育)[ 教 育 長 ]
 (2)ESDの取組
          企画、生環、教育協力(総務)[ 知  事 ]
                    (教育)[ 教 育 長 ]
 (3)環境産業        生環協力(産労)[ 知  事 ]

5 人工透析について          (保福)[ 知  事 ]

6 介護保険制度について        (保福)[ 知  事 ]

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2007年6月19日(火)【一般質問初日】
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 どうも国会会期末を控えて、会期延長は避けられない状勢のようですが、投票日を延長しても、懲罰も、タレント候補も、我が党は、まず有利にならないことは、腹を括らなくては、もはやしょうがありません。
 かといって、他党が良いのか?という低レベルの議論をしたくも、聞きたくもありません。


 6月定例会は、本日から一般質問戦に。

 自民党の議員として、聞き捨てならない言葉と分かっていますが、福祉関係については、共産党さんの質問に時々共鳴したりする自分を発見します。
 しかし、前向きな答弁は実に少なく、「国の制度設計」「世代間の負担の公平」「給付と負担の公平化」「持続可能な制度」「必要な経過措置」という言葉を駆使すれば、わしでも否定的な答弁なら書けるがな!という気持ちになってきます。生き死にやぞ!!

 今日は、半数が、1期の方の初登壇。議場は、まずは、お手並み拝見という感じ。デビュー戦には、問題意識や主張、そもそも、なぜ議員になったかを含めて、総力が出ると言っても、過言ではなく、いやが上にも注目されるのです。私のデビュー作も、二度と書けません。
 はぁ、なんじゃこりゃ?議場は地元要望会?という質問もありましたが、特に、今期最年少の民主の男性議員が、スタンスは、まず違うでしょうが、性教育を取り上げたのは良いことだと思います。

 
 下記が今回の私の質問項目ですが、「部長答弁にさせて下さい」と、知事答弁でなく部長答弁になると、議場から、「委員会か県民局との懇談会か個別に電話で聞かんかい!」と思われるか、議場で言ったばかりに逆効果になるか、まずそう良い答弁でないと予測が立ちます。

 そういった意味では、いかに知事答弁に持っていき、いかに知事に長く答弁して貰うかかも、質問のテクニックの部分かもしれません。

 もっとも、この答弁の原案を書いているのは、知事ご本人ではなく、多くの職員の方が、影でたいへんな思いをされているわけで、感謝の気持ちを込めて、少しでも早めに通告を出すのでした。

 ともあれ、一般質問は、最終日6月22日(金)5番目で、午後1時30分に議場にお越し頂ければ確実に傍聴して頂けます。お時間がございましたら是非。
 
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2007年6月20日(水)【一般質問2日目】
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 一般質問2日目。

 『1年の科学』の付録の「おばけえびスーパー水ぞくかん」ですが、アルテミアを小さじ2杯振りかけたこともあり、小さい水槽の中で、これがもう湧くという表現が正しい大発生。

 ここから淘汰が始まるのか、渋谷駅前交差点を遙かに凌駕する実に恐ろしい状況になって参りました。日本全国の小学1年生のいる家庭で、「おばけ」というのは形ではなく、その発生の仕方であるという確信が持たれていることでしょう。とにかく朝な夕な見る度に、でかくなります。こないだまで「粉」だったのに。

 しかし、一生涯、おばけえびを飼い続けるわけにはいかず、果たしてこの騒動は、どんな結末を迎えるのか。子どもが水槽をひっくり返して、あっけなく終わるような予感も。


 騒動といえば、議員や業界団体などから職員に「働きかけ」があった場合の対処法をマニュアル化するコンプライアンスの話。
 もはや、知事が、この要綱案を一字一句たりとも、変更するとは思えないのですが、ともあれ、内容よりも、手続きが性急に過ぎた感は否めません。

 私が、情報公開を標榜して当選した首長ならば、まず最初に手がけるような話ではありますが、いかんせん議会に勝手に決めちゃうというのは、議会サイドは、嬉しくはありません。

 ただ、実行されるからには、逆手にとるぐらい良い「働きかけ」をやるだけのこと。


 本日は一般質問2日目。批判精神を旨とされるのはよろしいですが、ちょっと礼節を欠く質問態度があったのは、残念。ここは、県議会の議場。再質問はされればよろしいですが、端からするものと決めてるのもどうかなぁ、と。

 なにか政令指定都市の勉強会のやりとりでもそうでしたが、地方議会とはいえ、政党政治で動いていることを最近痛感します。
 自由にモノが言えないというよりも、言うからには、党全体に責任を負う覚悟がいるし、党が動くためには、一歩でも前に進められる確信と、そのための段取り、努力もいるということです。変えるべきは変えるべきですが、変えようがない部分もあります。

 議場で知事になんか言うちゃった、というのが、気分爽快でも、満足感でもないゆえに、事が動かなければ、それ自体、無責任かもなぁ・・・。
 ともかく、何か言えば、反作用で、結果についての責任が返ってくる覚悟は要ります。自由民主党は、さような政党です。

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2007年6月21日(木)【一般質問3日目】
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 昨夜某所で財布が紛失という、人生初のとんでもない事態に見舞われ、警察にも届け、財布どころか、銀行や郵便局のカードや免許証も無い状態で一般質問3日目。
 妙に暑いし、再交付の手続きも、かなわん日です。

 銀行の通帳は昼には交付。妻が新しい財布を届けてくれて、意外なまでに質問戦も早く終わり、来年度は、ライオンズクラブで担当になる岡山の各LCと岡山JCと協働での「第53回社会福祉ふれあいの集い」も、わずかに覗くことができ、連れて行って貰った御津の運転試験場では、免許証も即日交付。完全ではないですが、なんとか持ち直しました。

 「金は天下の回りもの」と言いますが、それは、私のところで止まらないという意味なのでしょう。映画『ペイ・フォワード』ではないですが、良い形で、次にまわして欲しいと心から願います。で、ぐるっと回って、早く帰ってきてね〜。あ〜あ。


 本日の質問では、銘々のスタンスでずいぶん見え方が違うのだなぁ、と思いました。

 鳥取県の天気予報を見るという県北の議員は、まさに手間と時間がかかる切実な厳しい田舎暮らしの状況を伝えました。

 個人的には、目眩ましのように、都会と地方とはいえ、要は、地方自治体同志にケンカをさせる以前に、国と地方の税源の議論を詰めておくべきだと感じる「ふるさと納税」議論に関しても、このままでは立ち行かなくなる田舎の現状が根底にあります。

 煌びやかな政令指定都市の議論に、埋没してしまわないように、十分注意を払いたいところです。目から鱗のような、まさに地方議員らしい素晴らしいデビューでした。


 さらに、自治労の支援を受ける議員が、例えば介護保険に関しての指導・監督体制や、指定管理者の監視の強化を言われることについては、それを受ける逆の立場の友人が多いために、私には、もうはっきりと抵抗感がありますが、これはスタンスの違いと言わざるを得ないのでしょう。仕方ありません。

 私は、もちろん、行政職員の方のご労苦に感謝し敬意も払いますが、行政と対峙すべきは対峙し、あくまでも、どこまでも、同じ現場でも、県民サイドに立ち、議論を展開します。


 一番気になったのは、特別支援教育について。小学校140校、中学校40校で、特別支援教室が開設されていますが、その充実はもちろんのこと、私の一番の問題意識は、情緒障害や知的障害が微妙な子ども達の中学校から先の進学のあり方です。これが、喫緊の課題では? 


 また、昔で言う、いわゆるブレーン政治のような研究会は含めていないと思うのですが、現在138の審議会があり、委員が、のべ1744人もおられること。そして、このうちどれだけの審議会が、自由闊達に議論がなされているでしょうか。

 有識者の方のご意見は大切ですが、問題は、民主的コントロールがどれだけかけられるか、さらには、答申等の法的な根拠です。
 錦の御旗のごとく、議会内すら闊歩する答申ですが、民意とはなんぞや?公募もパブリックコメントもありますが、審議会のメンバーが、十分に情報を貰い、発言時間を十分に確保されて、本当に答申に納得しているのかな?十分に反対意見なども反映されているのかな?その過程がきっちり公開されているのかな?その民意は、選良としての議会の意志に優位するのかな?

 時として、議会軽視の温床に成りかねないというのは、今回のコンプライアンス委員会が、弁護士を含めた3人のみであったことでも感じられるところ。そこでの議論自体、我々議会には、透明性がないのですが、要綱にお墨付きを与えられるぐらいに、ずいぶん偉いもんなんじゃなぁ、と思います。 

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2007年6月22日(金)【一般質問最終日】
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 梅雨らしい蒸し暑い日です。
 
 一般質問最終日大トリを相務めました。雨の中、多くの皆様に傍聴にお越し頂きまして本当にありがとうございました。
 ESDや淡水魚三大河川のアピールなど積極答弁もあり、介護保険事業者への監査の問題では、私には、珍しく再質問(要望)に立ち、事業者育成のための心ある監査を求めました。私を含めて、選挙管理委員会委員長に質問が集中する珍しい日でした。

 昼には、政令市をめぐる勉強会の打ち合わせで、少し気が進みませんが、事務局長になる予定。ともかく、今回の代表質問で各党のスタンスは明確になっている上に、私が委員長の委員会の付託事件でもあり、勉強会として、なにがしかのまとまった答を出すことにはならないよう強く要望しています。
 
 会議後は、25日の委員会の打ち合わせ。さらに、参議院比例候補支援の打ち合わせ。どうしても複数の支援になりますが、はて皆様に、いかように御紹介すべきか悩んでおります。


 夕刻からは、県がらみの共済施設の三光荘とまきび会館を行ったり来たり。汗だくだくになりました。
 印刷関係の総会の後、早稲田大学OBの県庁関係者の集まり。情報交換はもちろん、今日の質問も含めて、職員の方の側から様々な御指導を頂けるありがたい会です。通常のOB会と異なり、先輩に敬語を使って頂いていることに大恐縮。

 「斎藤佑樹の生き様は、早稲田らしくない」という私の熱弁は、その根拠が、「だって、もてるから」。あまりとんとん拍子だと、本当に先が思いやられますね。やっぱり、人間は、多少いじけている方が良いですね。順風満帆だと伸び白がしれてますね。でも、羨ましいや!!
 全てが大激変の時代に、県も大変革期にありますが、こうした激動の時代が嬉しいのが早稲田魂。ちょっと変わってるってこと?

 後ろ髪を引かれながら、総会後の懇親会に戻り、ふと見ると、なんだか懐かしいようなPTA協議会の皆さん!新会長が上手くやって下さっていることが、本当に嬉しいです。わーわー言いながら、失礼しました。妙に忙しいです。

 先ほどまで、ある地域の道路に関する地元説明会後の町内会長さんとのやりとり。これは、骨が折れそう・・・・。

  
 ともあれ、6月定例会が事実上終わり、参議院選挙モードに変えていきます。結局投票日まで、あと1ヶ月と1週間になりました。

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2007年6月23日(土)【参議院選挙態勢へ】
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 今朝も早朝から、片山幹事長夫人と学区の移動総会の見送り。
 国会の会期延長がなされ、参議院議員選挙の投票日が、予想よりも1週間ずれ込みました。正直なところ、自民党は、サンドバック状態で、この岡山の地でも、「虎退治」だのと品格を疑う言葉で、まぁ本当に言いたいように、やりたいようにやられてきました。
 ただ、そのレベルに決して堕することなく、しかしまずは、反省すべきはしっかりと反省し、超逆風ではありますが、政治の王道をしっかりと歩んでいきましょう。エンジン、ブルブル。

☆緊急選対会議  ※お近くの方は、是非ご参加下さい。
  6月24日(日)  午前10時〜 京山公民館(京山地区)
      同     午後5時〜 岡山県青年館(岡北地区)

 なお下記、節操がないようで誠に恐縮なのですが、今回の参議院比例候補の私の現時点での推薦候補です。様々に御支援すべき事情があり、やむなくかように多数になっておりますが、全員当選を目指します。
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☆☆下記比例候補を推薦させて頂きます☆☆6月23日現在☆☆
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※自民党県連支援担当候補

橋本聖子・A (私立幼稚園関係)http://www.seiko-hashimoto.com/
中西茂昭・新 (歯科技工士会)http://www.nakanishi-shigeaki.jp/
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※個人的な濃い繋がり

松原まなみ・新(看護連盟・保育)http://matsumana.com/
藤井基之・@ (薬剤師会・岡大附中14期)http://www.mfujii.gr.jp/
石井みどり・新(歯科医師会)http://www.ishii-midori.jp/
森元恒雄・@ (石油)http://www.t-morimoto.com/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
※応援依頼あり(アイウエオ順)

有村治子・@ (神社関係)http://www.arimura.tv/
上野公成・A (宅建)http://www.ueno-kohsei.com/index.html

衛藤晟一・新 (日本会議)http://www.eto-seiichi.jp/
大高 衛・新 (商工会)http://m-ohtaka.com/
佐藤正久・新 (防衛)http://www.hige-sato.jp/
段本幸男・@ (土地改良)http://www.danmoto.gr.jp/
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※友党からの応援依頼あり

山本ひろし・新 (公明党)http://www.yamamoto-hiroshi.com/
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2007年6月24日(日)【トラ退治?】
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 昨日の某党の総決起集会で、『うらじゃ』が始まった中、トラの縫いぐるみが乱入。居合いの稽古着を来た「姫」が、虎に勝って、「姫のトラ退治」という「寸劇」があったそうです。
 マスコミが報道するから、内部の集会も伝わります。

 パフォーマンスが陽動作戦と分かってはいますけれども、こうした選挙や政治は辛いです。そして、お互いが情けないと感じてしまいます。こうした感覚を是と出来ないから、全くおもしろいとも思わないし、全く理解ができないから、私は、いつも選挙に苦しむのでしょう。  

 なによりこんなことを書いても、自分にはなんのプラスもないのですから、本当に私はアホだと思います。しかし、「こころ」とはそういうものです。



 本日は、2箇所で地域選対会議。いずれも逢沢代議士と並んで御挨拶させて頂きました。

 大学の先輩でもあり、18年間の片山参議院自民党幹事長の政治活動を支えて来られ、自民党大逆風の中、ここのところ一挙に痩せられた、ゆり子夫人を見るにつけて、件のことが本当に気の毒に思えてきました。

 「自民党は、他党や他候補のことをとやかく言う政党ではありません。別に批判をしたいわけではないですが、でも、退治と言われるような活動を幹事長が、されて来られたのでしょうか?
 地域でリーダーとして活動されている方には、ご理解頂けると思いますが、責任ある立場で汗を流した者が、いろんなことが起きて、いろいろ言われるのは、これはもう仕方ないかもしれません。ですが、退治とまで言われる・・・・正直に申し上げて、本当に悲しいです。」と、挨拶の中で思わず言ってしまいました。

 「マスコミは、注目選挙区と、おもしろおかしく煽ることでしょう。ただ、どうあれ、大逆風の中でも、真摯に、自民党は、政治の王道を行きます。」とも、申し上げました。


 いくら真摯に日本の国を懸命に支えても、選挙に不利になると分かりながら会期延長までして重要法案を通し、さらに年金問題について実態や問題の本質を語る以前に、社会保険庁を改革するこれからを語る前に、こんな寸劇で、3期18年の政治家が、あっさりと切られてしまうのかなぁ・・・。
 さぁ、私に替わりなさい、と。


 降ったりやんだりの梅雨の中、なにか悔しさが込み上げてきます。いつか私の活動も、嘲られたり、笑われたり、全面否定されるんだろうか。まぁ、そこまで偉くもならないか・・・・。

 ただ、今日をもって、この種の言及は辞めます。自分が情けないから。


 なにも自民党の全てが素晴らしいとは思いませんが、それは変えていけば良い、なによりも自民党でないとできないことがあるからこそ、私は、片山参議院幹事長と自民党候補を支援します。

 私は、自由民主党の県議会議員です。誇りも、持っています。そして、これからの自民党を信じています。
 なぜなら、これからも、私は自民党と共に生きていくからです。
 
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 本日は、中央小学校アリーナで、東京都初の民間人校長として杉並区立和田中学校校長に就任した藤原和博氏の講演がありました。私も、小学校PTAの一人として、出席させて頂きました。

 高谷市長はもちろん、教育再生会議担当の内閣総理大臣補佐官・山谷えり子自民党参議院議員や有森裕子さんもお越しで、事実上岡山市教育委員会が設営されていました。ちょっと珍しい括りですが、非常に内容が濃い会でした。
 
 「情報処理力」と「情報編集力」を区別して、成長社会においては、「情報処理力」が、一人一人が自立した成熟社会においては、「正解」でなく「納得解」を導き出す「情報編集力」が重要であり、前者は学校に、後者は地域社会に力点を置くという、ある種の役割分担的な発想です。
 「よのなか科」や「地域本部」の開設をはじめとする様々な試みは、まさに地域社会の出番の具体化と言えます。
 http://www.wadachu.info/yononakaka.html
 http://www.yononaka.net/

 JFKなら、学校は、地域全体のものであることを大前提に、『Ask
 not what your school can do for you, ask what you can do foryour school 』と言うでしょう。
 地域とネットワークを結ぶにしても、PTA、特に、父親の動きは、本当に重要だぞ、と思います。私もやるべき事があります。

 しかし、それ以前に、さしずめ、保護者としては、まずは、子どもの携帯電話やTVを制限するぐらいのことは、しんさいや、せぇからじゃ。という感じです。
 我が子は、小学1年生ですから、これから親も試されます。
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2007年6月25日(月)【中四国州は岡山ひとり説?】
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 本日は、行財政改革・道州制等特別委員会。今日もまた、10時から開催。次回は、10時30分開催に戻ります。不評?

 特に、付託事件の「道州制に関する調査」は、現段階では、議論が散漫になりがちのため、夢づくりプランで、中四国州を謳うならば、委員会審議に耐えうるだけの中四国州の理論武装となりうる資料の提出を求めています。

 本日は、中四国9県のそれぞれの考え方を整理した資料が示されましたが、足並みは全く揃っておらず、文字通りバラバラ。現行の道州制の議論そのものに前向きでない知事すらおられ、今のところ、残念ながら、やや中四国州の議論が、浮ついている感は否めません。

 一歩間違えると、道州制マニアと言われる石井知事の岡山県の主張は、中四国の拠点、すなわち、州都設置を意図する我田引水なものと、他県からはとられがち。その通りじゃ!と開き直るにしても、もう少し、「納得解」を得るための説明が必要です。
 今のままでは、中四国州は岡山ひとり説になりかねません。

 政令指定都市の議論の中で、私が主張する倉敷との「強固な合併」論が、中四国州の議論と相俟って、リアルな話として展開されるのは、この委員会ならではで、おもしろいです。


 昼には、事務局長を務める「児島湖をきれいにする議員懇談会」の総会。これまた文字通り、100年河清を待つような、児島湖浄化のための決定的な施策がないわけですが、地道に、下水道整備や様々な啓蒙活動、環境美化運動を展開していく以外に進めようがないところもあります。
 一方で、ユスリカの大発生は、逆に被害が増大しています。

 それにしても、問題が大きいからこその議連ですが、毎年毎年、今ひとつ、進んでいる実感がありません。事務局長が言うことではないのですが、昼食会になっていないかえ?かえって、私には、一般質問の足枷になっているところもあります。


 とにもかくにも暑い中、お見舞いや、保護司会の研修会や、相談事やの中で、自民党大逆風を受けて、下記の会を行うことに決めました。
 ご案内の発送は、中央学区および周辺学区の方になりますが、基本的には、私の責任企画でございます。どの地域にお住まいの方でも、どうか奮ってご来場下さい。

======   是非ご予定下さい   =========

     《岡山市中央緊急選挙対策会議》

                  片山虎之助後援会事務所
                  逢沢一郎後援会事務所
                  佐藤真治後援会事務所

   日時 2007年7月8日(日) 午前10時30分〜
   場所 福武ジョリービル パールホール
       岡山市中山下1-10-30 

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2007年6月26日(火)【諦めないから強い人】
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 参議院選挙が1週間伸びて、自民党県連広報車「あさかぜ」が遊撃隊として動くことになり、青年部局と遊説局の出番で、担当貼り付け。来週末には、片山幹事長も、乗り込むということになりそうです。
 かえって本番中には、他地域への選挙応援で、候補不在が増えそうなのは、辛いところ。


 本日は、産業労働警察委員会。改選後最初の議会ということもあり、審査する請願・陳情がなく、ゆっくりした感じ。交差点のアイラインの効果などについて伺いました。

 昼には、フリーゲージトレイン(軌間可変電車)推進の議連の総会。こうした議連の楽しみは、月会費500円を積み上げた一部を使う弁当。基本的に、自民党の会議での弁当の予算は、上限が1000円ですが、議連は、少し余裕があり、微妙に弁当が良くなります。
 フリーゲージトレインは、新幹線(標準軌1435ミリ)と在来線(狭軌1067ミリ)が直通運転できるよう、車輪の左右間隔を軌間幅に合わせて自動変換できる電車ですが、新幹線が未整備の山陰の方には、大きな期待があります。
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 午後から夕刻まで、あるふれあいセンターにある福祉事務所で、えんえんと2時間以上にわたる相談。見事な職業婦人として頑張ってこられた方が、晩年に苦しまれるのは本当にしんどいです。ただ、しかし、守りたい人がいて、ゆえに無茶苦茶にお元気なのが、救いです。

 84歳で、まだ働かなきゃと思われるメンタリティは、私の母にも、通じるところがあります。『運が良いとか悪いとか、人は時々口にするけど、そういうことって確かにあると・・・・』。ただ考えようによれば、あれやこれやと心配できるぐらいに元気なのは、幸せなことなのかもなぁ・・・。
 他人のせいにせず、抱え込んでも、真っ向から戦う姿勢が、実に素晴らしいです。もう少し楽な生き方も、あるようには思いますが。
 
 わざわざ心配のネタを探して、端から見ると、事態を悪化させるように見えても、常に心配な状態の方が、かえって落ち着く人って、いるのかもなぁ・・・。自分の存在意義を見つけて、絶対に諦めずに、頑張らなきゃいけないと言える、そんな理由があるというのが、結局は、一番強いんだな。で、本当になんとかしちゃいそうだもんなぁ。

 それにしても、政令指定都市で区割りされると、地域によっては、総合出先機関としての区役所までが、著しく遠くなるところも出てくることでしょう。

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 夜には、私もたいへんにお世話になっている岡山県看護連盟が応援する参議院比例代表候補である、松原まなみ氏のいわば選対会議。http://kangorenmei-oka.org/home/modules/tinyd7/

 岡山県立大学保健福祉学部看護学科助教授を務められ、また息子さんが発達障害ということで、看護の心、福祉の心で、当事者として、政治が行える方です。
 たまたま松原氏が来られる「岡山県看護政策推進集会」が予定されています。是非ともご出席下さい。

     「岡山県看護政策推進集会」

日時 平成19年7月7日(土)午後2時〜午後3時30分
場所 岡山衛生会館 三木記念ホール
    岡山市古京町1−1−10

講演 (敬称略)
    『看護・保育政策の現状と課題』
      参議院自由民主党幹事長  片山虎之助
    『国民の安心・安全のために私たちがなすべきこと』
      日本看護連盟会長 見藤隆子
    『看護政策の推進』
      アンフィニ編集長  松原まなみ
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2007年6月27日(水)【選挙その不可思議なるもの】
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 国民年金未処理の名寄せではありませんが、参議院選挙に備えて改めて後援会名簿のチェックを一日中していると完全に頭が回らなくなります。
 本当に多くの皆様が、後援会名簿を書いて下さったことを心から感謝申し上げます。それをさらに入力して下さった方がいて、名簿は、我々政治関係者にとっては、命の次に大切と言っても過言ではない宝です。
 様々な方の顔を思い浮かべながら、しかし、本当に今日はもう駄目・・・・。目は霞む、頭は、ぼーっとする、バタン・・。


 噂では、岡山市第2選挙区に保守系の「衆議院議員」立候補表明がある模様。言えば、全員憲法改正賛成で、事実上三候補とも保守。いったい対立軸は、なんなのじゃ???
 政権を取ることが目的の実はネオコンではなく、古き良き社民連のような候補の方が、議論の余地もあるように思います。しかし、なぜこの時期に?????

 あ〜頭が回りません。政治が分からないのか、選挙が分からないのか、それもよく分かりません。政治家として、どんな活動をするかよりも、ともかく、目立つことが好きで、選挙イベントが好きな人がいるような気がするのも、よく分かりません。そのメンタリティは、芸能人とどう違うんだ???
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2007年6月28日(木)【あと15日?】
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 結局のところ、体のだるさが、クーラーの当たりすぎじゃないかというのが分かりました。クールビズでも、こんな横着な話はありません。

 昼に派閥の勉強会。さらに、「政令市移行を考える岡山市選出県議会議員」の会を作ろうとしたところ、そもそも論があり、役員・世話人にも異論があったので、もともと個人的には、端から積極的な参加を考えていたことが一度もないため、事務局長どころか、参加そのものを見合わせようと思います。

 今議会において、各派の態度は表明されましたし、区割りや道路償還金の話に県議会議員が言及し出すと、確実に時間切れアウトになりかねません。何人が任意の勉強会に参加されるかは、私の知るところではありませんが、慰留され参加しましたが、もうスタンスを決めました。当初の目的は達しました。

 ただ、人口要件で疑義を感じているのなら、県すなわちトップが積極的に関わって現実性を高めるのが、真の支援。銘々が自由な発言をしても、逆に、クールに判断していても、政令指定都市ができないのだということは、いつも申し上げている通り。


 参議院比例候補の各陣営からの様々な要請が、いっぺんに増えてきました。候補者名を書く運動は出来ても、自民党と書く人が少ないのではないかと肌で感じておられるのが比例候補陣営。夕刻に、片山事務所に寄りましたが、予想される選挙まで、なんと「あと15日」。明らかに大逆風です。

 内閣不信任案が出たら、衆議院解散を叩きつけ、衆参ダブル選挙に打って出るのも筋かなと思うようになりました。年金問題などで不満は高まっており、内閣支持率も最低を更新していますから、与党が惨敗、下野する可能性もありますが、ガラガラポンの方が、全てが分かりやすいです。
 思えば、安倍内閣は、短期間でかなりのことをやっているのは事実。日本の未来をしっかりと語って欲しいところです。
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2007年6月29日(金)【10日に、県市連絡会議設置!!】
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 一年の半分が終わったように、本日で、6月定例会が閉会しました。選挙後、何か慌ただしく、やっと通常の状態に戻りつつありますが、いつもの年なら、調査月間になる夏は、今年は、選挙一色に。

 気がつけば、オバケエビも、尻尾が長くなるまで大きくなったは、10匹程度。生存競争の激しさを思い知らされました。
 私自身も、体調が悪い理由に、クーラーもさることながら、食事制限をしている口寂しさで、会合でも、ウーロン茶を鬼のように飲むからだとも分かりました。ここからフェロモンを出すために仕方ありません。


 議会最終日の知事の挨拶では異例ですが、岡山市の政令指定都市化について、7月2日に庁内体制を整え、10日に、県市連絡会を設立することを明言されました。まずは、予定通り。
 あとは、ある意味、市長の「政治力」が試されますが、出来る限りの支援をさせて頂きます。少なくとも、県も県議会も、ここまでで、すべき事を全て行いました。
 あと必要なのは、市民レベルの盛り上がりですが、それは具体的方策が進んでいます。ただ、今は書けません。

 なお、政務調査費の透明化など積み残しの議論はこれから。


 昼には、岡山県森林・林業活性化促進議員連盟総会。おかやま森づくり県民税について、私が本会議で問うたこともあり、詳細が示されました。が、しかし、約5億38000万円の税収で、本当に森への関心が高まったでしょうか。増税されていることに、皆様ご認識はおありでしょうか。
 当局は、継続導入を考えているようですが、議論が必要なところです。

 続けて、「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を図る岡山県議会議員連盟」総会。超党派の議連ですが、民主党にのみ、何人か不参加の議員がいます。理由は知らね。



 夕刻まで、しこしこ宛名書き。派閥の会合など。引退されたり、市長になられたOBもご出席。地方政治の未来や、地方議員の存在意義について、特に、県議会議員の意義について、皆、思うところが、あらるんだなぁ・・・。

 古き良き時代が、県民に等しく良かったかは別にして、石井知事がいつになく遠く見えたのは、私の議席が後ろに下がっただけではないのかも。金がねぇのは、首がねぇのと同じだと言いますが、殺伐としとるなぁ・・・。
 知事は今議会、一度も笑っていないのではないかしら。

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2007年6月30日(土)【ファジアーノJリーグ準加盟を目指す】
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 今朝の山陽新聞には、伺ってはいましたが、ファジアーノ岡山が7月4日にも、Jリーグへ準加盟を申請するとのこと。Jリーグ参入の要件ですが、承認されれば、地域リーグに所属するチームとしては全国初。そのためにはしかし、行政の支援も欠かせないところで、政令指定都市同様、煮詰まってきました。もはやトップには、腹を括って頂き、前に前に進むしかありません。
 次回桃太郎スタジアムでのホームゲームは、8日(日)午後6時から。ナイター!!VS 佐川SC。樽募金もやっています。

 一方で、世界遺産に登録されることになった石見銀山が意識される某所で、今年も早朝よりクワガタムシ捕り。いつもの木が、かなり切られており、しかも前日の雨で、雌一匹。今年も1回では済みません。実は、県の制度も影響する場所で、来年以降、勝手に木を揺さぶったり出来るのかどうか?やや微妙です。

 土曜日の片山事務所で少し作業。自分の選挙の時も体感しましたが、選挙事務所になんがなし皆様が集まって下さって、ワイワイやっているという雰囲気の選挙は、過去のものになったのかしらん。ずっと選挙はこの状態でやるのが普通になるのかな。
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