2006年12月1日(金)【師走】
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 午前中、市内のある施設で、介護保険や障害者自立支援法に関して県の対応を伺っているうちに、寒気がして、幼稚園のランドセル販売問題に関して、あれこれと長話をしているうちに、ぼーっとして風邪と確信。夕刻からの予定を変更させて頂き、静養し、この週末に備えようと思います。
 選挙対策もさることながら、来週から議会でもあり大事をとりたいのですが、急な冷え込みもあり、皆様くれぐれもご自愛下さい。
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2006年12月2日(土)【連合婦人会60周年】
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 今朝は、岡山市連合婦人会結成60周年記念大会。日の本は、女ならでは夜も明けぬ国、地域コミュニティの核として、婦人会の果たしてきた役割は大きく、献身的な御働きには、いつも頭が下がります。20年後には、市幼P連役員は、主力メンバーかも?
 私自身、12時間睡眠しても復調にはほど遠いですが、季節の変わり目なのか、訃報が相次ぎ、本日は、親族も含めて会葬が二つ。連日連夜になる忘年会シーズンをいかに乗り切るか、体力勝負の12月ですが、皆様もどうかくれぐれも、ご自愛下さいませ。
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2006年12月3日(日)【『見残しの夢』はありませんか?】
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 朝5時からの朝起き会の後、明け方の『芝浜』の中、京橋朝市でいつものように、うまいうどんをすすってから、久方ぶりにある学区のグラウンドゴルフに、家族で。

 この学区のコースは、山あり谷あり障害物ありの物凄さが特徴で、いたってホールインワンが出にくく、ハプニングが続出。やっていて参加者の笑いが絶えません。
 私も、いったいいつ以来だろう?というぐらい、腹から笑いながら、家族で楽しませて頂き、スコアはハーフで、32、妻は28。子どもは、妻のキャディでした。これは、もう本当に楽しかったです。
 もともとは、狭いグラウンドからの苦肉の策だったのかもしれませんが、この障害物グラウンドゴルフは、老若男女必ず笑えます。是非各地域で、お試し下さい!!


 そこから、家族で、藤田のふれあい祭りで、ふなずしを食べた勢いで、えいやーと、久方ぶりに渋川まで暴走し、僅かの憩いの時間。見事な快晴で対岸もよく見え、冬だからか、海の青が美しく、空の蒼が濃く、30度違えば、なんか沖縄そっくし!!
 ここは沖縄じゃ〜!!寒いのは気のせいじゃ〜!!と言ううちに、だんだん、家族全員、風邪を引いているのを忘れるものです。


 本日は、浅口市が地元の劇団コスモスの公演『見残しの夢』が、土曜劇場として、天神山文化プラザであり、昔、「劇団ひびき」で、一緒であった友人が舞台に立つということで、これまた久方ぶりに、観劇。そう、私も、劇団員でした。

 芝居の内容も素晴らしく、あの頃以上に楽しそうに、舞台で弾けている友人が嬉しく、羨ましくもあり、見残しの夢を少し感じました。

 いつからでも夢を追うことはできますが、私の場合は、「ああすれば良かったなぁ」と後悔するというより、「あんなことしなきゃ良かったなぁ、でも、なったもんはしようがねぇや」と開き直るタイプなので、むしろ、『見残しの夢』よりも、『見果てぬ夢』か・・・。

 それにしても、演劇って良い・・・。あぁ、市民劇場で観劇する時間の余裕が、いつから無くなったかなぁ・・・。いわんや、自分でも芝居をするのはなぁ・・。


 笑いや、家族や友人から、多くのエネルギーを頂戴するうちに、だましだましのここ数日の風邪を完全にねじ伏せました。復活!
 

 明日からは、12月定例会!!頑張っていきましょい!!
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2006年12月4日(月)【12月定例会開会!!】
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 それにしても、来年度からのJFL昇格は、見残しの夢になりましたが、ファジアーノ岡山FCは、本当によく頑張りました。九州まで応援に行けなくて、本当に申し訳なかったのですが、他チームと全く違う厳しい状況の中で、選手達は最大限頑張ってくれました。
 振り出しに戻るわけではなく、この歴史は、チームの勲章です。また、皆で歩き始めましょい。一緒に歩いている仲間が、ものすごく増えました。もう、押しも押されぬ我々の愛する岡山のチームになりました。感動をありがとう!!

 さて、12月定例会が開幕致しました。こちらは、感動がありません。チボリ公園に関する条例が上程できないこともあり、いつになく話題や目玉が少なく、知事提案説明も、さらっと終わった感じです。津山線の脱線事故に触れられないのは、いかがなものかしらん。
 この議会中に、卒業写真撮影があったり、議会外で、せわしないモードですが、31回目の一般質問をしっかりと行います。
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2006年12月5日(火)【長野士郎前知事ご逝去】
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 昭和47年から平成8年もの間、岡山県知事を6期勤められた長野士郎様がご逝去されました。平成11年から議員である私は、長野知事は存じ上げませんが、何度かお会いすれば、好々爺として、しかし、引退後も大きな影響力を持たれ、県政全般に渡り、また、現職職員の中にも、その影響力が及んでいたことを今も強く感じます。門木先生も亡くなられ、なにか岡山県政の大きな一つの時代が終わる寂しさがあります。
 享年90歳。心からご冥福をお祈り致します。合掌。

 本日は、議会は休会日。一般質問原稿作成に追われていますが、障害者自立支援法というテーマの重さにもがいている状況です。構造改革という、これまた時代が生んだ法律と言えますが、現場が追っつくものではなく、あまりに課題が多いものです。しかも、県は何をすべきか地団駄を踏むところもあります。
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2006年12月6日(水)
          【青色パトロールカー大部隊が大鳥居をくぐる!】
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 本日もまた休会日。本来は、一般質問原稿起案日ですが、今回は、「障害者自立支援法」「発達障害」という非常に重いテーマに取り組んでいるため、いつにも増して、書けません。


 午後から、庄内学区の安全安心ネットワークの防犯パトロールカー出発式にお邪魔し、産業労働警察委員長として、祝辞を述べさせて頂きました。

 驚くなかれ、青色回転灯をつけた自動車は、なんと41台!!実は、警察本部は躊躇しましたが、地域の勢いが勝りました。
 おそらく、これは、学区における世界最大の民間パトロール隊だと思います。高松稲荷の大鳥居で隊列を組めば、文字通り、西部警察を凌駕する迫力でしょう。なにしろ、自動車は、種類も様々で、荷台付きの軽トラの青ランプなどは、妙にかわいいです。
 中には、枯葉マークの高齢者ご夫妻のパトロールカーもあり、今後、本当に、安全に、楽しみながら、長く活動して頂きたいものです。 

 子どもたちの下校時に合わせて、どどどとと、パトロールカー大隊が出て行く姿は、他に例えられない感動的な風景でした。青色パトロールカー大部隊が大鳥居をくぐる様は、世界のどこにもないオリジナルな、地域への愛の賛歌でしょう。

 これだけ地域住民に守られている子ども達も、きっと自分たちも、地域や仲間を守ろうと、思うところがあるはずです。 

 また、どうしても、ガソリン代などのランニングコストがかかってきます。こうした必要経費への支援は、必要なものだと思います。


 それにしても、昨夜も、お邪魔しましたが、高松地区というのは、誇るべき吉備の国以来の歴史・伝統があって、地域の方の地域への思いが、非常に熱いです。
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 今朝は、朝一で、幼稚園の生活発表会。PTA会長は学校評議員でもあるので、来賓として。考えようによれば、子どもの幼稚園での姿をこれだけ見ている親父も少なく、役得といえば役得。平日ですが、男性保護者もチラホラ。劇や簡略版「うらじゃ音頭」などを観て、途中で失礼。

 それにしても、限りなく、お猿に近かった生き物をかくも人間らしく伸び伸びと教育して頂いたことに、心から感謝です。

 私の選挙が終わった頃、息子の小学校の入学式ですが、落選したら、我が家に決して春は来ないと思うと、恐ろしくなります。
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 平和町一番地区の再開発が着工に向けて、やっと動き出しました。桃太郎大通りに面し、古く我が家の家業の「佐藤陶器店」があった土地を含む、西川橋交番向かいの角地に、再開発のテナント・マンションのビルが、平成21年に建ちます。

 とっくの昔に、我が家とは関係なくなっていましたが、それが少し心の支えであったように、陶器店跡は、もう20年以上も駐車場でした。もはや、父も亡くなり、祖父や祖母の思い出も遠くなりました。『およげたいやきくん』の頃の記憶など、センチに語るには笑止千万のものでしょう。

 今回、県も絡む再開発ということで、少しお手伝いできたことも、亡父へのはなむけであり、踏ん切りがつく作業でした。やっと、幸せを祈りながら、さようならが言えます。
 願わくば、多くの幸せな人で賑わうビルになりますように!

 それでも、もし生まれ変わって、商売ができるなら、世界一の陶器屋をつくって、桃太郎大通りに、ビルをバンバンぶっ建てたいものです。・・・陶器屋だけじゃ無理だろうな。

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2006年12月7日(木)
           【一般質問は、12月12日(火)5番目です】
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 岡山市の政令指定都市化を県議会の側から大きく推進したと自負する9月定例会の一般質問の会議録がアップしました。↓
  http://giji.pref.okayama.jp/giji/Gikai_f1.htm


 31回目の一般質問の日程が決まりました。初日の12月12日(火)5番目で、午後2時に議場にお越し頂ければ確実に傍聴して頂けます。
 今回は、大きな話題が少ない中、選挙対策用もあってか、やや多めの25人の登壇で、重複質問は必至でしょう。

 今回は、ゆっくりめで良いと申し上げていたのですが、毎回原稿を早めに出すことが買われてか、予想外の初日に。
 ところが、正直に書いて、31回目にして、一番、原稿が進んでいません。しかも、明後日までには、草稿提出が仁義ですが、御依頼の対応はあるは、忘年会のはしごはあるわ、これは、非常にまずい状況です。
 ただ、今回は特に、お気楽に書ける内容ではありません。「励ます会」で知事に言われたからではありませんが、私の考える政治を少しゆっくりしたスピードで、議場で語りたく思います。


 本日は、次年度組織づくりを意識した話し合いのPTA執行部会を経て、代表質問初日。我が党と民主党。党の代表ということで、広く薄く論点を拾うのか、党の合意を持って大きな課題を深く問うのか、いろんなパターンがあるように思います。ただ、一般質問を2.5倍するというのとは明らかに違います。
 
 本日の答弁の中で、津山線脱線事故については、さらに、深く問う必要を感じましたし、障害者自立支援法については、民主党は代表質問すらされませんでしたが、これは政治とは何かの根本を問う問題ではないでしょうか?
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2006年12月8日(金)【冬のオペラグラス】
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 本日は開戦の日。代表質問2日目。友党公明党。本当に真面目で誠意ある質問でした。
 おもしろかったのは、県内の50年以上経過した5m以上の橋が、1093橋中68橋で、20年後には、500橋を越えるとか。建て替え、修繕等が必要になり、ある意味、新たな公共工事です。
 午後からは、12日の一般質問執筆の受験生状態。
 夕刻からは、忘年会を抜けて、岡山パールLC主催の盲導犬育成支援「錦織健チャリティーコンサート」で、いよいよ最後の1曲に、アンコール曲2曲を拝聴しました。あの声量、パフォーマンス、さすがに、違いのわかる男。なんだか凄かったです。
 妙に賑わう金曜の街を横目に、その後、やはり、現在も、執筆中。こりゃ、明日までに書けるかなぁ・・・しかもどんどん長くなり・・。

 あ〜それにしても、なんだかんだ言ったって、「出れば良いってもんじゃないなんだよ、真冬の幽霊」ってことは、あります。大義がないとなぁ・・・。
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2006年12月9日(土)【本日も執筆中】
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 午前と午後に、会合の挨拶に出て、本日も、一般質問原稿の執筆中。土曜日ですが、当局も出勤され、電話であれこれとやりとり。質問も、3分の2が、障害者自立支援法および発達障害に関してで、いつになく、制度的な話が増えた分、難しくなっています。自民党の立場から福祉施策について、これだけ言うことが大切です。
 これから、しらふのまま、忘年会のはしごをして、また、9時頃に、やりとり再開予定。丸の内も、この土・日は、休みなしです。
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2006年12月10日(日)【政治のアンテナ】
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 朝一の納射会で、県立弓道場の狭さを再確認し、ある町内の餅つき大会で、餅を食べていたところ、急遽、天の声?があり、岡山市障害者大会へ。市の行事でしたが、結果として、飛び込みの来賓で壇上に。これは本当に申し訳ないことです。そりゃ、職員の方も困るわいな、突然来られても・・・。

 いわゆる大会で、案内状がないのに、会場に飛び込んで来賓になったり、地方自治体がらみの行事が開かれている会場前で、ビラを配ったり、街宣したり、挨拶したりする他党の議員の行動を非常に苦々しく思っていましたが、結果として自分がしてみると、非常に肩身が狭く、ある意味、強靱な精神力が必要なことが実によく分かりました。義理と人情と筋を重視する自民党的には、お行儀が良くないのですが、こういう、ずうずうしさが、もっといるのかなぁ・・・。

 年末夜警や盆踊りの飛び込みも、えいやー!ですが、主催者側に明らかに負担をかける確信犯というのもなぁ・・・。


 ただ、障害者の方の大会ですから、本当に行けて良かったなぁ!と思ったのも事実で、いろいろ壇上で考えさせられました。
 そこでの小学生の優秀作文の中に、「障害者は、社会のアンテナ」といった表現がありましたが、まさに、福祉施策は、政治のアンテナであり、そこが問題なら、根が深くかつ広く、社会や政治に問題がある証左かもしれません。

 障害者自立支援法と発達障害をテーマに、昨日の深夜から先ほどまで、断続的に、当局とのやりとりが続きましたが、夜中の3時前まで頑張る先方の窓口が、同い年ということが分かり、お互いにお疲れ様ですという気持ちになりました。福祉施策に少しでも還元できれば、そんなことは、報われます。

 今日の非礼の少しでもお詫びになりますように、12日の質問項目は、下記の通りです。
 発達障害をここまで真正面から問うのは、岡山県議会で初めてのことです。


 先ほどまで、第44回桃太郎少年合唱団定期演奏会。なにか、定番となりつつあるOB合同合唱。幼稚園の年長組から入団資格があり、我が子に振ってみようかと思います。

 親としては、合唱と、空手も習わせたいのですが、こればっかりは、やらせるというより、本人が、やりたいと言わないと、強制しても続かないでしょうし、難しいなぁ・・・・などと言いつつ、忘年会へ。 

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一般質問     自  民  党      佐藤議員
1 障害者自立支援法について
(1)応益負担等       (保福)[  知   事  ]
(2)利用者等への影響     (保福)[ 保健福祉部長 ]
(3)県独自の措置等     (保福)[ 保健福祉部長 ]
(4)授産施設等への支援等  (保福)[ 保健福祉部長 ]
(5)障害者の雇用対策
        保福・教育協力(産労)[  知   事  ]
(6)人材育成        (保福)[ 保健福祉部長 ]
(7)障害福祉計画      (保福)[ 保健福祉部長 ]
(8)今後の対応       (保福)[  知   事  ]

2 発達障害について
(1)実態調査等   教育協力(保福)[  知   事  ]
(2)不登校等との関係    (教育)[  教育長  ]
(3)社会への認知  教育協力(保福)[ 保健福祉部長 ]
(4)放課後の支援      (保福)[ 保健福祉部長 ]
(5)特別支援教育体制の推進 (教育)[  教育長  ]
(6)特別支援学校のセンター的機能
               (教育)[  教育長  ]
(7)対策組織        (保福)[ 保健福祉部長 ]
3 JR津山線脱線事故について 
(1)今後の対応       (生環)[  知   事  ]
(2)他線に与える影響    (生環)[  知   事  ]
(3)斜面の安全対策等     (土木)[  土木部長  ]
(4)JR等との連絡体制   (土木)[  土木部長  ]
(5)危機管理体制      (総務)[  総務部長  ]
  ア 連絡体制
  イ 危機への対応
(6)県道玉柏野々口線等の整備方針
               (土木)[  土木部長  ]
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2006年12月11日(月)【この頃の自民党】
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 本日も、休会日。午前中一杯、PTA役員会。明日登壇です。

 熊代昭彦先生が、自民党を完全に離れられました。郵政民営化法案を「部分的に」反対され、そこから昨年のあの夏です。
 衆議院解散の翌日、私は、東山峠で、さっそく熊代先生と街宣をさせて頂きました。しかし、秘書時代からお世話になっているにもかかわらず、思わぬ展開になり、市長選挙では、どうしても応援させて頂ける状況にはなりませんでした。いまだに心苦しいものがあります。

 いずれにせよ、平沼先生とは全く異なった立場で、先生のお言葉を借りれば、自民党を見切られ、参議院選挙を戦われるそうです。政治家の出処進退について、側がとやかく言えるものではありませんが、私としては、単純に言えば、寂しいです。

 日本のNPOを育てられ、私も幾度か、岡山でNPOがらみの企画をご一緒にさせて頂きました。正直なところ、NPO発展のために、御指導を賜りたい気持ちは、今も変わりません。
 熊代先生の益々のご活躍を心からお祈り致します。


 来年の統一地方選挙では、常に自民党と一線を画されていた方まで、県議選出馬となれば、手のひらを返したように、公認申請を堂々とされ、派閥に接近されるような現象を不思議には思いますが、しかし、来るものは拒まず、去る者は追わずで、それを許容するだけの大いなる幅、懐の広さ、情の深さがある我が党でありながら、なんで、こんなことになってしまったのかなぁ・・・。・・・とかくこの世は住みにくい・・・。

 教育基本法改正も、防衛庁から防衛省へ昇格も、この国会で決まりそうですが、それ自体と言うよりも、そのスピードや過程に、少し危うさを感じています。

 誰がいけないというわけではないのですが、どうにもこうにも、来春の統一地方選挙の頃、我が党に、順風が吹いているような気がしないのですが・・・・。これは地方議員では、いかんともしがたいものがあります。

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2006年12月12日(火)【卒業写真】
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 本日は、朝から幼稚園のブロック会で挨拶して、31回目の一般質問。傍聴にお越し頂きましたには、予想よりも1時間も開始が遅れ、本当に申し訳ありませんでした。おまけに、時間配分を思い切り間違い、終盤は、光速エスパーになってしまいました。

 それでも、障害者自立支援法について、自民党から、県の対応を迫ることに意義がありましたし、発達障害についても、真正面から教育長が答弁されたのは、大きな前進でしたし、津山線脱線事故について、時間が足りなくなった分、結果として、かなり厳しい論調で、当局に、物申したのは、良かったと思います。
 ただ、制度設計を行った国の動向を踏まえたり、JRに委ねるような答弁が多く、がっかりしました。総じて、要は、県は何をするんなら?というムードが、議場に一日中充満していたような日ではありました。

 ちなみに、県内で、JRの鉄道と県管理道が並行する箇所は52箇所で、県管理道が上部にあるのは、22箇所だそうです。上部の斜面が崩落して、下部の鉄道に被害を及ぼせば、損害賠償ものです。


 夕刻には、議会の卒業写真撮影。また、マスコミ各社も、選挙用に一斉に。春には、ずらっと一覧で出る写真で、人相が悪く写ると最悪です。少しでも穏和に写ろうとしますが、あんたええ加減に撮っとるじゃろう!と思える記者もおり・・・。

 出馬表明しないのか?との声がありますが、あれは、いわゆる新人議員の表明であり、我々自民党現職は、この20日に、正式に、党公認候補になる予定のため、それが事実上の出馬宣言になるのだと思います。 
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2006年12月13日(水)【福祉が問われています】
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 本日は、一般質問2日目。昼には、政務調査会。請願・陳情の審査の確認ですが、県幼P連副会長としては、ややまずいことが。重複もあり、たんたんと進んでいきました。

 障害者自立支援法の部分は、実名入りで新聞には出ませんでしたが、国の与党も補正で大きく動こうとしていることもあり、なにか自民党のムードが変わってきたように思います。少なくとも、見切り発車で問題があったという共通理解が醸成されつつあるように思います。
 歴史的には、古くは福祉先進県であった岡山であるなら、願わくば、知事に一歩踏み出して頂きたいのですが・・・・。
 構造改革の流れの中で、随所に出てきた矛盾について、ある意味、共産党さんが言われることに、耳を傾けながら、地方議会は、鋭敏に感じて動かなくてはいけないのかもしれません。

 私は、昨日の質問の前に、こう申し上げました。
 「長野県政において、石井県政における『夢づくりプラン』に相当するのが、『岡山県総合福祉計画』だと思いますが、そのキーワードは、『人間尊重・福祉優先』です。私は、岡山県政のキーワードに、『福祉』という言葉があったことに、改めて、政治の要諦を見るように思います。
 経済効率だけで、強者の論理で、多数決だけで決めるのなら、それが正義というのなら、政治は必要ありません。対価としての行政サービスなら、あらゆる行政全てを民営化すれば良い。なにかを削減することだけを成果とするなら、そこには、愛も、夢も、希望も、福祉もありません。強いものに与するのではなく、弱いものの側に立ち、本当にそれでよいのですか?と、言い続けることができる、実は、議員として一番必要な感性は、そこだろう、と思います。」
 県は県のできることがあるのではないかなぁ・・。
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2006年12月14日(木)【県の役目のもどかしさ】
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 何回めか、もうすっかり忘れましたが、お馴染みの討論しないTV「県政討論会」の出演が決まりました。久々の1時間番組です。
 放送日時等は下記の通りです。年末にお時間があれば、是非ご覧下さい。なお、収録は、21日の予定です。

 県政討論会「12月定例会を終わって」

 放送局:テレビせとうち(TSC)
 本放送:12月28日(木)午前9時30分〜10時24分
 再放送:12月29日(金)午前8時05分〜 8時59分
 出  演:戸室、千田、佐藤、加藤(自民)、住吉(民主)、
      増川(公明)各議員です。
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 あっという間に日が暮れます。一般質問3日目。どうしても、生活に根差せば根差すほど、それは、市町村の事業ではないのか?というのが、県のもどかしさ。「市議会で聞けぇ〜」というヤジが、しばしば飛ぶのが、県議会です。

 県道の道路脇の空き地が、ドライバーのゴミ捨て等のマナーの悪さで、封鎖されていますが、市町村にゴミ箱を設置して貰えば良いのではないか?という提案に対して、なぜか部長の前向き答弁に、議場から「無責任なことを言うな!」と、非難囂々。持ち帰りを推奨する中、ゴミ箱設置自体が時代の要請に反しますし、市町村が県道のゴミを回収する仕組みにはならないだろうなぁ・・。

 他にも、県教委が市教委にどこまで言えるか?という問題もあったりで、制度的な限界の中で、県行政から直接に、自立した市町村行政を応援するということは、対等・協力関係の地方分権の時代には、干渉や足かせにこそなれ、本来は、もうまるごと、権限、財源、人間ごと移譲する方が、理に適っています。

 今議会では、特に、国の動向を見ながら、国の制度を咀嚼して、市町村に伝えることだけが、県の役目としか思えないことがあります。自治体間の格差調整を行うことも県の役割ですが、これまたもどかしいです。

 政令指定都市・岡山市ならなおさらで、「なんもせんでええ、邪魔だけはせんでくれ」と、岡山県から市に対して何か言うこと自体が、おこがましいような時代が来るのかしら?もちろん、そこまでにやるべきことが多くありますが。
  
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2006年12月15日(金)【事務事業も競争入札?】
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 一般質問4日目。最終日。おもしろかったのは、同い年で、おちゃんこクラブの議員の外郭団体等への事業の随意契約について、ホームページで情報公開するという話。数千万円の事業もありますから、一般競争入札や指名入札する公共事業と扱いは変わらないという視点、要は、事務事業も競争入札するというのは、おもしろいです。
 今まで、外郭団体に無条件に委託していた事業をNPO、外郭団体、企業が争えば、コスト削減は可能でしょう。しかし、コスト削減イコール人件費削減なら、安定雇用をうたう県の施策と逆行の恐れもあります。また、我々は、行政サービスに、コスト削減を求めているというより、むしろ費用対効果、顧客満足ができる機動的、懇切丁寧な対応ではないでしょうか。

 一方、来夏の参議院選挙に関して、熊代先生を離党ではなく、除名に、という党本部の姿勢は、実に強烈です・・・・。
 さらに、片山虎之助参議院幹事長の民主党の対抗馬が、どうも県議会の中からという話。これは、私自身の選挙に大きく影響する話でもありますが、県議会議員からの市長転出も多いですが、県議会は、二度と帰れない「おでんくん」の「おでん村」?
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2006年12月16日(土)【怒濤のごとく年末】
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 来春の統一地方選挙に向けた動きが急な時期ですが、幼稚園の地元の市議の先生の事務所開きに出席の後は、PTA役員として、社協の会合に、昼からは、早くも忘年会。
 このあと、午後6時30分から、忘年会等5連発。最初が多分1時間かかりますから、せいぜい午後9時30分までの2時間に、年末の渋滞の中を移動しながら、30分刻みで、あと4箇所行けるのか?これは、もはや挑戦と言えるでしょう。
 来週は、忘年会に、クリスマスがらみの行事、さ来週末は、忘年会に年末夜警で、ハッピーニューイヤー!!このところ、時節柄、飲酒せずに行けるというのが、ありがたく、全部本気で飲んでいたら、きっと死にます。
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2006年12月17日(日)【やはり怒濤の如く年末】
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 あ〜、街中に自動車が多い!!いよいよ年の瀬が近づいているという感じです。

 早朝に護国神社で公式参拝して師友会。途中失礼して、地域のグランドゴルフ大会、月参りに、町内の餅つき大会。その後、武道館で、「悠仁親王殿下ご誕生をお祝いする岡山県民の集い」。少し徘徊すると、あっというまに日が暮れてしまいます。
 親王ご誕生は、日本国にとっては、今年一番の明るい話題で、国論を二分するような皇室典範改正問題に猶予期間が付与された形。

 それにしても、今週の教育基本法改正、防衛省昇格という流れそのものは、自民党所属の議員としては、疑問を呈すれば除名、歓迎すべき立場にはあり、国会でも審議が尽くされたはずなのでしょうが、特に基本法成立が、性急な感が否めないのは、なぜなのでしょう?タウンミーティングの問題は、昔なら、解散ものでは?
 基本法が変わり、これから、学習指導要領が具体的に変わっていくのでしょうが、たちまち我が子に跳ね返る子育て世代が、十分にこの議論に関心を持っていたかしら?家庭教育の重要性が謳われてもいるのですが・・・・。無関心さ?が不安・・・。


 今日も忘年会3箇所・・・。昨日の5箇所というのは、人間性を疑われるような軽率な立ち居振る舞いになり、やはり、どう考えても無理がありました。
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2006年12月18日(月)【チボリコンセプト】
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 本日は、行政改革等特別委員会。やはり、倉敷チボリ公園が話題に。最近よく使われる言葉が、「チボリコンセプト」に「ライド」(乗り物)。交渉の難しさの象徴的になっています。
 草、木、土に至るまで、本場のチボリ公園のそれを移入した、10年前に共有したチボリコンセプトから、経営難から、5年前に35億円の補助を県が打ってから、倉敷チボリのコンセプトも、やや変わってきましたし、赤字転落からライドを刷新し復活した本場デンマークのチボリ公園のコンセプトも、大きく変容しています。
 逆に言うと、デンマークのノウハウが、倉敷に応用が効くのかすら、分かりません。
 私は、インドのカレーも、日本に来れば、日本のカレーライスになると表現しましたが、1月にチボリインターナショナル社の社員が倉敷に来られても、2月定例会で、気持ちよく、契約が承認され、チボリ公園に関する条例が、すんなりと制定されるのか、もう一波乱ありそうな気もします。
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2006年12月20日(水)【自民党公認候補】
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 昨日の片山虎之助参議院幹事長の対立候補が、ほぼ確定されたことを受けてというわけではありませんが、本日は、自民党の公認證・推薦證交付式および県選出国会議員と県議団との懇談会が開催されました。
 
 明朝の新聞には、自民党公認候補一覧が出ると思いますが、私も、来春の統一地方選挙において、正式に、自民党公認候補になったことになり緊張感が高まります。基本的に、自民党所属の現職議員は、まず公認されるのですが、今回は、合併して高梁市になり、1人区になった高梁選挙区に、現職が2人いるため、両方推薦という、イレギュラーな扱いになりました。


 他に、「後継指名」された候補は、公認とされる不文律がありますが、二次公認というのは基本的にはそうなく、おそらく、来年2月頃には、新人候補のうち、何人か、追加「推薦」される可能性が、僅かにあるものと思われます。

 ただ、この推薦も、過去において、党に対して貢献があったと認められる候補であるのが大前提であり、私が、初陣で、推薦が頂けたのは、僅か5年間ですが、逢沢代議士の秘書の党員として、具体的に各種選挙に関わったからだと思います。

 特に、複数選挙区においては、立候補の意志を示し、党員になったから、即、党公認、党推薦になるほど、甘くはないのですが、当選後、「追加公認」される可能性もあるということでしょうか。私も、推薦候補でしたが、当選後、追加公認されました。

 やはり、先人の汗と涙の歴史があっての自民党であり、時代が変わろうとも維持すべき、恣意的に運用されるべきではないこういう仕切りは、非常に大切なところで、誰もが受けてきた洗礼であり、通過儀礼のようなものです。文句があろうと、越えるしかありません。組織として当然です。
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 2006年12月21日(木)【TV収録】
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 なにか年末のような気がしない気候の中、あちこち徘徊する途中に、討論しないTV「県政討論会」の収録をしました。TSCさんの新社屋(山陽新聞本社)の「さん太ホール」が、スタジオになるとは!!なるほど。
 放送日時等は下記の通りです。年末にお時間があれば、是非ご覧下さい。今回もまた、ノー原稿で、下を向かないことに専念しましたが、指定管理者制度や障害者自立支援法のからみでは、わりと言いたいことも言っておきました。

 県政討論会「12月定例会を終わって」

 放送局:テレビせとうち(TSC)
 本放送:12月28日(木)午前9時30分〜10時24分
 再放送:12月29日(金)午前8時05分〜 8時59分
 出  演:戸室、千田、佐藤、加藤(自民)、住吉(民主)、
      増川(公明)各議員です。
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2006年12月22日(金)【逆襲の冬至】
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 今日は、冬至。今日の夕日は、なにもそこまで・・というぐらい真っ赤でまん丸でした。明日から、日を長くして行きまっせ宣言。
 本日で12月定例会閉会。議会外では、温厚な佐藤君でも、なんかじわじわ〜と、腹が立ってくる事も多く、戦闘意欲が高まってきます。僕、きっと優しすぎたのね。優しすぎたことを反省。


 午後から、殉職警官の公葬。自分が産業労働警察委員長の年に、数十年ぶりの公葬が、まさか年に2回も、あるとは・・・・。
 交通違反の二輪車を追走し、一般車両と衝突して亡くなった、まだ29歳の若い警部補は、警察学校の同期の方と昨年の12月に結婚されたばかり。同期生の弔辞には、誰もが、もらい泣きでした。本当に悔しいですが、どこにぶつけたら良いのか・・。
 警察の方は、口が裂けても言えないでしょうが、その思いを無にしないためにも、年末の暴走族対策は、弔い合戦だ、覚悟しろ!暴走族!と、叫びたいような気持ちです。
 それにしても、警察の仕事の尊さに感謝しないではおられません。消防もそうですが、命を賭けて守って下さっている方がいることに、意外に気がついていない世の中なのだなぁ・・・。


 先ほどまで、明日スタートの伝統ある「第25回山陽女子ロードレース大会」開会式、およびレセプション。有森裕子さん、人見絹枝を顕彰したハーフマラソンと10kmロード、および、第1回の岡山県ジュニア長距離選抜大会が開催されます。
 細身で小顔のアスリートばかりで、なにか自分が別の種の生き物のように思え、早々に失礼致しましたが、選手宣誓の「命ある喜び、生きる勇気」を与える走りをしたい!という言葉には、感動しました。確かに、そういうスポーツです。是非ご声援を!
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2006年12月23日(土・祝・天皇誕生日)
                  【日本人のクリスマスイブイブ】
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 第25回山陽女子ロードレース大会の選手達の荒い息づかいを大和町の交差点で聞いたクリスマスイブイブの天皇誕生日。
 しかし、皆さん!日本人ならクリスマスイブイブではなく天皇誕生日を意識すべき今日ではないでしょうか?せめて、クリスマスツリーとともに、日の丸を!!

 午後からは、長らく県身体障害者福祉連合会の役員を務められている方の受章祝賀会。やはり、ご関係の方が多く、話題は、障害者自立支援法がらみのこと。政府与党が動くというのが、せめてのもの救いですが、それにしても、地域間格差が、かなり深刻なようです。県が何もしないで手を拱いていて良いのか?かなり疑問です。

 今日は商店街や出石町で、灯りのイベントがあります。殺伐とした世相ですが、心にあたたかいクリスマスキャンドルが灯りますように・・・。
 そういえば、幼稚園年長の我が子は、サンタを信じているようですが、「うちは法華じゃからクリスマスは関係ねぇ!」と言っていた亡父は、ある意味立派でした。
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2006年12月24日(日)【メリークリスマス】
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 クリスマスイブの今日、ある道場納めに参加した後、家族と行動。毎年恒例の卸センターのファミリーバザールへ。消防団のジャンパーを着て徘徊するのは問題のような気もしてきましたので、コートを物色。
 そこから、天満屋の美術画廊で、イギリス現代印象派の好本瑛子氏のパステル画展に。大きな声では言えませんが、母方の親戚筋になります。他に父の従兄弟に、アーノルド・シュワルツネッガーや、ドカベンの岩鬼、梅干し食べてスッパマンの声でお馴染み?の声優の玄田哲章氏がいますが、親戚に他にあまり有名な人はおりません。
 そこから、ルネスホールの桃太郎少年合唱団のクリスマスコンサートへ。我が息子が、合唱に関心を示すかどうかがポイントでしたが、毎年恒例の故三木知事ゆかりのサンタクロースの扮装の方が、気になったようで、はてどう感じたのやら。それにしても、今から思うと、僅か数ヶ月ですが、なぜ私は、早稲田大学グリークラブに所属していたのでしょう・・・。
 さすがに少し年末らしくなってきました。メリークリスマスと、少し早く家に帰れれば良いのですが・・・。事務作業が溜まります。どうか皆様、良いクリスマスを!
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2006年12月25日(月)【片山鳥取知事3期不出馬】
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 石井岡山県知事が、次期で4期目というのがよく話題になりますが、「多選禁止の制限があってもいい。全力で仕事をして、十年やってもできないことはその人にはできない」と公言して憚らなかった地方分権、改革派のエース、片山善博鳥取県知事が、3期目不出馬というのは、驚きました。岡山県ご出身で、なんと、まだ55歳。次は何をされるのでしょう?
 首長と議員の立場は違いますが、1期、2期で、せめて片鱗が見せられなければ、我々議員も、何期やっても駄目だと思います。十年というのは、確かに区切りです。

 今週で今年も終わり、来週の今日は、元旦。選挙用事務所や、ここで差し替える自動車や、ポスターについての打ち合わせをしながら徘徊していても、我が業界に、年の瀬という感じはなく、目に見えない前哨戦が行われています。ほほ〜、こういうところに、他陣営のポスターがあるんか〜と。

 いよいよ今年で後厄も終わり、細木数子六星占術的にも、最悪期を脱し、運気は急上昇という来年に期待しながら、もうひとふんばり頑張っていきましょい。 
 今夜から、早くも、町内の夜警が始まります。
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2006年12月26日(火)【雨の師走】
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 朝から地域のご要望を伺ったたり、県庁で執行部と相談したり、マスコミの調査書を書いたり、雨の中、徘徊しているうちに、携帯電話の電池が切れ、日がとっぷりと暮れました。

 「励ます会」で問題になった?私の車ですが、超格安にお譲り頂いて、「やや新しい中古の大衆車の王道」になります。本当にありがたいことですが、ただ、消防団のヘルメットは、やはり置いておかなくてはいけませんし、いつまで中が綺麗か分かりません。
 そういえば、今まで、新車に乗った事がありません。それでも、生まれ変わったら、2〜30才代に、是非、真っ青な三菱GTOに乗りたいものです。戦車みたいで、獅子座的にオッケー!・・・・・フッ・・夢だったな・・・。

 また、選挙事務所の場所について、御心配の向きもあろうかと存じますが、正式発表まで今少しです。私自ら、ここぞと思い、ノンアポ、飛び込みで、頼み込んだ場所。私自身のメッセージが伝わりやすいこだわりの地ということで、乞うご期待!
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2006年12月27日(水)【体力勝負の年末】
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 穏やかな春のような陽気の中、緊急の御依頼の対応や選管との相談や、恒例の連合婦人会の歳末大売り出しで、うどんをすすったりしながら、徘徊していれば夕方。逆に冷えそうな感じも。
 今日もこれから忘年会など4箇所。結局、30日まできっちりと忘年会がありますが、明日から30日までは、消防団の年末夜警が午前0時まで。29日は、京橋朝市も、〆市。毎年のこととはいえ、ともかく元旦の夕方までが、体力勝負の年末行事・・・。
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2006年12月28日(木)【火の用心】
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 本日から、岡山市消防団各分団は、3日間の年末夜警に入ります。基本的には、それ以降も、スタンバイの状態ですが、とりあえず午前0時まで分団機庫に待機します。以前の午前4時あるいは3時までと比べると、幾分楽になりました。
 私も消防団員として、3日のうち1日は出動します(本来は3日詰めるべきですが)し、残り2日は、他の分団に手ぶらで陣中見舞いにお邪魔するのを慣例としています。ただ、精神的にも肉体的にもきつくなるのは、忘年会も加わり、時間勝負となるから。ハプニングも起き、予定通りには、まず回ることはできません。
 私は、2次会は基本的にお断りしているのですが、昨日のように、飲酒を伴い午前2時前になる(楽しんでいたのですが)と、今日一日きついのは、年のせいかもしれません。今年、午前0時過ぎて、繁華街にいたのは、2〜3日だと思いますが、やはり、午前様になると翌日に影響が出るのを実感します。少なくとも、ここから3日は、午前0時には、家に帰られません。
 行政は事務納めですが、飲酒も伴わず、年末の消防団分団機庫の夜は長いです。消防分団員も、それぞれの仕事や事情がある中、地域のために頑張っております。どうか皆様、くれぐれも火の用心で、楽しい年末をお過ごし下さいませ。
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2006年12月29日(金)【千の風になったら良いが・・・】
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 急に冷え込んだ寒い一日になりました。京橋朝市は、今日が、〆市。久方ぶりに、上着を脱いで、坂道で、一人でビラを配ってみました。受け取りを拒否され、「政治家なんか信じれるか!」と、ご高齢の男性に言われたりするのは実に大切なことです。
 寒風吹きすさぶ中のたった一人の街頭演説に戻らないといけないなと思いを新たにしました。
 どうも今日は、徘徊しようにも、会社関係も仕事納めで清掃中のところが多く、懸案の選挙カーについて打ち合わせなど。
 本日も、これから忘年会に、町内会と消防の夜警。本日は、私も出動日。消防の作業着がきついのは、きっと服が縮んだからではないと思います。今日の夜警は、寒いべ〜。

 『千の風になって』という詩に涙する一方で、その日まで、ともあれ、今のところは、TOKIOより、中島みゆきの方で、『その船を漕いで行け〜お前の手で漕いで行け〜お前が消えて喜ぶ者に、お前のオールを任せるな〜!!うぉらぁ〜!!』 です。
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2006年12月30日(土)【いよいよ年の瀬】
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 いよいよ年の瀬。あ〜結局、片づかない・・・。本日も、消防団の年末夜警に、夜警「後」に、忘年会合流予定です。
 さすがに、昨日は冷え込みましたが、消防団の活性化プロジェクトチームのメンバーとして、様々に、お話を伺うことができ有意義でした。地域コミュニティの核としての消防団は、中心部においては、例えば、小学校等問題などと微妙に連動する課題も抱えています。もちろん、団員確保は、全県的な課題です。
 激励と言うよりも、一方的な宣伝のような選挙活動のためだけに陣中見舞いに来られると、団員の一人としても、正直思うところがあり、かえって陣中見舞いは、気を遣います。
 さぁ今年もあと少し。もう一踏ん張り、頑張っていきましょい。 
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2006年12月31日(日)
          【1年間のご愛顧誠にありがとうございました。】
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 いよいよ今年も暮れていきます。今年一年本当にお世話になりまして誠にありがとうございました。
 連日連夜の「佐藤真治のこころ」に、お付き合い頂きまして誠にありがとうございました。おかげさまで、今年は、2103号から始まり、360号を重ねることができました。


 昨夜は、子どもの発熱で、市民病院の夜間外来に連れて行った後、他の消防団の夜警激励に6箇所まわり、午前0時過ぎて、故郷の分団に戻り、わいわいと結局午前2時30分。結局、楽しんでいた部分もあり、疲れが残らない長い一日でした。

 陣中見舞いでは、活性化プロジェクトチームの一員として、意見を伺うということを必ずいたしましたが、最初は四方山話でも、税金や年金の使い方、はては、世界情勢、国家戦略についてまで、話は及び、突き詰めれば、要するに、政治不信の声を多く伺いました。消防は、本音が飛ぶので、ある意味、実に気持ちが良いです。

 その中で、県議会議員ってなんだろう?根っこの部分は、消防団と同じ、地域を愛する思いがあるはずなのに、地方議員が庶民感覚から大きく外れてしまい、かくも、怪しく見えてしまうのは、なんなのかなぁ?と思わずにはおられませんでした。

 消防団員は、自己都合に関わりなく出動する非常勤の公務員で、いわゆる一般的なボランティア活動とは異なる責任を持っていますが、弱きを助け強きをくじく、金や名誉のためでないはない、そんな消防団員の心意気、ストレートさがない、政治、議員というのは、やはり分かり難いです。
 


 ぐるり周囲を見渡しても、日本を取り巻く環境が、年々悪化しています。
 北朝鮮の核武装も、フセインが死刑になることも、教育基本法の改正も、防衛省昇格も、極端な財政赤字の中、人口減少格差社会の日本が進んで行く方向を規定する同根の現象のようにすら思えます。確かに、大義や理屈はさておいて、エネルギー問題や食糧問題を考えれば、あるいは、国益という言葉を使えば、日本の選択肢がさしてあるようには、私は思えません。

 しかし、そうしたある種の危うさを祖国日本は持っている中で、単純に、我々がそうであったように、自分の子ども達に、さらに心豊かに育つように、自国の繁栄を維持しながら、しかし、戦争も内乱もない、という、世界的に見れば希有な時代を引き渡さなくてはいけません。

 むしろ、四季がある国の中での宗教観、あるいは、死生感を背景にした環境や平和への思いを持った人材をもっともっと世界に貢献できるよう、排出しないといけません。

 しかも、障害がある方、高齢者はじめ、少し弱い立場にある方々をしっかりと支えなくてはいけませんし、若者に雇用確保を図りながら、しっかりと夢が実現できると確信できる社会にしないといけません。

 ある意味で、ローマ帝国の興亡ではありませんが、爆発的な進歩が望めない状況になって、こんなに難しい時代はないのではないでしょうか。
 その中で、政治の采配で、世の中いかようにでも変わりますよという、国家存亡の危機です。議員の質が今ほど、問われている時代はありません。


 
 時には、危機を煽るようにしながら、現実の中で、体制に寄り添い、つまりは自己保身以上の何者か、あるいは、権力者にでも、我々議員がなろうとすれば、真の民主主義は崩壊し、子ども達から笑顔が消えることでしょう。「どっちを向いて仕事をするのか。」 

 絵空事のおセンチと笑われようとも、要するに、誰もが笑顔で暮らすことができるという、政治のロマンを我々議員は忘れてはいけないのです。
 経済的効率が高いから、強いから、多いから、だから正義であるという理屈だけで政治は行えません。

 いわんや、大きかろうと小さかろうと、要は、コップの中での権謀術数や避難中傷合戦に明け暮れている時間的余裕などあるはずがありません。

 選挙に勝たなければ事は進みませんが、手段のためには、目的を選ばないようでは困ります。なにか、年齢や経歴に関係なく、個人的自己実現型の権威主義的な「怖い」体質の議員が、増えているように少し感じています・・・「貴方は、いったい誰の味方なの?」。
 


 今年も、決して惰性に流されないように、形の上では、ほぼ毎日の「こころ」の配信と4回の一般質問は、行えましたが、やはり、ぐっと前進したぞ、という手応えが掴めていません。

 むしろ、毎年毎年応用問題が増えてきて、難しくなって行くような感じです。問題は、増えこそすれ、絶対に減りはしません。知れば知るほどわからなくなり、逆に、決して自分に満足することはないでしょう。

 しかし、何事があろうとも、にっこり笑って受けて立つ、そういう覚悟は決めます。「期待から実現」へと、岡山県政の中枢で動いていますと胸を張って言えなくてはいけない時代が近づいていると、勝手に認識もしています。

 ただそうは言っても、だからこそ、常に原点回帰ができるよう、来年以降も、相変わらず、たんたんと飄々と、そこにあるのが当たり前のように、「佐藤真治のこころ」を続けて参ります。

 おそらく、残念ながら、内容等に、劇的な変化は全く望めませんが、どうか引き続きの御指導ご鞭撻を賜わりますよう心よりお願い申し上げます。


 ともあれ、重ねて、今年1年間本当にお世話になりまして誠にありがとうございました。どうか良い年をお迎えになられますよう心よりお祈り申し上ます。

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