2006年7月1日(土)【デスティネーションとグリーンコンシュマー】
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 橋本龍太郎先生のご逝去を悼み、心からご冥福をお祈り致します。加藤六月先生に続いてで、なにか時代の変わり目というには、あまりに切なすぎる気が致します。
 ご子息が既に現職議員になられているのが、ある意味良かったと思いますが、これから地方政治に与える影響は、甚大です。
 しかし、・・・いったい総理の訪米の意義は・・・・。


 本日は、午前中、デスティネーションキャンペーンプレキャンペーンオープニングイベントに産業労働警察委員長として出席させて頂きました。JR各社の協力で、来年は、JRで岡山に!という大キャンペーンが展開されます。

 生憎、今日一番雨が降っていった時間に重なり、残念ながら閉鎖される烏城コートを横目に、城前広場でなく、烏城内で、行われましたが、観光ボランティアへのワッペン伝達や、氷樽桃ジュース鏡開きおよび乾杯、我らが桃太郎少年合唱団のステージと盛りだくさん。

 一緒に鏡割りした蓮昌寺保育園の児童達にエスコートされて、岡山桃太郎王国記念館へ。私も議会で提言していた桃太郎史料館で、桃太郎の様々なコレクションが、不明門で、展示されています。惜しむらくは、秋までの展示で常設にして欲しいところ。

 それにしても、桃太郎の正装ももっちは、なんとも、暑苦しい!!私が、裸に色を塗り、生ももっち(←なんじゃそりゃ?)をしたいような。多分、今日は、雨で、お客の入りが悪く、スタッフの皆さんで購入したと思われる笠岡諸島の「しまべん(弁当)」は、美味!!
 なんがなし、たくさんお客様に来て頂かないと・・・。
 


 さきほどまで、久方ぶりに地球村の高木善之代表の講演を拝聴させて頂きました。私一人が、いったい何人を救える分太っているのかを考えると、冗談抜きに、もう恥ずかしい限りです。

 講演の度、あぁ、議員として、実にみっともないなと思うのですが、今この瞬間は、固く誓っているのですが、いつのまにやら・・・やはり、ライフスタイルを見直し、村民になるべきか・・・・。

 今議会でも、問いましたが、やはり、平成22年の緑化フェアで、地球温暖化問題の意識付けは、広くすべきだと思います。
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2006年7月2日(日)【ファジアーノ激勝!!】
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 本日は、ファジアーノ岡山FCは、劇的な勝利!です。今日は、なんぼにも忙しく、結局神崎山に行けませんでしたが、本当に良かったです!これは、優勝が見えてきました!!!!多分、今日の逆転勝利の試合は、ちびるぐらい良かったと思います。

 朝起き会が終わると、たいへんな雨で、なにか朝市を直撃。今年は雨にたたられることが多いです。地域のスポーツ大会も中止。それでも、本日は、理事から副会長に昇格した岡山県相撲連盟の国体予選大会。相撲は、淡路島が、主会場です。

 その後、毎年恒例の「仲良くわいわい楽しもう会」で、新境地の『365歩のマーチ』で爆発。そこから、保護司として、表町商店街の「社会を明るくする運動」パレードに、滑り込みで合流。風船やティッシュやビラを配りました。

 汗まみれで、「省エネルギー実践交流会2006 in 岡山』の一部に、参加させて頂き、京山地区の地域の方や学生意見交換。
 そこから、高架橋下のある町内の七夕まつりに家族で。岡大落研の学生の落語を堪能しました。やっぱり、落語は良いです。あぁ、東京の寄席に、しけ込みたい!!今、一番の夢かも。

 気がせきながら、暑さと眠さにぼーっともして、結局いくつかの行事に参加できませんでしたことを心からお詫び申し上げます。
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2006年7月3日(月)【県内調査へ】
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 本日これよりPTA・Dブロックの会合で挨拶後、産業労働警察委員会の県内調査で、県北へ。誠に恐縮ですが津山泊まりで明日夕方戻ります。電話連絡可能です。

 廃止統合予定の高等技術専門学校や幾つかの北・新見警察署をまわります。常任委員会では、3泊4日の県外、1泊2日の県内、日帰りの県内2回が決められていて、今回、私は、県外を2泊3日に短縮しましたが、県内は、従来通り行います。

 どの議員かの地元であり、特に委員会所属議員の地元は、かしぼっていますが、昔は、この委員会は、県内警察署を全部まわっていたこともあるそうな。今年も、4カ所をまわり、例えば、岡山市内では、当番署が決まっていて、そこに、各署の署長さんが集まり各署の概要説明をいっぺんに行います。

 また、地元議員を招き、夜は、ささやかに懇親会をするというのも慣例で、いきおい県北の議員は、委員会調査で、地元に泊まられるということでたいへんです。もはや県内で、泊まらずに帰られない場所もないのですが、議会バスの運行可能時間も微妙に絡んでおります。


 さて、来春に向けて、なにかと気がせくのですが、新聞の方は、五月雨式に発送しておりますが、秋にどっと送らさせて頂くとして、ここは手配りを基本にしております。どうかご関係に、配布頂ける方がおられましたら、ご一報下さいませ。

 また、ミニ集会等も、積極的に行って参りたく存じますので、是非お気軽にお声掛け下さいませ。特に夏祭り等お声掛け頂ければ幸いでございます。

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2006年7月4日(火)【南北格差】
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 山陽新聞朝刊に、所得公開の記事が出ました。まるまる使えれば、リッチでしょうが、可処分所得がどれだけあろうに・・・。それでも、こうして息をさせて頂いていること自体、県民の皆様の血税によるものであり、心から感謝を申し上げ、また、それだけの、それ以上の、責任を果たしたく思います。


 先ほど県内調査から戻りました。岡山市、吉備中央町、建部町の三基礎自治体を所管とする岡山北警察署から、行革で、20年には統合される自動車車体整備課が特徴的な美作高等技術専門校、津山高等技術専門校、真庭の産学官の連携が成功したある企業、勝山、新見警察署をめぐり、ぐるりと岡山県を小さく一周した形です。
 職業訓練実習や工場内部や拘置場などの現場を見させて頂き、突き詰めれば、世の中は、全て汗の結晶でできていることを痛感致しました。

 同時に、景気回復の波が、少子高齢化、人口減が進む県北には、体感できない、あるいは、働き口がないわけではないが、人手不足に苦しむ状況をいかようにすべきか。無駄な公共事業は厳に慎まなければなりませんが、地方間の格差の是正も図られなければ、結局、総体としての県がダメになってしまいます。

 なにか、来春の選挙がらみの話が多い議会バスの中で、県議会議員として、むしろ視野狭窄になりがちな自分を戒めます。
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2006年7月5日(水)【心のふるさとへ】
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 北朝鮮には、困ったもんだ。

 本日は、明朝の平成18年度県政懇談会に、産業労働警察委員長として出席するため、上京致します。
 毎年恒例のオール県庁、議長、副議長、各委員長のオール議会、および地方団体による地元選出国会議員の先生方へのいわゆる陳情活動です。

 こちらは、お願いする立場なので、国会の先生方がどうと言うわけではないですし、国会の先生が望んでおられるとも思えないのですが、どうあれ、いよいよこうした儀礼的なことは終わりになるのではないかなと思います。 

 私も永田町勤務の時に、年末に、各市町村からそうそうたる方々が大陳情団となって、たいそうな要望書を作られ、、議員会館挨拶回りに来られていましたが、壮大な無駄と物見遊山的などこかに不真面目さも感じ、納税者の一人としては、いかがなものかと思っておりました。

 財政難と地方分権の時代といわれる中、そういうものが簡素化される流れにあるのに、相変わらず、超財政赤字の岡山県が、こういう形で、大挙お上りしなくてはいけないのか、疑問に思います。しかも、会場は、午前8時から都内超一流ホテルで、我々は、別の場所に、前泊しなくてはいけません。そのため、議長主催晩餐会(←会費5000円)も、今夜あります。これも皆、実は、しんどいのでは???特に、議長は、本当に激務です。
 
 また、本音を言えば、自民党の有力議員は、ご多忙で来られない場合もあり、いきおい、政権与党以外の国会議員の先生方に、県のお願いをする舞台を作るのも、我々自民党議員としては意味がないのではないか?という声もあります。
 
 誰が悪いというわけでもないし、実は、誰も良いと思っていないですし、議会でも問題になっているのですが、なぜか止まらない。謎の行事です。
 おそらく、来年はないのでは・・・・。



 とは言うものの、実は、こういう上京は、いろいろ考える機会にもなります。特に、寝台特急の上京など思い出に残っていますし、最大限時間を有効に使わさせて頂きたいとも思います。
 中田は、人生を旅に例えましたが、なにか自分だけの贅沢な旅の時間が、ぽんと与えられた感じです。

 前泊になる今日は、敢えて、母校早稲田大学を訪ねようと思います。大隈講堂に、いろいろ話したいことがあります。
 来春の選挙を前に、今まで自分がしてきたこと、これから自分がしていくこと、していきたいこと、「心のふるさと」で、語ってこようと思います。なんかいろいろあるなぁ・・・でも、俺は・・・と。
 雨かもしれませんが、それもまた良し。

 中途半端なままの卒業式の日は、結局、キャンパスに行けませんでしたが、今は、明治通りから先にも進むことができます。
 変わっていく、しかし変わらない自分を確認できる故郷があることは、本当に幸せなことです。20年前の自分が、うずくまっている場所には、未来の自分も、きっといるはずです。
 私の問と私の答があります。
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2006年7月6日(木)【政令指定都市の県議会議員】
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 北朝鮮には本当に本当に困ったもんです。皆さん、ミサイルに、ご注意下さい!!って、どないせぇちゅうねん???

 今朝は、都内超一流ホテルで、11人の国会議員の先生方に、オール岡山県庁および地方6団体、県議会選抜で雁首を揃えて、お願い申し上げる「平成18年度岡山県県政懇話会」が開催されました。できればこれを最後にしたいものです。
 やはり、数百万円かかるような、こういう儀式は廃止すべきだと私は、確信致しました。誰も言わなければ、私が、本会議場で申し上げます。ごく一部の代表の陳情団が上京されるか、地元岡山の会場に国会議員の先生方に、お越し頂いて、開催すれば済むことです。
 県民の皆様にとって、決して有益な会にはなっていません。


 ひとつには、他党の若い代議士が、着座の順番すら分からないということひとつとっても、あるいは、国の省庁への予算要求活動の決起大会をする以前に、税源を移譲して下されば済む現実をとっても、もはやこうした儀式をする必要もないほど、時代は変わったのです。

 国のお金を頭を下げて地方に頂戴するのではなく、地方で使うお金は、地方に返して欲しい、というだけのことです。もともと、余計に国に吸い上げるから、おかしくなったのです。

 もちろん、我々自民党県議団は、片山参議院幹事長や逢沢自民党幹事長代理をはじめ、自民党の国会議員の先生方を信頼申し上げているわけですから、我が党主導で事を進めたいという本音もあります。誇りある自民党として当然です。

 いわば地方から国を変える、そんな状況になっているという意味では、改革の波は、さらに大きくなっていますが、改革は、責任政党自民党が行うのです。

  
 それにしても、この問題は、政令指定都市岡山も、いずれ直面することでしょう。県もさることながら、国とさしでやりとりする必要が生じます。その時は、県議会議員ではなく、市議会議員の先生方が、党に対して動かれることになります。永田町の政党とは決して無縁ではいられないはずです。
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 ↓詳しくは

 『岡山県の財政状況と行革の取り組み』の説明は、まさに国への批判そのものでした。いまだかって、県政懇で、ここまで厳しい内容はありませんでした。おおっ、行けぇ〜!!と、地方側は皆、思っていたのではないかしら。
 要望というより、むしろ、丁寧な抗議に近いものがあります。

 6月4日の自民党岡山県連主催の県選出国会議員と県議団との意見交換会、また、6月定例会での地方分権改革の推進を求める意見書の議決のいずれも、自民党県議団の側からも、国の地方交付税等の大幅削減への抗議と言えました。
 それだけ、地方財政も煮詰まっているということです。地方の自民党も、正直、困っています。


 その中で注目すべきは、岡山県市長会会長のご発言。

 いわば仕入れゼロ円のゼロ金利政策で、トヨタ以上の高収益をあげる銀行に、破綻を恐れて、12兆4000億円公的資金を突っ込んだ。それならば、地方債の元金は、もちろん支払うが、その利息はゼロにする特例法を作って欲しい。
 これは、景気回復が賞与に反映されない地方の会社員からしても、確かに一般的な感覚でしょう。行政の財政赤字で、一番儲かるのは、銀行です。
 ともあれ、平成の徳政令で、地方を救おう!!すごいな〜。

 
 また、国のものを地方にやるのだという観点で考えると国がつぶれる。所得税も住民税も、地方が必要分を取って、残りを国に渡すべきだと岡山県町村会会長。

 現場で汗をかいている者が、霞ヶ関の机上の空論に振り回されてはたまりません。

 ただ、どっちにせよ、国も地方も、財政破綻。責任のなすりあいに思えなくもありません。しかし、優秀な人材は、地方にもいます。幕藩体制のごとく、まずは、財源と権限を渡してみませんか?百花繚乱の日本が再生するのでは?



 一方で、たいへんに気になるのは、萩原代議士の「政令指定都市の岡山市のスタンスは?」との問に、石井知事が、「地元の議員さんから、そういう声がまとまって出ていない」というような答弁。え??・・・・これは、所さんの目がテン!!!

 会のあと、知事と、僅か2、3言でしたが、「政令市の県議は権限が無くなりますよ。」「全く構いません。我々は、州を目指していますから。」「それでは地元の声をまとめて下さい。」という会話がございました。
 うーーん、これは、非常に意外でした。

 確かに、手法としての玉野市との合併については、いろいろありましたが、私自身、岡山市の政令指定都市化自体を否定したことは、いまだかって一度もありません。
 というよりも、それを見越して、今回は、岡山市第一選挙区の議員定数削減を強く主張したわけです。

 いわんや、県議会議員の権限がどうといったレベルで、ものを考えたことはありません。もちろん、切なさは感じますが。


 ただ、過去のいきさつから言って、知事がそう判断されること自体については、むしろ個人的には、強く感謝の気持ちもあります。しかし、ならば、なおさら、県議会では、私が、岡山市の政令指定都市化を強く主張しなくてはいけないのだな、そういう立場なんだなと、はっきりと認識致しました。

 おそらく、衆知の通り、政令指定都市選出の県議会議員は、実に切ないものがあります。政令指定都市と県は同格ですから、県の判断や、いわゆる指導を受ける必要もないですし、県道すら無くなりますから、地元のことについて、お役に立つことが、具体的には、ほとんど無くなるかもしれません。
 あるいは名誉職的なものになるのかなぁ・・・。

 そこから先に州になり、州議会議員になり・・・という夢は持つものの、政令指定都市は数年後でも、はて、州はいつのことやら?ましてや、枠組みもわからないです。
 ただ少なくとも今は、政令指定都市になる前の県議会議員として、岡山市のためにやれることは、まだあるのだろう、と思います。いつか要らないと言われるとしても。


 有権者の皆様から、政令指定都市の県議会議員、とりわけ、佐藤真治はいらないと言れる前に、佐藤真治が、佐藤真治に、駄目出しをするでしょうから、先のご心配は、御無用です。権限や名誉のためだけに、議員を続けることはないです。また新しい時代が来れば、新しい航海に、帆を張るも良し。

 なにかあれば、また、新聞配達から始めます。それだけのこと。

 しかし、残念ながら、岡山県は、佐藤真治を必要としています。そう思うから、今日もこうして、元気に生きておるのです。自分で思わなきゃ、やっとれません。


 ともかく、岡山市は、政令指定都市にならなくてはいけません。もはや、この流れを止めるわけにはいきません。
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2006年7月7日(金)【真夏に東南アジア?????】
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 午前中は、県社協による介護サービス情報センターの非常にまずい行政対応等々についてなど県庁を徘徊し、午後から、ビラなどを配ってまわる中、久方ぶりに驚いたのは、公務としてのタイ・カンボジア・ベトナム訪問の公務の話。真夏の東南アジア。
 8月13日からの1週間、知事、議長、総務委員長に、産業労働委員長などなどが、現地進出企業等を訪ねると言うことですが、特にカンボジアでは、岡山に拠点がある3つのNGOの事務所を訪ねるということで、全てにゆかりがあり、もはや、行かないということが私の中で考え難くなりました。しかし・・あまりに唐突。
 純然たる公務ですが、問題は、来春の選挙。お盆の時期とはいえ、幾つかの盆踊りには行けないかも?えいやー!!と余裕をぶちかませる状況にはありませんが、大きなチャンスでもあります。全く想像もしていなかった話ですが、インドよりも、即効性、具体性は、あるはなぁ・・・。
 今年のお盆は、知事や議長と過ごさせて頂ける思い出の夏になるのかしら?
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2006年7月9日(日)【議長就任祝賀会】
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 午前中は、毎日曜日のような妙な雨で、スポ少招待試合は、またまた延期。母校一宮高校での地域のソフトボール大会では、始球式で、真上にボールを投げるという大失態を演じ、そのまま外野で球拾いなどしているうちに、土砂降りで中止。
 一宮地域の発展のためにも、53号と180号の道路整備の格差は問題であるのですが、特に、矢坂大橋の向こうで、バイパスが抜けても、その先、北、西はいったいいつになることやら?10年以上前に、地元に示した地図は、文字通りの青写真。

 月祭から、栄町商店街では、お馴染み空中美術館で、いよいよ決勝戦を迎えるワールドカップサッカーに絡んだ32カ国の激励垂れ幕がかかっていて、イベント。我らがファジアーノ岡山の選手が、10人以上参加し、子ども達とふれあいました。
 ちなみに、秋の後半戦からは、プロとして、ブラジル軍団が加盟で戦力大幅アップ。JFL昇格を確かなものにしたいというのが、七夕の願い。
 私は、機会は幾らもあったのに、今まで照れくさくて貰っていなかった選手のサインをフラッグに。なんか嬉しかったです。

 そこから、大先輩の三村議長の就任祝賀会で、新見へ飛びました。たいへんに温厚な議長のお人柄か、お祝いの方々で、新見一番のホールは、超満員。県北の議長が続くというのは、県政発展のために、非常に良いことだと思います。
 それにしても、新見も、津山以上に遠く感じます。なお、私の議長就任祝賀会は、もしあるとしても、早くて10年以上後です。その節には、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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2006年7月10日(月)【最前線の県民局】
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 午前中、生活環境保健福祉委員会県内調査に一部合流。古京庁舎で、備前県民局の概要を聞きました。

 5市4町の備前局管内には、県下全域の45%の3万5000人の身体障害者がおられ、同45%の5200人の知的障害者がおられます。10月からの障害者自立支援法の新体系の給付も気になりますし、「地域生活支援センター」として、19ある作業所のうち、3分の2がNPO法人格の取得を目指しているとのことですが、現場は、かなり混乱されていると思われます。
 また、新法により、精神障害も同様の扱いになりますが、特に、緊急通報も急増しており、急性期、特に青少年期の対応は、県立病院に期待したいところ。
 ただしかし、発達障害に対する認識が、やはりまだ薄いように思われます。

 一方、高齢者の福祉サービスでは、地域における総合的なマネジメント等を扱う中核機関である、市町村が設置する「地域包括支援センター」が、岡山方式として、介護保険のみならず、子供からお年寄りまで支援するワンストップの窓口になり得ているのか、たいへんに気になるところ。

 なお、昨年度には、県内2620のうち、50%をしめる管内の介護保険指定事業所の中の850カ所の指導に入ったとか。基本的に、性悪説に立っているのかしら。
 

 それにしても、昨年度からの9地方振興局から3県民局体制になって、目玉とも言える地域政策部協働推進室の設置ですが、ここは、いわば県の事業展開の最前線基地であり、守備範囲も膨大。
 ただしかし、行政の協働は、昨年の落書き一斉消去大作戦が、究極の形にも思えますが、ただ金と口を出すスポンサーに堕さないようにしながら、まさに、市町との連携しながら、県民に、県の顔が、一番見える花形の室には、大いに期待したいところ。
 また、皆様も、どしどしご提言を!!従来のイメージの行政らしからぬ、かなり柔軟な対応があるはずです。



 午後からは、道路整備や河川改修等の11にも及ぶ期成会の合同総会。夏の大枠の予算編成に向けて、県や国に要望する内容の確認とも言えます。

 昔は、これをバラバラに開催し、統合しても最近までは、オードブル程度が出る懇親会もありましたが、今はそれもなく、国や県の事業説明はじめ、非常に堅い内容になっています。
 ただ一方で、メリハリがきいていないというか、型どおりの要望のための儀式のような気もして、果たして、本当にこれで実現が早まるような効果があるのだろうか?と、疑問にも思います。

 特に、地球温暖化に伴う(?)異常気象により、いつ災害があってもおかしくない状況で、どれも極めて重要ですが、緊急性の高さで、一挙に推し進めるようなことがあっても、良いのではないかな、という気もします。

 少なくとも、現在は、わしの力で、あの橋を造っただの、あの道を通しただの、大規模な河川改修をしただの、ハード面で、議員の個人プレーができる仕組みにはなっていないのは間違いありません。小さい補修はあるでしょうが。
 それだけ力がある議員がいなくなったと言うよりも、金がないの一言に尽きます。概して順番で、その分、なにか「政治」の勢いがないような気もします。


 昼に、パスポートの書き換えに行ったら、10年もので、手数料が、1万6000円!!だっげ〜!!手持ちがないので、諦めて、しぶしぶM屋で、ハッシュドビーフのLを食べると、これがまたニンニクが非常に効いており、今までゲップが止まらず。
 10月から、パスポートの発給は、市町村へ変わりますが、こういう業務は、民間委託して、もう少し安くできないかな、と思います。
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2006年7月11日(火)
         【フリーゲージトレイン(軌間可変電車)導入の夢】
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 不快指数120%のような暑さです。そんな中、本日は、JR伯備線新幹線化・フリーゲージトレイン(軌間可変電車)導入促進三県議会議員協議会総会・講演会・現地調査。会場の倉敷アイビースクエアは、非常に風情があります。

 この問題をライフワークとされる島根の県議会議員の先生の迫力には圧倒されましたが、中四国州だ、州都だと言うのなら、伯備線に新幹線を走らせるぞという岡山県側の本気度も、問われるところ。

 1870年頃、国家予算の6分の1以上の公債を発行して、新橋・横浜間に汽車を走らせたとき、英国の指導に基づいたのが、在来線の狭軌(1067mm)の始まり。新幹線は標準軌(1435mm)で、この二つを繋ぐには、台車が、その軌道幅を変えるということですが、たいへんな技術を要します。

 特に、高速性とカーブの多い在来線を安定的に走るという相矛盾した要請が、乗り換えや振り子列車以上に、時間短縮という費用対効果を生み出すかが問題です。

 ちなみに、岡山駅で、3km必要な可変のアプローチは、いわゆる操車場跡地の北の新幹線車両基地と在来線車両基地。140億円あるいは220億円かかるとされていますが、ミニ新幹線や、スーパー特急とも異なるフリーゲージトレインが、全国で初めて伯備線で導入されるかどうか?

 現場で、ずらっと並んだ新幹線を見るにつけ、イメージを膨らませるも、茹で上がるような暑さにクラクラして、参加者も、ちょっと時間がかかりそうかなぁ・・・と感じている雰囲気がありました。


 本日は、これからPTAがらみで、当局のトップの方との懇談。今週は、またまた、あれこれとPTA関係行事が続きます。
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2006年7月12日(水)【自転車泥棒】
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 学生時代に観た『鉄道員』やネオ・レアリスモの名作『自転車泥棒』は、落語で言えば、立川談志の「業の肯定」ですが、それでも、人間は哀れに悲しいものだという気持ちにさせます。
 それ以上に悲しい事件が起こりました。

 昨日、19歳の少年の自転車泥棒を追い、高梁川に入った33歳の独身の交番の警察官は、深みにはまり流されて、140人体制の捜索むなしく、今朝ほど、遺体となって見つかりました。朝連絡を頂いたときに、難しいという雰囲気は分かっておりましたが、なんとも言えないやり切れなさ、悔しさが残ります。
 少年は、このこと自体は、罪に問われないでしょうが、一生涯背負っていく心の罰を受けることになります。確かに、自転車一台が、大切な若い警察官の命を奪ってしまいました。
 たかが・・では済まなかった・・。

 今朝たまたま、市幼P連で、警察幹部への表敬訪問があり、お悔やみを申し上げました。
 しかし、それでも、現場の警察官には、大きな勇気と誇りを与え、なによりも、法を犯す我々には、警鐘を鳴らし、なおかつ、体をはって、市民生活を守る警察への信頼を高めたのは間違いありません。あの映画を見終わった後に誰もが感じる、これは、我々も背負うべき罪であり罰であると思います。この苦しさは、なんなのでしょう・・・。

 最後まで職務を遂行された真摯な若い警察官のご冥福を心からお祈り致します。合掌。
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2006年7月14日(金)【自分でつける通知票】
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 本日は産業労働警察委員会。冒頭に、委員長として先日殉職された警部補のお悔やみを申し上げました。彼が、川に飛び込んだのは、犯人逮捕だけではなく、救助の意味もあったようです。なんとも辛い事件です。合掌。

 一方で、常任委員会に、私が半ば嫌悪する「夢づくり政策評価シート(案)」が示されました。評価の指標もよくわからないし、お手盛りの通知票でなくてなんなのか。一喜一憂するほどには、手間暇がかかりすぎで、第三者評価なり、市民満足度調査なり、やるべき評価は、他にある気がしてなりません。

 また、2020年頃を目標にして、向こう5年間の中期計画を示す「新おかやま夢づくりプラン(仮称)骨子案」も示されました。これは、議会の議決事項ですが、果たして、どこまで、我々の議決なのか?指標も含めて、議決するのか?今後は、評価は、我々も行うのか?数々の疑問を残しつつ、とりあえず、パブリックコメント募集も開始とか。
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 午後から、岡山県国公立幼稚園PTA連絡協議会幹事会。私は、県の副会長でもあります。陳情を県教育長、知事、議長宛に、お届けすることになります。

 それにしても、県レベルになると、南・北の違いは顕著で、例えば、高梁市では、全幼稚園で、3年保育が実現する運びですが、真庭市では、3年保育云々以前に、1年保育しか実施されていないところもあり、勝山以北は、幼稚園はなく、保育園だけです。
 久世では、幼稚園のPTA役員が全員男性の園もあります。

  一方、岡山市や倉敷市では、公立VS私立VS無認可、幼稚園VS保育園という、現状に、認定子供園が加わり、早晩、混乱する可能性もあります。
  
 少子高齢化という大きな流れの中で、親の生活都合や、自治体の財政事情により、良いとか悪いとかではなく、ともかく地域事情は様々であるということを思い知らされます。

 こうなると、まとまった要望というのも、なかなか難しかったりしますが、要は、子ども達がすくすく育つこと、大切なのは、その一点です。

 なお、平成21年度には、全国公立幼稚園PTA連絡協議会が、岡山で開催されるとか。
 おそらく、ここ数年で、就学前の施策は、かなり変わっているように思います。
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2006年7月15日(土)【夏がきた!!】
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 昨年に引き続き、家族全員5時起きで、某所で、クワガタムシ採集。♀ばかり6。実は、とある県施設の前なので、「○○さんから聞いております。」と、当直の方に、バレバレ。
 まずいな、噂になっているのか・・・。これは、恥ずかし〜。
 がしかし、いったい午前6時に、この県議会議員は、何を考えているのか?と思われても、もう一度は、♂を採りに行くのです。「なんか、○○さんが、採りおきしてるみたいなんですけど、♂要りますか?」と言われても、「いえ、自力でないと意味がありませんから!(←木を揺するだけじゃが)」と、頂戴しなかったゆえに。
 これもかわいい息子のため!(←ほんまかいな?)


 今日も蒸し暑い日でした。大切な方の会葬では、悲しみの見送りの後、私が指定外に駐車してしまっていたため、トラブル発生。誰なら?名刺を出せ!と言われても、謝り通しました。あ〜暑い。

 そこから、就職相談に、来春の統一地方選挙に出馬予定の高校の後輩との相談。一期生の私の後に、意外に早く、後輩が、政治の世界に入って来るのかな?あ〜暑い。

 いよいよ今日から夏祭りスタート。ある単位町内会の大規模な祭りでは、早くも、『ちびっこ音頭』。これを今年も何回も聞くことになるのかしら・・・・。あ〜暑い。

 専門店会青年会の仲間の結婚式二次会も、残念ながら長くおられず、夏祭りのはしごで、地元の南方へ。雨と汗で、びしゃこになりながら、『炭坑節』。かき氷に、雨のシロップをかけて食べるも、予定以上に早く終了して、先ほどまで、介護事業所関係者の勉強会。あ〜暑い。


 なにか、命が沸騰するかのようで、毎年、クワガタムシが出てきて、しかし、あとどのくらい、これが続いたら、私も死ぬのかな?と考えたりする、命が、沸き上がる一方で、あの世も開く夏です。

 獅子座の私としては、痩せる間もなく、熱く駆け抜けるのみ。
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2006年7月16日(日)【なんだまだ梅雨か】
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 世間は3連休とか。久方ぶりに護国神社を正式参拝して、山田方谷先生の勉強会。朝7時の時点で、今日の暑さを思わせましたが、境内の中を時折、すーっと、涼しい風が抜けることがあります。
 さすがに、奥市では、ムシ採りをしようかという気持ちにはなりません。護国神社には、少し日本の原自然の森の風情もあります。


 そこから、出石コミュニティハウスの竣工式。出石小学校は、廃校になり久しいですが、どっこい旧出石小学校区の地域コミュニティは、しっかり息づいています。むしろどんどん元気になります。
 今日は出店や地域の方の出し物もあり、出石小学校の資料も展示し、分団機庫も併設したコミュニティハウスは、これからの新しい地域の拠点になります。
 中央小学校のPTAを中心にした新しいコミュニティと、中心5小学校区の歴史と伝統のある地域コミュニティが、しっかり残っているのが、中心市街地の強みです。

 昼には、保護司の大先輩の褒章祝賀会で、光栄なことに、司会を務めさせて頂きました。ひょっとすると、私は、一番若い保護司かもしれません。
 日本の保護観察制度は、世界に誇るべきものですが、その実際の喜びに比して、精神的には、最もハードなボランティアと思われがちで、成り手が少ないのと高齢化も進み、さらには、犯罪被害者支援も含めて、新しい課題も生じています。
 永年の間、犯罪者を更正させるために尽力されるということは、本当はもう少し、高く評価され、広く知られても良いのですが、篤志家に支えられていると言っても、過言ではありません。


 その後、芸術家のTさんの個展に。なにか根っこの部分で、ひどく似ているような気がして、本当に大好きな方で、おりしも、遣らずの雨。あんなに悩んでいるのに、どこまでも純粋というか、本当に不器用な生き方をされているような気もしますが、きっと神様が、「かわいい」と思われるようなおじさんで、12年寄り添った犬に、毎日線香を上げるTさんは、やっぱり魅力的です。
 妙な通り雨で、いつのまにやら晴れていました。
 夕刻からは、天気も崩れましたが、うん、今日会えて、本当に良かったです。梅雨は、終わっていなかったのだなぁ、と思いつつ、ちょっと心に虹が架かっています。
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2006年7月17日(月・祝)【梅雨の悪あがき】
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 毎年「海の日」恒例のある地域のスポ少ソフト招待試合で、始球式。強烈なスピードボールの練習級に度肝を抜かれた選抜チームのバッテリーの横で、見事に、しぼいストライク。
 午前8時時点では、大丈夫でしたが、振ったりやんだりで、その後、どうなったことやら・・・・。ご指導の先生方、保護者の方々のご労苦には、頭が下がります。子ども達も、しっかりと感謝の気持ちで受け止めているのが、スポ少の素晴らしさ。

 就職相談の後、ドレミの街で始まったフリーマーケットに。異例の室内フリマですが、雨の日の利点が、今ひとつ伝わっていなくて、これからではありますが、おもしろい試みです。私も、25回フリーマーケットを運営しましたが、選挙初陣の事務所前で、フリマをやったのを懐かしく思い出しました。無手勝流の大胆さを蘇らせたいところ。


 ある地域で、田んぼに降り続く雨を見ながら、農作業場で四方山話。ずっと、朝に収穫されたインゲン豆のへたを切る作業を続けられながら、「生産者は生産するだけで、選果場のような所に持って行けたら、若い者もやる気になるけれどなぁ・・・」と。青空市場のようなところでは、やはり見てくれも、大切で、こうした細かい作業があるということに、、もう少し敬意を感じなくては・・・・。
 トウモロコシは、生でも十分食べられるということを再確認。

 暖かいけれど、日照時間が少なかったここまでで、多少農作物に影響が出るかもしれません。
 なにより、雨の降り方の性質が変わったということで、ここからの災害も、本当に気になるところです。
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2006年7月18日(火)【産業労働委員会県内調査】
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 本日は、終日、産業労働委員会県内調査。私の思いもあり、午前中は、県の外郭団体である信用保証協会へ。
 国民金融公庫と信用保証協会は、中小企業の金融支援の最後の砦とも言えます。最悪、代位弁済の未回収で、県費を突っ込むことになっても、機動性・即効性のある積極的な融資が強く望まれるところです。

 午後からは、西大寺の岡山市の新産業ゾーンに立地している非常に勢いのある企業の工場を訪ねました。いわゆる職人技の町工場の雰囲気とハイテクを駆使した工場の両面が見事にマッチしていて、なにか勇気が沸いてくる現場でした。こういう工場を訪ねると産学官の連携も非常にうまくいっています。

 さらに、西大寺警察署で、岡山市にある東、西、南、西大寺各警察署署の管内調査を同時に。先日の事件依頼、岡山県警察への信頼は期待と信頼は高まっていますが、課題も多いです。私も、2つの認識を要望として、求めました。
 ひとつには、例えば、安全安心まちづくりと言っても、足守地域のように、総社とも深い関わりがある地域には、総社の不審者情報が流される必要もあるように、警察の所管だけで判断できない場合もあること。
 ひとつには、例えば、浦安駐在所のように、近隣の宅地化が進み、環状道路が開通し、大型商業施設が進出してきたような場合、駐在所から交番への格上げが必要なケースも出てきているのではないかという認識。

 なお、私自身も、要望し続けてきた待望の「北長瀬交番(仮称)」も検討されているとか。大元、西、御南、大野学区界隈は、激変しているため、なるべく早く新しい交番の整備を進めたいところ。

 本日は、まだまだ委員会の懇談会が続くため、これにて失礼致します。
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2006年7月19日(水)【あぁ夏休み】
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 県北には、土砂崩れも発生し、旭川や西川や笹が瀬川の水嵩も増して、雨が降るにつれ、不安も大きくなります。夕立も、怖い!

 通知票を持った子ども達も、不快指数が高くなっているのでしょうが、どうあれ明日から夏休み。
 しかし、子どもには短く、親には長い夏休みも、午後にお邪魔した私立保育園では、あまり関係がありません。

 それにしても、国の施策である「認定子ども園」なるものの正体が不明で、果たして来春から、どういう形で、どこから登場するのか、ある意味戦々恐々ですが、まずは、認定権者の県も、市町村、なによりも、現場の状況や思いは、しっかりと受け止める必要があります。

 昨夜警察の方との懇談会で、ご子息も警察官であるという幹部の方も多く、家族を犠牲にしたように休みもなく働いてきた親の背中をしっかりと子ども達が見て、同じ職業に就くことほど、親として幸せはないのではないかな、と、思いました。
 いわんや誇りを持って、家業を継いでくれれば。

 ただ私は、間違っても、この職業に、子どもを就かせたくはありません。もちろん家業でもないです。願わくば、世界を股にかけて、本当に自由に飛び回って欲しいです。これから彼が大きくなるにつれて、子供心に、悩みを与えてしまうだろうから、それを申し訳なく思います。

 全ての子ども達の笑顔が弾ける夏休みでありますように。
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2006年7月20日(木)【かなわん雨】
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 実に嫌な感じで雨が降り続いています。先ほどの会で、萩原代議士のご指示もあり、明朝朝一で、浸水箇所に駆けつけますが、それにしても、今晩のこの雨が気になります。仮に台風並みの暴風雨なら、さらに尋常でない被害が出ているでしょう。実に、まずい雨です。炎天下で乾いても、今後の台風では、要注意です。
 先日に引き続き、今朝も、雨の中、溝掃除の要請のある側溝の現地調査。ある意味分かりやすいです。この際、ご要望があれば、お知らせ下さい。いろんなところで、水が逆流していることでしょう。
 午前中は、ある県有施設の雨漏り等を含めて当局担当者などと見て回りました。かなり老朽化しており、特に雨の日は、白い服の女の子が出るので、昨日、お祓いをしたそうな。その翌日の現地調査というのも、なにかのご縁でもあり、早く修理して、もう少し賑やかにしようよ〜。・・なんか、かなわん雨じゃなぁ・・・・。
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2006年7月21日(金)【旭川両岸道路】
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 午前8時過ぎから浸水・冠水現場を見るべく、旭川沿いに北上。御津から南下。夕刻まで、地域の方々のお話を伺いながら、被災地を見て回りました。気になるのは、ダム。
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 ↓詳しくは

 大原橋で、さっそく呆然と旭川の前に立たれる町内会長さんがおられ、えっちらおっちらと、河川敷の自動車練習場前の畑へ。被害は甚大です。砂利道は、濁流に流され、凸凹。野球場のベンチの上には、なぜかスイカ。子ども達に超人気のT先生のプレイパークも、被害が甚大と思われます。子ダヌキの水死体も。

 昨年の津山線の崩落事故を生々しく思い出しながら、大丈夫でしたか?と立ち寄りながら、さらに北上。道路の冠水は、川からではなく、山からの水。山自体に保水性が無くなってきているように思います。崖崩れも、気になるところ。


 問題の牧山クラインガルデン付近。表現が悪いですが、陸の孤島になりやすい条件が揃っています。

 堤防が最も低く、県道の嵩上げの要請が最も強い地域ですが、平成10年の大冠水に次ぐ規模の水が出ました。地域の方に、伺うと、通行止め一つとっても、当局からの連絡が遅く、立ち往生して、どんどん水に浸かっていく自動車の中で失神された方も出たとか。御津側も通行止めにすると、まさに、抜け道は、山越えしかなく、ここが土砂崩れでもあれば、怪我人が出たら、搬送は、ヘリコプターしかない状況になるのです。

 県道の嵩上げの際に、ポンプ設置をすることもさることながら、いわば遊水池になるような駐車場の使い方もあるのではないかとの案を頂きました。できることをまずは、具体的にしなくてはいけません。この8年間で何ができているのか・・・。

 ただここで、旭川ダムの放水について、住民への告知が十分ではないのではないかという気になる話を聞きました。


 そこから、たまたま御津の文化センターで、農林水産委員会の県内調査があり、地元議員として、合流。岡山県民局の概要説明を伺いました。幸い、県民局長や農林水産部長さんもおられ、対応について要請。
 岡山市御津の安信区長さんが来られ、浸水地域等へ局長を案内されました。とにかく、トップに現場を見て貰わなくては。
 午後から急に晴れてきました。明朝の幼稚園のペンキ塗りは、できそうです。・・・暑ぅう〜。
 
 
 そこから、旭川の左岸を南下。なぜか学区は同じでも、川を挟んで選挙区が異なるのが解せないのですが、JR牧山駅向かいの沈下橋を渡る対岸の町内へ。昨夜、萩原代議士が駆けつけられたということで、お邪魔したのですが、市長時代から、旭川ダムの放水がある度に、気にされていた地域であるとか。

 こちら岸の県道嵩上げ・拡幅の要請も非常に強く、岡山市御津町と牟佐を結ぶ幹線道路のはずが、途中、選挙カーも通れないような道になっています。
 背後に山も迫り、勢い防災面の不安もあり、沈下橋に替わるきちんとした橋が必要なのは自明です。

 平素は、岡山の四万十川と呼びたいほど美しく穏やかな風景なのですが、河川敷の畑は、壊滅状態。黄ニラが・・・。
 市の農林水産部の方と地域の方と現場を見て、話を伺ったのですが、旭川ダムの放水の仕方について、県へのご批判も頂きました。法の運用の仕方について、判断は難しいのでしょうが、いささか改良すべき点もあるような気がしてきました。
 放水200tで、沈下橋は沈み、1000tで、ここまで冠水と、経験則に基づいた動きを今回はとることができなかったとか。 


 たまたま今回死傷者は出ていませんが、もしもの時に大きな不安があることを知っていながら放置し、もしものことがあれば、行政や政治の不作為による責任は、免れないところです。

 もはや御津は、岡山市であり、この旭川の両岸の道路拡幅は、市政・県政発展のためにも最も重要な道路行政の課題であると思います。いずれも県道ですが、政令市になってから、市にやって貰おうという呑気な発想をしていては、まさに人命に関わります。

 それにしても、苫田ダムの放水により、海苔の青が戻ったというのがありますが、利水でなく、治水としてのダムの機能についても、この異常気象で改めて考える必要があるように思います。
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2006年7月22日(土)【テクノ福祉社会】
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 昨日までとうってかわって、ともかく今日は、真夏。
 本日は、朝一で、5月から2度延期になり、3度目の正直で開催になった地域のスポ少招待試合で、ご挨拶。「保護者の皆様や御指導頂いた先生方に、しっかり感謝して、勝って誉められ、負けても心から惜しんで貰える正々堂々の試合で、今日一日、頑張って下さい!」というのが、いつものパターンです。
 後段は、実は、倉敷の某県議から拝借したお気に入りのフレーズですが、子ども達の最近の選手宣誓には、必ず、「感謝」という言葉が入るのも、実に良いです。

 そこから、昨年に引き続き、PTA有志と先生方で、幼稚園の遊具や傘立てのペンキ塗り。今回も、多くのお父さん方が参加され、ワイワイと賑やかに。園庭には、ウマノスズクサが植えてあり、フワフワとジャコウアゲハが舞う中、ペンキ塗れになりましたが、やはり、「ままごとハウス」の塗装には、悔いが残ります。そろそろ、落書き消しの血もうずく真夏です。
 手際よく2時間で終了も、午前中は、結局やはり休憩。

 今日明日と、NPO法人福祉障害者作業所「ぱそこんハウス」さん主催の「第8回岡山パソコン関連福祉機器展」が、きらめきプラザ3階大会議室で開催されています。毎年お邪魔させて頂くのですが、今年も、20社以上のパソコン福祉機器開発企業が集われています。
 先ほどまで、中邑賢龍東京大学先端科学技術研究センター特任教授の「テクノ福祉社会」に関して、目から鱗のような講演を拝聴しました。インターネットを含めたテクノロジーによって、かなりの障害がカバーできることがあることと、逆に、やはり、技術の裏にある、あるいは、技術を使う際の心の重要性も、再認識させられました。
 ITの岡山&福祉の岡山の名物にされたいという黒川所長の思いがあります。どうか皆様奮ってご来場下さい。(明日は、午後3時までです)。
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2006年7月23日(日)【あの夏】
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 あの夏のせいで、なにか今年の夏は、じとじとするのでしょうか。
 朝一で、バレーボールスポ少招待試合。岡山シーガルスの野村まりさんといった目標にすべき選手が地元にいるのは素晴らしいことです。そこから学区のキックベースボール大会。子供用専用ユニフォームもある町内会もあり、熱気。
 さらに、私の「光」という文字も出展されていた天プラ(天神山文化プラザの略)の抱象会展へ。なお、25日からは、佐藤家の「暑」という作品が展示される岡山写真家集団展も開催されます。
 そこから、会社設立を祝う会で、『あの鐘を鳴らすのはあなた』を高カロリーで絶唱し、晴伸会ゆかた会、さらには、ある地域のカラオケ大会で、再び、『あの鐘を鳴らすのはあなた』。なんだか予想外に、わわわと凄いことに・・・。うーん。
 これからまた地域の夏祭り。

 雨で流れた行事が幾つかあり、勝手ながら、個人的には少し助かっているような気もしますが、なにか昨夏に政治の世界に起きたことの影響が、随所に出ており、正直こりゃしんどいなぁ、と思う事があります。
 あの夏がこうでなければ、こうはなっていなかったことも、実に多いなぁ、と思うにつけ、悲しくもなりますが、どうあれ、愚痴を言っても始まらず、現実的に対応しなければ仕方ありません。
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2006年7月24日(月)【新岡山市】
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 本日は朝から、新岡山市と新岡山市になる予定の区域などなどに本当に少し入らさせて頂きました。
 特に、岡山市との合併の約束としてのインターネット環境の整備の遅れや、都市と農村部の二重生活の課題、とりわけ、岡山市との合併に伴う諸課題についてお伺いし、たいへんに勉強になりました。幾つかは、さっそく9月定例会に上げていきたいと思います。
 新岡山市分については、政治活動という以前に、地域の雰囲気や課題というのが分かっていなかっただけに、少なくとも、選挙の際に、街宣ができるだけの問題意識を私自身持っていたいのは当然です。
 いわゆる市町村合併に伴う周辺部のさらなる周辺部化について、特に、岡山市の合併に伴うそれについては、県政の視野からも支援していくべきことが多々あるように思います。
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2006年7月26日(水)【土木予算はあるところにあるのか?】
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 本日は、いかにもたこにも暑いです。午前中に、幼稚園周辺4町内会の方々を園にお招きしての「そうめん流し」。幼稚園の先生方が、竹を切り出してきての手作りのイベントで、ミニトマトやキュウリがコロコロ転がる中、地域の方々や子ども達と、そうめんをすくうと、なにか、妙に美味く感じられました。


 昼には、岡山県民局で、土木委員会の県内調査に合流。概要説明。不思議なことに、岡山市内の委員がおられず、地元議員も3名のみの参加で、他地区議員から、土木予算は、「あるところにはあるのだな」という評価を一方的に受けてしまいました。

 確かに、笹が瀬川の改修に、今年度の事業費だけで18億円、中環状と外環状を繋ぐ竹田升田線の総事業費が150億円。さらに、いずれ三野公園下をトンネル抜ける岡山吉井線も動いていますから、そう見えなくもありません。十分とも思えませんが。

 受益者の総数が違うじゃないかという理屈は成り立つのですが、ただしかし、先般浸水した牧山地区のように、90%土地買収が済んでも、県道嵩上げにかかる20億円の捻出は、そうした意味合いだけでは、どうしようもないということにもなってしまいます。
 人数だけで押し切るのが、政治の役割でもありません。


 なによりも、政令指定都市を見越す中で、岡山市が、いずれ管理することになる現県道と、市道を結ぶ大枠の考え方も、明確に示される必要もあり、県の理解がないので道路行政が遅れると、市が言えなくなる時期が、早晩やってきます。市が、あらゆる交通体系を考えなくてはいけません。

 岡山市のことは岡山市で、と、県が言い出すのは、特に道路予算では顕著かもしれません。それが政令指定都市というものではありますが、「あるところにはあるのだな」という言葉は、「今ないところに、あるようにしたい」という言葉と裏腹ですから、ある意味、怖いです。しかし、覚悟も必要です。

 岡山市が、対国に対しても、県以上に行政能力を高めることが、政令指定都市の絶対必要条件で、それは、県のサイドから、とやかく言えることでも、言うべきことでもありません。
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 映画ロケで、常盤貴子さんが来岡!

 常盤貴子主演「筆子・その愛ー母として、妻としてー」が、「石井のおとうさんありがとう」の山田火砂子監督と現代プロダクションにより、どこかでクランクイン。
 私も、過日、山田監督に同行した児島の野崎邸や、倉敷アイビースクエアで、この月末に、ロケが行われます。また、急遽、岡山城界隈での撮影も希望され、今日も、県庁フィルムコミッション担当とやりとり。が、細かい日程、じぇんじぇんわかりましぇん・・・。

 商業ベースに乗る「バッテリー」の撮影隊はよく知りませんが、どこか頑固な職人気質のプロ集団ということもあり、本当に人生観が変わります。でも、お願いだから、もう少し、早く日程を固めてくれ〜。ま、しかし、なんとかしちゃうんだろうな、きっと。

 なお、制作協力券は、1200円で発売され、岡山では、先行上映の予定ですが、詳細は、後日。

 個人的には、これが、青春時代のアイドルの岡田奈々主演なら、もっと燃えるのですが・・。そう言えば、最近、見ないなぁ・・・。
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2006年7月27日(木)【遠い行政】
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 本日は、またまた幼稚園で、そうめん流し。本日は、いわゆる「ことばの学校」の子ども達と保護者の皆さんによる企画。私も、幼児言葉が、なかなか抜けなかったと母から聞いてはいますが、コミュニケーションのひとつとしての言語については、様々な問題を含んでいる場合があります。
 になるのは、気軽に相談できる場所が少なかったり、指導体制の脆弱さ、あるいは、これは、県にも責任があります。

 夕刻には、NGOの方や、ある業界の方との腹を割った話。なにか、行政に対して、あたかも「お上」に対するがごとく、市民・県民の皆様が萎縮しなくてはいけないとすれば、異常であると言わざるを得ません。まして、机上の仕事が多い県となれば、行政の側が、より一層市民サイドに歩み寄る努力が必要です。
 いつのまにやら、私自身が、対行政で、なにやかやと平気の平左になって、いわば慣れてしまっていたのではないかと、思い知らされました。痛めつけられて、行政不信にならざるを得ないような仲間を前に、実に悔しい!と感じました。
 議員は、どっちを向いて仕事をしていたのか?と言われても仕方ないのかなと。・・・実に悔しいです。
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2006年7月28日(金)【恥ずかしながら今週のコラムに】
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 私は、「ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟」の運営委員の一人ですが、その運営委員が、持ち回りで、下記、Web上に、コラムを連載しています。↓(先頭に、ht をおつけ下さい。)
 ついに、今週は、私の番になってしまいました。tp://www.local-manifesto.jp/gikaigiin/column/index.html
 私以外は、いずれも、この道の猛者ばかりで、私ごときが全国展開して良いのか疑問もありますが、書いてしまったモノは仕方ありません。
 ところで、このコラム集を本にするという計画もありますが・・・・きっと、売れないだろうな・・・・。

 今朝は、午前6時前から、友人家族をご案内し、某所で、クワガタムシ採り。♂2、♀6とコンスタントに採れるのが凄いです。朝から、猛暑。なんか、どこも、父ちゃん、忙しすぎるなぁ・・・。


 思うところがあり、知事、議長に、産業労働警察委員長として同行するという公務、8月13日から20日のタイ・ベトナム・カンボジア視察は、今日、断りました。せっかくの機会ですが、公務とはいえ、自分の中で、かなり曲げないといけないこともあったので、これで、実にすっきりしました。お盆は、亡父と岡山です。

 公費出張をラッキーと捉えるような今の私が、帯同させて頂いて、岡山県がどうなるものでなく、その費用は、是非、地道な活動をしているNGOの支援等にまわして欲しいものです。
 ま、スタディツアー等で、自費でも行く機会もあるでしょう。東南アジアは、逃げはしません。
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2006年7月29日(土)【吉備線LRT化沿線署名活動へ】
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 真夏生まれで、この空の青は、大好きですが、街にいるには、暑すぎます。今日は、あちこちで、お祭りですが、朝から、汗だらだらで、設営もたいへん!!
 私には、夏バテと小学校3年以降、夏休みの宿題を夏休み中に完成させた記憶がありません。なぜ、夏に痩せないのか??


 今朝の山陽新聞に掲載されていますように、JR吉備線LRT化に向けて、沿線4連合町内会が署名活動に入ります。皮切りは、私もお邪魔させて頂く、明日の一宮のフェスティバルからとか。これは、大きな動きです。

 実は、後援会報と共に、私が、JR吉備線LRT化について問うた6月定例会の議事録、未定稿の答弁書の写しを関連の一宮、高松、足守地区の町内会長各位には、既に送らさせて頂いていたのですが、いよいよ本格的な動きになってきました。
 ここまでのRACDAの地道な動きがあってこそ。


 ちなみに、知事の答弁は、
 『吉備線のLRT化についてであるが、何よりもまず岡山市がどのような方向性を出すのか、さらに地元機運の高まりも必要であると考えており、その状況を見極めながら適切に対応してまいりたい。』というものでした。

 まさに、『地元機運の高まり』をもって、市や県を押していく端緒になると思われます。ただしかし、県のJR三門駅の高架事業についても、直接影響する話ですから、ここから、様々な事も起こってくることでしょう。多くの話し合いが必要です。
 私自身のこれからの動きも、ポイントだな、と、自負もします。


 県議会で、路面電車について取り上げているのは、私ひとりだけなので、その責任も重いですが、岡山商工会議所さんに続いて、私の我が儘もあり、産業労働警察委員会の県外調査で、8月2日には、先日いち早くLRTを導入した富山港線の調査に入ります。
 委員会に、議長や諸先輩がいらっしゃるのが、心強いです。

 まさに、ある意味では、政令指定都市・岡山の街の品格を上げる最大の夢がある目玉事業であるとも言え、市・県・国、市民団体、JR、地域住民が、協働で動かす久方ぶりのビックプロジェクトが、まさに進行中ということです。

 これができれば、本当に物凄いことだというのは、岡山県民より、おそらく他県民の方が、あるいは、日本中が、ご存知になるほど、インパクトが強い話です。
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2006年7月31日(月)【映画・筆子(常磐貴子さん)撮影快調!!】
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 今朝は、ここ数日来盛り上がっているJR吉備線LRT化について、当局と新聞社に確認し、幾分ニュアンスの違い、特に県当局には、いまだ戸惑いが感じられるものの、流れ自体ができつつあるのは事実で、ともあれ、市当局の本気の計画素案が待たるところです。
 おそらく、鉄道法、軌道法の関係からの用地買収、総社までの電化・複線化、起点をどうするか等、かなり課題も多いのですが、金額まで含めた素案が示される必要があります。
 岡山市のこれからの動きに大いに期待させて頂きます。

 ファジアーノ岡山のJリーグ昇格はもちろん、この20日には、岡山商工会議所青年部(YEG)の皆様のお力で、四国アイランドリーグの公式戦(香川VS高知)が、岡山で開催されますが、中四国州を言うなら、「中四国リーグ」で、岡山や鳥取の独立リーグの野球チームがあっても良いところ。

 政令指定都市・岡山の街の品格として、市民球団とLRT延伸は、って当然だと私は思います。この夢(指)、と〜まれ!です。
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 本日は、午後から、児島の野崎邸で、「筆子その愛〜天使のピアノ〜」の撮影現場にお邪魔しました。本日は、休館日ですが、野崎邸が見事なセットに。ここまでの倉敷のフィルムコミッションコンソーシアムの方のご努力に、心からの感謝です。

 石井筆子は、実は、岡山県に縁もゆかりもないのですが、石井十次の映画「石井のお父さんありがとう」の山田火砂子監督つながり。

 文字通り、木を蹴って、蝉の鳴き声を蹴散らしながらの暑く、熱い30人以上のスタッフが動き回る現場で、快調な撮影が行われていました。
 それにしても、名優・加藤剛さんの感じの良さ、常盤貴子さんの女優の男っぽさ(?)には、なるほどなぁ、と感心しました。

 岡山県庁産業労働部のフィルムコミッションには、私が働きかけて、ロケハンをして、こうなってしまったような経緯がありますが、岡山では、ボランティアでYさんが、大車輪の働き。弁当から、搬送から、出演の赤ちゃんの調達まで。

 問題は、この後の製作協力券の発売ですが、ともかく撮影中は、そのことを忘れるべ!!どうあれ、岡山ゆかりの映画になっちまったものは仕方ないです。T社長の願い通り、岡山県民の皆さんは、きっと応援して下さるさ!(←後づけリーチみたいじゃな〜。)


 なお、明日は、岡山城の石垣を使ってのロケが、午後2時から3時の間に行われます。常盤貴子さんが歩かれるシーンの撮影です。本当にワンシーンですので、長い撮影ではありませんが、わりと近くで見られそうな予感も。

 子ども達の夏休みの思い出に、是非、ロケ現場をご覧になっては如何でしょう?きっと、製作協力券を購入し、完成作品も見たくなるに違いありません!!
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